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ヨーロッパコマドリの幼鳥

いよいよ本年最後となりましたが、この一年、稚拙なブログにお付き合いいただきありがとうございました。本年最後はヨーロッパコマドリの幼鳥をご紹介します。

ヨーロッパコマドリ(European Robin)はヨーロッパ全域のほか、シベリア西部、カフカース、アルジェリア、大西洋上のアゾレス諸島、マデイラ諸島まで広く分布するヒタキ科コマドリ属の鳥で、全部で9亜種に分けられており、今回目にしたのはヨーロッパ大陸からウラル山脈、トルコ西部、モロッコ北西部などに分布する基亜種Erithacus rubecula rubeculaで、イギリスに分布する亜種Erithacus rubecula melophilusに比べると、胸の赤橙色が弱く、上面は灰色がかった褐色をしているのが特徴です。また、日本では迷鳥として北海道、飛島、千葉県、奈良県、舳倉島で記録がありますが、亜種は不明とされています。

山地の道路わきで目にした基亜種ヨーロッパコマドリの幼鳥。頭部から胸にかけて淡褐色の細かい斑が認められます。

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今日はブルガリアで目にした基亜種ヨーロッパコマドリの幼鳥をご紹介しましたが、本種の成鳥については今までにフランス、オーストリア、イギリスで目にしていますので、ご参考までに当時のブログをご紹介します・・・

フランス(基亜種)

オーストリア(基亜種)

イギリス(別亜種)


それでは皆様、よいお年をお迎えください!!

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クロジョウビタキ

ブルガリアシリーズの続きで、今日はクロジョウビタキをご紹介します。

クロジョウビタキ(Black Redstart)はヨーロッパ西部、アフリカ北西部からシベリア、モンゴル西部、中国北西部にかけて繁殖し、冬季はアフリカ北部、ヨーロッパ南部、西南アジア、インドに渡り越冬する体長13~14.5cmのヒタキ科ジョウビタキ属の鳥で、全部で5亜種に分かれており、今回目にしたのはヨーロッパ、アフリカ北西部、トルコ西部にかけて分布する亜種Phoenicurus ochruros gibraltariensisと思われます。なお、日本では迷鳥として北海道、本州、飛島、粟島、舳倉島、見島、宇治群島、久米島、西表島、与那国島などで記録があり、日本に渡来したのはヒマラヤ中部から中国中部にかけて分布する亜種クロジョウビタキ(Phoenicurus ochruros rufiventris)とされています。

山岳地帯で目にしたクロジョウビタキ。体全体が暗灰褐色で、尾だけが褐色のであることから若いメスあるいはオスの第1回夏羽と思われます。(成鳥は体全体が黒色で、翼に白斑が見られる)

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今日はブルガリアの山岳地帯で目にしたクロジョウビタキの若いメスあるいはオスの第1回夏羽と思われる個体をご紹介しましたが、ご参考までに以前フランス、オーストリア、モンゴルで目にしたクロジョウビタキのブログをご紹介します・・・

フランス(オス1S、メス?)

オーストリア(オス成鳥、オス1S、メス)

モンゴル(オス成鳥、メス成鳥)


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シロビタイジョウビタキ

ブルガリアシリーズの続きで、今日はシロビタイジョウビタキをご紹介します。

シロビタイジョウビタキ(Common Redstart)はヨーロッパ、アフリカ北部からロシア中南部、カザフスタン、モンゴルなどにかけて繁殖し、冬季はアフリカ北東部・東部に渡り越冬する体長13~14.5cmのヒタキ科ジョウビタキ属の鳥で、分布域により2亜種に分かれており、今回目にしたのはバルカン半島、ギリシャからウズベキスタン、トルクメニスタン、イランにかけて繁殖し、冬季アフリカ北東部に渡り越冬する亜種Phoenicurus phoenicurus samamisicusと思われます。なお、日本では迷鳥として石川県舳倉島で過去2回しか記録がないという珍鳥でもあります。

黒海沿岸の林で目したシロビタイジョウビタキ。頭から体上面は灰褐色で、かすかに眉斑が見られるほか、喉は汚灰色で、胸以下の下面は橙褐色で鱗模様があることからオスの第1回冬羽と思われます。

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今日はシロビタイジョウビタキ(亜種Phoenicurus phoenicurus samamisicus)のオスの第1回冬羽と思われる個体をご紹介しましたが、ご参考までに以前モンゴル、チェコスロバキアで目にした基亜種Phoenicurus phoenicurus phoenicurus の成鳥をご紹介します・・・

モンゴル(成鳥オス)

チェコスロバキア(成鳥オス・メス)


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ニシオジロビタキ

ブルガリアシリーズの続きで、今日は日本でも人気のあるニシオジロビタキをご紹介します。

ニシオジロビタキ(Red-Breasted Flycather)はヨーロッパ北部、中部からロシア西部、イランにかけて繁殖し、冬季にインド、パキスタンなどに渡り越冬する体長11~12cmのヒタキ科キビタキ属の鳥ですが、日本では数少ない旅鳥または冬鳥として毎年各地で記録があり、その多くはメスのことが多いようです。なお、ニシオジロビタキは、かってはロシアからモンゴル北部、中国北東部にかけて繁殖し、冬季に東南アジアからボルネオにかけて越冬し、日本には少数が渡来するオジロビタキ(Taiga Flycatcer)の別亜種とされていましたが、現在、IOC(国際鳥類学会議)では別種としています。

湖畔の灌木で目にしたニシオジロビタキ。喉から胸にかけてオス特有の橙色が見られないことからメスのように見えますが、大雨覆には幼羽が残り、胸にうっすらと橙色が見られることから、オスの第1回冬羽ではないかと思われます。

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日陰に移動した同じ個体。胸にうっすらとした橙色がよく確認できます。

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今日はブルガリアで目にしたニシオジロビタキのオス第1回冬羽と思われる個体をご紹介しましたが、ご参考までに以前、関西とインドで目にしたオス成鳥と、モンゴルで目にしたオジロビタキのオス成鳥をご紹介します。

ニシオジロビタキ(関西)
ニシオジロビタキ(インド)
オジロビタキ(モンゴル)


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マミジロノビタキ

ブルガリアシリーズの続きで、今日は日本でも記録のあるマミジロノビタキをご紹介します。

マミジロノビタキ(Whinchat)はヨーロッパからロシア中部、モンゴル北西部にかけて繁殖し、冬季、アフリカ西部・中部・北東部で越冬する体長12~14cmのヒタキ科ノビタキ属の鳥で、日本では迷鳥として沖縄島と舳倉島で記録があり、和名のように雌雄ともに白い眉斑があるのが特徴です。

草原地帯で遠くの草にとまっていたマミジロノビタキ。この個体は眉斑が淡橙褐色で、頬は橙褐色で細い黒褐色の斑があることからメスと思われます。(オスは眉斑が明瞭な白色で、頬は黒褐色)

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1羽が羽根を開いてくれました。尾羽は黒く、中央1対を除く基部が白いのが本種の特徴です。

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今日はヨーロッパからモンゴルにかけて広く分布するマミジロノビタキをご紹介しましたが、今まで訪れた中では見ることが叶わず一度は目にしたいと思っていました。今回、距離こそありましたが、ようやく念願を叶えることができました・・・


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Author:shumishan
自然大好き人間です。
自然の中で息づく野鳥たちとの出会いに、年も忘れて心ときめかせています。


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