クロツラヘラサギ
台湾シリーズの続きで、今日はクロツラヘラサギをご紹介します。
クロツラヘラサギ(Black-faced Spoonbill)は夏季にロシア北東部、朝鮮半島、中国北東部などで繁殖し、冬季、ベトナム北部、中国南部、台湾などに渡り越冬する体長約77cmのトキ科ヘラサギ属の鳥で、日本では数少ない冬鳥または旅鳥として渡来し、毎年各地から記録がありますが、九州地方に多く、小群が越冬することが知られています。
そんなクロツラヘラサギですが、台湾は有数の越冬地のようで、南部の海岸近くの広大な貯水池沖合ではたくさんのクロツラヘラサギが集団で休んでいました。(手前はオニアジサシ)

少しトリミング


更にトリミング

一番右側の個体は夏羽に換羽中のようで、黄金色の冠羽が見られるほか。喉や胸も黄金色を帯び始めています。

こちらは上空を飛んでいたクロツラヘラサギ。何れも風切の先端が黒いことから若鳥と思われます。


今日は集団で越冬中のクロツラヘラサギをご紹介しましたが、当貯水池では他にもこのような集団が越冬中であり、やはり台湾は有数の越冬地であるとの感を深くしました・・・
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クロツラヘラサギ(Black-faced Spoonbill)は夏季にロシア北東部、朝鮮半島、中国北東部などで繁殖し、冬季、ベトナム北部、中国南部、台湾などに渡り越冬する体長約77cmのトキ科ヘラサギ属の鳥で、日本では数少ない冬鳥または旅鳥として渡来し、毎年各地から記録がありますが、九州地方に多く、小群が越冬することが知られています。
そんなクロツラヘラサギですが、台湾は有数の越冬地のようで、南部の海岸近くの広大な貯水池沖合ではたくさんのクロツラヘラサギが集団で休んでいました。(手前はオニアジサシ)

少しトリミング


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一番右側の個体は夏羽に換羽中のようで、黄金色の冠羽が見られるほか。喉や胸も黄金色を帯び始めています。

こちらは上空を飛んでいたクロツラヘラサギ。何れも風切の先端が黒いことから若鳥と思われます。


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レンカク
台湾シリーズの続きで、今日は日本でも大変人気のあるレンカクをご紹介します。
レンカク(Pheasant-tailed Jacana)はパキスタンからインドシナ、中国南東部、台湾、フィリピン、ジャワ、バリにかけて繁殖し、北方の個体はインドネシア等に渡って越冬する体長約31cmのレンカク科レンカク属の鳥で、日本では稀な旅鳥または冬鳥として本州以南に渡来するほか、南西諸島ではほぼ毎年記録されているようです。
台湾南部の池ではたくさんのレンカクを目にすることができましたが、時期的にまだ少し早かったようで、ほぼ夏羽に換羽していたのは手前の1羽だけでしたが、特徴である白い顔に金色の後頸、英名のごとくキジのように長い尾を楽しむことができました。









その優雅さと美しさからバーダーに大変人気のあるレンカクをご紹介しましたが、ご参考までに同じレンカク科に属するアフリカレンカク(アフリカレンカク属)、アメリカレンカク(アメリカレンカク属)、トサカレンカク(トサカレンカク属)、アジアレンカク(アジアレンカク属)のブログをご紹介します・・・
アフリカレンカク(ケニア)
アメリカレンカク(コスタリカ)
トサカレンカク(オーストラリア)
アジアレンカク(インド)
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レンカク(Pheasant-tailed Jacana)はパキスタンからインドシナ、中国南東部、台湾、フィリピン、ジャワ、バリにかけて繁殖し、北方の個体はインドネシア等に渡って越冬する体長約31cmのレンカク科レンカク属の鳥で、日本では稀な旅鳥または冬鳥として本州以南に渡来するほか、南西諸島ではほぼ毎年記録されているようです。
台湾南部の池ではたくさんのレンカクを目にすることができましたが、時期的にまだ少し早かったようで、ほぼ夏羽に換羽していたのは手前の1羽だけでしたが、特徴である白い顔に金色の後頸、英名のごとくキジのように長い尾を楽しむことができました。









その優雅さと美しさからバーダーに大変人気のあるレンカクをご紹介しましたが、ご参考までに同じレンカク科に属するアフリカレンカク(アフリカレンカク属)、アメリカレンカク(アメリカレンカク属)、トサカレンカク(トサカレンカク属)、アジアレンカク(アジアレンカク属)のブログをご紹介します・・・
アフリカレンカク(ケニア)
アメリカレンカク(コスタリカ)
トサカレンカク(オーストラリア)
アジアレンカク(インド)
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キバラシジュウカラ
台湾シリーズの続きで、今日はキバラシジュウカラをご紹介します。
キバラシジュウカラ(Green-backed Tit)はパキスタン、インド、バングラデシュ、ミャンマー、ネパール、ブータン、中国、ラオス、ベトナム、台湾などに分布する体長12~13cmのシジュウカラ科シジュウカラ属の鳥で、分布域により4亜種に分かれており、そのうち台湾では固有亜種 Parus monticolus insperatusが生息するとされています。
高山帯から亜高山帯にかけて目にしたキバラシジュウカラ。英名は背が緑色のシジュウカラとなっていますが、むしろ黄緑色に近い色をしており、和名のキバラシジュウカラのほうが何となくしっくりきます。

腮から腹の中央にかけた黒色の帯は日本で見られるシジュウカラに比べると太く、存在感があります。






見た目には日本で見られるシジュウカラとよく似たキバラシジュウカラですが、腹部が鮮やかな黄色で黒色の帯も太く、背も黄緑色がはっきりしていることから、やはり見慣れたシジュウカラとは違和感を感じてしまいます・・・
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キバラシジュウカラ(Green-backed Tit)はパキスタン、インド、バングラデシュ、ミャンマー、ネパール、ブータン、中国、ラオス、ベトナム、台湾などに分布する体長12~13cmのシジュウカラ科シジュウカラ属の鳥で、分布域により4亜種に分かれており、そのうち台湾では固有亜種 Parus monticolus insperatusが生息するとされています。
高山帯から亜高山帯にかけて目にしたキバラシジュウカラ。英名は背が緑色のシジュウカラとなっていますが、むしろ黄緑色に近い色をしており、和名のキバラシジュウカラのほうが何となくしっくりきます。

腮から腹の中央にかけた黒色の帯は日本で見られるシジュウカラに比べると太く、存在感があります。






見た目には日本で見られるシジュウカラとよく似たキバラシジュウカラですが、腹部が鮮やかな黄色で黒色の帯も太く、背も黄緑色がはっきりしていることから、やはり見慣れたシジュウカラとは違和感を感じてしまいます・・・
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ズアカエナガ
台湾シリーズの続きで、今日はズアカエナガをご紹介します。
ズアカエナガ(Black-throated Bushtit)はヒマラヤからインド、東南アジア、中国、台湾に分布する体長10~11cmのエナガ科エナガ属の鳥で、分布域により7亜種に分類されており、台湾に分布するのは中国東部、ベトナム北西部、台湾に分布する基亜種Aegithalos concinnus concinnusとされています。
亜高山帯で何度も目にしたズアカエナガ。和名のように頭部は赤茶色、英名のように喉には黒斑があるエナガの仲間ですが、虹彩が白いためか、ちょっといたずら小僧のような雰囲気があります。









今日は台湾で目にしたズアカエナガの基亜種Aegithalos concinnus concinnusをご紹介しましたが、亜種によっては体色が随分異なるようで、ご参考までに以前ベトナム南部で目にした、頭部が鈍い灰色で、胸から脇も灰色みを帯びた亜種Aegithalos concinnus annamensisと思われる個体をご紹介します・・・
亜種Aegithalos concinnus annamensi(ベトナム)
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ズアカエナガ(Black-throated Bushtit)はヒマラヤからインド、東南アジア、中国、台湾に分布する体長10~11cmのエナガ科エナガ属の鳥で、分布域により7亜種に分類されており、台湾に分布するのは中国東部、ベトナム北西部、台湾に分布する基亜種Aegithalos concinnus concinnusとされています。
亜高山帯で何度も目にしたズアカエナガ。和名のように頭部は赤茶色、英名のように喉には黒斑があるエナガの仲間ですが、虹彩が白いためか、ちょっといたずら小僧のような雰囲気があります。









今日は台湾で目にしたズアカエナガの基亜種Aegithalos concinnus concinnusをご紹介しましたが、亜種によっては体色が随分異なるようで、ご参考までに以前ベトナム南部で目にした、頭部が鈍い灰色で、胸から脇も灰色みを帯びた亜種Aegithalos concinnus annamensisと思われる個体をご紹介します・・・
亜種Aegithalos concinnus annamensi(ベトナム)
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