ボルネオの鳥たち・・・スンダウグイス、ズグロメジロ
ボルネオシリーズの続きで、今日はキナバル公園で出会ったスンダウグイスとズグロメジロをご紹介します。
最初はスンダウグイスです。スンダウグイスはスマトラ、ジャワ、ボルネオ、パラワンの山地で生息する体長13cm程のウグイスの仲間で、ボルネオではキナバル山周辺の北部山岳地帯でのみ生息しているようです。
キナバル山登山口に向かう道路脇で見つけたスンダウグイス。見た目には日本で見かけるウグイスにもよく似ていました。



次は嘴の基部から頭にかけてが黒っぽいズグロメジロです。ズグロメジロはスマトラとボルネオだけに生息する山地性のメジロで、キナバル公園では何度も目にすることができました。
ズグロメジロは頭が黒いだけでなく、目の周りの白いリングも日本で見られるメジロより大きいように感じられました。


今日はキナバル公園で見かけた何れも山地性の鳥2種をご紹介しましたが、彼らは何れも日本のウグイスやメジロに酷似しており、亜種と言ってもいい程よく似ていました・・・
最初はスンダウグイスです。スンダウグイスはスマトラ、ジャワ、ボルネオ、パラワンの山地で生息する体長13cm程のウグイスの仲間で、ボルネオではキナバル山周辺の北部山岳地帯でのみ生息しているようです。
キナバル山登山口に向かう道路脇で見つけたスンダウグイス。見た目には日本で見かけるウグイスにもよく似ていました。



次は嘴の基部から頭にかけてが黒っぽいズグロメジロです。ズグロメジロはスマトラとボルネオだけに生息する山地性のメジロで、キナバル公園では何度も目にすることができました。
ズグロメジロは頭が黒いだけでなく、目の周りの白いリングも日本で見られるメジロより大きいように感じられました。


今日はキナバル公園で見かけた何れも山地性の鳥2種をご紹介しましたが、彼らは何れも日本のウグイスやメジロに酷似しており、亜種と言ってもいい程よく似ていました・・・
ボルネオの鳥たち・・・ボルネオノドアカハナドリ、クリイロカンムリチメドリ、キバラサイホウチョウ
ボルネオシリーズの続きで、今日はキナバル公園で出会ったボルネオノドアカハナドリ、クリイロカンムリチメドリ、キバラサイホウチョウをご紹介します。
最初はボルネオの中部山岳地帯だけに生息するボルネオの固有種ボルネオノドアカハナドリです。名前のように喉が赤いflowerpeckerの仲間ですが、体長はわずか8cmほどの小さな鳥で、公園内の歩道脇の木の中でじっと止まっていました。


次は公園内を群れで移動しているのをよく見かけたクリイロカンムリチメドリです。クリイロカンムリチメドリも山地性の鳥のようでボルネオでは北部から中南部の山岳地帯で生息しており、この個体は足にバンディングされていました。
栗色の冠状の頭が印象的だったクリイロカンムリチメドリ。



最後はワンショットだけ撮れたキバラサイホウチョウです。キバラサイホウチョウはマレー半島、スマトラ、ボルネオの山岳地帯で生息するサイホウチョウの仲間で、木の中を気ぜわしく動き回っていました。

今日はキナバル公園で出会った何れも山地性の鳥3種をご紹介しましたが、何れの鳥たちも体色に特徴があり魅力あふれる鳥たちばかりでした・・・
最初はボルネオの中部山岳地帯だけに生息するボルネオの固有種ボルネオノドアカハナドリです。名前のように喉が赤いflowerpeckerの仲間ですが、体長はわずか8cmほどの小さな鳥で、公園内の歩道脇の木の中でじっと止まっていました。


次は公園内を群れで移動しているのをよく見かけたクリイロカンムリチメドリです。クリイロカンムリチメドリも山地性の鳥のようでボルネオでは北部から中南部の山岳地帯で生息しており、この個体は足にバンディングされていました。
栗色の冠状の頭が印象的だったクリイロカンムリチメドリ。



最後はワンショットだけ撮れたキバラサイホウチョウです。キバラサイホウチョウはマレー半島、スマトラ、ボルネオの山岳地帯で生息するサイホウチョウの仲間で、木の中を気ぜわしく動き回っていました。

今日はキナバル公園で出会った何れも山地性の鳥3種をご紹介しましたが、何れの鳥たちも体色に特徴があり魅力あふれる鳥たちばかりでした・・・
ボルネオの鳥たち・・・ボルネオコノハドリ、ボルネオモズヒタキ
ボルネオシリーズの続きで、今日はキナバル公園で出会った何れもボルネオの固有種、ボルネオコノハドリとボルネオモズヒタキをご紹介します。
最初はボルネオコノハドリです。ボルネオコノハドリはキナバル山周辺などボルネオ北部のごく限られた山岳地帯だけに生息する貴重種で、黄緑色の体色に青い羽根と黒い喉が特徴です。今回、公園の森深くにひっそりと止まっているのを見つけました。
森の奥深いところにいたため豆粒ほどの大きさでしたので目いっぱいトリミングしていますが、何とかその特徴を見てとることができます。


次は同じくボルネオの固有種ボルネオモズヒタキです。ボルネオモズヒタキもボルネオ北部から中部の山岳地帯だけに生息する貴重種で、こちらは公園内の歩道脇の木の中を動き回っていました。逆光気味で綺麗な色が出ていませんが、黄色いお腹と深緑色の上面を何とか見てとることができます。



今回はボルネオの山岳地帯で生息する固有種2種をご紹介しましたが、彼らはいずれも人気の少ない森の奥で生活しており見つけることもなかなか難しい鳥たちのようでした。今回は時間にゆとりがあり比較的ゆっくり見て回ることができたためこのような出会いがあったものと思いますが、今度はもう少し条件のいい場所で見てみたいものです・・・
最初はボルネオコノハドリです。ボルネオコノハドリはキナバル山周辺などボルネオ北部のごく限られた山岳地帯だけに生息する貴重種で、黄緑色の体色に青い羽根と黒い喉が特徴です。今回、公園の森深くにひっそりと止まっているのを見つけました。
森の奥深いところにいたため豆粒ほどの大きさでしたので目いっぱいトリミングしていますが、何とかその特徴を見てとることができます。


次は同じくボルネオの固有種ボルネオモズヒタキです。ボルネオモズヒタキもボルネオ北部から中部の山岳地帯だけに生息する貴重種で、こちらは公園内の歩道脇の木の中を動き回っていました。逆光気味で綺麗な色が出ていませんが、黄色いお腹と深緑色の上面を何とか見てとることができます。



今回はボルネオの山岳地帯で生息する固有種2種をご紹介しましたが、彼らはいずれも人気の少ない森の奥で生活しており見つけることもなかなか難しい鳥たちのようでした。今回は時間にゆとりがあり比較的ゆっくり見て回ることができたためこのような出会いがあったものと思いますが、今度はもう少し条件のいい場所で見てみたいものです・・・
ボルネオの鳥たち・・・ミヤマタイヨウチョウ
ボルネオシリーズの続きで、今日はキナバル公園で出会ったミヤマタイヨウチョウをご紹介します。
ミヤマタイヨウチョウは体長11cm程の小型のsunbirdで、マレー半島、スマトラ、ボルネオの主に山地で生息し、オスは鮮やかな朱色に白いお腹、メスはやや地味な茶色がかった黄色をしています。
公園内で何度も見かけたミヤマタイヨウチョウのオス。朱色の体色と白いお腹の対比が実に鮮やかでした。



こちらはオスと行動を共にしていたミヤマタイヨウチョウのメス。多くの鳥たちと同じくメスのほうは目立たない地味な色合いです。

今日はキナバル公園で出会ったミヤマタイヨウチョウの番をご紹介しましたが、特にオスの目の覚めるように鮮やかな朱色は一度見たら忘れることができません・・・
ミヤマタイヨウチョウは体長11cm程の小型のsunbirdで、マレー半島、スマトラ、ボルネオの主に山地で生息し、オスは鮮やかな朱色に白いお腹、メスはやや地味な茶色がかった黄色をしています。
公園内で何度も見かけたミヤマタイヨウチョウのオス。朱色の体色と白いお腹の対比が実に鮮やかでした。



こちらはオスと行動を共にしていたミヤマタイヨウチョウのメス。多くの鳥たちと同じくメスのほうは目立たない地味な色合いです。

今日はキナバル公園で出会ったミヤマタイヨウチョウの番をご紹介しましたが、特にオスの目の覚めるように鮮やかな朱色は一度見たら忘れることができません・・・
ボルネオの鳥たち・・・アイイロヒタキ
ボルネオシリーズの続きで、今日はキナバル公園で出会ったアイイロヒタキをご紹介します。
アイイロヒタキはスマトラ、ボルネオ、ジャワの山岳地帯に生息し、英名をIndigo flycatcherというように藍色をした小型(体長約14cm)のヒタキで、オオルリなどとは異なり雌雄ほぼ同色であるようです。この時期繁殖活動を行っているのか、番と思われる2羽が同じような場所を何度も飛び交っていました。
飛び回った後、開けた場所にとまったアイイロヒタ。白色の足環がバンディングされています。体色が若干淡いことからメスではないかと思われます。


ヒタキ類がよく見せるポーズ

こちらは青色の足環がバンディングをされていた別個体。こちらは体色が濃いことからオスではないかと思われます。


今日はキナバル公園で出会ったアイイロヒタキをご紹介しましたが、このオオルリに似た小型のヒタキはかなり人馴れしているようであり、その愛らしい姿を間近でじっくり見せてくれました・・・
アイイロヒタキはスマトラ、ボルネオ、ジャワの山岳地帯に生息し、英名をIndigo flycatcherというように藍色をした小型(体長約14cm)のヒタキで、オオルリなどとは異なり雌雄ほぼ同色であるようです。この時期繁殖活動を行っているのか、番と思われる2羽が同じような場所を何度も飛び交っていました。
飛び回った後、開けた場所にとまったアイイロヒタ。白色の足環がバンディングされています。体色が若干淡いことからメスではないかと思われます。


ヒタキ類がよく見せるポーズ

こちらは青色の足環がバンディングをされていた別個体。こちらは体色が濃いことからオスではないかと思われます。


今日はキナバル公園で出会ったアイイロヒタキをご紹介しましたが、このオオルリに似た小型のヒタキはかなり人馴れしているようであり、その愛らしい姿を間近でじっくり見せてくれました・・・
ボルネオの鳥たち・・・ルリカワセミ
ボルネオシリーズの続きで、今日はコナキタバル近郊の公園で出会ったルリカワセミをご紹介します。
ルリカワセミはインドからマレー半島、スマトラ、ボルネオ、ジャワなどに生息し、日本で見られるカワセミより少し小さめ(体長約15cm)で、名前のように上面が瑠璃色をしたきれいなカワセミとして知られています。今回出会ったのは目の後ろが赤茶色で嘴の先端が白いこと、下の嘴が黒いことから、オスの若い個体と思われました。
池のそばの木の中でひっそりと枝にとまっていたルリカワセミの若オス。何となくあどけない感じがします。成鳥は図鑑で見ると顔全体が瑠璃色の羽毛で覆われていました。


カワセミがよく見せる嘴を突き上げるポーズ


正面から

暫く観察していると、突然親鳥が給餌のためやって来ましたが、残念ながらこの子は少し離れた親鳥のほうに移動して給餌を受けたため、その様子を写真に収めることはできませんでした。
今日は初見のルリカワセミの若オスをご紹介しましたが、今度は親鳥のほうをじっくり見てみたいものです・・・
ルリカワセミはインドからマレー半島、スマトラ、ボルネオ、ジャワなどに生息し、日本で見られるカワセミより少し小さめ(体長約15cm)で、名前のように上面が瑠璃色をしたきれいなカワセミとして知られています。今回出会ったのは目の後ろが赤茶色で嘴の先端が白いこと、下の嘴が黒いことから、オスの若い個体と思われました。
池のそばの木の中でひっそりと枝にとまっていたルリカワセミの若オス。何となくあどけない感じがします。成鳥は図鑑で見ると顔全体が瑠璃色の羽毛で覆われていました。


カワセミがよく見せる嘴を突き上げるポーズ


正面から

暫く観察していると、突然親鳥が給餌のためやって来ましたが、残念ながらこの子は少し離れた親鳥のほうに移動して給餌を受けたため、その様子を写真に収めることはできませんでした。
今日は初見のルリカワセミの若オスをご紹介しましたが、今度は親鳥のほうをじっくり見てみたいものです・・・
ボルネオの鳥たち・・・ベニサンショウクイ
ボルネオシリーズの続きで、今日はキナバル公園で出会ったベニサンショウクイをご紹介します。
ベニサンショウクイはヒマラヤからマレー半島、スマトラ、ボルネオの山地で生息しているサンショウクイの仲間で、オスは濃灰色の頭と赤い体色、メスは白い喉と黄色い体色の対比が鮮やかな大変美しい鳥です。
突然やって来たベニサンショウクイのオス。鮮やかなオレンジ色のお腹がとても綺麗でした。



こちらはオスと一緒にやって来たベニサンショウクイのメス。背中側からの写真しか撮れませんでしたが、図鑑で見るとオスとは異なりお腹や風切が鮮やかな黄色をしています。

今日はキナバル公園で出会ったベニサンショウクイの番をご紹介しましたが、日本でサンショウクイというと白黒のすっきりした美しい鳥ですが、こちらのベニサンショウクイは雌雄ともにカラフルな大変魅力的な鳥でした・・・
ベニサンショウクイはヒマラヤからマレー半島、スマトラ、ボルネオの山地で生息しているサンショウクイの仲間で、オスは濃灰色の頭と赤い体色、メスは白い喉と黄色い体色の対比が鮮やかな大変美しい鳥です。
突然やって来たベニサンショウクイのオス。鮮やかなオレンジ色のお腹がとても綺麗でした。



こちらはオスと一緒にやって来たベニサンショウクイのメス。背中側からの写真しか撮れませんでしたが、図鑑で見るとオスとは異なりお腹や風切が鮮やかな黄色をしています。

今日はキナバル公園で出会ったベニサンショウクイの番をご紹介しましたが、日本でサンショウクイというと白黒のすっきりした美しい鳥ですが、こちらのベニサンショウクイは雌雄ともにカラフルな大変魅力的な鳥でした・・・
ボルネオの鳥たち・・・チャガシラガビチョウ、チャバネガビチョウ
ボルネオシリーズの続きで、今日はキナバル公園で出会ったチャガシラガビチョウとチャバネガビチョウをご紹介します。
最初は前回も一度だけ目にすることができたチャガシラガビチョウです。今回は滞在日数が長かったお陰で、いろいろな場所で何度も目にすることができました。
チャガシラガビチョウは込み入った木の中を移動することが多かったのですが、この時はすっきりとした場所に止まってくれました。名前の通り茶色の頭が印象的ななかなか美しい鳥でした。



地面で餌を探していたチャガシラガビチョウ。

こちらは暗い薮の中にいたチャバネガビチョウ。チャガシラガビチョウと同じく山地性の鳥でこちらはスマトラとボルネオだけで生息しているようです。

手前の草が邪魔をし、すっきりした写真ではありませんが・・・


今日はキナバル公園で出会ったチャガシラガビチョウとチャバネガビチョウをご紹介しましたが、両者共にいずれもキナバル公園のような標高の高い場所でしか見られない貴重な鳥であり、今回滞在日数を延ばして当地を訪れた甲斐がありました・・
最初は前回も一度だけ目にすることができたチャガシラガビチョウです。今回は滞在日数が長かったお陰で、いろいろな場所で何度も目にすることができました。
チャガシラガビチョウは込み入った木の中を移動することが多かったのですが、この時はすっきりとした場所に止まってくれました。名前の通り茶色の頭が印象的ななかなか美しい鳥でした。



地面で餌を探していたチャガシラガビチョウ。

こちらは暗い薮の中にいたチャバネガビチョウ。チャガシラガビチョウと同じく山地性の鳥でこちらはスマトラとボルネオだけで生息しているようです。

手前の草が邪魔をし、すっきりした写真ではありませんが・・・


今日はキナバル公園で出会ったチャガシラガビチョウとチャバネガビチョウをご紹介しましたが、両者共にいずれもキナバル公園のような標高の高い場所でしか見られない貴重な鳥であり、今回滞在日数を延ばして当地を訪れた甲斐がありました・・
ボルネオの鳥たち・・・ハイイロオウチュウ
ボルネオシリーズの続きで、今日はキナバル公園で出会ったハイイロオウチュウをご紹介します。
ハイイロオウチュウはアフガニスタン東部、ヒマラヤ東部、中国南部、インドシナ、マレー半島、ボルネオ北部、スマトラ、ジャワ、バリなどで繁殖し冬場はインド、バングラデシュ、スリランカ、インドシナ、マレー半島などに渡るとされていますが、亜種によっては渡りをしないものもあり、日本では迷鳥として南西諸島で記録があるようです。
公園内でときどき見かけたハイイロオウチュウ。当地のハイイロオウチュウは人馴れしているようで、近づいてもあまり逃げませんでした。

灰色の体色に虹彩の赤が印象的なハイイロオウチュウ


この時期、繁殖期に入っているのか、2羽で仲良く並んでいる姿を時々見ることができました。


今日は日本では数少ない迷鳥として記録のあるハイイロオウチュウをご紹介しましたが、ボルネオではキナバル公園など北部山岳地帯では数多く生息しているようで、車で移動中にも道路沿いの電線などで何度も目にすることができました・・・
ハイイロオウチュウはアフガニスタン東部、ヒマラヤ東部、中国南部、インドシナ、マレー半島、ボルネオ北部、スマトラ、ジャワ、バリなどで繁殖し冬場はインド、バングラデシュ、スリランカ、インドシナ、マレー半島などに渡るとされていますが、亜種によっては渡りをしないものもあり、日本では迷鳥として南西諸島で記録があるようです。
公園内でときどき見かけたハイイロオウチュウ。当地のハイイロオウチュウは人馴れしているようで、近づいてもあまり逃げませんでした。

灰色の体色に虹彩の赤が印象的なハイイロオウチュウ


この時期、繁殖期に入っているのか、2羽で仲良く並んでいる姿を時々見ることができました。


今日は日本では数少ない迷鳥として記録のあるハイイロオウチュウをご紹介しましたが、ボルネオではキナバル公園など北部山岳地帯では数多く生息しているようで、車で移動中にも道路沿いの電線などで何度も目にすることができました・・・
ボルネオの鳥たち・・・アカハラシキチョウ、シキチョウ
ボルネオシリーズの続きで、今日はコナキタバル近郊の公園で出会ったアカハラシキチョウとシキチョウをご紹介します。
木に覆われた暗い公園の歩道を歩いていると、何やら茂みの中で動く黒い鳥を見つけました。よく見ると今まで見たこともない長い尾羽を持った鳥で、後で図鑑で確認するとアカハラシキチョウであることが分かりました。
黒い上面に赤いお腹と長い尾羽が特徴のアカハラシキチョウ。

尾羽が長いため全長が約27cmほどあります。

一度姿が見えなくなったと思ったら今度はびっしょり濡れた姿で現れました。どうやら近くで水浴びをしてきたようです。

アカハラシキチョウは英名をWhite-rumped Shamaというように、尾羽に白い羽根が混じっていました。

こちらはアジア各地で普通に見られるシキチョウ。このシキチョウは至るところで目にすることができました。


今回はシキチョウの仲間2種をご紹介しましたが、アカハラシキチョウのように初めて見る鳥に出会うと胸が高まります・・・
木に覆われた暗い公園の歩道を歩いていると、何やら茂みの中で動く黒い鳥を見つけました。よく見ると今まで見たこともない長い尾羽を持った鳥で、後で図鑑で確認するとアカハラシキチョウであることが分かりました。
黒い上面に赤いお腹と長い尾羽が特徴のアカハラシキチョウ。

尾羽が長いため全長が約27cmほどあります。

一度姿が見えなくなったと思ったら今度はびっしょり濡れた姿で現れました。どうやら近くで水浴びをしてきたようです。

アカハラシキチョウは英名をWhite-rumped Shamaというように、尾羽に白い羽根が混じっていました。

こちらはアジア各地で普通に見られるシキチョウ。このシキチョウは至るところで目にすることができました。


今回はシキチョウの仲間2種をご紹介しましたが、アカハラシキチョウのように初めて見る鳥に出会うと胸が高まります・・・
ボルネオの鳥たち・・・クロアカヒロハシ
ボルネオシリーズの続きで、今日はコナキタバル近郊の公園で出会ったクロアカヒロハシをご紹介します。
広い嘴を持ったヒロハシの仲間はバーダーに大変人気があるようですが、そんなヒロハシの一つ、クロアカヒロハシに今回も出会うことができました。
公園内の暗い森を歩いていると急に3羽程の鳥が近くにやって来ました。よく見るとなんと前回もかろうじて見ることができたクロアカヒロハシです。しかし、森の奥にいるためなかなかすっきりした写真は撮らせてくれません。そして、何とか苦労して撮ったのが以下の写真ですが、クロアカヒロハシの特徴である黒と赤の体色と鮮やかな水色の嘴を何とか見てとることができます。



今日はバーダーに人気の高いヒロハシの仲間、クロアカヒロハシをご紹介しましたが、ミャンマー、タイ、マレー半島、スマトラ、ボルネオにしかいないこの鳥は独特の存在感があり大変魅力的な鳥でした。できれば今度はもう少し条件のいい場所で撮ってみたいものだと思います・・・
広い嘴を持ったヒロハシの仲間はバーダーに大変人気があるようですが、そんなヒロハシの一つ、クロアカヒロハシに今回も出会うことができました。
公園内の暗い森を歩いていると急に3羽程の鳥が近くにやって来ました。よく見るとなんと前回もかろうじて見ることができたクロアカヒロハシです。しかし、森の奥にいるためなかなかすっきりした写真は撮らせてくれません。そして、何とか苦労して撮ったのが以下の写真ですが、クロアカヒロハシの特徴である黒と赤の体色と鮮やかな水色の嘴を何とか見てとることができます。



今日はバーダーに人気の高いヒロハシの仲間、クロアカヒロハシをご紹介しましたが、ミャンマー、タイ、マレー半島、スマトラ、ボルネオにしかいないこの鳥は独特の存在感があり大変魅力的な鳥でした。できれば今度はもう少し条件のいい場所で撮ってみたいものだと思います・・・
ボルネオの鳥たち・・・コオオハナインコモドキ
ボルネオシリーズの続きで、今日はコナキタバル市内の公園で出会ったコオオハナインコモドキをご紹介します。
コオオハナインコモドキはかってフィリピンではポピュラーな鳥だったようですが、今では数が減少し限られた場所でしか見られなくなっているようです。そして、ここボルネオでも限られた場所でしか生息していないようで、コナキタバルの当公園は大変貴重な場所と言えそうです。
営巣場所と思われる木の洞から上半身を出したコオオハナインコモドキ。コオオハナインコモドキは英名をBlue-naped Parrotと言うように頭が青色をした大変美しいインコで、いかにも南国の鳥といった雰囲気を持っていました。


枝止まりのコオオハナインコモドキ


今日は近年急速にその数を減らしているコオオハナインコモドキをご紹介しましたが、オウムやインコの仲間はペットとして捕獲されることが多いため数を減らしたのでしょうか? やはり、野生の鳥は自然界の中にいてこそ価値があると思うのですが・・・
コオオハナインコモドキはかってフィリピンではポピュラーな鳥だったようですが、今では数が減少し限られた場所でしか見られなくなっているようです。そして、ここボルネオでも限られた場所でしか生息していないようで、コナキタバルの当公園は大変貴重な場所と言えそうです。
営巣場所と思われる木の洞から上半身を出したコオオハナインコモドキ。コオオハナインコモドキは英名をBlue-naped Parrotと言うように頭が青色をした大変美しいインコで、いかにも南国の鳥といった雰囲気を持っていました。


枝止まりのコオオハナインコモドキ


今日は近年急速にその数を減らしているコオオハナインコモドキをご紹介しましたが、オウムやインコの仲間はペットとして捕獲されることが多いため数を減らしたのでしょうか? やはり、野生の鳥は自然界の中にいてこそ価値があると思うのですが・・・
ボルネオの鳥たち・・・ミカドバト、コアオバト
ボルネオシリーズの続きで、今日はコナキタバル市内の公園で出会ったミカドバトとコアオバトをご紹介します。
最初は何度も姿を見せてくれたミカドバトです。ミカドバトは英名をGreen Imperial Pigeonというように、背中が緑色の大型(体長約45cm)のハトで、さすがImperialというだけあって風格を感じさせる魅力的なハトでした。


ミカドバトは木の実が好物のようで、実のなっているこの木によく止まっていました。


次はこちらも何度となく見かけたコアオバトです。コアオバトは英名をPink-necked Green Pigeonというように、オスでは首の回りがピンク色をしたやや小型(体長約29cm)の美しいアオバトでした。

こちらは全身が黄緑色のメス。メスも色合いはシンプルですが大変美しい鳥でした。

番で仲良く並んでくれました。

今日はコナキタバル市内の公園で出会ったミカドバトとコアオバトをご紹介しましたが、両者ともに羽根色が大変美しく、見る者の心を引きつける不思議な魅力を持っていました・・・
最初は何度も姿を見せてくれたミカドバトです。ミカドバトは英名をGreen Imperial Pigeonというように、背中が緑色の大型(体長約45cm)のハトで、さすがImperialというだけあって風格を感じさせる魅力的なハトでした。


ミカドバトは木の実が好物のようで、実のなっているこの木によく止まっていました。


次はこちらも何度となく見かけたコアオバトです。コアオバトは英名をPink-necked Green Pigeonというように、オスでは首の回りがピンク色をしたやや小型(体長約29cm)の美しいアオバトでした。

こちらは全身が黄緑色のメス。メスも色合いはシンプルですが大変美しい鳥でした。

番で仲良く並んでくれました。

今日はコナキタバル市内の公園で出会ったミカドバトとコアオバトをご紹介しましたが、両者ともに羽根色が大変美しく、見る者の心を引きつける不思議な魅力を持っていました・・・
ボルネオの鳥たち・・・ナンヨウショウビン
ボルネオの鳥たち・・・ルリノドハチクイ
ボルネオシリーズの続きで、今日はコタキナバル市内の海岸近くで出会ったルリノドハチクイをご紹介します。
ルリノドハチクイは先日訪れたシンガポールの植物園でも、遠くの木にとまった姿を目にすることができましたが、今回は海岸近くの営巣場所近くで比較的間近で撮ることができました。
近くにやって来たルリノドハチクイ。名前の通り瑠璃色の喉と頭上から背にかけての赤茶色との対比が美しい鳥でした。


こちらは2羽並んだところ。尾羽の先端の針のような細い羽根がよく分かります。

更に1羽やって来ました。


こちらは全体的に色が鈍いことからメスと思われます。


今日はコナキタバル市内で見たルリノドハチクイをご紹介しましたが、さすがブッポウソウ目だけあり、色鮮やかな大変美しい鳥でした・・・
ルリノドハチクイは先日訪れたシンガポールの植物園でも、遠くの木にとまった姿を目にすることができましたが、今回は海岸近くの営巣場所近くで比較的間近で撮ることができました。
近くにやって来たルリノドハチクイ。名前の通り瑠璃色の喉と頭上から背にかけての赤茶色との対比が美しい鳥でした。


こちらは2羽並んだところ。尾羽の先端の針のような細い羽根がよく分かります。

更に1羽やって来ました。


こちらは全体的に色が鈍いことからメスと思われます。


今日はコナキタバル市内で見たルリノドハチクイをご紹介しましたが、さすがブッポウソウ目だけあり、色鮮やかな大変美しい鳥でした・・・
ボルネオの鳥たち・・・ブッポウソウ
ボルネオの鳥たち・・・ボルネオシラガオナガ
ボルネオシリーズの続きで、今日は同じくキナバル公園で出会ったボルネオシラガオナガをご紹介します。
ボルネオシラガオナガは名前からも分かるようにボルネオの固有種で、キナバル公園などのような標高の高い山岳地帯で生息する山地性の鳥で、名前の通り頭上に白い羽毛がうっすらと生えていました。
見通しのよい場所にやって来た体長約40cmのボルネオシラガオナガ。前回訪れた時はガスがかかっており、ぼんやりとした写真しか撮れませんでしたが、今回は雨上がりでもあり比較的鮮明な写真を撮ることができました。

仲間を呼んでいるのか、大声で鳴いていました。

暫くして別の木に飛び移りました。

こちらは別の木にやって来た別個体

飛び出し、、ブレブレですが・・・

今日はボルネオの固有種ボルネオシラガオナガをご紹介しましたが、現地で購入したボルネオの野鳥図鑑を見るとこのようにボルネオの名前が付いた固有種が数多くありました。今回はボルネオシラガオナガ以外にもたくさんの固有種を見ることができましたので、順次ご紹介していきたいと思います・・・
ボルネオシラガオナガは名前からも分かるようにボルネオの固有種で、キナバル公園などのような標高の高い山岳地帯で生息する山地性の鳥で、名前の通り頭上に白い羽毛がうっすらと生えていました。
見通しのよい場所にやって来た体長約40cmのボルネオシラガオナガ。前回訪れた時はガスがかかっており、ぼんやりとした写真しか撮れませんでしたが、今回は雨上がりでもあり比較的鮮明な写真を撮ることができました。

仲間を呼んでいるのか、大声で鳴いていました。

暫くして別の木に飛び移りました。

こちらは別の木にやって来た別個体

飛び出し、、ブレブレですが・・・

今日はボルネオの固有種ボルネオシラガオナガをご紹介しましたが、現地で購入したボルネオの野鳥図鑑を見るとこのようにボルネオの名前が付いた固有種が数多くありました。今回はボルネオシラガオナガ以外にもたくさんの固有種を見ることができましたので、順次ご紹介していきたいと思います・・・
ボルネオの鳥たち・・・タンビヘキサン
ボルネオシリーズの続きで、今日は世界遺産・キナバル公園で出会ったカラフルな鳥、タンビヘキサンをご紹介します。
早朝、キナバル公園のロッジ周辺にやって来た山地性のオナガの一種タンビヘキサン。緑の体に赤い嘴、黒い過眼線、茶色の風切との対比が実に鮮やかでした。

こちらは木の茂みに虫を咥えてやって来たタンビヘキサン。

すると、すぐにその子供と思われる若い個体がやって来ました。

餌をねだっている子供

でも何故か親鳥はすぐには餌を渡しません。自力で餌を捕るように促しているのでしょうか?

今日はキナバル公園で出会った山地性のオナガの一種、タンビヘキサンをご紹介しましたが、この初見のカラフルな鳥を見た時は息を殺して夢中でシャッターを押していました・・・
早朝、キナバル公園のロッジ周辺にやって来た山地性のオナガの一種タンビヘキサン。緑の体に赤い嘴、黒い過眼線、茶色の風切との対比が実に鮮やかでした。

こちらは木の茂みに虫を咥えてやって来たタンビヘキサン。

すると、すぐにその子供と思われる若い個体がやって来ました。

餌をねだっている子供

でも何故か親鳥はすぐには餌を渡しません。自力で餌を捕るように促しているのでしょうか?

今日はキナバル公園で出会った山地性のオナガの一種、タンビヘキサンをご紹介しましたが、この初見のカラフルな鳥を見た時は息を殺して夢中でシャッターを押していました・・・
ボルネオの鳥たち・・・キエリゴシキドリ
ボルネオシリーズの続きで、今日はバーダーに人気の高いゴシキドリの仲間、キエリゴシキドリをご紹介します。
ゴシキドリは昨年夏訪れた台湾で初めてお目にかかりましたが、今回、ここボルネオでもその仲間であるキエリゴシキドリに運よく出会うことができました。
キナバル公園からキナバル山登山口に向かう途中の道路で出会ったキエリゴシキドリ。ボルネオには9種のゴシキドリが観察されているようですが、キエリゴシキドリは体長約20cmの山地性のゴシキドリで、名前のように襟の辺りに黄色い斑があります。



頸の後ろの黄色い斑がよく分かります。


今日はキナバル山の麓、標高約1,700m付近で見たキエリゴシキドリをご紹介しましたが、ゴシキドリの仲間は滅多に見られないため、この鳥を見た時はすぐに飛ばないようにと願いながら夢中でシャッターを押していました・・・
ゴシキドリは昨年夏訪れた台湾で初めてお目にかかりましたが、今回、ここボルネオでもその仲間であるキエリゴシキドリに運よく出会うことができました。
キナバル公園からキナバル山登山口に向かう途中の道路で出会ったキエリゴシキドリ。ボルネオには9種のゴシキドリが観察されているようですが、キエリゴシキドリは体長約20cmの山地性のゴシキドリで、名前のように襟の辺りに黄色い斑があります。



頸の後ろの黄色い斑がよく分かります。


今日はキナバル山の麓、標高約1,700m付近で見たキエリゴシキドリをご紹介しましたが、ゴシキドリの仲間は滅多に見られないため、この鳥を見た時はすぐに飛ばないようにと願いながら夢中でシャッターを押していました・・・
ボルネオの鳥たち・・・キタカササギサイチョウ
舳倉島から帰った後、今度はこの1月にエコツアーで訪れたボルネオ島(マレーシア)を再び訪れました。今回は前回あまり滞在できなかった世界遺産・キナバル公園周辺とコタキナバル市内の公園を中心に回りましたが、前回出会えなかった鳥たちを含め、順次ご紹介していきたいと思います。
最初は前回も運よく出会うことのできたキタカササギサイチョウです。今回も最終日にコタキナバル市内の公園でようやく出会うことができました。
嘴に大きな角状突起を付けたキタカササイチョウのオス。間近で見ると何とも迫力があります・・・

近すぎてファインダーからはみ出しそうになりました。


こちらは嘴の角状突起がオスより小さいメス。


そして、こちらは前回はいなかった彼らの子供。成鳥に比べ嘴に色が付いていなく全体に若い感じがします。


ボルネオシリーズの最初に、ボルネオを代表するサイチョウをご紹介しましたが、この大きく迫力あるサイチョウを見ると、ついついこちらも夢中になってしまいます・・・
最初は前回も運よく出会うことのできたキタカササギサイチョウです。今回も最終日にコタキナバル市内の公園でようやく出会うことができました。
嘴に大きな角状突起を付けたキタカササイチョウのオス。間近で見ると何とも迫力があります・・・

近すぎてファインダーからはみ出しそうになりました。


こちらは嘴の角状突起がオスより小さいメス。


そして、こちらは前回はいなかった彼らの子供。成鳥に比べ嘴に色が付いていなく全体に若い感じがします。


ボルネオシリーズの最初に、ボルネオを代表するサイチョウをご紹介しましたが、この大きく迫力あるサイチョウを見ると、ついついこちらも夢中になってしまいます・・・
舳倉島の鳥たち・・・カッコウ
今日まで長々と舳倉島の鳥たちにお付き合いいただきありがとうございました。シリーズの最後に、今日はこれまた島に到着して間がないと思われるカッコウをご紹介します。
昨日ご紹介したホトトギスもそうですが、このカッコウも島に着いて間がないのか、かなり衰弱しているようで道路に出てきて盛んに虫を探していました。最初、背が褐色味ガ強いことからセグロカッコウではないかと期待しましたが、虹彩が橙褐色であることからやはりッコウであることが分かりました。

虫をゲットしたカッコウ


その後、少し離れた防風林の松の木に移動し、木の中を動いていました。


今日は島に渡来して間がないと思われるカッコウをご紹介しましたが、昨日のホトトギス同様、当地で体力を取り戻し次なる目的地に向け元気に飛び立っていってほしいと思います。
今日まで舳倉島で出会った鳥たちを長々とご紹介してきましたが、渡りの中継地であるここ舳倉島は飛島同様、まだ見ぬ鳥たちとの出会いを期待させる実に魅力溢れる島と言えます・・・
昨日ご紹介したホトトギスもそうですが、このカッコウも島に着いて間がないのか、かなり衰弱しているようで道路に出てきて盛んに虫を探していました。最初、背が褐色味ガ強いことからセグロカッコウではないかと期待しましたが、虹彩が橙褐色であることからやはりッコウであることが分かりました。

虫をゲットしたカッコウ


その後、少し離れた防風林の松の木に移動し、木の中を動いていました。


今日は島に渡来して間がないと思われるカッコウをご紹介しましたが、昨日のホトトギス同様、当地で体力を取り戻し次なる目的地に向け元気に飛び立っていってほしいと思います。
今日まで舳倉島で出会った鳥たちを長々とご紹介してきましたが、渡りの中継地であるここ舳倉島は飛島同様、まだ見ぬ鳥たちとの出会いを期待させる実に魅力溢れる島と言えます・・・
舳倉島の鳥たち・・・ホトトギス
舳倉島シリーズの続きで、今日は夏鳥ホトトギスをご紹介します。
早朝、野鳥を探して島内を歩いていると、防風林横の杭にトケンがとまっているのを見つけました。やや小型なことと下面の斑が太くて粗いことからホトトギスよ思われました。この個体は島に渡来して間がないのか、かなり衰弱しており、時折、草むらに降り立ち虫を探していました。
杭の上に乗って周りの様子を伺っていたホトトギス



暫くして少し離れた草むらに降り立ちました。

そして見事、虫をゲットしました。


虫を食べ終えたところ

今日は島に渡来して間がないと思われるホトトギスをご紹介しましたが、当地で体力を取り戻した後、再び次の目的地に向け元気に飛び立って行ってほしいと願わずにはいられませんでした・・・
早朝、野鳥を探して島内を歩いていると、防風林横の杭にトケンがとまっているのを見つけました。やや小型なことと下面の斑が太くて粗いことからホトトギスよ思われました。この個体は島に渡来して間がないのか、かなり衰弱しており、時折、草むらに降り立ち虫を探していました。
杭の上に乗って周りの様子を伺っていたホトトギス



暫くして少し離れた草むらに降り立ちました。

そして見事、虫をゲットしました。


虫を食べ終えたところ

今日は島に渡来して間がないと思われるホトトギスをご紹介しましたが、当地で体力を取り戻した後、再び次の目的地に向け元気に飛び立って行ってほしいと願わずにはいられませんでした・・・
舳倉島の鳥たち・・・ムギマキ、キビタキ
舳倉島シリーズの続きで、今日は旅鳥ムギマキとキビタキをご紹介します。
最初は水場に姿を見せてくれたムギマキです。
体の上面と頬が黒くて白くて小さな眉斑があり、下面の橙黄色が美しいムギマキのオス。

ヒタキ類に共通しているのでしょうか、いつもこのようなポーズを見せてくれます。

こちらは外側尾羽基部に白斑があることからムギマキの若いオスと思われます。メスでは外側尾羽基部に白斑がなく、若オスより上面の灰褐色が薄いようです。


こちらは同じ水場に現れたキビタキのオス。今回マミジロキビタキを期待したのですが、結局見ることができませんでした。


こちらも同じ水場に現れたキビタキのメス

今日はヒタキ科の鳥2種をご紹介しましたが、夏鳥キビタキはこの時期各地で見ることができますが、旅鳥ムギマキは秋の渡りシーズンに限られた場所でしか見ることができない貴重な鳥でもあります。この時期、同じ場所でこのような2種が同時に見られるここ舳倉島はやはり魅力あふれる島といえます・・・
最初は水場に姿を見せてくれたムギマキです。
体の上面と頬が黒くて白くて小さな眉斑があり、下面の橙黄色が美しいムギマキのオス。

ヒタキ類に共通しているのでしょうか、いつもこのようなポーズを見せてくれます。

こちらは外側尾羽基部に白斑があることからムギマキの若いオスと思われます。メスでは外側尾羽基部に白斑がなく、若オスより上面の灰褐色が薄いようです。


こちらは同じ水場に現れたキビタキのオス。今回マミジロキビタキを期待したのですが、結局見ることができませんでした。


こちらも同じ水場に現れたキビタキのメス

今日はヒタキ科の鳥2種をご紹介しましたが、夏鳥キビタキはこの時期各地で見ることができますが、旅鳥ムギマキは秋の渡りシーズンに限られた場所でしか見ることができない貴重な鳥でもあります。この時期、同じ場所でこのような2種が同時に見られるここ舳倉島はやはり魅力あふれる島といえます・・・
舳倉島の鳥たち・・・タイワンハクセキレイ
舳倉島シリーズの続きで、今日は飛島でも目にしたタイワンハクセキレイをご紹介します。
ハクセキレイは日本では4種が観察されるようですが、その一つであるタイワンハクセキレイは旅鳥として日本に渡来し、背は常に明るい灰色で、夏羽では喉の黒斑が大きく嘴の下まで伸びているものが多いようです。
シマアオジがいた海岸の岩場にやって来たタイワンハクセキレイ。喉の黒斑が嘴の下まで伸びているのが分かります。



羽根を広げてくれました。背中の明るい灰色がよく分かります。


今日はハクセキレイの亜種の一つであるタイワンハクセキレイをご紹介しましたが、ハクセキレイ類は普段見慣れているだけに見過ごしがちですが、このような離島では注意深く見て行く必要がありそうです・・・
ハクセキレイは日本では4種が観察されるようですが、その一つであるタイワンハクセキレイは旅鳥として日本に渡来し、背は常に明るい灰色で、夏羽では喉の黒斑が大きく嘴の下まで伸びているものが多いようです。
シマアオジがいた海岸の岩場にやって来たタイワンハクセキレイ。喉の黒斑が嘴の下まで伸びているのが分かります。



羽根を広げてくれました。背中の明るい灰色がよく分かります。


今日はハクセキレイの亜種の一つであるタイワンハクセキレイをご紹介しましたが、ハクセキレイ類は普段見慣れているだけに見過ごしがちですが、このような離島では注意深く見て行く必要がありそうです・・・
舳倉島の鳥たち・・・カラシラサギ、アマサギ
今日は舳倉島で出会ったサギの仲間、カラシラサギとアマサギをご紹介します。
最初はカラシラサギです。カラシラサギは数少ない旅鳥として日本に渡来するようですが、このとき当地では2羽確認することができました。
海岸の岩場で餌を探していたカラシラサギ。夏羽のカラシラサギは後頭から20本ほどの冠羽が出、嘴は橙黄色で目先は青く、足は黒くて足指が黄色い特徴がありますが、この個体はまさにその特徴を有していました。


こちらは別の日、別の場所で見かけた2羽のカラシラサギ


次は同じくサギの仲間のアマサギです。夏羽のアマサギは頭部と首、背に橙黄色の飾り羽が出ますが、この個体もまさにその通りの美しい個体でした。


今日は数少ない旅鳥カラシラサギとアマサギをご紹介しましたが、サギの仲間ではこれ以外にも遥か上空を飛び去っていったアカガシラサギをはじめ、チュウサギ、コサギ、アオサギなど島内の至る所で目にすることができました・・・
最初はカラシラサギです。カラシラサギは数少ない旅鳥として日本に渡来するようですが、このとき当地では2羽確認することができました。
海岸の岩場で餌を探していたカラシラサギ。夏羽のカラシラサギは後頭から20本ほどの冠羽が出、嘴は橙黄色で目先は青く、足は黒くて足指が黄色い特徴がありますが、この個体はまさにその特徴を有していました。


こちらは別の日、別の場所で見かけた2羽のカラシラサギ


次は同じくサギの仲間のアマサギです。夏羽のアマサギは頭部と首、背に橙黄色の飾り羽が出ますが、この個体もまさにその通りの美しい個体でした。


今日は数少ない旅鳥カラシラサギとアマサギをご紹介しましたが、サギの仲間ではこれ以外にも遥か上空を飛び去っていったアカガシラサギをはじめ、チュウサギ、コサギ、アオサギなど島内の至る所で目にすることができました・・・
舳倉島の鳥たち・・・ノゴマ
舳倉島の鳥たち・・・マミチャジナイ、ハチジョウツグミ
舳倉島シリーズの続きで、今日は島内で何度も見かけたマミチャジナイとハチジョウツグミをご紹介します。
最初は島内のいろいろな場所で姿を見せてくれたマミチャジナイです。マミチャジナイは昨秋関東でも渡りの途中、各地で姿を見せてくれましたが、ここ舳倉島ではこの時期いつも姿を見せてくれるようです。
水場に出てきたマミチャジナイ。白い眉斑が特徴です。



こちらは笹藪の脇に出てきたマミチャジナイ。

次は島内の草地で見かけた全身が真っ赤な亜種ハチジョウツグミです。ハチジョウツグミは夏羽になると赤味が強くなると言われていますが、それにしても見事な赤でした。



今日は何れもツグミの仲間、マミチャジナイと亜種ハチジョウツグミをご紹介しましたが、このような鳥たちが同時期に見られるここ舳倉島は何とも魅力的な島といえます・・・
最初は島内のいろいろな場所で姿を見せてくれたマミチャジナイです。マミチャジナイは昨秋関東でも渡りの途中、各地で姿を見せてくれましたが、ここ舳倉島ではこの時期いつも姿を見せてくれるようです。
水場に出てきたマミチャジナイ。白い眉斑が特徴です。



こちらは笹藪の脇に出てきたマミチャジナイ。

次は島内の草地で見かけた全身が真っ赤な亜種ハチジョウツグミです。ハチジョウツグミは夏羽になると赤味が強くなると言われていますが、それにしても見事な赤でした。



今日は何れもツグミの仲間、マミチャジナイと亜種ハチジョウツグミをご紹介しましたが、このような鳥たちが同時期に見られるここ舳倉島は何とも魅力的な島といえます・・・
舳倉島の鳥たち・・・マミジロ
舳倉島の鳥たち・・・チョウセンオオルリ
舳倉島シリーズの続きで、今日は初見のチョウセンオオルリ?をご紹介します。
先にご紹介したヒメイソヒヨを撮影している時、上面がやけに淡いオオルリがいました。聞けば亜種チョウセンオオルリだということでした。環境省の識別マニュアルによれば、「亜種チョウセンオオルリは上面の青色部が基亜種オオルリより淡色で緑色味を帯び、顔から胸の黒色部が淡く青緑色の光沢がある」とありますが、そう言われれば確かにそのように見えなくもありませんでした。
岩に止まった亜種チョウセンオオルリ。亜種チョウセンオオルリには軸斑を持つものがあるとも言われていますが、この個体の肩の辺りの白斑がそれなのでしょうか?



枝どまりの亜種チョウセンオオルリ


今日は亜種チョウセンオオルリと言われる個体をご紹介しましたが、正直言ってそう言われないと普通のオオルリだと思ってしまうほど微妙な違いでした・・・
先にご紹介したヒメイソヒヨを撮影している時、上面がやけに淡いオオルリがいました。聞けば亜種チョウセンオオルリだということでした。環境省の識別マニュアルによれば、「亜種チョウセンオオルリは上面の青色部が基亜種オオルリより淡色で緑色味を帯び、顔から胸の黒色部が淡く青緑色の光沢がある」とありますが、そう言われれば確かにそのように見えなくもありませんでした。
岩に止まった亜種チョウセンオオルリ。亜種チョウセンオオルリには軸斑を持つものがあるとも言われていますが、この個体の肩の辺りの白斑がそれなのでしょうか?



枝どまりの亜種チョウセンオオルリ


今日は亜種チョウセンオオルリと言われる個体をご紹介しましたが、正直言ってそう言われないと普通のオオルリだと思ってしまうほど微妙な違いでした・・・
舳倉島の鳥たち・・・ヒメコウテンシ
舳倉島シリーズの続きで、今日は先日訪れた飛島でも目にしたヒメコウテンシをご紹介します。
ヒメコウテンシはヨーロッパ南部からトルコ、中央アジア、モンゴル、中国北部にかけてと、アフリカ東北部から南部で繁殖し、冬季は地中海沿岸、アフリカ、アラビア半島、パキスタン、インド西北部に渡って越冬するヒメコウテンシですが、日本では数少ない旅鳥または冬鳥として渡来し、特に日本海側の島嶼ではほぼ毎年観察されているようです。
海岸近くの岩場に2羽で仲良く飛んできたヒメコウテンシ。こちらはその中の1羽。体全体が淡く見えるのが特徴のようです。


暫くすると2羽が近づいてきました。ヒメコウテンシは雌雄同色であるため、オス・メスの識別ができませんが、仲良く一緒に行動していたことから番ではないかと思われます。



今日は数少ない旅鳥または冬鳥として日本に渡来するヒメコウテンシをご紹介しましたが、この体色の淡い独特の色合いは一度見たら決して忘れられません・・・
ヒメコウテンシはヨーロッパ南部からトルコ、中央アジア、モンゴル、中国北部にかけてと、アフリカ東北部から南部で繁殖し、冬季は地中海沿岸、アフリカ、アラビア半島、パキスタン、インド西北部に渡って越冬するヒメコウテンシですが、日本では数少ない旅鳥または冬鳥として渡来し、特に日本海側の島嶼ではほぼ毎年観察されているようです。
海岸近くの岩場に2羽で仲良く飛んできたヒメコウテンシ。こちらはその中の1羽。体全体が淡く見えるのが特徴のようです。


暫くすると2羽が近づいてきました。ヒメコウテンシは雌雄同色であるため、オス・メスの識別ができませんが、仲良く一緒に行動していたことから番ではないかと思われます。



今日は数少ない旅鳥または冬鳥として日本に渡来するヒメコウテンシをご紹介しましたが、この体色の淡い独特の色合いは一度見たら決して忘れられません・・・