船と並走するカツオドリ

今まで長々とトカラ列島および奄美大島で出会った鳥たちにお付き合いいただきありがとうございました。シリーズの最後に、トカラ航路で出会ったカツオドリをご紹介します。

カツオドリ(Brown booby)はインド洋、南大西洋、太平洋西部および中東部、カリブ海に分布し、日本では亜種カツオドリが仲御神島、伊豆諸島、硫黄列島、小笠原諸島、草垣群島、尖閣諸島などで繁殖しています。

島が近づくと船と並走して飛んでいたカツオドリのオス。オスは顔の裸出部が青色であることから識別することができます。

カツオドり1

カツオドリは船が航行する際、驚いて飛び出すトビウオを狙っているようで、航海中、島周辺の海域では船と並走して飛んでいました・・・

カツオドリ2

カツオドリ3

カツオドリ4

カツオドリ5

カツオドリ7

こちらは顔の裸出部が黄白色のメス。オス同様、船に並走して飛んでいましたが、あまりに近すぎてファインダーからはみ出してしまいます・・・

カツオドリ10

カツオドリ11

カツオドり12

カツオドリ13

今日はトカラ航路で出会ったカツオドリをご紹介しましたが、和名の由来はカツオなどの大型魚類に追われて海面付近に上がってきた小魚を狙って集まる事から、漁師からカツオなどの魚群を知らせる鳥とみなされた事から、一方、英名のbooby(間抜けの意味)は陸上でぎこちなく歩く姿や、まるで警戒心のない様子から名付けられたと言われ、ゴルフの「ブービー」の由来ともなっています。
なお、蛇足ですが、ゴルフではbooby(カツオドリ)以外にもbirdie(小鳥)、eagle(ワシ)、albatross(アホウドリ)など、鳥に関連した名前が使われていますが、birdieは「鳥のごとくよく飛んだショット」と言ったのが始まりのようで、また「bird」にはアメリカで「素晴らしい・優れた」という意味があり、どうやらこれが元になっていろいろな鳥の名前が使われたというのが有力な説のようです・・・


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ヒヨドリの渡り

昨日の続きで、今日は島にやって来た渡り途中のヒヨドリの大群をご紹介します。

ヒヨドリ(Brown-eared bulbul)は日本、サハリン、朝鮮半島南部、台湾、中国南部、フィリピンの北部に分布し、日本国内では留鳥または漂鳥としてごく普通に見られ、北方や山地のものは冬は温暖な地域に移動することが知られてます。また、ヒヨドリは亜種が多く、日本では8亜種(ヒヨドリ、オガサワラヒヨドリ、ハシブトヒヨドリ、ダイトウヒヨドリ、アマミヒヨドリ、 リュウキュウヒヨドリ、イシガキヒヨドリ、タイワンヒヨドリ)に分けられています。

海岸線で鳥を探していたとき、突然大群で島にやって来たヒヨドリの群れ。ざっと見て1,000羽以上はいたでしょうか、とにかくすごい大群でした。望遠レンズでは全体が入りきらず、これはほんの一部の写真です・・・

ヒヨドリ1

ヒヨドリ2

島に入って来たヒヨドリの群れ。

ヒヨドリ3

ヒヨドリ4

トリミングしてみました。これを見ればヒヨドリであることが分かりますね・・・

ヒヨドリ5

ヒヨドリ6

今日は島に突然やって来た渡り途中のヒヨドリの大群をご紹介しましたが、基亜種ヒヨドリは奄美大島や琉球諸島には冬鳥として渡来することが分かっており、恐らくこの大群は奄美大島や琉球諸島で越冬を終えた後、九州以北の繁殖地に渡る途中の群れだっと思われます。それにしてもこれだけの大群で海を渡る姿は実に感動的でした・・・


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アマサギ

昨日の続きで、今日は島で目にしたアマサギをご紹介します。

アマサギ(Cattle egret)はアフリカ大陸、北アメリカ大陸、南アメリカ大陸、ユーラシア大陸南部、インドネシア、オーストラリア、日本、ニュージーランド、フィリピン、マダガスカルなどに広く分布し、夏季にアメリカ合衆国や朝鮮半島、日本などで繁殖し、冬季になるとアフリカ大陸北部、オーストラリア、ニュージーランド、フィリピンなどへ南下し越冬しますが、他の多くの地域では周年生息することが知られています。日本では亜種アマサギが夏鳥として本州以北に渡来し、九州以南では多数が越冬するようです。

島の海岸線で目にした夏羽のアマサギ。この場所では牛が放牧されているため昆虫類も多く、アマサギの格好の餌場となっているようです・・・

アマサギ1

牛の背中に着陸しようとするアマサギ。

アマサギ2

アマサギ3

一瞬、牛の背中に降り立ちましたが・・・

アマサギ4

すぐにタッチ&ゴーで飛び出しました・・・

アマサギ5

アマサギ6

アマサギ7

海上を飛翔するアマサギ。

アマサギ8

今日は島の海岸線で目にした夏羽のアマサギをご紹介しましたが、アマサギの英名は「牛と一緒にいるサギ」いう意味で、これは大型の草食獣の背中に止まって寄生虫を捕ることに由来しているようで、共生関係の例に挙げられることもあるそうです。名前の由来を知ると、いろいろなことが分かってきます・・・


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アトリ

昨日の続きで、今日は滞在中、何度も目にしたアトリをご紹介します。

アトリ(Brambling)はユーラシア大陸北部の亜寒帯で繁殖し、冬季は北アフリカ、ヨーロッパから中央アジア、中国、朝鮮半島、日本などに渡り越冬。日本には冬鳥としてシベリア方面から渡来しますが、渡来する個体数は年による変化が大きいと言われています。

道路ぎわの小木に止まっていた夏羽のアトリ。右側の頭の黒い2羽がオスで、左の1羽がメス。

アトリ6

アトリ7

オスとメスのツーショット。

アトリ5

アトリ4

アトリ8

牛舎近くの柵に止まっていたアトリのメス。

アトリ1

アトリ2

アトリ3

今日は滞在中、島で何度も目にしたアトリをご紹介しましたが、当地のアトリは南西諸島や中国南部、フィリピンなどで越冬した個体が渡り途中に立ち寄ったものと思われ、この後、北のシベリア方面に向け旅立っていくものと思われます・・・


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ヤブサメ、センダイムシクイ

昨日の続きで、今日は島で目にしたヤブサメとセンダイムシクイをご紹介します。

最初はヤブサメです。

ヤブサメ(Asian stubtail)は夏季は中国北東部、朝鮮半島、日本で繁殖し、冬季は東南アジアで越冬。日本では夏鳥として屋久島以北で繁殖しますが、西日本太平洋沿岸の温暖な地域や八重山諸島ではごく少数が越冬するようです。

アカヒゲのいた暗い森で目にしたヤブサメ。渡りの途中、島に立ち寄ったと思われます。

ヤブサメ1

ヤブサメ2

ヤブサメ3

次はセンダイムシクイです。

センダイムシクイ(Eastern crowned warbler)は夏季に中国北東部、日本、ロシア南東部、朝鮮半島で繁殖し、冬季になると東南アジアへ南下し越冬。日本には繁殖のため九州以北に夏鳥として渡来します。

渡りの途中であるためなのか鳴くことはありませんでしたが、滞在中何度も目にしたセンダイムシクイ。撮影した写真からは特徴である頭央線はあまりはっきりしませんが、淡黄色の眉斑が明瞭で、大雨覆には淡黄色の斑紋が入り、黒褐色の上嘴と橙黄色の下嘴を確認することができます。

センダイムシクイ4

センダイムシクイ5

センダイムシクイ2

センダイムシクイ1

センダイムシクイ3

センダイムシクイ6

今日は何れも渡りの途中、島に立ち寄ったと思われるヤブサメとセンダイムシクイをご紹介しましたが、当地で体力を回復した後、繁殖地である中国北東部や朝鮮半島、日本を目指し移動していくものと思われます・・・


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