まだ居てくれたレンジャク
冬鳥たちも徐々に帰り始めたのか、フィールドの鳥たちも日を追うごとに少なくなっていくように感じる今日この頃ですが、今シーズン最後のレンジャクを見たいと思いいつもの公園を訪れました。
幸いこの日は7羽のヒレンジャクがヤドリギの実を食べに集まっており、北帰行前の姿を堪能することができました。
北帰行に備え体力をつけるためか、盛んにヤドリギの実を啄ばんでいたヒレンジャク。

後ろ姿を!! 尾羽先端の赤が鮮やかです・・・

ホバリングしながら実を採っていました。


飛び出しです・・・

ヤドリギの実をたっぷり食べた後は枝で一休みです。お腹をパンパンに膨らませお尻から粘液に包まれたヤドリギの種をぶら下げていました。

ヤドリギの実を食べた後は水を飲みに地面に降りてきます。

飛び出しです・・・

今日は今シーズン最後になるかもしれないレンジャクをご紹介しましたが、レンジャクは年によってはほとんど渡来しないこともあり、見られるときにはしっかり見ておきたい鳥の一つでもあります。そんなことを思いながらその姿を目に焼き付けてきました・・・
幸いこの日は7羽のヒレンジャクがヤドリギの実を食べに集まっており、北帰行前の姿を堪能することができました。
北帰行に備え体力をつけるためか、盛んにヤドリギの実を啄ばんでいたヒレンジャク。

後ろ姿を!! 尾羽先端の赤が鮮やかです・・・

ホバリングしながら実を採っていました。


飛び出しです・・・

ヤドリギの実をたっぷり食べた後は枝で一休みです。お腹をパンパンに膨らませお尻から粘液に包まれたヤドリギの種をぶら下げていました。

ヤドリギの実を食べた後は水を飲みに地面に降りてきます。

飛び出しです・・・

今日は今シーズン最後になるかもしれないレンジャクをご紹介しましたが、レンジャクは年によってはほとんど渡来しないこともあり、見られるときにはしっかり見ておきたい鳥の一つでもあります。そんなことを思いながらその姿を目に焼き付けてきました・・・
春爛漫の里山
ワンチャンスのヤマセミ
カラシナとコミミ
里山の野鳥たち・・・ルリビタキ、シメ、アオジ、シロハラなど
枝どまりのキジ
今日は先日訪れた里山で見かけた枝どまりのキジをご紹介します。
キジと言えば今までは地面を歩いている姿しか見たことがありませんでしたが、今回初めて枝に止まった姿を目にすることができました。
小さな川向こうの木の中でじっと佇んでいたキジのオス。キジのオスは本当に色鮮やかで美しいですね・・・

長い間じっと同じ姿勢をとっていましたが、そろそろ動き始めるのか周りの様子を伺い始めました。

そして少しずつ動き始めました。飛ぶ瞬間が撮れないかとシャッターチャンスを伺っていましたが、いきなり上に飛び上がってしまい、思うような写真は撮れませんでした。残念!!

今日は初めて目にした枝どまりのキジをご紹介しましたが、たまにはこのような姿もいいものです・・・
キジと言えば今までは地面を歩いている姿しか見たことがありませんでしたが、今回初めて枝に止まった姿を目にすることができました。
小さな川向こうの木の中でじっと佇んでいたキジのオス。キジのオスは本当に色鮮やかで美しいですね・・・

長い間じっと同じ姿勢をとっていましたが、そろそろ動き始めるのか周りの様子を伺い始めました。

そして少しずつ動き始めました。飛ぶ瞬間が撮れないかとシャッターチャンスを伺っていましたが、いきなり上に飛び上がってしまい、思うような写真は撮れませんでした。残念!!

今日は初めて目にした枝どまりのキジをご紹介しましたが、たまにはこのような姿もいいものです・・・
山梨クラインガルテン周辺の鳥たち
珍鳥チョウセンチョウゲンボウ
シンガポールシリーズの途中ではありますが、今日は先日撮影した珍鳥チョウセンチョウゲンボウと言われる個体をご紹介します。
ユーラシア大陸の北方で繁殖するタイプの亜種チョウセンチョウゲンボウが来ているということで早速現地を訪れました。残念ながらその日には出会えず、その3日後に再び訪れようやく出会うことができました。
この日は待つこと1時間ほどでやって来てくれました。体色が普通のチョウゲンボウに比べて淡く、そのせいか猛禽とは思えないほど愛らしく見えました。青空バックのチョウセンチョウゲンボウと言われる個体。


飛び出しの瞬間。淡い体色がよく分かります。

民家の戸袋の上がお気に入りのようで、いつもこの場所に来て暫く休んでいるそうです。

飛び出しの瞬間

こうして見ると頭は淡い灰色で翼もやや灰色がかった淡い褐色であることが分かります。頭が灰色ということはオスなのでしょうか?

今日は亜種チョウセンチョウゲンボウと言われる個体をご紹介しましたが、確かにこの個体は普通のチョウゲンボウに比べて体色が淡く猛禽とは思えないほど愛らしい雰囲気を漂わせていました。今年は先日ご紹介したノハラツグミやセアカモズなど珍鳥の当たり年のようです・・・
ユーラシア大陸の北方で繁殖するタイプの亜種チョウセンチョウゲンボウが来ているということで早速現地を訪れました。残念ながらその日には出会えず、その3日後に再び訪れようやく出会うことができました。
この日は待つこと1時間ほどでやって来てくれました。体色が普通のチョウゲンボウに比べて淡く、そのせいか猛禽とは思えないほど愛らしく見えました。青空バックのチョウセンチョウゲンボウと言われる個体。


飛び出しの瞬間。淡い体色がよく分かります。

民家の戸袋の上がお気に入りのようで、いつもこの場所に来て暫く休んでいるそうです。

飛び出しの瞬間

こうして見ると頭は淡い灰色で翼もやや灰色がかった淡い褐色であることが分かります。頭が灰色ということはオスなのでしょうか?

今日は亜種チョウセンチョウゲンボウと言われる個体をご紹介しましたが、確かにこの個体は普通のチョウゲンボウに比べて体色が淡く猛禽とは思えないほど愛らしい雰囲気を漂わせていました。今年は先日ご紹介したノハラツグミやセアカモズなど珍鳥の当たり年のようです・・・
シンガポールの野鳥たち・・・シロハラクイナ
今日はシンガポールで出会ったシロハラクイナをご紹介します。
主に中国南部から東南アジア、インドに分布し、日本では琉球諸島に留鳥として生息しているシロハラクイナですが、今回訪れたシンガポールでも何度も目にすることができました。
スンゲイブロー自然公園入口近くの池で餌を探しながら歩いていたシロハラクイナ。頭頂から体上面が黒、顔から体下面が白と、体は見事に2分されており、嘴と足の黄緑色、上嘴基部の赤色が鮮明で、見た目にも大変美しい鳥です。

番なのでしょうか、2羽で仲良く餌を探しながら歩いていました。

こちらはシンガポール植物園の池の畔を歩いていたシロハラクイナの成鳥

この親鳥の後をまだ幼い幼鳥が離れまいとしてトコトコ歩いていました。シロハラクイナに限らず幼鳥は本当に可愛らしいですね・・・

今日はシンガポールで出会ったシロハラクイナをご紹介しましたが、英名もWhite-breasted Waterhen
というように、黒い上面と白い下面の対比が美しい素敵な鳥でした・・・
主に中国南部から東南アジア、インドに分布し、日本では琉球諸島に留鳥として生息しているシロハラクイナですが、今回訪れたシンガポールでも何度も目にすることができました。
スンゲイブロー自然公園入口近くの池で餌を探しながら歩いていたシロハラクイナ。頭頂から体上面が黒、顔から体下面が白と、体は見事に2分されており、嘴と足の黄緑色、上嘴基部の赤色が鮮明で、見た目にも大変美しい鳥です。

番なのでしょうか、2羽で仲良く餌を探しながら歩いていました。

こちらはシンガポール植物園の池の畔を歩いていたシロハラクイナの成鳥

この親鳥の後をまだ幼い幼鳥が離れまいとしてトコトコ歩いていました。シロハラクイナに限らず幼鳥は本当に可愛らしいですね・・・

今日はシンガポールで出会ったシロハラクイナをご紹介しましたが、英名もWhite-breasted Waterhen
というように、黒い上面と白い下面の対比が美しい素敵な鳥でした・・・
シンガポールの野鳥たち・・・シロトキコウ
今日はシンガポール、スンゲイブロー自然公園で出会ったシロトキコウをご紹介します。
シロトキコウはコウノトリ科トキコウ属に分類される鳥で、インドネシア、カンボジア、マレー半島のマングローブで生息する大型(体長100cm程)の水鳥です。全身は白い羽毛で被われ、尾羽と初列雨覆、初列風切が緑色光沢の黒色、頭部には羽毛がなく黄褐色の皮膚が露出し、繁殖羽では頭部の露出部が赤いのが特徴のようです。
スンゲイブロー自然公園入り口近くの干潟で休んでいたシロトキコウ。頭部の露出部に赤味が見られることから繁殖期を迎えているものと思われました。


こちらは潮が満ちてきた時、マングローブの奥の方に移動してきたシロトキコウ。盛んに干潟の生き物を探していました。


今日はインドネシア、カンボジア、マレー半島という限られたエリアのマングローブで生息するシロトキコウをご紹介しましたが、これ等の鳥たちも開発とともにその数を減らしているようであり、多様な生き物が生息するこのように豊かなマングローブを是非残していってほしいものだと改めて思いました・・・
シロトキコウはコウノトリ科トキコウ属に分類される鳥で、インドネシア、カンボジア、マレー半島のマングローブで生息する大型(体長100cm程)の水鳥です。全身は白い羽毛で被われ、尾羽と初列雨覆、初列風切が緑色光沢の黒色、頭部には羽毛がなく黄褐色の皮膚が露出し、繁殖羽では頭部の露出部が赤いのが特徴のようです。
スンゲイブロー自然公園入り口近くの干潟で休んでいたシロトキコウ。頭部の露出部に赤味が見られることから繁殖期を迎えているものと思われました。


こちらは潮が満ちてきた時、マングローブの奥の方に移動してきたシロトキコウ。盛んに干潟の生き物を探していました。


今日はインドネシア、カンボジア、マレー半島という限られたエリアのマングローブで生息するシロトキコウをご紹介しましたが、これ等の鳥たちも開発とともにその数を減らしているようであり、多様な生き物が生息するこのように豊かなマングローブを是非残していってほしいものだと改めて思いました・・・
シンガポールの野鳥たち・・・キュウカンチョウ、ジャワハッカ
今日はシンガポールで出会ったキュウカンチョウとジャワハッカをご紹介します。
最初は自然界では初見のキュウカンチョウです。シンガポール植物園で鳥を探している時、たまたま大木の樹洞から大きな黒い鳥が飛び立ちました。最初はジャワハッカかと思いましたが、体が大きく(体長30cm程)嘴はオレンジ色、眼下部から後頭部にかけて黄色い肉垂れがあることから、ジャワハッカとは違うことが分かりました。後で図鑑で調べ、キュウカンチョウであることが分かりました。
樹洞から身を乗り出し辺りの様子を伺っていたキュウカンチョウ。黄色い肉垂れが印象的でした。


安全を確認し勢いよく飛び出して行きました。

次は植物園の至るところにいたジャワハッカです。ジャワハッカもキュウカンチョウと同じくムクドリ科の鳥ですが、額に針状の冠羽があり、初列風切基部と初列雨覆の大きい白斑と尾の先端の白斑、そして下尾筒が白いのが特徴です。普段は地表で虫などを捕っていますが、この時は枝にとまってくれました。

巣材集めをしているのか、つる性の植物を口に咥えていました。


今日は何れもムクドリ科のキュウカンチョウとジャワハッカをご紹介しましたが、今回特に印象に残ったのはキュウカンチョウで、最初見たとき黄色い肉垂れが異様な雰囲気を醸し出しており、忘れられない鳥となりました・・・
最初は自然界では初見のキュウカンチョウです。シンガポール植物園で鳥を探している時、たまたま大木の樹洞から大きな黒い鳥が飛び立ちました。最初はジャワハッカかと思いましたが、体が大きく(体長30cm程)嘴はオレンジ色、眼下部から後頭部にかけて黄色い肉垂れがあることから、ジャワハッカとは違うことが分かりました。後で図鑑で調べ、キュウカンチョウであることが分かりました。
樹洞から身を乗り出し辺りの様子を伺っていたキュウカンチョウ。黄色い肉垂れが印象的でした。


安全を確認し勢いよく飛び出して行きました。

次は植物園の至るところにいたジャワハッカです。ジャワハッカもキュウカンチョウと同じくムクドリ科の鳥ですが、額に針状の冠羽があり、初列風切基部と初列雨覆の大きい白斑と尾の先端の白斑、そして下尾筒が白いのが特徴です。普段は地表で虫などを捕っていますが、この時は枝にとまってくれました。

巣材集めをしているのか、つる性の植物を口に咥えていました。


今日は何れもムクドリ科のキュウカンチョウとジャワハッカをご紹介しましたが、今回特に印象に残ったのはキュウカンチョウで、最初見たとき黄色い肉垂れが異様な雰囲気を醸し出しており、忘れられない鳥となりました・・・
シンガポールの野鳥たち・・・カザリオウチュウ
今日はシンガポール植物園の森で出会ったカザリオウチュウをご紹介します。
シンガポール植物園の熱帯雨林の森には尾の先に長い飾り尾のついたオウチュウの仲間、カザリオウチュウが生息することが知られていますが、森の中を捜し歩きようやくその姿を見ることができました。
普段は暗いところにいることが多いようですが、この時は比較的明るいところに出てきてくれました。近くで見ると尾の先の2本の細長い飾り尾がよく分かります。図鑑では体長30cmに飾り尾が30cmと書かれてありましたが、この個体はそれより短く見えました。おそらくこの先もう少し長くなるのだろうと思います。

そして、時折存在を知らせるように鳴き声をあげていました。

こちらは飾り尾が1本しかない別の個体。どこかで抜けてしまったのでしょうか・・・

こちらも同じ個体と思われます。

今日はシンガポール植物園の熱帯雨林の森で出会ったカザリオウチュウをご紹介しましたが、なぜこの鳥だけがこのような長い飾り尾を持つようになったのか、進化の不思議さを考えさせられました・・・
シンガポール植物園の熱帯雨林の森には尾の先に長い飾り尾のついたオウチュウの仲間、カザリオウチュウが生息することが知られていますが、森の中を捜し歩きようやくその姿を見ることができました。
普段は暗いところにいることが多いようですが、この時は比較的明るいところに出てきてくれました。近くで見ると尾の先の2本の細長い飾り尾がよく分かります。図鑑では体長30cmに飾り尾が30cmと書かれてありましたが、この個体はそれより短く見えました。おそらくこの先もう少し長くなるのだろうと思います。

そして、時折存在を知らせるように鳴き声をあげていました。

こちらは飾り尾が1本しかない別の個体。どこかで抜けてしまったのでしょうか・・・

こちらも同じ個体と思われます。

今日はシンガポール植物園の熱帯雨林の森で出会ったカザリオウチュウをご紹介しましたが、なぜこの鳥だけがこのような長い飾り尾を持つようになったのか、進化の不思議さを考えさせられました・・・
夕暮れ迫りようやく現れたコミミズク
今年のコミミズは、私が行く日は飛ばなかったり暗くなってからしか飛んでくれなかったりと、ことごとく運に見放されていますが、この日もご多分にもれず、夕暮れ迫り帰ろうとした矢先ようやく少しだけ姿を見せてくれただけでした。
夕暮れ迫り帰ろうとした時ようやくやって来たコミミズク。土手に立てられた棒に止まってくれました。

飛び立つ準備なのか、羽根を膨らませていました。


土手の上を飛ぶコミミズク。このころはかなり暗くなり感度も目一杯上げて撮りました。土手にはカラシナも咲き始めていました。


今日は夕暮れ迫りようやく姿を見せてくれたコミミズクをご紹介しましたが、今度はもっと明るいうちにカラシナに黄色く染まった土手の上を飛ぶ姿を見たいものです・・・
夕暮れ迫り帰ろうとした時ようやくやって来たコミミズク。土手に立てられた棒に止まってくれました。

飛び立つ準備なのか、羽根を膨らませていました。


土手の上を飛ぶコミミズク。このころはかなり暗くなり感度も目一杯上げて撮りました。土手にはカラシナも咲き始めていました。


今日は夕暮れ迫りようやく姿を見せてくれたコミミズクをご紹介しましたが、今度はもっと明るいうちにカラシナに黄色く染まった土手の上を飛ぶ姿を見たいものです・・・
早春のヤマセミ
シンガポールシリーズがずっと続いていますので、今日は少し趣を変え、先日撮影したヤマセミをご紹介します。
春になるとなぜかヤマセミに会いたくなります。そんな訳で久し振りにヤマセミ撮影に行ってきました。とはいってもそう簡単に出会えるはずもなく、3度目にしてようやく出会うことができました。
まだ早朝薄暗い中、仲良くやって来たヤマセミの番

川で魚を獲ってるメスを見守るオス

魚をゲットしたメス


魚を食べた後は近くの岩に飛んで来てくれました。メスの特徴である下雨覆の黄褐色がよく分かります。



こちらは仲良く電線に止まったところ

メスの飛び出し

今日は久し振りに出会ったヤマセミをご紹介しましたが、ヤマセミは言葉では伝えられない魅力があります・・・
春になるとなぜかヤマセミに会いたくなります。そんな訳で久し振りにヤマセミ撮影に行ってきました。とはいってもそう簡単に出会えるはずもなく、3度目にしてようやく出会うことができました。
まだ早朝薄暗い中、仲良くやって来たヤマセミの番

川で魚を獲ってるメスを見守るオス

魚をゲットしたメス


魚を食べた後は近くの岩に飛んで来てくれました。メスの特徴である下雨覆の黄褐色がよく分かります。



こちらは仲良く電線に止まったところ

メスの飛び出し

今日は久し振りに出会ったヤマセミをご紹介しましたが、ヤマセミは言葉では伝えられない魅力があります・・・
シンガポールの野鳥たち・・・タイヨウチョウの仲間たち(2)
昨日の続きでシンガポールで出会ったタイヨウチョウの仲間たちをご紹介します。
最初はスンゲイブロー自然公園で出会ったキゴシタイヨウチョウです。この写真でははっきりしませんが上半身が鮮やかな赤色で腰から下が黄色、これが名前の由来ではないかと思われます。


こちらはその近くにいたタイヨウチョウです。タイヨウチョウのメスはいずれも似かよっていますが、一緒にいたことからキゴシタイヨウチョウのメスではないかと思われます。

次は同じくスンゲイブロー自然公園で出会ったセアカハナドリです。この木の実が好物なのか嘴を差し込みこの実を取っていました。写真をよく見ると右足に標識されているのが分かります。どこの国も一緒ですね・・・

こちらの写真では名前のように背中が赤いことがよく分かります。

最後はタイヨウチョウの仲間ではありませんが、タイヨウチョウと同じように花の蜜を吸いにやって来たウグイス科のアカガオサイホウチョウです。名前の通り顔が赤いのが特徴です。


今日はタイヨウチョウの仲間たちとウグイス科のアカガオサイホウチョウをご紹介しましたが、何れも体長10cmぐらいの小さな鳥たちですが、それぞれ存在感があり魅力的な鳥たちばかりでした・・・
最初はスンゲイブロー自然公園で出会ったキゴシタイヨウチョウです。この写真でははっきりしませんが上半身が鮮やかな赤色で腰から下が黄色、これが名前の由来ではないかと思われます。


こちらはその近くにいたタイヨウチョウです。タイヨウチョウのメスはいずれも似かよっていますが、一緒にいたことからキゴシタイヨウチョウのメスではないかと思われます。

次は同じくスンゲイブロー自然公園で出会ったセアカハナドリです。この木の実が好物なのか嘴を差し込みこの実を取っていました。写真をよく見ると右足に標識されているのが分かります。どこの国も一緒ですね・・・

こちらの写真では名前のように背中が赤いことがよく分かります。

最後はタイヨウチョウの仲間ではありませんが、タイヨウチョウと同じように花の蜜を吸いにやって来たウグイス科のアカガオサイホウチョウです。名前の通り顔が赤いのが特徴です。


今日はタイヨウチョウの仲間たちとウグイス科のアカガオサイホウチョウをご紹介しましたが、何れも体長10cmぐらいの小さな鳥たちですが、それぞれ存在感があり魅力的な鳥たちばかりでした・・・
シンガポールの野鳥たち・・・タイヨウチョウの仲間たち(1)
今日はシンガポールで出会ったタイヨウチョウの仲間たちをご紹介します。
最初はシンガポール植物園やスンゲイブロー自然公園でごく普通に見かけたキバラタイヨウチョウです。こちらは花の蜜を吸いにやって来たオス。オスのほうは前頭部から顔、胸にかけて金属光沢のインクのような蒼黒い色をしていました。


こちらはキバラタイヨウチョウのメス。オスに比べるとインク色がなくすっきりしています。


次はスンゲイブロー自然公園で出会ったムラサキタイヨウチョウです。背中側は金属光沢の蒼黒い色、そして胸からお腹にかけては名前の様に濃い紫色をしていました。


今日はタイヨウチョウの仲間2種をご紹介しましたが、タイヨウチョウは英名のSUNBIRDを直訳したものですが、SUNBIRDという名前自体が太陽のように光り輝き美しい鳥というイメージからつけられたのではないかと思われます・・・
最初はシンガポール植物園やスンゲイブロー自然公園でごく普通に見かけたキバラタイヨウチョウです。こちらは花の蜜を吸いにやって来たオス。オスのほうは前頭部から顔、胸にかけて金属光沢のインクのような蒼黒い色をしていました。


こちらはキバラタイヨウチョウのメス。オスに比べるとインク色がなくすっきりしています。


次はスンゲイブロー自然公園で出会ったムラサキタイヨウチョウです。背中側は金属光沢の蒼黒い色、そして胸からお腹にかけては名前の様に濃い紫色をしていました。


今日はタイヨウチョウの仲間2種をご紹介しましたが、タイヨウチョウは英名のSUNBIRDを直訳したものですが、SUNBIRDという名前自体が太陽のように光り輝き美しい鳥というイメージからつけられたのではないかと思われます・・・
シンガポールの野鳥たち・・・ハチクイの仲間たち
今日はシンガポール植物園で出会ったハチクイの仲間たちをご紹介します。
最初はハリオハチクイです。植物園の池の上空をスマートな鳥たちがたくさん飛び交っていました。とまったところを確認すると尾の先に更に針のように細い尾を持ったハリオハチクイでした。

近くに来てくれたハリオハチクイ。体長30cm程のこの鳥は緑色の頭に黄色と褐色の喉に特徴がありました。


葉影にやって来たハリオハチクイ


次は同じくハチクイの仲間でルリノドハチクイです。こちらは体長28cm程でハリオハチクイより若干小さめですが、茶色の頭にルリ色の喉が印象的でした。


今日はシンガポール植物園で出会ったハチクイ(BEE-EATER)の仲間2種をご紹介しましたが、名前の通り飛んでいるハチなどの昆虫を捕食するようで、ツバメと同じように池の上で盛んに飛び交っていました・・・
最初はハリオハチクイです。植物園の池の上空をスマートな鳥たちがたくさん飛び交っていました。とまったところを確認すると尾の先に更に針のように細い尾を持ったハリオハチクイでした。

近くに来てくれたハリオハチクイ。体長30cm程のこの鳥は緑色の頭に黄色と褐色の喉に特徴がありました。


葉影にやって来たハリオハチクイ


次は同じくハチクイの仲間でルリノドハチクイです。こちらは体長28cm程でハリオハチクイより若干小さめですが、茶色の頭にルリ色の喉が印象的でした。


今日はシンガポール植物園で出会ったハチクイ(BEE-EATER)の仲間2種をご紹介しましたが、名前の通り飛んでいるハチなどの昆虫を捕食するようで、ツバメと同じように池の上で盛んに飛び交っていました・・・
シンガポールの野鳥たち・・・シロボシオオゴシキドリ
今日はシンガポール植物園で出会ったシロボシオオゴシキドリをご紹介します。
鬱蒼と茂った森の木の上のほうで何やらゴソゴソ動くものがいました。よくよく見ると緑色の背中にお腹は緑褐色の縦斑、淡いピンクの嘴を持った何とも不思議な鳥でした。ほとんど枝被りではありましたが初めて見る鳥に夢中でシャッターを押していました。後で図鑑で確認しシロボシオオゴシキドリであることが分かりました。


顔だけ覗かせたところ。これだけ見るとほかの生き物のようにも見えます。

この小さな実が好物なのか、頭を下にして実を取ろうとしていました。背中側から見ると背中と尾はきれいな緑色でした。

お腹側から見たところ。緑褐色の縦斑がよく分かります。

普通のゴシキドリ(文字通り全身がカラフルな五色)は去年台湾を訪れたとき見ることができましたが、今回出会ったシロボシオオゴシキドリは全身が緑色に包まれ何とも不思議な鳥でした。熱帯雨林の森ではこれ以外のオオゴシキドリの仲間たちも生息していると思われ、もっと腰をすえてじっくり探してみたくなりました・・・
鬱蒼と茂った森の木の上のほうで何やらゴソゴソ動くものがいました。よくよく見ると緑色の背中にお腹は緑褐色の縦斑、淡いピンクの嘴を持った何とも不思議な鳥でした。ほとんど枝被りではありましたが初めて見る鳥に夢中でシャッターを押していました。後で図鑑で確認しシロボシオオゴシキドリであることが分かりました。


顔だけ覗かせたところ。これだけ見るとほかの生き物のようにも見えます。

この小さな実が好物なのか、頭を下にして実を取ろうとしていました。背中側から見ると背中と尾はきれいな緑色でした。

お腹側から見たところ。緑褐色の縦斑がよく分かります。

普通のゴシキドリ(文字通り全身がカラフルな五色)は去年台湾を訪れたとき見ることができましたが、今回出会ったシロボシオオゴシキドリは全身が緑色に包まれ何とも不思議な鳥でした。熱帯雨林の森ではこれ以外のオオゴシキドリの仲間たちも生息していると思われ、もっと腰をすえてじっくり探してみたくなりました・・・
シンガポールの野鳥たち・・・シマベニアオゲラ
シンガポールシリーズの続きで、今日はシマベニアオゲラをご紹介します。
シンガポール植物園の森で夕方になって急に現れたシマベニアオゲラのオス(メスはオスに比べ赤色が濃くない)。体長23cm程の大きさで、紅赤色の体色に黄色の後頭部と背中中央の黄緑色の対比が鮮やかでした。
たて髪のような後頭部の羽根を立てたシマベニアカゲラのオス。

時折、大きな声を上げて鳴いていました。


羽繕いをするシマベニアオゲラ

暫く樹にとまっていましたが、やがて飛び去っていきました。

今日はシンガポール植物園の鬱蒼とした森で出会ったシマベニアオゲラをご紹介しましたが、昨日ご紹介したズアカミユビゲラもそうですが、何れも日本では見られない独特の雰囲気を持ったキツツキであり、このような鳥たちが生息する熱帯雨林の森は実に魅力あるところでした・・・
シンガポール植物園の森で夕方になって急に現れたシマベニアオゲラのオス(メスはオスに比べ赤色が濃くない)。体長23cm程の大きさで、紅赤色の体色に黄色の後頭部と背中中央の黄緑色の対比が鮮やかでした。
たて髪のような後頭部の羽根を立てたシマベニアカゲラのオス。

時折、大きな声を上げて鳴いていました。


羽繕いをするシマベニアオゲラ

暫く樹にとまっていましたが、やがて飛び去っていきました。

今日はシンガポール植物園の鬱蒼とした森で出会ったシマベニアオゲラをご紹介しましたが、昨日ご紹介したズアカミユビゲラもそうですが、何れも日本では見られない独特の雰囲気を持ったキツツキであり、このような鳥たちが生息する熱帯雨林の森は実に魅力あるところでした・・・
シンガポールの野鳥たち・・・ズアカミユビゲラ、セグロコゲラ
シンガポールシリーズの続きで、今日はズアカミユビゲラとセグロコゲラをご紹介します。
最初はスンゲイブロー自然公園で出会ったズアカミユビゲラのメスです。体長30cm程の大きさで、黒い縞模様の顔と黄金色の背中がとても印象的でした。図鑑で見るとオスは頭頂が赤く更に鮮やに見えました。

頸を伸ばすと頸の細さが際立って見えます。

後ろから見ると、学生帽をかぶったように見えます。

こちらはシンガポール植物園の池の畔に現れた体長14cm程のセグロコゲラのメス(オスは側頭に赤味がある)。名前の通り日本のコゲラと比べると背中の色が若干黒いように思われました。

日本のコゲラと比べると顔が縞模様になっており、ちょっと違った印象を与えます。


今日はシンガポールシで出会ったズアカミユビゲラとセグロコゲラをご紹介しましたが、何れも顔の縞模様がよく似た独特の雰囲気を持ったキツツキたちでした・・・
最初はスンゲイブロー自然公園で出会ったズアカミユビゲラのメスです。体長30cm程の大きさで、黒い縞模様の顔と黄金色の背中がとても印象的でした。図鑑で見るとオスは頭頂が赤く更に鮮やに見えました。

頸を伸ばすと頸の細さが際立って見えます。

後ろから見ると、学生帽をかぶったように見えます。

こちらはシンガポール植物園の池の畔に現れた体長14cm程のセグロコゲラのメス(オスは側頭に赤味がある)。名前の通り日本のコゲラと比べると背中の色が若干黒いように思われました。

日本のコゲラと比べると顔が縞模様になっており、ちょっと違った印象を与えます。


今日はシンガポールシで出会ったズアカミユビゲラとセグロコゲラをご紹介しましたが、何れも顔の縞模様がよく似た独特の雰囲気を持ったキツツキたちでした・・・
シンガポールの野鳥たち・・・アオショウビン
シンガポールシリーズの続きで、今日は中近東から東南アジアまで広く分布し、日本では迷鳥として南西諸島(石垣島、西表島)で観察記録があるアオショウビンをご紹介します。
シンガポール植物園の池の畔にやって来たアオショウビン。体長は25cm程でアカショウビンと同じくらいの大きさですが、翼のふちと背中はあざやかな空色で、頭から脇腹、腹の濃い茶色、喉の鮮やかな白、嘴と足の赤の対比が実に鮮やかでした。


ピッピッと細く短い声で鳴いていたアオショウビン

こちらは水浴びをしてきたのか羽根が少し濡れていました。

大きく羽根を広げて羽根を乾かしていたアオショウビン


昨年、香港を訪れたときには雨のそぼ降る中で出会ったアオショウビンですが、今回は晴天下でその美しい姿を見ることができました。晴天下でのアオショウビンはその羽根色が実に鮮やかであり、益々好きになってしまいました・・・
シンガポール植物園の池の畔にやって来たアオショウビン。体長は25cm程でアカショウビンと同じくらいの大きさですが、翼のふちと背中はあざやかな空色で、頭から脇腹、腹の濃い茶色、喉の鮮やかな白、嘴と足の赤の対比が実に鮮やかでした。


ピッピッと細く短い声で鳴いていたアオショウビン

こちらは水浴びをしてきたのか羽根が少し濡れていました。

大きく羽根を広げて羽根を乾かしていたアオショウビン


昨年、香港を訪れたときには雨のそぼ降る中で出会ったアオショウビンですが、今回は晴天下でその美しい姿を見ることができました。晴天下でのアオショウビンはその羽根色が実に鮮やかであり、益々好きになってしまいました・・・
シンガポールの野鳥たち・・・ナンヨウショウビン
シンガポールシリーズの続きで、今日は先般訪れたボルネオでも出会ったナンヨウショウビンをご紹介します。
紅海西岸からアラビア半島、インドの沿岸部、東南アジア、ミクロネシア、ニューギニア、オーストラリア北西部等に広く分布し、日本では迷鳥として南西諸島(宮古島、石垣島、西表島、与那国島)で観察記録があるナンヨウショウビンですが、ここシンガポールにおいても何度もその美しい姿を見せてくれました。
シンガポール植物園の池の畔にやって来た体長23cn程の大きさのナンヨウショウビン。鮮やかな水色の上面と真っ白な下面との対比が実にきれいでした。

後ろ姿と

飛び出し

こちらはスンゲイブロー自然公園の池の杭に止まったナンヨウショウビン。獲物をとっていたのか嘴が泥で汚れていました。


日本では稀な迷鳥として南西諸島で記録のあるナンヨウショウビンですが、当地においてはごく普通に見られるようであり、現地で出会ったバーダーはシンガポールではカワセミの方がずっと珍しいと話していました。「所変われば品変わる」ということを思いながら当地での探鳥を楽しんできました・・・
紅海西岸からアラビア半島、インドの沿岸部、東南アジア、ミクロネシア、ニューギニア、オーストラリア北西部等に広く分布し、日本では迷鳥として南西諸島(宮古島、石垣島、西表島、与那国島)で観察記録があるナンヨウショウビンですが、ここシンガポールにおいても何度もその美しい姿を見せてくれました。
シンガポール植物園の池の畔にやって来た体長23cn程の大きさのナンヨウショウビン。鮮やかな水色の上面と真っ白な下面との対比が実にきれいでした。

後ろ姿と

飛び出し

こちらはスンゲイブロー自然公園の池の杭に止まったナンヨウショウビン。獲物をとっていたのか嘴が泥で汚れていました。


日本では稀な迷鳥として南西諸島で記録のあるナンヨウショウビンですが、当地においてはごく普通に見られるようであり、現地で出会ったバーダーはシンガポールではカワセミの方がずっと珍しいと話していました。「所変われば品変わる」ということを思いながら当地での探鳥を楽しんできました・・・
シンガポールの野鳥たち・・・コウライウグイス
短期間でしたが、格安ツアーを利用してシンガポールへ野鳥撮影の旅に出かけてきました。
今回訪れたのは何れもホテルからタクシーで行けるシンガポール植物園とスンゲイブロー自然公園の2ヶ所だけでしたが、そこでは想像以上に多くの野鳥たちに巡り合うことができました。今日はそんな中から日本ではごく限られた離島などでしか見られないコウライウグイスをご紹介します。
昼間は遠くでしか姿を見せなかったコウライウグイスですが、夕方になってからは急に近くにやって来てくれました。体長26cm程の大きさのコウライウグイスは鮮黄色の体に鉢巻き状に後ろでつながった黒い過眼線と黒の風切の対比が鮮やかで、近くで見ると実に存在感がありました。



後ろから見ると、鉢まき状につながった黒の過眼線がよく分かります。

虫をゲットしたコウライウグイス

去年、舳倉島を訪れた時にははるか遠くを飛び去っていく姿を見ただけのコウライウグイスですが、今回は幸いにもごく間近でその姿を見ることができました。近くで見るコウライウグイスは実に美しく、これを見られただけでも当地を訪れた甲斐がありました・・・
今回訪れたのは何れもホテルからタクシーで行けるシンガポール植物園とスンゲイブロー自然公園の2ヶ所だけでしたが、そこでは想像以上に多くの野鳥たちに巡り合うことができました。今日はそんな中から日本ではごく限られた離島などでしか見られないコウライウグイスをご紹介します。
昼間は遠くでしか姿を見せなかったコウライウグイスですが、夕方になってからは急に近くにやって来てくれました。体長26cm程の大きさのコウライウグイスは鮮黄色の体に鉢巻き状に後ろでつながった黒い過眼線と黒の風切の対比が鮮やかで、近くで見ると実に存在感がありました。



後ろから見ると、鉢まき状につながった黒の過眼線がよく分かります。

虫をゲットしたコウライウグイス

去年、舳倉島を訪れた時にははるか遠くを飛び去っていく姿を見ただけのコウライウグイスですが、今回は幸いにもごく間近でその姿を見ることができました。近くで見るコウライウグイスは実に美しく、これを見られただけでも当地を訪れた甲斐がありました・・・
珍鳥セアカモズ
アジア中部から東部、ロシア、トルコ、ヨーロッパで繁殖し、冬季はアフリカ南部に渡り越冬するとされているセアカモズが飛来しているとの情報をいただき先日現地を訪れましたが、残念ながらその日は結局出会えませんでした。飛び立つ前に何とか見ておきたいと思い再び現地を訪れました。
到着時は探せど探せどなかなか見つけることができませんでしたが、現地でお会いした親切なバーダー氏から場所を教えていただき間近でその姿を見ることができました。
全長約17cm。頭上から後頸にかけてが青灰色で、背中や肩羽は淡い赤褐色のセアカモズのオス。この背中の赤褐色が名前の由来のようです。

後から見ると背中の赤褐色がよく分かります。

この場所は新幹線の線路脇なのですが、この時ちょうど新幹線が後ろを通過しました。

飛び出し

獲物を狙って時折地面に降り立っていたセアカモズ

もう居ないかもしれないと思いながら再び現地を訪れましたが、まだ少しばかり運が残っていたようで幸いにもその姿を見ることができました。残念ながらとまる場所は人工構造物ばかりで写真としては今一つでしたが、それでも初めて見る喜びは大きく、それなりに満足して戻ってきました・・・
到着時は探せど探せどなかなか見つけることができませんでしたが、現地でお会いした親切なバーダー氏から場所を教えていただき間近でその姿を見ることができました。
全長約17cm。頭上から後頸にかけてが青灰色で、背中や肩羽は淡い赤褐色のセアカモズのオス。この背中の赤褐色が名前の由来のようです。

後から見ると背中の赤褐色がよく分かります。

この場所は新幹線の線路脇なのですが、この時ちょうど新幹線が後ろを通過しました。

飛び出し

獲物を狙って時折地面に降り立っていたセアカモズ

もう居ないかもしれないと思いながら再び現地を訪れましたが、まだ少しばかり運が残っていたようで幸いにもその姿を見ることができました。残念ながらとまる場所は人工構造物ばかりで写真としては今一つでしたが、それでも初めて見る喜びは大きく、それなりに満足して戻ってきました・・・
珍鳥ノハラツグミ
珍鳥ノハラツグミが飛来しているとの情報をいただき、早速現地を訪れました。
頭上から後頸、そして腰が青灰色をしたノハラツグミはツグミたちの群れに混じっていましたが、その特徴ある青灰色のお陰で遠目でもツグミとは識別することができました。
ツグミたちに混じって地上で餌を啄ばんでいたノハラツグミ

後ろから見ると、その特徴ある頭上から後頸と腰の青灰色がよく分かります。

地中の虫を盛んに探し回っていました。

そして縄張り争いなのか、ツグミとは時々バトルを繰り広げていました。互いに意識している2羽。

バトルする2羽

北部ヨーロッパからシベリア中西部、バイカル湖付近で繁殖し、冬期はヨーロッパ中南部、トルコからイラン方面に渡り越冬するとされるノハラツグミですが、今年は日本でも各地で飛来情報が寄せられており、今回幸いにもそんな1羽に出会うことができました・・・
頭上から後頸、そして腰が青灰色をしたノハラツグミはツグミたちの群れに混じっていましたが、その特徴ある青灰色のお陰で遠目でもツグミとは識別することができました。
ツグミたちに混じって地上で餌を啄ばんでいたノハラツグミ

後ろから見ると、その特徴ある頭上から後頸と腰の青灰色がよく分かります。

地中の虫を盛んに探し回っていました。

そして縄張り争いなのか、ツグミとは時々バトルを繰り広げていました。互いに意識している2羽。

バトルする2羽

北部ヨーロッパからシベリア中西部、バイカル湖付近で繁殖し、冬期はヨーロッパ中南部、トルコからイラン方面に渡り越冬するとされるノハラツグミですが、今年は日本でも各地で飛来情報が寄せられており、今回幸いにもそんな1羽に出会うことができました・・・
山梨の野鳥たち・・・ミヤマホオジロ、アトリ、ゴジュウカラなど
珍鳥ワキアカツグミ
鹿児島シリーズの最後に、今日は稀な冬鳥または旅鳥として記録があるワキアカツグミをご紹介します。
以前より当地にワキアカツグミが渡来しているとの情報をいただいていましたが、今回、知覧特攻平和会館を訪れたついでにワキアカツグミを見に行ってきました。
誰もいない小さな公園の草地で餌を探しながら歩き回っていたワキアカツグミ。体長20cmと普通のツグミ(体長24cm)より一回り小さく、名前の通り脇の赤褐色と顎線および胸から脇にかけての太くて黒い縦斑が特徴です。

人慣れしているのか近づいても逃げません。

ツグミ類の特徴でちょこちょこと歩いた後、必ずこのようにポーズをとってくれます。


ミミズのような虫をゲットしたワキアカツグミ

渡来当初は大フィーバーした珍鳥ワキアカツグミですが、訪れたときには誰一人としておらず、まだいてくれるのか不安な気持ちで探しましたが、暫くしてようやくその姿を見せてくれました。ワキアカツグミは人慣れしているのか近づいても逃げず、間近でその姿をじっくり観察することができました。来年もまた渡来し多くの人達を楽しませてほしいものだと思いながら現地を後にしました・・・
以前より当地にワキアカツグミが渡来しているとの情報をいただいていましたが、今回、知覧特攻平和会館を訪れたついでにワキアカツグミを見に行ってきました。
誰もいない小さな公園の草地で餌を探しながら歩き回っていたワキアカツグミ。体長20cmと普通のツグミ(体長24cm)より一回り小さく、名前の通り脇の赤褐色と顎線および胸から脇にかけての太くて黒い縦斑が特徴です。

人慣れしているのか近づいても逃げません。

ツグミ類の特徴でちょこちょこと歩いた後、必ずこのようにポーズをとってくれます。


ミミズのような虫をゲットしたワキアカツグミ

渡来当初は大フィーバーした珍鳥ワキアカツグミですが、訪れたときには誰一人としておらず、まだいてくれるのか不安な気持ちで探しましたが、暫くしてようやくその姿を見せてくれました。ワキアカツグミは人慣れしているのか近づいても逃げず、間近でその姿をじっくり観察することができました。来年もまた渡来し多くの人達を楽しませてほしいものだと思いながら現地を後にしました・・・
出水で出会った鳥たち
今までツルの渡来地、出水市で出会った鳥たちをご紹介してきましたが、今日は今までご紹介できなかった鳥たちをご紹介したいと思います。
最初はツルたちがいる田圃にやって来たタゲリです。陽を浴びた玉虫色の羽色が実にきれいでした。


次は遠くで稲穂を食べていたヒシクイです。日本に渡来するヒシクイは大部分が亜種オオヒシクイだそうですが、地元の方の話ではここのヒシクイはくちばしと頸が太くて短い亜種ヒシクイだそうです。そう聞けばそのようにも見えます。


こちらはかなり遠方の水が張られた水田にいたツクシガモ

こちらはハマシギです。

ツルたちのいた田圃ではたくさんのカラスがいましたが、中にはミヤマガラスの群れも交じっていました。くちばし基部の皮膚が露出して白っぽく見えます。

ごく少数ですが、ミヤマガラスの群れの中には体長33cm程のコクマルガラスも交じっていました。前方の2羽が淡色型。

今日まで日本有数のツル渡来地・出水市で出会った鳥たちをご紹介してきましたが、当地は町を挙げてツルの保護に取り組んでおり、住民の方たちのツルに対する愛情が感じられる素晴らしいところでした・・・
最初はツルたちがいる田圃にやって来たタゲリです。陽を浴びた玉虫色の羽色が実にきれいでした。


次は遠くで稲穂を食べていたヒシクイです。日本に渡来するヒシクイは大部分が亜種オオヒシクイだそうですが、地元の方の話ではここのヒシクイはくちばしと頸が太くて短い亜種ヒシクイだそうです。そう聞けばそのようにも見えます。


こちらはかなり遠方の水が張られた水田にいたツクシガモ

こちらはハマシギです。

ツルたちのいた田圃ではたくさんのカラスがいましたが、中にはミヤマガラスの群れも交じっていました。くちばし基部の皮膚が露出して白っぽく見えます。

ごく少数ですが、ミヤマガラスの群れの中には体長33cm程のコクマルガラスも交じっていました。前方の2羽が淡色型。

今日まで日本有数のツル渡来地・出水市で出会った鳥たちをご紹介してきましたが、当地は町を挙げてツルの保護に取り組んでおり、住民の方たちのツルに対する愛情が感じられる素晴らしいところでした・・・
アトリの大群
越冬のため大挙して渡来してくるツルたちに会いたくて出水市を訪れましたが、そこではツルたち以外にもたくさんの鳥たちを見ることができました。今日はそんな中、今まで見たこともないほどの数のアトリの大群をご紹介します。
飛び立つと空が暗くなるほどの数のアトりの大群です。その数、ざっと1,000羽以上はいたのではないかと思われます。


大群の大部分はアトりでしたが、よく見るとニュウナイスズメやスズメ、カワラヒワなども少数交じっていました。(画面中央はニュウナイスズメ)

今日は今まで見たことももないほどの数のアトりの大群をご紹介しましたが、これだけの数を見ると実に壮観であり、この大群を見られただけでも来た甲斐があったと思いました・・・
飛び立つと空が暗くなるほどの数のアトりの大群です。その数、ざっと1,000羽以上はいたのではないかと思われます。


大群の大部分はアトりでしたが、よく見るとニュウナイスズメやスズメ、カワラヒワなども少数交じっていました。(画面中央はニュウナイスズメ)

今日は今まで見たことももないほどの数のアトりの大群をご紹介しましたが、これだけの数を見ると実に壮観であり、この大群を見られただけでも来た甲斐があったと思いました・・・