シンガポールの野鳥たち・・・コウライウグイス
短期間でしたが、格安ツアーを利用してシンガポールへ野鳥撮影の旅に出かけてきました。
今回訪れたのは何れもホテルからタクシーで行けるシンガポール植物園とスンゲイブロー自然公園の2ヶ所だけでしたが、そこでは想像以上に多くの野鳥たちに巡り合うことができました。今日はそんな中から日本ではごく限られた離島などでしか見られないコウライウグイスをご紹介します。
昼間は遠くでしか姿を見せなかったコウライウグイスですが、夕方になってからは急に近くにやって来てくれました。体長26cm程の大きさのコウライウグイスは鮮黄色の体に鉢巻き状に後ろでつながった黒い過眼線と黒の風切の対比が鮮やかで、近くで見ると実に存在感がありました。



後ろから見ると、鉢まき状につながった黒の過眼線がよく分かります。

虫をゲットしたコウライウグイス

去年、舳倉島を訪れた時にははるか遠くを飛び去っていく姿を見ただけのコウライウグイスですが、今回は幸いにもごく間近でその姿を見ることができました。近くで見るコウライウグイスは実に美しく、これを見られただけでも当地を訪れた甲斐がありました・・・
今回訪れたのは何れもホテルからタクシーで行けるシンガポール植物園とスンゲイブロー自然公園の2ヶ所だけでしたが、そこでは想像以上に多くの野鳥たちに巡り合うことができました。今日はそんな中から日本ではごく限られた離島などでしか見られないコウライウグイスをご紹介します。
昼間は遠くでしか姿を見せなかったコウライウグイスですが、夕方になってからは急に近くにやって来てくれました。体長26cm程の大きさのコウライウグイスは鮮黄色の体に鉢巻き状に後ろでつながった黒い過眼線と黒の風切の対比が鮮やかで、近くで見ると実に存在感がありました。



後ろから見ると、鉢まき状につながった黒の過眼線がよく分かります。

虫をゲットしたコウライウグイス

去年、舳倉島を訪れた時にははるか遠くを飛び去っていく姿を見ただけのコウライウグイスですが、今回は幸いにもごく間近でその姿を見ることができました。近くで見るコウライウグイスは実に美しく、これを見られただけでも当地を訪れた甲斐がありました・・・
シンガポールの野鳥たち・・・ナンヨウショウビン
シンガポールシリーズの続きで、今日は先般訪れたボルネオでも出会ったナンヨウショウビンをご紹介します。
紅海西岸からアラビア半島、インドの沿岸部、東南アジア、ミクロネシア、ニューギニア、オーストラリア北西部等に広く分布し、日本では迷鳥として南西諸島(宮古島、石垣島、西表島、与那国島)で観察記録があるナンヨウショウビンですが、ここシンガポールにおいても何度もその美しい姿を見せてくれました。
シンガポール植物園の池の畔にやって来た体長23cn程の大きさのナンヨウショウビン。鮮やかな水色の上面と真っ白な下面との対比が実にきれいでした。

後ろ姿と

飛び出し

こちらはスンゲイブロー自然公園の池の杭に止まったナンヨウショウビン。獲物をとっていたのか嘴が泥で汚れていました。


日本では稀な迷鳥として南西諸島で記録のあるナンヨウショウビンですが、当地においてはごく普通に見られるようであり、現地で出会ったバーダーはシンガポールではカワセミの方がずっと珍しいと話していました。「所変われば品変わる」ということを思いながら当地での探鳥を楽しんできました・・・
紅海西岸からアラビア半島、インドの沿岸部、東南アジア、ミクロネシア、ニューギニア、オーストラリア北西部等に広く分布し、日本では迷鳥として南西諸島(宮古島、石垣島、西表島、与那国島)で観察記録があるナンヨウショウビンですが、ここシンガポールにおいても何度もその美しい姿を見せてくれました。
シンガポール植物園の池の畔にやって来た体長23cn程の大きさのナンヨウショウビン。鮮やかな水色の上面と真っ白な下面との対比が実にきれいでした。

後ろ姿と

飛び出し

こちらはスンゲイブロー自然公園の池の杭に止まったナンヨウショウビン。獲物をとっていたのか嘴が泥で汚れていました。


日本では稀な迷鳥として南西諸島で記録のあるナンヨウショウビンですが、当地においてはごく普通に見られるようであり、現地で出会ったバーダーはシンガポールではカワセミの方がずっと珍しいと話していました。「所変われば品変わる」ということを思いながら当地での探鳥を楽しんできました・・・
シンガポールの野鳥たち・・・アオショウビン
シンガポールシリーズの続きで、今日は中近東から東南アジアまで広く分布し、日本では迷鳥として南西諸島(石垣島、西表島)で観察記録があるアオショウビンをご紹介します。
シンガポール植物園の池の畔にやって来たアオショウビン。体長は25cm程でアカショウビンと同じくらいの大きさですが、翼のふちと背中はあざやかな空色で、頭から脇腹、腹の濃い茶色、喉の鮮やかな白、嘴と足の赤の対比が実に鮮やかでした。


ピッピッと細く短い声で鳴いていたアオショウビン

こちらは水浴びをしてきたのか羽根が少し濡れていました。

大きく羽根を広げて羽根を乾かしていたアオショウビン


昨年、香港を訪れたときには雨のそぼ降る中で出会ったアオショウビンですが、今回は晴天下でその美しい姿を見ることができました。晴天下でのアオショウビンはその羽根色が実に鮮やかであり、益々好きになってしまいました・・・
シンガポール植物園の池の畔にやって来たアオショウビン。体長は25cm程でアカショウビンと同じくらいの大きさですが、翼のふちと背中はあざやかな空色で、頭から脇腹、腹の濃い茶色、喉の鮮やかな白、嘴と足の赤の対比が実に鮮やかでした。


ピッピッと細く短い声で鳴いていたアオショウビン

こちらは水浴びをしてきたのか羽根が少し濡れていました。

大きく羽根を広げて羽根を乾かしていたアオショウビン


昨年、香港を訪れたときには雨のそぼ降る中で出会ったアオショウビンですが、今回は晴天下でその美しい姿を見ることができました。晴天下でのアオショウビンはその羽根色が実に鮮やかであり、益々好きになってしまいました・・・
シンガポールの野鳥たち・・・ズアカミユビゲラ、セグロコゲラ
シンガポールシリーズの続きで、今日はズアカミユビゲラとセグロコゲラをご紹介します。
最初はスンゲイブロー自然公園で出会ったズアカミユビゲラのメスです。体長30cm程の大きさで、黒い縞模様の顔と黄金色の背中がとても印象的でした。図鑑で見るとオスは頭頂が赤く更に鮮やに見えました。

頸を伸ばすと頸の細さが際立って見えます。

後ろから見ると、学生帽をかぶったように見えます。

こちらはシンガポール植物園の池の畔に現れた体長14cm程のセグロコゲラのメス(オスは側頭に赤味がある)。名前の通り日本のコゲラと比べると背中の色が若干黒いように思われました。

日本のコゲラと比べると顔が縞模様になっており、ちょっと違った印象を与えます。


今日はシンガポールシで出会ったズアカミユビゲラとセグロコゲラをご紹介しましたが、何れも顔の縞模様がよく似た独特の雰囲気を持ったキツツキたちでした・・・
最初はスンゲイブロー自然公園で出会ったズアカミユビゲラのメスです。体長30cm程の大きさで、黒い縞模様の顔と黄金色の背中がとても印象的でした。図鑑で見るとオスは頭頂が赤く更に鮮やに見えました。

頸を伸ばすと頸の細さが際立って見えます。

後ろから見ると、学生帽をかぶったように見えます。

こちらはシンガポール植物園の池の畔に現れた体長14cm程のセグロコゲラのメス(オスは側頭に赤味がある)。名前の通り日本のコゲラと比べると背中の色が若干黒いように思われました。

日本のコゲラと比べると顔が縞模様になっており、ちょっと違った印象を与えます。


今日はシンガポールシで出会ったズアカミユビゲラとセグロコゲラをご紹介しましたが、何れも顔の縞模様がよく似た独特の雰囲気を持ったキツツキたちでした・・・
シンガポールの野鳥たち・・・シマベニアオゲラ
シンガポールシリーズの続きで、今日はシマベニアオゲラをご紹介します。
シンガポール植物園の森で夕方になって急に現れたシマベニアオゲラのオス(メスはオスに比べ赤色が濃くない)。体長23cm程の大きさで、紅赤色の体色に黄色の後頭部と背中中央の黄緑色の対比が鮮やかでした。
たて髪のような後頭部の羽根を立てたシマベニアカゲラのオス。

時折、大きな声を上げて鳴いていました。


羽繕いをするシマベニアオゲラ

暫く樹にとまっていましたが、やがて飛び去っていきました。

今日はシンガポール植物園の鬱蒼とした森で出会ったシマベニアオゲラをご紹介しましたが、昨日ご紹介したズアカミユビゲラもそうですが、何れも日本では見られない独特の雰囲気を持ったキツツキであり、このような鳥たちが生息する熱帯雨林の森は実に魅力あるところでした・・・
シンガポール植物園の森で夕方になって急に現れたシマベニアオゲラのオス(メスはオスに比べ赤色が濃くない)。体長23cm程の大きさで、紅赤色の体色に黄色の後頭部と背中中央の黄緑色の対比が鮮やかでした。
たて髪のような後頭部の羽根を立てたシマベニアカゲラのオス。

時折、大きな声を上げて鳴いていました。


羽繕いをするシマベニアオゲラ

暫く樹にとまっていましたが、やがて飛び去っていきました。

今日はシンガポール植物園の鬱蒼とした森で出会ったシマベニアオゲラをご紹介しましたが、昨日ご紹介したズアカミユビゲラもそうですが、何れも日本では見られない独特の雰囲気を持ったキツツキであり、このような鳥たちが生息する熱帯雨林の森は実に魅力あるところでした・・・