ツバメ(アメリカ亜種)

昨日の続きで、今日はバンクーバーで目にしたツバメのアメリカ亜種をご紹介します。

ツバメ(Barn Swallow)は北半球の広い範囲で繁殖し、冬季は東南アジアや南アジア、アフリカ、南アメリカなどに渡り越冬する体長約17cmのツバメ科ツバメ属の鳥で、分布域により8亜種に分かれており、今回目にしたのはアラスカ、カナダ、アメリカからメキシコにかけて繁殖し、冬季はアルゼンチンに渡り越冬する亜種Hirundo rustica erythrogasterと思われました。なお、日本では亜種ツバメと亜種アカハラツバメの2亜種が繁殖しており、冬季は台湾、フィリピン、ボルネオ島北部、マレー半島、ジャワ島などに渡って越冬することが知られています。

海岸線近くで目にしたツバメのアメリカ亜種。大きくトリミングしているため鮮明な写真ではありませんが、額、頬から体下面は淡い橙褐色で、日本で繁殖するアカハラツバメより橙褐色みが薄いように思われました。

ツバメ1

ツバメ2

ツバメ3

ツバメ4

今日はバンクーバーで目にしたツバメのアメリカ亜種(Hirundo rustica erythrogaster)をご紹介しましたが、アメリカの亜種は、日本のように家の外壁に巣を作ることはめったになく、多くの場合、納屋や家畜小屋のような建物の内側や橋の下などに集団で巣を作るそうで、亜種の違いにより営巣形態も大きく異なるようです・・・


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オオアオサギ、アメリカコガラ

昨日の続きで、今日は同じくバンクーバーで目にしたオオアオサギとアメリカコガラをご紹介します。

最初はオオアオサギです。

オオアオサギ(Great Blue Heron)はカナダ、アメリカから西インド諸島にかけての地域とガラパゴス諸島に分布する体長約112cmのサギ科アオサギ属の鳥で、全部で5亜種に分かれており、今回目にしたのはカナダ南部からアメリカ中北部・東部からノースカロライナ州にかけて分布する基亜種Ardea herodias herodiasと思われました。

海岸線で目にしたオオアオサギ。日本で見られるアオサギ(Grey Heron:体長約93cm)より一回り大きく、体上面もより青色がかった濃灰色をしていました。

オオアオサギ2

こちらは全体に褐色みを帯びており、幼鳥と思われる個体です。

オオアオサギ1

次はアメリカコガラです。

アメリカコガラ(Black-capped Chickadee)はアラスカ、カナダ、アメリカ中部以北に分布する体長約13.5cmのシジュウカラ科コガラ属の鳥で、分布域により9亜種に分かれており、今回目にしたのはカナダ南西部とアメリカ北西部の海岸沿いに分布する亜種Poecile atricapillus occidentalisと思われます。英名のように頭のてっぺんはコガラと同じく黒色のベレー帽をかぶったような形ですが、喉の黒色部分が大きく、中でもアメリカ西海岸に分布するこの亜種は腹部がバフ色である点が特徴のようです。

ライフェル保護区で目にしたアメリカコガラの西海岸亜種。

アメリカコガラ1

アメリカコガラ2

今日は何れも北アメリカに分布するオオアオサギとアメリカコガラをご紹介しましたが、両者はそれぞれ日本におけるアオサギ、コガラと同じ科、属に属しており、改めて地理的に隔離された場所における種の分化(異所的種分化)について考えさせられます・・・


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クロワカモメ

昨日の続きで、今日は同じくバンクーバーで目にしたクロワカモメをご紹介します。

クロワカモメ(Ring-billed Gull)はカナダ南部、アメリカ北部一帯で繁殖し、冬季はアメリカ南部からメキシコ、西インド諸島にかけて越冬する体長約45cmのカモメ科カモメ属の鳥で。日本では迷鳥として2002年以降、同一個体が関東の港に渡来しています。カモメに似ていますが少し大きく、嘴は太く、名前の通り嘴先端に環状の黒斑があるのが特徴です。

海岸線で目にしたクロワカモメの第1回冬羽。全体的に白っぽく、嘴はピンク色で先端が黒いのが特徴です。

クロワカモメ1

クロワカモメ2

クロワカモメ3

クロワカモメ4

今日はクロワカモメの第1回冬羽個体をご紹介しましたが、ご参考までに2年前の4月、当地で撮影した夏羽個体をご紹介します。

http://shumishan.blog.fc2.com/blog-entry-953.html


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ハゴロモガラス

昨日の続きで、今日は同じくバンクーバーで目にしたハゴロモガラスをご紹介します。

ハゴロモガラス(Red-winged Blackbird)は北はアラスカから南は中米のコスタリカやカリブ海のバハマにかけて分布する体長約22cmのムクドリモドキ科ハゴロモガラス属の鳥で、分布域により実に22亜種に分類されており、今回目にしたのはカナダ南西部とアメリカ北西部・西部の海岸線に分布する亜種Agelaius phoeniceus caurinusと思われます。なお、英名は「赤い羽根をした黒い鳥」から、和名は赤い羽根を「はごろも」に見立てたものと思われます。

スタンレーパークで目にしたハゴロモガラスのオス。真っ黒の鳥ですが肩羽のあたりの赤色と黄色がアクセントになっています・・・

ハゴロモガラス5

ハゴロモガラス3

ハゴロモガラス4

木にとまったハゴロモガラス。一番上の個体はオスで、下の3羽は上面が赤褐色みをしたメスです。

ハゴロモガラス6

ハゴロモガラス7

ハゴロモガラス9

ハゴロモガラス11

今日は北米から中米にかけて分布するハゴロモガラスをご紹介しましたが、名前こそ「カラス」の名が付けられていますが、カラスの仲間ではなくムクドリモドキ科ハゴロモガラス属の鳥で、時には数十万~百万羽以上の大群で農耕地や果樹園に押し寄せ、作物に被害を与えることがあるそうです・・・


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クーパーハイタカ

昨日の続きで、今日は同じくバンクーバーで目にしたクーパーハイタカをご紹介します。

クーパーハイタカ(Cooper's Hawk)はカナダ南部から中米・ホンジュラスにかけて分布するタカ科ハイタカ属の鳥で、オスは体長が35〜46cmとメス(42〜50cm)より小さく、翼は短くて丸く、尾羽は長くて暗色の縞模様があり、成鳥の虹彩は赤色で、下面は淡赤色の細かい横斑があるのが特徴です。

海岸線で上空を旋回していたクーパーハイタカの幼鳥ですが、この場所ではツバメ(アメリカ亜種)が雛を守ろうとしていたのでしょうか、圧倒的に小さなツバメがクーパーハイタカを果敢に攻撃していました。

クーパーハイタカ2

クーパーハイタカ7

幼鳥は顔から体上面が茶褐色で、虹彩が黄色。胸には暗褐色の縦斑があるのが特徴です。

クーパーハイタカ3

クーパーハイタカ4

クーパーハイタカ6

クーパーハイタカ8

クーパーハイタカ9

今日はツバメ(アメリカ亜種)にモビングされていたクーパーハイタカの幼鳥をご紹介しましたが、それにしても、雛を守ろうとしていたにせよ、圧倒的に大きな猛禽にモビングするツバメは何と勇敢なのでしょうか・・・


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Author:shumishan
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自然の中で息づく野鳥たちとの出会いに、年も忘れて心ときめかせています。


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