羽衣の美しいインドブッポウソウ
いよいよ今年も最後の日を迎えましたが、本年最後は先日インドで何度も目にしたインドブッポウソウをご紹介します。
インドブッポウソウ(Indian Roller)はイラク、インド、タイ、ミャンマーなどに生息するブッポウソウの仲間で、背面は褐色で冠羽と尾羽は明るい青緑色、嘴は黒くて細長いのが特徴です。
世界遺産・ケオラディオ国立公園からデリーに向かう途中の田園地帯で目にしたインドブッポウソウ。日本にやって来るブッポウソウに比べるとやや大型(体長約33cm)で、羽衣の色もかなり異なります。

飛んでいる虫を探しているのか、周りを何度も見回していました・・・



そして捕食する虫を見つけたのか、突然飛び出していきました。トルコ石色と言われる明るい青緑色の羽根が実に鮮やかです・・・



今年の最後に今日は滞在中、何度も目にしたインドブッポウソウをご紹介しましたが、この宝石のように美しいインドブッポウソウが見られただけでも、インドに来た甲斐があったと感じた次第です・・・
今年も稚拙なブログをご覧いただきありがとうございました。皆様、どうぞ良いお年をお迎えください!!
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インドブッポウソウ(Indian Roller)はイラク、インド、タイ、ミャンマーなどに生息するブッポウソウの仲間で、背面は褐色で冠羽と尾羽は明るい青緑色、嘴は黒くて細長いのが特徴です。
世界遺産・ケオラディオ国立公園からデリーに向かう途中の田園地帯で目にしたインドブッポウソウ。日本にやって来るブッポウソウに比べるとやや大型(体長約33cm)で、羽衣の色もかなり異なります。

飛んでいる虫を探しているのか、周りを何度も見回していました・・・



そして捕食する虫を見つけたのか、突然飛び出していきました。トルコ石色と言われる明るい青緑色の羽根が実に鮮やかです・・・



今年の最後に今日は滞在中、何度も目にしたインドブッポウソウをご紹介しましたが、この宝石のように美しいインドブッポウソウが見られただけでも、インドに来た甲斐があったと感じた次第です・・・
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インドガン
インド探鳥記の続きで、今日は日本でも迷鳥として記録のあるインドガンをご紹介します。
インドガン(Bar-headed goose)はバイカル湖以南のモンゴル高原などで繁殖し、冬季になるとインドなどへ南下し越冬。日本では迷鳥として、近年では2006年に沖縄県多良間島で記録があるほか、北海道、本州、小笠原諸島などで記録があります。
サリスカ野生動物保護区内の湿地で目にしたインドガン。英名のごとく、眼の後ろと耳羽後方から後頭にかけた2本の黒線が特徴的です。



水から上ったインドガン。全体的にモノトーンの体色に黄色の嘴と脚が鮮やかです・・・

こちらはサリスカ野生動物保護区近くの湖畔に集結していたインドガンの群れ。

そこに更に大きな群れが舞い降りてきました。


こちらは湖で泳いでいたインドガン。上空を飛んでいるのはインドトキコウです。

今年の5月、繁殖地であるモンゴルで初めて目にしたインドガンですが、今度は越冬地であるインドで大群を目にすることができました。インドガンはヒマラヤ越えのため、高度8000m以上という世界で最も高い所を飛行する鳥として知られており、空気の薄いそんな過酷な条件の中でやって来たインドガンを見ていると、「お疲れさん」と言いたくなります・・・
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インドガン(Bar-headed goose)はバイカル湖以南のモンゴル高原などで繁殖し、冬季になるとインドなどへ南下し越冬。日本では迷鳥として、近年では2006年に沖縄県多良間島で記録があるほか、北海道、本州、小笠原諸島などで記録があります。
サリスカ野生動物保護区内の湿地で目にしたインドガン。英名のごとく、眼の後ろと耳羽後方から後頭にかけた2本の黒線が特徴的です。



水から上ったインドガン。全体的にモノトーンの体色に黄色の嘴と脚が鮮やかです・・・

こちらはサリスカ野生動物保護区近くの湖畔に集結していたインドガンの群れ。

そこに更に大きな群れが舞い降りてきました。


こちらは湖で泳いでいたインドガン。上空を飛んでいるのはインドトキコウです。

今年の5月、繁殖地であるモンゴルで初めて目にしたインドガンですが、今度は越冬地であるインドで大群を目にすることができました。インドガンはヒマラヤ越えのため、高度8000m以上という世界で最も高い所を飛行する鳥として知られており、空気の薄いそんな過酷な条件の中でやって来たインドガンを見ていると、「お疲れさん」と言いたくなります・・・
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色鮮やかなインドクジャク
インド北部の国立公園を巡る探鳥ツアーに参加して来ましたので、今日から暫くの間、当地で出会った鳥たちをご紹介します。
最初はインドの国鳥、インドクジャクです。
インドクジャク(Indian peafowl)はインド、スリランカ、ネパール南部、パキスタン東部、バングラデシュ西部に自然分布するキジ科クジャク属の大型の鳥ですが、観賞用に飼育されていた個体が遺棄、あるいは脱走し世界各地に帰化していおり、日本でも飼育個体が脱走したと思われる個体が沖縄諸島や八重山列島に定着し、小型固有種を捕食し問題となっています。
最大全長230cm、体重4~6kgと言われるインドクジャクのオスですが、早朝、ホテル中庭の樹木の天辺にとまっていました。頭部と頸部が濃青色、体側面は青緑色、腹部は黒緑色の美しい羽毛で被われています。

その後、地面に降り、中庭のブーゲンビレアの下にやって来たインドクジャク。


その後、長い頸を伸ばし、ブーゲンビレアの葉を食べ始めました・・・



ディスプレイでしょうか?美しい羽根を広げてくれました。

頭頂の扇状に羽毛が伸長した冠羽がとてもおしゃれです。

今日はインドを代表する鳥、インドクジャクをご紹介しましたが、今回訪れた2つの国立公園では行く先々で沢山のインドクジャクを目にすることができました。日本でも南西諸島や動物園などでよく見かけるインドクジャクですが、やはり自然分布域で見ると何故だか有難味を感じてしまいます・・・
ご訪問ありがとうございました。
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最初はインドの国鳥、インドクジャクです。
インドクジャク(Indian peafowl)はインド、スリランカ、ネパール南部、パキスタン東部、バングラデシュ西部に自然分布するキジ科クジャク属の大型の鳥ですが、観賞用に飼育されていた個体が遺棄、あるいは脱走し世界各地に帰化していおり、日本でも飼育個体が脱走したと思われる個体が沖縄諸島や八重山列島に定着し、小型固有種を捕食し問題となっています。
最大全長230cm、体重4~6kgと言われるインドクジャクのオスですが、早朝、ホテル中庭の樹木の天辺にとまっていました。頭部と頸部が濃青色、体側面は青緑色、腹部は黒緑色の美しい羽毛で被われています。

その後、地面に降り、中庭のブーゲンビレアの下にやって来たインドクジャク。


その後、長い頸を伸ばし、ブーゲンビレアの葉を食べ始めました・・・



ディスプレイでしょうか?美しい羽根を広げてくれました。

頭頂の扇状に羽毛が伸長した冠羽がとてもおしゃれです。

今日はインドを代表する鳥、インドクジャクをご紹介しましたが、今回訪れた2つの国立公園では行く先々で沢山のインドクジャクを目にすることができました。日本でも南西諸島や動物園などでよく見かけるインドクジャクですが、やはり自然分布域で見ると何故だか有難味を感じてしまいます・・・
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珍鳥 キバラガラ
先日撮影した珍鳥キバラガラですが、しばらくブログの掲載を控えていましたが、地元の新聞などにも紹介されたことから、当ブログでもご紹介したいと思います。
キバラガラ(Yellow-bellied Tit )は中国北東部から南東部に分布する中国固有の鳥で、日本では迷鳥として舳倉島、奈良県、大阪府、福岡県、宮崎県で記録があるようです。名前からも分かるように体下面が黄色いシジュウカラ科ヒガラ属の鳥で、見た目にはヒガラによく似ていますがヒガラに見られる冠羽はないそうです。
キバラガラはシジュウカラやメジロ、キクイタダキなどの混群と行動を共にしているということで、シジュウカラの群れを探し回り、ようやくお目当てのキバラガラを目にすることができました。キバラガラは動きが早くなかなかシャッターを押すことができませんでしたが、木の上方に暫くとまってくれた際、ようやく何枚かの証拠写真を撮ることができました。
木の上方にとまってくれたキバラガラ。この個体は喉に黒斑が見られないことからメスあるいは若い個体と思われます。



お腹の方を向けてくれました。体下面全体が黄色です・・・



ピィー ピィーというような声で鳴いていたキバラガラ。

こちらは真下から・・・

こちらを覗きこんでいたキバラガラ。

今日は珍鳥キバラガラをご紹介しましたが、当地ではこの個体以外にも喉に黒斑があるオスと思われる個体を撮影した方がおり、少なくても2個体以上がいると思われました。キバラガラは関東では初めてであり、どのような経緯で当地にやって来たのかは不明ですが、たまにはこのような珍鳥の出現もいいものです・・・
ご訪問ありがとうございました。
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キバラガラ(Yellow-bellied Tit )は中国北東部から南東部に分布する中国固有の鳥で、日本では迷鳥として舳倉島、奈良県、大阪府、福岡県、宮崎県で記録があるようです。名前からも分かるように体下面が黄色いシジュウカラ科ヒガラ属の鳥で、見た目にはヒガラによく似ていますがヒガラに見られる冠羽はないそうです。
キバラガラはシジュウカラやメジロ、キクイタダキなどの混群と行動を共にしているということで、シジュウカラの群れを探し回り、ようやくお目当てのキバラガラを目にすることができました。キバラガラは動きが早くなかなかシャッターを押すことができませんでしたが、木の上方に暫くとまってくれた際、ようやく何枚かの証拠写真を撮ることができました。
木の上方にとまってくれたキバラガラ。この個体は喉に黒斑が見られないことからメスあるいは若い個体と思われます。



お腹の方を向けてくれました。体下面全体が黄色です・・・



ピィー ピィーというような声で鳴いていたキバラガラ。

こちらは真下から・・・

こちらを覗きこんでいたキバラガラ。

今日は珍鳥キバラガラをご紹介しましたが、当地ではこの個体以外にも喉に黒斑があるオスと思われる個体を撮影した方がおり、少なくても2個体以上がいると思われました。キバラガラは関東では初めてであり、どのような経緯で当地にやって来たのかは不明ですが、たまにはこのような珍鳥の出現もいいものです・・・
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夕闇のフクロウ
昨日の続きで、今日は夕闇せまる高原で、杭の上にとまり獲物を待っていたフクロウ(Ural owl)をご紹介します。
フクロウは聴覚が発達しており、地面にいるノネズミやモグラ、ヒミズなどが発するかすかな音を察知して襲いかかり、一挙に仕留めることができるそうで、このように地面に近いところにじっと止まり、ひたすら獲物が来るのを待っています。
そんなフクロウが夕闇せまる中、牧場の低い杭にとまり、獲物を待っていました。

時間とともに周りは徐々に暗くなってきますが、フクロウはまったく動きません。


シルエットになったフクロウですが、辛抱強く獲物を待ち続けていました・・・

今日は夕闇せまる中、辛抱強く獲物を待ち続けていたフクロウをご紹介しましたが、このような光景を見ると動物たちの忍耐強さをひしひしと感じさせられます・・・
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フクロウは聴覚が発達しており、地面にいるノネズミやモグラ、ヒミズなどが発するかすかな音を察知して襲いかかり、一挙に仕留めることができるそうで、このように地面に近いところにじっと止まり、ひたすら獲物が来るのを待っています。
そんなフクロウが夕闇せまる中、牧場の低い杭にとまり、獲物を待っていました。

時間とともに周りは徐々に暗くなってきますが、フクロウはまったく動きません。


シルエットになったフクロウですが、辛抱強く獲物を待ち続けていました・・・

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フクロウの飛翔
昨日の続きで、今日はフクロウ(Ural owl)の飛翔をご紹介します。
陽も落ち始めた夕刻、高原の森で獲物を探していたフクロウ。



周りを見回し獲物の気配を伺っていましたが・・・

場所を変えるためなのか、突然飛び出し地面すれすれに一直線に飛んで行きました。辺りはかなり薄暗くなっているうえ、手持ちレンズですのでブレブレですが・・・




そして森の奥に消えていきました・・・

今日はフクロウの飛翔をご紹介しましたが、同じ仲間のコミミズクが獲物を探しながらゆっくりと低空飛翔するのに対し、フクロウの場合は低い枝や杭などにとまって近ずいてきた獲物を一挙に襲うため、そのような低空飛翔はしません。そのような行動パターンを考えながら見ていると興味は尽きません・・・
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陽も落ち始めた夕刻、高原の森で獲物を探していたフクロウ。



周りを見回し獲物の気配を伺っていましたが・・・

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そして森の奥に消えていきました・・・

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冬の高原のフクロウ
冬のこの時期、比較的よく見られるようになるフクロウを探しに高原を訪れました。あいにく今年は暖かい日が続きフクロウの出は今一つのようでしたが、それでもこの日は計4回ほどその魅力的な姿を見ることができました。
フクロウ(Ural owl)はスカンジナビア半島からから日本にかけてユーラシア大陸北部に帯状に広く分布し、日本では、九州以北から、四国、本州、北海道にかけて分布する留鳥ですが、冬場の獲物の少なくなるこの時期、昼間でも狩りを行うため、比較的目にする機会が増えてきます。
陽が落ち始めるころ、高原の森に姿を現したフクロウ。

大きくトリミングしてみました。

何度も辺りを見回し獲物を探していました・・・




暫くすると場所を移動し、道路脇の樹木にとまりました。

ここでも何度も辺りを見回しながら獲物を探しているようでした・・・




今日は夜間の生態系ピラミッドの頂点に位置する大型猛禽類のフクロウをご紹介しましたが、フクロウは聴覚が発達しており、音により獲物の位置を特定し、雪の下にいるノネズミやモグラ、ヒミズなどを仕留めることができるそうで、雪の多くなるこれから、昼間から狩りをする彼らを目にする機会が増えてきます・・・
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フクロウ(Ural owl)はスカンジナビア半島からから日本にかけてユーラシア大陸北部に帯状に広く分布し、日本では、九州以北から、四国、本州、北海道にかけて分布する留鳥ですが、冬場の獲物の少なくなるこの時期、昼間でも狩りを行うため、比較的目にする機会が増えてきます。
陽が落ち始めるころ、高原の森に姿を現したフクロウ。

大きくトリミングしてみました。

何度も辺りを見回し獲物を探していました・・・




暫くすると場所を移動し、道路脇の樹木にとまりました。

ここでも何度も辺りを見回しながら獲物を探しているようでした・・・




今日は夜間の生態系ピラミッドの頂点に位置する大型猛禽類のフクロウをご紹介しましたが、フクロウは聴覚が発達しており、音により獲物の位置を特定し、雪の下にいるノネズミやモグラ、ヒミズなどを仕留めることができるそうで、雪の多くなるこれから、昼間から狩りをする彼らを目にする機会が増えてきます・・・
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高原の冬鳥たち・・・ミヤマホオジロ、マヒワ、アトリ
お目当ての鳥を求めて高原の森を訪れましたが、今年は暖冬のせいか渡来が遅れているようで残念ながら見つけることができませんでした。しかし、他の冬鳥たちの幾つかには出会うことができましたので、今日はそんな冬鳥たちをご紹介します。
最初は先日もご紹介したミヤマホオジロです。
ミヤマホオジロ(Yellow-throated bunting)は夏季に中国や朝鮮半島、ウスリーなどで繁殖し、冬季には中国南部や日本、台湾へ南下し越冬しますが、そんなミヤマホオジロが今年もこの高原にやって来てくれました。
水飲み場近くの枝にとまったミヤマホオジロのオス。発達した冠羽に黄色い眉斑と喉、黒い過眼線と胸部の三角斑は存在感たっぷりです。




次は今季初のマヒワです。
マヒワ(Eurasian siskin)は夏季にヨーロッパ北部やアルプス山脈、中国北東部やウスリーで繁殖し、冬季はアフリカ大陸北部やヨーロッパ、中国東部、日本、朝鮮半島で越冬。日本では冬季に越冬のため飛来するほか、北海道や本州中部以北で繁殖することが知られています。
こちらも同じ水場にやっていたマヒワのメス。メスのほうはオスに比べて黄色味が薄く、優しい感じがします。




同じヒワの仲間、カワラヒワとのツーショット。

次も同じ場所で目にしたアトリです。
アトリ(Brambling)はユーラシア大陸北部の亜寒帯で繁殖し、冬季は北アフリカ、ヨーロッパから中央アジア、中国、朝鮮半島に渡り越冬。日本には冬鳥としてシベリア方面から渡来しますが、渡来する個体数は年による変化が大きいと言われています。
込み入った枝の中で休んでいたアトリの冬羽のメス。オスに比べると胸部の橙褐色と頭部の黒味が薄いのが特徴です。



今日は高原の森の水場にやって来た冬鳥たちをご紹介しましたが、陽だまりの水場は彼らの格好の憩いの場であるようで、長旅の疲れを癒しているように見えました・・・
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最初は先日もご紹介したミヤマホオジロです。
ミヤマホオジロ(Yellow-throated bunting)は夏季に中国や朝鮮半島、ウスリーなどで繁殖し、冬季には中国南部や日本、台湾へ南下し越冬しますが、そんなミヤマホオジロが今年もこの高原にやって来てくれました。
水飲み場近くの枝にとまったミヤマホオジロのオス。発達した冠羽に黄色い眉斑と喉、黒い過眼線と胸部の三角斑は存在感たっぷりです。




次は今季初のマヒワです。
マヒワ(Eurasian siskin)は夏季にヨーロッパ北部やアルプス山脈、中国北東部やウスリーで繁殖し、冬季はアフリカ大陸北部やヨーロッパ、中国東部、日本、朝鮮半島で越冬。日本では冬季に越冬のため飛来するほか、北海道や本州中部以北で繁殖することが知られています。
こちらも同じ水場にやっていたマヒワのメス。メスのほうはオスに比べて黄色味が薄く、優しい感じがします。




同じヒワの仲間、カワラヒワとのツーショット。

次も同じ場所で目にしたアトリです。
アトリ(Brambling)はユーラシア大陸北部の亜寒帯で繁殖し、冬季は北アフリカ、ヨーロッパから中央アジア、中国、朝鮮半島に渡り越冬。日本には冬鳥としてシベリア方面から渡来しますが、渡来する個体数は年による変化が大きいと言われています。
込み入った枝の中で休んでいたアトリの冬羽のメス。オスに比べると胸部の橙褐色と頭部の黒味が薄いのが特徴です。



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クロガモのペアー
昨日の続きで、今日は同じく漁港内で目にしたクロガモのペアーをご紹介します。
クロガモ(Black scoter)は亜種クロガモ(シベリア東部、アラスカ州西部で繁殖)と亜種ヨーロッパクロガモ(アイスランド、シベリア西部、ヨーロッパ北部で繁殖)の2亜種が存在しますが、日本にやってくるのは亜種クロガモのほうで、冬季、日本以外にもアメリカ、中国、アリューシャン列島の沿岸域へ南下し越冬するほか、北海道では幼鳥が観察されたことがあり、繁殖している可能性もあるようです。
そんなクロガモですが、漁港内ではペアーと思われる2羽が行動を共にしていました。オスは名前のように全身が黒色ですが、メスのほうは全身黒褐色で頬から前頸にかけて白っぽい明色斑が入っています。

黒色の体に、上嘴基部の隆起した黄色部が鮮やかなオス。


向こう向きですが、羽ばたいてくれました・・・


こちらは上半身を突き出したメス。

その後、海上を駆け足で走り始め・・・


空中に飛び出しました。



今日は昨日と同じ漁港内で目にしたクロガモのペアーをご紹介しましたが、昨日ご紹介したコクガンが海草や海藻の植物を主食としているのに対し、クロガモは貝類や甲殻類(カニ、フジツボなど)、昆虫、魚類の卵などを食べるようで、この日も時々海に潜り、貝類や甲殻類を捕っているようでした・・・
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クロガモ(Black scoter)は亜種クロガモ(シベリア東部、アラスカ州西部で繁殖)と亜種ヨーロッパクロガモ(アイスランド、シベリア西部、ヨーロッパ北部で繁殖)の2亜種が存在しますが、日本にやってくるのは亜種クロガモのほうで、冬季、日本以外にもアメリカ、中国、アリューシャン列島の沿岸域へ南下し越冬するほか、北海道では幼鳥が観察されたことがあり、繁殖している可能性もあるようです。
そんなクロガモですが、漁港内ではペアーと思われる2羽が行動を共にしていました。オスは名前のように全身が黒色ですが、メスのほうは全身黒褐色で頬から前頸にかけて白っぽい明色斑が入っています。

黒色の体に、上嘴基部の隆起した黄色部が鮮やかなオス。


向こう向きですが、羽ばたいてくれました・・・


こちらは上半身を突き出したメス。

その後、海上を駆け足で走り始め・・・


空中に飛び出しました。



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漁港にやって来たコクガン
冬の北海道ではよく見かけるコクガンが関東の漁港に来ているということで少し足を延ばし現地を訪れましたが、そこではオオバンに混じって海藻を食んでいた1羽のコクガンに出会うことができました。
コクガン(Brant goose)はシベリア東部で繁殖し、朝鮮半島南部、日本、渤海沿岸部へ南下し越冬する亜種コクガンのほか、シベリア西部などで繁殖する亜種ネズミガン、カナダ東部、グリーンランドで繁殖する亜種シロハラネズミガン、カナダ西部、シベリア極東部、アラスカで繁殖する亜種クロネズミガンの4亜種に分類されますが、日本にやってくるのは亜種コクガンで、色味が濃く、体側面の淡色部が明瞭な点が特徴です。
オオバンと行動を共にしていた亜種コクガン。

横から見ると特徴である頸部の白い首輪状の斑紋と、体側面の白と淡黒褐色の縞模様、下腹部や尾羽の白色部がよく分かります。

海藻が好みのようで、オオバンと一緒に盛んに海藻を食んでいました。

別の角度から・・・





今日は漁港内でオオバンと行動を共にしていた亜種コクガンをご紹介しましたが、名前のように体全体が黒色で一見地味にも見えますが、近くで見れば黒褐色と白色のコントラストが鮮やかであり、なかなか魅力的なガンでもあります・・・
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コクガン(Brant goose)はシベリア東部で繁殖し、朝鮮半島南部、日本、渤海沿岸部へ南下し越冬する亜種コクガンのほか、シベリア西部などで繁殖する亜種ネズミガン、カナダ東部、グリーンランドで繁殖する亜種シロハラネズミガン、カナダ西部、シベリア極東部、アラスカで繁殖する亜種クロネズミガンの4亜種に分類されますが、日本にやってくるのは亜種コクガンで、色味が濃く、体側面の淡色部が明瞭な点が特徴です。
オオバンと行動を共にしていた亜種コクガン。

横から見ると特徴である頸部の白い首輪状の斑紋と、体側面の白と淡黒褐色の縞模様、下腹部や尾羽の白色部がよく分かります。

海藻が好みのようで、オオバンと一緒に盛んに海藻を食んでいました。

別の角度から・・・





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再びキクイタダキ
先日は証拠写真だけのキクイタダキ(Goldcrest)でしたが、もう少しまともな写真が撮りたくて再度行ってみました。
現れたのは同じような場所でしたが、今回は比較的低いところで動き回っており、前回よりは少しましな写真を撮ることができました。
動き回った後、ようやく横枝にとまってくれたキクイタダキ。

特徴である黄色い冠羽を見せてくれました。和名は頭頂部に黄色い冠羽があるため菊を戴くという意味から命名されたキクイタダキですが、英名のGoldcrestはもっとストレートです。





今日は先日に続き、再度キクイタダキをご紹介しましたが、それにしてもキクイタダキはカメラマン泣かせの手ごわい相手です・・・
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現れたのは同じような場所でしたが、今回は比較的低いところで動き回っており、前回よりは少しましな写真を撮ることができました。
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特徴である黄色い冠羽を見せてくれました。和名は頭頂部に黄色い冠羽があるため菊を戴くという意味から命名されたキクイタダキですが、英名のGoldcrestはもっとストレートです。





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ハイイロチュウヒ(縦トリミング)
昨日の続きで、今日はハイイロチュウヒ(Hen harrier)の縦トリミングしたものをご紹介します。
葦原の上空に現れたハイイロチュウヒのオス。

遠くの山をバックに飛翔するハイイロチュウヒ。


そして、徐々に近づいてきてくれました。








こちらを睨んでいたハイイロチュウヒ。背景が青空だけだとつまらない写真になってしまいますが、この時は部分的に雲がかかっており、若干グラデーションがついていました。



今日まで延々とハイイロチュウヒをご紹介してきましたが、銀色に輝く貴公子のようなハイイロチュウヒは何度見ても飽きることがありません・・・
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葦原の上空に現れたハイイロチュウヒのオス。

遠くの山をバックに飛翔するハイイロチュウヒ。


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こちらを睨んでいたハイイロチュウヒ。背景が青空だけだとつまらない写真になってしまいますが、この時は部分的に雲がかかっており、若干グラデーションがついていました。



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チュウヒに攻撃されるハイイロチュウヒ
昨日の続きで、今日はチュウヒ(Eastern marsh harrier)に攻撃されるハイイロチュウヒ(Hen harrier)をご紹介します。
ハイイロチュウヒのオスが華麗な姿を見せてくれましたが、その後を追うようにチュウヒが上空に近づいてきました。


必死に逃げるハイイロチュウヒと追いかけるチュウヒ。


何とか攻撃をかわしたハイイロチュウヒ。

それでも諦めずにしつこく追いかけるチュウヒ。

またまた攻撃をかわしたハイイロチュウヒ。

今日はチュウヒの攻撃を受けていたハイイロチュウヒをご紹介しましたが、同じ獲物を食糧とする彼らにとって狩場をめぐる争いは日常茶飯事のようです・・・
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ハイイロチュウヒのオスが華麗な姿を見せてくれましたが、その後を追うようにチュウヒが上空に近づいてきました。


必死に逃げるハイイロチュウヒと追いかけるチュウヒ。


何とか攻撃をかわしたハイイロチュウヒ。

それでも諦めずにしつこく追いかけるチュウヒ。

またまた攻撃をかわしたハイイロチュウヒ。

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獲物を探すハイイロチュウヒ
再びハイイロチュウヒ(Hen harrier)です。今日は葦原で獲物を探して帆翔していたハイイロチュウヒをご紹介します。
塒入りまでにはまだ時間があるのか、葦原の上で獲物を探していたハイイロチュウヒ。



葦原にかなり接近し獲物を探しています・・・





今日は葦原で獲物を探して帆翔していたハイイロチュウヒをご紹介しましたが、獲物を探している時は彼らも真剣そのもので、脇目もふらず下方を見つめていました・・・
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塒入りまでにはまだ時間があるのか、葦原の上で獲物を探していたハイイロチュウヒ。



葦原にかなり接近し獲物を探しています・・・





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公園の小鳥たち・・・ルリビタキ、キクイタダキ、アオジ
昨日の続きで、今日は公園で出会った冬鳥たちをご紹介します。
最初は先日もご紹介したルリビタキ(Red-flanked bluetail)です。日本では留鳥または漂鳥として北海道、本州、四国の平地から亜高山帯で繁殖し、冬季は本州以南の平地から山地の常緑広葉樹林、公園などで越冬しますが、そんなルリビタキが平地の公園にもやって来てくれました。
先日はきれいなオスをご紹介しましたが、今回出会ったのは上面に青味がないメスタイプのルリビタキでした。突然、草地に降りてきたルリビタキ。どうやら小虫を捕まえたようです・・・

その後、近くの枯れ草にとまったルリビタキ。


次は今シーズン初めて見るキクイタダキです。
キクイタダキ(Goldcrest)はユーラシア大陸の高緯度から中緯度の地域に広く分布し、日本では留鳥または漂鳥として北海道から本州中部に生息し、本州中部以南の西日本には一部が越冬のために飛来します。
そんなキクイタダキが越冬のため当公園にもやって来てくれたようで、生い茂った樹木の中で忙しく動き回っていました。あまりにも動きが早くほとんどシャッターが押せませんでしたが、何とか証拠写真が2カットだけ撮れました。


最後は先日もご紹介したアオジ(Black-faced bunting)です。
中国、ロシア、朝鮮半島、台湾、日本、インドシナ半島などに分布するアオジですが、日本では留鳥または漂鳥として北海道から本州中部に生息し、本州中部以南では主に冬鳥として見られるようです。
そんなアオジが当公園にもやって来てくれたようで、何ヶ所かでその姿を見ることができました。遠くの枝にとまったアオジのメス。陽を浴びると喉から体下面の黄色が美しいですね・・・



今日は公園で出会った冬鳥たちをご紹介しましたが、今まで鳥影の薄かった公園も寒さとともに徐々に賑わいを見せてくれるようです・・・
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最初は先日もご紹介したルリビタキ(Red-flanked bluetail)です。日本では留鳥または漂鳥として北海道、本州、四国の平地から亜高山帯で繁殖し、冬季は本州以南の平地から山地の常緑広葉樹林、公園などで越冬しますが、そんなルリビタキが平地の公園にもやって来てくれました。
先日はきれいなオスをご紹介しましたが、今回出会ったのは上面に青味がないメスタイプのルリビタキでした。突然、草地に降りてきたルリビタキ。どうやら小虫を捕まえたようです・・・

その後、近くの枯れ草にとまったルリビタキ。


次は今シーズン初めて見るキクイタダキです。
キクイタダキ(Goldcrest)はユーラシア大陸の高緯度から中緯度の地域に広く分布し、日本では留鳥または漂鳥として北海道から本州中部に生息し、本州中部以南の西日本には一部が越冬のために飛来します。
そんなキクイタダキが越冬のため当公園にもやって来てくれたようで、生い茂った樹木の中で忙しく動き回っていました。あまりにも動きが早くほとんどシャッターが押せませんでしたが、何とか証拠写真が2カットだけ撮れました。


最後は先日もご紹介したアオジ(Black-faced bunting)です。
中国、ロシア、朝鮮半島、台湾、日本、インドシナ半島などに分布するアオジですが、日本では留鳥または漂鳥として北海道から本州中部に生息し、本州中部以南では主に冬鳥として見られるようです。
そんなアオジが当公園にもやって来てくれたようで、何ヶ所かでその姿を見ることができました。遠くの枝にとまったアオジのメス。陽を浴びると喉から体下面の黄色が美しいですね・・・



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起きてくれなかったトラフズク
昨日の続きで、今日は公園近くの河畔で越冬しているトラフズクをご紹介します。
トラフズク(Long-eared owl)はユーラシア大陸、北米、エジプト、モロッコ、台湾、日本などに分布し、生息地では周年生息しますが、冬季に獲物を求めて不規則に渡りを行うこともあるようで、日本では基亜種が留鳥として本州中部以北で局地的に繁殖し、本州中部以南では冬鳥として渡来するようです。
そんなトラフズクが今年も越冬のためやって来てくれたようですが、当のトラフズクは眠ったままで全く動きがなく、写真は何枚も撮ったのですが全て同じ写真ばかりでした。

時間が立てば少しは動きがあるかもしれないと思い、夕方再び同じ場所に行ってみましたが、今度は先程の場所より少し移動し、顔しか見せてくれませんでした。

時折、顔の向きを変えていましたが、それ以上の大きな変化はなく、結局この日は諦めて帰ってきました・・・


今日は公園近くの河畔で越冬しているトラフズクをご紹介しましたが、トラフズクの和名は全身にある褐色の斑を虎斑(とらふ)に見立て、「虎斑が顕著なミミズク」から、英名(Long-eared Owl)は長い羽角を持つことから命名されたようですが、このようなことを考えながら見ていると、また違った興味が湧いてきます・・・
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トラフズク(Long-eared owl)はユーラシア大陸、北米、エジプト、モロッコ、台湾、日本などに分布し、生息地では周年生息しますが、冬季に獲物を求めて不規則に渡りを行うこともあるようで、日本では基亜種が留鳥として本州中部以北で局地的に繁殖し、本州中部以南では冬鳥として渡来するようです。
そんなトラフズクが今年も越冬のためやって来てくれたようですが、当のトラフズクは眠ったままで全く動きがなく、写真は何枚も撮ったのですが全て同じ写真ばかりでした。

時間が立てば少しは動きがあるかもしれないと思い、夕方再び同じ場所に行ってみましたが、今度は先程の場所より少し移動し、顔しか見せてくれませんでした。

時折、顔の向きを変えていましたが、それ以上の大きな変化はなく、結局この日は諦めて帰ってきました・・・


今日は公園近くの河畔で越冬しているトラフズクをご紹介しましたが、トラフズクの和名は全身にある褐色の斑を虎斑(とらふ)に見立て、「虎斑が顕著なミミズク」から、英名(Long-eared Owl)は長い羽角を持つことから命名されたようですが、このようなことを考えながら見ていると、また違った興味が湧いてきます・・・
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冬羽のベニマシコ
冬晴れの一日、自宅から程近い公園に出かけましたが、そこでは徐々に入り始めた冬鳥たちを楽しむことができました。
今日はそんな中からベ先日もご紹介したベニマシコ(Long-tailed rosefinch)をご紹介します。日本では夏鳥として北海道、青森県下北半島で繁殖し、冬鳥として本州以南へ渡り越冬するベニマシコですが、今年も当地もやって来てくれました。
突然、目の前の枯れ草にとまったベニマシコのオス。夏羽ほど真っ赤ではありませんが、それでもその独特の色合いを見せてくれました。



尾を広げると、英名(Long-tailed rosefinch)のように長い尾羽が印象的です。


更に近くにやって来たベニマシコ。

こちらは川べりに降り立ったベニマシコ。


こちらは対岸でセイタカアワダチソウの種子を食べていたメス。


こちらは別の場所で・・・



今日は自宅から程近い公園で見かけたベニマシコをご紹介しましたが、夏の北海道で見るベニマシコもいいものですが、津軽海峡を渡って来た冬のベニマシコも味わい深いものがあります・・・
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今日はそんな中からベ先日もご紹介したベニマシコ(Long-tailed rosefinch)をご紹介します。日本では夏鳥として北海道、青森県下北半島で繁殖し、冬鳥として本州以南へ渡り越冬するベニマシコですが、今年も当地もやって来てくれました。
突然、目の前の枯れ草にとまったベニマシコのオス。夏羽ほど真っ赤ではありませんが、それでもその独特の色合いを見せてくれました。



尾を広げると、英名(Long-tailed rosefinch)のように長い尾羽が印象的です。


更に近くにやって来たベニマシコ。

こちらは川べりに降り立ったベニマシコ。


こちらは対岸でセイタカアワダチソウの種子を食べていたメス。


こちらは別の場所で・・・



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大空を舞うハイイロチュウヒ(3)
昨日の続きで、今日は比較的近くを飛んでくれたハイイロチュウヒ(Hen harrier)をご紹介します。
精悍な顔つきでこちらを睨みながら飛翔していたハイイロチュウヒ。体はそれ程大きくありませんが迫力満点です。

その後、かなり近いところを飛んでくれました。やはり近くで見ると迫力があります。

黄色の虹彩が魅力的です・・・









今日は比較的近くを飛んでくれたハイイロチュウヒをご紹介しましたが、やはり近くで見るハイイロチュウヒは迫力満点です・・・
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精悍な顔つきでこちらを睨みながら飛翔していたハイイロチュウヒ。体はそれ程大きくありませんが迫力満点です。

その後、かなり近いところを飛んでくれました。やはり近くで見ると迫力があります。

黄色の虹彩が魅力的です・・・









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大空を舞うハイイロチュウヒ(2)
昨日に続き、今日もハイイロチュウヒ(Hen harrier)の飛翔をご紹介します。
風に乗り、葦原の上空を飛翔するハイイロチュウヒ。銀色に輝くハイイロチュウヒはまるで小型飛行機のようです。


獲物を探しているのか、下方を見ながらゆっくり滑翔するハイイロチュウヒ。






ときおり銀色に輝く背中を見せてくれます・・・

今日は葦原の上空を飛翔するハイイロチュウヒをご紹介しましたが、銀色に輝くハイイロチュウヒは遠くを飛んでも存在感があります・・・
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風に乗り、葦原の上空を飛翔するハイイロチュウヒ。銀色に輝くハイイロチュウヒはまるで小型飛行機のようです。


獲物を探しているのか、下方を見ながらゆっくり滑翔するハイイロチュウヒ。






ときおり銀色に輝く背中を見せてくれます・・・

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大空を舞うハイイロチュウヒ(1)
今季初のハイイロチュウヒに会いに行って来ましたので、今日からしばらくの間、当地で出会ったハイイロチュウヒをご紹介します。
ハイイロチュウヒ(Hen harrier)は北アメリカ大陸北部やユーラシア大陸北部で繁殖し、冬季は北アメリカ大陸南部から南アメリカ大陸北部、アフリカ大陸北部、ユーラシア大陸中部に移動し越冬するほか、ヨーロッパでは周年生息しています。日本では越冬のため冬鳥として飛来しますが、局地的であり個体数はそれほど多くはないようです。
そんなハイイロチュウヒが今年もやって来てくれました。冬晴れの中、遠くの山をバックに大空を舞うハイイロチュウヒのオス。

少しトリミングしてみました。灰色の上面に、初列風切の一部が黒く、黄色の虹彩がとても印象的です。





こちらを睨みながら飛翔するハイイロチュウヒ。



今日は今季初のハイイロチュウヒをご紹介しましたが、この日はまだまだ陽が高い2時過ぎを皮切りに3度その雄姿を見せてくれました。やはりハイイロチュウヒには青空がよく似合います・・・
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ハイイロチュウヒ(Hen harrier)は北アメリカ大陸北部やユーラシア大陸北部で繁殖し、冬季は北アメリカ大陸南部から南アメリカ大陸北部、アフリカ大陸北部、ユーラシア大陸中部に移動し越冬するほか、ヨーロッパでは周年生息しています。日本では越冬のため冬鳥として飛来しますが、局地的であり個体数はそれほど多くはないようです。
そんなハイイロチュウヒが今年もやって来てくれました。冬晴れの中、遠くの山をバックに大空を舞うハイイロチュウヒのオス。

少しトリミングしてみました。灰色の上面に、初列風切の一部が黒く、黄色の虹彩がとても印象的です。





こちらを睨みながら飛翔するハイイロチュウヒ。



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里山の鳥たち・・・モズ、シメ
昨日の続きで、今日も里山の常連、モズとシメをご紹介します。
最初はモズです。
モズ(Bull-headed shrike)は中国東部や朝鮮半島、ウスリー南部、樺太で繁殖し、冬季になると中国南部へ南下し越冬しますが、日本では基亜種が留鳥として周年生息し、北部に分布する個体群や山地に生息する個体群は秋季になると南下したり標高の低い場所へ移動し越冬することが知られています。
そんなモズですが、自宅近くの里山では留鳥として周年生息しています。林縁の開けた草地で目にしたモズのメス。頭頂から後頸は明るい茶褐色、体上面は褐色、体下面は淡褐色の羽毛で被われ、オスに比べるとどことなく愛らしい感じがします・・・





次はこちらも冬の里山の常連、シメです。
シメ(Hawfinch)はヨーロッパ中部および南部からロシア南部を経て中国東北部、サハリン、カムチャツカ半島までのユーラシア大陸中部域に広く分布し、北方で繁殖した個体は冬季南方へ渡ることが知られていますが、日本では北海道や本州の中部以北で繁殖するほか、冬鳥として本州以南に渡来します。
そんなシメが今年も自宅近くの里山に姿を見せてくれました。木の天辺にとまり暫く体を休めていたシメ。眼先が灰黒色であることからメスと思われます。・




昨日に続き、今日も里山の常連、モズとシメをご紹介しましたが、静かだった里山も冬鳥の渡来とともに、徐々に賑やかになってきました・・・
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最初はモズです。
モズ(Bull-headed shrike)は中国東部や朝鮮半島、ウスリー南部、樺太で繁殖し、冬季になると中国南部へ南下し越冬しますが、日本では基亜種が留鳥として周年生息し、北部に分布する個体群や山地に生息する個体群は秋季になると南下したり標高の低い場所へ移動し越冬することが知られています。
そんなモズですが、自宅近くの里山では留鳥として周年生息しています。林縁の開けた草地で目にしたモズのメス。頭頂から後頸は明るい茶褐色、体上面は褐色、体下面は淡褐色の羽毛で被われ、オスに比べるとどことなく愛らしい感じがします・・・





次はこちらも冬の里山の常連、シメです。
シメ(Hawfinch)はヨーロッパ中部および南部からロシア南部を経て中国東北部、サハリン、カムチャツカ半島までのユーラシア大陸中部域に広く分布し、北方で繁殖した個体は冬季南方へ渡ることが知られていますが、日本では北海道や本州の中部以北で繁殖するほか、冬鳥として本州以南に渡来します。
そんなシメが今年も自宅近くの里山に姿を見せてくれました。木の天辺にとまり暫く体を休めていたシメ。眼先が灰黒色であることからメスと思われます。・




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里山の鳥たち・・・カシラダカ、アオジ
昨日の続きで、今日は自宅近くの里山で出会ったカシラダカとアオジをご紹介します。
カシラダカ(Rustic bunting)は先日もご紹介しましたように、スカンジナビア半島からカムチャッカ半島までのユーラシア大陸高緯度地域と、アリューシャン列島で繁殖し、日本では冬鳥として九州以北に渡来するお馴染みの鳥ですが、この時期、里山の谷戸ではこぼれ落ちた草の実を啄ばむカシラダカの姿をよく見かけました。
夢中で草の実を啄ばんでいた冬羽のカシラダカ。枯れ草にとけ込んでおり、よく見ないとなかなか見つけられません・・・



警戒心が強く、人や車が近づくとすぐに近くの木に上ってしまいます。


次はこちらも冬の里山の定番アオジです。
アオジ(Black-faced bunting)は夏季に中国、ロシア南東部、朝鮮半島北部で繁殖し、冬季になると中国南部、台湾、インドシナ半島などへ南下し越冬。日本では亜種アオジが留鳥または漂鳥として北海道から本州中部に生息し、本州中部以南では主に冬鳥として見られるようです。また、少数ながら亜種シベリアアオジが旅鳥または冬鳥として主に本州の日本海側や九州に飛来することが知られています。
谷戸のブッシュの中にいた亜種アオジのオス。和名、英名のごとく頭部が緑(古い意味の青は緑も含めた色)がかった暗灰色で覆われています。




今日は自宅近くの里山で出会ったカシラダカとアオジをご紹介しましたが、決して珍しくはないこれ等の鳥たちですが、冬のこの時期、彼らを見ると何故かホッとします・・・
ご訪問ありがとうございました。
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カシラダカ(Rustic bunting)は先日もご紹介しましたように、スカンジナビア半島からカムチャッカ半島までのユーラシア大陸高緯度地域と、アリューシャン列島で繁殖し、日本では冬鳥として九州以北に渡来するお馴染みの鳥ですが、この時期、里山の谷戸ではこぼれ落ちた草の実を啄ばむカシラダカの姿をよく見かけました。
夢中で草の実を啄ばんでいた冬羽のカシラダカ。枯れ草にとけ込んでおり、よく見ないとなかなか見つけられません・・・



警戒心が強く、人や車が近づくとすぐに近くの木に上ってしまいます。


次はこちらも冬の里山の定番アオジです。
アオジ(Black-faced bunting)は夏季に中国、ロシア南東部、朝鮮半島北部で繁殖し、冬季になると中国南部、台湾、インドシナ半島などへ南下し越冬。日本では亜種アオジが留鳥または漂鳥として北海道から本州中部に生息し、本州中部以南では主に冬鳥として見られるようです。また、少数ながら亜種シベリアアオジが旅鳥または冬鳥として主に本州の日本海側や九州に飛来することが知られています。
谷戸のブッシュの中にいた亜種アオジのオス。和名、英名のごとく頭部が緑(古い意味の青は緑も含めた色)がかった暗灰色で覆われています。




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今季初のルリビタキ
久し振りに自宅近くの里山を散策してきましたが、運よく今季初めてのルリビタキに遭遇することができました。
ルリビタキ(Red-flanked bluetail)は夏季はユーラシア大陸の亜寒帯やヒマラヤ山脈で繁殖し、冬季はユーラシア大陸南部で越冬。日本では留鳥または漂鳥として北海道、本州、四国の平地から亜高山帯で繁殖し、冬季は本州以南の平地から山地の常緑広葉樹林、公園などで越冬します。
そんなルリビタキですが、今年も自宅近くの里山に降りてきてくれました。薄暗い林縁に姿を見せてくれたルリビタキのオス。ISOを目一杯上げていますので画像がよくありませんが・・・



その後、明るいところに出てきてくれましたが、枝が込み入った場所であり、すっきりとは撮らせてくれません。



縄張り宣言なのか、ヒッ ヒッ、ジジッ ジジッと大きな声で鳴いていました。



今日は今季初めて目にしたルリビタキをご紹介しましたが、青色の美しいルリビタキもまた年に一度は出会いたい鳥です・・・
ご訪問ありがとうございました。
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ルリビタキ(Red-flanked bluetail)は夏季はユーラシア大陸の亜寒帯やヒマラヤ山脈で繁殖し、冬季はユーラシア大陸南部で越冬。日本では留鳥または漂鳥として北海道、本州、四国の平地から亜高山帯で繁殖し、冬季は本州以南の平地から山地の常緑広葉樹林、公園などで越冬します。
そんなルリビタキですが、今年も自宅近くの里山に降りてきてくれました。薄暗い林縁に姿を見せてくれたルリビタキのオス。ISOを目一杯上げていますので画像がよくありませんが・・・



その後、明るいところに出てきてくれましたが、枝が込み入った場所であり、すっきりとは撮らせてくれません。



縄張り宣言なのか、ヒッ ヒッ、ジジッ ジジッと大きな声で鳴いていました。



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今季初のオオマシコ(3)
オオマシコ(Pallas's Rosefinch)の写真が続きますが、今日は縦向きにトリミングした写真をご紹介します。
ヤマハギの実を食べにやって来たオオマシコ。真ん中はオスの成鳥、左下はメスと思われます。

こちらはメス同士

奥はオス



ヤマハギの実を盛んに食べていたメス。




今日はヤマハギにやって来たオオマシコの縦写真をご紹介しましたが、細くしなやかなヤマハギの枝にとまるオオマシコは何とも絵になります・・・
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ヤマハギの実を食べにやって来たオオマシコ。真ん中はオスの成鳥、左下はメスと思われます。

こちらはメス同士

奥はオス



ヤマハギの実を盛んに食べていたメス。




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今季初のオオマシコ(2)
昨日はオオマシコ(Pallas's Rosefinch)のオスをご紹介しましたが、今日はメスと思われる個体をご紹介します。
夢中でヤマハギの実を啄ばんでいたオオマシコ。右上はオスで、左下はメスでしょうか。

オオマシコのメスは全身淡褐色で、紅色みを帯び、雨覆、風切羽縁は淡褐色ということですが、若いオスもメスとよく似ている(赤みが若干強い)ため、識別はなかなか難しいようです・・・





夢中でヤマハギの実を食べていたメスと思われる個体。


昨日に続き、今日はオオマシコのメスと思われる個体をご紹介しましたが、全身深紅色のオスも魅力的ですが、全身淡褐色で、紅色みを帯びたメスあるいは若いオスも捨てがたい魅力があります・・・
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夢中でヤマハギの実を啄ばんでいたオオマシコ。右上はオスで、左下はメスでしょうか。

オオマシコのメスは全身淡褐色で、紅色みを帯び、雨覆、風切羽縁は淡褐色ということですが、若いオスもメスとよく似ている(赤みが若干強い)ため、識別はなかなか難しいようです・・・





夢中でヤマハギの実を食べていたメスと思われる個体。


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今季初のオオマシコ
バーダーに人気のオオマシコですが、やはり年に一度は会っておきたいと思い、少し足を伸ばし山に探しに行ってきました。
オオマシコ(Pallas's Rosefinch)は中央シベリアから東シベリアにかけての亜寒帯の地域で繁殖し、冬季はモンゴル、中国東部、朝鮮半島に渡り越冬。日本では冬鳥として本州中部以北に渡来しますが数はそれほど多くなく、バーダー憧れの鳥でもあります。
オオマシコの姿を求めて林道を探しましたが、夕方近くになりようやくその美しい姿を見ることができました。オオマシコは全部で4羽おり盛んにヤマハギの実を啄ばんでいました。右上はオス、左下はメスでしょうか。

その後、近くのヤマハギにやって来たオオマシコのオス。頭部と背中、胸から腹にかけて鮮やかな紅色で、額と喉に銀白色が入っています。


塒に入る前なのか、脇目もふらず夢中でヤマハギの実を食べていました。





日本に渡来する「マシコ(猿子)」と名のつく鳥は、ハギマシコ、オオマシコ、ギンザンマシコ、アカマシコ、ベニマシコの5種ですが、オスでは体全体が独特の赤色であることから何れも大変人気があります。今回もそんなオオマシコに会いたくなり、少し足を伸ばして探しに行ってきましたが、幸運にも見つけることができ嬉しい出会いとなりました・・・
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オオマシコ(Pallas's Rosefinch)は中央シベリアから東シベリアにかけての亜寒帯の地域で繁殖し、冬季はモンゴル、中国東部、朝鮮半島に渡り越冬。日本では冬鳥として本州中部以北に渡来しますが数はそれほど多くなく、バーダー憧れの鳥でもあります。
オオマシコの姿を求めて林道を探しましたが、夕方近くになりようやくその美しい姿を見ることができました。オオマシコは全部で4羽おり盛んにヤマハギの実を啄ばんでいました。右上はオス、左下はメスでしょうか。

その後、近くのヤマハギにやって来たオオマシコのオス。頭部と背中、胸から腹にかけて鮮やかな紅色で、額と喉に銀白色が入っています。


塒に入る前なのか、脇目もふらず夢中でヤマハギの実を食べていました。





日本に渡来する「マシコ(猿子)」と名のつく鳥は、ハギマシコ、オオマシコ、ギンザンマシコ、アカマシコ、ベニマシコの5種ですが、オスでは体全体が独特の赤色であることから何れも大変人気があります。今回もそんなオオマシコに会いたくなり、少し足を伸ばして探しに行ってきましたが、幸運にも見つけることができ嬉しい出会いとなりました・・・
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今日は主役のシジュウカラ
雨上がりの午後、久し振りに自宅から比較的近い都内の公園を訪れましたが、そこでは今まさにピークを迎えた鮮やかなカエデにやって来たシジュウカラに出会うことができました。
シジュウカラ(Japanese tit)は日本や韓国を含む東アジア、ロシア極東に分布し、日本では4亜種が留鳥または漂鳥として小笠原諸島と大東諸島を除く地域に分布していますが、ここ本州では基亜種シジュウカラが私たちの最も身近な鳥として生息しています。
そんなシジュウカラですが、今を盛りに色づいたカエデにやって来てくれました。

普段はあまり見向きもされないシジュウカラですが、このような背景に来てくれるといきなり主役になってしまいます。



お腹を向けるとオスであることがよく分かります。


今日は今を盛りに色づいたカエデ絡みのシジュウカラをご紹介しましたが、普段あまり見向きもされないシジュウカラもこの日だけは主役になっていました・・・
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シジュウカラ(Japanese tit)は日本や韓国を含む東アジア、ロシア極東に分布し、日本では4亜種が留鳥または漂鳥として小笠原諸島と大東諸島を除く地域に分布していますが、ここ本州では基亜種シジュウカラが私たちの最も身近な鳥として生息しています。
そんなシジュウカラですが、今を盛りに色づいたカエデにやって来てくれました。

普段はあまり見向きもされないシジュウカラですが、このような背景に来てくれるといきなり主役になってしまいます。



お腹を向けるとオスであることがよく分かります。


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池に住みついているカワガラス
昨日の続きで、今日は同じく公園の池で目にしたカワガラスをご紹介します。
カワガラス(Brown dipper)はヒマラヤ北部からインドシナ半島北部、中国、台湾、サハリン、日本、カムチャツカ半島に分布し、日本では北海道、本州、四国、九州、屋久島にかけて留鳥として分布し、河川の上流から中流域にかけてと山地の渓流に生息するお馴染みの鳥です。
そんなカワガラスですが公園の池に姿を見せてくれました。普段は渓流などでよく見かけるカワガラスですが、この池では餌である虫が捕れるのか、どうやら棲みついているようです。



ちょっと水に潜ったと思ったら、しっかり虫を捕まえてきました。



カワガラスは水に潜るとき、眼を保護するため白い瞬幕(まぶたとは別に水平方向に動いて眼球を保護する透明又は半透膜の膜)を出しますが、水に潜らないときも時々このように白眼を見せていました。



また白目です・・・


今日は公園の池で目にしたカワガラスをご紹介しましたが、普段は渓流などでよく見かけるカワガラスも餌が豊富にあればこのような池にも棲みついてしまうようで、生き物の生息場所は先ず食物が確保できる場所が最優先されることを改めて考えさせられます・・・
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カワガラス(Brown dipper)はヒマラヤ北部からインドシナ半島北部、中国、台湾、サハリン、日本、カムチャツカ半島に分布し、日本では北海道、本州、四国、九州、屋久島にかけて留鳥として分布し、河川の上流から中流域にかけてと山地の渓流に生息するお馴染みの鳥です。
そんなカワガラスですが公園の池に姿を見せてくれました。普段は渓流などでよく見かけるカワガラスですが、この池では餌である虫が捕れるのか、どうやら棲みついているようです。



ちょっと水に潜ったと思ったら、しっかり虫を捕まえてきました。



カワガラスは水に潜るとき、眼を保護するため白い瞬幕(まぶたとは別に水平方向に動いて眼球を保護する透明又は半透膜の膜)を出しますが、水に潜らないときも時々このように白眼を見せていました。



また白目です・・・


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羽根を広げたカケス
昨日の続きで、今日は羽根を広げたカケス(Eurasian Jay)をご紹介します。
昨日と同じ池の畔ですが、突然カケスがやってきました。後ろ姿ですが何とかその美しい羽衣を写真に収めることができました。次列・三列風切、尾は黒色で、初列雨覆、雨覆の一部、次列風切の基部は青、黒、白色の美しい横斑でした。


そして、枝にとまったカケス。

こちらはその後、急に飛び出したカケス。よく見ると、左端にいるモズ(Bull-headed shrike)が突然飛んできて体の大きなカケスを追い出したのでした。


カケスを追い出したモズをアップしてみました。見た目には可愛らしい表情をしたメスでした。


山を歩いていると時々カケスの美しい青い羽根を拾うことがありますが、今日ご紹介しましたように、羽根を広げたカケスは実に美しく、ジェーイ、ジェーイというしわがれた鳴き声やおじさん顔にはちょっと似つかわしくありません・・・
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昨日と同じ池の畔ですが、突然カケスがやってきました。後ろ姿ですが何とかその美しい羽衣を写真に収めることができました。次列・三列風切、尾は黒色で、初列雨覆、雨覆の一部、次列風切の基部は青、黒、白色の美しい横斑でした。


そして、枝にとまったカケス。

こちらはその後、急に飛び出したカケス。よく見ると、左端にいるモズ(Bull-headed shrike)が突然飛んできて体の大きなカケスを追い出したのでした。


カケスを追い出したモズをアップしてみました。見た目には可愛らしい表情をしたメスでした。


山を歩いていると時々カケスの美しい青い羽根を拾うことがありますが、今日ご紹介しましたように、羽根を広げたカケスは実に美しく、ジェーイ、ジェーイというしわがれた鳴き声やおじさん顔にはちょっと似つかわしくありません・・・
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羽衣の美しいカケス
昨日の続きで、今日は公園の池の畔にやって来たカケスをご紹介します。
カケス(Eurasian jay)はアフリカ大陸北部、ユーラシア大陸の中部から南部にかけて分布し、日本では九州以北で繁殖する留鳥で、北部に生息するものは冬季に南に移動するようです。
ジェーイ、ジェーイという大声を出しながら池の畔にやって来たカケス。観察舎から様子を見ていると、いろいろなポーズをしてくれました。

おじさん顔のカケスですが、ブドウ色の体色に雨覆の青色が実に鮮やかです。


斜め後ろから見ると、風切、尾は黒色で、初列雨覆、雨覆の一部、次列風切の基部は青、黒、白色の横斑があることが分かります。







後ろから見たカケス。白い腰に、風切と尾羽の黒色が印象的です・・・

今日は公園の池の畔にやって来たカケスをご紹介しましたが、普段は警戒心の強いカケスも観察舎からはこちらの姿が見えないため安心してとまってくれていました。やはり自然の鳥を相手にするには、出来る限り相手にストレスを与えないことが大切ですね・・・
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カケス(Eurasian jay)はアフリカ大陸北部、ユーラシア大陸の中部から南部にかけて分布し、日本では九州以北で繁殖する留鳥で、北部に生息するものは冬季に南に移動するようです。
ジェーイ、ジェーイという大声を出しながら池の畔にやって来たカケス。観察舎から様子を見ていると、いろいろなポーズをしてくれました。

おじさん顔のカケスですが、ブドウ色の体色に雨覆の青色が実に鮮やかです。


斜め後ろから見ると、風切、尾は黒色で、初列雨覆、雨覆の一部、次列風切の基部は青、黒、白色の横斑があることが分かります。







後ろから見たカケス。白い腰に、風切と尾羽の黒色が印象的です・・・

今日は公園の池の畔にやって来たカケスをご紹介しましたが、普段は警戒心の強いカケスも観察舎からはこちらの姿が見えないため安心してとまってくれていました。やはり自然の鳥を相手にするには、出来る限り相手にストレスを与えないことが大切ですね・・・
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