エゾムシクイとセンダイムシクイ
昨日の続きで、今日は山の水場に現れたエゾムシクイとセンダイムシクイをご紹介します。
最初はエゾムシクイ(Sakhalin leaf warbler)です。エゾムシクイは日本では夏鳥として北海道や本州、四国に飛来するメボソムシクイ科の鳥ですが、メボソムシクイとは異なり、頭部は暗灰褐色で、背からの上面は緑褐色をしています。
何度も水場に姿を見せたエゾムシクイ。なお、エゾムシクイの名前ですが、四国、本州以北の高い山地、北海道、南部千島列島、サハリン、沿海州などの平地から山地で繁殖していることから蝦夷の名が、英名はサハリンから名付けられたと思われます。

写真の写り方にもよりますが、頭部の暗灰褐色と上面の緑褐色ははっきり差があるように思われます。









次は夕方近くになって姿を見せたセンダイムシクイ(Eastern crowned warbler)です。センダイムシクイは夏季に中国北東部、日本、ロシア南東部、朝鮮半島で繁殖し、冬季になると東南アジアへ南下し越冬。日本には繁殖のため九州以北に夏鳥として飛来します。
上面が淡い緑褐色で覆われたセンダイムシクイ。嘴の基部から後頭部へ続く淡白色の頭央線があることで識別することができます。なお、センダイムシクイの名前ですが、囀りの「チィヨチィヨジュイー」の「チィヨ」が「千代」になり、それを「センダイ」と呼んだことから名付けられたと言われています。




今日は山の水場に姿を見せたエゾムシクイとセンダイムシクイをご紹介しましたが、やがて彼らも越冬のため南の国に渡って行きます・・・
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最初はエゾムシクイ(Sakhalin leaf warbler)です。エゾムシクイは日本では夏鳥として北海道や本州、四国に飛来するメボソムシクイ科の鳥ですが、メボソムシクイとは異なり、頭部は暗灰褐色で、背からの上面は緑褐色をしています。
何度も水場に姿を見せたエゾムシクイ。なお、エゾムシクイの名前ですが、四国、本州以北の高い山地、北海道、南部千島列島、サハリン、沿海州などの平地から山地で繁殖していることから蝦夷の名が、英名はサハリンから名付けられたと思われます。

写真の写り方にもよりますが、頭部の暗灰褐色と上面の緑褐色ははっきり差があるように思われます。









次は夕方近くになって姿を見せたセンダイムシクイ(Eastern crowned warbler)です。センダイムシクイは夏季に中国北東部、日本、ロシア南東部、朝鮮半島で繁殖し、冬季になると東南アジアへ南下し越冬。日本には繁殖のため九州以北に夏鳥として飛来します。
上面が淡い緑褐色で覆われたセンダイムシクイ。嘴の基部から後頭部へ続く淡白色の頭央線があることで識別することができます。なお、センダイムシクイの名前ですが、囀りの「チィヨチィヨジュイー」の「チィヨ」が「千代」になり、それを「センダイ」と呼んだことから名付けられたと言われています。




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キビタキの成鳥&若鳥
昨日の続きで、今日は同じく山の水場に現れたキビタキ(Narcissus flycatcher)の成鳥と若鳥をご紹介します。
最初はオスの成鳥です。この日はなかなか姿を見せてくれませんでしたが、夕方近くになってようやくその愛らしい姿を見せてくれました。




そして気持ちよさそうに水浴びを始めました。



こちらはメスでしょうか?気持ちよさそうに水浴びをしていました。


そして、こちらはまだあどけなさが残るキビタキの若鳥。




今日は山の水場に現れたキビタキの成鳥と若鳥をご紹介しましたが、両者が一緒に見られるこの時期は1年の中で最も楽しい時期でもあります・・・
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最初はオスの成鳥です。この日はなかなか姿を見せてくれませんでしたが、夕方近くになってようやくその愛らしい姿を見せてくれました。




そして気持ちよさそうに水浴びを始めました。



こちらはメスでしょうか?気持ちよさそうに水浴びをしていました。


そして、こちらはまだあどけなさが残るキビタキの若鳥。




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コルリの成鳥&若鳥
昨日の続きで、今日は山の水場に現れたコルリ(Siberian blue robin)の成鳥と若鳥をご紹介します。
最初はオスの成鳥コルリです。軽やかな足取りで水場にやって来ましたが、よく見ると右脚にバンディングされていました。



こちらはバンディングされていない別の個体。




水場に座り込み・・・

気持ち良さそうに水浴びしていました。

そして、こちらは今年生まれの若鳥です。顔にはまだあどけなさが残りとても可愛らしかったです。



若鳥とはいえ、脚は成鳥と同じように長いですね・・・






今日は山の水場に現れたコルリの成鳥と若鳥をご紹介しましたが、今はまだ幼い若鳥たちも暫くすると逞しく成長し、秋には南の越冬地に向け旅立っていくものと思われます。来年も再び元気な姿を見せて欲しいものです・・・
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最初はオスの成鳥コルリです。軽やかな足取りで水場にやって来ましたが、よく見ると右脚にバンディングされていました。



こちらはバンディングされていない別の個体。




水場に座り込み・・・

気持ち良さそうに水浴びしていました。

そして、こちらは今年生まれの若鳥です。顔にはまだあどけなさが残りとても可愛らしかったです。



若鳥とはいえ、脚は成鳥と同じように長いですね・・・






今日は山の水場に現れたコルリの成鳥と若鳥をご紹介しましたが、今はまだ幼い若鳥たちも暫くすると逞しく成長し、秋には南の越冬地に向け旅立っていくものと思われます。来年も再び元気な姿を見せて欲しいものです・・・
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オオルリの若
この時期の楽しみは幼鳥たちですが、そんな幼鳥たちにに会いたいと思い山の水場を訪れました。全体的に鳥の出は今一つでしたが、それでも何とか粘った結果、最も会いたかったオオルリ(Blue-and-white flycatcher)の若に出会うことができました。
粘った結果ようやく姿を見せてくれたオオルリの若鳥。全体的な羽色はメスとよく似た茶褐色ですが、背面の一部と風切羽、尾羽が鮮やかな青色で、見た目にもかなりインパクトがあります。







今日は今年生まれのオオルリの若鳥をご紹介しましたが、この時期の若鳥の羽色は実に鮮やかな青色で見る者の心を引きつけます。そして、このオオルリの若鳥を見ると夏の終わりを感じてしまうのですが、このように感じるのは私だけでしょうか・・・
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粘った結果ようやく姿を見せてくれたオオルリの若鳥。全体的な羽色はメスとよく似た茶褐色ですが、背面の一部と風切羽、尾羽が鮮やかな青色で、見た目にもかなりインパクトがあります。







今日は今年生まれのオオルリの若鳥をご紹介しましたが、この時期の若鳥の羽色は実に鮮やかな青色で見る者の心を引きつけます。そして、このオオルリの若鳥を見ると夏の終わりを感じてしまうのですが、このように感じるのは私だけでしょうか・・・
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撮影中にクマが!!
クラインガルテンに行く途中、再びコマドリポイントを訪れ撮影を楽しんでいましたが、そんな矢先、突然笹薮からクマが現れ一瞬緊張が走りました。ということで、今日はその時の様子をご紹介したいと思います。
先ずはその時撮影したコマドリ(Japanese robin)です。先日と同じように近くに来てくれ、いろいろなポーズをしてくれました。こちらは胸に黒帯があるコマドリのオス。




それにしてもコマドリの脚は長いですね!! ツグミ科のコマドリは他のツグミ類の鳥たちと同じように地面で虫などの餌を捕ることが多いからなのでしょうか・・・



こちらはオスより淡色で、胸の黒帯がないコマドリのメス。



そしてそんな撮影を楽しんでいた時です。突然、左前方20数mの笹薮がガサガサ音をたてて揺れ動きました。最初はシカかと思いましたが、何やら黒い物体が木を登り始めるではありませんか。そうです、クマです!! 一瞬緊張が走り、ゆっくり後ずさりしようと考えましたが、とりあえず証拠写真だけでもと思い急いでシャッターを押しました。しかし手前の枝が邪魔で肝心の顔が写りません。

少し三脚をずらして再挑戦。何とか顔の一部が入りましたが、やはりこちらも枝が邪魔をしまともな写真は撮れませんでした。

これ以上クマに関わると危険だと思い、隣にいたカメラマン氏と大声で話をしこちらの存在をクマに知らせました。その結果、クマのほうもこちらに気付いたようですぐさま木から降り、薮の中に消えていきました。後で考えるともう少しじっくりとクマの写真を撮った後、こちらの存在を知らせてもよかったとも思いましたが、その時は緊張感からそんな余裕はありませんでした。
それにしても山で撮影するときにはこのような危険が背中合わせであることも頭に入れ、行動することが大切だと感じた今回の出来事でした。皆さんもお気をつけて!!
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先ずはその時撮影したコマドリ(Japanese robin)です。先日と同じように近くに来てくれ、いろいろなポーズをしてくれました。こちらは胸に黒帯があるコマドリのオス。




それにしてもコマドリの脚は長いですね!! ツグミ科のコマドリは他のツグミ類の鳥たちと同じように地面で虫などの餌を捕ることが多いからなのでしょうか・・・



こちらはオスより淡色で、胸の黒帯がないコマドリのメス。



そしてそんな撮影を楽しんでいた時です。突然、左前方20数mの笹薮がガサガサ音をたてて揺れ動きました。最初はシカかと思いましたが、何やら黒い物体が木を登り始めるではありませんか。そうです、クマです!! 一瞬緊張が走り、ゆっくり後ずさりしようと考えましたが、とりあえず証拠写真だけでもと思い急いでシャッターを押しました。しかし手前の枝が邪魔で肝心の顔が写りません。

少し三脚をずらして再挑戦。何とか顔の一部が入りましたが、やはりこちらも枝が邪魔をしまともな写真は撮れませんでした。

これ以上クマに関わると危険だと思い、隣にいたカメラマン氏と大声で話をしこちらの存在をクマに知らせました。その結果、クマのほうもこちらに気付いたようですぐさま木から降り、薮の中に消えていきました。後で考えるともう少しじっくりとクマの写真を撮った後、こちらの存在を知らせてもよかったとも思いましたが、その時は緊張感からそんな余裕はありませんでした。
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遠かったコジュリン
昨日の続きで、今日はシギ・チドリを探しに行った場所近くで見かけたコジュリンをご紹介します。
コジュリン(Japanese reed bunting)は夏季は中国北東部、ウスリー等で繁殖し、冬季は中国南東部、朝鮮半島へ南下し越冬。日本では基亜種コジュリンが本州中部以北と熊本県に局地的ながら周年留鳥として生息しているようです。
コジュリンは葦原と隣接する田圃を行き来していましたが何れも遠く、鮮明な写真ではありませんんが、取り敢えずご紹介します。
田圃脇で囀っていたコジュリンのオス。頭部から喉にかけて黒く、まるで黒頭巾をかぶっているようです。



こちらは遠くの葦原で囀っていたコジュリン。

暫くして飛び出しました。


国内では限られた場所の河川や湖沼周辺の草原に生息するコジュリンですが、近年は開発による繁殖地の破壊等により生息数が減少しているようです。開発と環境保全のバランスをどうとるのかは大変難しい問題ではありますが、英名でJapanese reed buntingと名付けられたこの種がいつまでも日本で見られるよう、環境保全に目を向けた開発を進めて欲しいものです・・・
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コジュリン(Japanese reed bunting)は夏季は中国北東部、ウスリー等で繁殖し、冬季は中国南東部、朝鮮半島へ南下し越冬。日本では基亜種コジュリンが本州中部以北と熊本県に局地的ながら周年留鳥として生息しているようです。
コジュリンは葦原と隣接する田圃を行き来していましたが何れも遠く、鮮明な写真ではありませんんが、取り敢えずご紹介します。
田圃脇で囀っていたコジュリンのオス。頭部から喉にかけて黒く、まるで黒頭巾をかぶっているようです。



こちらは遠くの葦原で囀っていたコジュリン。

暫くして飛び出しました。


国内では限られた場所の河川や湖沼周辺の草原に生息するコジュリンですが、近年は開発による繁殖地の破壊等により生息数が減少しているようです。開発と環境保全のバランスをどうとるのかは大変難しい問題ではありますが、英名でJapanese reed buntingと名付けられたこの種がいつまでも日本で見られるよう、環境保全に目を向けた開発を進めて欲しいものです・・・
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陽炎の中のツバメチドリ
昨日の続きです。今回不発に終わったシギ・チドリですが、そんな中、ツバメチドリだけは何とか見ることができましたのでご紹介したいと思います。
ツバメチドリ(Oriental pratincole)は夏季は中国東部やロシア南東部、ヒマラヤ山脈などで繁殖し、冬季になると東南アジアやオーストラリア北部へ南下し越冬するようですが、日本には渡りの途中でまれに飛来し、局所的には国内で繁殖するケースもあるようです。
工事中の裸地の水溜り周辺で体を休めていたツバメチドリ。折しもこの日は気温35度で地面からは陽炎が立ち込めモヤモヤ写真の連続。決してお見せできるようなものではありませんが取り敢えずご紹介します。

ツバメチドリはこのような立ち姿が多いようです。


時折、周りをきょろきょろ見ていました。

後ろ姿も・・・


上を見上げたポーズ。可愛らしいですね・・・

こちらは飛び出し直後の写真。ピントが今一です。

特徴である翼下面の赤褐色の下雨覆と黒色の風切、黒い凹型の尾と白色の外側尾羽が何とか分かります。

今日は工事中の裸地の水溜りで羽根を休めていたツバメチドリをご紹介しましたが、ツバメチドリはかって日本には稀に飛来していたそうですが、近年は目撃例や繁殖例が増加傾向にあるようで、これは河川改修や埋立地の増加に伴い彼らの営巣に適した環境が増えたことが原因だと考えられているそうです。工事というと環境破壊と考えがちですが、このような場所を好む鳥たちにとっては格好の場所なのですね・・・
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ツバメチドリ(Oriental pratincole)は夏季は中国東部やロシア南東部、ヒマラヤ山脈などで繁殖し、冬季になると東南アジアやオーストラリア北部へ南下し越冬するようですが、日本には渡りの途中でまれに飛来し、局所的には国内で繁殖するケースもあるようです。
工事中の裸地の水溜り周辺で体を休めていたツバメチドリ。折しもこの日は気温35度で地面からは陽炎が立ち込めモヤモヤ写真の連続。決してお見せできるようなものではありませんが取り敢えずご紹介します。

ツバメチドリはこのような立ち姿が多いようです。


時折、周りをきょろきょろ見ていました。

後ろ姿も・・・


上を見上げたポーズ。可愛らしいですね・・・

こちらは飛び出し直後の写真。ピントが今一です。

特徴である翼下面の赤褐色の下雨覆と黒色の風切、黒い凹型の尾と白色の外側尾羽が何とか分かります。

今日は工事中の裸地の水溜りで羽根を休めていたツバメチドリをご紹介しましたが、ツバメチドリはかって日本には稀に飛来していたそうですが、近年は目撃例や繁殖例が増加傾向にあるようで、これは河川改修や埋立地の増加に伴い彼らの営巣に適した環境が増えたことが原因だと考えられているそうです。工事というと環境破壊と考えがちですが、このような場所を好む鳥たちにとっては格好の場所なのですね・・・
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オオタカvsアオサギ どっちが強い?
渡り途中のシギ・チドリを見たいと思い少しばかり足を延ばしてみましたが、残念ながら蓮田はまだ収穫前で水面は見えず、休耕田もほとんど見当たらず不発に終わってしまいました。そんな中、蓮ががまばらに生えている蓮田で偶然見ることのできたオオタカ(Northern goshawk)をご紹介します。
蓮田の中を観察していると、遠くに少し動くものを発見。よく見ると蓮の葉に一部隠れていますが1羽のオオタカが降りていました。虹彩が黄色いことからメスと思われます。

どうやら獲った獲物を食べていたようです。

そこに1羽のアオサギ(Grey heron)が近づいてくると、オオタカのほうはびっくりしたのか急に飛び出しました。


その後、アオサギのほうは口を大きく開けて威嚇。

かたやオオタカのほうはと言えば、一度はアオサギのほうを睨み返しますが、アオサギの勢いに負けたのか、そのまま飛び去っていきました。

今日は偶然見ることのできたオオタカとアオサギの遭遇場面をご紹介しましたが、小鳥にとっては天敵のオオタカも体の大きなアオサギにとっては恐れる相手ではないようで、実に簡単にオオタカを追い出してしまいました。オオタカにとってもきっと無意味な争いはしたくなかったということなのでしょうか・・・
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蓮田の中を観察していると、遠くに少し動くものを発見。よく見ると蓮の葉に一部隠れていますが1羽のオオタカが降りていました。虹彩が黄色いことからメスと思われます。

どうやら獲った獲物を食べていたようです。

そこに1羽のアオサギ(Grey heron)が近づいてくると、オオタカのほうはびっくりしたのか急に飛び出しました。


その後、アオサギのほうは口を大きく開けて威嚇。

かたやオオタカのほうはと言えば、一度はアオサギのほうを睨み返しますが、アオサギの勢いに負けたのか、そのまま飛び去っていきました。

今日は偶然見ることのできたオオタカとアオサギの遭遇場面をご紹介しましたが、小鳥にとっては天敵のオオタカも体の大きなアオサギにとっては恐れる相手ではないようで、実に簡単にオオタカを追い出してしまいました。オオタカにとってもきっと無意味な争いはしたくなかったということなのでしょうか・・・
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雨上がりの森の鳥たち・・・ゴジュウカラ、キビタキ、コガラ、キセキレイ
昨日の続きで、今日はコマドリに出会った森で目にした他の鳥たちをご紹介します。
最初は何度も目にしたゴジュウカラ(Eurasian nuthatch)です。ゴジュウカラはユーラシアに広く分布し、日本には3亜種(亜種ゴジュウカラ、亜種シロハラゴジュウカラ、亜種キュウシュウゴジュウカラ)が生息していますが、高地で繁殖した個体は冬季には低地に移動するようです。
体側面から腹部、下尾筒が赤みを帯びた亜種ゴジュウカラ。


こちらは一瞬姿を見せてくれたキビタキ(Narcissus flycatcher)のメス。幼羽が見られることから第1回夏羽と思われます。

こちらは笹藪の中を動き回っていたコガラ(Willow tit)。喉から胸にかけてが汚白色であることから若い個体と思われます。

最後は水辺を歩いていたキセキレイ(Grey Wagtail)です。和名の由来は胸腹部、腰の黄色によるものですが、英名は背中の灰色によるものであり、洋の東西で目のつけどころが異なるようです。


今日は雨上がりの森で目にした鳥たちをご紹介しましたが、じっとしていると寒いくらいの場所で、のんびりと鳥を待っているのもいいものです・・・
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最初は何度も目にしたゴジュウカラ(Eurasian nuthatch)です。ゴジュウカラはユーラシアに広く分布し、日本には3亜種(亜種ゴジュウカラ、亜種シロハラゴジュウカラ、亜種キュウシュウゴジュウカラ)が生息していますが、高地で繁殖した個体は冬季には低地に移動するようです。
体側面から腹部、下尾筒が赤みを帯びた亜種ゴジュウカラ。


こちらは一瞬姿を見せてくれたキビタキ(Narcissus flycatcher)のメス。幼羽が見られることから第1回夏羽と思われます。

こちらは笹藪の中を動き回っていたコガラ(Willow tit)。喉から胸にかけてが汚白色であることから若い個体と思われます。

最後は水辺を歩いていたキセキレイ(Grey Wagtail)です。和名の由来は胸腹部、腰の黄色によるものですが、英名は背中の灰色によるものであり、洋の東西で目のつけどころが異なるようです。


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再び会えたコマドリ
お盆をクラインガルテンで過ごした後、久し振りに自宅に戻りましたが、途中立ち寄った雨上がりの森で思いがけずコマドリを目にすることができました。
薄暗い場所に姿を見せてくれたコマドリ(Japanese robin)のオス。胸以下の黒灰色がかなり強いことから第1回夏羽と思われます。


暫くすると近くにやって来てくれました。





こちらは全体的に赤みが薄く、胸に灰黒色の帯がないコマドリのメス。

今日はたまたま立ち寄った場所で思いがけず出会ったコマドリをご紹介しましたが、普段は夏鳥として渡来直後に見ることの多いコマドリですが、夏枯れのこの時期に出会うコマドリもいいものです・・・
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薄暗い場所に姿を見せてくれたコマドリ(Japanese robin)のオス。胸以下の黒灰色がかなり強いことから第1回夏羽と思われます。


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こちらは全体的に赤みが薄く、胸に灰黒色の帯がないコマドリのメス。

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ヒマワリとカワラヒワ
連日暑い日が続いていますが、今日は太陽の花、ヒマワリにやって来るカワラヒワをご紹介します。
カワラヒワ(Oriental Greenfinch)は東アジア(中国、モンゴル、ロシア東南部、朝鮮半島、日本)に分布し、日本国内ではほぼ全域に分布する留鳥で、スズメと並んで最もよく見られる鳥でもあります。
そんなカワラヒワですが、何と言ってもアトリ科の鳥、植物の種が主食であり、中でも栄養価に富んだヒマワリの種は大好物。この時期たわわに実ったヒマワリの種には待ってましたとばかりにカワラヒワが群がっていました。
花が終わって種の熟したヒマワリにやって来たカワラヒワ。



逆さまになって種を啄ばむときには、このように羽ばたきながらバランスをとっていました。

こちらは親鳥から種をもらっていたカワラヒワの幼鳥(左側)。



そんな幼鳥ですが、1羽になると・・・


ちゃんと自力で種を啄ばんでいました。先ほどの給餌シーンは単に親鳥に甘えていただけなのでしょうか?

今日はヒマワリの種に群がるカワラヒワをご紹介しましたが、群生するヒマワリの開花時期にはかなりの幅があるため、カワラヒワにとっては当分の間、ご馳走にありつけそうです・・・
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カワラヒワ(Oriental Greenfinch)は東アジア(中国、モンゴル、ロシア東南部、朝鮮半島、日本)に分布し、日本国内ではほぼ全域に分布する留鳥で、スズメと並んで最もよく見られる鳥でもあります。
そんなカワラヒワですが、何と言ってもアトリ科の鳥、植物の種が主食であり、中でも栄養価に富んだヒマワリの種は大好物。この時期たわわに実ったヒマワリの種には待ってましたとばかりにカワラヒワが群がっていました。
花が終わって種の熟したヒマワリにやって来たカワラヒワ。



逆さまになって種を啄ばむときには、このように羽ばたきながらバランスをとっていました。

こちらは親鳥から種をもらっていたカワラヒワの幼鳥(左側)。



そんな幼鳥ですが、1羽になると・・・


ちゃんと自力で種を啄ばんでいました。先ほどの給餌シーンは単に親鳥に甘えていただけなのでしょうか?

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清里フォトアートミュージアム・・・<ロベール・ドアノーの写真展>
昨日の続きで、鳥のほうが今一つであったため、その後、知人の誘いもあり一緒に「清里フォトアートミュージアム」で開催中の『ロベール・ドアノーの写真 パリ・アルプス・幸せな時間』に行ってきました。
ロベール・ドアノーは、1994年の没後もなおフランスを代表する写真家の一人だそうで、心に沁み入る瞬間をとらえる洞察力や、遊び心に満ちた感覚でフランスでは「イメージの釣り人」と評されているそうです。また、ドアノーは生涯で約45万点のネガを残しており、近年は、その膨大なアーカイヴから、様々な新機軸による展覧会・出版によって再評価の気運が高まっているそうです。
初めて訪れた清里フォトアートミュージアム

ミュージアムの中庭

ミュージアムの裏山で咲いていたレンゲショウマ

今回展示されていたドアノーの写真はパリやアルプスを舞台にしたモノクロ主体の写真でしたが、いずれの写真も心に響く作品ばかりで、時が経つのも忘れて見入ってしまいました。
野鳥の魅力に取りつかれ、たいした写真の知識もないまま、ただがむしゃらに野鳥の写真を撮って来たこの数年間ですが、今回の「ロベール・ドアノー展」を見て、被写体の内面に迫る写真表現や奥深さ、訴える力を感じ大変勉強になりました。野鳥写真にどう生かせるかは分かりませんが、時にはこのような作品を見てみるのもいいものだと感じた次第です。
ロベール・ドアノー展は以下の要領で開催されていますので、清里方面に行かれた折、もしお時間がありましたら一度足を運ばれてはいかがでしょうか・・・
清里フォトアートミュージアム
会 期:2014年7月5日(土)~9月29日(月)
休館日:毎週火曜日(火曜祝日の場合は開館)、7月5日~9月1日まで無休
主 催:清里フォトアートミュージアム
後 援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本
協 力:アトリエ・ロベール・ドアノー、エールフランス航空
企画協力:コンタクト
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ロベール・ドアノーは、1994年の没後もなおフランスを代表する写真家の一人だそうで、心に沁み入る瞬間をとらえる洞察力や、遊び心に満ちた感覚でフランスでは「イメージの釣り人」と評されているそうです。また、ドアノーは生涯で約45万点のネガを残しており、近年は、その膨大なアーカイヴから、様々な新機軸による展覧会・出版によって再評価の気運が高まっているそうです。
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ミュージアムの中庭

ミュージアムの裏山で咲いていたレンゲショウマ

今回展示されていたドアノーの写真はパリやアルプスを舞台にしたモノクロ主体の写真でしたが、いずれの写真も心に響く作品ばかりで、時が経つのも忘れて見入ってしまいました。
野鳥の魅力に取りつかれ、たいした写真の知識もないまま、ただがむしゃらに野鳥の写真を撮って来たこの数年間ですが、今回の「ロベール・ドアノー展」を見て、被写体の内面に迫る写真表現や奥深さ、訴える力を感じ大変勉強になりました。野鳥写真にどう生かせるかは分かりませんが、時にはこのような作品を見てみるのもいいものだと感じた次第です。
ロベール・ドアノー展は以下の要領で開催されていますので、清里方面に行かれた折、もしお時間がありましたら一度足を運ばれてはいかがでしょうか・・・
清里フォトアートミュージアム
会 期:2014年7月5日(土)~9月29日(月)
休館日:毎週火曜日(火曜祝日の場合は開館)、7月5日~9月1日まで無休
主 催:清里フォトアートミュージアム
後 援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本
協 力:アトリエ・ロベール・ドアノー、エールフランス航空
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高原の鳥たち・・・クロツグミ、アオジ、コガラ、メボソムシクイ
避暑を兼ね高原に野鳥を探しに行ってきましたが、、その日はあいにく朝から深い霧が立ち込め視界不良。少し場所を変えたりもしましたが結局、撮影のほうは今一つの結果となってしまいました。
霧のため場所を変えたところで、ようやく出会えたクロツグミ(Japanese thrush)のオス。逆光気味で見づらい写真ですが・・・



クロツグミのいた森のアオジ(Black-faced bunting)の幼鳥。幼鳥はやはり可愛らしいですね・・・


霧の中で撮影したコガラ(Willow tit)の幼鳥。コントラストをかなり上げましたが、それでもこの程度です。


同じく霧の中で撮影したメボソムシクイ(Arctic warbler)。メボソムシクイの語源ですが、メボソは目の上にある細長い眉斑を目と見ての由来のようです。

今日は高原の森で見かけた鳥たちをご紹介しましたが、何れも逆光や霧の中など、撮影条件が悪くお見せできるような写真ではありませんが、夏枯れのこの時期ということで、敢えてご紹介させていただきました・・・
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霧のため場所を変えたところで、ようやく出会えたクロツグミ(Japanese thrush)のオス。逆光気味で見づらい写真ですが・・・



クロツグミのいた森のアオジ(Black-faced bunting)の幼鳥。幼鳥はやはり可愛らしいですね・・・


霧の中で撮影したコガラ(Willow tit)の幼鳥。コントラストをかなり上げましたが、それでもこの程度です。


同じく霧の中で撮影したメボソムシクイ(Arctic warbler)。メボソムシクイの語源ですが、メボソは目の上にある細長い眉斑を目と見ての由来のようです。

今日は高原の森で見かけた鳥たちをご紹介しましたが、何れも逆光や霧の中など、撮影条件が悪くお見せできるような写真ではありませんが、夏枯れのこの時期ということで、敢えてご紹介させていただきました・・・
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コサメビタキの親子
お盆にお墓参りに行った帰り、標高の高い場所にある公園に立ち寄りましたが、今日は当地で出会ったコサメビタキの親子をご紹介します。
コサメビタキ(Asian brown flycatcher)は夏季にシベリア南部、朝鮮半島、ヒマラヤ山脈などで繁殖し、冬季はユーラシア大陸南部、インドネシア、フィリピンへ南下し越冬。日本では基亜種コサメビタキが夏季に九州以北に繁殖のため飛来し、私たちの目を楽しませてくれます。
鬱蒼と茂った森でひっそりとまっていたコサメビタキ。

こちらは幼鳥に与えるためでしょうか、虫を咥えたまま大声で幼鳥を呼んでいたコサメビタキの親。虫を咥えたままよく声が出るものだと思いますが、体を震わせて鳴いているようです。



暫くすると幼鳥がやって来て餌の受け渡しがあったようですが、葉が被り写真のほうはうまく撮れませんでした。

こちらは別の場所にあるミズキの実を食べにやって来たコサメビタキの幼鳥と思われる個体。


今日は森の公園で見かけたコサメビタキの親子をご紹介しましたが、幼鳥たちはミズキの実などは食べているようでしたが、好物の虫などはまだうまく捕れないのか、時々親鳥からもらっているようでした。とは言っても彼らも日増しに逞しくなっているようで、南に渡る秋口までには独り立ちしていくものと思われます・・・
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コサメビタキ(Asian brown flycatcher)は夏季にシベリア南部、朝鮮半島、ヒマラヤ山脈などで繁殖し、冬季はユーラシア大陸南部、インドネシア、フィリピンへ南下し越冬。日本では基亜種コサメビタキが夏季に九州以北に繁殖のため飛来し、私たちの目を楽しませてくれます。
鬱蒼と茂った森でひっそりとまっていたコサメビタキ。

こちらは幼鳥に与えるためでしょうか、虫を咥えたまま大声で幼鳥を呼んでいたコサメビタキの親。虫を咥えたままよく声が出るものだと思いますが、体を震わせて鳴いているようです。



暫くすると幼鳥がやって来て餌の受け渡しがあったようですが、葉が被り写真のほうはうまく撮れませんでした。

こちらは別の場所にあるミズキの実を食べにやって来たコサメビタキの幼鳥と思われる個体。


今日は森の公園で見かけたコサメビタキの親子をご紹介しましたが、幼鳥たちはミズキの実などは食べているようでしたが、好物の虫などはまだうまく捕れないのか、時々親鳥からもらっているようでした。とは言っても彼らも日増しに逞しくなっているようで、南に渡る秋口までには独り立ちしていくものと思われます・・・
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鵜飼の鵜はウミウ
お盆のお墓参りのついでに長良川の鵜飼を見てきましたので、今日はそんな鵜飼をご紹介したいと思います。
起源を1300年ほど前までさかのぼることができる長良川の鵜飼ですが、江戸時代においては徳川幕府および尾張家の庇護のもとに行われ、明治維新後は一時有栖川宮御用、1890年に宮内省主猟寮属、そして現在は宮内庁の直轄となり、岐阜市ならびに関市の長良川鵜飼は宮内庁式部職である鵜匠によって行われています。
今回そんな鵜飼を久し振りに見に行きましたが、その日はあいにく台風11号の影響で増水しており、観覧船も岸に係留したまま見物することになってしまいました。
かがり火の下、巧みに鵜を操る鵜匠。舳先で焚かれるかがり火が照明のほかに鮎を驚かせる役割を担っており、かがり火の光に驚き動きが活発になった鮎は鱗が光に反射し鵜に捕えられてしまうそうです。鵜の喉には紐が巻かれており、ある大きさ以上の鮎は完全に飲み込むことができなく、鵜匠はそれを吐き出させて漁を行います。


かがり火に照らし出された鵜。

8羽の鵜を巧みに操る鵜匠。

6隻の鵜舟がそれぞれ漁を行う様を見た後は、6隻の鵜舟が川幅いっぱいに横隊となり一斉に鮎を浅瀬に追い込む「総がらみ」という鵜飼のクライマックスが始まります。暗闇の中、遠くて詳しいことは分かりませんが、6隻の小舟が連携して漁を行う様は幻想的な雰囲気を醸し出していました。



今日は岐阜を代表する伝統的な漁法、鵜飼をご紹介しましたが、この鵜飼に使われる鵜は「ウミウ」であることをご存知でしょうか?今回、たまたま鵜飼を経験したお陰で、その理由を調べてみました。
理由の一つは体の大きさで、ウミウが体重4kg程なのに対しカワウは体重が3kg程度しかなく、体が大きいほうがより深く潜れ、一度にたくさんの魚を捕ることができるためと言われています。また、留鳥のカワウに対しウミウは渡り鳥であり、渡り鳥であることは渡りの到着ポイントさえ押さえておけば、捕獲するのが比較的簡単な事も理由の一つのようです。
日本がルーツと言われる伝統的な漁法・鵜飼ですが、それにしても古代の人たちの知恵には驚かされます・・・
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起源を1300年ほど前までさかのぼることができる長良川の鵜飼ですが、江戸時代においては徳川幕府および尾張家の庇護のもとに行われ、明治維新後は一時有栖川宮御用、1890年に宮内省主猟寮属、そして現在は宮内庁の直轄となり、岐阜市ならびに関市の長良川鵜飼は宮内庁式部職である鵜匠によって行われています。
今回そんな鵜飼を久し振りに見に行きましたが、その日はあいにく台風11号の影響で増水しており、観覧船も岸に係留したまま見物することになってしまいました。
かがり火の下、巧みに鵜を操る鵜匠。舳先で焚かれるかがり火が照明のほかに鮎を驚かせる役割を担っており、かがり火の光に驚き動きが活発になった鮎は鱗が光に反射し鵜に捕えられてしまうそうです。鵜の喉には紐が巻かれており、ある大きさ以上の鮎は完全に飲み込むことができなく、鵜匠はそれを吐き出させて漁を行います。


かがり火に照らし出された鵜。

8羽の鵜を巧みに操る鵜匠。

6隻の鵜舟がそれぞれ漁を行う様を見た後は、6隻の鵜舟が川幅いっぱいに横隊となり一斉に鮎を浅瀬に追い込む「総がらみ」という鵜飼のクライマックスが始まります。暗闇の中、遠くて詳しいことは分かりませんが、6隻の小舟が連携して漁を行う様は幻想的な雰囲気を醸し出していました。



今日は岐阜を代表する伝統的な漁法、鵜飼をご紹介しましたが、この鵜飼に使われる鵜は「ウミウ」であることをご存知でしょうか?今回、たまたま鵜飼を経験したお陰で、その理由を調べてみました。
理由の一つは体の大きさで、ウミウが体重4kg程なのに対しカワウは体重が3kg程度しかなく、体が大きいほうがより深く潜れ、一度にたくさんの魚を捕ることができるためと言われています。また、留鳥のカワウに対しウミウは渡り鳥であり、渡り鳥であることは渡りの到着ポイントさえ押さえておけば、捕獲するのが比較的簡単な事も理由の一つのようです。
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山麓のヤマドリ
お盆に郷里へお墓参りに行ってきましたが、そのついでに山麓に住みついているというヤマドリに会いに行ってきました。
ヤマドリ(Copper pheasant)はキジ科ヤマドリ属に分類される日本の固有種ですが、ハイキングの途中にたまたま飛び出すところを見ることはあっても、狙って見ることはなかなか難しい鳥でもあります。また、ヤマドリは生息する地域によって羽の色が若干異なり、亜種ヤマドリ、亜種ウスアカヤマドリ、亜種シコクヤマドリ、亜種アカヤマドリ、亜種コシジロヤマドリの5亜種に分けられていますが、今回出会ったヤマドリは分布域から考え、亜種ヤマドリと思われます。
当地のヤマドリは人馴れしているようで、私たちが近づくと林道に出てきてくれました。オスの尾羽は相当長いはずなのですが、この個体は換羽中なのか少し短かいようです。


道路脇を歩きながら土中の虫を探していたヤマドリ。



ファインダーに入りきらないほど近くて来てくれました。

ヤマドリはしばらく遊んでくれた後、やがて茂みの中に戻っていきました。


今日は山麓に住みついているヤマドリをご紹介しましたが、それにしてもどういう訳でこれほど人馴れしているのか定かではありませんが、鳥の夏枯れのこの時期、普段なかなかお目にかかれないヤマドリがしっかりと遊んでくれました・・・
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ヤマドリ(Copper pheasant)はキジ科ヤマドリ属に分類される日本の固有種ですが、ハイキングの途中にたまたま飛び出すところを見ることはあっても、狙って見ることはなかなか難しい鳥でもあります。また、ヤマドリは生息する地域によって羽の色が若干異なり、亜種ヤマドリ、亜種ウスアカヤマドリ、亜種シコクヤマドリ、亜種アカヤマドリ、亜種コシジロヤマドリの5亜種に分けられていますが、今回出会ったヤマドリは分布域から考え、亜種ヤマドリと思われます。
当地のヤマドリは人馴れしているようで、私たちが近づくと林道に出てきてくれました。オスの尾羽は相当長いはずなのですが、この個体は換羽中なのか少し短かいようです。


道路脇を歩きながら土中の虫を探していたヤマドリ。



ファインダーに入りきらないほど近くて来てくれました。

ヤマドリはしばらく遊んでくれた後、やがて茂みの中に戻っていきました。


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乙女高原の蝶たち
昨日の続きで、今日は乙女高原で出会ったチョウたちをご紹介します。
最初はアサギマダラです。アサギマダラ(Chestnut Tiger)はタテハチョウ科に分類される翅の模様が鮮やかな大型チョウですが、長距離を移動することで知られ、長年のマーキング調査で秋に日本本土から南西諸島・台湾へ渡る個体が多く発見されているほか、少数は初夏から夏にその逆のコースで北上している個体も発見されているようです。しかし、日本の太平洋沿岸の暖地や中四国・九州では幼虫越冬しており、春から初夏に本州で観察される個体の多くは本土で羽化した個体と推測されているようです。
ヨツバヒヨドリの花で吸蜜するアサギマダラ。なおアサギマダラの和名ですが、翅の水色部分の色から「浅葱」(青緑色の古称)の名前が付けられたようです。




次は同じくヨツバヒヨドリやアザミ類で吸蜜していたタテハチョウ科ヒョウモンチョウ族のチョウです。ヒョウモンチョウ族は翅の表側の模様が極めてよく似ており、裏側の模様で識別するようですが、今回撮った写真は何れも裏側がはっきりしておらず、残念ながら識別することができませんでした。



次はキアゲハ(Old World Swallowtail )です。キアゲハはアゲハチョウ科に分類されるチョウの一種で、ユーラシア大陸と北米大陸に広く分布し、日本でも普通のアゲハとともに全国でよく見られるアゲハチョウです。
シシウドで吸蜜していたキアゲハ。和名どおり黄色みが強いので普通のアゲハと識別することができます。


次はジャノメチョウ(The Dryad)です。ジャノメチョウはタテハチョウ科ジャノメチョウ亜科ジャノメチョウ属に分類されるチョウの1種で、前翅に2つ、後翅に1つの眼状紋があることで識別することができます。
枯草の上で休んでいたジャノメチョウ。特徴的な眼状紋がよく分かります。


最後はキマダラセセリ(The Japanese Dart)です。キマダラセセリはセセリチョウ科に属するチョウの一種で、名前のように
オレンジ色~褐色の斑模様を持つことで識別することができます。
食草であるススキの葉にとまっていたキマダラセセリ。

今日は乙女高原で出会ったチョウたちをご紹介しましたが、野鳥が夏枯れのこの時期、たまにはこのような蝶たちもいいものです・・・
ご訪問ありがとうございました。

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最初はアサギマダラです。アサギマダラ(Chestnut Tiger)はタテハチョウ科に分類される翅の模様が鮮やかな大型チョウですが、長距離を移動することで知られ、長年のマーキング調査で秋に日本本土から南西諸島・台湾へ渡る個体が多く発見されているほか、少数は初夏から夏にその逆のコースで北上している個体も発見されているようです。しかし、日本の太平洋沿岸の暖地や中四国・九州では幼虫越冬しており、春から初夏に本州で観察される個体の多くは本土で羽化した個体と推測されているようです。
ヨツバヒヨドリの花で吸蜜するアサギマダラ。なおアサギマダラの和名ですが、翅の水色部分の色から「浅葱」(青緑色の古称)の名前が付けられたようです。




次は同じくヨツバヒヨドリやアザミ類で吸蜜していたタテハチョウ科ヒョウモンチョウ族のチョウです。ヒョウモンチョウ族は翅の表側の模様が極めてよく似ており、裏側の模様で識別するようですが、今回撮った写真は何れも裏側がはっきりしておらず、残念ながら識別することができませんでした。



次はキアゲハ(Old World Swallowtail )です。キアゲハはアゲハチョウ科に分類されるチョウの一種で、ユーラシア大陸と北米大陸に広く分布し、日本でも普通のアゲハとともに全国でよく見られるアゲハチョウです。
シシウドで吸蜜していたキアゲハ。和名どおり黄色みが強いので普通のアゲハと識別することができます。


次はジャノメチョウ(The Dryad)です。ジャノメチョウはタテハチョウ科ジャノメチョウ亜科ジャノメチョウ属に分類されるチョウの1種で、前翅に2つ、後翅に1つの眼状紋があることで識別することができます。
枯草の上で休んでいたジャノメチョウ。特徴的な眼状紋がよく分かります。


最後はキマダラセセリ(The Japanese Dart)です。キマダラセセリはセセリチョウ科に属するチョウの一種で、名前のように
オレンジ色~褐色の斑模様を持つことで識別することができます。
食草であるススキの葉にとまっていたキマダラセセリ。

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乙女高原に咲く亜高山性の花々
避暑を兼ね、標高約1,700メートルの場所にある乙女高原(山梨市牧丘町)に2年振り行ってきましたが、そこでは亜高山性の花々が咲き始めており、つかの間ではありましたが可憐な花々を楽しんできました。
駐車場から見た乙女高原。一面草に覆われ花などあるように見えませんが、中に入ると可憐な花々が随所に咲いていました。

以下、当地で見かけた花々を順次ご紹介します。最初はシモツケソウです。

コウリンカ

シシウド

クガイソウ

キンバイソウ

キオン

カワラナデシコ

オミナエシ

オオバギボウシ

ウツボグサ

ヨツバヒヨドリ

ウスユキソウ

ヤマハハコ

ヤマホタルブクロ(ホタルブクロの変種で山地に多く、萼片の間が盛り上がっている点がホタルブクロと異なります)

マルバダケブキ(他の亜高山性の花々が数を減らしている中、鹿が食べないマルバダケブキだけは相変わらずたくさん見ることができました)

ノアザミ

ノハラアザミ

ツリガネニンジン

タチフウロ

ワレモコウ

チダケサシ

最後は高原の展望台から見た富士山です。やはり富士山はどこから見ても存在感があります・・・

今日は標高約1,700メートルの場所にある乙女高原の花々をご紹介しましたが、当地の花も以前に比べると随分少なくなっている印象を受けました。鹿の食害調査をするために設けられた防御ネットの中ではたくさんの花々が咲き誇っていたことから、やはり鹿の食害は相当程度あるものと思われました。費用の問題はありますが、一定エリアだけでも防御ネットを張るなど、対策をとっていただけたらと感じた次第です・・・
ご訪問ありがとうございました。

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駐車場から見た乙女高原。一面草に覆われ花などあるように見えませんが、中に入ると可憐な花々が随所に咲いていました。

以下、当地で見かけた花々を順次ご紹介します。最初はシモツケソウです。

コウリンカ

シシウド

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キンバイソウ

キオン

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オミナエシ

オオバギボウシ

ウツボグサ

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ウスユキソウ

ヤマハハコ

ヤマホタルブクロ(ホタルブクロの変種で山地に多く、萼片の間が盛り上がっている点がホタルブクロと異なります)

マルバダケブキ(他の亜高山性の花々が数を減らしている中、鹿が食べないマルバダケブキだけは相変わらずたくさん見ることができました)

ノアザミ

ノハラアザミ

ツリガネニンジン

タチフウロ

ワレモコウ

チダケサシ

最後は高原の展望台から見た富士山です。やはり富士山はどこから見ても存在感があります・・・

今日は標高約1,700メートルの場所にある乙女高原の花々をご紹介しましたが、当地の花も以前に比べると随分少なくなっている印象を受けました。鹿の食害調査をするために設けられた防御ネットの中ではたくさんの花々が咲き誇っていたことから、やはり鹿の食害は相当程度あるものと思われました。費用の問題はありますが、一定エリアだけでも防御ネットを張るなど、対策をとっていただけたらと感じた次第です・・・
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高原の森の鳥たち
昨日に続き、高原の森で出会った他の鳥たちをご紹介します。
最初はアカハラ(Brown-headed thrush)です。今回ご紹介する亜種アカハラは中国南部、台湾、日本、フィリピン北部に分布し、夏季に日本で繁殖し冬季になると中国南部や日本、フィリピン北部へ南下し越冬。日本では夏鳥として本州中部以北に飛来し、冬季になると本州中部以西で冬鳥として越冬します。
また、これとは別に、日本、ロシア(サハリン、千島列島)に分布する亜種オオアカハラは夏季に千島列島で繁殖し、冬季になると日本へ南下し越冬しますので、冬場に見られるアカハラはどちらの亜種なのか識別が必要となります。
夏鳥としてやって来た亜種アカハラのオス。メスに比べ頭から顔、喉にかけてが暗褐色です。


こちらは草地で餌を探していた亜種アカハラのメス。頭から顔、上面にかけ全体が灰褐色をしています。

次は近くにやって来たゴジュウカラ(Eurasian nuthatch)です。ゴジュウカラは寒帯と山岳地帯を除くユーラシアに広く分布し、生息地では基本的には留鳥で、日本では北海道から九州にかけて分布し、高地で繁殖した個体は冬季には低地に移動するようです。
忍者のように身軽に木の幹を歩いていたゴジュウカラ。

上下逆さに歩くのもゴジュウカラの得意技のようです。

最後はイカル(Japanese Grosbeak)です。イカルはロシア東部の沿海州方面と日本で繁殖し、北方の個体は冬季に中国南部に渡り越冬。日本では北海道、本州、四国、九州の山林で繁殖し、北日本の個体は冬季は本州以南の暖地に移動するようです。
遠くで鳴いていたかと思ったら、突然近くに飛んできたイカル。よく見ると大きな虫を咥えていました。

今日は高原の森で出会ったアカハラ、ゴジュウカラ、イカルをご紹介しましたが、先にご紹介したクロツグミやアカゲラ、コゲラを含めこれら森林性の鳥たちは、何故か存在感があり見る者の心を引きつけます・・・
ご訪問ありがとうございました。

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最初はアカハラ(Brown-headed thrush)です。今回ご紹介する亜種アカハラは中国南部、台湾、日本、フィリピン北部に分布し、夏季に日本で繁殖し冬季になると中国南部や日本、フィリピン北部へ南下し越冬。日本では夏鳥として本州中部以北に飛来し、冬季になると本州中部以西で冬鳥として越冬します。
また、これとは別に、日本、ロシア(サハリン、千島列島)に分布する亜種オオアカハラは夏季に千島列島で繁殖し、冬季になると日本へ南下し越冬しますので、冬場に見られるアカハラはどちらの亜種なのか識別が必要となります。
夏鳥としてやって来た亜種アカハラのオス。メスに比べ頭から顔、喉にかけてが暗褐色です。


こちらは草地で餌を探していた亜種アカハラのメス。頭から顔、上面にかけ全体が灰褐色をしています。

次は近くにやって来たゴジュウカラ(Eurasian nuthatch)です。ゴジュウカラは寒帯と山岳地帯を除くユーラシアに広く分布し、生息地では基本的には留鳥で、日本では北海道から九州にかけて分布し、高地で繁殖した個体は冬季には低地に移動するようです。
忍者のように身軽に木の幹を歩いていたゴジュウカラ。

上下逆さに歩くのもゴジュウカラの得意技のようです。

最後はイカル(Japanese Grosbeak)です。イカルはロシア東部の沿海州方面と日本で繁殖し、北方の個体は冬季に中国南部に渡り越冬。日本では北海道、本州、四国、九州の山林で繁殖し、北日本の個体は冬季は本州以南の暖地に移動するようです。
遠くで鳴いていたかと思ったら、突然近くに飛んできたイカル。よく見ると大きな虫を咥えていました。

今日は高原の森で出会ったアカハラ、ゴジュウカラ、イカルをご紹介しましたが、先にご紹介したクロツグミやアカゲラ、コゲラを含めこれら森林性の鳥たちは、何故か存在感があり見る者の心を引きつけます・・・
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高原の森のアカゲラとコゲラ
昨日の続きで、今日は高原の森で出会ったアカゲラとコゲラをご紹介します。
最初はアカゲラ(Great spotted woodpecker)です。アカゲラはヨーロッパ、北アフリカの一部、ロシア、モンゴル、オホーツク、カムチャツカ半島、中国北東部、朝鮮半島、日本、ミャンマー、インドシナ半島北部に分布し、日本では北海道に亜種エゾアカゲラが、本州、四国に亜種アカゲラが留鳥として周年生息。四国での生息数はきわめて少なく、九州以南では生息していないようです。
特有のキョッ、キョッという鳴き声とともにやって来たアカゲラのオス。



こちらは後頭部に赤色斑がないアカゲラのメス。


次は幾度となく目にしたコゲラ(Japanese pygmy woodpecker)です。コゲラはロシア南東部、サハリン、朝鮮半島北部、中国東北部、日本列島など、東アジアの限られた地域に分布し、日本では一部離島を除く全国の亜寒(亜高山)帯針葉樹林から亜熱帯照葉樹林まで広く分布。基本的には留鳥ですが、寒冷地に生息する個体は冬季には暖地へ移動するものもいるようです。
こちらは後頭部に少し赤色斑が見られるコゲラのオス。

後ろから見ると赤色斑がよく見えます。

こちらは後頭部に赤色斑がないコゲラのメスと思われる個体。オスの赤色斑はいつも見られるわけではないため識別は難しいと言わざるを得ません。

今日は高原の森で出会ったアカゲラとコゲラをご紹介しましたが、わずかな時間で何度も目にすることのできたこの森は、これらキツツキ類の密度がかなり高い場所であるようです・・・
ご訪問ありがとうございました。

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最初はアカゲラ(Great spotted woodpecker)です。アカゲラはヨーロッパ、北アフリカの一部、ロシア、モンゴル、オホーツク、カムチャツカ半島、中国北東部、朝鮮半島、日本、ミャンマー、インドシナ半島北部に分布し、日本では北海道に亜種エゾアカゲラが、本州、四国に亜種アカゲラが留鳥として周年生息。四国での生息数はきわめて少なく、九州以南では生息していないようです。
特有のキョッ、キョッという鳴き声とともにやって来たアカゲラのオス。



こちらは後頭部に赤色斑がないアカゲラのメス。


次は幾度となく目にしたコゲラ(Japanese pygmy woodpecker)です。コゲラはロシア南東部、サハリン、朝鮮半島北部、中国東北部、日本列島など、東アジアの限られた地域に分布し、日本では一部離島を除く全国の亜寒(亜高山)帯針葉樹林から亜熱帯照葉樹林まで広く分布。基本的には留鳥ですが、寒冷地に生息する個体は冬季には暖地へ移動するものもいるようです。
こちらは後頭部に少し赤色斑が見られるコゲラのオス。

後ろから見ると赤色斑がよく見えます。

こちらは後頭部に赤色斑がないコゲラのメスと思われる個体。オスの赤色斑はいつも見られるわけではないため識別は難しいと言わざるを得ません。

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高原の森のクロツグミ(2)
昨日の続きで、今日は同じく高原の森で出会ったクロツグミの若鳥をご紹介します。
草地で餌を探していたクロツグミ・オスの若い個体。インドハッカのように目の周りが黄色くちょっと異様な雰囲気を醸し出していました。

見事、大きな虫をゲット

遠くの枝にとまったところ

こちらは木の中で休んでいたクロツグミ・メスの若い個体。よく見ると幼羽が見られます。

暫くするとすぐ近くにやって来てくれました。警戒心はあまりないようです。


昨日に続きクロツグミの若鳥たちをご紹介しましたが、若鳥たちも日増しに逞しくなっているようで、南に渡る秋までには更に体力をつけ、無事に渡って行ってほしいものです・・・
ご訪問ありがとうございました。

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見事、大きな虫をゲット

遠くの枝にとまったところ

こちらは木の中で休んでいたクロツグミ・メスの若い個体。よく見ると幼羽が見られます。

暫くするとすぐ近くにやって来てくれました。警戒心はあまりないようです。


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高原の森のクロツグミ(1)
暑さを避けて久し振りに高原の森へ行ってきましたが、そこでは森じゅうに響きわたるクロツグミの美しい歌声を楽しむことができました。
クロツグミ(Japanese thrush)は夏季に日本の本州中部以北や中国の長江中流域などで繁殖し、冬季に中国南部まで渡って越冬しますが、西日本では越冬する個体もいるようです。
枝にとまって美しい歌声を披露してくれたクロツグミのオス。さすが夏鳥の代表選手、存在感があります。



石の上に乗ったクロツグミ。


こちらは地面で餌を探していたクロツグミ。

青虫をゲットしました。


今日は高原の森で出会ったクロツグミのオスをご紹介しましたが、繁殖を終えて南に帰る前に一度は会ってておきたい魅力たっぷりの鳥です・・・
ご訪問ありがとうございました。

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クロツグミ(Japanese thrush)は夏季に日本の本州中部以北や中国の長江中流域などで繁殖し、冬季に中国南部まで渡って越冬しますが、西日本では越冬する個体もいるようです。
枝にとまって美しい歌声を披露してくれたクロツグミのオス。さすが夏鳥の代表選手、存在感があります。



石の上に乗ったクロツグミ。


こちらは地面で餌を探していたクロツグミ。

青虫をゲットしました。


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幼鳥の季節・・・コルリ、オオルリ
下界の暑さを逃れ少しばかり標高の高い山に立ち寄りましたが、そこでは今年生まれのコルリとオオルリの幼鳥に出会うことができました。
最初はコルリ(Siberian blue robin)の幼鳥です。コルリは夏季には中国北東部、日本、ロシア南東部、朝鮮半島で繁殖し、冬季になると中国南部や東南アジアへ南下し越冬。日本では繁殖のため北海道、本州中部以北に夏鳥として飛来しますが、中でもオスはその鮮やかな瑠璃色からオオルリ、ルリビタキと並んで大変人気があります。
コルリの幼鳥はまだ人をあまり怖がらないようで、比較的近くまでやって来てくれました。この個体はオスのようで、背中から尾羽にかけては既に薄い青色が付いていました。






次はコルリを撮影しているとき、遠くの枝に突然やって来たオオルリ(Blue-and-white flycatcher)の親子です。オオルリは夏季には中国東北部、ウスリー、朝鮮半島や日本で繁殖し、冬季にはインドシナ半島から大スンダ列島、フィリピンなどに渡って越冬。日本には夏鳥として4月下旬ごろに渡来し南西諸島を除く北海道から九州までの全国各地で繁殖。コルリと並んでその美しい羽衣と美しい鳴き声でこれまた人気の鳥でもあります。
かなりトリミングしているため鮮明ではありませんが、左のお母さんが右側の幼鳥に餌を渡した直後の写真です。体の大きさだけで見ると幼鳥のほうが大きいようにも見えます。


母親が飛び立った後、1羽になったオオルリの幼鳥。

今日は山で出会ったコルリとオオルリの幼鳥たちをご紹介しましたが、平地では夏枯れのこの時期、少し小高い山に行けばこのような幼鳥たちにも出会える機会があり、避暑を兼ね少しばかり足を延ばしてみるのもいいものです・・・
ご訪問ありがとうございました。

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最初はコルリ(Siberian blue robin)の幼鳥です。コルリは夏季には中国北東部、日本、ロシア南東部、朝鮮半島で繁殖し、冬季になると中国南部や東南アジアへ南下し越冬。日本では繁殖のため北海道、本州中部以北に夏鳥として飛来しますが、中でもオスはその鮮やかな瑠璃色からオオルリ、ルリビタキと並んで大変人気があります。
コルリの幼鳥はまだ人をあまり怖がらないようで、比較的近くまでやって来てくれました。この個体はオスのようで、背中から尾羽にかけては既に薄い青色が付いていました。






次はコルリを撮影しているとき、遠くの枝に突然やって来たオオルリ(Blue-and-white flycatcher)の親子です。オオルリは夏季には中国東北部、ウスリー、朝鮮半島や日本で繁殖し、冬季にはインドシナ半島から大スンダ列島、フィリピンなどに渡って越冬。日本には夏鳥として4月下旬ごろに渡来し南西諸島を除く北海道から九州までの全国各地で繁殖。コルリと並んでその美しい羽衣と美しい鳴き声でこれまた人気の鳥でもあります。
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アオバズクの巣立ち
アオバズクの雛が巣立ったということで、愛らしい雛たちに会いに行ってきました。
アオバズク(Brown hawk-owl)は夏季に中国、日本、朝鮮半島、ウスリーで繁殖し、冬季になると東南アジアへ南下し越冬しますが、インドやスリランカ、中国南部、東南アジアでは留鳥として周年生息しているようです。日本では亜種アオバズクが九州以北に繁殖のため飛来し、亜種リュウキュウアオバズクが奄美大島以南の南西諸島で留鳥として周年生息しています。
今回のアオバズクは亜種アオバズクですが、雛は3羽生まれたようで、高い木の上で仲良く並んでいました。

暫くすると左の一羽がお得意のエンジェルポーズを見せてくれました。手前の葉が邪魔をして鮮明な写真ではありませんが・・・




こちらはその2日後、別の木に移った雛(右側は親鳥)



親鳥に甘えていた雛

今年も無事巣立ちを終えたアオバズクの雛たちをご紹介しましたが、毎年のこととはいえ、この時期元気なアオバズクの親子に出会えると何だかホッとします・・・
ご訪問ありがとうございました。

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アオバズク(Brown hawk-owl)は夏季に中国、日本、朝鮮半島、ウスリーで繁殖し、冬季になると東南アジアへ南下し越冬しますが、インドやスリランカ、中国南部、東南アジアでは留鳥として周年生息しているようです。日本では亜種アオバズクが九州以北に繁殖のため飛来し、亜種リュウキュウアオバズクが奄美大島以南の南西諸島で留鳥として周年生息しています。
今回のアオバズクは亜種アオバズクですが、雛は3羽生まれたようで、高い木の上で仲良く並んでいました。

暫くすると左の一羽がお得意のエンジェルポーズを見せてくれました。手前の葉が邪魔をして鮮明な写真ではありませんが・・・




こちらはその2日後、別の木に移った雛(右側は親鳥)



親鳥に甘えていた雛

今年も無事巣立ちを終えたアオバズクの雛たちをご紹介しましたが、毎年のこととはいえ、この時期元気なアオバズクの親子に出会えると何だかホッとします・・・
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水場の鳥たち・・・エナガ、シジュウカラ、コガラ、ヒガラ、ヤマガラ
昨日の続きで、今日は山の水場に現れたエナガとカラの仲間たちをご紹介します。
最初はエナガ(Long-tailed tit)です。エナガはユーラシア大陸の中緯度地方を中心にヨーロッパから中央アジア、日本まで広く分布し、日本では九州以北に留鳥または漂鳥として生息しています。
幼鳥たちは水浴びが大好きなようで何度も顔を見せてくれました。エナガの幼鳥は顔が黒褐色で背の両側と肩羽は褐色味が強く、瞼が赤いのが特徴です。



次はシジュウカラ(Japanese tit)です。シジュウカラは日本や韓国を含む東アジア、ロシア極東に分布し、日本では4亜種が留鳥として周年生息しています。
水浴びにやって来たシジュウカラの幼鳥。成鳥に比べ色が淡く、白い頬は側胸につながり、胸のネクタイは細く、頬や体下面は少し黄色味を帯びています。


次はコガラ(Willow tit)です。コガラはユーラシア大陸中緯度地域を中心に広くに分布し、日本では北海道、本州、四国、九州に周年生息し、本州以南では山地から亜高山帯の森林内に生息しています。
水浴びにやって来たコガラ。


次はヒガラ(Coal tit)です。ヒガラはユーラシア大陸の広範囲にかけてとアフリカ北部のアルジェリア、チュニジア、モロッコおよび日本、台湾に分布し、日本では北海道、本州、四国、九州(屋久島まで)に周年生息しています。
水場に降りてきたヒガラ。光線が強すぎて見づらい写真ですが・・・


最後はヤマガラ(Varied tit)です。ヤマガラは日本、韓国、北朝鮮、台湾に分布し、日本では留鳥または漂鳥として平地から山地の林に生息しています。
水浴びにやって来たヤマガラの幼鳥。成鳥に比べ胸の黒帯は薄く、全体に淡色気味です。


昨日に続き、山の水場にやって来たエナガとカラ類の鳥たちをご紹介しましたが、この時期、今年生まれの幼鳥たちも頻繁に顔を見せてくれ、ハイタカのせいで静かだった水場を少しばかり賑やかにしてくれました・・・
ご訪問ありがとうございました。

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最初はエナガ(Long-tailed tit)です。エナガはユーラシア大陸の中緯度地方を中心にヨーロッパから中央アジア、日本まで広く分布し、日本では九州以北に留鳥または漂鳥として生息しています。
幼鳥たちは水浴びが大好きなようで何度も顔を見せてくれました。エナガの幼鳥は顔が黒褐色で背の両側と肩羽は褐色味が強く、瞼が赤いのが特徴です。



次はシジュウカラ(Japanese tit)です。シジュウカラは日本や韓国を含む東アジア、ロシア極東に分布し、日本では4亜種が留鳥として周年生息しています。
水浴びにやって来たシジュウカラの幼鳥。成鳥に比べ色が淡く、白い頬は側胸につながり、胸のネクタイは細く、頬や体下面は少し黄色味を帯びています。


次はコガラ(Willow tit)です。コガラはユーラシア大陸中緯度地域を中心に広くに分布し、日本では北海道、本州、四国、九州に周年生息し、本州以南では山地から亜高山帯の森林内に生息しています。
水浴びにやって来たコガラ。


次はヒガラ(Coal tit)です。ヒガラはユーラシア大陸の広範囲にかけてとアフリカ北部のアルジェリア、チュニジア、モロッコおよび日本、台湾に分布し、日本では北海道、本州、四国、九州(屋久島まで)に周年生息しています。
水場に降りてきたヒガラ。光線が強すぎて見づらい写真ですが・・・


最後はヤマガラ(Varied tit)です。ヤマガラは日本、韓国、北朝鮮、台湾に分布し、日本では留鳥または漂鳥として平地から山地の林に生息しています。
水浴びにやって来たヤマガラの幼鳥。成鳥に比べ胸の黒帯は薄く、全体に淡色気味です。


昨日に続き、山の水場にやって来たエナガとカラ類の鳥たちをご紹介しましたが、この時期、今年生まれの幼鳥たちも頻繁に顔を見せてくれ、ハイタカのせいで静かだった水場を少しばかり賑やかにしてくれました・・・
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水場の鳥たち・・・ミソサザイ、オオルリ、ビンズイ、ソウシチョウ
昨日の続きで、今日は同じく山の水場にやってきた鳥たちをご紹介します。
最初はミソサザイ(Eurasian wren)です。ミソサザイはヨーロッパ、アフリカ北部、西アジア、中央アジアからロシア極東部、東南アジア北部、中国、台湾、朝鮮半島、日本にかけてと北アメリカ西部および東部で繁殖し、北方で繁殖した個体は冬季南方へ渡るとされ、日本では留鳥として大隅諸島以北に周年生息しています。
ミソサザイは水浴びが大好きなようで、何度となく姿を見せてくれました。




次は一度だけ姿を見せてくれたオオルリ(Blue-and-white flycatcher)のメスです。オオルリは中国東北部、ウスリー、朝鮮半島や日本で繁殖し、インドシナ半島から大スンダ列島、フィリピンなどに渡って越冬。日本へは夏鳥として4月下旬ごろに渡来し、南西諸島を除く北海道から九州までの全国各地で繁殖し10月ごろまで見られるようです。
この日、結局オスのほうは現れてくれず、見られたのはこのメスだけでした。


次はビンズイ(Olive-backed Pipit)です。ビンズイは西シベリアからロシア極東、サハリン、朝鮮半島、中国東北部にかけてとヒマラヤ付近で繁殖し、冬季はインドや東南アジア、フィリピン、台湾などの温暖な地域に渡り越冬。日本では漂鳥または夏鳥として四国以北の山地で繁殖し冬は暖地に移動。西日本での繁殖は局地的で、北海道や本州北部では平地でも繁殖するようです。
ビンズイも水浴びが大好きなようで、何度となく姿を見せてくれました。



次はソウシチョウ(Red-billed leiothrix)です。ソウシチョウはインド北部、中国南部、ベトナム北部、ミャンマー北部に自然分布。日本、ハワイ等では移入された外来種で、留鳥として全国各地に勢力範囲を広げているようです。なお、ソウシチョウの名前の由来ですが、番のオスとメスを分けてしまうとお互いに鳴き交わしをするため、相思鳥の名がついたと言われています。


今日は山の水場に現れた鳥たちをご紹介しましたが、それにしてもハイタカの影響は大きく、これら小鳥より大きなツグミ類などはまったく姿を見せてくれませんでした・・・
ご訪問ありがとうございました。

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最初はミソサザイ(Eurasian wren)です。ミソサザイはヨーロッパ、アフリカ北部、西アジア、中央アジアからロシア極東部、東南アジア北部、中国、台湾、朝鮮半島、日本にかけてと北アメリカ西部および東部で繁殖し、北方で繁殖した個体は冬季南方へ渡るとされ、日本では留鳥として大隅諸島以北に周年生息しています。
ミソサザイは水浴びが大好きなようで、何度となく姿を見せてくれました。




次は一度だけ姿を見せてくれたオオルリ(Blue-and-white flycatcher)のメスです。オオルリは中国東北部、ウスリー、朝鮮半島や日本で繁殖し、インドシナ半島から大スンダ列島、フィリピンなどに渡って越冬。日本へは夏鳥として4月下旬ごろに渡来し、南西諸島を除く北海道から九州までの全国各地で繁殖し10月ごろまで見られるようです。
この日、結局オスのほうは現れてくれず、見られたのはこのメスだけでした。


次はビンズイ(Olive-backed Pipit)です。ビンズイは西シベリアからロシア極東、サハリン、朝鮮半島、中国東北部にかけてとヒマラヤ付近で繁殖し、冬季はインドや東南アジア、フィリピン、台湾などの温暖な地域に渡り越冬。日本では漂鳥または夏鳥として四国以北の山地で繁殖し冬は暖地に移動。西日本での繁殖は局地的で、北海道や本州北部では平地でも繁殖するようです。
ビンズイも水浴びが大好きなようで、何度となく姿を見せてくれました。



次はソウシチョウ(Red-billed leiothrix)です。ソウシチョウはインド北部、中国南部、ベトナム北部、ミャンマー北部に自然分布。日本、ハワイ等では移入された外来種で、留鳥として全国各地に勢力範囲を広げているようです。なお、ソウシチョウの名前の由来ですが、番のオスとメスを分けてしまうとお互いに鳴き交わしをするため、相思鳥の名がついたと言われています。


今日は山の水場に現れた鳥たちをご紹介しましたが、それにしてもハイタカの影響は大きく、これら小鳥より大きなツグミ類などはまったく姿を見せてくれませんでした・・・
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水場にやって来たハイタカ(2)
昨日の続きで、今日はハイタカの水浴びシーンをご紹介します。
突然やってきたのは水浴びしたいからでした。そして湧き水の場所で身をかがめ・・・


水浴びを始めました。

水浴びを終えると、周りの様子を伺い・・・


一度、上の倒木に上がりましたが・・・

再び水場に降り立ち

水浴びを始めました。面白いポーズをしたハイタカ。


水浴びを終えたハイタカ。

背中側からも・・・

今回、ハイタカのせいでお目当てのツグミ類は見ることができませんでしたが、その代わりに当のハイタカがしっかり目を楽しませてくれました・・・
ご訪問ありがとうございました。

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突然やってきたのは水浴びしたいからでした。そして湧き水の場所で身をかがめ・・・


水浴びを始めました。

水浴びを終えると、周りの様子を伺い・・・


一度、上の倒木に上がりましたが・・・

再び水場に降り立ち

水浴びを始めました。面白いポーズをしたハイタカ。


水浴びを終えたハイタカ。

背中側からも・・・

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水場にやって来たハイタカ(1)
毎日暑い日が続いていますが、避暑を兼ね久し振りに涼しい山の水場を訪れました。しかし、そこではハイタカの幼鳥と思われるキィーキィーという鳴き声が絶えず聞こえており、恐れをなしたお目当ての鳥たちは出てきてくれませんでした。
そしてお目当ての鳥の代わりにやって来たのは何とハイタカ(Sparrowhawk)のメスでした。ハイタカはユーラシア大陸の温帯から亜寒帯にかけての広い地域に分布し、日本では多くは本州以北に留鳥として分布し、一部は冬期に暖地に移動するようです。
突然、倒木にやってきたハイタカのメス。ハイタカとは言えさすが猛禽、周りの様子を伺う様は迫力満点でした。





水場に降りようとするハイタカ。餌を獲った直後なのか素嚢が大きく振らんでいました。


そして水場に降り立ちました。羽根を広げるとやはり迫力があります。


水浴びの態勢に入ったハイタカ。

今日は山で突然出会ったハイタカのメスをご紹介しましたが、まさかこんな所で見られるとは思っていなかっただけに、突然の出会いに息を殺してシャッターを押していました。この続きは明日またご紹介します・・・
ご訪問ありがとうございました。

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突然、倒木にやってきたハイタカのメス。ハイタカとは言えさすが猛禽、周りの様子を伺う様は迫力満点でした。





水場に降りようとするハイタカ。餌を獲った直後なのか素嚢が大きく振らんでいました。


そして水場に降り立ちました。羽根を広げるとやはり迫力があります。


水浴びの態勢に入ったハイタカ。

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カッコウ
遠征の帰り道、イヌワシを撮ろうと有名な山に立ち寄りましたが、その日はあいにくと朝から小雨模様とガス。午前中は少しガスの切れる時間帯もありましたが、お昼頃から再び雨。そんな訳で今回は諦めて帰ってきました。
という訳で、今日はイヌワシを待つ間、近くに飛んできたカッコウ(Common cuckoo)をご紹介します。カッコウはユーラシア大陸とアフリカで広く繁殖。日本には夏鳥として5月ごろに飛来しますが、托卵を行うことで知られており、本種はオオヨシキリ、ホオジロ、モズ等の巣に托卵することが多いようです。
枯れ木の先端にとまったカッコウ。当地のカッコウですが、道路脇ではたくさんのホオジロを見かけたことから恐らくホオジロに托卵しているものと思われます。





その後飛び立ち、少し離れた小木にとまりました。

餌となる虫を捕っているのでしょうか、小木の中で羽を広げて動き回っていました。




今日はイヌワシを待つ間、近くに飛んできたカッコウをご紹介しましたが、カッコウの仲間が托卵をする理由は未だ完全には解明されていないそうですが、他種に托卵(種間托卵)する鳥は体温変動が大きい傾向があり、体温変動の少ない他種に抱卵してもらった方が繁殖に有利になりやすいのではないかという説が有力だそうです。鳥には鳥のいろいろな事情があるのですね・・・
ご訪問ありがとうございました。

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枯れ木の先端にとまったカッコウ。当地のカッコウですが、道路脇ではたくさんのホオジロを見かけたことから恐らくホオジロに托卵しているものと思われます。





その後飛び立ち、少し離れた小木にとまりました。

餌となる虫を捕っているのでしょうか、小木の中で羽を広げて動き回っていました。




今日はイヌワシを待つ間、近くに飛んできたカッコウをご紹介しましたが、カッコウの仲間が托卵をする理由は未だ完全には解明されていないそうですが、他種に托卵(種間托卵)する鳥は体温変動が大きい傾向があり、体温変動の少ない他種に抱卵してもらった方が繁殖に有利になりやすいのではないかという説が有力だそうです。鳥には鳥のいろいろな事情があるのですね・・・
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ブッポウソウ(飛翔)
昨日に続き、今日はブッポウソウの飛翔写真のいくつかをご紹介します。
巣箱の雛に餌を与えた後、巣箱から飛び立つブッポウソウ。青色光沢の胴体に鮮やかな赤橙色の嘴と脚、初列風切の白い斑紋が美しく、見ていて飽きません。


飛翔時の写真は迫力がありますね・・・



同じようなポーズばかりですが・・・










今日はブッポウソウの飛翔時の写真をご紹介しましたが、飛翔時の写真は迫力がありついついたくさん貼り付けてしまいました・・・
ご訪問ありがとうございました。

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飛翔時の写真は迫力がありますね・・・



同じようなポーズばかりですが・・・










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