ミカドバト

ベトナムシリーズの続きで、今日はミカドバトをご紹介します。

ミカドバト(Green Imperial Pigeon)はネパール、インド、スリランカから中国南部、タイ、インドシナ、マレー半島、スマトラ、ボルネオ、大スンダ列島、小スンダ列島、フィリピンなどにかけ広く分布する体長42~47cmのハト科ミカドバト属の鳥で、分布域により12亜種に分かれており、今回目にしたのはインド北部、ネパールから中国南部、タイ、インドシナ、アンダマン諸島に分布する亜種Ducula aenea sylvaticaと思われます。

カッティエン国立公園で上空を横切っていったミカドキジ。さすがImperialというだけあり、上面が美しい緑色をした大型のハトです。

ミカドバト4

ミカドバト5

ミカドバト3

ミカドバト6

今日は上面が美しい緑色の大型のハト、ミカドバトのうち、インド北部、ネパールから中国南部、タイ、インドシナ、アンダマン諸島に分布する亜種Ducula aenea sylvaticaと思われる個体をご紹介しましたが、ご参考までに以前、ボルネオで目にしたマレー半島から大スンダ列島、小スンダ列島に分布する亜種Ducula aenea polia に関するブログをご紹介します。

http://shumishan.blog.fc2.com/blog-entry-240.html


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ベニバト

ベトナムシリーズの続きで、今日は日本でも南西諸島ではお馴染みのベニバトをご紹介します。

ベニバト(Red Turtle Dove)はパキスタン、インドからネパール、チベット、中国、東南アジア、台湾、フィリピンにかけ広く分布する全長約23cmのハト科キジバト属の鳥で、全部で2亜種に分かれており、今回目にしたのはネパール東部、インド北東部、チベット北東部から中国、台湾、日本の南西諸島、フィリピンにかけて分布する亜種ベニバト(Streptopelia tranquebarica humilis)と思われます。

カッティエン国立公園で遠くの木に群れでとまっていた亜種ベニバト。

ベニバト5

頭から頸が青灰色で、翼と背中に赤色みがあるのがオスの特徴です。

ベニバト7

ベニバト8

こちらはオスで

ベニバト1

こちらはメスでしょうか・・・

ベニバト2

今日は日本でも数少ない旅鳥または冬鳥として西日本に渡来し、南西諸島ではほぼ毎年記録があるベニバトをご紹介しましたが、名前のようにオスでは全身紅色で体長も約23cmと小さく、何とも可愛らしいハトです・・・


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ハイガシラアオバト

ベトナムシリーズの続きで、今日はハイガシラアオバトをご紹介します。

ハイガシラアオバト(Ashy-headed Green Pigeon)はネパール、インド北東部からミャンマー、中国南西部、インドシナ南部にかけて分布する体長25.5~26cmのハト科アオバト属の鳥で、分布域により2亜種に分かれており、今回目にしたのはネパールを除く上記エリアに分布する基亜種Treron phayrei phayreiと思われ、名前のように頭部が灰色なのが特徴です。

カッティエン国立公園で目にしたハイガシラアオバト。何れの個体も頭部の灰色みが薄く、上面が暗色みを帯びていることから幼鳥と思われますが、左下の個体は胸にオレンジ色が見られることからオスの幼鳥と思われます。

ハイガシラアオバト6

ハイガシラアオバト8

ハイガシラアオバト9

ハイガシラアオバト3

ハイガシラアオバト1

ハイガシラアオバト2

今日はネパール、インド北東部からミャンマー、中国南西部、インドシナ南部にかけて分布するハイガシラアオバトをご紹介しましたが、本種は以前はハイビタイアオバト(Pompadour Green Pigeon)の亜種として分類されていましたが、その後、以下の3種に分割され、名前もハイガシラアオバト(Ashy-headed Green Pigeon)となったものです。
①スリランカに分布するハイビタイアオバト(Sri Lanka Green Pigeon)
②インド南西部に分布するGrey-fronted Green Pigeon(和名なし)
③ハイガシラアオバト(Ashy-headed Green Pigeon)


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ハシブトアオバト

ベトナムシリーズの続きで、今日はハシブトアオバトをご紹介します。

ハシブトアオバト(Thick-billed Green Pigeon)はネパール中部、インド北東部からミャンマー、インドシナ、マレー半島、スマトラ、ボルネオ、フィリピンにかけて分布する体長25.5~27cmのハト科アオバト属の鳥で、分布域により9亜種に分かれており、今回目にしたのはネパール中部、インド北東部からミャンマー、インドシナにかけて分布する亜種Treron curvirostra nipalensisと思われ、名前のように嘴が太く、嘴後方には赤色斑があり、目の周りには青緑色のアイリングがあるのが特徴です。

カッティエン国立公園で目にした全身が黄緑色のハシブトアオバトのメス。オスは頭部から背にかけて灰緑色で、翼上面は赤茶色なのが特徴です。

ハシブトアオバト1

ハシブトアオバト2

ハシブトアオバト3

ハシブトアオバト5

今日はネパール、インドから東南アジアにかけて分布するハシブトアオバトをご紹介しましたが、初めて見るハシブトアオバトは目の周りに青緑色のアイリングがあり、とても印象的でした・・・


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ベトナムの固有種 ズグロダルマエナガ

ベトナムシリーズの続きで、今日はズグロダルマエナガをご紹介します。

ズグロダルマエナガ(Black-headed Parrotbill)はベトナム南部にのみ分布する体長15.5~18.5cmのダルマエナガ科Psittiparus属のベトナムの固有種で、名前のとおり頭頂が黒く、頬に黒色斑があり、英名のようにオウムのような嘴に特徴があります。

ベトナム南部の山地で遠くの灌木にやってきたズグロダルマエナガ。本種は以前はハイガシラダルマエナガ(Grey-headed Parrotbill)のベトナム亜種として分類されていたものが、近年別種として分離されたもので、ハイガシラダルマエナガの頭頂が灰色なのに対し、本種は黒色なのが特徴のようです。

ズグロダルマエナガ4

ズグロダルマエナガ1

ズグロダルマエナガ2

ズグロダルマエナガ3

今日はベトナム南部にのみ分布するベトナムの固有種ズグロダルマエナガをご紹介しましたが、本種が属するダルマエナガ科はチメドリ科やメジロ科とは姉妹群であり、ズグロムシクイ類やノドジロチメドリ類、ダルマエナガ類などを含む20属70種からなっており、分類的に見ても、大変興味深い科と言えます・・・


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自然の中で息づく野鳥たちとの出会いに、年も忘れて心ときめかせています。


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