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コウライキジ

韓国シリーズの最後に、今日はコウライキジをご紹介します。

コウライキジ(Common Pheasant)はユーラシア大陸中央部・東部、中国南部、台湾、ベトナム北部に分布する体長53~89cmのキジ科キジ属の鳥で、分布域により30亜種に分かれており、韓国では中国北東部から朝鮮半島にかけて分布する亜種コウライキジ(Phasianus colchicus karpowi)が留鳥として生息しています。

韓国本土の広い公園で草叢をゆっくり歩いていた亜種コウライキジのオス。上背と脇は黄褐色で胸は紫がかった橙褐色、白い頸輪が目立ちます。

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韓国シリーズの最後に亜種コウライキジをご紹介しましたが、従来、亜種コウライキジはキジ(Common Pheasant)34亜種中の亜種として分類されていましたが、IOC(国際鳥類学会議)では日本で生息するキジ(4亜種)を独立種キジ(Green Pheasant)として分割しており、日本鳥類目録改訂第8版でも同様に別種とすることが検討されているようです・・・


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カササギ

韓国シリーズの続きで、今日は韓国本土で目にしたカササギをご紹介します。

カササギ(Eurasian Magpie)はヨーロッパ、アフリカ北西部から中東、中央アジア、インド北部、極東にかけて広く分布する体長40~51cmのカラス科カササギ属の鳥として10亜種に分かれていましたが、近年、その中から4亜種を独立種として分割しており、今回、韓国本土で目にしたのはロシア南東部、マヤンマーから中国東部、台湾、インドシナ北部にかけて分布するカササギ(Oriental Magpie)2亜種のうち、ロシア南東部、中国北東部、朝鮮半島に分布する亜種Pica serica anderssoniです。なお、日本では同じ亜種が留鳥として九州北西部に局地的に生息しているほか、近年、福井県や石川県、富山県、新潟県、山形県、北海道など、港を中心とした狭い範囲で繁殖する例が増えているようです。

韓国本土の広い公園で目にしたカササギ。日本で見られるカササギ同様、頭部から背以下の上面、腮から胸、尻から下尾筒は黒色で、翼は青色、尾には紫、緑、青などの金属光沢があるのが特徴です。

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地面に降り餌を探していた別個体。

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日本で見られるカササギは17世紀頃に朝鮮半島から九州北部に持ち込まれたものが定着したとされており、そういう意味では今回の韓国のカササギは日本のルーツとも言え、何となく親近感をおぼえました・・・


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亜種チョウセンダルマエナガ

韓国シリーズの続きで、今日は韓国本土で目にした亜種チョウセンダルマエナガご紹介します。

ダルマエナガ(Vinous-throated Parrotbill)はロシア南東部から中国東部・南部、朝鮮半島、台湾、ベトナム北部にかけて分布する体長12~13cmのダルマエナガ科ダルマエナガ属の鳥で、分布域により6亜種に分かれており、韓国では中国河北省から朝鮮半島南部にかけて分布する亜種チョウセンダルマエナガ(Sinosuthora webbiana fulvicauda)が留鳥として生息することが知られています。なお、日本では1984年に粟島で1例のみ記録があり亜種不明とされています。

海岸近くの大きな公園で目にした亜種チョウセンダルマエナガ。頭は丸く尾は長く、全身ほぼ褐色で、嘴は英名のごとくオウムのように短いのが特徴です。

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今日は中国河北省から朝鮮半島南部にかけて分布する亜種チョウセンダルマエナガ(Sinosuthora webbiana fulvicauda)をご紹介しましたが、日本で記録された1例は地理的要因を考えると、やはり同じ亜種の可能性が高いのではないかと思われます・・・


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アカハラ

韓国・離島シリーズの続きで、今日はアカハラをご紹介します。

アカハラ(Brown-headed Thrush)はサハリン、千島、日本で繁殖し、冬季は日本、台湾、中国南東部、フィリピンに渡り越冬する体長約24cmのツグミ科ツグミ属(IOC分類による)の鳥で、分布域により次の2亜種に分かれています。①基亜種アカハラ(Turdus chrysolaus chrysolaus)は北海道から本州中部で繁殖し、冬季は本州中部以西や中国南東部、台湾、フィリピン北東部へ南下し越冬。②亜種オオアカハラ(Turdus chrysolaus orii)はサハリン、千島列島で繁殖し留鳥とされていますが、冬季、本州や南西諸島でも越冬することが知られています。

林縁で目にした亜種アカハラのオス成鳥。額から体上面はオリーブ褐色で、顔から胸にかけてやや黒みがあり、下胸から腹脇は橙褐色で、腹中央から下尾筒は白色なのが特徴です。

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こちらは水浴び後、羽を乾かしていたアカハラ。大雨覆に幼羽が見られることから第1回夏羽と思われます。

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今日は韓国南部の離島に立ち寄った亜種アカハラをご紹介しましたが、越冬地である中国南東部、台湾、フィリピン北東部から繁殖地である日本への移動の途中、立ち寄ったものと思われます・・・


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マミチャジナイ

韓国・離島シリーズの続きで、今日はマミチャジナイをご紹介します。

マミチャジナイ(Eyebrowed Thrush)は夏季にロシア中部から南東部で繁殖し、冬季、東南アジア、フィリピン、大スンダ列島、スラウェシ、フローレスにかけて越冬する体長21.5~22cmのツグミ科ツグミ属の鳥で、日本では主に渡りの途中に旅鳥として飛来するほか、少数が冬季に西日本や南西諸島で越冬することが知られています。そんなマミチャジナイですが、韓国南部の離島も渡りのコースにあたるようで、滞在中、毎日のように目にすることができました。

林縁で休んでいたマミチャジナイ。この個体は名前のように眉斑が白く、頭部は暗灰色で目先が黒いことから成鳥のオスと思われます。

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草地で虫を探していたマミチャジナイ。

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こちらは顔に灰色みがあまりなく、眼先の黒みも薄いことからメスと思われます。

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今日は滞在中、連日のように目にしたマミチャジナイをご紹介しましたが、やはり韓国南部の離島は春の渡りのメインコースにあたるようです・・・


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Author:shumishan
自然の中で息づく野鳥たちとの出会いに、年も忘れて心ときめかせています。


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