キクガシラコウモリ
あまりの暑さに近くの山の水場に行ってきましたが、今日はその時、偶然観察小屋で目にしたキクガシラコウモリをご紹介します。
キクガシラコウモリ(Greater Horseshoe Bat)はユーラシア大陸、イギリス、日本、モロッコ などに分布する体長体長6.3~8.2cm、尾長2.8~4.5cmのキクガシラコウモリ科キクガシラコウモリ属に分類されるコウモリで、鼻葉を菊の花に例えたことが和名の由来とされています。
昼間でも真っ暗な観察小屋の天井にぶら下がっていたキクガシラコウモリ。最初は名前が分かりませんでしたが、調べたところキクガシラコウモリと分かりました。写真で大きな目のように見えるのは耳で、耳の付け根の下にある小さな点のようなものが目です。また、目の下にある口のようなものが鼻で、これが菊の花のように見えることから和名が、また英名はこれが馬蹄(蹄鉄)のように見えることから名付けられているようです。

今日は観察小屋で偶然目にしたキクガシラコウモリをご紹介しましたが、中国国内に棲息するキクガシラコウモリが重症急性呼吸器症候群(SARS-コロナウイルス :SARS-CoV) に類似したウイルスを保有していることが分かり、SARS-CoVの大元の保有動物と考えられており、今回そんな危険性も考え、マスクとメガネをかけ慎重に撮影しました・・・
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キクガシラコウモリ(Greater Horseshoe Bat)はユーラシア大陸、イギリス、日本、モロッコ などに分布する体長体長6.3~8.2cm、尾長2.8~4.5cmのキクガシラコウモリ科キクガシラコウモリ属に分類されるコウモリで、鼻葉を菊の花に例えたことが和名の由来とされています。
昼間でも真っ暗な観察小屋の天井にぶら下がっていたキクガシラコウモリ。最初は名前が分かりませんでしたが、調べたところキクガシラコウモリと分かりました。写真で大きな目のように見えるのは耳で、耳の付け根の下にある小さな点のようなものが目です。また、目の下にある口のようなものが鼻で、これが菊の花のように見えることから和名が、また英名はこれが馬蹄(蹄鉄)のように見えることから名付けられているようです。

今日は観察小屋で偶然目にしたキクガシラコウモリをご紹介しましたが、中国国内に棲息するキクガシラコウモリが重症急性呼吸器症候群(SARS-コロナウイルス :SARS-CoV) に類似したウイルスを保有していることが分かり、SARS-CoVの大元の保有動物と考えられており、今回そんな危険性も考え、マスクとメガネをかけ慎重に撮影しました・・・
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獲物を捕らえてきたニホンイタチ
コミミズクに会いたくてポイントを訪れましたが、いつまで待っても本命は現れず、唯一撮れたのはニホンイタチだけでした。
ニホンイタチ(Japanese Weasel:Mustela itatsi)は本州、四国、九州など(北海道では船に潜入した個体が野生化、島嶼部では人為的な移入)に分布するネコ目イタチ科イタチ属に分類される日本の固有種で、かってはチョウセンイタチの亜種とする説もあったようですが、近年、DNAレベルでの比較により別種とされています。
そんなニホンイタチですが、食性は主に動物食で、ネズミや鳥、両生類、魚、カニ、ザリガニ、昆虫類、ミミズ、動物の死体などを食しているようで、今回、偶然目にしたのは何やら獲物を捕えてきたニホンイタチでした。

口に咥えた獲物をよく見るとどうやらカエルのようです。

ニホンイタチは相当用心深いようで、時々立ち止まり、周りの様子を窺いながら獲物を運んでいきました。




今日は偶然目にした日本の固有種ニホンイタチをご紹介しましたが、一方、本来、日本では対馬だけに自然分布していたチョウセンイタチが、船舶の積荷などに紛れ込んで朝鮮半島から九州に侵入したり、毛皮業者が養殖の為に持ち込んだものが、その後養殖場から逃げ出し、それ以降西日本を中心に分布を広げているようです。チョウセンイタチはニホンイタチに比べ体が一回り大きく、侵入した場所ではチョウセンイタチが優勢になり、ニホンイタチを山間部に追い込んでいるほか、住宅地に適応し、ニワトリ等の食害や、家屋に侵入して糞尿や騒音の問題を引き起こすなど、大きな問題となっているようです・・・
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ニホンイタチ(Japanese Weasel:Mustela itatsi)は本州、四国、九州など(北海道では船に潜入した個体が野生化、島嶼部では人為的な移入)に分布するネコ目イタチ科イタチ属に分類される日本の固有種で、かってはチョウセンイタチの亜種とする説もあったようですが、近年、DNAレベルでの比較により別種とされています。
そんなニホンイタチですが、食性は主に動物食で、ネズミや鳥、両生類、魚、カニ、ザリガニ、昆虫類、ミミズ、動物の死体などを食しているようで、今回、偶然目にしたのは何やら獲物を捕えてきたニホンイタチでした。

口に咥えた獲物をよく見るとどうやらカエルのようです。

ニホンイタチは相当用心深いようで、時々立ち止まり、周りの様子を窺いながら獲物を運んでいきました。




今日は偶然目にした日本の固有種ニホンイタチをご紹介しましたが、一方、本来、日本では対馬だけに自然分布していたチョウセンイタチが、船舶の積荷などに紛れ込んで朝鮮半島から九州に侵入したり、毛皮業者が養殖の為に持ち込んだものが、その後養殖場から逃げ出し、それ以降西日本を中心に分布を広げているようです。チョウセンイタチはニホンイタチに比べ体が一回り大きく、侵入した場所ではチョウセンイタチが優勢になり、ニホンイタチを山間部に追い込んでいるほか、住宅地に適応し、ニワトリ等の食害や、家屋に侵入して糞尿や騒音の問題を引き起こすなど、大きな問題となっているようです・・・
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スターウォーズ・ヨーダ似のフィリピンメガネザル
昨日までフィリピンで目にした鳥たちをご紹介してきましたが、シリーズの最後に、今日はボホール島で目にした世界一小さなメガネザル フィリピンメガネザルをご紹介します。
メガネザル(Tarsier)はインドネシア、ボルネオ島、フィリピン諸島など、東南アジアの島嶼部に生息するメガネザル科メガネザル属の体重100グラム程度の小型の霊長類で、体の割に大きな眼を持つことからメガネザルという和名の由来ともなっています。メガネザルの仲間は全部で9種に分かれており、何れもメガネザル属に属していますが、今回、セブ島から高速艇で2時間ほどのところにあるボホール島で目にしたフィリピンメガネザル(Philippine Tarsier)は、体長85~160mm、体重80~160gと、メガネザルの仲間でも最も小さい種の一つで、大人の拳ほどの大きさしかないとのことです。
保護施設(林)の中で目にしたフィリピンメガネザル。体の割に目と耳が大きく、スターウォーズのヨーダによく似ており、見るからにその独特の雰囲気を醸し出しています。




今日はスターウォーズのヨーダによく似たフィリピンメガネザルをご紹介しましたが、体に対する目の大きさは、哺乳類の中でも最も大きく、見るからに夜行性動物であることを想起させてくれますが、想像にたがわず昼間は薄暗い木の中でほとんど動かずじっと休んでいました・・・
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保護施設(林)の中で目にしたフィリピンメガネザル。体の割に目と耳が大きく、スターウォーズのヨーダによく似ており、見るからにその独特の雰囲気を醸し出しています。




今日はスターウォーズのヨーダによく似たフィリピンメガネザルをご紹介しましたが、体に対する目の大きさは、哺乳類の中でも最も大きく、見るからに夜行性動物であることを想起させてくれますが、想像にたがわず昼間は薄暗い木の中でほとんど動かずじっと休んでいました・・・
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明けましておめでとうございます
明けましておめでとうございます。
いつもブログをご覧いただきありがとうございます。年とともに遠出も億劫になってきているこの頃ですが、自身の健康のためと鞭打ち、今年もできる限り各地を訪れ、自然の中に息づく生き物たちの姿をお届けしたいと思います。
今年最初にお届けするのは今年の干支イノシシです。本来であれば日本産の亜種ニホンイノシシか亜種リュウキュウイノシシをご紹介したいところですが、残念ながら写真がありませんので、以前、アフリカで撮影したイボイノシシをご紹介します。
イボイノシシはサハラ砂漠以南のフリカ大陸に分布する体長90~150cmのイノシシ科イボイノシシ属の哺乳類で、日本のイノシシよりやや小型で、体毛はイノシシに比べ全体的に薄毛ですが、頭部から背中にかけて黒色のたてがみがあり、目の下と頬にはその名前の由来にもなっているそれぞれ一対のイボがあるのが特徴です。

今日はサバンナでも人気のあるイボイノシシをご紹介しましたが、一般にイノシシの仲間は向こう見ずに突き進むことから「猪突猛進」という言葉もありますが、実際には他の動物と同様に前進している際、目の前に危険が迫った時や危険物を発見した時は急停止するなどして方向転換することができるそうで、真っすぐにしか進めないというのは誤りであるそうです・・・
それでは今年もどうぞよろしくお願いいたします。
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イボイノシシはサハラ砂漠以南のフリカ大陸に分布する体長90~150cmのイノシシ科イボイノシシ属の哺乳類で、日本のイノシシよりやや小型で、体毛はイノシシに比べ全体的に薄毛ですが、頭部から背中にかけて黒色のたてがみがあり、目の下と頬にはその名前の由来にもなっているそれぞれ一対のイボがあるのが特徴です。

今日はサバンナでも人気のあるイボイノシシをご紹介しましたが、一般にイノシシの仲間は向こう見ずに突き進むことから「猪突猛進」という言葉もありますが、実際には他の動物と同様に前進している際、目の前に危険が迫った時や危険物を発見した時は急停止するなどして方向転換することができるそうで、真っすぐにしか進めないというのは誤りであるそうです・・・
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民家に現れたニホンザル
今日はダム湖からの帰り道に目にしたニホンザルをご紹介します。
ニホンザル(Japanese Macaque)は日本(本州、四国、九州および周辺の島嶼、屋久島)に分布する霊長目オナガザル科マカク属に属する日本の固有種で、ヒトを除いた霊長目の現生種では最も北まで分布することが知られています。
山麓の民家の庭先にやって来たニホンザル。この個体はこの直前まで庭にたわわに実った柿を食べていました。

その近くの木で休んでいた別の個体。


こちらは道路わきのフェンスで見張りをしていたニホンザル。ニホンザルは群れで行動しますが、その際、必ずこのような見張り役がいて、危険を知らせたりしています。

今日は山麓の人里に姿を現したニホンザルをご紹介しましたが、人里近くには彼らの食料となる果実や野菜などが豊富にあり、近年は大胆不敵にもそんな場所に進出しているようです・・・
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ニホンザル(Japanese Macaque)は日本(本州、四国、九州および周辺の島嶼、屋久島)に分布する霊長目オナガザル科マカク属に属する日本の固有種で、ヒトを除いた霊長目の現生種では最も北まで分布することが知られています。
山麓の民家の庭先にやって来たニホンザル。この個体はこの直前まで庭にたわわに実った柿を食べていました。

その近くの木で休んでいた別の個体。


こちらは道路わきのフェンスで見張りをしていたニホンザル。ニホンザルは群れで行動しますが、その際、必ずこのような見張り役がいて、危険を知らせたりしています。

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