カタアカチドリ、ズグロトサカゲリ

オーストラリアシリーズの続きで、今日はケアンズの海岸線で目にしたカタアカチドリとズグロトサカゲリをご紹介します。

最初はカタアカチドリです。

カタアカチドリ(Black-fronted dotterel)はオーストラリアのほぼ全域に分布する体長16~18cmのチドリ科の鳥で、ちょっと見にはコチドリにも似ていますが、英名のように額には黒斑があり、そこから繫がった太く黒い過眼線と真っ赤な嘴、アイリングに特徴があり、和名は肩羽が赤みを帯びた茶褐色であることから名付けられたものと思われます。

早朝、ケアンズの干潟で目にしたカタアカチドリ。真っ赤な嘴がとても印象的です・・・

カタアカチドリ3

カタアカチドリ4

カタアカチドリ5

カタアカチドリ2

カタアカチドリ6

カタアカチドリ1

次は同じくケアンズの海岸線で目にしたズグロトサカゲリです。

ズグロトサカゲリ(Masked lapwing)はニューギニア、オーストラリア、ニュージーランドに分布する体長35~38cmのチドリ科タゲリ属の鳥で、英名は顔には仮面を被ったような黄色い肉垂(にくすい)があることから、和名は頭が黒いことから名付けられたものと思われます。なお、本種は2亜種が認められており、今回当地で目にしたのはニューギニアからオーストラリア北部に分布する基亜種Vanellus miles miles(襟に黒く太い帯がない)と思われます。

ズグロトサカゲリ1

ズグロトサカゲリ2

ズグロトサカゲリ3

今日はケアンズの海岸線で目にしたカタアカチドリとズグロトサカゲリをご紹介しましたが、何れも日本では目にすることのできない種であり、楽しみながら観察することができました。なお、カタアカチドリについては、以前はチドリ科チドリ属に分類されていたようですが、現在はチドリ属から分離しElseyornis属(カタアカチドリ属)として独立しているようです・・・


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カササギガン

昨日の続きで、今日はカササギガンをご紹介します。

カササギガン(Magpie goose)はニューギニア、オーストラリア北部・東部・南東部に分布する体長70~90cmのカササギガン科カササギガン属に属する鳥で、名前のようにカササギのような白黒のまだら模様があるほか、頭部に瘤状の隆起があり、嘴から眼にかけてピンク色の皮膚が裸出したちょっと異様な雰囲気を持った鳥です。

ケアンズ郊外の農家の敷地で目にしたカササギガン。

カササギガン12

カササギガン14

ケアンズ郊外の池で目にしたカササギガン。周りの小さな鳥は雛。(左端の大きな鳥はコシグロペリカン)

カササギガン3

マミジロカルガモと一緒のカササギガン。

カササギガン4

カササギガン2

カササギガン1

カササギガン8

カササギガン9

カササギガン6

カササギガン7

今日はちょっと異様な雰囲気を持ったカササギガンをご紹介しましたが、本種はかってはカモ科に分類されていましたが、形態や生態などがカモ科の構成種と相違点が多いことから、現在IOC(世界鳥類学会議)では本種のみでカササギガン科 として分離独立させているようです・・・


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マミジロカルガモ、カザリリュウキュウガモ

昨日の続きで、今日は同じくカモの仲間、マミジロカルガモとカザリリュウキュウガモをご紹介します。

最初はマミジロカルガモです。

マミジロカルガモ(Pacific black duck)はインドネシア、ニューギニア、オーストラリア、ニュージーランドに分布する体長47~61cmのカモ科マガモ属の鳥で、日本で見られるカルガモにもよく似ていますが、嘴先端の黄色部分はなく、体全体がより暗色であるため眉斑の白色がより鮮明に見えることが和名の由来となったようです。なお、本種には2亜種が認められており、今回目したのはインドネシア、ニューギニア西部、オーストラリア、ニュージーランドに分布する基亜種Anas superciliosa superciliosaと思われます。

昨日のシロガシラツクシガモと同じ場所で目にしたマミジロカルガモ。

マミジロカルガモ6

スイレンの花咲く池で・・・

マミジロカルガモ3

マミジロカルガモ4

マミジロカルガモ1

マミジロカルガモ2

次はカザリリュウキュウガモです。

カザリリュウキュウガモ(Plumed whistling duck)はオーストラリア北西部・北部・東部・南東部に分布する体長41~61cmのカモ科リュウキュウガモ属のカモで、体型的にはリュウキュウガモによく似ていますが、名前のように体側には白っぽい飾り羽があるのが特徴です。

ケアンズ郊外の農村地帯で目にしたカザリリュウキュウガモ。右側の白い大きなカモはバリケン。

カザリリュウキュウガモ1

カザリリュウキュウガモ2

大きくトリミングしてみました。左下の2羽の小鳥はヨコフリオウギビタキ。

カザリリュウキュウガモ3

カザリリュウキュウガモ5

昨日のシロガシラツクシガモに続き、マミジロカルガモとカザリリュウキュウガモをご紹介しましたが、何れもオーストラリア区を主な生息域としており、改めて生物地理区におけるオーストラリア区の特異性を思い知らされます・・・


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シロガシラツクシガモ

オーストラリアシリーズの続きで、今日はシロガシラツクシガモをご紹介します。

シロガシラツクシガモ(Radjah shelduck)はモルッカ諸島、ニューギニア、オーストラリアに分布する体長48~60cmのカモ科ツクシガモ属の鳥で、和名のように頭から腹にかけては真っ白で、胸には翼上面と同じ濃紫色の帯があるのが特徴です。

ケアンズ近郊の池で目にしたシロガシラツクシガモ。体上面の濃紫色と白色との対比が鮮やかで大変美しいカモです。

シロガシラツクシガモ2

シロガシラツクシガモ3

シロガシラツクシガモ4

シロガシラツクシガモ10

シロガシラツクシガモ11

シロガシラツクシガモ8

シロガシラツクシガモ9

シロガシラツクシガモ7

今日はツクシガモの仲間、シロガシラツクシガモをご紹介しましたが、本種には2亜種が認められており、今回目にしたのはオーストラリア北部から東部にかけて分布する亜種Tadorna radjah rufitergumと思われます・・・


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オーストラリアツバメ、キビタイツバメ、オーストラリアアナツバメ

オーストラリシリーズの続きで、今日はツバメとアマツバメの仲間、3種をご紹介します。

最初はオーストラリアツバメです。

オーストラリアツバメ(Welcome swallow)はオーストラリア、ニュージーランドに分布する体長約15cmのツバメ科ツバメ属の鳥で、見た目には日本の南西諸島に分布するリュウキュウツバメにもよく似ていますが、尾羽がリュウキュウツバメより長いのが特徴です。なお、本種には2亜種が認められており、今回当地で目にしたのはオーストラリア中南部から東部、ニュージーランドに分布する基亜種Hirundo neoxena neoxenaと思われます。

ケアンズ近郊の農村地帯で目にしたオーストラリアツバメ。

オーストラリアツバメ7

こちらはケアンズ市内の海岸線で目にしたオーストラリアツバメ。日本で見られるツバメのように最外側の尾羽が細くて長いですね・・・

オーストラリアツバメ4

オーストラリアツバメ5

オーストラリアツバメ6

次はズアカガケツバメです。

ズアカガケツバメ(Fairy martin)はオーストラリア全土に分布する体長11~12cmの小型のツバメ科の鳥で、和名のように頭部が赤褐色をしているのが特徴です。

ケアンズ郊外の農村地帯で目にしたズアカガケツバメ。(上から2番目の大きなツバメはオーストラリアツバメ)

ズアカガケツバメ1

上部の2羽をアップしてみました。右側の小さいのがズアカガケツバメ。

ズアカガケツバメ2

ズアカガケツバメ3

ズアカガケツバメ4

体下面だけでなく、腰も白いですね・・・

ズアカガケツバメ5

最後はアマツバメの仲間、オーストラリアアナツバメです。

オーストラリアアナツバメ(Australian swiftlet)はオーストラリアの北東部に分布する体長約11cmのアマツバメ科アナツバメ属の鳥で、分布域により2亜種に分かれており、今回目にしたのはオーストラリア東部の沿岸部に分布する基亜種Aerodramus terraereginae terraereginaeで、体下面は灰色をしていました。(内陸部に分布する亜種Aerodramus terraereginae chillagoensisは体下面が白い)

ケアンズ市内の海岸線で目にしたオーストラリアアナツバメ。

オーストラリアアナツバメ1

今日はツバメとアマツバメの仲間、3種をご紹介しましたが、何れもオーストラリア区特有の種であり、見るだけでも価値がありました・・・


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