アメリカイソシギ、ウィルソンタシギ
アラスカシリーズの続きで、今日はツアー最終日、アンカレッジの湿原で出会ったアメリカイソシギとウィルソンタシギをご紹介します。
最初はアメリカイソシギです。
アメリカイソシギ(Spotted Sandpiper)は北アメリカ北部、中部で繁殖し、冬季は北アメリカ南部から中央アメリカ、南アメリカに渡って越冬する体長約19cmのシギで、日本では迷鳥として2003年に北海道で記録された1例のみです。
湿原の中を流れる川の畔にやって来たアメリカイソシギ。成鳥夏羽はオレンジ色の嘴と胸から下尾筒にかけた丸い黒斑に特徴がありますが、この個体は体下面に黒斑がなく、嘴も鈍い暗赤色であることから、若い個体と思われます。

餌を探して歩き回っていたアメリカイソシギの若い個体。



次はアメリカイソシギのいた場所の近くに現れたウィルソンタシギです。
ウィルソンタシギ(Wilson's Snipe)はカナダとアメリカ北部の湿原で繁殖し、冬季はアメリカ中部から南アメリカ北部にかけて越冬するタシギの仲間で、かってはタシギの亜種とされていたようですが、最近では別種として扱われることが多いようです。見た目にはタシギとよく似ていますが、次列風切先端の白色部分が狭く、翼下面はタシギより黒っぽく見えるほか、過眼線は眼先で細く平行になるなどの特徴があり、尾羽の数もタシギ7対に対しウィルソンタシギは8対だそうです。
他のシギチを見ていた時、突然目の前に現れたウィルソンタシギ。

その後さらに近づき餌を探し始めました・・・




今日はアンカレッジの湿原で出会ったアメリカイソシギとウィルソンタシギをご紹介しましたが、これらのシギ類は見た目には、日本で見られる種ともよく似ており、種の同定はなかなか難しいものがあります。取り敢えず写真を撮っておき、後で色々調べながら同定するというちょっと面倒な作業もありますが、それも楽しみの一つです・・・
ご訪問ありがとうございました。
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最初はアメリカイソシギです。
アメリカイソシギ(Spotted Sandpiper)は北アメリカ北部、中部で繁殖し、冬季は北アメリカ南部から中央アメリカ、南アメリカに渡って越冬する体長約19cmのシギで、日本では迷鳥として2003年に北海道で記録された1例のみです。
湿原の中を流れる川の畔にやって来たアメリカイソシギ。成鳥夏羽はオレンジ色の嘴と胸から下尾筒にかけた丸い黒斑に特徴がありますが、この個体は体下面に黒斑がなく、嘴も鈍い暗赤色であることから、若い個体と思われます。

餌を探して歩き回っていたアメリカイソシギの若い個体。



次はアメリカイソシギのいた場所の近くに現れたウィルソンタシギです。
ウィルソンタシギ(Wilson's Snipe)はカナダとアメリカ北部の湿原で繁殖し、冬季はアメリカ中部から南アメリカ北部にかけて越冬するタシギの仲間で、かってはタシギの亜種とされていたようですが、最近では別種として扱われることが多いようです。見た目にはタシギとよく似ていますが、次列風切先端の白色部分が狭く、翼下面はタシギより黒っぽく見えるほか、過眼線は眼先で細く平行になるなどの特徴があり、尾羽の数もタシギ7対に対しウィルソンタシギは8対だそうです。
他のシギチを見ていた時、突然目の前に現れたウィルソンタシギ。

その後さらに近づき餌を探し始めました・・・




今日はアンカレッジの湿原で出会ったアメリカイソシギとウィルソンタシギをご紹介しましたが、これらのシギ類は見た目には、日本で見られる種ともよく似ており、種の同定はなかなか難しいものがあります。取り敢えず写真を撮っておき、後で色々調べながら同定するというちょっと面倒な作業もありますが、それも楽しみの一つです・・・
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