FC2ブログ

ノドグロハウチワドリ(旧称)

今日まで長い間、ベトナムの野鳥にお付き合いいただき有難うございました。シリーズの最後にノドグロハウチワドリ(旧称)をご紹介します。

旧称ノドグロハウチワドリ(Hill Prinia)はかっては喉が黒い亜種を含めてノドグロハウチワドリとされていましたが、近年喉の黒いタイプは別種ノドグロハウチワドリ(Black-throated Prinia)として分離されたため、従来のHill Priniaは和名が付けられていない状況となっています。

今回ベトナム南部で目にしたのは、インド北東部かrミャンマー東部、東南アジア、スマトラに分布する体長15~20.5cmの喉の白いHill Prinia(和名なし)で、分布域により5亜種に分けられており、今回目にしたのはインドシナ南部にだけ分布する亜種Prinia superciliaris klossiと思われます。

ベトナム南部の山地で、藪の中に姿を見せたHill Prinia(和名なし)。頭部から顔は灰色で、白い眉斑があり、長い尾羽を広げるとハウチワドリの名前のように団扇状に広がっています。

ノドグロハウチワドリ(旧)1

ノドグロハウチワドリ(旧)2

ノドグロハウチワドリ(旧)3

ノドグロハウチワドリ(旧)4

ノドグロハウチワドリ(旧)6

今日ご紹介したのは、インドシナ南部にだけ分布する旧称ノドグロハウチワドリ(Hill Prinia)の亜種Prinia superciliaris klossiでしたが、このように分類の変更があった場合、和名がすぐに付けられないケースが多く、そうなると、英名あるいは学名で呼ぶしか方法はないようです・・・


ご訪問ありがとうございました。

鳥写真ブログランキングに参加しています。応援クリックいただけると励みになります。
  ↓ ↓

スポンサーサイト

テーマ : 野鳥の写真
ジャンル : 写真

クロヒヨドリ

ベトナムシリーズの続きで、今日はクロヒヨドリをご紹介します。

クロヒヨドリ(Black Bulbul)はアフガニスタン、パキスタン、インド、ヒマラヤ山域からミャンマー、中国南部、台湾、インドシナにかけて分布する体長約20cmのヒヨドリ科ヒヨドリ属の鳥で、名前のように全身真っ黒で、嘴と足が赤色なのが特徴です。分布域により10亜種に分かれており、今回訪れたベトナムには冬季、越冬のため渡来しているようですが、分布域から考えると、中国雲南省で繁殖し、冬季はタイ、ラオス、ベトナムで越冬する亜種Hypsipetes leucocephalus sinensisがの可能性が高いと思われます。

ベトナム南部の山地で目にしたクロヒヨドリ。台湾でよく見かける台湾亜種(Hypsipetes leucocephalus nigerrimus)に比べると、嘴と足の赤色はそれ程鮮やかではありません。

クロヒヨドリ3

クロヒヨドリ4

クロヒヨドリ5

クロヒヨドリ8

クロヒヨドリ9

今日はベトナム南部で目にした全身が真っ黒なクロヒヨドリをご紹介しましたが、ベトナムには頭と胸が白い亜種Hypsipetes leucocephalus leucothoraxや頭だけが白い亜種Hypsipetes leucocephalus leucocephalusも分布しているようで、今度はそんな亜種にもお目にかかりたいものです・・・


ご訪問ありがとうございました。

鳥写真ブログランキングに参加しています。応援クリックいただけると励みになります。
  ↓ ↓

鳥写真 ブログランキングへ

テーマ : 野鳥の写真
ジャンル : 写真

ミミジロヒヨドリ

ベトナムシリーズの続きで、今日は同じくヒヨドリの仲間、ミミジロヒヨドリをご紹介します。

ミミジロヒヨドリ(Streak-eared Bulbul)はタイ、マレーシア、ラオス、カンボジア、ベトナムなどに分布する体長17.5~19.5cmのヒヨドリ科シロガシラ属の鳥で、名前のごとく耳羽に線状の白斑が見られるのが特徴です。なお、ミャンマーに分布する別亜種については、2016年に別種として分離され、現在英名はAyeyarwady Bulbulとなっています。

カッティエン国立公園で目にしたミミジロヒヨドリ。全身褐色ですが、よく見ると耳の辺りに線状の白斑を確認することができます。、

ミミジロヒヨドリ3

ミミジロヒヨドリ2

ミミジロヒヨドり5

ミミジロヒヨドリ6

ミミジロヒヨドリ7

今日はタイ、マレーシア、ラオス、カンボジア、ベトナムなどに分布するミミジロヒヨドリをご紹介しましたが、ミャンマーに分布する下腹部の黄色みが薄い別亜種については、2016年に別種として分離されています。分類についてはある意味、人間が勝手に行っていることであり、それに伴い名前も変わるため、鳥にとっては迷惑な話かもしれませんが・・・・


ご訪問ありがとうございました。

鳥写真ブログランキングに参加しています。応援クリックいただけると励みになります。
  ↓ ↓

鳥写真 ブログランキングへ

テーマ : 野鳥の写真
ジャンル : 写真

コシジロヒヨドリ

ベトナムシリーズの続きで、今日はコシジロヒヨドリをご紹介します。

コシジロヒヨドリ(Sooty-headed Bulbul)は中国南部から東南アジア、ジャワ、バリなどに分布する体長19~21㎝のヒヨドリ科シロガシラ属の鳥で、スマトラ島やスラウェシ島などにも移入されており、林縁や薮地、開けた林などを好み、公園や庭園にもよく現れるようです。

カッティエン国立公園で目にしたコシジロヒヨドリ。コシジロヒヨドリは分布域により9亜種に分かれており、今回目にしたのは尾羽基部に黄色斑があることから、ベトナム中部に分布する亜種Pycnonotus aurigaster dolichurus、あるいはタイ南東部、インドシナ南部に分布する亜種Pycnonotus aurigaster germaniの何れかと思われます。

コシジロヒヨドリ6

コシジロヒヨドリ7

コシジロヒヨドリ8

コシジロヒヨドリ9

コシジロヒヨドリ13

コシジロヒヨドリ14

こちらは飛び出しです。後ろから見ると、尾羽基部の黄色斑がよく分かります・・・

コシジロヒヨドリ20

コシジロヒヨドリ21

今日はベトナム南部で目にしたコシジロヒヨドリの亜種Pycnonotus aurigaster dolichurus、あるいは亜種Pycnonotus aurigaster germaniの何れかと思われる個体をご紹介しましたが、以前訪れたタイ北部では、ミャンマー南東部からタイ北部にかけて分布する尾羽基部が赤色の亜種Pycnonotus aurigaster klossiを目にしましたので、ご参考までにその時の写真をご紹介します。

コシジロヒヨドリ4


ご訪問ありがとうございました。

鳥写真ブログランキングに参加しています。応援クリックいただけると励みになります。
  ↓ ↓

鳥写真 ブログランキングへ

テーマ : 野鳥の写真
ジャンル : 写真

シロハラカンムリヒヨドリ

ベトナムシリーズの続きで、今日はシロハラカンムリヒヨドリをご紹介します。

シロハラカンムリヒヨドリ(Ochraceous Bulbul)はミャンマー南部、タイ南部、カンボジア南西部、ベトナム南部からマレー半島、スマトラ、ボルネオにかけて分布する体長19~22cmのヒヨドリ科Alophoixus属の鳥で、分布域により8亜種に分かれており、今回目にしたのはべトナム南部に分布する亜種Alophoixus ochraceus hallaeと思われ、胸以下の体下面は和名とは異なり、淡い黄褐色なのが特徴のようです。

カッティエン国立公園で目にしたシロハラカンムリヒヨドリ。和名のように立派な冠羽があり、ヒヨドリの仲間とは思えない魅力的な雰囲気を持っています。

シロハラカンムリヒヨドリ1

シロハラカンムリヒヨドリ3

シロハラカンムリヒヨドリ4

シロハラカンムリヒヨドリ5

今日はベトナム南部だけに分布するシロハラカンムリヒヨドリの亜種Alophoixus ochraceus hallaeをご紹介しましたが、それにしてもベトナム南部は固有種、固有亜種が多く、同じインドシナ半島でも生物分布においては特異なエリアのようです・・・


ご訪問ありがとうございました。

鳥写真ブログランキングに参加しています。応援クリックいただけると励みになります。
  ↓ ↓

鳥写真 ブログランキングへ

テーマ : 野鳥の写真
ジャンル : 写真

プロフィール

shumishan

Author:shumishan
自然大好き人間です。
自然の中で息づく野鳥たちとの出会いに、年も忘れて心ときめかせています。


   ↑ ↑
鳥写真ブログランキングに参加しています。応援クリック宜しくお願いします。  

カレンダー
10 | 2018/11 | 12
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -
最新記事
月別アーカイブ
検索フォーム
カテゴリ
リンク
QRコード
QR
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる