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モモイロペリカン

だいぶ前になりますが、東欧・ブルガリアの探鳥ツアーに参加してきましたので、しばらくの間、当地で目にした鳥たちをご紹介します。

最初は日本でも記録のあるモモイロペリカンです。

モモイロペリカン(Great White Pelican)はヨーロッパ南東部から中央アジア(黒海、カスピ海、アラル海沿岸等)とアフリカで繁殖し、冬季はアフリカ中部から南部、パキスタン、インド、ベトナム南部等に渡り越冬する体長140~175cmのペリカン科ペリカン属の鳥で、日本では迷鳥として沖縄県で数例の観察記録があるほか、各地において籠ぬけと思われる個体が観察されています。なお、和名は繁殖期に体色がピンク色になることから名付けられたものと思われますが、非繁殖期は白色であり、そんなことから英名では大型の白いペリカン(Great White pelican) と名付けられています。

集団で越冬地に向かう途中なのでしょうか、大きな池で群れで休んでいた夏羽のモモイロペリカン。

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水面近くを低空飛翔するモモイロペリカン。体全体がピンク色を帯び、黒色の風切との対比が鮮やかです・・・

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今日は越冬地に向かう途中と思われる夏羽のモモイロペリカンの群れをご紹介しましたが、ご参考までに、以前訪れたケニアとインドでのモモイロペリカンのブログをご紹介します・・・

ケニア(夏羽)

インド(冬羽)


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上空を飛翔するモモイロペリカン

昨日の続きで、今日は上空を飛んでいたモモイロペリカン(Great White Pelican)をご紹介します。

薄日を浴び、上空を横切っていった夏羽のモモイロペリカン。体全体がピンク色を帯び、黒色の風切との対比が鮮やかです・・・

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こちらは青空バックに上空を通過していったモモイロペリカン。真下から見ると嘴の幅は狭く、異様に細長く見えます・・・

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今日は越冬地に向かう途中、中継地である湖に集団で立ち寄っていた夏羽のモモイロペリカンをご紹介しましたが、体長140~175cm、翼長270cmという大型鳥類が間近で飛ぶ様は実に迫力満点でした・・・


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ハイイロペリカン

昨日に続いて、今日は同じくブルガリアで目にしたハイイロペリカンをご紹介します。

ハイイロペリカン(Dalmatian Pelican)はヨーロッパ南東部から中国にかけて繁殖し、冬季、ギリシャから中国南部にかけ越冬する体長160~180cmのペリカン科ペリカン属の鳥で、日本では迷鳥として本州、九州、宮古島、八重山諸島で記録があり、和名のように全身つやのある灰白色で、後頭から後頸の冠羽がややカールしているのが特徴です。

右側のモモイロペリカンの群れの近くで泳いでいたハイイロペリカン。全身淡いピンク色のモモイロペリカンに比べ、体色は灰白色であることが分かります。

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大きくトリミングしてみました。手前の猛禽はオジロワシ(White-tailed Eagle)。

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こちらは別の湖で目にしたハイイロペリカン。眼の周囲の裸出部は灰色で小さく、体上面は灰白色で、後頭の冠羽はボサボサとして僅かにカールしていることから若い個体と思われます。

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日本で記録のあるペリカンはモモイロペリカン、ハイイロペリカン、ホシバシペリカンの3種ですが、今までハイイロペリカンだけは見たことがなく一度は目にしたいと思っていました。そんな中、ようやく今回のブルガリアで念願の3種目を目にすることができました・・・


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シュバシコウ

ブルガリアシリーズの続きで、今日は秋の渡りの主役、シュバシコウをご紹介します。

シュバシコウ(White Stork)はヨーロッパ、西アジア、中央アジア、中東、アフリカ北部・南部で繁殖し、冬季、アフリカ東部・南部、
イラン、インドで越冬する体長95~110cmのコウノトリ科コウノトリ属の鳥で、2亜種に分かれており、今回目にしたのはヨーロッパ、西アジア、中東、アフリカ北部・南部で繁殖し、冬季、アフリカ東部・南部で越冬する基亜種Ciconia ciconia ciconiaと思われます。

大群で上空を横切って行ったシュバシコウ。日本で見られるコウノトリとは近縁で大変よく似ていますが、和名(赤い嘴のコウノトリ)のように嘴が赤い点が異なります。

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大きくトリミングしてみました。嘴の赤みが淡く、先端に黒みがあることから若い個体と思われます。

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今日はコウノトリの近縁種、シュバシコウをご紹介しましたが、シュバシコウ(Ciconia ciconia )とコウノトリ(Ciconia boyciana)との間では2代雑種までできているため両種を同一種とする意見も有力で、この場合は学名がシュバシコウはCiconia ciconia ciconia、コウノトリはCiconia ciconia boycianaになると思われます・・・


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シロエリハゲワシ

ブルガリアシリーズの続きで、今日はシロエリハゲワシをご紹介します。

シロエリハゲワシ(Griffon Vulture)は南ヨーロッパ、北アフリカから中央アジア、インド北部にかけての山岳地帯に分布する体長95~110cmのタカ科Gyps属の鳥で、分布域により2亜種に分かれており、今回目にしたのは南ヨーロッパ、北アフリカから中央アジアにかけて分布する基亜種Gyps fulvus fulvusと思われます。なお、和名は白い襟状の羽毛を持つことから名付けられています。

ブルガリアの山岳地帯でコロニーを作っていたシロエリハゲワシ。さすが大型の猛禽、迫力満点です。

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頸を伸ばしたシロエリハゲワシ。和名のごとく白い襟状の羽毛を確認することができます。

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岩山をバックに飛翔するシロエリハゲワシ。

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今日は南ヨーロッパ、北アフリカから中央アジアにかけて分布するシロエリハゲワシの基亜種Gyps fulvus fulvusをご紹介しましたが、シロエリハゲワシはこの写真のように山岳地帯の岩壁にコロニーを作って繁殖しており、このコロニーを見るために多くのバーダーが訪れていました・・・


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Author:shumishan
自然の中で息づく野鳥たちとの出会いに、年も忘れて心ときめかせています。


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