舳倉島を訪れる鳥たち・・・ムギマキ、コルリ

舳倉島シリーズの続きで、今日はムギマキとコルリをご紹介します。

最初は先日もご紹介したムギマキ(Mugimaki Flycatcher)です。ムギマキは日本では旅鳥として春と秋の渡りの時期に全国各地を通過しますが、日本海側の島嶼(舳倉島、対馬等)では比較的よく観察されることで知られています。

水場近くにやって来たムギマキ。上面の黒味は薄いですが、眼の後方に眉斑があること、喉から胸にかけてのオレンジ色が比較的濃いことから、オスの若い個体ではないかと思われます。

ムギマキ0

ムギマキ1

表情が何とも可愛らしいですね。

ムギマキ3

ムギマキ2

次はコルリ(Siberian Blue Robin)です。コルリはインド北東部、インドネシア、カザフスタン、カンボジア、シンガポール、タイ、韓国、中国、北朝鮮、日本、ネパール、フィリピン、ブルネイ、ベトナム、マレーシア、ミャンマー南部、ラオス、ロシア南東部に分布し、日本では夏鳥として北海道、本州中部以北に飛来することが知られています。

水場にやって来たコルリのオス。上面の暗青色と下面の白い羽毛のコントラストが実に鮮やかです。

コルリ1

コルリ2

コルリ3

こちらは笹藪にいたコルリのメス。上面と胸部が緑褐色で、肩羽や腰、尾羽は若干青みがかっています。

コルリ10

コルリ11

今日は渡りの途中、舳倉島に立ち寄ったムギマキとコルリをご紹介しましたが、当地で体力を回復させた後、やがて彼らの繁殖地に向け、元気に旅立っていくものと思われます・・・



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舳倉島を訪れる鳥たち・・・キマユムシクイ、エゾムシクイ、アカモズ

舳倉島シリーズの続きで、今日はキマユムシクイ、エゾムシクイ、アカモズをご紹介します。

最初は先日もご紹介したキマユムシクイ(Yellow-browed Warbler)です。例年、春秋の渡りのシーズンに当地に立ち寄るキマユムシクイですが、この日は水場にやって来てくれました。大雨覆と中雨覆の先端が黄白色で2本の翼帯となって見えるほか、上嘴は黒く、下嘴基部が黄褐色なのが分かります。

キマユムシクイ1

水場に降り

キマユムシクイ2

キマユムシクイ3

キマユムシクイ4

気持ち良さそうに水浴びを始めました。

キマユムシクイ5

次はエゾムシクイ(Sakhalin Leaf Warbler)です。エゾムシクイは夏鳥として日本、ロシア東部に飛来し、亜高山帯の針葉樹林に生息するムシクイで、渡りの時期には各地で見られます。

島に到着して間がないのか、疲れきって道路わきのでじっとしていたエゾムシクイ。頭頂は暗灰褐色で背からの上面は緑褐色、黄白色の2本の翼帯がかすかに見えます。

エゾムシクイ1

エゾムシクイ2

エゾムシクイ3

エゾムシクイ4

次はアカモズ(Brown shrike)です。アカモズはインド、インドネシア、カンボジア、シンガポール、スリランカ、タイ、韓国、中国、台湾、北朝鮮、日本、ネパール、バングラデシュ、フィリピン、ブルネイ、ベトナム、マレーシア、ミャンマー、モンゴル、ラオス、ロシア東部に分布し、日本では夏鳥として亜種シマアカモズが九州南部や南西諸島に、亜種アカモズが北海道、本州東部に飛来。本州西部、四国、九州では渡りの途中に旅鳥として飛来し、沖縄では冬鳥として越冬のため飛来することが知られています。

渡りの途中に立ち寄った亜種アカモズ。

アカモズ1

アカモズ2

アカモズ3

今日も渡りの途中、舳倉島に立ち寄ったキマユムシクイ、エゾムシクイ、アカモズをご紹介しましたが、日本海の離島、舳倉島はやはりこれら渡り鳥たちにとって命をつないでくれる貴重な島であるようです・・・


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舳倉島を訪れる鳥たち・・・マミジロタヒバリ、コマミジロタヒバリ、タイワンハクセキレイ、マミジロツメナガセキレイ

舳倉島シリーズの続きで、今日はセキレイ科の鳥たちをご紹介します。

最初はマミジロタヒバリ(Australasian pipit)です。マミジロタヒバリは日本には旅鳥または冬鳥として北海道から九州の平地、丘陵地の草原と、農耕地、牧草地、河川、埋め立て地などに生息し、主に西日本での記録が多いほか、日本海側の島嶼や南西諸島では毎年記録され、九州南部や南西諸島では越冬するものもいるようです。

民宿近くの草地にいたマミジロタヒバリ。全長約18cm程の大きさで、眉斑は淡褐色で明瞭。喉から下尾筒までの体下面は白っぽいのが特徴です。

マミジロタヒバリ1

マミジロタヒバリ2

次はコマミジロタヒバリ(Blyth's Pipit)と思われる個体です。コマミジロタヒバリは数少ない旅鳥として北海道、本州、日本海側の島嶼、南西諸島の農耕地、牧草地、草地など開けた環境に生息し、マミジロタヒバリより一回り小さく(全長約17cm)、全身淡褐色で頭頂、背、胸に黒褐色の縦斑があり、嘴はより細く、上嘴の鼻孔付近に凹みがあり、中雨覆の軸斑はハート型の下側のような形をしているようです。

同じく民宿近くの草地にいたコマミジロタヒバリと思われる個体。自信を持って特定できた訳ではありませんが、諸々の特徴と消去法からコマミジロタヒバリと思われました。

コマミジロタヒバリ1

コマミジロタヒバリ2

よく見ると、上嘴の鼻孔付近に凹みがあるように見えます。

タヒバリ4

次は亜種タイワンハクセキレイ(White Wagtail)です。ハクセキレイは11亜種に分類されますが、その一つ亜種タイワンハクセキレイはロシア(中央シベリア高原以東のシベリア・極東地域)およびアラスカ西岸に分布し、日本国内にも少数が分布しています。過眼線があるなど容姿は亜種ハクセキレイと酷似していますが、本亜種は胸部の黒色が嘴の下までつながる点で判別することができます。

港近くの草地にいた亜種タイワンハクセキレイ。正面から見ると胸部の黒色が嘴の下までつながっていることがよく分かります。

タイワンハクセキレイ2

タイワンハクセキレイ1

次は亜種マミジロツメナガセキレイ(Yellow Wagtail)です。ツメナガセキレイは全部で5亜種に分類されていますが、アフリカ大陸、ユーラシア大陸、アイルランド、インドネシア、アメリカ合衆国(アラスカ州)、日本、フィリピンに分布し、夏季にユーラシア大陸中緯度地方以北、アラスカで繁殖し、冬季はアフリカ大陸、ユーラシア大陸南部、インドネシアなどへ渡り越冬。日本では主に渡りの途中に旅鳥として飛来。夏季に亜種ツメナガセキレイが北海道で繁殖し、冬季に亜種キタツメナガセキレイが越冬のため主に沖縄県に飛来することで知られています。

渡りの途中、海岸近くの岩場に立ち寄った亜種マミジロツメナガセキレイ。頭頂から後頸が青みがかった暗灰色の羽毛で覆われ、頬は青みがかった暗灰色。眉斑や喉が白いのが特徴です。

マミジロツメナガセキレイ1

マミジロツメナガセキレイ2

今日は舳倉島をに立ち寄ったセキレイ科の鳥4種をご紹介しましたが、何れも関東ではほとんど見ることができない鳥であり、そういう意味ではやはり日本海側の島嶼は魅力あふれるところと言えます・・・


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舳倉島を訪れる鳥たち・・・シマゴマ、マミチャジナイ

舳倉島シリーズの続きで、今日はこれまた舳倉島ならではのシマゴマ、そしてマミチャジナイをご紹介します。

最初はシマゴマ(Rufous-tailed Robin)です。シマゴマはロシア東部のバイカル湖付近から沿海州、サハリンに夏鳥として渡来、繁殖し、冬期は中国南部から東南アジアに渡り越冬。日本では旅鳥として主に日本海側で観察されていますが数は少なく、舳倉島のような場所に来ないとなかなかお目にかかれない鳥でもあります。

水場に現れたシマゴマ。額から尾にかけての上面は褐色で尾は赤みがかった褐色。腹部は白色で、頸の両側、胸、脇にオリーブ褐色の鱗状斑があることが特徴で、日本名は下面の鱗状斑から、また英名は赤褐色の尾から名付けられたものと思われます。

シマゴマ12

シマゴマ11

暫くすると水に浸かり

シマゴマ13

気持ち良さそうに水浴びを始めました。

シマゴマ14

次はマミチャジナイ(Eyebrowed thrush)です。マミチャジナイはインド、インドネシア、タイ、中国(香港含む)、台湾、日本、バングラデシュ、フィリピン、ベトナム、マレーシア、ミャンマー、ラオス、ロシア東部に分布し、夏季に中国北東部やロシア東部で繁殖し、冬季になると東南アジアへ南下し越冬。日本では主に渡りの途中に旅鳥として飛来しますが、少数が冬季に西日本や南西諸島で越冬するようです。

木の中で休んでいたマミチャジナイ。日本名の由来は眉斑のある茶色のツグミ(シナイはツグミの古名)、英名の由来も同じく眉斑のあるツグミ。

マミチャジナイ1

マミチャジナイ2

今日はこれまた舳倉島ならではのシマゴマ、そしてマミチャジナイをご紹介しましたが、特にシマゴマについては昨年は残念がら見ることができなかっただけに、今回の出会いは大変嬉しいものでした・・・


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舳倉島を訪れる鳥たち・・・コウライウグイス、アカマシコ、キマユホオジロ

2日間欠航のため待たされた舳倉島ですが、飛来状況はあまり芳しくないようで鳥影はそれ程多くはなく、少しばかり期待を裏切られた今回の舳倉島でした。それでもそんな中、さすが舳倉島と思わせる幾つかの鳥たちに出会うことができました。

最初はコウライウグイス(Black-naped Oriole)です。コウライウグイスはインド、インドネシア、カンボジア、シンガポール、韓国、中国、台湾、北朝鮮、バングラデシュ、フィリピン、ベトナム、ミャンマー、ラオス、ロシアに分布し、日本では数少ない旅鳥として主に日本海側の島嶼で春の記録が多いようです。

島内の松から松へと飛び回っていたコウライウグイス。動きが早くゆっくり撮らせてくれません。枝被りですが何とかこの一枚だけ撮影することができました。

コウライウグイス1

次は一度だけ目の前に現れたアカマシコ(Common Rosefinch)のメスです。アカマシコはスカンジナビア半島東部からカムチャツカ半島にいたるユーラシア大陸の亜寒帯、イラン高原、チベットなどで繁殖し、冬季はインド、東南アジア北部、中国南部に渡り越冬。日本では数少ない旅鳥として、主に日本海側の島嶼で記録されることが多いようです。

島の道路を歩いていると突然現れた初見のアカマシコのメス。今まで図鑑で見ただけのアカマシコでしたが、直感的にアカマシコと分かり、メスではありましたが嬉しい気分になりました。

アカマシコ1

アカマシコ2

次はキマユホオジロ(Yellow-browed Bunting)です。キマユホオジロはシベリア中部で繁殖し、冬季は中国中部および南東部に渡り越冬し、日本では数少ない旅鳥として主に西日本に渡来。日本海側の島嶼部では春秋の渡りの時期に毎年記録され、特に対馬では春に割合普通に観察されるようです。

刈り込まれた草地で草の実を啄ばんでいたキマユホオジロのオス。名前のように黄色い眉斑がひときわ目立ちます。。

キマユホオジロ1

キマユホオジロ2

キマユホオジロ3

今日は数少ない旅鳥として主に日本海側の島嶼で記録が多いコウライウグイス、アカマシコ、キマユホオジロをご紹介しましたが、今年は鳥影が少ないとはいえ、このような鳥たちに出会うことのできる舳倉島はやはり魅力あふれる島と言えます・・・


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キマユムシクイ、センダイムシクイ、メボソムシクイ、コサメビタキ

昨日の続きで、今日も舳倉島に渡る前に訪れた公園で出会ったキマユムシクイ、センダイムシクイ、メボソムシクイ、コサメビタキをご紹介します。

最初は春秋の渡りのシーズンには必ず当地に立ち寄るキマユムシクイ(Yellow-browed Warbler)です。大雨覆と中雨覆の先端が黄白色で2本の翼帯となって見えるほか、上嘴は黒く、下嘴基部が黄褐色なのが特徴です。

キマユムシクイ1

キマユムシクイ2

次は最も一般的なムシクイ、センダイムシクイ(Eastern Crowned Warbler)です。センダイムシクイは頭央線が不明瞭な淡白色で、上嘴の色彩は黒褐色、下嘴の色彩はオレンジ色をしていることから比較的容易に識別することができます。

センダイムシクイ1

センダイムシクイ2

次も比較的ポピュラーなメボソムシクイ(Japanese Leaf warbler)です。日本を訪れるメボソムシクイの仲間は日本鳥類目録改訂第7版でメボソムシクイ、オオムシクイ、コムシクイの3種に分類されました。種の同定は正確には鳴き声で判断するしかないと思いますが、4月下旬から5月上旬に渡ってくるのは大部分がメボソムシクイのようです。

メボソムシクイ1

メボソムシクイ3

メボソムシクイ2

最後は木々の間を飛び交っていたコサメビタキ(Asian Brown Flycatcher)です。コサメビタキは眼の周囲に不明瞭な白いアイリングが入り、眼先も白いほか、嘴の色彩は黒く、下嘴基部の色彩はオレンジ色、体下面は淡灰褐色で無斑であるのが特徴です。

コサメビタキ1

背中側から

コサメビタキ2

今日は舳倉島に渡る前に訪れた公園のキマユムシクイ、センダイムシクイ、メボソムシクイ、コサメビタキをご紹介しましたが、当地で体力をつけた後、それぞれの繁殖地に向け飛び立っていくものと思われます。繁殖地で無事子育てを終え、秋の渡りのシーズンに再び立ち寄ってほしいものです・・・



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オオルリ、マミジロ

昨日の続きで、今日も舳倉島に渡る前に訪れた公園で出会ったオオルリとマミジロをご紹介します。

最初はオオルリ(Blue-and-white Flycatcher)です。オオルリはは日本を訪れる夏鳥の代表とも言えるお馴染みの鳥ですが、この公園では通過鳥であり、渡りの途中に立ち寄ってくれたようです。

公園の水路に水浴びにやって来たオオルリのオス。名前の通り上面の瑠璃色が鮮やかです。

オオルリ1

オオルリ2

オオルリ3

こちらも同じ水路にやって来たオオルリのメス。

オオルリ10

水路脇の枝にとまったところ。

オオルリ11

次は公園の水路にやって来たマミジロ(Siberian thrush)のメスです。清潔好きなのか、何度も水路に水浴びにやって来てくれました。

マミジロ1

後ろ姿

マミジロ2

マミジロ3

今日は夏鳥のオオルリとマミジロをご紹介しましたが、特にオオルリについては、コルリ、ルリビタキとともに「青い鳥」御三家の一つであるとともに、ウグイス、コマドリと並んで日本三鳴鳥のひとつでもあり、美形と美声を兼ね備えている辺りが人気の秘密でもあるのでしょうか・・・


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ムギマキ、キビタキ

昨日に続き、今日も舳倉島に渡る前に訪れた公園で出会ったムギマキとキビタキをご紹介します。

最初はムギマキ(Mugimaki Flycatcher)です。ムギマキはロシア東部からオホーツク海沿岸、サハリン、アムール、中国北東部で繁殖し、冬期は中国南部、東南アジア方面に渡り越冬。日本では旅鳥として春と秋の渡りの時期に全国各地を通過しますが数は少なく、日本海側の島嶼(舳倉島、対馬等)では比較的よく観察されることで知られています。

枝から枝に飛び移り、飛んでいる虫を捕っていたムギマキ。上面の黒味は薄いですが、眼の後方に眉斑があること、喉から胸にかけてのオレンジ色が比較的濃いことから、オスの若い個体ではないかと思われます。

ムギマキ1

ムギマキ2

ムギマキ3

次は公園内の水路にやって来たキビタキ(Narcissus Flycatcher)です。初列風切が黒褐色であることから第1回冬羽から第1回夏羽に換羽中の個体と思われます。

キビタキ1

キビタキ2

キビタキ3

キビタキ5

今日は公園で出会ったムギマキとキビタキをご紹介しましたが、何れも彼らは通過鳥であり、当地で体力を回復したのちそれぞれの繁殖地に向け旅立っていくものと思われます・・・


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数少ない旅鳥 シロハラホオジロ

シマノジコに出会った公園では、同じく数少ない旅鳥シロハラホオジロ(Tristram's Bunting)にも出会うことができました。

シマノジコが草の実を啄ばんでいた場所の近くにいたシロハラホオジロのオス。シロハラホオジロのオスの夏羽は側頭線、耳羽、喉が黒色で、頭央線と眉班が白く、体の下面が白いのが特徴です。

遊歩道脇の草刈りの済んだ場所に出てきたシロハラホオジロのオス。歌舞伎役者のような独特の隈取りの顔は存在感があります。

シロハラホオジロ0

シロハラホオジロ2

シロハラホオジロ3

シロハラホオジロ5

道路脇の枝にとまったところ。

シロハラホオジロ1

正面から見ると、頭の黒白模様がスイカのようにも見えます。

シロハラホオジロ4

間近にやって来たシロハラホオジロ。あまりに近すぎてカメラを少し引いて撮影しました。

シロハラホオジロ10

昨日のシマノジコに続いて、今日も数少ない旅鳥シロハラホオジロをご紹介しましたが、普段は舳倉島で出会うことの多いこれらの鳥たちに、島に渡る前に出会うことができたことは大変ラッキーなことでした。この調子ですと無理して舳倉島に行かなくてもいいかも知れませんね(冗談)・・・


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数少ない旅鳥、シマノジコ

コスタリカシリーズの途中ですが、先日、春秋の渡りの中継地、舳倉島に行ってきましたので、その道中の鳥たちも含めご紹介したいと思います。

最初は数少ない旅鳥として主に日本海側の島嶼に渡来するシマノジコ(Chestnut Bunting)です。今回は舳倉島航路が荒天のため2日連続で欠航になり、急遽訪れた公園で幸運にもそんなシマノジコに出会うことができました。

公園の遊歩道脇に現れたシマノジコのオス。お腹がすいているのか草刈りの終わった歩道脇で盛んに草の実を啄ばんでいました。英名のように栗色の上面と黄色いお腹の対比が実に鮮やかで、小さいながらも魅力たっぷりでした。

シマノジコ1

表情も可愛らしいですね・・・

シマノジコ3

シマノジコ2

今日はバーダー憧れの鳥、シマノジコをご紹介しましたが、その後訪れた舳倉島(例年この時期には渡来していることが多い)でも見ることができなかっただけに、今回の偶然の出会いは本当にラッキーなものでした。たまにはこんなこともあるのですね・・・


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コスタリカの鳥たち・・・ニッケイハチドリ、ムラサキケンバネハチドリ、アオボウシモリハチドリ、フジノドシロメジリハチドリ

今までコスタリカで出会ったハチドリの仲間たちをご紹介してきましたが、最後に残る4種をご紹介します。

最初はニッケイハチドリ(Cinnamon Hummingbird)です。ニッケイハチドリはメキシコ北西部からコスタリカにかけて生息する全長約10cmのハチドリで、コスタリカでは北西部と中央盆地帯の西部に生息しており、林縁や二次林、庭園などでよく見られるようです。

ロッジの庭にやって来たニッケイハチドリ。

ニッケイハチドリ1

ニッケイハチドリ2

次はムラサキケンバネハチドリ(Violet Sabrewing)です。ムラサキケンバネハチドリはメキシコ南部からパナマ西部にかけて分布する全長約15cmの大型のハチドリで、山間部の森林の下や林縁部に生息します。また、翼がサーベル(軍刀)のように鋭い形状で、それによって名前が付けられたようです。

細長い翼が特徴のムラサキケンバネハチドリ。光が当たっていないため本来の美しい紫色が出ていませんが・・・

ムラサキケンバネハチドリ1

ムラサキケンバネハチドリ2

次はアオボウシモリハチドリ(Violet-crowned Woodnymph)です。アオボウシモリハチドリはコスタリカでは太平洋側中南部とカリブ海側に生息する全長約10cmのハチドリで、名前のように青紫色の頭部に特徴があります。

ホタカ草に吸蜜にやって来たアオボウシモリハチドリ。

アオボウシモリハチドリ1

最後はフジノドシロメジリハチドリ(Purple-throated Mountain-gem)です。フジノドシロメジリハチドリはニカラグアの南西部からパナマの西側の裾野から高山にかけて生息する全長約10cmのハチドリで、コスタリカではカリブ海側の標高1000~2500mの高地でよく見られるようです。

ロッジのフィーダーにやって来たフジノドシロメジリハチドリのメス。メスのほうは喉が紫色のオスと異なり、喉から腹にかけて黄土色をしています。

フジノドシロメジリハチドリ2

フジノドシロメジリハチドリ1

今日までハチドリの仲間たちをご紹介してきましたが、合衆国南西部からアルゼンチン北部にかけて生息するハチドリはアマツバメ目に属し、蜜を好んで食したアマツバメの仲間の一部が花から蜜を吸う生活様式に適応し、自然選択により現在のような姿に進化したと考えられています。ハチドリに限らず生き物のそんな進化の過程を想像するのはとても楽しいものです・・・


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コスタリカの鳥たち・・・クロスジオジロハチドリ、ミドリハチドリ、ミドリボウシテリハチドリ

昨日に続き、今日もハチドリの仲間をご紹介します。

最初はクロスジオジロハチドリ(Stripe-tailed Hummingbird)です。クロスジオジロハチドリはメキシコ南東部からパナマにかけての中米地域に生息する全長約10cmの中型のハチドリで、名前の通り尾の下面が白く先端に黒い帯が見られます。

吸蜜にやって来たクロスジオジロハチドリのオス。

クロスジオジロハチドリ2

ホバリングしながら実に器用に花の蜜を吸いとります。

クロスジオジロハチドリ1

クロスジオジロハチドリ1

次はミドリハチドリ(Green Violet-ear)です。ミドリハチドリはメキシコ中部から南米の北部にかけて生息している全長約10cmのハチドリで、熱帯種であるにもかかわらず放浪癖があり北米でも記録があるようです。英名のように耳の辺りが青紫色をしているのが特徴です。

ミドリハチドリ

ミドリハチドリ13

砂糖水を入れたフィーダーにやって来たミドリハチドリ。

ミドリハチドリ2

次はミドリボウシテリハチドリ(Green-crowned Brilliant)です。ミドリボウシテリハチドリはコスタリカからエクアドル西部に分布する全長約13cmのハチドリで、700~2000mの高地の林内や林縁、高木の二次林などに生息し、全身輝く緑色で、眼の後に小さな白い斑があるのが特徴です。


眼の後に小さな白斑が特徴のミドリボウシテリハチドリ。

ミドリボウシテリハチドリ1

ミドリボウシテリハチドリ2

昨日に続き、今日もハチドリの仲間たちをご紹介しましたが、ハチドリのご紹介はまだ続きます・・・


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コスタリカの鳥たち・・・ハイバラエメラルドハチドリ、クロツノユウジョハチドリ、コスタリカノドジロフトオハチドリ

昨日の続きで、今日もコスタリカで出会ったハチドリの仲間たちをご紹介します。

最初はハイバラエメラルドハチドリ(Rufous-tailed Hummingbird)です。ハイバラエメラルドハチドリは体長10cmほどの中型のハチドリで、メキシコ北東部からベネズエラ西部、エクアドルの西部にかけて生息し、コスタリカでは最も普通に観察できるハチドリだそうです。尾羽の赤茶が魅力的でエメラルドグリーンの光沢も美しく、まさに「空飛ぶ宝石」そのものです。

ホタテ草にやって来たハイバラエメラルドハチドリ。

ハイバラエメラルドハチドリ1

ハイバラエメラルドハチドリ2

ハイバラエメラルドハチドリ3

ハイバラエメラルドハチドリ4

ハイバラエメラルドハチドリ6

次はクロツノユウジョハチドリ(Black-crested Coquette)です。クロツノユウジョハチドリ全長8cmほどあり、メキシコ南部からコスタリカにかけて生息しており、コスタリカではカリブ海側の低地から標高1200mくらいの細いベルト状のエリアにのみ生息し個体数も多くはないとされています。クロツノユウジョハチドリの特徴はブラシのような黒い角状の冠羽とあご髭ですが、雌や雄の若鳥にはこれらの特徴がないようです。

オスに見られるユニークな冠羽やあご髭がないクロツノユウジョハチドリのメス。

クロツノユウジョハチドリ2

クロツノユウジョハチドリ1

クロツノユウジョハチドリ10

クロツノユウジョハチドリ11

次はコスタリカノドジロフトオハチドリ(Scintillant Hummingbird)です。コスタリカノドジロフトオハチドリは体長約8cmの小型のハチドリで、コスタリカとパナマ西部にのみ生息する準固有種であり、コスタリカでは国土の真ん中を走る山脈地帯に生息し標高2200mがその上限となっているそうです。

日本名のごとく喉が白く尾が太いコスタリカノドジロフトオハチドリのメス。英名のScintillantは「キラキラ光る」という意味ですが、光が当たると確かに体全体が宝石のように輝いていました。

コスタリカノドジロフトオハチドリ

コスタリカノドジロフトオハチドリ10

コスタリカノドジロフトオハチドリ11

昨日に続きハチドリの仲間3種をご紹介しましたが、ハチドリの仲間は見た目には大変よく似ており、一見しただけでは種の特定はなかなか難しいのですが、その特徴を見つけながら図鑑と照合する作業はなかなか面白いものでした・・・


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コスタリカの鳥たち・・・ワタボウシハチドリ、ミドリトゲオハチドリ

コスタリカシリーズの続きで、今日からは滞在中に出会ったハチドリの仲間たちをご紹介したいと思います。

初はワタボウシハチドリ(Snowcap)です。ワタボウシハチドリは体長わずか6.5cmとコスタリカノドジロフトオハチドリ同様、コスタリカ最小のハチドリで、ホンジュラスからパナマ西部にかけて生息しており、コスタリカではカリブ海側の低地から中高地にかけて生息し、太平洋側でも稀に記録があるようです。特徴は何と言っても純白の頭で、日本名、英名ともにうまく名付けたものだと思います。

花壇の花の蜜を吸いに来たワタボウシハチドリのオス。頭のてっぺんが真っ平でちょっとユーモラスな感じを与えています。

ワタボウシハチドリ1

尾羽を広げた姿もなかなか魅力的です。

ワタボウシハチドリ2

ワタボウシハチドリ3

ワタボウシハチドリ4

こちらはワタボウシハチドリのメス。メスのほうは頭のてっぺんが白くはありませんが、すっきりとして実に美しいハチドリでした。

ワタボウシハチドリ10

ワタボウシハチドリ11

次はミドリトゲオハチドリ(Green Thorntail)です。ミドリトゲオハチドリはコスタリカからエクアドル西部に生息し、森林内や林縁、庭園などの小さな花のある木にやってきます。こちらもたいへん小さな鳥で緑の体にお尻の白帯が目立ちます。オスの尾の先は細く尖って長く(オス:体長約10cm、メス:体長約8cm)、日本名の由来になっています。メスのほうは頬が白く簡単に識別することができます。

長い尾を上にあげ、花の蜜を吸っていたミドリトゲオハチドリのオス。

ミドリトゲオハチドリ1

ミドリトゲオハチドリ2

こちらは尾の長さが普通で、頬が白いミドリトゲオハチドリのメス。

ミドリトゲオハチドリ10

ミドリトゲオハチドリ11

今日はハチドリの仲間2種をご紹介しましたが、ハチドリ(Hummingbirds)の飛び方や蜜を吸う姿、羽音は実にハチに似ており、日本名、英名ともにうまく命名したものだと思います・・・


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コスタリカの鳥たち・・・キビタイフウキンチョウ、ノドアカアリフウキンチョウ、キノドスミレフウキンチョウ、ヤブフウキンチョウ

昨日の続きで、今日もフウキンチョウの名前の付いたキビタイフウキンチョウ、キノドスミレフウキンチョウ、ノドアカアリフウキンチョウ、ヤブフウキンチョウをご紹介します。

最初はキビタイフウキンチョウ(Olive-backed Euphonia)です。キビタイフウキンチョウはメキシコ南部からパナマ西部にかけて生息する体長約10cmの小鳥で、高温多湿の森林を好み、通常は上層から中層部にいるようですが、林縁や庭園などでは目線まで降りて来ることもあるようです。なお、euphoniaは現在ではtanager(フウキンチョウ)とは別扱いになっており、むしろfinch(アトリ科)に近い存在だそうです。

木の中で忙しく動き回っていたキビタイフウキンチョウ。日本名のように額の辺りの黄色が目立ちます。

キビタイフウキンチョウ2

キビタイフウキンチョウ1

キビタイフウキンチョウ10

次はキノドスミレフウキンチョウ(Yellow-throated Euphonia)です。キノドスミレフウキンチョウはメキシコの北東部からパナマ西部にかけて生息している小鳥で、林縁や少し開けた場所、二次林、プランテーションなどを好み、森に囲まれたロッジ周辺などでもよく見返るようです。なお、キノドスミレフウキンチョウもキビタイフウキンチョウ同様、finch(アトリ科)に近い存在だそうです

ロッジの庭にやって来たスミレフウキンチョウ。写真ではよく分かりませんが、上面はスミレ色で喉から腹にかけては鮮やかな黄色でした。

キノドスミレフウキンチョウ1

次はノドアカアリフウキンチョウ(Red-throated Ant-Tanager)です。ノドアカアリフウキンチョウはメキシコ南東部からパナマの東部にかけて生息している体長約20cmのフウキンチョウで、コスタリカではカリブ海側の低地から中高地で見られるようです。藪の深い林縁や日陰のある二次林、野放し状態となったプランテーションなどを好み、常に集団で行動をしているそうです。また、名前からも推測できますが、アリドリ達と共に軍隊アリを追いかけることで知られているようです。

枝被りできれいな写真ではありませんが、名前のように喉の辺りが赤色をしていました。

ノドアカアリフウキンチョウ1

ノドアカアリフウキンチョウ2


最後はヤブフウキンチョウ(Common Bush-Tanager)です。ヤブフウキンチョウは 中央アメリカから南アメリカ西部の森林、高木林に生息する体長約14.5cmのフウキンチョウで、上面はウグイス色で眼の後ろに白斑があるのが特徴です。

手前の葉が邪魔になってきれいな写真ではありませんが、眼の後ろの白斑が独特の雰囲気を醸し出しています。

ヤブフウキンチョウ1

今日も日本名でフウキンチョウと名付けられた4種をご紹介しましたが、その内、キビタイフウキンチョウとキノドスミレフウキンチョウについては、かってはフウキンチョウの仲間として分類されていたものが、現在ではアトリに近い仲間として分類されており、名前から判断すると大変分かりにくくなっています。一度付けた名前は変更しづらいとは思いますが、混乱を避けるには思い切って変更することも必要かも知れませんね・・・



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コスタリカの鳥たち・・・ナツフウキンチョウ、ホノオフウキンチョウ、コシアカフウキンチョウ

昨日の続きで、今日もフウキンチョウの仲間、ナツフウキンチョウ、ホノオフウキンチョウ、コシアカフウキンチョウをご紹介します。

最初はナツフウキンチョウ(Summer Tanager)です。ナツフウキンチョウはアメリカ南部やメキシコ北部で営巣し、メキシコ中央部からエクアドル西部、ブラジルのアマゾン川流域にかけて越冬する体長約18cmのフウキンチョウで、コスタリカでは太平洋側、カリブ海側で容易に観察できるようです。

ツアー中、何度も姿を見せてくれたナツフウキンチョウ。真っ赤な体が実に色鮮やかで、どこにいてもよく目立ちます。

ナツフウキンチョウ10

ナツフウキンチョウ11

ナツフウキンチョウは果物が大好物のようで、ロッジの餌台によく来ていました。

ナツフウキンチョウ1

次はホノオフウキンチョウ(Flame-colored Tanager)です。ホノオフウキンチョウはコスタリカでは中央部の熱帯雨林やその林縁でよく見られる体長約18cmのフウキンチョウで、名前のように炎を思わせる鮮やかなオレンジ色をしています。

虫を咥えて現れたホノオフウキンチョウ。

ホノオフウキンチョウ11

ホノオフウキンチョウ1

ホノオフウキンチョウ2

最後はコシアカフウキンチョウ(Passerini's Tanager)です。コシアカフウキンチョウはメキシコ南部からパナマ西部にかけて生息する体長約16cmのフウキンチョウの仲間で、かってはScarlet-rumped Tanager(コシアカフウキンチョウ)と呼ばれていたものがDNA研究の結果二種に分けられ、カリブ海側の個体はPasserini's Tanager、太平洋側に生息する個体はCherrie's Tanagerに分類されることになったそうです。オスは外見上は全く同じだそうですが、メスのほうはCherrie's Tanagerのメスは胸上部と腰部が桃色であり、Passerini'a Tanagerのメスにはこれらの特徴が無いそうです。

ツアー中、何度も目にしたコシアカフウキンチョウ。

コシアカフウキンチョウ1

コシアカフウキンチョウ2

こちらは地味な色合いのコシアカフウキンチョウのメス。胸上部と腰部が桃色でないことからPasserini'a Tanagerのメスであることが分かります。

コシアカフウキンチョウ15

今日もフウキンチョウの仲間、ナツフウキンチョウ、ホノオフウキンチョウ、コシアカフウキンチョウをご紹介しましたが、何れもオスのほう赤色系のカラフルな色合いをしており、滞在中私たちをしっかり楽しませてくれました・・・


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コスタリカの鳥たち・・・サザナミフウキンチョウ、ソライロフウキンチョウ、キンズキンフウキンチョウ

コスタリカシリーズの続きで、今日はフウキンチョウの仲間、サザナミフウキンチョウ、ソライロフウキンチョウ、キンズキンフウキンチョウをご紹介します。

フウキンチョウは南北アメリカ(ガラパゴス諸島を含む)の熱帯に生息し、一般的にオスは色鮮やかな羽色が多く、メスは地味なものが多いようです。生息環境としては主に熱帯林の樹冠に住み、食性は多様で、昆虫、花蜜、木の実など何でも食べるようです。

最初はサザナミフウキンチョウ(Spangle-cheeked Tanager)です。サザナミフウキンチョウはコスタリカでは主に中央部の熱帯雨林地帯に生息する体長約13cmのフウキンチョウで、英名のように頬にスパンコールを付けたような鮮やかな模様があり、最初に見たときはあまりにも色鮮やかでドキッとしました。

木の実を食べにやって来たサザナミフウキンチョウ。

サザナミフウキンチョウ1

サザナミフウキンチョウ2

次はソライロフウキンチョウ(Blue-grey Tanager)です。ソライロフウキンチョウはメキシコ南部からボリビア北東部、ブラジル北部、南端を除くアマゾン盆地全域に分布する体長約15cmのフウキンチョウで、コスタリカでは全土でごく普通に見られるようです。名前のように頭から腹にかけて青みがかかった灰色、背中から尾にかけてはまさに空色をした大変美しい鳥でした。

ツアー中、何度も姿を見せてくれたソライロフウキンチョウ。

ソライロフウキンチョウ5

ソライロフウキンチョウ6

ソライロフウキンチョウ7

最後はキンズキンフウキンチョウ(Golden-hooded Tanager)です。キンズキンフウキンチョウはメキシコ南部からエクアドルの西部にかけて生息している体長約13cmのフウキンチョウで、名前のように頭が金色で体は濃紺に空色が混じった、これまた大変色鮮やかな美しい鳥でした。

木の実を食べにやって来たキンズキンフウキンチョウ。

キンズキンフウキンチョウ1

キンズキンフウキンチョウ2

今日はフウキンチョウの仲間、サザナミフウキンチョウ、ソライロフウキンチョウ、キンズキンフウキンチョウをご紹介しましたが、解説書にある通り何れのフウキンチョウも色鮮やかで美しく、見るたびに魅入られてしまいます・・・


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コスタリカの鳥たち・・・オレンジマイコドリ、キモモマイコドリ、アオボウシマイコドリ

コスタリカシリーズの続きで、今日は「ダーウィンが来た」でも紹介された、求愛の際、オスが複数羽で集いダンスを披露することからマイコドリの名がある「踊る小鳥」マイコドリの仲間たちをご紹介します。

最初はオレンジマイコドリ(Orange-collared Manakin)です。オレンジマイコドリはコスタリカとパナマの西部でのみ生息するマイコドリで、名前のように頸から下面にかけて美しいオレンジ色をしていいます。

熱帯雨林の薄暗い森で目線の高さで休んでいたオレンジマイコドリのオス。

オレンジマイコドリ1

オレンジマイコドリ6

オレンジマイコドリ2

オレンジマイコドリ3

オス2羽が近くで休んでいました。

オレンジマイコドリ5

次はキモモマイコドリ(Red-capped Manakin)です。キモモマイコドリは中南米のベリーズ、コロンビア、コスタリカ、エクアドル、グアテマラ、ホンジュラス、メキシコ、ニカラグア、パナマなどの熱帯雨林に生息する体長約10cmのマイコドリで、赤い頭と黒い体、腿だけ黄色い大変カラフルな鳥です。オスの求愛行動が特徴的で木の枝の上でムーンウォークのような動きをするそうです。

夕方近く水浴びにやってきたキモモマイコドリのオス。日本名では黄色い腿に、英名では赤い頭に注目した命名ですが、個人的には英名のほうがしっくりきます。

キモモマイコドリ1

キモモマイコドリ2

キモモマイコドリ3

気持ち良さそうに水浴びするオス。

キモモマイコドリ4

こちらはオスに続いてやって来たキモモマイコドリのメス。

キモモマイコドリ5

キモモマイコドリ10


最後は同じく夕方近くに水浴びにやって来たアオボウシマイコドリ(Blue-crowned Manakin)です。アオボウシマイコドリは名前のように黒い体に帽子状の青色の頭が特徴的です。

アオボウシマイコドリ1

アオボウシマイコドリ2

気持ち良さそうに水浴びしていたアオボウシマイコドリのオス。

アオボウシマイコドリ3

こちらはオスに続いてやって来たアオボウシマイコドリのメス。鮮やかな緑色がひときわ目を引きました。

アオボウシマイコドリ11

水浴び後、羽根を乾かしていたメス。

アオボウシマイコドリ12

今日は「踊る小鳥」マイコドリの仲間3種をご紹介しましたが、これ以外にも写真には撮れませんでしたがオナガセアオマイコドリとムナジロマイコドリを見ることができました。また、今回は残念ながら「ダーウィンが来た」で紹介されたような求愛ダンスは見れませんでしたが、次回はぜひそんな光景も見てみたいものです・・・


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コスタリカの鳥たち・・・オオツリスドリ

昨日の続きで、今日はちょっと変わった大型の野鳥、オオツリスドリをご紹介します。

オオツリスドリ(Montezuma Oropendola)はメキシコ南部からパナマまで生息地を広げている体長約50cmの大型の鳥で、コスタリカでは主にカリブ海側の低地から中高地に生息し、北西部や中央部でも少数が観察されているそうです。オオツリスドリは名前のように大きな吊り巣を作ることで知られており、営巣は少し開けた場所を好み、その付近で最も高くて丈夫な木を営巣の土台に選ぶそうです。

独特な形をしたオオツリスドリの巣とオオツリスドリ。一本の木に最多で50~60個の巣が作られるそうですが、大多数の巣は細い枝の先端に集中しており、これは外敵から巣を守る知恵と言われています。

オオツリスドリ

新しく巣を作るのでしょうか? 細い枝の先端に巣材を持ちこんでいました。

オオツリスドリ4

オオツリスドリ5

オオツリスドリ1

黄色い尾と「仮面」をかぶったような顔が特徴的です。

オオツリスドリ2

オオツリスドリ5

オオツリスドリ6

オオツリスドリ7

今日はちょっと変わった大型の野鳥、オオツリスドリをご紹介しましたが、高くて丈夫な木の細い枝の先端に多数の巣を作るのは、ヘビなどの地上からの天敵が近寄りにくく、また群れで子育てをすることで敵を察知する能力を増大させるためと言われており、改めてオオツリスドリの種の存続に向けた知恵に驚かされます・・・


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コスタリカの鳥たち・・・カンムリシャッケイ、リスカッコウ

コスタリカシリーズの続きで、今日は樹上で動き回っていた大型の野鳥、カンムリシャッケイとリスカッコウをご紹介します。

最初はカンムリシャッケイ(Crested Guan)です。カンムリシャッケイはメキシコ南部からエクアドル、ベネズエラにかけて生息している体長約85cmの大型の鳥で、コスタリカではカリブ海側、太平洋側の低地から中高地で観察できるそうです。昨日ご紹介したオオホウカンチョウ同様、カンムリシャッケイもまた伐採の進む森林に上手く適応できず個体数が減少しているそうです。

大柄な体とは裏腹に枝から枝へと機敏に移動していたカンムリシャッケイ。その名前の通り頭上の冠羽が特徴的です。

カンムリシャッケイ2

喉の赤色がアクセントになっています。

カンムリシャッケイ3

カンムリシャッケイ4

これは別の日に撮影したカンムリシャッケイ。早朝、水蒸気が立ち込めていたためガスのかかった写真になってしまいました。

カンムリシャッケイ1

カンムリシャッケイ5

次は同じく樹上で動き回っていたリスカッコウ(Squirrel Cuckoo)です。リスカッコウはメキシコ北西部からアルゼンチン北部にかけて生息している体長約46mのカッコウの仲間で、コスタリカでは国内に広く生息し低地から2000m以上の標高でも記録されているそうです。二次林やコーヒー・プランテーションなど少し開けた場所が好きなようで、そこそこ木が生えていれば住宅街でも観察が可能だそうです。

樹上でまるでリスのように忙しく動き回っていたリスカッコウ。名前の由来はリスの色に似ているからではなく、リスのように俊敏に動き回ることからきているようです。

リスカッコウ1

リスカッコウ2

今日は何れも樹上で活動していた大型の野鳥、カンムリシャッケイとリスカッコウをご紹介しましたが、特にカンムリシャッケイについては、昨日ご紹介したオオホウカンチョウ同様、森林伐採とともにその数を減らしているそうで、改めてこれら貴重な生き物を絶滅させないよう関係国の対応に期待したいものです・・・


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コスタリカの鳥たち・・・オオホウカンチョウ

再びコスタリカシリーズに戻ります。今日は自然保護区で出会ったオオホウカンチョウをご紹介します。

オオホウカンチョウ(Great Curassow)はメキシコ南部からエクアドル西部にかけて生息しているキジ目ホウカンチョウ科の体長約91cmの大型の鳥で、かつてはコスタリカのカリブ海側、太平洋側の低地から中高地で普通に観察されていたそうですが、森林域の減少や「森の質」の低下などにより個体数が減少の一途を辿り、現在では一部の国立公園や保護区内に少数が生息しているのみだそうです。

保護区内の敷地に現れたオオホウカンチョウ。真っ黒な大きな体にカールした冠羽がなんともお洒落で、嘴基部の黄色いこぶがアクセントになっており、存在感たっぷりの大変魅力ある鳥でした。

オオホウカンチョウ10

オオホウカンチョウ1

オオホウカンチョウ2

オオホウカンチョウ3

オオホウカンチョウ4

今日は自然保護区で出会ったオオホウカンチョウをご紹介しましたが、これら大柄な生き物ほど広大なテリトリーを必要とするため、伐採が進む場所では一番先に種の存続の危機に立たされると言われています。野生動物の存在はその森林が保護され、高い質を保っている事を示しており、森林の状態を測るバロメーターともなっています。これら貴重な生き物を絶滅させないよう関係国の対応に期待したいものです・・・


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初夏の高原の鳥たち・・・クロツグミ、サンショウクイ

昨日の続きで、今日も初夏の高原で出会った夏鳥たちをご紹介します。

最初は夏鳥の定番クロツグミ(Japanese Thrush)です。クロツグミはキビタキやオオルリ、アカハラなどと並んで美しい囀りで定評がありますが、この日もキョローン、キョロ-ンという独特の囀りで楽しませてくれました。

こちらは餌を探して歩き回っていたクロツグミのオス。

クロツグミ3

そっと待っていると、徐々に近づいてきてくれました。

クロツグミ4

クロツグミ0

そして見事虫をゲット。

クロツグミ1

その後、近くの木にとまってくれました。

クロツグミ2

こちらはオスの近くで同じように餌を探していたクロツグミのメス。ちょっと見ると先日関東でフィーバーしたウタツグミにも似ていますが、こちらは脇が橙褐色ですので間違うことはないですね・・・

クロツグミ10

クロツグミ11

次も夏鳥の常連、サンショウクイ(Ashy Minivet)です。日本名の由来ともなっている「ヒーリーリー」という独特の鳴き声を立てながら森の上空を飛んでいました。

ようやく木にとまってくれたサンショウクイのオスですが、なかなか下のほうには降りてきてくれませんでした。

サンショウクイ1

サンショウクイ2

こちらは頭上から後頸が灰色のサンショウクイのメス。

サンショウクイ10

サンショウクイ11

低木で虫を探していたサンショウクイのメス。ようやく目線近くで撮影することができました。

サンショウクイ12

サンショウクイ13

針葉樹で餌を探して飛び回っていたサンショウクイのメス。

サンショウクイ14

久し振りに訪れた初夏の高原でしたが、昨日ご紹介したキビタキ、オオルリ、センダイムシクイに続いてクロツグミ、サンショウクイなどたくさんの夏鳥を楽しむことができました。繁殖のためにやってくる夏鳥は何れも歌声が美しく、そこにいるだけで心が癒されてきます・・・


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初夏の高原の鳥たち・・・キビタキ、オオルリ、センダイムシクイ

夏鳥を求めて初夏の高原を訪れましたが、期待していた夏鳥はほぼ飛来しているようで、一年振りの出会いを楽しむことができました。

この日、一番多かったのがキビタキ(Narcissus Flycatcher)でした。森の至るところでキビタキが美しい囀りを奏でており、森を歩いているだけでも心が癒されます。

美しい姿を見せてくれたキビタキのオス。英名の通りいろいろなポーズをしてナルシスト振りを発揮してくれました。

キビタキ1

キビタキ2

腰の黄色部分が大きくとてもきれいな個体でした。

キビタキ3

キビタキ4

キビタキ5

この日キビタキには10個体ほど会いましたが、そんな中メスが1個体だけ混じっていました。枝被りですっきりしませんが・・・

キビタキ10

次は夏鳥の常連オオルリ(Blue-and-white Flycatcher)です。満開の桜に来てくれましたが、光線が強すぎてオオルリ本来の美しい色が出ませんでした。

オオルリ1

オオルリは樹冠に上がったきりで、結局下のほうには来てくれませんでした。お腹側から見るとまさに英名の通り、青と白のコントラストがはっきりしています。

オオルリ2

オオルリ3

次は水浴び場の近くにやって来たセンダイムシクイ(Eastern Crowned Warbler)です。英名のCrownedは王冠を載せたように見えることから来ているのでしょうか?

センダイムシクイ1

センダイムシクイ2

今日は初夏の高原で出会った夏鳥の常連、キビタキ、オオルリ、センダイムシクイをご紹介しましたが、今シーズン初の夏鳥たちを見て、私の夏が始まりました・・・



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石垣島の鳥たち・・・インドハッカ、亜種コウライキジ、シマキンパラ

石垣島シリーズの最後に、今日は石垣島ならではの外来種、インドハッカ、亜種コウライキジ、シマキンパラをご紹介します。

最初はインドハッカ(Common Myna)です。インドハッカはアフガニスタン、中央アジア、インド、ミャンマー、中国南西部に分布していますが、オーストラリア、南アフリカ、ニュージーランド、マレーシア、ハワイ、東南アジアなどに移入され、日本では神奈川県などで篭脱けと思われる鳥が観察されているほか、台湾で二次的分布の増加した個体が八重山諸島に及んで来ていると推測されています。

家畜小屋の屋根にいたインドハッカ。眼の周りの黄色い露出部分が異様な雰囲気を醸し出しています。

インドハッカ6

飛び出しです。

インドハッカ5

その後、少し離れた電柱にとまりました。

インドハッカ3

頭部の毛を立てると更に異様な雰囲気になります。

インドハッカ4

こちらは電線止まり。眼の周りの黄色の露出部分さえなければ普通の鳥なのですが・・・

インドハッカ1

インドハッカ2

次は亜種コウライキジ(Common Pheasant)です。亜種コウライキジの自然分布はカスピ海地方から朝鮮半島にかけてと考えられていますが、古くから狩猟鳥として親しまれたために世界各地に人為的に移入され、日本においても北海道や対馬、本州、九州に狩猟目的で放鳥され野生化しているようです。

サトウキビ畑で見かけた亜種コウライキジ。亜種キジとよく似ていますが、白く目立つ頸輪に特徴があります。

コウライキジ1

コウライキジ2

コウライキジ3

こちらは亜種コウライキジのメス。見た目には亜種キジのメスと区別がつきません・・・

コウライキジ10

最後はシマキンパラ(Scaly-breasted Munia)です。シマキンパラは中国南部、台湾、マレー半島、インドネシア、フィリピン、インド、スリランカに分布していますが、近年、沖縄諸島をはじめ、奄美諸島以南の多くの島で観察されるようになり個体数も増加しているようです。地域によって人為的分布の可能性もあり、自然分布かどうかは不明であるようです。

最初は水田の草地にいましたが、その後飛び立ち、電柱の補強ワイヤーの上でとまっていました。上面は褐色で胸から体側部にかけての波状紋が特徴的でした。

シマキンパラ1

シマキンパラ2

シマキンパラ3

今日は石垣島ならではの外来種、インドハッカ、亜種コウライキジ、シマキンパラをご紹介しましたが、移入がはっきりしている亜種コウライキジは別にしても、インドハッカとシマキンパラについては自然分布の可能性もあり、特にシマキンパラについては日本の野鳥に含めてもいいのではないかとの議論もありそうです・・・


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石垣島の鳥たち・・・亜種シマアカモズ、亜種ツメナガセキレイ、亜種チュウダイズアカアオバト、アカガシラサギ

昨日の続きで、今日もこの時期の石垣島ならではの野鳥、亜種シマアカモズ、亜種ツメナガセキレイ、亜種チュウダイズアカアオバト、アカガシラサギをご紹介します。

最初は亜種シマアカモズ(Brown Shrike)です。亜種シマアカモズは九州南部や南西諸島に繁殖のため飛来(夏鳥)しますが、沖縄では越冬のため飛来(冬鳥)しているようです。

サトウキビ畑で休んでいた亜種シマアカモズ。亜種アカモズの上面が赤褐色なのに対し、亜種シマアカモズでは上面が灰褐色、下面は淡褐色の羽毛で覆われ、頭部は灰色の羽毛で覆われています。

シマアカモズ2

シマアカモズ3

散水器にとまった亜種シマアカモズ。

シマアカモズ1

シマアカモズ5

次は亜種ツメナガセキレイ(Yellow Wagtail)です。ツメナガセキレイはアフリカ大陸、ユーラシア大陸、アイルランド、インドネシア、アメリカ合衆国(アラスカ州)、日本、フィリピンなどに広く分布し、日本では主に渡りの途中に飛来(旅鳥)しますが、夏季に亜種ツメナガセキレイが北海道で繁殖し(夏鳥)、冬季には亜種キタツメナガセキレイが越冬のため主に沖縄県に飛来(冬鳥)しているようです。

耕作地で餌を探していた亜種ツメナガセキレイ。日本では5亜種(シベリアツメナガセキレイ、カオジロツメナガセキレイ、キタツメナガセキレイ、マミジロツメナガセキレイ、ツメナガセキレイ)が記録されていますが。石垣島で見るツメナガセキレイの大部分は亜種ツメナガセキレイのようです。

ツメナガセキレイ1

隣の芝生にやってきた亜種ツメナガセキレイ。

ツメナガセキレイ2

急に降ってきた雨で水浴びをしていました。

ツメナガセキレイ3

次は亜種チュウダイズアカアオバトです。ズアカアオバト(Whistling Green Pigeon)は屋久島から南西諸島、台湾、フィリピン北部に分布し、アオバトと大変よく似ていますが体はやや大きく、台湾の亜種には頭の上部に赤色部分があることからズアカアオバトと名付けられたようで、日本の亜種には赤色部はないそうです。
日本には、亜種ズアカアオバトと亜種チュウダイズアカアオバト(先島諸島)の2亜種が生息し、両者の違いは体の大きさで亜種ウズアカアオバトの方が一回り大きいとのことです。

電線止まりですが、美しい黄緑色をしていました。

チュウダイズアカアオバト1

最後はアカガシラサギ(Chinese Pond Heron)です。アカガシラサギはインドネシア、カンボジア、タイ、中国南東部、台湾、日本、ベトナム、マレーシア、ミャンマー東部、ラオスに分布し、夏季に中国中東部で繁殖し、冬季になると東南アジアへ南下し越冬しており、英名は中国で繁殖する事に由来しているようです。日本では冬季に越冬のため主に南西諸島に少数が飛来(冬鳥)するほか、その他の地域でも渡りの途中に飛来(旅鳥)する例もあり、稀にその地で繁殖することもあるようです。

上空を飛び去っていた夏羽のアカガシラサギ。気付いた時には既に遠くを飛んでおり鮮明な写真ではありませんが・・・

アカガシラサギ1

今日は留鳥の亜種チュウダイズアカアオバトを除き、この時期ならではの石垣島の野鳥をご紹介しましたが、夏鳥と冬鳥が交差するこの時期は野鳥の種類も多く、秋の渡りのシーズンと並んで野鳥観察の最適期といえます・・・


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石垣島の鳥たち・・・ズグロミゾゴイ、シロハラクイナ、ムラサキサギ

昨日の続きで、今日はこれまた石垣島らしい野鳥、ズグロミゾゴイ、シロハラクイナ、ムラサキサギをご紹介します。

最初はズグロミゾゴイ(Malayan Night Heron)です。ズグロミゾゴイはインド南部、インドネシア、カンボジア、シンガポール、スリランカ、タイ、中国南部、台湾、フィリピン、ベトナム、マレーシア、ミャンマー、ラオス、日本に分布し、日本では宮古島、八重山諸島に留鳥として生息し、北海道(利尻島)と徳島県でも記録があるようです。

林縁でヘビ(リュウキュウアオヘビ?)を食べていたズグロミゾゴイ。ミゾゴイ(Japanese Night Heron)に比べ、上面は赤味が強く、名前のように頭部の暗色部が大きいのが特徴です。

ズグロミゾゴイ10

ズグロミゾゴイ11

何度も呑み込もうとしますが、体の長いヘビは簡単には呑み込めそうもありません。

ズグロミゾゴイ12

ズグロミゾゴイ13

こちらは別の場所で見たズグロミゾゴイの幼鳥。幼鳥では白黒のまだら模様があります。

ズグロミゾゴイ2

ズグロミゾゴイ3

次はシロハラクイナ(White-breasted Waterhen)です。シロハラクイナはインドから東南アジア、中国南部、日本にかけて留鳥として分布し、日本では奄美諸島と琉球諸島に分布するほか、その他の地域でも稀に飛来し繁殖の記録も複数あるようです。

サトウキビ畑に現れたシロハラクイナ。日本名、英名の如く顔から腹までの白色部が大変よく目立ちます。

シロハラクイナ1

シロハラクイナ2

少し羽根を広げてくれました。

シロハラクイナ3

シロハラクイナ4

最後はムラサキサギ(Purple Heron)です。ムラサキサギはアフリカ大陸、ユーラシア大陸、インドネシア西部、シンガポール、スリランカ、マダガスカル、日本などに広く分布し、日本では亜種ムラサキサギが先島諸島に留鳥として分布し、池間島(宮古島の北西にある離島)や西表島では繁殖例があるようです。

牧草地で餌を探していた夏羽のムラサキサギ。頸から胸の黒と茶色のコントラストが鮮やかです。

ムラサキサギ1

ムラサキサギ3

今日は何れも石垣島らしい野鳥、ズグロミゾゴイ、シロハラクイナ、ムラサキサギをご紹介しましたが、これ等の鳥たちが普通に見られる石垣島はやはり魅力溢れるところです・・・


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石垣島の鳥たち・・・カンムリワシ

昨日の続きで、今日は石垣島を代表する猛禽カンムリワシをご紹介します。

カンムリワシ(Crested Serpent Eagle:冠羽のあるヘビクイワシ)はインド、インドネシア、スリランカ、タイ、ベトナム、中国南部(福建、広東、雲南など)、日本(石垣島、西表島、与那国島)などに分布する体長約55cmの中型のワシで、後頭部に白い羽毛の混じる冠羽が生えることが日本名や英名の由来となっています。食性は動物食で、両生類、爬虫類、甲殻類、昆虫類などを捕食し、特にヘビを好むことから英名の由来ともなっています。

サトウキビ畑の散水器にとまったカンムリワシ。全身ほぼ褐色で翼や腹には白い斑点が入り、尾羽は白くて先端部には黒帯が入っています。

カンムリワシ1

振り向いたカンムリワシ。少しこちらを意識しているのか、後頭部の白い羽毛の混じった冠羽を少し立てました。

カンムリワシ2

飛び出そうとしているのか、お尻を少し浮かせました。

カンムリワシ3

そして、飛び出しました。

カンムリワシ4

やはり猛禽、羽根を広げると迫力があります。

カンムリワシ5

カンムリワシ6

上空を旋回。よく見るとこの個体は羽根がボロボロでした。

カンムリワシ7

暫く旋回した後、また近くの散水器にとまりました。

カンムリワシ8

こちらは別の日に見たカンムリワシの幼鳥。全体に白い羽毛で覆われていました。

カンムリワシ12

今日は石垣島を代表する猛禽カンムリワシをご紹介しましたが、国内では石垣島、西表島、与那国島でしか見ることができず大変貴重な野鳥と言えます。また、これらの地ではトビが生息しないため、自動車に轢かれた小動物の死骸を食べるなどトビと同じような生態的地位を占めているそうで、そんなことを考えながらカンムリワシを見ていると、益々興味が湧いてきます・・・


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石垣島の鳥たち・・・レンカク

石垣島シリーズの続きで、今日は稀な旅鳥または冬鳥として本州以南の湖沼、ハス田、水田、湿地など淡水域に渡来するレンカクをご紹介します。

冬の間、当地で越冬していたレンカク(Pheasant-tailed Jacana)ですが、幸いにもまだ残ってくれており、少しばかり夏羽への換羽が始まった個体を観察することができました。

最初は中々姿を見ることができなかったレンカクですが、ガイド氏の粘り強い探索の結果、ようやくその美しい姿を見ることができました。流れの緩やかな川で泳いでいたレンカク。

レンカク10

飛び出しの瞬間です。羽根を広げると白色部分が多くとてもきれいでした。足の趾が異様に長いのがよく分かります。

レンカク11

レンカク12

別の場所に飛んできたレンカク。

レンカク1

後ろから見ると、夏鳥の特徴である後頸の金色がかなり濃くなってきているのが分かります。

レンカク2

レンカク3

レンカク4

飛び出しの瞬間。

レンカク5

開いた羽根の白さが印象的です。

レンカク6

南西諸島ではほぼ毎年記録されているものの、それ以外の地域では比較的稀な鳥であることから人気の高いレンカクですが、訪れた時期が4月下旬だったことも幸いし、夏羽への換羽が少しばかり進んだ個体に出会うことができました。夏羽のレンカクは後頸の金色と英名のようにキジのような黒く長い尾羽が美しく、今度は是非そんな美しい夏羽を見たいものです・・・


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石垣島の鳥たち・・・リュウキュウアカショウビン

八丈島航路で海鳥を楽しんだ後、今度は鳥友たちと一緒に石垣島に行ってきましたので、今日から暫くのあいだ石垣島で出会った鳥たちをご紹介します。

最初は夏鳥の亜種リュウキュウアカショウビン(Ruddy Kingfisher)です。アカショウビンは日本では2亜種が渡来しますが、九州以北には亜種アカショウビンが、南西諸島には亜種リュウキュウアカショウビンが渡来し、特に南西諸島では4月頃から多数が渡来することが知られています。訪れた4月下旬には相当の数が入っていたようで、至るところで「キョロロロロー…」という独特の尻下がりの声で囀っていました。

木の奥にとまっていた亜種リュウキュウアカショウビン。亜種アカショウビンに比べると背中の紫色味が強く出ています。

リュウキュウアカショウビン1

リュウキュウアカショウビン2

こちらは近くにやってきた亜種リュウキュウアカショウビン。この個体は人慣れしているようで、ごく至近距離で撮影させてくれました。

リュウキュウアカショウビン5

リュウキュウアカショウビン6

亜種リュウキュウアカショウビンは開けたところも好きなようで、時には歩道脇のこんなところにもとまってくれました。

リュウキュウアカショウビン3

リュウキュウアカショウビン4

背中側から見た亜種リュウキュウアカショウビン。この写真でははっきりしませんが、亜種アカショウビンに比べると背中の紫色味が強いだけでなく、腰の水色部が大きくて濃い特徴があるようです。

リュウキュウアカショウビン7

燃えるような赤い嘴と体全体が赤色であることから「火の鳥」の異名を持つアカショウビンですが、そんな強烈で美しいリュウキュウアカショウビンに出会えただけでも訪れた甲斐があった今回の石垣ツアーでした・・・


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オオミズナギドリ

昨日のアホウドリ、クロアシアホウドリに続き、今日は同じく八丈島航路で群飛していたオオミズナギドリをご紹介します。

オオミズナギドリ(Streaked Shearwater)は西太平洋北部の温帯域でミズナギドリ科のうち唯一繁殖し、夏鳥として日本近海、黄海、台湾周辺の島嶼に分布し、日本では、夏季に北海道から八重山諸島にかけての離島で繁殖。冬季になるとフィリピンやオーストラリア北部周辺で越冬するそうですが、日本の近海に残るものもあると言われています。関東周辺では伊豆諸島の御蔵島が主な繁殖地で、御蔵島に立ち寄る八丈島航路ではミズナギドリの大群を見ることができます。

海上で休んでいたミズナギドリの群れ

オオミズナギドリ1

船が近づくと一斉に飛び立ち始めました。オオミズナギドリは飛び立つのが苦手のようで、羽ばたきながら助走をつけて飛び立って行きました。

オオミズナギドリ2

オオミズナギドリ4

オオミズナギドリ5

こちらは船の近くを海面すれすれに飛んでいたオオミズナギドリ。

オオミズナギドリ6

ミズナギドリの名前は細くて長い翼を左右に傾け、弧を描き滑空する様が「水を薙(な)ぐ」ように飛ぶことから名付けられていますが、オオミズナギドリの場合、お腹が白いため遠くから見ていると黒と白の飛行物体が交互に現れるような印象があります。

オオミズナギドリ7

頭部には特徴的な白色と黒褐色のごま塩模様があります。

オオミズナギドリ8

オオミズナギドリ11

オオミズナギドリ9

オオミズナギドリ10

今日は八丈島航路のオオミズナギドリをご紹介しましたが、船の進行に伴い船体の左右から次々と飛び出してくるオオミズナギドリは飛翔パターンがほとんど同じで、写真に撮ってもほとんど変わり映えがしませんが、それでも次々と現れる鳥たちを見ると、ついついシャッターに手が向かってしまいました・・・


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