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ハヤブサ

飛島探鳥の最後に、今日はハヤブサをご紹介します。

ハヤブサ(Peregrine Falcon)は南極大陸を除く全世界に分布する体長42~49cmのハヤブサ科ハヤブサ属の鳥で、現在IOC(国際鳥類学会議)では分布域により18亜種に分類しており、日本では①シベリア北東部から日本にかけて分布する亜種ハヤブサ(Falco peregrinus japonensis)のほか、②アリューシャン列島からアラスカ南部、カナダ北西部にかけて分布する亜種オオハヤブサ(Falco peregrinus pealei)、③アメリカ北部からメキシコにかけて分布する亜種アメリカハヤブサ(Falco peregrinus anatum)、④ラップランドからシベリア北東部にかけて分布する亜種ウスハヤブサ(Falco peregrinus calidus)、⑤1937年を最後に記録がなく、北硫黄島、硫黄島で繁殖するとされていた亜種シマハヤブサ(Falco peregrinus furuitii )の5種が分布するとされています。

当地では留鳥と思われる亜種ハヤブサですが、この時期、渡りの途中島に立ち寄る小鳥類を狙っているようで、遥か遠くの岬で小鳥たちがやって来るのを辛抱強く待っていました。

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ハヤブサ20201107-3

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こちらは小鳥を追いかけて猛スピードで飛んでいたハヤブサ。

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今日は渡りの途中、島に立ち寄る小鳥類を狙っていたハヤブサをご紹介しましたが、この時期、島ではハヤブサ以外にもオオタカやハイタカ、ツミなどたくさんの猛禽がやって来ており、弱肉強食でやむを得ないとは言え、相当数の小鳥類が彼らの餌食になっているものと思われます・・・


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ウグイス

飛島探鳥の続きで、今日はウグイスをご紹介します。

ウグイス(Japanese bush Warbler)はサハリンから日本、中国東部・中部にかけて繁殖し、冬季、中国南部・南東部、台湾、東南アジアにかけて越冬する体長15~18cmのウグイス科ウグイス属の鳥で、分布域により以下の4亜種に分かれています。
①亜種ウグイス(Horornis diphone cantans)・・・北海道から九州まで広く分布
②亜種ハシナガウグイス(Horornis diphone diphone)・・・小笠原諸島、火山列島に分布。
③亜種リュウキュウウグイス(Horornis diphone riukiuensis)・・・サハリン南部、千島列島南部で繁殖し、冬季、琉球諸島、台湾で越冬。
④亜種ダイトウウグイス(Horornis diphone restrictus)・・・奄美諸島、沖縄諸島、大東諸島に分布。
なお、かってウグイスの亜種として分類されていたチョウセンウグイスは、現在、別種ニシウグイス(Manchurian Bush Warbler:2亜種)の亜種Horornis canturians borealisとして分類されています。

畑のわきで目にした亜種ウグイス。頭部からの体上面はオリーブ褐色で体下面は汚白色、眉斑は淡褐色で淡い黒褐色の過眼線があるのが特徴です。

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こちらは道路際で目にしたウグイス。

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ウグイス20201109-1

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今日は島で目にしたウグイスをご紹介しましたが、当地で目にするウグイスは北海道から九州まで広く分布する亜種ウグイス(Horornis diphone cantans)と思われますが、場所を考えるとサハリン南部、千島列島南部で繁殖し、冬季、琉球諸島、台湾で越冬する亜種リュウキュウウグイス(Horornis diphone riukiuensis)の可能性も考えられるため、識別には注意する必要があるかも知れません・・・


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カシラダカ

飛島探鳥の続きで、今日はカシラダカをご紹介します。

カシラダカ(Rustic Bunting)はスカンジナビア半島からカムチャッカ半島までのユーラシア大陸高緯度地域と、アリューシャン列島で繁殖し、冬季、中国東部から日本にかけて越冬する体長約15cmのホオジロ科ホオジロ属の鳥で、日本では冬鳥として九州以北に渡来することで知られています。

そんなカシラダカですが、渡りの途中島に立ち寄ってくれたようで、島の至るところでその姿を見ることができました。和名は頭頂に短い冠羽があることから名付けられていますが、英名のRusticは「シンプルで素朴」という意味のラテン語が語源のようで、このシンプルな容姿から名付けられたものと思われます。

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冬鳥として日本を訪れるカシラダカはほとんどが冬羽で、英名のよう非常にシンプルな容姿が特徴ですが、そんなカシラダカも夏羽となると頭頂や眼先から頬にかけて黒色に変わり、なかなか魅力的な風貌になっていきます・・・


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キクイタダキ

飛島探鳥の続きで、今日はキクイタダキをご紹介します。

キクイタダキ(Goldcrest)はヨーロッパから極東に至るユーラシア大陸の高緯度から中緯度の地域に広く分布する体長約10cmのキクイタダキ科キクイタダキ属の鳥で、分布域により14亜種に分かれており、日本ではシベリア南東部から中国北東部、朝鮮半島、日本にかけて分布する亜種キクイタダキ(Regulus regulus japonensis)が留鳥または漂鳥として北海道から本州中部の山地から亜高山帯に生息し、冬季は平地から山地に移動することが知られています。

そんなキクイタダキですが、移動の途中でしょうか、港近くの草地で食べ物を探して動き回っていました。頭頂は黄色で、額、背以下の体上面は淡黄緑色。顔は灰褐色で、眼先から眼の周囲は白っぽく、風切基部が黒く、中・大雨覆、三列風切先端が白色のため2本の翼帯となって目立ちます。

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今日は島に立ち寄ったキクイタダキをご紹介しましたが、日本で見られるのは日本、韓国、中国、シベリア の東アジアで繁殖する亜種Regulus regulus japonensisで、留鳥または漂鳥として北海道から本州中部の山地から亜高山帯に生息し、冬季は平地から山地に移動するとされていますが、このように日本海側の島嶼で見られる個体は日本国内だけでの移動なのか、あるいは大陸からの移動なのかどちらなのでしょうか・・・


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ノビタキ

飛島探鳥の続きで、今日はノビタキをご紹介します。

従来、ノビタキ(Common Stonechat)はユーラシア大陸、アフリカで広く繁殖し、冬季はアフリカ北部、中近東、インド、東南アジアで越冬する体長約13cmのヒタキ科ノビタキ属の鳥として、分布域により全部で24亜種に分類されていましたが、現在、IOC(国際鳥類学会議)では①ヨーロッパノビタキ(European Stonechat:2亜種)、②シベリアノビタキ(仮称)(Siberian Stonechat:5亜種)、③ニシノビタキ(African Stonechat:13亜種)、④ノビタキ(Stejneger's Stonechat:亜種なし)などに分離独立させており、日本にはシベリア南東部からモンゴル東部、中国北東部、朝鮮半島、日本で繁殖するノビタキ(Stejneger's Stonechat)が夏鳥として渡来し、繁殖を終えたあとは東南アジア(主にマレー半島)に渡り越冬することが知られています。

渡りの途中島に立ち寄ったノビタキ。初列雨覆先端にバフ色の斑があることから第1回冬羽と思われます。

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今日は渡りの途中、島に立ち寄ったノビタキをご紹介しましたが、渡りのルートを考えると、サハリンや北海道など、北方で繁殖した個体が越冬地である東南アジアに向けて移動しているのでしょうか・・・


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Author:shumishan
自然の中で息づく野鳥たちとの出会いに、年も忘れて心ときめかせています。


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