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今年もやって来たオシドリ

今日は先日のクマタカポイントで目にしたオシドリをご紹介します。

オシドリ(Mandarin Duck)はシベリア南東部、中国東部、朝鮮半島、日本などで繁殖し、冬季は中国南東部などに移動し越冬する体長約45cmのカモ科オシドリ属の鳥で、日本では留鳥または冬鳥として主に北海道や本州中部以北で繁殖し、冬季は西日本などで越冬するものが多いことが知られています。

当ダム湖では昨シーズン100羽を越えるオシドリを目にしましたが、今シーズンもやって来てくれたようで、この日も20羽近くのオシドリが列になって湖上で泳いでいました。

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少しトリミングしてみました。多くのオシドリはこの時期、既に繁殖羽に換羽していましたが、そんな中、少数のエクリプスが混じっていました。(先頭の2羽)

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先頭手前と最後尾はエクリプス。

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真ん中と右側の個体はエクリプス。

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今年もダム湖にやって来てくれたオシドリですが、多くのオシドリはこの時期、既に繁殖羽に換羽していましたが、そんな中、少数のエクリプスが混じっていました。一般に多くの野鳥は春頃になると非繁殖羽(冬羽)から繁殖羽(夏羽)に換羽しますが、カモの場合は換羽時期が早く、秋の終盤には非繁殖羽から繁殖羽に換羽するものが多く、その換羽中の個体をエクリプス(日食、覆い隠すの意)と呼んでいるようです・・・


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上空を通過したオオタカ

昨日の続きで、今日は同じく自宅近くの貯水池で目にしたオオタカをご紹介します。

オオタカ(Northern Goshawk)はユーラシア大陸と北アメリカ大陸に広く分布する体長50~58.5cmのタカ科ハイタカ属の猛禽で、分布域により10亜種に分かれており、そのうち日本では①亜種オオタカ(Accipiter gentilis fujiyamae)が九州北部以北に留鳥として分布(その他の地域では冬鳥)するほか、②シベリア北東部に分布する亜種シロオオタカ(Accipiter gentilis albidus)が稀に飛来し、北海道、青森県、山形県、新潟県などで記録があるようです。

貯水池堰堤上空を突然通過していった亜種オオタカの成鳥。成鳥は腮以下の体下面は白色で、下雨覆まで黒褐色の横斑があるのが特徴で、見た目によく似たハイタカは一回り小さく、橙褐色の横斑である点が異なります。

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今日は自宅近くの貯水池で目にしたオオタカをご紹介しましたが、当貯水池では秋の深まりとともに水浴びにやって来るカラスが増えてきますが、そのカラスを狙ってオオタカがやって来ることが多く、冬場の楽しみの一つになっています・・・


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冬鳥のタヒバリ

昨日の続きで、今日は同じく自宅近くの貯水池で目にしたタヒバリをご紹介します。

タヒバリ(Buff-bellied Pipit)はユーラシア大陸東部の亜寒帯地方やサハリン、千島列島、アラスカ、北アメリカのツンドラ地帯、グリーンランド西部、アメリカ北東部、ロッキー山脈等で繁殖し、冬季は朝鮮半島、日本、メキシコ、中央アメリカなどに渡り越冬する体長約16cmのセキレイ科タヒバリ属の鳥で、分布域により3亜種に分かれており、日本ではユーラシア大陸東部の亜寒帯地方やサハリン、千島列島などで繁殖する亜種タヒバリ(Anthus rubescens japonicus)が冬鳥として本州以南に渡来し、北海道では春秋の渡りの時期に通過する旅鳥として知られています。

自宅近くの貯水池にやって来た冬鳥のタヒバリ。頭頂から体上面は褐色で、嘴基部、足は橙褐色、眉斑と体下面は淡褐色で黒褐色の縦斑が明瞭です。この個体は雨覆に幼羽が残ることから第1回冬羽と思われます。

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今年生まれの若い個体のようで、警戒心もあまりなく目の前に出てきてくれました・・・

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当地では冬鳥として毎年渡来するタヒバリですが、秋の深まりとともに今年もやって来てくれました。春の旅立ちまでのんびり過ごしてほしいものです・・・


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シモツケとオオジュリン

今日は自宅近くの貯水池に立ち寄ったオオジュリンをご紹介します。

オオジュリン(Common Reed Bunting)は夏季にユーラシア大陸の中~高緯度地域で繁殖し、冬季はアフリカ大陸北部やユーラシア大陸南部へ南下し越冬する体長約16cmのホオジロ科ホオジロ属の鳥で、分布域により19亜種に分かれており、日本ではシベリア中南部、モンゴル北東部からカムチャッカ半島、千島列島、北日本、中国北東部にかけて繁殖し、冬季は南下し越冬する亜種オオジュリン(Emberiza schoeniclus pyrrhulina)が夏季に北海道と東北地方で繁殖し、冬季に本州以南に南下し越冬することが知られています。

そんな亜種オオジュリンですが、南下の途中、自宅近くの貯水池の堰堤に立ち寄ってくれたようで、ピンクの花が美しいシモツケの上に姿を見せてくれました。この個体は体上面が淡褐色で、背、雨覆に黒褐色の縦斑があり、雨覆に幼羽が見られることからメスの第1回冬羽と思われます。

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今日は渡りの途中、自宅近くの貯水池堰堤に立ち寄ってくれた亜種オオジュリンをご紹介しましたが、ピンクの花が美しいシモツケに乗ったオオジュリンはなかなか魅力的でした・・・


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オオハクチョウ&コハクチョウ

今日は粟島に渡る前、港近くの池で目にしたオオハクチョウとコハクチョウをご紹介します。

オオハクチョウ(Whooper Swan)はユーラシア大陸北部、アイスランドで繁殖し、冬季になるとイギリス、イタリア北部、スイス、カスピ海や黒海沿岸、中国東部、朝鮮半島、日本などで越冬する体長約140cmのカモ科ハクチョウ属の鳥で、日本では冬鳥として本州以北の湖沼や河川、内湾、河口に渡来し、東北地方や北海道、日本海側に多いようです。

一方のコハクチョウ(Tundra Swan)ですが、こちらはユーラシア大陸、北アメリカの北部で繁殖し、冬季になるとヨーロッパ西部から東アジア、南アジアにかけてと、アメリカの東海岸、西海岸沿岸部で越冬する体長約120cmのカモ科ハクチョウ属の鳥で、分布域により2亜種に分かれており、日本に渡来する多くはユーラシア大陸で繁殖する亜種コハクチョウですが、北アメリカ北部で繁殖する基亜種アメリカコハクチョウも少数ながら渡来することが知られています。

公園内の池で仲良く一緒に泳いでいたオオハクチョウ(左側)と亜種コハクチョウ。オオハクチョウは亜種コハクチョウより一回り大きく、頸も長く、嘴基部の黄色部が大きく先端が尖っているのが特徴です。

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こちらは亜種コハクチョウ同士。

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こちらは亜種コハクチョウのファミリーでしょうか・・・ 左側の若鳥は全体に褐色の幼羽が多く、嘴はピンク色を帯びています。

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今日は日本海側の小さな池で目にしたオオハクチョウと亜種コハクチョウをご紹介しましたが、関東ではこの時期まだあまり目にすることのないこれら冬鳥も、日本海側では一足早く目にすることが出来るようです・・・


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島に立ち寄ったルリビタキ

昨日の続きで、今日は同じく粟島で目にしたルリビタキをご紹介します。

ルリビタキ(Red-flanked Bluetail)は夏季はフィンランドから日本に至るユーラシア大陸の北部で繁殖し、冬季は東南アジア、日本、台湾などで越冬する体長約14cmのヒタキ科ルリビタキ属の鳥ですが、日本では留鳥または漂鳥として北海道、本州、四国の平地から亜高山帯で繁殖し、冬季は本州以南の平地から山地の常緑広葉樹林、公園などで越冬することが知られています。

そんなルリビタキですが、移動の途中、島に立ち寄ってくれたようで、農耕地脇のブッシュでは1羽のメスが姿を見せてくれました。体全体がオリーブ褐色で、アイリングは白く、脇はオスよりもやや鈍い橙色で、オスに比べ大変地味ではありますが、腰から尾はオス同様に青色をしている点が唯一ルリビタキらしさを主張しています。

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日本では留鳥または漂鳥として北海道、本州、四国の平地から亜高山帯で繁殖し、冬季は本州以南の平地から山地に移動し越冬するとされるルリビタキですが、粟島のような日本海側の島嶼にやってくるルリビタキは果たしてどこからやって来るのでしょうか・・・


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渡り途中のジョウビタキ

昨日に続き、今日は同じく粟島で目にしたジョウビタキをご紹介します。

ジョウビタキ(Daurian Redstart)はシベリア、モンゴル、ヒマラヤ東部から中国、朝鮮半島で繁殖し、冬季、中国南東部、日本からインドシナにかけて越冬する体長約14cmのヒタキ科ジョウビタキ属の鳥で、分布域により2亜種に分かれており、日本にはシベリア、モンゴルから中国北東部、朝鮮半島で繁殖し、冬季、中国南東部、日本などで越冬する基亜種ジョウビタキ(Phoenicurus auroreus auroreus)が全国各地にやって来ます。

そんなジョウビタキですが、日本への渡りの途中でしょうか、島に立ち寄ってくれました。こちらは頭頂から後頸が灰白色で、額の一部と顔、喉、背、翼が黒褐色。胸以下の下面は赤橙色で、三列風切基部に大きな白斑があるオス。

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こちらは頭部から体上面は灰褐色で、腮以下の体下面は淡褐色のメス。メスも三列風切基部に小さな白斑があり、紋付のように見えます。

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今日は渡りの途中、島に立ち寄ったジョウビタキをご紹介しましたが、昨日のミヤマホオジロ同様、この後、日本では冬鳥として各地に移動していくものと思われます・・・


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移動途中のミヤマホオジロ

昨日に続き、今日は同じく粟島で目にしたミヤマホオジロをご紹介します。

ミヤマホオジロ(Yellow-throated Bunting)は夏季にシベリア東部、中国や朝鮮半島などで繁殖し、冬季には中国南部や日本、台湾などへ南下し越冬する体長約15.5㎝のホオジロ科ホオジロ属の鳥で、分布域により2亜種に分類されており、日本にはシベリア東部、中国北東部、朝鮮半島などで繁殖する基亜種ミヤマホオジロ(Emberiza elegans elegans)が冬季に越冬のため渡来します。

雨水を溜めるために畑に置かれたボートに水飲みにやって来たミヤマホオジロのオス。発達した冠羽に黄色い眉斑と喉、黒い過眼線と胸部の三角斑が印象的です。

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こちらは上記個体に比べ、頭頂、過眼線、胸部の三角斑の黒色が淡いことからオスの第1回冬羽でしょうか・・・

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こちらは別の畑で目にしたミヤマホオジロのメス。額から頭頂、頬が黒褐色で、オスに見られる鮮やかな黄色の眉斑や喉、胸の黒色斑はありませんが、冠羽だけはオス並みに立派です。

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今日は移動の途中、島に立ち寄ったミヤマホオジロをご紹介しましたが、当地でしばらく休んだ後、日本では冬鳥として各地に移動していくものと思われます・・・


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マヒワ

昨日の続きで、今日は同じく粟島で目にしたマヒワをご紹介します。

マヒワ(Eurasian Siskin)は夏季に西ヨーロッパ、北ヨーロッパからロシア東部、中国北東部にかけて繁殖し、冬季はアフリカ大陸北部や中東、中国南部にかけて越冬する体長12~13cmのアトリ科Spinus属の鳥で、日本には冬季に越冬のため飛来するほか、北海道から本州中部では局地的に繁殖することが知られています。

島を訪れたこの時、まさに移動のピークを迎えているようで、島では至るところにマヒワが溢れていました。こちらは顔から胸以下の体下面、背以下の体上面が淡黄色で、額から頭頂、翼、尾は淡黒色。大雨覆と三列風切の羽縁、風切基部が黄色で、小翼羽、大雨覆に幼羽が残り、胸から脇には黒褐色の縦斑があることからオスの第1回冬羽と思われます。

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地面に降り、盛んに採餌していたマヒワ。左の個体は全体的に白っぽく、頭頂から背、胸から脇に黒褐色の縦斑があることからメスの第1回冬羽と思われます。

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今日は移動の途中、島に立ち寄ったマヒワをご紹介しましたが、マヒワは従来、ベニヒワやコベニヒワ、ゴシキヒワなどと同じくCarduelis属(マヒワ属)に属していましたが、現在マヒワやベニヒワ、コベニヒワはCarduelis属から分離し、マヒワはSpinus属(マヒワ属?)に、ベニヒワとコベニヒワはAcanthis属(ベニヒワ属?)となっており、次期改訂版では属の見直しが行われるものと思われます・・・


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頭頂の黄色が鮮やかなキクイタダキ

昨日の続きで、今日は同じく粟島で目にした頭頂の黄色が鮮やかなキクイタダキ(英名:Goldcrest、学名:Regulus regulus japonensis)をご紹介します。

和名は頭頂に菊を戴いたように見える冠羽があることから、英名は金色の冠羽から、また、学名の属名、種小名の”Regulus ”はラテン語で「小さな王」という意味で、これは頭頂部の黄色い冠羽があたかも王冠を戴いているようだということから名付けられたキクイタダキですが、島ではそんな鮮やかな冠羽を見せてくれました。

たわわに実ったスギの実を食べにやってきたキクイタダキ。

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よく見ると、黄色の冠羽の内側に少しばかり朱色の斑が見られることから、この個体はオスと思われます。

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夢中で実を食んでいたキクイタダキ。鮮やかな朱色の斑をたっぷりと見せてくれました・・・

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今日は鮮やかな朱色の冠羽を見せてくれたキクイタダキのオスをご紹介しましたが、一般的にこのうような冠羽を見せつけるのは縄張り争いやディスプレイの時と思われますが、この時は美味しい実を独り占めしようとして邪魔されないようにアピールしたのでしょうか・・・


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群れで入って来たキクイタダキ

昨日の続きで、今日は同じく粟島で目にしたキクイタダキをご紹介します。

キクイタダキ(Goldcrest)はヨーロッパから極東に至るユーラシア大陸の高緯度から中緯度の地域に広く分布する体長約10cmのキクイタダキ科キクイタダキ属の鳥で、分布域により14亜種に分かれており、日本ではシベリア南東部から中国北東部、朝鮮半島、日本にかけて分布する亜種キクイタダキ(Regulus regulus japonensis)が留鳥または漂鳥として北海道から本州中部の山地から亜高山帯に生息し、冬季は平地から山地に移動することが知られています。そんなキクイタダキですが、移動の途中でしょうか、大きな群れが海岸線の松林で盛んに動き回っていました。

忙しく動き回っていたキクイタダキ。頭頂は黄色で、額、背以下の体上面は淡黄緑色。顔は灰褐色で、眼先から眼の周囲は白っぽく、風切基部が黒く、中・大雨覆、三列風切先端が白色のため2本の翼帯となって目立ちます。

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よく見ると何やら小さな虫を咥えていました・・・

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今日は新潟県・粟島で目にしたキクイタダキをご紹介しましたが、日本に生息しているのは日本、韓国、中国、シベリア の東アジアで繁殖する亜種Regulus regulus japonensisで、留鳥または漂鳥として北海道から本州中部の山地から亜高山帯に生息し、冬季は平地から山地に移動するとされていますが、このように日本海側の島嶼で見られる個体は日本国内だけでの移動なのか、あるいは大陸からの移動なのか疑問が残ります・・・


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ヤマヒバリ

昨日の続きで、今日は同じく粟島で目にしたヤマヒバリをご紹介します。

ヤマヒバリ(Siberian Accentor)はシベリア東部から極東の高山帯や寒帯で繁殖し、冬季は中国北東部、朝鮮半島などで越冬する体長14~15cmのイワヒバリ科カヤクグリ属の鳥で、日本には数少ない冬鳥または旅鳥として飛来しますが、特に日本海側の島嶼では秋に比較的よく見られるようです。

そんなヤマヒバリですが、帰りの船に乗船する直前、港近くの公園でカシラダカの群れに混じって夢中で採餌している姿を見ることができました。草に埋もれ全身が見えませんが、頭頂、過眼線から頬が黒褐色で、眉斑、体下面はやや赤みを帯びた褐色という特徴を何とか確認することができました。

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英名からも分かるようにシベリア東部から極東の高山帯や寒帯で繁殖するヤマヒバリは、冬季には越冬地である中国北東部や朝鮮半島などに渡ることが知られています。日本海側の島嶼は渡りのルートにあたるようで毎年複数個体が観察されており、私たちの目を楽しませてくれます・・・


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ベニヒワ

秋の渡りの鳥たちに会いたくて新潟県・粟島に行ってきましたので、今日から当地で出会った鳥たちをご紹介します。

最初は海岸線の松林で目にしたベニヒワです。

ベニヒワ(Common Redpoll)は夏季にヨーロッパ北部、シベリア、アラスカ、カナダ、グリーンランド、アイスランドで繁殖し、冬季、ヨーロッパ南部、イギリス諸島、アジア中央部、アメリカ北部にかけて越冬する体長13~14cmのアトリ科Acanthis属(ベニヒワ属?)の鳥で、分布域により2亜種に分かれており、日本にはヨーロッパ北部、シベリア、アラスカ、カナダで繁殖し、冬季、ヨーロッパ南部、アジア中央部、アメリカ北部にかけて越冬する亜種ベニヒワ(Acanthis flammea flammea)が主に北海道、本州北部に越冬のため飛来しますが、イスカやレンジャクなどと同様、年によって飛来数の変動が大きいことが知られています。

マヒワの群れに混じってマツの実を盛んに啄ばんでいたベニヒワ。大雨覆に幼羽があり、胸に紅色みがないことからメスの第一回冬羽と思われます。

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英名、和名の由来ともなった額の赤色斑がとても印象的です・・・

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従来の分類ではマヒワ属(Carduelis属)に分類されていたベニヒワですが、現在、IOC(国際鳥類学会議)ではコベニヒワ(Arctic Redpoll)などとともにAcanthis属(ベニヒワ属?)として分類されています。また、同様にマヒワ属(Carduelis属)に分類されていたマヒワ(Eurasian Siskin)は北アメリカのヒワ類とともにSpinus属に分類されています・・・


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クマタカ幼鳥の取り付き

昨日の続きで、今日は同じくクマタカ(Mountain Hawk-eagle)幼鳥の取り付きシーンをご紹介します。

対岸の山をバックに飛翔していたクマタカの幼鳥。

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飛翔時には空気抵抗を減らすため、足を体に密着して飛翔するクマタカですが、そろそろ何処かに降りるのか、足を少し体から離し・・・

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尾羽を開きながら体を立て、急ブレーキをかけ始めました・・・

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枝につかまるため足を伸ばしました・・・

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木に取り付く直前の幼鳥。足が太く逞しいですね・・・

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今日はクマタカ幼鳥の取り付きシーンをご紹介しましたが、飛び出しシーンもいいものですが、このような取り付きのシーンも見ごたえがあります・・・


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久し振りのクマタカ幼鳥

久し振りにクマタカ(Mountain Hawk-eagle)に会いたくなり、いつものポイントに向かいました。現地につくと遠くの稜線近くにとまっている幼鳥を発見。急いで機材を準備し撮影しました。

遠くの稜線近くにとまっていたクマタカの幼鳥。

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近くにいる親鳥に餌をねだっているのか、大声で鳴いていました・・・

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その後飛び出した幼鳥。

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初めて姿を見てから4ヵ月ほど経ったクマタカ幼鳥ですが、行動範囲もかなり広くなったようで、対岸の山バックに飛び回っていましたが、まだ自分では十分な獲物は獲れないようで、今しばらくの間は親鳥へのおねだりは続きそうです・・・


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渡り途中のアリスイ

昨日の続きで、今日は同じく自宅近くの貯水池で目にしたアリスイをご紹介します。

アリスイ(Eurasian Wryneck)はヨーロッパから極東アジアの中緯度地域で繁殖し、冬季、北東アジア、南アジア、東南アジア、アフリカに渡り越冬する体長約18cmのキツツキ科アリスイ属の鳥で、分布域により6亜種に分かれており、従来、日本では夏鳥として北海道と東北地方の一部に渡来し、冬季は本州中部以西で越冬する亜種アリスイ(Jynx torquilla japonica)のほか、亜種シベリアアリスイ(Jynx torquilla chinensis)も渡来するとされていましたが、現在、IOC(国際鳥類学会議)では亜種Jynx torquilla japonicaを亜種Jynx torquilla chinensisに吸収させ同一亜種としています。

貯水池の堰堤で目にしたアリスイ。全身灰褐色で黒褐色や茶褐色の細かい複雑な斑があり、後頭から背にかけて黒褐色の縦斑があるのが特徴です。

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当地に立ち寄ったアリスイは北海道、本州北部で繁殖した後、越冬地である本州中部以西への移動途中に立ち寄った個体と思われますが、それにしても、従来の亜種アリスイ(Jynx torquilla japonica)が亜種シベリアアリスイ(Jynx torquilla chinensis)に吸収された現状では、和名的には亜種シベリアアリスイは亜種アリスイに変更になるのでしょうか・・・


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渡り途中のノゴマ

今日は渡りの途中、地元に立ち寄ってくれたノゴマをご紹介します。

ノゴマ(Siberian Rubythroat)は夏季にシベリア、モンゴル北部、中国、ロシア、北朝鮮、韓国、日本でなどで繁殖し、冬季は東南アジア、フィリピンなどで越冬する体長15~16cmのヒタキ科ノゴマ属の鳥ですが、分布域により3亜種に分かれており、そのうち日本にやって来るのは、カムチャッカ半島、千島列島、北海道などで繁殖し、冬季は東南アジアやフィリピンなどで越冬する亜種Calliope calliope camtschatkensisとされています。

地元の貯水池堰堤に立ち寄ってくれたノゴマのオス。オスは英名のごとく腮から喉の部分が美しいルビー色をしています。(メスは白色または淡褐色)

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従来の分類では、コマドリ、アカヒゲ、オガワコマドリ、コルリ、シマゴマなどと同じくLuscinia属(ノゴマ属)として分類されていたノゴマですが、現在、IOC(国際鳥類学会議)ではノゴマはCalliope属(ノゴマ属)に、コマドリ、アカヒゲ、コルリ、シマゴマなどはLarvivora属(コマドリ属)に、オガワコマドリはLuscinia属(サヨナキドリ属)として分類しており、日本鳥類目録次期改訂版ではこれらについても分類の見直しが行われるものと思われます・・・


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シモツケとノビタキ

今シーズン、何度もご紹介した渡り途中のノビタキ(Stejneger's Stonechat)ですが、ピンクの花が美しいシモツケにとまってくれましたので、今日はそんなノビタキをご紹介します。

渡りの途中、自宅近くの貯水池堰堤のシモツケにとまったノビタキ。この個体は初列雨覆先端にバフ色の斑があることから第1回冬羽と思われます。

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尾を少し広げてくれました。尾基部の茶褐色と先端の黒色斑との対比が鮮やかです・・・

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飛び出しました・・・  腰と上尾筒が白いのが分かります。

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今日はピンク色の花が美しいシモツケにとまってくれたノビタキをご紹介しましたが、やはり花がらみの野鳥は魅力がありますね・・・


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鷹斑(タカフ)があるタカブシギ

昨日に続き、今日は同じく調整池で目にしたタカブシギをご紹介します。

タカブシギ(Wood Sandpiper)はヨーロッパ北部・中部からシベリア東部、中国北東部にかけユーラシア大陸北部で繁殖し、冬季はアフリカ、インド、東南アジア、ニューギニア、オーストラリアなど南方にに渡り越冬する体長約20cmのシギ科クサシギ属の鳥で、日本では旅鳥として春と秋の渡りの時期に全国的に渡来するほか、関東地方以西ではごく少数が越冬することが知られています。

調整池の浅瀬でたたずんでいたタカブシギ。この個体は白く明瞭な眉斑があり、体上面は褐色みが強いことから冬羽の移行中の幼鳥でしょうか・・・

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突然飛び出しました・・・ 腰から尾の上部が白く、尾には和名の由来ともなった鷹斑(細い褐色横斑)を確認することができます。

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英名はユーラシアの主に高緯度地帯に広く繁殖し、林の開けた沼や湿地で繁殖することからWood Sandpiperと名付けられたタカブシギですが、一方、和名は尾に鷹斑(タカフ)のような細い褐色横斑があることから名付けられています。今回、偶然ではありましたが、飛翔時にそんな鷹斑を見ることができました・・・


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旅鳥 クロハラアジサシ

今日は同じく調整池で目にしたくクロハラアジサシをご紹介します。

クロハラアジサシ(Whiskered Tern)はヨーロッパ南部から中央アジア、アフリカ、南アジア、中国東北部、オーストラリアなどの点在した地域で繁殖し、北方で繁殖した個体は冬季アフリカ、インド、東南アジア、オーストラリアなどに南下し越冬する体長33~36cmのカモメ科クロハラアジサシ属の鳥で、分布域により3亜種に分かれています。日本ではアフリカ北部、ヨーロッパ南西部から中央アジア、シベリア南東部、中国、東南アジアで繁殖し、冬季はアフリカ、南アジア、東南アジア南部からスラウェシ島、フィリピンにかけて越冬する基亜種Chlidonias hybrida hybridaが旅鳥として5月~10月にかけて各地で観察され、特に南西諸島では多く見られるようです。

調整池の杭で羽根を休めていたクロハラアジサシ。頭頂から後頸は黒褐色で、バフ色の羽縁があり、背からの体上面は黒褐色で、淡褐色の羽縁があり、眼の後方には大きな黒褐色斑があることから冬羽に移行中の幼鳥と思われます。

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こちらは調整池の上を獲物を探しながら飛翔していた同じ個体。

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今日は渡りの途中、調整池に立ち寄ったクロハラアジサシの幼鳥をご紹介しましたが、当地で体力をつけた後、越冬地である南の地に向け旅立っていくものと思われます・・・


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チュウヒの幼鳥

昨日の続きで、今日は同じく調整池の周辺を飛翔していたチュウヒをご紹介します。

チュウヒ(Eastern marsh Harrier)はシベリア中部から中国北東部、日本にかけて繁殖し、冬季は東南アジアなどに南下し越冬する体長48~58cmのタカ科チュウヒ属の猛禽で、日本では冬鳥または留鳥として全国で生息し、主に中部以北の葦原で局地的に繁殖していますが、近年では九州北部から西日本でも少数の繁殖が確認されているようです。また、チュウヒは羽色の変異が多く、羽色が褐色のごく普通に見られるタイプと、マダラチュウヒに似て頭頸部や雨覆が黒褐色で、風切、尾羽が青灰色をしたいわゆる「大陸型チュウヒ」の2つのタイプが知られています。

調整池上空を旋回していたチュウヒ。この個体は羽色が褐色のごく普通に見られるタイプです。

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比較的近くにやって来てくれました。よく見ると虹彩は暗色で、頭頸部にクリーム色みがあることから幼鳥と思われます。

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調整池の周りを暫く旋回した後、塒に降りていきました。

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冬季、葦原などでよく見かけるチュウヒですが、当地は繁殖地のようで、この時期、幼鳥が何度も上空を旋回し、目を楽しませてくれました・・・


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局地的に繁殖するケリ

昨日の続きで、今日はワライカモメのいる港近くの調整池で目にしたケリをご紹介します。

ケリ(Grey-headed Lapwing)はシベリア東部、中国北東部・東部、日本で繁殖し、冬季、大陸の個体は東南アジアに渡り越冬する体長約36cmのチドリ科タゲリ属の鳥で、日本では留鳥として近畿地方以北の本州に分布し、局地的に繁殖していることが知られています。

調整池の浅瀬で採餌していたケリ。夏羽では青灰色だった頭部はこの時期、褐色みを帯びていました。

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嘴は黄色で先端が黒く、足は黄色くて長く、虹彩は赤褐色で黄色いアイリングがあるのも本種の特徴です。

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大きく羽ばたきましたが、真っ白な体下面、次列風切、雨覆の一部と、黒色の初列風切、雨覆との対比が実に鮮やかです・・・

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上面から見ると、灰褐色、白色、黒色の3色の対比が鮮やかです。

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日本においては、かつては主に東北地方に分布していたとされる留鳥のケリですが、近年、分布が拡大し、現在では中部地方、関西地方を中心とした近畿以北の本州に分布し、最近では中国地方・北部九州など西日本でも繁殖が確認され始めているようです・・・


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ワライカモメの飛翔

昨日の続きで、今日は同じくワライカモメ(Laughing Gull)の飛翔シーンをご紹介します。

近くの岸壁で漁師さんの与えた魚の内臓を食べるために、ウミネコたちと一緒に飛び出したワライカモメ。

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海面すれすれに低く飛んでいきます・・・

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飛翔すると翼後縁が白いことが分かります。

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ぐんぐん近づいてきました。近くで見ると、黒く見えた嘴もかなり赤みを帯びていることが分かります。

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昨日に続き、今日は迷鳥ワライカモメの飛翔シーンをご紹介しましたが、間近にやって来たワライカモメは大変美しく、魅力的でした・・・


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迷鳥 ワライカモメ

迷鳥ワライカモメがまだ滞在しているというので、少し足を延ばして現地を訪れました。

ワライカモメ(Laughing Gull)はカナダ南東部、アメリカ東部・南部の海岸線からアメリカ南西部、メキシコ西部、中央アメリカ東部、西インド諸島、ベネズエラ北部にかけて繁殖し、冬季、ペルー南部やブラジル北部に渡り越冬する体長約40cmのカモメ科Leucophaeus属の鳥で、分布域により2亜種に分かれており、今回目にしたのは分布域から考え、カナダ南東部、アメリカ東部・南部の海岸線からアメリカ南西部、メキシコ西部、中央アメリカ東部で繁殖し、冬季、ペルー南部に渡り越冬する亜種Leucophaeus atricilla megalopterusと思われます。なお、ちょっと変わった名前の由来ですが、鳴き声が人間の笑い声に似ていることから付けられたそうです。

漁港の沖合にあるテトラポットでウミネコの群れに混じって休んでいたワライカモメの成鳥冬羽。翼が長く、尾から顕著に突出しているほか、冬羽では眼の周囲と後方に暗色斑があり、やや長い嘴は黒く、下に湾曲しており、足も黒みを帯びているのが特徴です。

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口を開けて鳴いていたようですが、ウミネコの声にかき消され、よく分かりませんでした・・・

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暫くテトラポットで休んでいましたが、岸壁で漁師さんが魚の内臓などを海に投げ入れたため突然飛び出しました・・・

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迷鳥として本州の中部地方以北で記録があり、ほとんどが春から夏にかけての記録のワライカモメですが、当地では8月頃に確認されて以降、長逗留しているようで、この先いつまで居てくれるのか興味が持たれます・・・


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遠景のハチクマ

福江島シリーズの最後に、今日は岬周辺を飛翔する遠景のハチクマ(Crested Honey Buzzard)をご紹介します。

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ご覧いただきありがとうございました・・・


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岬先端のエゾビタキ

昨日の続きで、今日は同じくハチクマの観察中に目にしたエゾビタキをご紹介します。

エゾビタキ(Grey-streaked Flycatcher)は夏季にシベリア南部、サハリン、カムチャツカ半島南部等で繁殖し、冬季はフィリピン、セレベス島、ニューギニア等へ南下し越冬する体長14.5~15cmのヒタキ科サメビタキ属の鳥で、日本では旅鳥として春と秋の渡りの時期に飛来しますが、一般的に秋の方が通過数が多いようです。

岬先端の遠くの小枝にとまっていたエゾビタキ。初列風切の突出が長く、英名のように体下面の縦斑が明瞭です。

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更にトリミングしてみました・・・

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今日は長崎県五島列島・福江島で目にしたエゾビタキをご紹介しましたが、この個体は北方で繁殖した後、越冬地であるフィリピン、セレベス島、ニューギニア等へ南下する途中に立ち寄ったものと思われますが、この後、一体どのようなコースをたどって南下していくのでしょうか・・・


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迷鳥 ヒマラヤアナツバメ

昨日の続きで、今日はハチクマの渡りを観察中、目にした迷鳥 ヒマラヤアナツバメをご紹介します。

ヒマラヤアナツバメ(Himalayan Swiftlet)はインド北東部から中国中南部、マレー半島にかけて繁殖する体長13~14cmのアマツバメ科ヒマラヤアマツバメ属の鳥で、分布域により3亜種に分かれており、日本で記録のあるものは亜種不明とされていますが、①中国中部からベトナム北部にかけて繁殖する腰が暗褐色の亜種Aerodramus brevirostris. innominatusと、②ヒマラヤ、インド北東部、中国南部、ミャンマー北部で繁殖する腰が淡褐色の亜種Aerodramus brevirostris brevirostrisの2亜種と考えられるものが観察、撮影されているようです。

岬の周辺を飛び回っていたヒマラヤアナツバメ。鳥までの距離があり大きくトリミングしていますが、全体が暗褐色で、体下面はやや淡い灰褐色、尾はツバメよりも浅い凹尾という本種の特徴を何とか確認することができます。なお、腰の色が確認できないためどちらの亜種かは不明です。

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空中の虫を捕獲するため口を大きく開けて飛んでいたヒマラヤアナツバメ。

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日本では迷鳥として天売島、本州、九州、宇治群島、トカラ列島、琉球諸島などで記録のあるヒマラヤアナツバメですが、ここ福江島でも過去に記録があるようで、今回、幸運にもそんな迷鳥のヒマラヤアナツバメを見ることができました。次回はもっと近くで鮮明な写真を撮りたいものです・・・


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海を渡るサンショウクイの群れ

昨日の続きで、今日は同じくハチクマの渡りを観察中に目にしたサンショウクイの群れをご紹介します。

サンショウクイ(Ashy Minivet)は夏季にシベリア南東部、中国北東部、朝鮮半島、日本から台湾にかけて繁殖し、冬季は東南アジアへ南下し越冬する体長約20cmのサンショウクイ科サンショウクイ属の鳥で、日本鳥類目録改訂第7版では、①亜種サンショウクイ(夏季に繁殖のため本州以南に飛来)と、②亜種リュウキュウサンショウクイ(九州南部から南西諸島で周年生息)の2亜種に分類していますが、近年、IOC(国際鳥類学会議)では亜種リュウキュウサンショウクイ(Ryukyu Minivet)を別種として扱っています。

朝方、岬の周りを100羽くらいの群れで飛んでいたサンショウクイ。

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大きくトリミングしてみました・・・

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こちらは岬先端の灌木で休んでいたサンショウクイ。この2羽は額の白色部が狭く、頭頂から後頸が灰色であることからメスと思われます。(オスは頭頂から後頸は黒色)

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普段は小規模な群れを形成して生活しているサンショウクイですが、秋の渡りのシーズンには大規模な群れを形成するようで、今回も100羽ほどの大きな群れで岬周辺を飛び回っていました。この後、海を越え、大陸経由で東南アジアに南下していくものと思われます・・・


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獲物を探して飛翔するミサゴ

昨日の続きで、今日は同じくハチクマの渡りを観察中、何度も目にしたミサゴをご紹介します。

ミサゴ(Western Osprey)はスラウェシ、オーストラリアを除くほぼ全世界に分布する体長52~60cmのミサゴ科ミサゴ属の鳥で、分布域により3亜種に分かれており、今回目にしたのはヨーロッパ、アジア(日本でも留鳥として全国に分布)で繁殖し、冬季、北方の個体はアフリカ、インド、スンダ列島に渡って越冬する基亜種ミサゴ(Pandion haliaetus haliaetus)と思われます。なお、従来ミサゴの亜種とされていたスラウェシからオーストラリアにかけて分布するカンムリミサゴは、近年ミサゴから分離し、現在は別種カンムリミサゴ(Eastern Osprey)となっています。

獲物を探して岬周辺を何度も飛び回っていたミサゴ。この個体は背以下の体上面が黒褐色で、各羽の羽縁は白くないことから成鳥と思われます。

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こちらは翼下面が白く、翼端、翼角、下部大雨覆が黒褐色であることから幼鳥と思われます。

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こちらも別個体ですが、翼下面が白く、翼端、翼角、下部大雨覆が黒褐色であることから幼鳥でしょうか・・・

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今日はハチクマの渡りを観察中、何度も目にしたミサゴをご紹介しましたが、昨日のハヤブサもそうですが、このような岬では留鳥の鳥たちも合わせて見ることができ、楽しい観察ポイントになっています・・・


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小鳥を狙うハヤブサ

昨日の続きで、今日はハチクマの渡りを観察中、何度も目にしたハヤブサをご紹介します。

ハヤブサ(Peregrine Falcon)は南極大陸をのぞく全世界に分布する体長42~49cmのハヤブサ科ハヤブサ属の鳥で、現在IOC(国際鳥類学会議)では分布域により16亜種に分類しており、日本では①シベリア北東部から日本にかけて分布する亜種ハヤブサ(Falco peregrinus japonensis)のほか、②アリューシャン列島からアラスカ南部、カナダ北西部にかけて分布する亜種オオハヤブサ(Falco peregrinus pealei)、③アメリカ北部からメキシコにかけて分布する亜種アメリカハヤブサ(Falco peregrinus anatum)、④ラップランドからシベリア北東部にかけて分布する亜種ウスハヤブサ(Falco peregrinus calidus)、⑤1937年を最後に記録がなく、北硫黄島、硫黄島で繁殖するとされていた亜種シマハヤブサ(Falco peregrinus furuitii )の5種が分布するとされています。

当地では留鳥の亜種ハヤブサですが、この時期、渡りの途中に島に立ち寄る小鳥類を狙っているようで、岬周辺では忙しく飛び回っていました。

目線の高さで通過していく亜種ハヤブサ。青黒色の上面に、黄色の蝋膜、眼瞼輪、足が印象的です。

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今日はハチクマの渡りを観察中、何度も目にしたハヤブサをご紹介しましたが、渡りの観察ポイントである当地では、渡りの途中、島に立ち寄る小鳥類を狙ってこのような留鳥のハヤブサも居ついており、楽しみの一つとなっています・・・


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プロフィール

shumishan

Author:shumishan
自然大好き人間です。
自然の中で息づく野鳥たちとの出会いに、年も忘れて心ときめかせています。


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