カナダの鳥・・・ユキヒメドリ、ホシワキアカトウヒチョウ
カナダシリーズの続きで、今日は何れも頭の黒いホオジロ科の鳥、ユキヒメドリとホシワキアカトウヒチョウをご紹介します。
最初はユキヒメドリです。
ユキヒメドリ(Dark-eyed Junco)は北アメリカ北部、カナダで繁殖し、冬季は北アメリカ、メキシコで越冬するホオジロ科の鳥で、日本では迷鳥として2004年に埼玉県で観察されていますが、一部で輸入されていることから籠脱けの可能性も指摘されているようです。
ホテル近くの池の畔に現れたユキヒメドリ。頭部から胸は灰黒色で、背、雨覆に褐色味が残ることから夏羽に換羽中の個体と思われます。




次は滞在中何度も目にしたホシワキアカトウヒチョウです。
ホシワキアカトウヒチョウ(Spotted Towhee)は北アメリカ、カナダ、メキシコに分布するホオジロ科の鳥で、脇腹が赤茶色で背面には白色の斑点模様があることから、このような名前が付けられたものと思われます。
頭部、胸、背面、尾羽が暗黒色のホシワキアカトウヒチョウのオス。(メスでは褐色)


眼が赤いのもホシワキアカトウヒチョウの特徴です。



今日は何れも頭の黒いホオジロ科の鳥、ユキヒメドリとホシワキアカトウヒチョウをご紹介しましたが、中でもユキヒメドリについては日本でも観察例があるだけに、今度はぜひ日本でも見てみたいものです・・・
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最初はユキヒメドリです。
ユキヒメドリ(Dark-eyed Junco)は北アメリカ北部、カナダで繁殖し、冬季は北アメリカ、メキシコで越冬するホオジロ科の鳥で、日本では迷鳥として2004年に埼玉県で観察されていますが、一部で輸入されていることから籠脱けの可能性も指摘されているようです。
ホテル近くの池の畔に現れたユキヒメドリ。頭部から胸は灰黒色で、背、雨覆に褐色味が残ることから夏羽に換羽中の個体と思われます。




次は滞在中何度も目にしたホシワキアカトウヒチョウです。
ホシワキアカトウヒチョウ(Spotted Towhee)は北アメリカ、カナダ、メキシコに分布するホオジロ科の鳥で、脇腹が赤茶色で背面には白色の斑点模様があることから、このような名前が付けられたものと思われます。
頭部、胸、背面、尾羽が暗黒色のホシワキアカトウヒチョウのオス。(メスでは褐色)


眼が赤いのもホシワキアカトウヒチョウの特徴です。



今日は何れも頭の黒いホオジロ科の鳥、ユキヒメドリとホシワキアカトウヒチョウをご紹介しましたが、中でもユキヒメドリについては日本でも観察例があるだけに、今度はぜひ日本でも見てみたいものです・・・
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カナダの鳥・・・ミヤマシトド
昨日の続きで、今日は同じくホオジロ科の鳥、ミヤマシトドをご紹介します。
ミヤマシトド(White-crowned sparrow)はアラスカ、カナダ、アメリカ北部と西部で繁殖し、冬季はアメリカ南西部からメキシコに渡り越冬するほか、アメリカ西部では周年生息することが知られています。日本では迷鳥として北海道、本州、飛島、舳倉島、四国、見島、九州で記録があるようです。
滞在中、何度も目にしたミヤマシトド。頭央線、眉斑の白色と、頭側線、眼から後方の過眼線の黒色、頬以下の体下面の灰色との対比が鮮やかです。




枝止まりのミヤマシトド。


恋の季節なのか、美しい歌声で囀りを始めました・・・

一昨年、都内の公園にもやって来たミヤマシトドですが、ここカナダは繁殖地でもあり、滞在中何度となく出会うことができました。グレーの頬に白黒模様のコントラストが美しいミヤマシトドは一度見たら忘れられません・・・
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ミヤマシトド(White-crowned sparrow)はアラスカ、カナダ、アメリカ北部と西部で繁殖し、冬季はアメリカ南西部からメキシコに渡り越冬するほか、アメリカ西部では周年生息することが知られています。日本では迷鳥として北海道、本州、飛島、舳倉島、四国、見島、九州で記録があるようです。
滞在中、何度も目にしたミヤマシトド。頭央線、眉斑の白色と、頭側線、眼から後方の過眼線の黒色、頬以下の体下面の灰色との対比が鮮やかです。




枝止まりのミヤマシトド。


恋の季節なのか、美しい歌声で囀りを始めました・・・

一昨年、都内の公園にもやって来たミヤマシトドですが、ここカナダは繁殖地でもあり、滞在中何度となく出会うことができました。グレーの頬に白黒模様のコントラストが美しいミヤマシトドは一度見たら忘れられません・・・
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カナダの鳥・・・サバンナシトド
カナダシリーズの続きで、今日は昨日と同じくホオジロ科の仲間、サバンナシトドをご紹介します。
サバンナシトド(Savannah Sparrow)はアラスカ、カナダ、アメリカ北部、中部とメキシコ北西部、中部からグアテマラ南西部で繁殖し、北アメリカ中部以北で繁殖した個体は冬季、アメリカ西部からメキシコ、中央アメリカ、西インド諸島などに渡り越冬。日本では稀な冬鳥として北海道、本州、舳倉島、四国、九州、沖縄で記録があるようです。
ツアー最終日、ようやく出会えたサバンナシトド。全身淡褐色で、頭側線、過眼線、頬線は黒褐色で、眉斑はやや黄色味を帯びています。



枝止まりのサバンナシトド。


低木に乗っていたサバンナシトド。


恋の季節なのか、美しい声で囀りを始めました・・・



こちらも囀りのシーンです・・・

昨年は二度の国内遠征でようやく目にすることのできたサバンナシトドですが、今回のツアーでも最終日になりようやく出会うことができました。そういう意味では私にとってサバンナシトドは簡単には見れない鳥だったのかも知れません・・・
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サバンナシトド(Savannah Sparrow)はアラスカ、カナダ、アメリカ北部、中部とメキシコ北西部、中部からグアテマラ南西部で繁殖し、北アメリカ中部以北で繁殖した個体は冬季、アメリカ西部からメキシコ、中央アメリカ、西インド諸島などに渡り越冬。日本では稀な冬鳥として北海道、本州、舳倉島、四国、九州、沖縄で記録があるようです。
ツアー最終日、ようやく出会えたサバンナシトド。全身淡褐色で、頭側線、過眼線、頬線は黒褐色で、眉斑はやや黄色味を帯びています。



枝止まりのサバンナシトド。


低木に乗っていたサバンナシトド。


恋の季節なのか、美しい声で囀りを始めました・・・



こちらも囀りのシーンです・・・

昨年は二度の国内遠征でようやく目にすることのできたサバンナシトドですが、今回のツアーでも最終日になりようやく出会うことができました。そういう意味では私にとってサバンナシトドは簡単には見れない鳥だったのかも知れません・・・
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カナダの鳥・・・キガシラシトド
カナダシリーズの続きで、今日は滞在中何度も出会ったキガシラシトドをご紹介します。
キガシラシトド(Golden-crowned Sparrow)はアラスカ、カナダ西北部から中部で繁殖し、冬季にはアメリカ西部に渡り越冬。日本では迷鳥として北海道、本州、粟島、佐渡、舳倉島で記録があるようです。
自然公園の遊歩道に現れた夏羽のキガシラシトド。名前のように頭頂が黄色で、額から頭側線は黒色、頬から喉は灰色です。

胸以下の体下面は褐色味を帯びた灰色です。




枝止まりのキガシラシトド。

こちらは夏羽に換羽中の個体。頭部の黄色の羽毛が出始めています。


キガシラシトドは以前、関東でも夏羽に換羽中の個体を見たことはありますが、さすが繁殖地であるカナダ、今回はすっかり夏羽に換羽した美しい個体を見ることができました・・・
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キガシラシトド(Golden-crowned Sparrow)はアラスカ、カナダ西北部から中部で繁殖し、冬季にはアメリカ西部に渡り越冬。日本では迷鳥として北海道、本州、粟島、佐渡、舳倉島で記録があるようです。
自然公園の遊歩道に現れた夏羽のキガシラシトド。名前のように頭頂が黄色で、額から頭側線は黒色、頬から喉は灰色です。

胸以下の体下面は褐色味を帯びた灰色です。




枝止まりのキガシラシトド。

こちらは夏羽に換羽中の個体。頭部の黄色の羽毛が出始めています。


キガシラシトドは以前、関東でも夏羽に換羽中の個体を見たことはありますが、さすが繁殖地であるカナダ、今回はすっかり夏羽に換羽した美しい個体を見ることができました・・・
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カナダの鳥・・・ウタスズメ、ゴマフスズメ、イエスズメ
カナダシリーズの続きで、今日はスズメと名のつく3種をご紹介します。
最初は滞在中何度も目にしたウタスズメです。
ウタスズメ(Song sparrow)は北アメリカ、カナダで繁殖し、冬季は北アメリカ南部、メキシコで越冬するホオジロ科の鳥で、日本では迷鳥として2007年に山口県見島で1例記録があるのみです。
自然公園の遊歩道に出てきたウタスズメ。頭側線、眼の後方、翼、尾は茶褐色で、汚白色の体下面に黒褐色の縦斑が特徴です。


枝止まりのウタスズメ。



次は同じくホオジロ科のゴマフスズメです。
ゴマフスズメ(Fox sparrow)は北アメリカの北部、西部、カナダ、アリューシャン列島で繁殖し、冬季は北アメリカの南部からメキシコ北部へ移動し越冬。日本では迷鳥として1935年に栃木県、1985年に北海道で記録されています。
自然公園の遊歩道に出てきたゴマフスズメ。頭部から体上面は灰褐色で、腮から体下面は白色で顎線、胸、脇に灰褐色の斑が密集しています。和名はこのゴマフ状の斑から名付けられたようです。




最後はスズメ科の鳥、イエスズメです。
イエスズメ(House sparrow)は南極を除く全大陸に分布する汎存種で、世界一分布域の広い鳥類として知られていますが、東アジアは分布の空白域になっており、朝鮮半島、日本、台湾、フィリピン、インドネシアには自然分布していません。日本では迷鳥として北海道、利尻島、天売島、舳倉島、見島で記録があり、利尻島ではスズメと交雑し繁殖した記録があるようです。
自然公園で目にしたイエスズメのオス。スズメとよく似ていますが、額から後頸が灰色で眼の後方の小さい白斑が特徴です。



今日はスズメと名のつく3種をご紹介しましたが、何れも日本では滅多に見ることのできない迷鳥ばかりですが、ここバンクーバーではごく普通に見られるようで、そういう意味ではちょっとあっけない出会いとなりました・・・
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最初は滞在中何度も目にしたウタスズメです。
ウタスズメ(Song sparrow)は北アメリカ、カナダで繁殖し、冬季は北アメリカ南部、メキシコで越冬するホオジロ科の鳥で、日本では迷鳥として2007年に山口県見島で1例記録があるのみです。
自然公園の遊歩道に出てきたウタスズメ。頭側線、眼の後方、翼、尾は茶褐色で、汚白色の体下面に黒褐色の縦斑が特徴です。


枝止まりのウタスズメ。



次は同じくホオジロ科のゴマフスズメです。
ゴマフスズメ(Fox sparrow)は北アメリカの北部、西部、カナダ、アリューシャン列島で繁殖し、冬季は北アメリカの南部からメキシコ北部へ移動し越冬。日本では迷鳥として1935年に栃木県、1985年に北海道で記録されています。
自然公園の遊歩道に出てきたゴマフスズメ。頭部から体上面は灰褐色で、腮から体下面は白色で顎線、胸、脇に灰褐色の斑が密集しています。和名はこのゴマフ状の斑から名付けられたようです。




最後はスズメ科の鳥、イエスズメです。
イエスズメ(House sparrow)は南極を除く全大陸に分布する汎存種で、世界一分布域の広い鳥類として知られていますが、東アジアは分布の空白域になっており、朝鮮半島、日本、台湾、フィリピン、インドネシアには自然分布していません。日本では迷鳥として北海道、利尻島、天売島、舳倉島、見島で記録があり、利尻島ではスズメと交雑し繁殖した記録があるようです。
自然公園で目にしたイエスズメのオス。スズメとよく似ていますが、額から後頸が灰色で眼の後方の小さい白斑が特徴です。



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カナダの鳥・・・コマツグミ、ムナオビツグミ
カナダシリーズの続きで、今日は北アメリカではごく普通に見られるコマツグミと、これまた北アメリカに生息するムナオビツグミをご紹介します。
最初jはコマツグミです。
コマツグミ(American Robin)は北はカナダから南は中米のグアテマラまで広く分布し、都市公園や庭にも頻繁に現れるためバーダーはもちろん、多くの人々に親しまれている鳥だそうです。
公園の草地で餌(ミミズなど)を探していたコマツグミのオス。頭が黒く、背中の色とアイリングの色を除くとアカコッコに大変よく似ていました。(アカコッコは背中がオリーブ褐色でアイリングは黄色)




こちらは若いオスでしょうか? 頭から喉にかけて黒色が少し薄いようです・・・

こちらは全体的に色が薄いコマツグミのメス。



次はムナオビツグミです。
ムナオビツグミ(Varied thrush)はコマツグミ同様、北アメリカで生息するツグミの一種で、和名のように胸に太い黒帯があることから名付けられています。
ほんの一瞬だけとまってくれたムナオビツグミのオス。残念ながらすぐに飛び去ってしまいました・・・

今日は共に北アメリカではポピュラーな鳥、コマツグミとムナオビツグミをご紹介しましたが、中でもコマツグミはその名を「American Robin」というようにアメリカを代表する鳥のようで、大変親しみを感じる鳥でした・・・
ご訪問ありがとうございました。
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最初jはコマツグミです。
コマツグミ(American Robin)は北はカナダから南は中米のグアテマラまで広く分布し、都市公園や庭にも頻繁に現れるためバーダーはもちろん、多くの人々に親しまれている鳥だそうです。
公園の草地で餌(ミミズなど)を探していたコマツグミのオス。頭が黒く、背中の色とアイリングの色を除くとアカコッコに大変よく似ていました。(アカコッコは背中がオリーブ褐色でアイリングは黄色)




こちらは若いオスでしょうか? 頭から喉にかけて黒色が少し薄いようです・・・

こちらは全体的に色が薄いコマツグミのメス。



次はムナオビツグミです。
ムナオビツグミ(Varied thrush)はコマツグミ同様、北アメリカで生息するツグミの一種で、和名のように胸に太い黒帯があることから名付けられています。
ほんの一瞬だけとまってくれたムナオビツグミのオス。残念ながらすぐに飛び去ってしまいました・・・

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カナダの鳥・・・アカフトオハチドリ
昨日に続き、今日も同じくハチドリの仲間、アカフトオハチドリをご紹介します。
アカフトオハチドリ(Rufous Hummingbird)は北アメリカ西部から南部に生息する体長7~9cmの小型のハチドリで、名前のようにオスでは全身が赤茶色をしたハチドリです。
水際の細枝にとまっていたアカフトオハチドリのオス。

被写体との角度によって喉から頸にかけての部分が金属光沢の美しい黄金色に変化します・・・


正面を向くと黄金色の範囲が更に大きくなりました・・・





昨日のアンナハチドリに続き、今日も羽色が大きく変化するアカフトオハチドリをご紹介しましたが、このような金属光沢の羽毛を持つ鳥たちに共通する羽色の変化は、まさに自然の芸術とも言えるものだと思います・・・
ご訪問ありがとうございました。
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アカフトオハチドリ(Rufous Hummingbird)は北アメリカ西部から南部に生息する体長7~9cmの小型のハチドリで、名前のようにオスでは全身が赤茶色をしたハチドリです。
水際の細枝にとまっていたアカフトオハチドリのオス。

被写体との角度によって喉から頸にかけての部分が金属光沢の美しい黄金色に変化します・・・


正面を向くと黄金色の範囲が更に大きくなりました・・・





昨日のアンナハチドリに続き、今日も羽色が大きく変化するアカフトオハチドリをご紹介しましたが、このような金属光沢の羽毛を持つ鳥たちに共通する羽色の変化は、まさに自然の芸術とも言えるものだと思います・・・
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カナダの鳥・・・アンナハチドリ
カナダシリーズの続きで、今日は滞在中、何度も目にしたアンナハチドリをご紹介します。
アンナハチドリ(Anna's hummingbird)は北アメリカ西海岸に生息する体長10~11cm程のハチドリで、オスでは頭から頸にかけて美しいバラ色に変化することで知られています。
細枝にとまっていたアンナハチドリのオス。普段はこのように頭から頸にかけてインク色をしていますが・・・


この写真では前頭部に少しバラ色が見られます。

この写真で頸の辺りにかなりはっきりしたバラ色が・・・

こちらは後頭部から頸の辺りがかなり広範囲に変化しています。

飛び出したところ。頸から上が美しいバラ色に変化しました。とても同じハチドリとは思えません・・・

こちらは頭部が黄緑色をしたアンナハチドリのメス。花の蜜を吸いにきました・・・


今日は羽色が劇的に変化するアンナハチドリをご紹介しましたが、このような変化は目(レンズ)と被写体との角度によって変化するそうで、中でもハチドリの羽色の変化はまさに「光の芸術」とも言えるのではないでしょうか・・・
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アンナハチドリ(Anna's hummingbird)は北アメリカ西海岸に生息する体長10~11cm程のハチドリで、オスでは頭から頸にかけて美しいバラ色に変化することで知られています。
細枝にとまっていたアンナハチドリのオス。普段はこのように頭から頸にかけてインク色をしていますが・・・


この写真では前頭部に少しバラ色が見られます。

この写真で頸の辺りにかなりはっきりしたバラ色が・・・

こちらは後頭部から頸の辺りがかなり広範囲に変化しています。

飛び出したところ。頸から上が美しいバラ色に変化しました。とても同じハチドリとは思えません・・・

こちらは頭部が黄緑色をしたアンナハチドリのメス。花の蜜を吸いにきました・・・


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カナダの鳥・・・セジロコゲラ
カナダシリーズの続きで、今日も北アメリカのキツツキ、セジロコゲラをご紹介します。
セジロコゲラ(Downy woodpecker)はカナダ南部からアメリカにかけて分布する北アメリカで一番小さなキツツキ(体長15~17cm)で、和名のように背中の大きな白斑に特徴があります。
餌を探しながら木をよじ登っていた後頭部に赤色斑があるセジロコゲラのオス。餌は樹皮に穴をあけるアリやその他の昆虫類がメインだそうです。



こちらは頭部に赤色斑が見られないセジロコゲラのメス。



今日は北アメリカで最も小さなキツツキ、セジロコゲラをご紹介しましたが、茶褐色の日本のコゲラとは異なり、むしろ黒白模様のコアカゲラを彷彿とさせる魅力的な小型キツツキでした・・・
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餌を探しながら木をよじ登っていた後頭部に赤色斑があるセジロコゲラのオス。餌は樹皮に穴をあけるアリやその他の昆虫類がメインだそうです。



こちらは頭部に赤色斑が見られないセジロコゲラのメス。



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カナダの鳥・・・ハシボソキツツキ
カナダシリーズの続きで、今日はこちらもアメリカ大陸を代表するキツツキ、ハシボソキツツキをご紹介します。
ハシボソキツツキ(Northern flicker)は北米、中央アメリカ、キューバ、ケイマン諸島に分布する体長約33cmの中型のキツツキで、和名のように長くて細い嘴を持った美しいキツツキでした。
公園の草地で餌を啄ばんでいたハシボソキツツキのメス。胸の太い黒帯が印象的です・・・




こちらはその近くにとまっていたハシボソキツツキのオス。オスでは写真のように顎の辺りに帯状の赤色斑が見られます。



暫く見ていると、突然オスが別の木に飛び移り、けたたましい鳴き声とともに愛の営みが始まりました。

羽根を広げると翼の赤色部分がとてもきれいでした・・・


今日はアメリカ大陸を代表するキツツキ、ハシボソキツツキをご紹介しましたが、昨日のエボシクマゲラ同様、今日のハシボソキツツキもまた、ともに存在感を感じさせるキツツキでした・・・
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ハシボソキツツキ(Northern flicker)は北米、中央アメリカ、キューバ、ケイマン諸島に分布する体長約33cmの中型のキツツキで、和名のように長くて細い嘴を持った美しいキツツキでした。
公園の草地で餌を啄ばんでいたハシボソキツツキのメス。胸の太い黒帯が印象的です・・・




こちらはその近くにとまっていたハシボソキツツキのオス。オスでは写真のように顎の辺りに帯状の赤色斑が見られます。



暫く見ていると、突然オスが別の木に飛び移り、けたたましい鳴き声とともに愛の営みが始まりました。

羽根を広げると翼の赤色部分がとてもきれいでした・・・


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カナダの鳥・・・エボシクマゲラ
カナダシリーズの続きで、今日は北アメリカを代表するキツツキ、エボシクマゲラをご紹介します。
エボシクマゲラ(Pileated Woodpecker)はカナダやアメリカ東部・南部に分布する体長約42cmの大型のキツツキで、和名のように烏帽子のような真っ赤な冠羽が印象的な大変魅力的なキツツキでした。
森に響き渡る大きなドラミングの音を立てていたエボシクマゲラのオス。オスでは冠羽の赤色部分が前頭部から後頭部にかけてあるのに対し、メスでは後頭部だけです。


暫く同じ場所にとまっていましたが、突然飛び出しました。雨覆の部分が白いのが分かります・・・

こちらは別の森で目にしたエボシクマゲラのオス。みるみる間にどんどん上に登っていきました・・・



今日は北アメリカを代表するキツツキ、エボシクマゲラをご紹介しましたが、烏帽子型の真っ赤な冠羽を持ったエボシクマゲラは実に存在感があり、魅力たっぷりのキツツキでした・・・
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エボシクマゲラ(Pileated Woodpecker)はカナダやアメリカ東部・南部に分布する体長約42cmの大型のキツツキで、和名のように烏帽子のような真っ赤な冠羽が印象的な大変魅力的なキツツキでした。
森に響き渡る大きなドラミングの音を立てていたエボシクマゲラのオス。オスでは冠羽の赤色部分が前頭部から後頭部にかけてあるのに対し、メスでは後頭部だけです。


暫く同じ場所にとまっていましたが、突然飛び出しました。雨覆の部分が白いのが分かります・・・

こちらは別の森で目にしたエボシクマゲラのオス。みるみる間にどんどん上に登っていきました・・・



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カナダの鳥・・・ハイイロチュウヒ
カナダシリーズの続きで、今日は日本でも人気のハイイロチュウヒをご紹介します。
ハイイロチュウヒ(Hen harrier)は北アメリカ大陸北部やユーラシア大陸北部で繁殖し、冬季は北アメリカ大陸南部から南アメリカ大陸北部、アフリカ大陸北部、ユーラシア大陸中部に移動し越冬するほか、ヨーロッパでは周年生息。日本では越冬のために冬鳥として飛来しますが局地的であり、個体数はそれ程多くはありません。
草地の上空に現れたハイイロチュウヒのオス。全身に褐色味が残ることから若い個体と思われます。




急旋回し上面を見せてくれたハイイロチュウヒ。


こちらは草地を低空飛翔していたハイイロチュウヒのメス。全体的に暗灰褐色で腰の白色部分が顕著です・・・





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ハイイロチュウヒ(Hen harrier)は北アメリカ大陸北部やユーラシア大陸北部で繁殖し、冬季は北アメリカ大陸南部から南アメリカ大陸北部、アフリカ大陸北部、ユーラシア大陸中部に移動し越冬するほか、ヨーロッパでは周年生息。日本では越冬のために冬鳥として飛来しますが局地的であり、個体数はそれ程多くはありません。
草地の上空に現れたハイイロチュウヒのオス。全身に褐色味が残ることから若い個体と思われます。




急旋回し上面を見せてくれたハイイロチュウヒ。


こちらは草地を低空飛翔していたハイイロチュウヒのメス。全体的に暗灰褐色で腰の白色部分が顕著です・・・





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カナダの鳥・・・アカオノスリ
カナダシリーズの続きで、今日は北アメリカに分布しているアカオノスリをご紹介します。
アカオノスリ(Red-tailed hawk)はアラスカ南・東部、カナダ南部、アメリカ、メキシコ~パナマ西部、西インド諸島に分布し、名前のように赤茶色の尾羽が特徴のノスリです。
突然上空に現れたアカオノスリ。こうして見ると日本のノスリにも大変よく似ています・・




木に舞い降りたアカオノスリ。後ろから見ると赤茶色の尾羽がよく分かります・・・

飛び出しです。



求愛給餌でしょうか? こちらはネズミを咥えてやって来たオスと見られる個体。

今日は北アメリカに分布しているアカオノスリをご紹介しましたが、当地には相当数が生息しているようで、森林域を中心に滞在中何度も目にすることができました・・・
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アカオノスリ(Red-tailed hawk)はアラスカ南・東部、カナダ南部、アメリカ、メキシコ~パナマ西部、西インド諸島に分布し、名前のように赤茶色の尾羽が特徴のノスリです。
突然上空に現れたアカオノスリ。こうして見ると日本のノスリにも大変よく似ています・・




木に舞い降りたアカオノスリ。後ろから見ると赤茶色の尾羽がよく分かります・・・

飛び出しです。



求愛給餌でしょうか? こちらはネズミを咥えてやって来たオスと見られる個体。

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カナダの鳥・・・ハクトウワシ
カナダシリーズの続きで、今日は北アメリカの固有種で、アメリカ合衆国の国鳥として国章にも描かれているハクトウワシをご紹介します。
ハクトウワシ(Bald eagle)は北アメリカの固有種で、アメリカ、カナダ、メキシコに分布していますが、アメリカでは一時は乱獲や森林伐採、餌となる魚の農薬による汚染やポリ塩化ビフェニル(PCB) による汚染などにより分布域が縮小し、個体数も激減していたそうですが、継続的な保護活動により現在では個体数が順調に回復しているそうです。日本では迷鳥として2001年に南千島、国後島で幼鳥1羽が記録されています。ハクトウワシは体長が71~96cmあり、翼を広げると2mを上回る大型のワシで、体色は褐色ですが、名前の通り頭から肩の部分が白く、そのコントラストがとても鮮やかな猛禽でした。
青空のもと、上空を旋回していたハクトウワシ。さすが大型の猛禽、飛翔姿は迫力があります・・・





こちらは全身が褐色の斑点で覆われた幼鳥。成長と共に頭部の白さがはっきりとしてくるようです。

こちらは枝にとまっていたハクトウワシ。あいにくの曇り空で色合いが今一つですが・・・




こちらは海岸線で休んでいたハクトウワシ。

今日はアメリカ合衆国の国鳥で国章にも描かれているハクトウワシをご紹介しましたが、実際に見てみると白と褐色の対比が鮮やかで、まさに絵になる美しい猛禽でした・・・
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ハクトウワシ(Bald eagle)は北アメリカの固有種で、アメリカ、カナダ、メキシコに分布していますが、アメリカでは一時は乱獲や森林伐採、餌となる魚の農薬による汚染やポリ塩化ビフェニル(PCB) による汚染などにより分布域が縮小し、個体数も激減していたそうですが、継続的な保護活動により現在では個体数が順調に回復しているそうです。日本では迷鳥として2001年に南千島、国後島で幼鳥1羽が記録されています。ハクトウワシは体長が71~96cmあり、翼を広げると2mを上回る大型のワシで、体色は褐色ですが、名前の通り頭から肩の部分が白く、そのコントラストがとても鮮やかな猛禽でした。
青空のもと、上空を旋回していたハクトウワシ。さすが大型の猛禽、飛翔姿は迫力があります・・・





こちらは全身が褐色の斑点で覆われた幼鳥。成長と共に頭部の白さがはっきりとしてくるようです。

こちらは枝にとまっていたハクトウワシ。あいにくの曇り空で色合いが今一つですが・・・




こちらは海岸線で休んでいたハクトウワシ。

今日はアメリカ合衆国の国鳥で国章にも描かれているハクトウワシをご紹介しましたが、実際に見てみると白と褐色の対比が鮮やかで、まさに絵になる美しい猛禽でした・・・
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カナダの鳥・・・オビハシカモメ(クロワカモメ)
昨日の続きで、今日は日本では迷鳥のオビハシカモメ(クロワカモメ)をご紹介します。
オビハシカモメ(Ring-billed Gull)はカナダ南東部から中部、アメリカ北部一帯で繁殖し、冬季はアメリカ西海岸からメキシコ、アメリカ東海岸一帯で越冬。日本では迷鳥として2002年以降、同一個体が関東の港に渡来しています。カモメに似ていますが少し大きく、嘴は太く、名前の通り嘴先端に環状の黒斑があるのが最大の特徴です・
海岸の上空を飛翔していたオビハシカモメ。何か獲物を咥えているようです・・・

飛翔時にも嘴先端の環状の黒斑を確認することができました。




その後、近くの杭の上にとまってくれました。上面はカモメよりやや淡いですね・・・

更に近くから撮影。どうやら人慣れしているようです・・・

今日は日本では迷鳥のオビハシカモメ(クロワカモメ)をご紹介しましたが、この日は至近距離での撮影のほか、美しい飛翔姿まで撮ることができ、大満足でホテルに戻りました・・・
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オビハシカモメ(Ring-billed Gull)はカナダ南東部から中部、アメリカ北部一帯で繁殖し、冬季はアメリカ西海岸からメキシコ、アメリカ東海岸一帯で越冬。日本では迷鳥として2002年以降、同一個体が関東の港に渡来しています。カモメに似ていますが少し大きく、嘴は太く、名前の通り嘴先端に環状の黒斑があるのが最大の特徴です・
海岸の上空を飛翔していたオビハシカモメ。何か獲物を咥えているようです・・・

飛翔時にも嘴先端の環状の黒斑を確認することができました。




その後、近くの杭の上にとまってくれました。上面はカモメよりやや淡いですね・・・

更に近くから撮影。どうやら人慣れしているようです・・・

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カナダの鳥・・・カリフォルニアカモメ、ワシカモメ
カナダシリーズの続きで、今日はカリフォルニアカモメとワシカモメをご紹介します。
最初はカリフォルニアカモメです。
カリフォルニアカモメ(California gull)はカナダ中部からアメリカ西部の内陸部で繁殖し、冬季はアメリカ西海岸で越冬。日本では迷鳥として1988年に神奈川県、1992年に千葉県で記録があるのみだそうです。特徴はセグロカモメとカモメの中間的な大きさで、羽色はセグロカモメに似ていますが、頭部が小さく胴体が長めであること、足が緑黄色であることで区別することができます。
ワシカモメの群れに1羽だけ混じっていたカリフォルニアカモメ。上記特徴を見てとることができます。

陸に近付き羽根を広げてくれました。初列風切が黒く、ワシカモメとは異なることが分かります。



こちらは別の場所で沖合に浮かんでいたカリフォルニアカモメ。

次はカナダではごく一般的に見られるワシカモメです。
ワシカモメ(Glaucous-winged gull)はシベリア東部、カムチャツカ半島、アラスカ北西の沿岸で繁殖し、非繁殖期は繁殖地付近に留まる個体と南下する個体に分かれ、アラスカで繁殖した個体は主にカリフォルニアの沿岸に渡り越冬します。日本では、冬鳥として主に北日本に渡来し、西日本では少ないようです。全長約65cmとセグロカモメより大きく、背や翼の上面は青灰色で初列風切は灰色、嘴は黄色で他のカモメ類と比べると大きく、下嘴の先端がややふくらんでおり赤い斑があるのが特徴です。
池の上空に飛んできたワシカモメ。

その後、池の畔の草地に着地しました。特徴であるピンクの足がよく確認できます。


横から見たワシカモメ。上記特徴を見てとることができます。

今日はカリフォルニアカモメとワシカモメをご紹介しましたが、訪れたバンクーバーで見られるカモメ類はほとんどがワシカモメとカモメであり、そんな中に少数混じっているカリフォルニアカモメを探すのは容易ではありません。そんな中、今回は有能なガイドさんのお陰で無事初見のカリフォルニアカモメを見ることができました・・・
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最初はカリフォルニアカモメです。
カリフォルニアカモメ(California gull)はカナダ中部からアメリカ西部の内陸部で繁殖し、冬季はアメリカ西海岸で越冬。日本では迷鳥として1988年に神奈川県、1992年に千葉県で記録があるのみだそうです。特徴はセグロカモメとカモメの中間的な大きさで、羽色はセグロカモメに似ていますが、頭部が小さく胴体が長めであること、足が緑黄色であることで区別することができます。
ワシカモメの群れに1羽だけ混じっていたカリフォルニアカモメ。上記特徴を見てとることができます。

陸に近付き羽根を広げてくれました。初列風切が黒く、ワシカモメとは異なることが分かります。



こちらは別の場所で沖合に浮かんでいたカリフォルニアカモメ。

次はカナダではごく一般的に見られるワシカモメです。
ワシカモメ(Glaucous-winged gull)はシベリア東部、カムチャツカ半島、アラスカ北西の沿岸で繁殖し、非繁殖期は繁殖地付近に留まる個体と南下する個体に分かれ、アラスカで繁殖した個体は主にカリフォルニアの沿岸に渡り越冬します。日本では、冬鳥として主に北日本に渡来し、西日本では少ないようです。全長約65cmとセグロカモメより大きく、背や翼の上面は青灰色で初列風切は灰色、嘴は黄色で他のカモメ類と比べると大きく、下嘴の先端がややふくらんでおり赤い斑があるのが特徴です。
池の上空に飛んできたワシカモメ。

その後、池の畔の草地に着地しました。特徴であるピンクの足がよく確認できます。


横から見たワシカモメ。上記特徴を見てとることができます。

今日はカリフォルニアカモメとワシカモメをご紹介しましたが、訪れたバンクーバーで見られるカモメ類はほとんどがワシカモメとカモメであり、そんな中に少数混じっているカリフォルニアカモメを探すのは容易ではありません。そんな中、今回は有能なガイドさんのお陰で無事初見のカリフォルニアカモメを見ることができました・・・
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カナダの鳥・・・クロキョウジョシギ
カナダシリーズの続きで、昨日ご紹介したクロミヤコドリ同様、今回のツアーで会いたかった鳥の一つ、クロキョウジョシギをご紹介します。
クロキョウジョシギ(Black Turnstone)はアラスカ西・南部で繁殖し、冬季はアラスカ南東部からアメリカ西海岸に分布する体長約20cmのキョウジョシギの仲間で、名前のように顔や胸、上面が黒く、足も暗赤色をした比較的地味系の鳥でした。
海岸線で餌を探して歩きまわっていた2羽のクロキョウジョシギ。上面が黒いため、周りの岩の色に同化し、見つけるのが大変でした・・・


じっと待っていると比較的近くに来てくれました。地味系ではありますが、よく見ると上面の黒色と真っ白なお腹とのコントラスが鮮やかです・・・





今日はアラスカから北アメリカ太平洋岸に分布するクロキョウジョシギをご紹介しましたが、昨日ご紹介したクロミヤコドリ同様、日本での渡来報告はまだないようですが、クロキョウジョシギについてもいつの日か日本にもやって来て欲しいものです・・・
ご訪問ありがとうございました。
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クロキョウジョシギ(Black Turnstone)はアラスカ西・南部で繁殖し、冬季はアラスカ南東部からアメリカ西海岸に分布する体長約20cmのキョウジョシギの仲間で、名前のように顔や胸、上面が黒く、足も暗赤色をした比較的地味系の鳥でした。
海岸線で餌を探して歩きまわっていた2羽のクロキョウジョシギ。上面が黒いため、周りの岩の色に同化し、見つけるのが大変でした・・・


じっと待っていると比較的近くに来てくれました。地味系ではありますが、よく見ると上面の黒色と真っ白なお腹とのコントラスが鮮やかです・・・





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カナダの鳥・・・クロミヤコドリ
カナダシリーズの続きで、今日は今回のツアーで見たかった鳥の一つ、クロミヤコドリをご紹介します。
クロミヤコドリ(Black oystercatcher)は北アメリカ太平洋岸に分布するミヤコドリの仲間で、名前のように全身ほぼ黒色で、日本で見られるミヤコドリ同様、真っ赤な嘴と虹彩が印象的な魅力的な鳥でした。
海辺の岩場で餌を探していたクロミヤコドリ。

石の上でじっと佇んでいたクロミヤコドリ。光を浴びると真っ赤な嘴と虹彩がひときわ目立って見えます・・・





今日は北アメリカ太平洋岸に分布するミヤコドリの仲間、クロミヤコドリをご紹介しましたが、日本への渡来報告はまだないようですが、いつの日か日本にもやって来て欲しいものです・・・
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クロミヤコドリ(Black oystercatcher)は北アメリカ太平洋岸に分布するミヤコドリの仲間で、名前のように全身ほぼ黒色で、日本で見られるミヤコドリ同様、真っ赤な嘴と虹彩が印象的な魅力的な鳥でした。
海辺の岩場で餌を探していたクロミヤコドリ。

石の上でじっと佇んでいたクロミヤコドリ。光を浴びると真っ赤な嘴と虹彩がひときわ目立って見えます・・・





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カナダの鳥・・・フタオビチドリ
カナダシリーズの続きで、今日はツアー最終日、運よく出会えたフタオビチドリをご紹介します。
フタオビチドリ(Killdeer)は体長約27cmのチドリの仲間で、北アメリカのほぼ全域(最北端を除く)に生息し、北部の州で繁殖した個体ははるばる南米にまで渡り越冬するものもいるそうです。
水辺の草地に姿を見せたフタオビチドリ。和名のように頸と胸の2本の黒いバンドが目立ちます。

当地のフタオビチドリは人慣れしているようで、一定の距離を保っている限り逃げませんでした。



水辺を歩いていたフタオビチドリ。



こちらは上空を飛んでいたフタオビチドリ。白い翼斑と茶褐色の腰が印象的でした・・・


今日は運よく出会えたフタオビチドリをご紹介しましたが、ちょっと変わった英名の由来はその声がkil-deeah and dee-dee-dee・・・・と聞こえるからだそうで、今度はそんな鳴き声も聞いてみたいものだと思いました・・・
ご訪問ありがとうございました。
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フタオビチドリ(Killdeer)は体長約27cmのチドリの仲間で、北アメリカのほぼ全域(最北端を除く)に生息し、北部の州で繁殖した個体ははるばる南米にまで渡り越冬するものもいるそうです。
水辺の草地に姿を見せたフタオビチドリ。和名のように頸と胸の2本の黒いバンドが目立ちます。

当地のフタオビチドリは人慣れしているようで、一定の距離を保っている限り逃げませんでした。



水辺を歩いていたフタオビチドリ。



こちらは上空を飛んでいたフタオビチドリ。白い翼斑と茶褐色の腰が印象的でした・・・


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カナダの鳥・・・オオキアシシギ
カナダシリーズの続きで、今日は日本では迷鳥のオオキアシシギをご紹介します。
オオキアシシギ(Greater yellowlegs)はアラスカ南部からカナダ、アメリカ北部で繁殖し、冬季には中央アメリカ、南アメリカに渡り越冬。日本では迷鳥として北海道、本州、四国、沖縄県で記録があり、越冬例もあるようです。
干潟で目にしたオオキアシシギ。全長約31cmとキアシシギ(全長約25cm)より一回り大きく、足は黄色くて長く、嘴はわずかに上に反り返っています。


足が長いのがよく分かります・・・





ハシビロガモの上を飛翔するオオキアシシギ。

今日は日本では迷鳥のオオキアシシギをご紹介しましたが、日本ではめったに見られないだけに、出会えた時の喜びはひとしおでした・・・
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オオキアシシギ(Greater yellowlegs)はアラスカ南部からカナダ、アメリカ北部で繁殖し、冬季には中央アメリカ、南アメリカに渡り越冬。日本では迷鳥として北海道、本州、四国、沖縄県で記録があり、越冬例もあるようです。
干潟で目にしたオオキアシシギ。全長約31cmとキアシシギ(全長約25cm)より一回り大きく、足は黄色くて長く、嘴はわずかに上に反り返っています。


足が長いのがよく分かります・・・





ハシビロガモの上を飛翔するオオキアシシギ。

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カナダの鳥・・・カナダヅル、オオアオサギ
再びカナダの鳥たちに戻ります。今日はカナダヅルとオオアオサギをご紹介します。
最初は文字通りカナダを代表するツル、カナダヅルです。
カナダヅル(Sandhill crane)は北アメリカとシベリア北東部極地で繁殖し、冬季はアメリカ南西部に渡りますが、中国、韓国などのアジア東部では迷鳥として記録されることがあり、また西ヨーロッパでは極めて珍しい迷鳥でもあるようです。
日本では稀な冬鳥として、ほぼ毎年1~数羽が記録されているようです。
自然保護区で目にしたカナダヅル。

レンズが長すぎて全身が入りきりません・・・

横から見たカナダヅル。嘴が長めであり、日本に渡来するものとは別の亜種と思われます・・・

池の中洲でずっと座り込んでいたカナダヅル。雛を暖めているのでしょうか?

次は滞在中、湿地帯でよく見かけたオオアオサギです。
オオアオサギ(Great blue heron)はカナダ、アメリカからパナマにかけての地域とガラパゴス諸島に分布し、亜種によっては、冬季、西インド諸島からコロンビア、ベネズエラに渡り越冬するほか、迷鳥として、スペイン、イギリスでも記録があるようです。
湿地帯を歩いていたオオアオサギ。日本で見られるアオサギとよく似ていますが、名前の通り一回り大きいです・・・


近すぎて全身が入りません・・・

今日はカナダヅルとオオアオサギをご紹介しましたが、オオアオサギはカナダヅルとほぼ同じ大きであることから、遠目では時にツルと間違われることもあるそうですが、羽や体格、飛び方がカナダヅルとはまったく異なり、カナダヅルが首を伸ばして飛行するのに対し、オオアオサギは首を伸ばさず、体の方に折り畳むようにして飛行することで識別できるようです・・・
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最初は文字通りカナダを代表するツル、カナダヅルです。
カナダヅル(Sandhill crane)は北アメリカとシベリア北東部極地で繁殖し、冬季はアメリカ南西部に渡りますが、中国、韓国などのアジア東部では迷鳥として記録されることがあり、また西ヨーロッパでは極めて珍しい迷鳥でもあるようです。
日本では稀な冬鳥として、ほぼ毎年1~数羽が記録されているようです。
自然保護区で目にしたカナダヅル。

レンズが長すぎて全身が入りきりません・・・

横から見たカナダヅル。嘴が長めであり、日本に渡来するものとは別の亜種と思われます・・・

池の中洲でずっと座り込んでいたカナダヅル。雛を暖めているのでしょうか?

次は滞在中、湿地帯でよく見かけたオオアオサギです。
オオアオサギ(Great blue heron)はカナダ、アメリカからパナマにかけての地域とガラパゴス諸島に分布し、亜種によっては、冬季、西インド諸島からコロンビア、ベネズエラに渡り越冬するほか、迷鳥として、スペイン、イギリスでも記録があるようです。
湿地帯を歩いていたオオアオサギ。日本で見られるアオサギとよく似ていますが、名前の通り一回り大きいです・・・


近すぎて全身が入りません・・・

今日はカナダヅルとオオアオサギをご紹介しましたが、オオアオサギはカナダヅルとほぼ同じ大きであることから、遠目では時にツルと間違われることもあるそうですが、羽や体格、飛び方がカナダヅルとはまったく異なり、カナダヅルが首を伸ばして飛行するのに対し、オオアオサギは首を伸ばさず、体の方に折り畳むようにして飛行することで識別できるようです・・・
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水場にやって来る鳥たち(2)
昨日の続きで、今日も山の水場にやって来る鳥たちをご紹介します。
最初は先日もご紹介したキビタキ(Narcissus flycatcher)です。午前中は全く姿を見せてくれませんでしたが、午後遅くになってようやくその姿を見せてくれました。
水場近くの枝にとまったキビタキのオス。

その後、水場に降りてきました・・・


水浴び後のキビタキ。満足げな表情に見えます・・・

次はこちらも午後遅くになって姿を見せたセンダイムシクイです。
センダイムシクイ(Eastern crowned warbler)は夏季に中国北東部、日本、ロシア南東部、朝鮮半島で繁殖し、冬季になると東南アジアへ南下し越冬。日本には繁殖のため九州以北に夏鳥として渡来します。
近くで鳴いていると思ったら突然,水場に降りてきたセンダイムシクイ。特徴である頭央線は確認できませんが、淡黄色の眉斑が明瞭で、大雨覆には淡黄色の斑紋が入り、黒褐色の上嘴と橙黄色の下嘴が確認できます。


次はお馴染みのウグイスです。
ウグイス(Japanese bush warbler)は日本、サハリン、東部・中部中国で繁殖し、南部・東南部中国、台湾、東南アジアで越冬。日本ではほぼ全国に留鳥として分布し、寒冷地の個体は冬季に暖地へ移動するようです。
こちらも近くで鳴いていたと思ったら突然水場に降りてきたウグイス。



最後は朝方水場に現れたクロジです。
クロジ(Grey bunting)はカムチャツカ半島南部から千島列島、サハリンで繁殖し、冬季はは中国東部へ渡り越冬。日本では、本州中部以北に留鳥として生息し、冬季は南方や平地に移動する個体も多いほか、北海道では夏鳥として、本州中部以西では冬鳥として渡来します。
突然水場に降りてきたクロジのオス。繁殖のため山に上がって来たものと思われます・・・



昨日に続き、山の水場にやって来た鳥たちをご紹介しましたが、平地では夏日のこの時期、涼しい山の水場でゆっくり鳥を見るのもなかなかいいものです・・・
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最初は先日もご紹介したキビタキ(Narcissus flycatcher)です。午前中は全く姿を見せてくれませんでしたが、午後遅くになってようやくその姿を見せてくれました。
水場近くの枝にとまったキビタキのオス。

その後、水場に降りてきました・・・


水浴び後のキビタキ。満足げな表情に見えます・・・

次はこちらも午後遅くになって姿を見せたセンダイムシクイです。
センダイムシクイ(Eastern crowned warbler)は夏季に中国北東部、日本、ロシア南東部、朝鮮半島で繁殖し、冬季になると東南アジアへ南下し越冬。日本には繁殖のため九州以北に夏鳥として渡来します。
近くで鳴いていると思ったら突然,水場に降りてきたセンダイムシクイ。特徴である頭央線は確認できませんが、淡黄色の眉斑が明瞭で、大雨覆には淡黄色の斑紋が入り、黒褐色の上嘴と橙黄色の下嘴が確認できます。


次はお馴染みのウグイスです。
ウグイス(Japanese bush warbler)は日本、サハリン、東部・中部中国で繁殖し、南部・東南部中国、台湾、東南アジアで越冬。日本ではほぼ全国に留鳥として分布し、寒冷地の個体は冬季に暖地へ移動するようです。
こちらも近くで鳴いていたと思ったら突然水場に降りてきたウグイス。



最後は朝方水場に現れたクロジです。
クロジ(Grey bunting)はカムチャツカ半島南部から千島列島、サハリンで繁殖し、冬季はは中国東部へ渡り越冬。日本では、本州中部以北に留鳥として生息し、冬季は南方や平地に移動する個体も多いほか、北海道では夏鳥として、本州中部以西では冬鳥として渡来します。
突然水場に降りてきたクロジのオス。繁殖のため山に上がって来たものと思われます・・・



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水場にやって来る鳥たち(1)
今日は山の水場にやってくる鳥たちをご紹介します。
最初は人気の夏鳥、コルリです。
コルリ(Siberian blue robin)は夏季には中国北東部、日本、ロシア南東部、朝鮮半島で繁殖し、冬季になると中国南部や東南アジアへ南下し越冬。日本では繁殖のため北海道、本州中部以北に夏鳥として飛来しますが、中でもオスはその鮮やかな瑠璃色からオオルリ、ルリビタキと並んで大変人気があります。
水場にやって来たコルリのオス。やはりこの美しい瑠璃色は年に一度は見ておきたいですね・・・




こちらは水浴び後、羽繕いするコルリ。


次は同じ水場にやって来たルリビタキのメスです。
ルリビタキ(Red-flanked bluetail)は夏季はユーラシア大陸の亜寒帯やヒマラヤ山脈で繁殖し、冬季はユーラシア大陸南部で越冬。日本では留鳥または漂鳥として北海道、本州、四国の平地から亜高山帯で繁殖し、冬季は本州以南の平地から山地の常緑広葉樹林、公園などで越冬します。
繁殖のため山に上がって来たルリビタキのメス。


今日は山の水場にやって来たコルリとルリビタキをご紹介しましたが、水場にやって来る鳥たちはどれも幸せに満ちた表情に見えます・・・
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最初は人気の夏鳥、コルリです。
コルリ(Siberian blue robin)は夏季には中国北東部、日本、ロシア南東部、朝鮮半島で繁殖し、冬季になると中国南部や東南アジアへ南下し越冬。日本では繁殖のため北海道、本州中部以北に夏鳥として飛来しますが、中でもオスはその鮮やかな瑠璃色からオオルリ、ルリビタキと並んで大変人気があります。
水場にやって来たコルリのオス。やはりこの美しい瑠璃色は年に一度は見ておきたいですね・・・




こちらは水浴び後、羽繕いするコルリ。


次は同じ水場にやって来たルリビタキのメスです。
ルリビタキ(Red-flanked bluetail)は夏季はユーラシア大陸の亜寒帯やヒマラヤ山脈で繁殖し、冬季はユーラシア大陸南部で越冬。日本では留鳥または漂鳥として北海道、本州、四国の平地から亜高山帯で繁殖し、冬季は本州以南の平地から山地の常緑広葉樹林、公園などで越冬します。
繁殖のため山に上がって来たルリビタキのメス。


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繁殖の季節・・・
昨日の続きで、今日は高原の森で巣作りに励むアカゲラとサンショウクイをご紹介します。
最初はアカゲラです。
アカゲラ(Great spotted woodpecker)はヨーロッパ、北アフリカの一部、ロシア、モンゴル、オホーツク、カムチャツカ半島、中国北東部、朝鮮半島、日本、ミャンマー、インドシナ半島北部に分布し、日本では北海道に亜種エゾアカゲラが、本州、四国に亜種アカゲラが留鳥として周年生息しますが、四国での生息数はきわめて少なく、九州以南には分布しないようです。
営巣準備のため、枯れ木に堀った穴の様子を見に来た亜種アカゲラのオス。

そして、おもむろに巣穴に入り巣の状態を確かめていました・・・

こちらは同じ巣穴にやって来たアカゲラのメス。

次はサンショウクイです。
サンショウクイ(Ashy Minivet)は夏季に日本、ロシア東部、朝鮮半島で繁殖し、冬季は東南アジアへ南下し越冬しますが、日本では基亜種が夏季に繁殖のため本州以南に飛来し、亜種リュウキュウサンショウクイが九州南部から南西諸島で周年生息しています。和名の由来ともなっている「ヒーリーリー」という独特の鳴き声を立てながら森の上空を飛んでいるため、見つけるのは比較的簡単ですが、低い場所で見るのはなかなか難しい鳥でもあります。
高い木の上で巣材を運んできたサンショウクイのメス。


こちらはサンショウクイのペア。右がメスで、巣の中に入っているのがオスと思われます。

今日は高原の森で巣作りに励むアカゲラとサンショウクイをご紹介しましたが、巣作りを終えると次は産卵、抱卵、雛への給餌と、彼らにとっては忙しい日々が続きます・・・
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最初はアカゲラです。
アカゲラ(Great spotted woodpecker)はヨーロッパ、北アフリカの一部、ロシア、モンゴル、オホーツク、カムチャツカ半島、中国北東部、朝鮮半島、日本、ミャンマー、インドシナ半島北部に分布し、日本では北海道に亜種エゾアカゲラが、本州、四国に亜種アカゲラが留鳥として周年生息しますが、四国での生息数はきわめて少なく、九州以南には分布しないようです。
営巣準備のため、枯れ木に堀った穴の様子を見に来た亜種アカゲラのオス。

そして、おもむろに巣穴に入り巣の状態を確かめていました・・・

こちらは同じ巣穴にやって来たアカゲラのメス。

次はサンショウクイです。
サンショウクイ(Ashy Minivet)は夏季に日本、ロシア東部、朝鮮半島で繁殖し、冬季は東南アジアへ南下し越冬しますが、日本では基亜種が夏季に繁殖のため本州以南に飛来し、亜種リュウキュウサンショウクイが九州南部から南西諸島で周年生息しています。和名の由来ともなっている「ヒーリーリー」という独特の鳴き声を立てながら森の上空を飛んでいるため、見つけるのは比較的簡単ですが、低い場所で見るのはなかなか難しい鳥でもあります。
高い木の上で巣材を運んできたサンショウクイのメス。


こちらはサンショウクイのペア。右がメスで、巣の中に入っているのがオスと思われます。

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夏鳥を探しに・・・
カナダシリーズの続きですが、夏鳥との出会いを求めて高原の森を訪れましたので、今日はそんな夏鳥たちをご紹介します。
最初は今シーズン初のクロツグミです。
クロツグミ(Japanese thrush)は夏季には主に日本の本州中部以北や中国の長江中流域などで繁殖し、冬季には中国南部に渡って越冬しますが、西日本では越冬する個体もいるようです。
低い枝にとまっていたクロツグミのオス。この鳥に出会うと夏の到来を感じさせてくれます・・・


クロツグミの囀りが聞こえる方向を探してみると、何と地面で囀っていました・・・


次はお馴染みのキビタキです。
キビタキ(Narcissus flycatcher)はサハリンから日本列島全土とその近隣、中国の一部地域で繁殖し、冬季はフィリピンやボルネオなど東南アジアへ渡り越冬しますが、日本では夏鳥として全国の山間部で基亜種のキビタキが普通に見られ、先島諸島に生息する亜種リュウキュウキビタキの一部個体群は留鳥であると考えられています。
木々の間を移動していたキビタキのオス。



英名のごとくナルシストぶりは相変わらずです・・・

次はコムクドリです。
コムクドリ(Chestnut-cheeked starling)は千島列島、サハリン南部、日本で繁殖し、冬季はフィリピン、ボルネオ北部などに渡り越冬しますが、日本では夏鳥として北海道、本州北部で繁殖し、渡りの時期には本州中部以南の地域でも見られるようです。
芝生の上で頸を伸ばしたコムクドリのオス。英名のごとく頬から耳羽後方にかけて栗色の斑が目立ちます・・・


こちらは枝止まりのコムクドリのメス。メスは頭部から胸にかけてが灰褐色で、頬に栗色の斑がなくすっきりしています。


今日は高原の森で出会った夏鳥たちをご紹介しましたが、森の中では心地よい夏鳥たちのコーラスが響き渡っていました・・・
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最初は今シーズン初のクロツグミです。
クロツグミ(Japanese thrush)は夏季には主に日本の本州中部以北や中国の長江中流域などで繁殖し、冬季には中国南部に渡って越冬しますが、西日本では越冬する個体もいるようです。
低い枝にとまっていたクロツグミのオス。この鳥に出会うと夏の到来を感じさせてくれます・・・


クロツグミの囀りが聞こえる方向を探してみると、何と地面で囀っていました・・・


次はお馴染みのキビタキです。
キビタキ(Narcissus flycatcher)はサハリンから日本列島全土とその近隣、中国の一部地域で繁殖し、冬季はフィリピンやボルネオなど東南アジアへ渡り越冬しますが、日本では夏鳥として全国の山間部で基亜種のキビタキが普通に見られ、先島諸島に生息する亜種リュウキュウキビタキの一部個体群は留鳥であると考えられています。
木々の間を移動していたキビタキのオス。



英名のごとくナルシストぶりは相変わらずです・・・

次はコムクドリです。
コムクドリ(Chestnut-cheeked starling)は千島列島、サハリン南部、日本で繁殖し、冬季はフィリピン、ボルネオ北部などに渡り越冬しますが、日本では夏鳥として北海道、本州北部で繁殖し、渡りの時期には本州中部以南の地域でも見られるようです。
芝生の上で頸を伸ばしたコムクドリのオス。英名のごとく頬から耳羽後方にかけて栗色の斑が目立ちます・・・


こちらは枝止まりのコムクドリのメス。メスは頭部から胸にかけてが灰褐色で、頬に栗色の斑がなくすっきりしています。


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カナダの鳥・・・亜種クロネズミガン、カナダガン
カナダシリーズの続きで、今日はコクガンの一亜種である亜種クロネズミガンとカナダガンをご紹介します。
コクガン(Brant goose)は、①シベリア東部で繁殖し、朝鮮半島南部、日本、渤海沿岸部へ南下し越冬する亜種コクガンのほか、②シベリア西部などで繁殖する亜種ネズミガン、③カナダ東部、グリーンランドで繁殖する亜種シロハラネズミガン、④カナダ西部、シベリア極東部、アラスカで繁殖する亜種クロネズミガンの4亜種に分類されますが、当地のコクガンは亜種クロネズミガンと思われ、日本にやってくる亜種コクガンと異なり、体側面の淡色部が不明瞭であるようです。
上空を編隊飛行していた亜種クロネズミガン。



近くを飛んだ亜種クロネズミガン。よく見ると日本で見られる亜種コクガンに比べ、体側面の淡色部分があまり見られません・・・


次は滞在中、至るところで目にしたカナダガンです。
カナダガン(Canada goose)は北アメリカのカナダとアメリカ合衆国北部に生息するガンで、かってはシジュウカラガンの一亜種とされていたようですが、現在は別種として扱われており、シジュウカラガンより大型で、頸や嘴が長く、白い頸輪がないのが特徴です。
ホテル近くの公園で見かけたカナダガン。




今日はコクガンの一亜種である亜種クロネズミガンとカナダガンをご紹介しましたが、何れも日本にやって来るコクガンやシジュウカラガンとは微妙に異なり、そんな相違点を考えながら観察するのも楽しみの一つです・・・
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コクガン(Brant goose)は、①シベリア東部で繁殖し、朝鮮半島南部、日本、渤海沿岸部へ南下し越冬する亜種コクガンのほか、②シベリア西部などで繁殖する亜種ネズミガン、③カナダ東部、グリーンランドで繁殖する亜種シロハラネズミガン、④カナダ西部、シベリア極東部、アラスカで繁殖する亜種クロネズミガンの4亜種に分類されますが、当地のコクガンは亜種クロネズミガンと思われ、日本にやってくる亜種コクガンと異なり、体側面の淡色部が不明瞭であるようです。
上空を編隊飛行していた亜種クロネズミガン。



近くを飛んだ亜種クロネズミガン。よく見ると日本で見られる亜種コクガンに比べ、体側面の淡色部分があまり見られません・・・


次は滞在中、至るところで目にしたカナダガンです。
カナダガン(Canada goose)は北アメリカのカナダとアメリカ合衆国北部に生息するガンで、かってはシジュウカラガンの一亜種とされていたようですが、現在は別種として扱われており、シジュウカラガンより大型で、頸や嘴が長く、白い頸輪がないのが特徴です。
ホテル近くの公園で見かけたカナダガン。




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カナダの鳥・・・ハクガン
カナダシリーズの続きで、今日は日本でも数少ない冬鳥として渡来するハクガンをご紹介します。
ハクガン(Snow goose)は、①カナダ北部、アラスカ、ウランゲリ島、シベリア東部で繁殖し、冬季になると北アメリカ大陸西部へ南下し越冬する亜種ハクガンと、②カナダ北東部やグリーンランド西部で繁殖し、冬季になると北アメリカ大陸東部へ南下し越冬する亜種オオハクガンに分類されますが、当地にいるハクガンは日本にやってくるハクガンと同じ亜種ハクガンでした。
大きな群れで上空を飛んでいたハクガン。日本で見られるハクガンはせいぜい数十羽程度ですが、こちらでは何百という大群で編隊飛行をしていました。



比較的近くを飛んでくれました。初列風切の黒色と他の白色部分とのコントラストが美しいです・・・


対岸で休んでいたハクガンの群れ。

こちらは仲間とはぐれたのか、ホテル近くの池にマガンと一緒に1羽だけやって来たハクガン。近くで見ると意外と大きく、存在感があります。



今日は日本では数少ない冬鳥として渡来するハクガンをご紹介しましたが、さすが繁殖地であるカナダ、見られる数が半端ではありません・・・
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ハクガン(Snow goose)は、①カナダ北部、アラスカ、ウランゲリ島、シベリア東部で繁殖し、冬季になると北アメリカ大陸西部へ南下し越冬する亜種ハクガンと、②カナダ北東部やグリーンランド西部で繁殖し、冬季になると北アメリカ大陸東部へ南下し越冬する亜種オオハクガンに分類されますが、当地にいるハクガンは日本にやってくるハクガンと同じ亜種ハクガンでした。
大きな群れで上空を飛んでいたハクガン。日本で見られるハクガンはせいぜい数十羽程度ですが、こちらでは何百という大群で編隊飛行をしていました。



比較的近くを飛んでくれました。初列風切の黒色と他の白色部分とのコントラストが美しいです・・・


対岸で休んでいたハクガンの群れ。

こちらは仲間とはぐれたのか、ホテル近くの池にマガンと一緒に1羽だけやって来たハクガン。近くで見ると意外と大きく、存在感があります。



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カナダの鳥・・・アメリカヒドリ、アメリカコガモ、アメリカオオバン
カナダシリーズの続きで、今日はアメリカと名の付くアメリカヒドリ、アメリカコガモ、アメリカオオバンをご紹介します。
最初は日本でも数少ない冬鳥として渡来するアメリカヒドリです。
アメリカヒドリ(American wigeon)は北アメリカ中部から北部で繁殖し、冬季は北アメリカ南部から中央アメリカ、西インド諸島に渡り越冬。また、東シベリアの一部の地域でも繁殖していると言われていますが詳細は不明のようです。
ペアーで仲良く泳いでいたアメリカヒドリ。



光が当たると、眼から後頭部にかけの光沢のある緑色がとても美しいです・・・

陸に上がった1羽をアップで撮ってみました。日本では近縁種のヒドリガモとの交雑個体を見ることが多いのですが、当然ながら当地ではそのような個体は全く見られませんでした。

次は日本にも数少ない冬鳥として渡来する亜種アメリカコガモです。
コガモ(Teal)は、①ユーラシア中部・北部で繁殖し、冬季に日本などにもやって来る亜種コガモのほか、②北米大陸中部・北部で繁殖する亜種アメリカコガモ、③アリューシャン列島に分布している亜種オオコガモの3亜種が存在することが知られていますが、カナダで見られるコガモは全て亜種アメリカコガモでした。
肩から縦の白線が特徴の亜種アメリカコガモのオス。


こちらはメスですが、日本にやってくる亜種コガモのメスとは見た目には区別がつきませんでした。

次はアメリカオオバンです。
アメリカオオバン(American coot)はカナダ南部、アメリカとキューバ、ジャマイカで繁殖し、冬季は中央アメリカ、バハマ諸島などに渡り越冬するオオバンで、見た目こそ似ていますが、日本で見られるオオバンとは別種として分類されています。
よく見ると嘴先端と額板に赤斑があり、この点が日本で見られるオオバンと異なるようです。



今日はアメリカと名の付くアメリカヒドリ、アメリカコガモ、アメリカオオバンをご紹介しましたが、所変われば品変わるで、海外に来てみると色々なことがよく分かります・・・
ご訪問ありがとうございました。
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最初は日本でも数少ない冬鳥として渡来するアメリカヒドリです。
アメリカヒドリ(American wigeon)は北アメリカ中部から北部で繁殖し、冬季は北アメリカ南部から中央アメリカ、西インド諸島に渡り越冬。また、東シベリアの一部の地域でも繁殖していると言われていますが詳細は不明のようです。
ペアーで仲良く泳いでいたアメリカヒドリ。



光が当たると、眼から後頭部にかけの光沢のある緑色がとても美しいです・・・

陸に上がった1羽をアップで撮ってみました。日本では近縁種のヒドリガモとの交雑個体を見ることが多いのですが、当然ながら当地ではそのような個体は全く見られませんでした。

次は日本にも数少ない冬鳥として渡来する亜種アメリカコガモです。
コガモ(Teal)は、①ユーラシア中部・北部で繁殖し、冬季に日本などにもやって来る亜種コガモのほか、②北米大陸中部・北部で繁殖する亜種アメリカコガモ、③アリューシャン列島に分布している亜種オオコガモの3亜種が存在することが知られていますが、カナダで見られるコガモは全て亜種アメリカコガモでした。
肩から縦の白線が特徴の亜種アメリカコガモのオス。


こちらはメスですが、日本にやってくる亜種コガモのメスとは見た目には区別がつきませんでした。

次はアメリカオオバンです。
アメリカオオバン(American coot)はカナダ南部、アメリカとキューバ、ジャマイカで繁殖し、冬季は中央アメリカ、バハマ諸島などに渡り越冬するオオバンで、見た目こそ似ていますが、日本で見られるオオバンとは別種として分類されています。
よく見ると嘴先端と額板に赤斑があり、この点が日本で見られるオオバンと異なるようです。



今日はアメリカと名の付くアメリカヒドリ、アメリカコガモ、アメリカオオバンをご紹介しましたが、所変われば品変わるで、海外に来てみると色々なことがよく分かります・・・
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カナダの鳥・・・アメリカオシ
カナダシリーズの続きで、今日は滞在中至るところで目にしたアメリカオシをご紹介します。
アメリカオシ(Wood Duck)はカナダ南部からアメリカ合衆国を経てメキシコまでの北アメリカ中部に分布し、冬季には暖地に移動しますが、分布域の南部では渡りをしないものもいるそうです。なお、ヨーロッパや日本でも記録があるようですが、これは飼育個体が野生化したものだそうです。
英名のように森に住むカモのようで、番で仲良く木の枝で休んでいました。また、アメリカオシは和名のようにアメリカに分布するオシドリの仲間で、オシドリ同様オスは鮮やかな羽色を持つことで知られています。



オスは頭部が光沢のある深緑色で、後頭部に冠羽が垂れ下がるのが特徴です。






こちらはアメリカオシのメス。オシドリのメスにも少し似ていますが、後頭部に冠羽が垂れ下がる点が異なります。

今日はオシドリ同様、独特の鮮やかな羽色を持つアメリカオシをご紹介しましたが、その鮮やかな羽衣は今まで見た鳥の中でも5本の指に入るインパクトがありました・・・
ご訪問ありがとうございました。
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アメリカオシ(Wood Duck)はカナダ南部からアメリカ合衆国を経てメキシコまでの北アメリカ中部に分布し、冬季には暖地に移動しますが、分布域の南部では渡りをしないものもいるそうです。なお、ヨーロッパや日本でも記録があるようですが、これは飼育個体が野生化したものだそうです。
英名のように森に住むカモのようで、番で仲良く木の枝で休んでいました。また、アメリカオシは和名のようにアメリカに分布するオシドリの仲間で、オシドリ同様オスは鮮やかな羽色を持つことで知られています。



オスは頭部が光沢のある深緑色で、後頭部に冠羽が垂れ下がるのが特徴です。






こちらはアメリカオシのメス。オシドリのメスにも少し似ていますが、後頭部に冠羽が垂れ下がる点が異なります。

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カナダの鳥・・・クビワキンクロ、コスズガモ
カナダシリーズの続きで、今日は何れも日本では稀な冬鳥として飛来するクビワキンクロとコスズガモをご紹介します。
最初はクビワキンクロです。
クビワキンクロ(Ring-necked duck)はカナダを中心とする北アメリカ北部の寒帯域で繁殖し、冬季はアメリカ西部および南部、中央アメリカ、カリブ海の島嶼(キューバ、ジャマイカ、プエルトリコ等)に渡り越冬するほか、アメリカ北西部では留鳥として周年見られるようです。日本では稀な冬鳥として北海道、本州、四国で記録があるようです。
小さな池で泳いでいたクビワキンクロ。後頭部が盛り上がった独特の形をしているほか、嘴は鉛色で先端が黒く、その内側に白い部分があることで簡単に他種と区別することができます。







こちらは全体に暗褐色で白いアイリングがあるメス。

次は滞在中、何度も目にしたコスズガモです。
コスズガモ(Lesser Scaup)は北アメリカ大陸北部(アラスカ、カナダ)で繁殖し、冬季は北アメリカ中部から中央アメリカ、カリブ海の島嶼に渡り越冬しますが、日本では稀な冬鳥として北海道、本州、沖縄で記録があるようです。コスズガモは名前のようにスズガモ(体長約45cm)より若干小振り(体長約42cm)で、頭が眼より後方で最も盛り上がっており、頭頂から後頭にかけて軽く段があるように見える点がスズガモと大きく異なります。
池や水路でごく普通に泳いでいたコスズガモ。




こちらは全体的に黒褐色で、嘴基部に白斑があるメス。

今日は何れも日本では稀な冬鳥として飛来するクビワキンクロとコスズガモをご紹介しましたが、このような鳥たちがごく普通に見られるバンクーバーはとても魅力的な場所でした・・・
ご訪問ありがとうございました。
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最初はクビワキンクロです。
クビワキンクロ(Ring-necked duck)はカナダを中心とする北アメリカ北部の寒帯域で繁殖し、冬季はアメリカ西部および南部、中央アメリカ、カリブ海の島嶼(キューバ、ジャマイカ、プエルトリコ等)に渡り越冬するほか、アメリカ北西部では留鳥として周年見られるようです。日本では稀な冬鳥として北海道、本州、四国で記録があるようです。
小さな池で泳いでいたクビワキンクロ。後頭部が盛り上がった独特の形をしているほか、嘴は鉛色で先端が黒く、その内側に白い部分があることで簡単に他種と区別することができます。







こちらは全体に暗褐色で白いアイリングがあるメス。

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コスズガモ(Lesser Scaup)は北アメリカ大陸北部(アラスカ、カナダ)で繁殖し、冬季は北アメリカ中部から中央アメリカ、カリブ海の島嶼に渡り越冬しますが、日本では稀な冬鳥として北海道、本州、沖縄で記録があるようです。コスズガモは名前のようにスズガモ(体長約45cm)より若干小振り(体長約42cm)で、頭が眼より後方で最も盛り上がっており、頭頂から後頭にかけて軽く段があるように見える点がスズガモと大きく異なります。
池や水路でごく普通に泳いでいたコスズガモ。




こちらは全体的に黒褐色で、嘴基部に白斑があるメス。

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