ゴーグル目のイシチドリ
インド探鳥記の続きで、今日はイシチドリをご紹介します。
イシチドリ(Eurasian stone-curlew)はヨーロッパ、北アフリカ、南西アジアに分布する体長40~44cmのチドリ目、イシチドリ科の鳥で、ゴーグルのように見える大きな黄色い目に特徴があります。
世界遺産・ケオラディオ国立公園の乾燥した低い灌木の茂みで目にしたイシチドリ。基本的に水鳥であるチドリ目には珍しく、水辺でない陸地が生息場所であるようです。

最初は1羽だけだと思っていましたが、よく見るとイシチドリは数羽おり、茂みの中でチドリ類特有の素早く動いてはじっと止まるという動きを繰り返していました。





今日はインドでは留鳥のイシチドリをご紹介しましたが、この目つきの悪いゴーグル目のイシチドリは、一度見たら決して忘れることができません・・・
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イシチドリ(Eurasian stone-curlew)はヨーロッパ、北アフリカ、南西アジアに分布する体長40~44cmのチドリ目、イシチドリ科の鳥で、ゴーグルのように見える大きな黄色い目に特徴があります。
世界遺産・ケオラディオ国立公園の乾燥した低い灌木の茂みで目にしたイシチドリ。基本的に水鳥であるチドリ目には珍しく、水辺でない陸地が生息場所であるようです。

最初は1羽だけだと思っていましたが、よく見るとイシチドリは数羽おり、茂みの中でチドリ類特有の素早く動いてはじっと止まるという動きを繰り返していました。





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アジアレンカク
昨日の続きで、今日は同じくケオラディオ国立公園で目にしたアジアレンカクをご紹介します。
アジアレンカク(Bronze-winged jacana)はインド、東南アジアに分布するレンカクの仲間で、英名のようにブロンズ色の美しい翼が特徴です。
水草の上を歩きながら獲物を探していたアジアレンカクの成鳥。頭から頸、体下面は光沢のある暗緑色で、後頭部にかけた白色の眉斑が目立つほか、ブロンズ色の翼が光り輝いて見えます。





こちらは湿原の草地を歩いていたアジアレンカク。




こちらは頭部が茶色で、喉から胸の辺りが淡い赤褐色をした若い個体。




昨日のレンカクに続き、今日はインドでは留鳥のアジアレンカクをご紹介しましたが、彼らレンカクの仲間は近縁のタマシギ同様、一妻多夫で繁殖し、造巣から育雛はオスが行うという点が共通しているそうです。タマシギの場合は繁殖地が洪水による氾濫の危険が高いため、数が多いオスに分散して子育てさせる戦略をとっていると考えられていますが、レンカクの仲間も同様の理由でこのような繁殖システムをとるようになったのでしょうか・・・
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アジアレンカク(Bronze-winged jacana)はインド、東南アジアに分布するレンカクの仲間で、英名のようにブロンズ色の美しい翼が特徴です。
水草の上を歩きながら獲物を探していたアジアレンカクの成鳥。頭から頸、体下面は光沢のある暗緑色で、後頭部にかけた白色の眉斑が目立つほか、ブロンズ色の翼が光り輝いて見えます。





こちらは湿原の草地を歩いていたアジアレンカク。




こちらは頭部が茶色で、喉から胸の辺りが淡い赤褐色をした若い個体。




昨日のレンカクに続き、今日はインドでは留鳥のアジアレンカクをご紹介しましたが、彼らレンカクの仲間は近縁のタマシギ同様、一妻多夫で繁殖し、造巣から育雛はオスが行うという点が共通しているそうです。タマシギの場合は繁殖地が洪水による氾濫の危険が高いため、数が多いオスに分散して子育てさせる戦略をとっていると考えられていますが、レンカクの仲間も同様の理由でこのような繁殖システムをとるようになったのでしょうか・・・
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冬羽のレンカク
インド探鳥記の続きで、今日は日本では大変人気の高いレンカクをご紹介します。
レンカク(Pheasant-tailed Jacana)はユーラシア大陸南東部(インドから中国まで)、スリランカ、台湾、フィリピンで繁殖し、北方の個体はインドネシア、マレーシア等に渡って越冬。日本では稀な旅鳥または冬鳥として本州以南に渡来しますが、南西諸島ではほぼ毎年記録されているようです。
世界遺産・ケオラディオ国立公園の湿地で目にした冬羽のレンカク。夏羽に比べると地味ではありますが、それでも白い眉斑の後ろから後頸は金色で、夏羽を連想させます・・・






羽根を広げると白色部分が多くとてもきれいです。




今日は日本では大変人気のあるレンカクをご紹介しましたが、特に夏羽では後頸の金色と英名のごとくキジのような黒く長い尾羽が美しく、今度は是非そんな美しい夏羽に出会いたいものです・・・
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レンカク(Pheasant-tailed Jacana)はユーラシア大陸南東部(インドから中国まで)、スリランカ、台湾、フィリピンで繁殖し、北方の個体はインドネシア、マレーシア等に渡って越冬。日本では稀な旅鳥または冬鳥として本州以南に渡来しますが、南西諸島ではほぼ毎年記録されているようです。
世界遺産・ケオラディオ国立公園の湿地で目にした冬羽のレンカク。夏羽に比べると地味ではありますが、それでも白い眉斑の後ろから後頸は金色で、夏羽を連想させます・・・






羽根を広げると白色部分が多くとてもきれいです。




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リュウキュウガモ
インド探鳥記の続きで、今日はリュウキュウガモをご紹介します。
リュウキュウガモ(Lesser Whistling Duck)はインド・東南アジアでは留鳥として普通に見られ、中国南部や台湾では夏鳥として飛来し繁殖。日本では、かつてその名のとおり琉球諸島に留鳥もしくは夏鳥として分布していましたが、1963年の慶良間列島での観察例を最後に記録が途絶えているようです。
世界遺産・ケオラディオ国立公園の湿地で目にしたリュウキュウガモ。独特の体形と色彩で、体に比べ頭部と眼、嘴が大きく、上面の赤褐色の羽縁が明瞭です。



群れで休んでいたリュウキュウガモ。




1羽が飛び出すと、他のカモたちも次々に飛び出していきます・・・


大空に舞いあがったリュウキュウガモ。


1963年の慶良間列島での観察例を最後に記録が途絶えているリュウキュウガモですが、最近は地球温暖化のせいか東南アジアなどに分布する野鳥の飛来が増えており、リュウキュウガモについても再び国内で見られる日が来ることに期待したいものです・・・
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リュウキュウガモ(Lesser Whistling Duck)はインド・東南アジアでは留鳥として普通に見られ、中国南部や台湾では夏鳥として飛来し繁殖。日本では、かつてその名のとおり琉球諸島に留鳥もしくは夏鳥として分布していましたが、1963年の慶良間列島での観察例を最後に記録が途絶えているようです。
世界遺産・ケオラディオ国立公園の湿地で目にしたリュウキュウガモ。独特の体形と色彩で、体に比べ頭部と眼、嘴が大きく、上面の赤褐色の羽縁が明瞭です。



群れで休んでいたリュウキュウガモ。




1羽が飛び出すと、他のカモたちも次々に飛び出していきます・・・


大空に舞いあがったリュウキュウガモ。


1963年の慶良間列島での観察例を最後に記録が途絶えているリュウキュウガモですが、最近は地球温暖化のせいか東南アジアなどに分布する野鳥の飛来が増えており、リュウキュウガモについても再び国内で見られる日が来ることに期待したいものです・・・
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アカツクシガモ
インド探鳥記の続きで、今日は日本でも人気のあるアカツクシガモをご紹介します。
アカツクシガモ(Ruddy shelduck)はユーラシア大陸中部で繁殖し、冬季になるとアフリカ大陸北部、ユーラシア大陸南部、中国、朝鮮半島などへ南下し越冬。日本では数少ない冬鳥として各地に渡来しますが、東北地方以北では稀なようです。
世界遺産・サリスカ国立公園の池で目にしたアカツクシガモ。

ともに頭部が白っぽく、不明瞭な頸輪が見られることから、オスの成鳥冬羽(夏羽では黒い頸輪)と思われます。

こちらは世界遺産・ケオラディオ国立公園で目にしたアカツクシガモ。右側の小型の2羽は幼鳥と思われます。



こちらは別の場所で目にしたアカツクシガモ。

日本では数少ない冬鳥として渡来するアカツクシガモですが、さすが越冬地であるインド、訪れた先々では何度もその美しい羽色を楽しむことができました・・・
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アカツクシガモ(Ruddy shelduck)はユーラシア大陸中部で繁殖し、冬季になるとアフリカ大陸北部、ユーラシア大陸南部、中国、朝鮮半島などへ南下し越冬。日本では数少ない冬鳥として各地に渡来しますが、東北地方以北では稀なようです。
世界遺産・サリスカ国立公園の池で目にしたアカツクシガモ。

ともに頭部が白っぽく、不明瞭な頸輪が見られることから、オスの成鳥冬羽(夏羽では黒い頸輪)と思われます。

こちらは世界遺産・ケオラディオ国立公園で目にしたアカツクシガモ。右側の小型の2羽は幼鳥と思われます。



こちらは別の場所で目にしたアカツクシガモ。

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アオショウビン(2)
昨日の続きで、今日は別の場所で目にしたアオショウビン(White-throated Kingfisher)をご紹介します。
世界遺産・ケオラディオ国立公園の水辺の枯れ木にとまっていたアオショウビン。左側は亜成鳥の冬羽のカワウでしょうか・・・

突然飛び出しました・・・


小さな獲物を口に咥えて戻ってきたアオショウビン。

そして、呑み込みました・・・


ちょっと目を離した隙にまた飛び出し、今度はカワウの左側にとまりました。


今日はアオショウビンの飛び出しシーンなどをご紹介しましたが、この羽衣の美しいKingfisherは何度見ても飽きることがありません・・・
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世界遺産・ケオラディオ国立公園の水辺の枯れ木にとまっていたアオショウビン。左側は亜成鳥の冬羽のカワウでしょうか・・・

突然飛び出しました・・・


小さな獲物を口に咥えて戻ってきたアオショウビン。

そして、呑み込みました・・・


ちょっと目を離した隙にまた飛び出し、今度はカワウの左側にとまりました。


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アオショウビン(1)
再びインド探鳥記に戻ります。今日は日本でも迷鳥として南西諸島で記録のあるアオショウビンをご紹介します。
アオショウビン(White-throated Kingfisher)は中近東から東南アジアまで広く分布し、以前訪れた台湾や香港、シンガポール、タイでも目にすることができましたが、そんなアオショウビンをここインドでも見ることができました。
世界遺産・ケオラディオ国立公園で目にしたアオショウビン。頭部から後頭、脇、下尾筒にかけては栗色ですが、上面は和名のように光沢のある美しい空色です。



ちょっと場所を変え、お腹側を見せてくれました。英名のごとく喉から胸にかけてが真っ白です。




こちらは別の場所で見かけたアオショウビン。


ご訪問ありがとうございました。
今日は日本では迷鳥のアオショウビンをご紹介しましたが、ここインドでは留鳥として周年生息しており、滞在中何度もその美しい姿を目にすることができました・・・
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アオショウビン(White-throated Kingfisher)は中近東から東南アジアまで広く分布し、以前訪れた台湾や香港、シンガポール、タイでも目にすることができましたが、そんなアオショウビンをここインドでも見ることができました。
世界遺産・ケオラディオ国立公園で目にしたアオショウビン。頭部から後頭、脇、下尾筒にかけては栗色ですが、上面は和名のように光沢のある美しい空色です。



ちょっと場所を変え、お腹側を見せてくれました。英名のごとく喉から胸にかけてが真っ白です。




こちらは別の場所で見かけたアオショウビン。


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風景に溶け込むトラツグミ
インド探鳥記の途中ですが、久し振りに自宅近くの里山を散策しましたが、今日はその時出会ったトラツグミをご紹介します。
トラツグミ(Scaly Thrush、White's Thrush)はシベリア東南部から中国東北部、朝鮮半島などで繁殖し、冬季はインド東部からインドシナ半島、フィリピンなどに渡り越冬するほか、オーストラリア、ニュージーランドにも分布。日本では留鳥または漂鳥として周年生息し、本州、四国、九州の低山から亜高山帯で繁殖。北海道には夏鳥として渡来するようです。
まだ雪の残っている谷戸で、落葉を掘り返していた亜種トラツグミ。すっかり風景に溶け込んでおり、動きがないと見つけるのは至難の業です。



小さなミミズのようなものを捕えました・・・




残雪をバックの亜種トラツグミ。



今日は自宅近くの谷戸で目にした亜種トラツグミをご紹介しましたが、和名のように体表には黄褐色に黒い鱗状の斑が密にあり、冬の落葉の中ではしっかりカモフラージュの役割を果たしていました・・・
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トラツグミ(Scaly Thrush、White's Thrush)はシベリア東南部から中国東北部、朝鮮半島などで繁殖し、冬季はインド東部からインドシナ半島、フィリピンなどに渡り越冬するほか、オーストラリア、ニュージーランドにも分布。日本では留鳥または漂鳥として周年生息し、本州、四国、九州の低山から亜高山帯で繁殖。北海道には夏鳥として渡来するようです。
まだ雪の残っている谷戸で、落葉を掘り返していた亜種トラツグミ。すっかり風景に溶け込んでおり、動きがないと見つけるのは至難の業です。



小さなミミズのようなものを捕えました・・・




残雪をバックの亜種トラツグミ。



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ヘラサギ
インド探鳥記の続きで、今日は日本でも数少ない冬鳥または旅鳥として渡来するヘラサギをご紹介します。
ヘラサギ(Eurasian spoonbill)はユーラシア大陸中部とインドで繁殖するほか、ヨーロッパ東部にも繁殖地が点在しており、冬季はアフリカ、ペルシャ湾沿岸からインドにかけての地域や中国南部に渡りをおこない越冬。インドでは留鳥として周年見られるようです。日本では数少ない冬鳥または旅鳥として、北海道から南西諸島まで各地で記録があります。
そんなヘラサギですが、ここインドでは周年見られるようで、今回訪れた各地でその姿を見ることができました。
世界遺産・ケオラディオ国立公園の湿地で目にしたヘラサギ。ペアでしょうか?もう1羽が飛んできました。


よく見ると、夏羽の特徴である後頭の冠羽を見ることができました。そろそろ繁殖の準備に入るのでしょうか・・・

こちらは公園内の別の場所で目にしたヘラサギの若鳥。若鳥や幼鳥では嘴が肉色みを帯びています。

こちらは湿地の上空を飛んでいたヘラサギの成鳥。

よく見ると、風になびく後頭の冠羽を見ることができました・・・


こちらはヘラサギの若鳥。嘴が肉色みを帯びているほか、風切先端と初列風切の外側が黒色です。



日本では数少ない冬鳥または旅鳥として渡来するヘラサギですが、ここインドでは周年見られるようで、しかもこの時期、夏羽に換羽中と思われる個体も見ることができ大変ラッキーでした・・・
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ヘラサギ(Eurasian spoonbill)はユーラシア大陸中部とインドで繁殖するほか、ヨーロッパ東部にも繁殖地が点在しており、冬季はアフリカ、ペルシャ湾沿岸からインドにかけての地域や中国南部に渡りをおこない越冬。インドでは留鳥として周年見られるようです。日本では数少ない冬鳥または旅鳥として、北海道から南西諸島まで各地で記録があります。
そんなヘラサギですが、ここインドでは周年見られるようで、今回訪れた各地でその姿を見ることができました。
世界遺産・ケオラディオ国立公園の湿地で目にしたヘラサギ。ペアでしょうか?もう1羽が飛んできました。


よく見ると、夏羽の特徴である後頭の冠羽を見ることができました。そろそろ繁殖の準備に入るのでしょうか・・・

こちらは公園内の別の場所で目にしたヘラサギの若鳥。若鳥や幼鳥では嘴が肉色みを帯びています。

こちらは湿地の上空を飛んでいたヘラサギの成鳥。

よく見ると、風になびく後頭の冠羽を見ることができました・・・


こちらはヘラサギの若鳥。嘴が肉色みを帯びているほか、風切先端と初列風切の外側が黒色です。



日本では数少ない冬鳥または旅鳥として渡来するヘラサギですが、ここインドでは周年見られるようで、しかもこの時期、夏羽に換羽中と思われる個体も見ることができ大変ラッキーでした・・・
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ブロンズトキの飛翔
昨日の続きで、今日は世界遺産・ケオラディオ国立公園の湿地で目にしたブロンズトキ(Glossy ibis)の飛翔シーンをご紹介します。
最初は何かに驚いたのか、マガモと一緒に飛び出したブロンズトキです。


こちらは別の場所で飛び出したブロンズトキ。

そして、一団となって大空に舞い上がりました・・・

トリミングしてみました。冬羽とはいえ、翼上面の深緑色の金属光沢が美しく輝いていました・・・



しばらく大空を旋回した後、やがて少し離れた水辺に着地し始めました・・・




昨日に続き、今日はブロンズトキの飛翔シーンをご紹介しましたが、大空にはばたくブロンズトキは実に優雅で、美しい色彩を放っていました・・・
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最初は何かに驚いたのか、マガモと一緒に飛び出したブロンズトキです。


こちらは別の場所で飛び出したブロンズトキ。

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トリミングしてみました。冬羽とはいえ、翼上面の深緑色の金属光沢が美しく輝いていました・・・



しばらく大空を旋回した後、やがて少し離れた水辺に着地し始めました・・・




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日本では迷鳥のブロンズトキ
インド探鳥記の続きで、今日は日本では迷鳥として数度しか記録がないブロンズトキをご紹介します。
ブロンズトキ(Glossy ibis)はトキ科の中では最も分布が広く、中国南部、東南アジア、オーストラリア、西アジアから中央ヨーロッパ、アフリカ中・南部、アメリカ東部沿岸に分布し、北方の個体群はベトナム、ミャンマー、インド、中東、アフリカ北部に渡り越冬。日本では迷鳥として沖縄県などで数度記録があるだけという珍鳥です。
そんなブロンズトキですが、インドでは冬鳥として渡来するようで、世界遺産・ケオラディオ国立公園では数多くの個体を目にすることができました。
湿地で餌を探して歩き回っていた冬羽のブロンズトキ。繁殖羽では赤褐色の身体に、金属光沢の深緑色の翼が目立ちますが、冬羽や若年個体では体色は全体に黒褐色で、頭部から頸に淡色の細かな斑点が出るのが特徴のようです。

冬羽とはいっても、光線のあたり具合では翼には美しい金属光沢が見られます・・・






水辺にやって来たブロンズトキ。


近くで見ると、頭部から頸にかけての淡色の細かな斑点がよく分かります。

日本では迷鳥として数度しか記録がないブロンズトキですが、今回訪れたインドは有数の越冬地でもあり、たくさんの越冬個体を目にすることができました。今度はぜひ夏羽の美しい個体を見てみたいものです・・・
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ブロンズトキ(Glossy ibis)はトキ科の中では最も分布が広く、中国南部、東南アジア、オーストラリア、西アジアから中央ヨーロッパ、アフリカ中・南部、アメリカ東部沿岸に分布し、北方の個体群はベトナム、ミャンマー、インド、中東、アフリカ北部に渡り越冬。日本では迷鳥として沖縄県などで数度記録があるだけという珍鳥です。
そんなブロンズトキですが、インドでは冬鳥として渡来するようで、世界遺産・ケオラディオ国立公園では数多くの個体を目にすることができました。
湿地で餌を探して歩き回っていた冬羽のブロンズトキ。繁殖羽では赤褐色の身体に、金属光沢の深緑色の翼が目立ちますが、冬羽や若年個体では体色は全体に黒褐色で、頭部から頸に淡色の細かな斑点が出るのが特徴のようです。

冬羽とはいっても、光線のあたり具合では翼には美しい金属光沢が見られます・・・






水辺にやって来たブロンズトキ。


近くで見ると、頭部から頸にかけての淡色の細かな斑点がよく分かります。

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クロトキ
インド探鳥記の続きで、今日は日本でも稀な冬鳥として渡来するクロトキをご紹介します。
クロトキ(Black-headed ibis)は中国東部、東南アジアの限られた地域と、インド、スリランカで繁殖し、中国で繁殖した個体は冬季東南アジアへ渡り越冬。日本には稀な冬鳥として主に西日本に渡来するものの、近年は記録が減少気味のようです。
世界遺産・ケオラディオ国立公園の湿地で目にしたクロトキの成鳥冬羽。全体に白色ですが、頭部から上頸にかけては成長と共に羽根が抜けて禿げ上がり、黒い皮膚が裸出するようです。

クロトキは魚類や昆虫などの小動物を捕食するようで、餌を探してゆっくり歩き回っていました。


こちらは頭部の皮膚は露出せず、灰黒色の羽毛が生えているクロトキの幼鳥。幼鳥は風切先端にも黒色の羽毛が見られます。




こちらは別の日、すぐ眼の前にやって来たクロトキの幼鳥。


今日は日本でも稀な冬鳥として渡来するクロトキをご紹介しましたが、以前訪れたアフリカではアフリカクロトキ(Sacred ibis)
を目にすることができましたが、アフリカクロトキは体長が82cmと大きく(クロトキは68cm)、頸の黒色部分も下頸まで黒く、風切先端も黒色という違いがありました。長い進化の過程で、どこかでそれぞれ別々の道を歩んだわけで、そんなことを考えていると楽しくなってきます・・・
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クロトキ(Black-headed ibis)は中国東部、東南アジアの限られた地域と、インド、スリランカで繁殖し、中国で繁殖した個体は冬季東南アジアへ渡り越冬。日本には稀な冬鳥として主に西日本に渡来するものの、近年は記録が減少気味のようです。
世界遺産・ケオラディオ国立公園の湿地で目にしたクロトキの成鳥冬羽。全体に白色ですが、頭部から上頸にかけては成長と共に羽根が抜けて禿げ上がり、黒い皮膚が裸出するようです。

クロトキは魚類や昆虫などの小動物を捕食するようで、餌を探してゆっくり歩き回っていました。


こちらは頭部の皮膚は露出せず、灰黒色の羽毛が生えているクロトキの幼鳥。幼鳥は風切先端にも黒色の羽毛が見られます。




こちらは別の日、すぐ眼の前にやって来たクロトキの幼鳥。


今日は日本でも稀な冬鳥として渡来するクロトキをご紹介しましたが、以前訪れたアフリカではアフリカクロトキ(Sacred ibis)
を目にすることができましたが、アフリカクロトキは体長が82cmと大きく(クロトキは68cm)、頸の黒色部分も下頸まで黒く、風切先端も黒色という違いがありました。長い進化の過程で、どこかでそれぞれ別々の道を歩んだわけで、そんなことを考えていると楽しくなってきます・・・
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エジプトハゲワシの飛翔
昨日の続きで、今日はエジプトハゲワシ(Egyptian vulture)の飛翔写真をご紹介します。
ケオラディオ国立公園の上空を旋回していたエジプトハゲワシの成鳥。成鳥は翼下面の雨覆の部分が白いことから識別できます。



こちらも同じ場所で目にしたエジプトハゲワシ。翼下面が全体的に暗褐色で、顔の露出部も白色であることから幼鳥と思われます。





今日はエジプトハゲワシの飛翔写真をご紹介しましたが、死肉を探して旋回する様は以前訪れたアフリカで見た光景と同じで、まさに野生の王国といった感じでした・・・
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ケオラディオ国立公園の上空を旋回していたエジプトハゲワシの成鳥。成鳥は翼下面の雨覆の部分が白いことから識別できます。



こちらも同じ場所で目にしたエジプトハゲワシ。翼下面が全体的に暗褐色で、顔の露出部も白色であることから幼鳥と思われます。





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エジプトハゲワシの親子
インド探鳥記の続きで、今日はエジプトハゲワシの親子をご紹介します。
エジプトハゲワシ(Egyptian vulture)はヨーロッパから中国までのユーラシア全域とアフリカに分布するタカ科エジプトハゲワシ属に分類される鳥で、本種のみでエジプトハゲワシ属を形成しています。
そんなエジプトハゲワシですが、収穫の終わった農耕地で親子と思われる2羽を目にすることができました。
こちらは親鳥と思われる成鳥のエジプトハゲワシ。全身が白い体羽で覆われ、眼や嘴の周囲、喉には羽毛がなく黄色い皮膚が露出しているほか、後頭部から頸部にかけて、冠羽や襟巻き状の羽毛が発達しています。

暫くすると親鳥のほうが飛び出しました。右側に残っているのが幼鳥。

親鳥は菜の花畑をかすめるように遠くに飛び去っていきました・・・

こちらはその場に残った幼鳥。幼鳥は成鳥に比べ褐色みが強く、顔の露出した皮膚も白色気味です。


場所を変え、少し近づいて撮影してみました。近くから見ると露出した皮膚がいかにもハゲワシという感じです・・・

幼鳥のほうは動物の死骸を食べていたようで、骨についた残り少ない肉片を食べているようでした・・・



今日は収穫の終わった農耕地で目にしたエジプトハゲワシの親子をご紹介しましたが、本種は小型種のためか他の動物が食べ終わった後に残った肉片をついばむことが多いそうで、今回もそんな肉片をついばんでいるようでした。また、 本種はアフリカなどでは石を使ってダチョウの卵を割るという「道具を使う鳥」としても知られており、先日ご紹介したヒゲワシ(動物の骨を上空から落として割り、中の骨髄を食べる)同様、頭のいい鳥であることがうかがえます・・・
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エジプトハゲワシ(Egyptian vulture)はヨーロッパから中国までのユーラシア全域とアフリカに分布するタカ科エジプトハゲワシ属に分類される鳥で、本種のみでエジプトハゲワシ属を形成しています。
そんなエジプトハゲワシですが、収穫の終わった農耕地で親子と思われる2羽を目にすることができました。
こちらは親鳥と思われる成鳥のエジプトハゲワシ。全身が白い体羽で覆われ、眼や嘴の周囲、喉には羽毛がなく黄色い皮膚が露出しているほか、後頭部から頸部にかけて、冠羽や襟巻き状の羽毛が発達しています。

暫くすると親鳥のほうが飛び出しました。右側に残っているのが幼鳥。

親鳥は菜の花畑をかすめるように遠くに飛び去っていきました・・・

こちらはその場に残った幼鳥。幼鳥は成鳥に比べ褐色みが強く、顔の露出した皮膚も白色気味です。


場所を変え、少し近づいて撮影してみました。近くから見ると露出した皮膚がいかにもハゲワシという感じです・・・

幼鳥のほうは動物の死骸を食べていたようで、骨についた残り少ない肉片を食べているようでした・・・



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カラフトワシの飛び出し
カラフトワシ(Greater spotted eagle)が続きますが、今日はカラフトワシの飛び出しシーンをご紹介します。
世界遺産・ケオラディオ国立公園で木の天辺にとまっていたカラフトワシの成鳥。

少し近づいて撮影・・・


こちらの方を向いたと思ったら・・・

突然飛び出しました・・・

こちらに向かって飛んできます・・・



そして、上空を通過していきました。あまりに近すぎてファインダーからはみ出してしまいましたが・・・

昨日に続き、カラフトワシの飛び出しをご紹介しましたが、イヌワシより小さいとはいえ、やはりイヌワシの仲間、飛び出す姿は迫力満点でした・・・
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世界遺産・ケオラディオ国立公園で木の天辺にとまっていたカラフトワシの成鳥。

少し近づいて撮影・・・


こちらの方を向いたと思ったら・・・

突然飛び出しました・・・

こちらに向かって飛んできます・・・



そして、上空を通過していきました。あまりに近すぎてファインダーからはみ出してしまいましたが・・・

昨日に続き、カラフトワシの飛び出しをご紹介しましたが、イヌワシより小さいとはいえ、やはりイヌワシの仲間、飛び出す姿は迫力満点でした・・・
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カラフトワシの幼鳥
昨日に続き、同じくカラフトワシ(Greater spotted eagle)の幼鳥をご紹介します。
世界遺産・ケオラディオ国立公園の湿地に降り立ったカラフトワシの幼鳥。幼鳥は肩羽、雨覆にバフ色の斑があるのが特徴です。





しばらくの間、周りの様子を見ていましたが・・・

突然飛び出しました。下腹から下尾筒にかけてもバフ色です。

腰もバフ色でした・・・



そして舞い上がり・・・





はるか先の木の天辺にとまりました。

昨日に続き、今日はカラフトワシの幼鳥をご紹介しましたが、全身黒褐色の成鳥も魅力的ですが、バフ色の混じる幼鳥もなかなかいいものです・・・
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世界遺産・ケオラディオ国立公園の湿地に降り立ったカラフトワシの幼鳥。幼鳥は肩羽、雨覆にバフ色の斑があるのが特徴です。





しばらくの間、周りの様子を見ていましたが・・・

突然飛び出しました。下腹から下尾筒にかけてもバフ色です。

腰もバフ色でした・・・



そして舞い上がり・・・





はるか先の木の天辺にとまりました。

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迫力満点のカラフトワシ
インド探鳥記の続きで、今日は日本でも稀な冬鳥として渡来するカラフトワシをご紹介します。
カラフトワシ(Greater spotted eagle)は夏季にヨーロッパ東部からロシア南東部にかけての地域で繁殖し、冬季になるとインド北部、中国南部、アフリカ大陸北部、東南アジアへ南下し越冬。日本では稀な冬鳥として北海道、本州、四国、九州、琉球諸島で記録があります。
世界遺産・ケオラディオ国立公園の湿地で目にした成鳥のカラフトワシ。全身黒褐色で、蝋膜から口角、足は黄色で、口角はイヌワシ同様、眼の下でとまっています。

そして、湿地上空をゆっくり旋回してくれました。





こちらは別個体




カラフトワシといえば、昨シーズン中国地方に撮影に行ったことを思い出しますが、日本では滅多にお目にかかることのないこの猛禽も、さすが越冬地であるインド、個体数は多いようで、この後も何度も目にすることができました・・・
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カラフトワシ(Greater spotted eagle)は夏季にヨーロッパ東部からロシア南東部にかけての地域で繁殖し、冬季になるとインド北部、中国南部、アフリカ大陸北部、東南アジアへ南下し越冬。日本では稀な冬鳥として北海道、本州、四国、九州、琉球諸島で記録があります。
世界遺産・ケオラディオ国立公園の湿地で目にした成鳥のカラフトワシ。全身黒褐色で、蝋膜から口角、足は黄色で、口角はイヌワシ同様、眼の下でとまっています。

そして、湿地上空をゆっくり旋回してくれました。





こちらは別個体




カラフトワシといえば、昨シーズン中国地方に撮影に行ったことを思い出しますが、日本では滅多にお目にかかることのないこの猛禽も、さすが越冬地であるインド、個体数は多いようで、この後も何度も目にすることができました・・・
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小魚に群がるユリカモメとウミウ
昨日の続きで、今日は漁港の外海で小魚に群がるユリカモメやウミウたちをご紹介します。
日本では冬鳥として北海道から南西諸島まで海岸や河川、沼地などに広く渡来するユリカモメ(Black-headed gull)ですが、そんなユリカモメたちが小魚の群れを追いかけて一斉に飛び出しました。



そんなユリカモメの群れにウミウ(Japanese cormorant)やウミアイサ(Red-breasted Merganser)も一緒になって小魚を追いかけ始めました。


魚が移動すると、彼らも一斉に移動を始めます・・・

海面近くを猛烈なスピードで飛んでいくユリカモメとウミウ、ウミアイサたち。

よく見るとウミウの何割かは繁殖羽に換羽中のようで、額~頸と脇に白色の羽毛が出始めていました・・・

今日は漁港の外海で小魚を追いかけるユリカモメやウミウたちをご紹介しましたが、獲物を追いかける彼らはまさに真剣そのものでした・・・
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日本では冬鳥として北海道から南西諸島まで海岸や河川、沼地などに広く渡来するユリカモメ(Black-headed gull)ですが、そんなユリカモメたちが小魚の群れを追いかけて一斉に飛び出しました。



そんなユリカモメの群れにウミウ(Japanese cormorant)やウミアイサ(Red-breasted Merganser)も一緒になって小魚を追いかけ始めました。


魚が移動すると、彼らも一斉に移動を始めます・・・

海面近くを猛烈なスピードで飛んでいくユリカモメとウミウ、ウミアイサたち。

よく見るとウミウの何割かは繁殖羽に換羽中のようで、額~頸と脇に白色の羽毛が出始めていました・・・

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ウミアイサもいました
昨日の続きで、クロサギが飛んできた漁港の外海では複数のウミアイサも目にすることができました。
ウミアイサ(Red-breasted Merganser)はユーラシア大陸中北部と北アメリカ中北部で繁殖し、冬季はヨーロッパ南部、小アジア、カスピ海沿岸、中国東部、朝鮮半島、北アメリカ西海岸、メキシコ湾などに渡り越冬。日本へは冬鳥として、九州以北に渡来することで知られています。そんなウミアイサが当地にも冬鳥として渡来し、漁港の外海で小魚を追いかけていました。
何羽かの群れで泳いでいたウミアイサのメス。メスは頭部が茶褐色で、短めの冠羽が特徴です。



こちらはメスの飛翔・・・



そして着水のシーンです・・・



今日は漁港の外海で目にしたウミアイサをご紹介しましたが、オスのエクリプスもメスとよく似ていることから識別が必要ですが、何故か今回目にしたのは何れもメスばかりでした。同じ場所に居合わせたバーダー氏の話では、この場所から少し離れたところではオスの群れを見たと言われていましたので、ひょっとするとウミアイサたちは雌雄別々に行動しているのかも知れません・・・
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ウミアイサ(Red-breasted Merganser)はユーラシア大陸中北部と北アメリカ中北部で繁殖し、冬季はヨーロッパ南部、小アジア、カスピ海沿岸、中国東部、朝鮮半島、北アメリカ西海岸、メキシコ湾などに渡り越冬。日本へは冬鳥として、九州以北に渡来することで知られています。そんなウミアイサが当地にも冬鳥として渡来し、漁港の外海で小魚を追いかけていました。
何羽かの群れで泳いでいたウミアイサのメス。メスは頭部が茶褐色で、短めの冠羽が特徴です。



こちらはメスの飛翔・・・



そして着水のシーンです・・・



今日は漁港の外海で目にしたウミアイサをご紹介しましたが、オスのエクリプスもメスとよく似ていることから識別が必要ですが、何故か今回目にしたのは何れもメスばかりでした。同じ場所に居合わせたバーダー氏の話では、この場所から少し離れたところではオスの群れを見たと言われていましたので、ひょっとするとウミアイサたちは雌雄別々に行動しているのかも知れません・・・
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羽衣の美しいクロサギ
昨日の続きで、今日は同じ漁港の外海で目にしたクロサギをご紹介します。
クロサギ(Pacific reef heron)は東アジア、東南アジアからオーストラリア、ニュージーランド、ミクロネシアにかけて分布し、日本では留鳥として本州以南に分布していますが、東北地方以北では夏鳥で、北海道では迷鳥だそうです。また、クロサギには黒色型と白色型があり、黒色型が一般的ですが、南西諸島以南では白色型が増えているそうです。
漁港の外海の岩場を見ていた時、突然飛んできたクロサギ。全身が独特の青灰黒色をしており、羽衣の美しさを感じさせます。






そして、岩の上に舞い降りました。

その後、水辺に移動し・・・

鋭い目つきで獲物を探していました。



今日は漁港の外海で目にした黒色型のクロサギをご紹介しましたが、同じ黒色でもカラスなどとは異なり、その独特の黒の色合いは実に魅力的でした・・・
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クロサギ(Pacific reef heron)は東アジア、東南アジアからオーストラリア、ニュージーランド、ミクロネシアにかけて分布し、日本では留鳥として本州以南に分布していますが、東北地方以北では夏鳥で、北海道では迷鳥だそうです。また、クロサギには黒色型と白色型があり、黒色型が一般的ですが、南西諸島以南では白色型が増えているそうです。
漁港の外海の岩場を見ていた時、突然飛んできたクロサギ。全身が独特の青灰黒色をしており、羽衣の美しさを感じさせます。






そして、岩の上に舞い降りました。

その後、水辺に移動し・・・

鋭い目つきで獲物を探していました。



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冬羽のオオハム
漁港に冬羽のオオハムが飛来しているとの情報をいただいておりましたが、遅まきながら本日行ってまいりました。
オオハム(Black-throated loon)は北ヨーロッパからシベリア、カムチャツカ、アラスカ西部、南はバイカル湖、アムール川で繁殖し、冬季はやや南下してヨーロッパの大西洋沿岸や、黒海沿岸、沿海州から中国東部にかけての日本海、東シナ海沿岸に渡り越冬。日本では冬鳥として、九州以北の沿岸に渡来します。
そんなオオハムですが、漁港内で2羽で仲良く泳いでいました。よく見ると、前方の個体は上面が黒褐色であることから成鳥の冬羽と思われますが、後方の個体は上面の色が薄く、淡褐色の羽縁が顕著であることから幼鳥と思われます。

更に近づいたところを撮影。

幼鳥のほうは表情が何となくあどけない感じがします・・・





その後、幼鳥の方が羽ばたきをしてくれました・・・




今日は冬鳥として漁港に渡来しているオオハムをご紹介しましたが、この漁港にはオオハム以外にもハジロカイツブリやカンムリカイツブリ、ウミアイサ、クロサギ、ユリカモメ、カワウなど、たくさんの水鳥が飛来しており、餌の小魚が豊富であることを伺わせました。冬の間、美味しい魚をたっぷり食べ、元気で帰っていってほしいものです・・・
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オオハム(Black-throated loon)は北ヨーロッパからシベリア、カムチャツカ、アラスカ西部、南はバイカル湖、アムール川で繁殖し、冬季はやや南下してヨーロッパの大西洋沿岸や、黒海沿岸、沿海州から中国東部にかけての日本海、東シナ海沿岸に渡り越冬。日本では冬鳥として、九州以北の沿岸に渡来します。
そんなオオハムですが、漁港内で2羽で仲良く泳いでいました。よく見ると、前方の個体は上面が黒褐色であることから成鳥の冬羽と思われますが、後方の個体は上面の色が薄く、淡褐色の羽縁が顕著であることから幼鳥と思われます。

更に近づいたところを撮影。

幼鳥のほうは表情が何となくあどけない感じがします・・・





その後、幼鳥の方が羽ばたきをしてくれました・・・




今日は冬鳥として漁港に渡来しているオオハムをご紹介しましたが、この漁港にはオオハム以外にもハジロカイツブリやカンムリカイツブリ、ウミアイサ、クロサギ、ユリカモメ、カワウなど、たくさんの水鳥が飛来しており、餌の小魚が豊富であることを伺わせました。冬の間、美味しい魚をたっぷり食べ、元気で帰っていってほしいものです・・・
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ダム湖のオシドリ
ダム湖にたくさんのオシドリ(Mandarin duck)が飛来しているとの情報をいただき、早速出かけてみました。到着して確認すると、オシドリまでの距離はかなりありますが、100羽を超えると思われるオシドリたちが陸で休んだり、水上で泳いだりしていました。という訳で、今日はそんなダム湖のオシドリたちをご紹介します。
群れで泳いでいたオシドリ。見ていると、遊んでいるのか追いかけごっこをしていました・・・

水際でたたずんでいるオシドリもいます。



メスを追いかけていたオス。



こちらはペアでしょうか? 仲良くくっ付いていました。


今日はダム湖のオシドリをご紹介しましたが、人間社会では仲が良い夫婦を「おしどり夫婦」と呼びますが、鳥類のオシドリは冬ごとにパートナーを替え、抱卵はメスのみが行い、育雛も夫婦で協力することはないそうです。和名のオシは「雌雄相愛し」に由来するそうですが、昔の人は見た目だけからこのような名前を付けてしまったのでしょうか・・・
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群れで泳いでいたオシドリ。見ていると、遊んでいるのか追いかけごっこをしていました・・・

水際でたたずんでいるオシドリもいます。



メスを追いかけていたオス。



こちらはペアでしょうか? 仲良くくっ付いていました。


今日はダム湖のオシドリをご紹介しましたが、人間社会では仲が良い夫婦を「おしどり夫婦」と呼びますが、鳥類のオシドリは冬ごとにパートナーを替え、抱卵はメスのみが行い、育雛も夫婦で協力することはないそうです。和名のオシは「雌雄相愛し」に由来するそうですが、昔の人は見た目だけからこのような名前を付けてしまったのでしょうか・・・
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今年の初撮りはフクロウ
インド探鳥記の途中ではありますが、遅ればせながら初撮りに行ってきましたので、今日はその時撮影した高原のフクロウ(Ural owl)をご紹介します。
今年最初の撮影は縁起を担ぎ、「福が来るように」ということでフクロウを選びましたが、この日はあいにくの強風で、風に弱いフクロウの姿はなかなか見当たりません。そんな時、知り合いのガイドさんから低い樹木の根元近くで休んでいるフクロウを教えてもらいかろうじて坊主を免れました。
今日は狩に出かける意思がないのか、すっかり睡眠モードに入っていたフクロウ。

時々、薄目を開けて・・・

また、横を向いたりしていましたが・・・



最後にようやく目を開けてくれました。しかし、その後はまた睡眠モードに・・・

今日は初撮りのフクロウをご紹介しましたが、皆さまにも”福が来ますよう”お祈りいたします・・・
ご訪問ありがとうございました。
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今年最初の撮影は縁起を担ぎ、「福が来るように」ということでフクロウを選びましたが、この日はあいにくの強風で、風に弱いフクロウの姿はなかなか見当たりません。そんな時、知り合いのガイドさんから低い樹木の根元近くで休んでいるフクロウを教えてもらいかろうじて坊主を免れました。
今日は狩に出かける意思がないのか、すっかり睡眠モードに入っていたフクロウ。

時々、薄目を開けて・・・

また、横を向いたりしていましたが・・・



最後にようやく目を開けてくれました。しかし、その後はまた睡眠モードに・・・

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ヨーロッパチュウヒの飛び出し
昨日の続きで、今日はヨーロッパチュウヒ(Western marsh harrier)の飛び出しをご紹介します。
世界遺産・ケオラディオ国立公園の湿原でのんびりとランチを食べていたとき、突然ヨーロッパチュウヒが近くに舞い降りようとしました。急いでランチを放り投げ、カメラに駆け寄り撮影しましたが、フォーカスはイマイチでした。


そして地面に舞い降りました。

よく見ると全身黒褐色で、額から後頭、喉がクリーム色、虹彩は暗色、嘴基部が青灰色であることから幼鳥と思われました。そして、しばらくそこに留まり周りを見回していましたが・・・

突然飛び出しました。




林をバックに飛翔するヨーロッパチュウヒ。


今日はヨーロッパチュウヒ幼鳥の飛び出しをご紹介しましたが、まさかインドまで来て猛禽の飛び出しが撮れるとは思ってもなく、嬉しい出会いとなりました・・・
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世界遺産・ケオラディオ国立公園の湿原でのんびりとランチを食べていたとき、突然ヨーロッパチュウヒが近くに舞い降りようとしました。急いでランチを放り投げ、カメラに駆け寄り撮影しましたが、フォーカスはイマイチでした。


そして地面に舞い降りました。

よく見ると全身黒褐色で、額から後頭、喉がクリーム色、虹彩は暗色、嘴基部が青灰色であることから幼鳥と思われました。そして、しばらくそこに留まり周りを見回していましたが・・・

突然飛び出しました。




林をバックに飛翔するヨーロッパチュウヒ。


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ヨーロッパチュウヒのメス
インド探鳥記の続きで、今日はヨーロッパチュウヒ(Western marsh harrier)のメスをご紹介します。
今回訪れた世界遺産・ケオラディオ国立公園では、ヨーロッパチュウヒのオスは2度(同じ個体と思われる)目にしただけでしたが、メスのほうは個体数が多いようで、滞在中、何度も目にすることができました。
前方を通過して行ったヨーロッパチュウヒのメス。メスは全身濃褐色ですが、前頂、喉の辺りは淡色なのが特徴のようです。






こちらは近くを通過して行ったヨーロッパチュウヒの幼鳥と思われる個体。幼鳥はほぼ全身黒褐色で、額から後頭、喉がクリーム色で、虹彩は暗色なのが特徴だそうです。



今日は昨日に続き、ヨーロッパチュウヒのメスと幼鳥と思われる個体をご紹介しましたが、何れにしても初見の鳥を見るのは楽しいものです・・・
ご訪問ありがとうございました。
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今回訪れた世界遺産・ケオラディオ国立公園では、ヨーロッパチュウヒのオスは2度(同じ個体と思われる)目にしただけでしたが、メスのほうは個体数が多いようで、滞在中、何度も目にすることができました。
前方を通過して行ったヨーロッパチュウヒのメス。メスは全身濃褐色ですが、前頂、喉の辺りは淡色なのが特徴のようです。






こちらは近くを通過して行ったヨーロッパチュウヒの幼鳥と思われる個体。幼鳥はほぼ全身黒褐色で、額から後頭、喉がクリーム色で、虹彩は暗色なのが特徴だそうです。



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憧れのヨーロッパチュウヒ
インド探鳥記の続きで、今日は憧れのヨーロッパチュウヒをご紹介します。
ヨーロッパチュウヒ(Western marsh harrier)はヨーロッパ、西アジアなどで繁殖し、冬季にインド、アフリカなどで越冬するチュウヒの仲間で、日本では迷鳥として1989年に山口県で幼鳥1羽の記録があるのみという珍鳥です。
そんな珍鳥のヨーロッパチュウヒですが、インドでは冬鳥として渡来するようで、今回訪れたケオラディオ国立公園ではその憧れのヨーロッパチュウヒに運よく出会うことができました。
世界遺産・ケオラディオ国立公園の湿原上空にやって来たヨーロッパチュウヒのオス。上面は頭から背、雨覆の一部が褐色、風切、一部雨覆、尾が灰白色、初列風切が黒色になっており、この3色の色合いが実に鮮やかです。

こちらに向かってくるヨーロッパチュウヒ。虹彩は黄色です。




獲物を探して低空飛翔していたヨーロッパチュウヒ。





今日は憧れのヨーロッパチュウヒをご紹介しましたが、特にオスは羽衣が美しく、ハイイロチュウヒに劣らぬ魅力がありました・・・
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そんな珍鳥のヨーロッパチュウヒですが、インドでは冬鳥として渡来するようで、今回訪れたケオラディオ国立公園ではその憧れのヨーロッパチュウヒに運よく出会うことができました。
世界遺産・ケオラディオ国立公園の湿原上空にやって来たヨーロッパチュウヒのオス。上面は頭から背、雨覆の一部が褐色、風切、一部雨覆、尾が灰白色、初列風切が黒色になっており、この3色の色合いが実に鮮やかです。

こちらに向かってくるヨーロッパチュウヒ。虹彩は黄色です。




獲物を探して低空飛翔していたヨーロッパチュウヒ。





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モモイロペリカン
インド探鳥記の続きで、今日はサリスカ野生動物保護区近くの湖で目にしたモモイロペリカンをご紹介します。
モモイロペリカン(White pelican)はヨーロッパ南東部から中央アジア(黒海、カスピ海、アラル海沿岸等)とアフリカで繁殖し、冬季はアフリカ中部から南部、パキスタン、インド、ベトナム南部等に渡り越冬。日本では迷鳥として沖縄県で数例の観察記録があるほか、各地において籠ぬけと思われる個体が観察されています。和名の由来は繁殖期に体色が桃色になることから付けられたようですが、通常はほぼ白色であり、それが英名の由来になっているようです。
湖の中洲で休んでいた2羽のモモイロペリカン。

そろそろ活動を始めるのでしょうか、右側の1羽が羽ばたきを始めました。




この間ずっと寝ていた左側の1羽がようやく目を覚ましたようで、大きく口を開け・・・

ペリカン特有の喉の袋を膨らませました。

そして、今度は大きな嘴を空に向けて突き上げました。


左側の1羽も羽ばたきました。そろそろ一緒に漁を始めるのでしょうか・・・

今日はサリスカ野生動物保護区近くの湖で目にしたモモイロペリカンをご紹介しましたが、彼らが獲物の魚を捕る時は5~10羽程度の群れで魚の群れを追い込み、逃げ道を塞いだ上で一斉に喉の袋で掬い上げると言う行動が見られるそうで、今度はそんな漁の様子も見てみたいものです・・・
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モモイロペリカン(White pelican)はヨーロッパ南東部から中央アジア(黒海、カスピ海、アラル海沿岸等)とアフリカで繁殖し、冬季はアフリカ中部から南部、パキスタン、インド、ベトナム南部等に渡り越冬。日本では迷鳥として沖縄県で数例の観察記録があるほか、各地において籠ぬけと思われる個体が観察されています。和名の由来は繁殖期に体色が桃色になることから付けられたようですが、通常はほぼ白色であり、それが英名の由来になっているようです。
湖の中洲で休んでいた2羽のモモイロペリカン。

そろそろ活動を始めるのでしょうか、右側の1羽が羽ばたきを始めました。




この間ずっと寝ていた左側の1羽がようやく目を覚ましたようで、大きく口を開け・・・

ペリカン特有の喉の袋を膨らませました。

そして、今度は大きな嘴を空に向けて突き上げました。


左側の1羽も羽ばたきました。そろそろ一緒に漁を始めるのでしょうか・・・

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こちらも人気のヤツガシラ
インド探鳥記の続きで、今日は首都デリー近郊の湖畔で目にしたヤツガシラをご紹介します。
ヤツガシラ(Hoopoe)はヨーロッパ南部・中部、アフリカ、南アジアから東南アジア、中国、沿海州にかけて分布する世界でただ1種のヤツガシラ科の鳥で、北方で繁殖した個体は冬季は南方へ渡り越冬。 日本では数少ない旅鳥として全国に渡来しますが、特に日本海側の島嶼や南西諸島では毎年多くが通過するようです。
そんな希少価値のヤツガシラですが、インドでは留鳥として全土に広く分布しているようで、滞在中何度か目にすることができました。
湖畔の電線にとまっていたヤツガシラ。

こちらに気が付いたのか、警戒気味に冠羽を広げました。

その後、地面に降り、地表にいる昆虫などの餌を探し始めました・・・





ひとしきり餌を捕食した後、近くの枝に飛び移ったヤツガシラ。


今日は日本では大変人気のあるヤツガシラをご紹介しましたが、ヤツガシラはサイチョウ目ヤツガシラ科の一種だそうで、そのような目で見ると体型的には何となくサイチョウに似ているようにも見えてきます・・・
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ヤツガシラ(Hoopoe)はヨーロッパ南部・中部、アフリカ、南アジアから東南アジア、中国、沿海州にかけて分布する世界でただ1種のヤツガシラ科の鳥で、北方で繁殖した個体は冬季は南方へ渡り越冬。 日本では数少ない旅鳥として全国に渡来しますが、特に日本海側の島嶼や南西諸島では毎年多くが通過するようです。
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こちらに気が付いたのか、警戒気味に冠羽を広げました。

その後、地面に降り、地表にいる昆虫などの餌を探し始めました・・・





ひとしきり餌を捕食した後、近くの枝に飛び移ったヤツガシラ。


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飛翔も優雅なソリハシセイタカシギ
昨日の続きで、今日は同じくインドのサリスカ国立公園の湿地で目にしたソリハシセイタカシギ(Pied avocet)の飛翔をご紹介します。
湿地の上空を飛んでいたソリハシセイタカシギ。真っ白な体に翼上面の黒色の模様が何とも魅力的です・・・



その後、近くを飛んでくれました・・・

反りかえった細い嘴が何とも優雅です・・・




昨日に続き、今日はソリハシセイタカシギの飛翔をご紹介しましたが、その姿形、優雅な飛翔を見ていると、多くのバーダーに人気があるのがよく分かります・・・
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湿地の上空を飛んでいたソリハシセイタカシギ。真っ白な体に翼上面の黒色の模様が何とも魅力的です・・・



その後、近くを飛んでくれました・・・

反りかえった細い嘴が何とも優雅です・・・




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水辺の貴婦人 ソリハシセイタカシギ
今年最初にお届けする鳥は先日のインド訪問で出会ったソリハシセイタカシギです。
ソリハシセイタカシギ(Pied avocet)はヨーロッパ、中央アジア、アフリカ中南部で局地的に繁殖し、冬季はヨーロッパ南部、アフリカ、インド西部、中国南部などに渡り越冬。日本へは稀な旅鳥または冬鳥として、干潟、海岸に近い湿地、河口、池などに渡来しますが、数は少なく1~2羽で飛来することが多いようです。
サリスカ野生動物保護区の湿地で佇んでいたソリハシセイタカシギ。さすが「水辺の貴婦人」と言われるだけあり、その反り返った細い嘴、立ち姿は実に優雅です。


その後、水の中に入り、水中の餌を探し始めました・・・








今日は「水辺の貴婦人」とも言われる優雅な水鳥 ソリハシセイタカシギをご紹介しましたが、英名のAvocetはイタリア語のavocetta(優雅な鳥)から来ているそうで、洋の東西を問わず鳥たちに対するものの見方、感じ方はかなり近いものがあるようです・・・
ご訪問ありがとうございました。
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ソリハシセイタカシギ(Pied avocet)はヨーロッパ、中央アジア、アフリカ中南部で局地的に繁殖し、冬季はヨーロッパ南部、アフリカ、インド西部、中国南部などに渡り越冬。日本へは稀な旅鳥または冬鳥として、干潟、海岸に近い湿地、河口、池などに渡来しますが、数は少なく1~2羽で飛来することが多いようです。
サリスカ野生動物保護区の湿地で佇んでいたソリハシセイタカシギ。さすが「水辺の貴婦人」と言われるだけあり、その反り返った細い嘴、立ち姿は実に優雅です。


その後、水の中に入り、水中の餌を探し始めました・・・








今日は「水辺の貴婦人」とも言われる優雅な水鳥 ソリハシセイタカシギをご紹介しましたが、英名のAvocetはイタリア語のavocetta(優雅な鳥)から来ているそうで、洋の東西を問わず鳥たちに対するものの見方、感じ方はかなり近いものがあるようです・・・
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