カワビタキ
台湾探鳥記の続きで、今日は日本でも迷鳥として記録のあるカワビタキをご紹介します。
カワビタキ(Plumbeous Water Redstart)はヒマラヤから東南アジア、中国、台湾などに生息する体長約14cmのヒタキ科の鳥で、日本でも迷鳥として山口県、栃木県で記録があるようです。英名は”鉛色をした水辺のジョウビタキ”という意味から、和名は”水辺にいるヒタキ”ということから名付けられたものと思われます。
景勝地の渓流で目にしたカワビタキのオス。全身、鉛藍灰色で、上尾筒、下尾筒、尾羽は鮮やかな栗紅色をしています。







こちらは全体に淡色のメス。




今日は日本でも迷鳥として記録のあるカワビタキをご紹介しましたが、カワビタキは名前のように渓流を主な住みかとしており、まさに水を得た魚のように、水辺を活発に飛び回っていました・・・
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カワビタキ(Plumbeous Water Redstart)はヒマラヤから東南アジア、中国、台湾などに生息する体長約14cmのヒタキ科の鳥で、日本でも迷鳥として山口県、栃木県で記録があるようです。英名は”鉛色をした水辺のジョウビタキ”という意味から、和名は”水辺にいるヒタキ”ということから名付けられたものと思われます。
景勝地の渓流で目にしたカワビタキのオス。全身、鉛藍灰色で、上尾筒、下尾筒、尾羽は鮮やかな栗紅色をしています。







こちらは全体に淡色のメス。




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ハナドリ
台湾探鳥記の続きで、今日は高山帯で目にしたハナドリをご紹介します。
ハナドリ(Fire-breasted flowerpecker)はインド、ネパール、ブータン、バングラデシュから中国、ラオス、タイ、ベトナム、台湾、マレーシア、インドネシア、フィリピンなどにかけて分布する体長約9cmのハナドリ科の鳥で、台湾に生息する個体群は亜種として分類されているようです。
高山帯で目にしたハナドリのオス。オスは背が瑠璃藍色で、喉から胸は橙紅色、腹の中央に一本の藍色の細い縦帯があるのが特徴です。

動きが速く、なかなかじっとしてくれません・・・



こちらは背がオリーブ緑色で、腹は黄白色のメス。こちらも動きが速く、撮れたのはこの1枚だけでした・・・

今日は体長約9cmと非常に小さな台湾の固有亜種ハナドリをご紹介しましたが、ハナドリはヤドリギと共生関係にあり、花蜜や果実を食べ、その植物の種子の拡散に重要な役割を果たしていると言われています。このような鳥たちの食性と植物との共生関係を想像しながら鳥たちを見ていると、また新たな興味が湧いてきます・・・
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ハナドリ(Fire-breasted flowerpecker)はインド、ネパール、ブータン、バングラデシュから中国、ラオス、タイ、ベトナム、台湾、マレーシア、インドネシア、フィリピンなどにかけて分布する体長約9cmのハナドリ科の鳥で、台湾に生息する個体群は亜種として分類されているようです。
高山帯で目にしたハナドリのオス。オスは背が瑠璃藍色で、喉から胸は橙紅色、腹の中央に一本の藍色の細い縦帯があるのが特徴です。

動きが速く、なかなかじっとしてくれません・・・



こちらは背がオリーブ緑色で、腹は黄白色のメス。こちらも動きが速く、撮れたのはこの1枚だけでした・・・

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赤い実にやって来るルリチョウ
今まで赤い実にやって来る鳥たちをご紹介してきましたが、最後に同じく赤い実にやって来た台湾の固有種・ルリチョウをご紹介します。
ルリチョウ(Taiwan Whistling Thrush)は台湾全島の中低海抜の森林の下層に分布する体長約30cmのツグミ科の鳥で、和名のように全身が藍黒色で、額や翼角、胸などは紫色の光沢を帯び、目は紅色をした大変美しい鳥です。
赤い実の近くにとまったルリチョウ。独特の藍色が実に鮮やかです・・・

その後、赤い実のところにやって来ました。


こちらは道路脇に落ちた赤い実を食べるルリチョウ。木に生っている実よりも、ほかの鳥たちが落とした実を食べるほうが効率がいいようです。


今日はイイギリの赤い実にやって来たルリチョウをご紹介しましたが、他の小鳥たちが直接赤い実を食べるのに対し、ルリチョウは彼らが落とした実を地面で拾って食べることのほうが多いようでした。イイギリにしてみれば、落ちた実まで食べてもらえて、やがてそれらの種が糞とともに別の場所に運ばれ命が繫がるわけで、彼らにとっても本望なのでしょうね・・・
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ルリチョウ(Taiwan Whistling Thrush)は台湾全島の中低海抜の森林の下層に分布する体長約30cmのツグミ科の鳥で、和名のように全身が藍黒色で、額や翼角、胸などは紫色の光沢を帯び、目は紅色をした大変美しい鳥です。
赤い実の近くにとまったルリチョウ。独特の藍色が実に鮮やかです・・・

その後、赤い実のところにやって来ました。


こちらは道路脇に落ちた赤い実を食べるルリチョウ。木に生っている実よりも、ほかの鳥たちが落とした実を食べるほうが効率がいいようです。


今日はイイギリの赤い実にやって来たルリチョウをご紹介しましたが、他の小鳥たちが直接赤い実を食べるのに対し、ルリチョウは彼らが落とした実を地面で拾って食べることのほうが多いようでした。イイギリにしてみれば、落ちた実まで食べてもらえて、やがてそれらの種が糞とともに別の場所に運ばれ命が繫がるわけで、彼らにとっても本望なのでしょうね・・・
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実にやって来たキバラシジュウカラとタイワンシジュウカラ
昨日の続きで、今日も同じく赤い実にやって来たキバラシジュウカラとタイワンシジュウカラをご紹介します。
最初はキバラシジュウカラです。
キバラシジュウカラ(Green-backed Tit )はパキスタン、インド、バングラデシュ、ミャンマー、ネパール、ブータン、中国、ラオス、ベトナム、台湾などに分布するシジュウカラ科の鳥で、そのうち台湾の個体群は台湾の固有亜種とされています。
赤い実にやって来たキバラシジュウカラ。英名は背が緑色のシジュウカラとなっていますが、むしろ黄緑色に近い色をしており、和名のキバラシジュウカラのほうが何となくしっくりきます。




赤い実を口に咥え・・・

飛び出していくキバラシジュウカラ。



次は同じく赤い実にやって来たタイワンシジュウカラです。
タイワンシジュウカラ(Yellow tit)は台湾の山岳地帯に分布する台湾固有のシジュウカラ科の鳥で、顔から体下面は鮮やかな黄色で、頭頂には黒藍色の冠羽があるのが特徴です。
遠くの赤い実にやって来たタイワンシジュウカラ。動きが速く、なかなかじっとしてくれません・・・


今日も同じく赤い実にやって来たキバラシジュウカラとタイワンシジュウカラをご紹介しましたが、中でもタイワンシジュウカラは全体的に個体数が少なく、高山帯の限られたところでしか見ることが難しいようで、ツアー最終日に訪れた場所では姿は見えたものの撮影はできず、やや不満足な結果に終わってしまいました。次回訪れる機会があれば、是非じっくり撮影してみたいものです・・・
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最初はキバラシジュウカラです。
キバラシジュウカラ(Green-backed Tit )はパキスタン、インド、バングラデシュ、ミャンマー、ネパール、ブータン、中国、ラオス、ベトナム、台湾などに分布するシジュウカラ科の鳥で、そのうち台湾の個体群は台湾の固有亜種とされています。
赤い実にやって来たキバラシジュウカラ。英名は背が緑色のシジュウカラとなっていますが、むしろ黄緑色に近い色をしており、和名のキバラシジュウカラのほうが何となくしっくりきます。




赤い実を口に咥え・・・

飛び出していくキバラシジュウカラ。



次は同じく赤い実にやって来たタイワンシジュウカラです。
タイワンシジュウカラ(Yellow tit)は台湾の山岳地帯に分布する台湾固有のシジュウカラ科の鳥で、顔から体下面は鮮やかな黄色で、頭頂には黒藍色の冠羽があるのが特徴です。
遠くの赤い実にやって来たタイワンシジュウカラ。動きが速く、なかなかじっとしてくれません・・・


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実や花にやって来たカンムリチメドリ
昨日の続きで、今日も同じく赤い実にやって来たカンムリチメドリをご紹介します。
カンムリチメドリ(Taiwan yuhina)は台湾の中高海抜の山地に生息する体長13cm程の台湾の固有種で、和名のように冠羽に特徴があり、かってはチメドリ科に分類されていましたが、現在は分類が変わり、メジロ科カンムリチメドリ属に分類されているようです。
赤い実を食べにやって来たカンムリチメドリ。




こんな細くて小さな嘴でも、うまく実を取ることができます・・・





こちらは寒緋桜のような花の蜜を吸いにやって来たカンムリチメドリ。


こんな姿を見るとメジロの仲間にしてもおかしくないように思えます・・・


今日は赤い実や花にやって来た台湾の固有種・カンムリチメドリをご紹介しましたが、カンムリチメドリは個体数が多いのか、滞在中何度も目にすることができました。ちょうど日本におけるメジロのような位置づけになるのかも知れません・・・
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カンムリチメドリ(Taiwan yuhina)は台湾の中高海抜の山地に生息する体長13cm程の台湾の固有種で、和名のように冠羽に特徴があり、かってはチメドリ科に分類されていましたが、現在は分類が変わり、メジロ科カンムリチメドリ属に分類されているようです。
赤い実を食べにやって来たカンムリチメドリ。




こんな細くて小さな嘴でも、うまく実を取ることができます・・・





こちらは寒緋桜のような花の蜜を吸いにやって来たカンムリチメドリ。


こんな姿を見るとメジロの仲間にしてもおかしくないように思えます・・・


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実を食べにやって来たミミジロチメドリ
昨日に続き、今日は同じく実を食べにやって来たミミジロチメドリをご紹介します。
ミミジロチメドリ(White‐eared Sibia)は台湾の中海抜の山地に広く生息し、冬季は低海抜の山地に移動する台湾の固有種で、名前のように耳羽にかけての白い過眼線に特徴があり、尾羽の長いチメドリ科の鳥です。
赤い実にやって来たミミジロチメドリ。





赤い実を口に咥えました・・・

こちらは房状の実にやって来たミミジロチメドリ。

逆さまになって実を啄んでいます・・・

こちらの実は赤い実に比べるとかなり小さいですね・・・







昨日に続き、今日も同じく実を食べにやって来た台湾の固有種・ミミジロチメドリをご紹介しましたが、ミミジロチメドリは個体数が多いようで、実の生る木にはひっきりなしにやって来て、美味しそうに実を啄んでいました・・・
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ミミジロチメドリ(White‐eared Sibia)は台湾の中海抜の山地に広く生息し、冬季は低海抜の山地に移動する台湾の固有種で、名前のように耳羽にかけての白い過眼線に特徴があり、尾羽の長いチメドリ科の鳥です。
赤い実にやって来たミミジロチメドリ。





赤い実を口に咥えました・・・

こちらは房状の実にやって来たミミジロチメドリ。

逆さまになって実を啄んでいます・・・

こちらの実は赤い実に比べるとかなり小さいですね・・・







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実を食べにやって来たゴシキドリ
昨日に続き、今日は同じく実を食べにやって来た台湾の固有種、ゴシキドリをご紹介します。
台湾のゴシキドリ(Black-browed barbet)はかってはゴシキドリ科に分類されていたそうですが、その後、オオゴシキドリ科として分類され、更に現在ではオオゴシキドリ科のゴシキドリの1亜種から分離し、独立種ゴシキドリ(Taiwan Barbet)となっているようです。緑色の体色に頭頂と喉が黄色、目の上の黒く太いストライプ、青い頬と頸、鮮やかな赤い胸、まさに五色鳥の名にふさわしい美しい鳥です。
房状に生った実にやって来たゴシキドリ。5色が実に配色よく入り交じり、えも言われぬ美しさです・・・



美味しそうに実を食べるゴシキドリ。


時にはこのように逆さまになって実を食べていました・・・







ゴシキドリはイイギリの赤い実も好物のようで、時々こちらの木にもやって来ました・・・


昨日に続き、今日は同じく実を食べにやって来たゴシキドリをご紹介しましたが、それにしてもこれら木の実はこの時期、鳥たちの命をつなぐ大切な食べ物であるようです・・・
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房状に生った実にやって来たゴシキドリ。5色が実に配色よく入り交じり、えも言われぬ美しさです・・・



美味しそうに実を食べるゴシキドリ。


時にはこのように逆さまになって実を食べていました・・・







ゴシキドリはイイギリの赤い実も好物のようで、時々こちらの木にもやって来ました・・・


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赤い実を食べにやって来た亜種コトラツグミ
昨日の続きで、今日は同じく赤い実を食べにやって来た亜種コトラツグミをご紹介します。
トラツグミ(Scaly Thrush、White's Thrush)はシベリア東南部から中国東北部、朝鮮半島などで繁殖し、冬季はインド東部からインドシナ半島、フィリピンなどに渡り越冬するほか、オーストラリア、ニュージーランドにも分布。日本では留鳥または漂鳥として周年生息し、本州、四国、九州の低山から亜高山帯で繁殖し、北海道には夏鳥として渡来します。日本国内では基亜種トラツグミのほかに、奄美大島に生息する 亜種オオトラツグミ、西表島から台湾にかけて分布する亜種コトラツグミの3亜種が確認されているようです。
赤い実の近くで休んでいた亜種コトラツグミ。亜種トラツグミに比べると若干小さく、胸から腹にかけても若干白っぽい感じがしました。

その後、実を食べにやって来た亜種コトラツグミ。




昨日に続き、赤い実にやって来た亜種コトラツグミをご紹介しましたが、以前、奄美大島で目にした亜種オオトラツグミに次いで、今回、亜種コトラツグミにも会うことができ、これで日本で確認されているトラツグミ3亜種をすべて見ることができました・・・
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トラツグミ(Scaly Thrush、White's Thrush)はシベリア東南部から中国東北部、朝鮮半島などで繁殖し、冬季はインド東部からインドシナ半島、フィリピンなどに渡り越冬するほか、オーストラリア、ニュージーランドにも分布。日本では留鳥または漂鳥として周年生息し、本州、四国、九州の低山から亜高山帯で繁殖し、北海道には夏鳥として渡来します。日本国内では基亜種トラツグミのほかに、奄美大島に生息する 亜種オオトラツグミ、西表島から台湾にかけて分布する亜種コトラツグミの3亜種が確認されているようです。
赤い実の近くで休んでいた亜種コトラツグミ。亜種トラツグミに比べると若干小さく、胸から腹にかけても若干白っぽい感じがしました。

その後、実を食べにやって来た亜種コトラツグミ。




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赤い実にやってきたタイワンツグミ
昨日の続きで、今日は赤い実にやってきたタイワンツグミをご紹介します。
タイワンツグミ(Island Thrush)は台湾からフィリピン、ボルネオ、南西太平洋の島嶼にかけて広く分布するツグミ科の鳥で、地域特異性が強いのか約50の亜種に分けられているそうです。台湾では亜種タイワンツグミが標高1,000~2,500mの山地に分布し、オスでは頭から喉が白色で、後頸から背、翼、尾羽が黒色、下面は栗褐色をした大変美しい鳥として人気があります。
赤い実を食べにやって来た亜種タイワンツグミ。それにしても頸から上が真っ白で、ツグミとは思えない美しさです・・・

羽根を広げてバランスをとり、見事実をゲットしました。




何度も実を取ろうと身を乗り出す亜種タイワンツグミ。



今日は赤い実にやってきた台湾の固有亜種タイワンツグミをご紹介しましたが、タイワンツグミは台湾においても数が少ないうえ、警戒心も強いようで、いきなりやって来たと思うと、実を食べた後はすぐに飛び去ってしまうため、カメラマン泣かせの鳥でもありました・・・
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タイワンツグミ(Island Thrush)は台湾からフィリピン、ボルネオ、南西太平洋の島嶼にかけて広く分布するツグミ科の鳥で、地域特異性が強いのか約50の亜種に分けられているそうです。台湾では亜種タイワンツグミが標高1,000~2,500mの山地に分布し、オスでは頭から喉が白色で、後頸から背、翼、尾羽が黒色、下面は栗褐色をした大変美しい鳥として人気があります。
赤い実を食べにやって来た亜種タイワンツグミ。それにしても頸から上が真っ白で、ツグミとは思えない美しさです・・・

羽根を広げてバランスをとり、見事実をゲットしました。




何度も実を取ろうと身を乗り出す亜種タイワンツグミ。



今日は赤い実にやってきた台湾の固有亜種タイワンツグミをご紹介しましたが、タイワンツグミは台湾においても数が少ないうえ、警戒心も強いようで、いきなりやって来たと思うと、実を食べた後はすぐに飛び去ってしまうため、カメラマン泣かせの鳥でもありました・・・
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赤い実を食べるチャバラオオルリ
昨日の続きで、今日は赤い実にやって来たチャバラオオルリ(Vivid niltava)の続編をご紹介します。
チャバラオオルリはこのイイギリの赤い実が大好物のようで、次から次にこの実を目指してやって来ました。どの実を食べようか品定めをしているように見えたチャバラオオルリのオス。

そして、左側の実に飛びつきました・・・


こちらも飛びつく前のチャバラオオルリ。

うまく口に咥え・・・

飛び出して行きます・・・

赤い実を口に咥えたチャバラオオルリ。


昨日、今日と赤い実にやって来たチャバラオオルリをご紹介しましたが、この赤い実にはチャバラオオルリだけでなく、他にもたくさんの小鳥たちがやって来ましたので、明日からはそんな鳥たちをご紹介します・・・
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そして、左側の実に飛びつきました・・・


こちらも飛びつく前のチャバラオオルリ。

うまく口に咥え・・・

飛び出して行きます・・・

赤い実を口に咥えたチャバラオオルリ。


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赤い実にやって来たチャバラオオルリ
台湾探鳥記の続きで、今日は赤い実にやって来たチャバラオオルリをご紹介します。
チャバラオオルリ(Vivid niltava)はインド、ラオス、ミャンマー、タイ、ベトナム、中国、台湾などに分布する体長約18~19cmのヒタキ科の鳥で、日本では迷鳥として沖縄島と与那国島で2回記録がある珍鳥です。和名は腹が茶色のオオルリのような鳥ということで名付けられたと思われますが、茶色というよりはむしろ橙色に近い色をしていました。
高山帯の赤い実のなる木(イイギリ?)にやって来たチャバラオオルリ。



赤い実によく似合うチャバラオオルリ。








こちらは上面がオリーブ褐色で、下面が灰褐色の地味系のメス




今日は赤い実にやって来たチャバラオオルリをご紹介しましたが、以前、台湾を訪れた時には撮影することが叶わず、悔しい思いをしましたが、今回は実を食べに次から次にやって来るチャバラオオルリをいやというほど目にすることができました。どんな生き物でもそうですが、やはり食物が一番のようです・・・
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チャバラオオルリ(Vivid niltava)はインド、ラオス、ミャンマー、タイ、ベトナム、中国、台湾などに分布する体長約18~19cmのヒタキ科の鳥で、日本では迷鳥として沖縄島と与那国島で2回記録がある珍鳥です。和名は腹が茶色のオオルリのような鳥ということで名付けられたと思われますが、茶色というよりはむしろ橙色に近い色をしていました。
高山帯の赤い実のなる木(イイギリ?)にやって来たチャバラオオルリ。



赤い実によく似合うチャバラオオルリ。








こちらは上面がオリーブ褐色で、下面が灰褐色の地味系のメス




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ベニサンショウクイ
台湾探鳥記の続きで、今日はこれまた羽衣の大変美しいベニサンショウクイをご紹介します。
ベニサンショウクイ(Grey-chinned Minivet)はヒマラヤ、中国南部から台湾、マレー半島、スマトラ西部、ボルネオ北部に分布し、夏場は標高600m以上の山地の林縁部に生息していますが、冬季には少し標高の低いところに降りてくるようです。
高山帯で目にしたベニサンショウクイのオス。和名はオスの鮮やかな橙紅色から、英名は喉の辺りが灰色であることから名付けられたようです。







羽根を広げると、細長い尾羽が優雅に揺れ、まるで火の鳥のような感じです・・・


こちらは鮮やかな黄色のメス。一般にメスのほうは地味な保護色をしたものが多いのですが、ベニサンショウクイのメスは実に色鮮やかで、とても保護色には見えません・・・


今日は台湾の高山帯で目にしたベニサンショウクイをご紹介しましたが、日本人から見ると、色鮮やかな紅色をしたサンショウクイという名前のほうが、しっくりきますが、欧米人から見ると、よく似た紅色のヒイロサンショウクイ(Scarlet minivet)などとの識別には喉が灰色というのは大きな特徴であり、この場合、英名のほうがその特徴をよく捉えているようにも思われます・・・
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ベニサンショウクイ(Grey-chinned Minivet)はヒマラヤ、中国南部から台湾、マレー半島、スマトラ西部、ボルネオ北部に分布し、夏場は標高600m以上の山地の林縁部に生息していますが、冬季には少し標高の低いところに降りてくるようです。
高山帯で目にしたベニサンショウクイのオス。和名はオスの鮮やかな橙紅色から、英名は喉の辺りが灰色であることから名付けられたようです。







羽根を広げると、細長い尾羽が優雅に揺れ、まるで火の鳥のような感じです・・・


こちらは鮮やかな黄色のメス。一般にメスのほうは地味な保護色をしたものが多いのですが、ベニサンショウクイのメスは実に色鮮やかで、とても保護色には見えません・・・


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タカサゴマシコ
台湾探鳥記の続きで、今日はこちらも高山帯の鳥 タカサゴマシコをご紹介します。
タカサゴマシコ(Vinaceous Rosefinch )はヒマラヤから中国西部と台湾に分布する体長約15cmのアトリ科の鳥で、英名のごとくオスでは全身が鮮やかなワインレッド色をした大変美しい鳥です。
アリサンヒタキなどがいた高山帯で目にしたタカサゴマシコのオス。それにしても体全体が朱紅色で何とも鮮やかです・・・





あまり人を恐れないようで、間近にやって来てくれました・・・

こちらは全体的が暗褐色で、背、胸、腹に黒い縦斑が見られるメス。


体色は地味ですが、体型的にはやはりオスとよく似ていますね・・・



こちらはオスとメスのツーショット。仲良く草の実を啄ばんでいました。




今日は台湾の高山帯で目にしたタカサゴマシコをご紹介しましたが、タカサゴマシコはヒマラヤから中国西部に分布する個体群と台湾に分布する個体群がそれぞれが別亜種とされています。名前からすると台湾の個体群が基亜種タカサゴマシコになると思いますが、その場合、大陸の個体群の和名は何になるのでしょうか・・・
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タカサゴマシコ(Vinaceous Rosefinch )はヒマラヤから中国西部と台湾に分布する体長約15cmのアトリ科の鳥で、英名のごとくオスでは全身が鮮やかなワインレッド色をした大変美しい鳥です。
アリサンヒタキなどがいた高山帯で目にしたタカサゴマシコのオス。それにしても体全体が朱紅色で何とも鮮やかです・・・





あまり人を恐れないようで、間近にやって来てくれました・・・

こちらは全体的が暗褐色で、背、胸、腹に黒い縦斑が見られるメス。


体色は地味ですが、体型的にはやはりオスとよく似ていますね・・・



こちらはオスとメスのツーショット。仲良く草の実を啄ばんでいました。




今日は台湾の高山帯で目にしたタカサゴマシコをご紹介しましたが、タカサゴマシコはヒマラヤから中国西部に分布する個体群と台湾に分布する個体群がそれぞれが別亜種とされています。名前からすると台湾の個体群が基亜種タカサゴマシコになると思いますが、その場合、大陸の個体群の和名は何になるのでしょうか・・・
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キクチヒタキ
台湾探鳥記の続きで、今日は同じく高山帯で見られるヒタキ科のキクチヒタキをご紹介します。
キクチヒタキ(White-browed Bush-Robin)はネパール、インド、ブータン、中国、ミャンマー、台湾などの高山帯に分布する体長約13cmのヒタキ科の鳥で、オスの上面は青味のある灰黒色で、下面はオリーブ黄色、英名のごとく白く長い眉斑が特徴の美しい鳥です。
よく茂った森の林縁に出てきたキクチヒタキのオス。外形はアリサンヒタキとよく似ていますが、アリサンヒタキに見られる胸や肩羽の橙紅色は見られません。

緑バックのためとても美しく見えます・・・









ヒタキ科特有のポーズ・・・


今日はアリサンヒタキ同様、台湾の高山帯で見られるキクチヒタキをご紹介しましたが、台湾のキクチヒタキ(亜種formosanus)は大陸の個体群とは声が違うそうで、近々別種になる可能性があるそうです。そうなると台湾の固有種が1種増えるということになります・・・
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キクチヒタキ(White-browed Bush-Robin)はネパール、インド、ブータン、中国、ミャンマー、台湾などの高山帯に分布する体長約13cmのヒタキ科の鳥で、オスの上面は青味のある灰黒色で、下面はオリーブ黄色、英名のごとく白く長い眉斑が特徴の美しい鳥です。
よく茂った森の林縁に出てきたキクチヒタキのオス。外形はアリサンヒタキとよく似ていますが、アリサンヒタキに見られる胸や肩羽の橙紅色は見られません。

緑バックのためとても美しく見えます・・・









ヒタキ科特有のポーズ・・・


今日はアリサンヒタキ同様、台湾の高山帯で見られるキクチヒタキをご紹介しましたが、台湾のキクチヒタキ(亜種formosanus)は大陸の個体群とは声が違うそうで、近々別種になる可能性があるそうです。そうなると台湾の固有種が1種増えるということになります・・・
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アリサンヒタキ
少し前になりますが、2月初旬、固有種の宝庫・台湾に行って来ましたので、今日から暫くの間、当地で出会った鳥たちをご紹介したいと思います。
最初は台湾を代表する固有種、アリサンヒタキです。
アリサンヒタキ(Collared Bush Robin)は台湾にのみ分布する体長約12cmのヒタキ科の鳥で、標高2,000~2,800mの高山に生息し、阿里山でよく見られたことが和名の由来になっています。
高山帯の樹間で目にしたアリサンヒタキのオス。頭から上面は青味のある黒色で、体下面はオリーブ黄色、白く長い眉斑と、胸と後頸、肩羽の橙紅色がアクセントになっています。



こちらは別の場所で目にしたアリサンヒタキのオス。光が当たると上面の黒色が美しい濃紺に変化します・・・

さすがヒタキ科の鳥、表情や仕草が可愛らしいですね・・・






こちらは上面が全体にオリーブ褐色で、ぼんやりした眉斑があるメス。

オスに比べると若干地味ですが、それでもメスはメスでとても魅力的です・・・




今日は台湾を代表する固有種 アリサンヒタキをご紹介しましたが、以前、当地を訪れた時は豪雨のため見ることが叶わず悔しい思いをしましたが、今回は幸い天気にも恵まれ、無事憧れのアリサンヒタキを目にすることができました。初見のアリサンヒタキは実に魅力的でした・・・
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最初は台湾を代表する固有種、アリサンヒタキです。
アリサンヒタキ(Collared Bush Robin)は台湾にのみ分布する体長約12cmのヒタキ科の鳥で、標高2,000~2,800mの高山に生息し、阿里山でよく見られたことが和名の由来になっています。
高山帯の樹間で目にしたアリサンヒタキのオス。頭から上面は青味のある黒色で、体下面はオリーブ黄色、白く長い眉斑と、胸と後頸、肩羽の橙紅色がアクセントになっています。



こちらは別の場所で目にしたアリサンヒタキのオス。光が当たると上面の黒色が美しい濃紺に変化します・・・

さすがヒタキ科の鳥、表情や仕草が可愛らしいですね・・・






こちらは上面が全体にオリーブ褐色で、ぼんやりした眉斑があるメス。

オスに比べると若干地味ですが、それでもメスはメスでとても魅力的です・・・




今日は台湾を代表する固有種 アリサンヒタキをご紹介しましたが、以前、当地を訪れた時は豪雨のため見ることが叶わず悔しい思いをしましたが、今回は幸い天気にも恵まれ、無事憧れのアリサンヒタキを目にすることができました。初見のアリサンヒタキは実に魅力的でした・・・
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シロハラクイナ、亜種ハイイロガン
インド探鳥記の最後に、今日はシロハラクイナとハイイロガンをご紹介します。
最初は世界遺産・ケオラディオ国立公園で目にしたシロハラクイナです。
シロハラクイナ(White-breasted Waterhen)はインドから東南アジア、中国南部、日本にかけて留鳥として分布し、日本では奄美諸島と琉球諸島に分布するほか、その他の地域でも稀に飛来し繁殖の記録も複数あるようです。
湿原で目にしたシロハラクイナ。上面のオリーブ色みのある黒色に対し、顔から腹までの白色部が大変よく目立ちます。



地面を歩いていたシロハラクイナ。


次は日本でも稀な冬鳥として渡来する亜種ハイイロガンです。
ハイイロガン(Greylag goose)はヨーロッパで繁殖し、冬季になるとアフリカ大陸北部、西アジア、ヨーロッパ西部へ渡り越冬する亜種キバシハイイロガンと、中国北部、モンゴル、ロシアで繁殖し、冬季になるとインド北部、中国へ南下し越冬する亜種ハイイロガンに分けられますが、日本には稀な冬鳥として亜種ハイイロガンが越冬のため少数が飛来します。
サリスカ野生動物保護区近くの湖で目にした亜種ハイイロガン(水辺で佇んでいる2羽)。鳥までの距離があり大きくトリミングしていますが、亜種ハイイロガンの特徴であるピンクの嘴と足が確認できます。(亜種キバシハイイロガンは嘴が橙色)


今日まで長々とインド探鳥記にお付き合いいただきありがとうございました。今回初めて訪れたインドでしたが、日本にやってくる野鳥も含め、実に様々な野鳥が生息しており、まさに野鳥の楽園と言っても過言ではない素晴らしいところでした。今回はインド北部が主な探鳥地でしたが、もし再び訪れることがあれば、次回はぜひ南部のほうに足を伸ばせられればと思います・・・
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最初は世界遺産・ケオラディオ国立公園で目にしたシロハラクイナです。
シロハラクイナ(White-breasted Waterhen)はインドから東南アジア、中国南部、日本にかけて留鳥として分布し、日本では奄美諸島と琉球諸島に分布するほか、その他の地域でも稀に飛来し繁殖の記録も複数あるようです。
湿原で目にしたシロハラクイナ。上面のオリーブ色みのある黒色に対し、顔から腹までの白色部が大変よく目立ちます。



地面を歩いていたシロハラクイナ。


次は日本でも稀な冬鳥として渡来する亜種ハイイロガンです。
ハイイロガン(Greylag goose)はヨーロッパで繁殖し、冬季になるとアフリカ大陸北部、西アジア、ヨーロッパ西部へ渡り越冬する亜種キバシハイイロガンと、中国北部、モンゴル、ロシアで繁殖し、冬季になるとインド北部、中国へ南下し越冬する亜種ハイイロガンに分けられますが、日本には稀な冬鳥として亜種ハイイロガンが越冬のため少数が飛来します。
サリスカ野生動物保護区近くの湖で目にした亜種ハイイロガン(水辺で佇んでいる2羽)。鳥までの距離があり大きくトリミングしていますが、亜種ハイイロガンの特徴であるピンクの嘴と足が確認できます。(亜種キバシハイイロガンは嘴が橙色)


今日まで長々とインド探鳥記にお付き合いいただきありがとうございました。今回初めて訪れたインドでしたが、日本にやってくる野鳥も含め、実に様々な野鳥が生息しており、まさに野鳥の楽園と言っても過言ではない素晴らしいところでした。今回はインド北部が主な探鳥地でしたが、もし再び訪れることがあれば、次回はぜひ南部のほうに足を伸ばせられればと思います・・・
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インドハッカ(カバイロハッカ)、ハイイロハッカ
インド探鳥記の続きで、今日は滞在中、各地で出会ったインドハッカ(カバイロハッカ)とハイイロハッカをご紹介します。
最初はインドハッカ(カバイロハッカ)です。
インドハッカ(Common Myna)はインド、中国南部、タイ、インドネシア、マレーシアなどに自然分布するムクドリ科ハッカチョウ属の鳥ですが、自然分布域以外にもオーストラリア、南アフリカ、ニュージーランド、マレーシア、ハワイ、東南アジアなど各地に移入されています。日本では本州、四国、九州、南西諸島で記録があり、その多くは篭脱けと考えられていますが、近年は移入された台湾で二次的に増加した個体が八重山諸島にも及んでいると考えられています。
耕作の終わった農耕地で目にしたインドハッカ。和名(別名カバイロハッカ)のごとく全体的に樺色(赤みを帯びた黄色)で、眼の周囲から頬は濃黄色の皮膚が露出し、独特の風貌を醸し出しています。



間近にやって来たカバイロハッカ。


次は同じくハッカチョウ属のハイイロハッカです。
ハイイロハッカ(Bank Myna)はインド亜大陸中北部に分布するハッカチョウの仲間で、カバイロハッカにもよく似ていますが、和名のように全体が灰色みを帯び、カバイロハッカの黄色部分が赤色である点が異なります。なお、英名は彼らが集団で土手(bank)に穴をあけて巣作りをするところから名付けられたようです。
逆光気味で鮮明な写真ではありませんが、何とかその特徴を確認することができます。


今日は共によく似たインドハッカとハイイロハッカをご紹介しましたが、両者は何れも人家の密集する場所などでも食物の残りなどを漁っており、人間の生活と切っても切れない関係にあるように思われました・・・
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最初はインドハッカ(カバイロハッカ)です。
インドハッカ(Common Myna)はインド、中国南部、タイ、インドネシア、マレーシアなどに自然分布するムクドリ科ハッカチョウ属の鳥ですが、自然分布域以外にもオーストラリア、南アフリカ、ニュージーランド、マレーシア、ハワイ、東南アジアなど各地に移入されています。日本では本州、四国、九州、南西諸島で記録があり、その多くは篭脱けと考えられていますが、近年は移入された台湾で二次的に増加した個体が八重山諸島にも及んでいると考えられています。
耕作の終わった農耕地で目にしたインドハッカ。和名(別名カバイロハッカ)のごとく全体的に樺色(赤みを帯びた黄色)で、眼の周囲から頬は濃黄色の皮膚が露出し、独特の風貌を醸し出しています。



間近にやって来たカバイロハッカ。


次は同じくハッカチョウ属のハイイロハッカです。
ハイイロハッカ(Bank Myna)はインド亜大陸中北部に分布するハッカチョウの仲間で、カバイロハッカにもよく似ていますが、和名のように全体が灰色みを帯び、カバイロハッカの黄色部分が赤色である点が異なります。なお、英名は彼らが集団で土手(bank)に穴をあけて巣作りをするところから名付けられたようです。
逆光気味で鮮明な写真ではありませんが、何とかその特徴を確認することができます。


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アカアシトキ、セイケイ、ムラサキサギ
インド探鳥記の続きで、今日は滞在中目にしたアカアシトキとセイケイ、ムラサキサギをご紹介します。
最初はアカアシトキです。
アカアシトキ(Red-naped ibis)はパキスタン西部からインド、中国南部、ベトナムにかけて分布するトキの仲間で、英名は後頭部が赤色の皮膚で覆われていることから、和名は脚が濃い桃色であることから名付けられたようです。
ツアー最終日、移動途中の休憩所横の池の畔で休んでいたアカアシトキ。逆光気味のためきれいな色が出ていませんが、赤色の後頭部を確認することができます。



次は世界遺産・ケオラディオ国立公園で目にしたセイケイです。
セイケイ(Purple swamphen)はユーラシアからアフリカ、オーストラリアにかけて広く分布するクイナの仲間で、羽色の違いなどから、主に6亜種(ヨーロッパ、アフリカ、熱帯アジア、オーストラリア・ニュージーランド、インドネシア、フィリピン)に分類されていますが、当地のセイケイは中東からインド亜大陸、中国南部、タイ北部にかけて分布する亜種のようで、頭部が灰色みを帯びているのが特徴のようです。
湿原を歩いていたセイケイ。青緑色の体色に額から嘴にかけての赤色が鮮やかです。


次は同じくケオラディオ国立公園で目にしたムラサキサギです。
ムラサキサギ(Purple Heron)はアフリカ大陸、ユーラシア大陸、インドネシア西部、スリランカ、マダガスカル、日本などに広く分布するサギの仲間で、日本では亜種ムラサキサギが先島諸島に留鳥として分布し、池間島(宮古島の北西にある離島)や西表島では繁殖例があるようです。
水草の中をゆったり歩いていたムラサキサギの幼鳥と思われる個体。成鳥に見られる飾り羽がなく、体全体が褐色の羽毛で覆われています。


今日はインド滞在中、目にしたアカアシトキとセイケイ、ムラサキサギをご紹介しましたが、インドは今までご紹介してきましたように実に多くの水鳥が生息しており、まるで水鳥の楽園ともいえる場所でした・・・
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最初はアカアシトキです。
アカアシトキ(Red-naped ibis)はパキスタン西部からインド、中国南部、ベトナムにかけて分布するトキの仲間で、英名は後頭部が赤色の皮膚で覆われていることから、和名は脚が濃い桃色であることから名付けられたようです。
ツアー最終日、移動途中の休憩所横の池の畔で休んでいたアカアシトキ。逆光気味のためきれいな色が出ていませんが、赤色の後頭部を確認することができます。



次は世界遺産・ケオラディオ国立公園で目にしたセイケイです。
セイケイ(Purple swamphen)はユーラシアからアフリカ、オーストラリアにかけて広く分布するクイナの仲間で、羽色の違いなどから、主に6亜種(ヨーロッパ、アフリカ、熱帯アジア、オーストラリア・ニュージーランド、インドネシア、フィリピン)に分類されていますが、当地のセイケイは中東からインド亜大陸、中国南部、タイ北部にかけて分布する亜種のようで、頭部が灰色みを帯びているのが特徴のようです。
湿原を歩いていたセイケイ。青緑色の体色に額から嘴にかけての赤色が鮮やかです。


次は同じくケオラディオ国立公園で目にしたムラサキサギです。
ムラサキサギ(Purple Heron)はアフリカ大陸、ユーラシア大陸、インドネシア西部、スリランカ、マダガスカル、日本などに広く分布するサギの仲間で、日本では亜種ムラサキサギが先島諸島に留鳥として分布し、池間島(宮古島の北西にある離島)や西表島では繁殖例があるようです。
水草の中をゆったり歩いていたムラサキサギの幼鳥と思われる個体。成鳥に見られる飾り羽がなく、体全体が褐色の羽毛で覆われています。


今日はインド滞在中、目にしたアカアシトキとセイケイ、ムラサキサギをご紹介しましたが、インドは今までご紹介してきましたように実に多くの水鳥が生息しており、まるで水鳥の楽園ともいえる場所でした・・・
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アジアヘビウ、インドヒメウ
インド探鳥記の続きで、今日はケオラディオ国立公園で目にしたアジアヘビウとインドヒメウをご紹介します。
最初はアジアヘビウです。
アジアヘビウ(Oriental Darter)はインド亜大陸から東南アジアにかけて分布するヘビウ科の鳥で、和名のように蛇のように細長い首と細く尖った嘴を持っており、魚などを槍のように突き刺して仕留めるのに適した形になっているようです。

水辺の枯れ木にとまり羽根を乾かしていたアジアヘビウ。羽根を広げるととてもきれいですね・・・





次はインドヒメウです。
インドヒメウ(Indian Cormorant)はインド亜大陸からタイ、カンボジアなどにかけて分布する体長約63cmのウ科の鳥で、和名のごとくカワウ(体長約82cm)より小さく、小さな頭と細長い嘴に特徴があります。

羽根を乾かしていたインドヒメウ。

今日はケオラディオ国立公園で目にしたアジアヘビウ(ヘビウ科)とインドヒメウ(ウ科)をご紹介しましたが、両者は何れもカツオドリと同じくカツオドリ目カツオドリ亜目に属しており、そういう目で見ると何となく似ているような気がしてきます・・・
ご訪問ありがとうございました。
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最初はアジアヘビウです。
アジアヘビウ(Oriental Darter)はインド亜大陸から東南アジアにかけて分布するヘビウ科の鳥で、和名のように蛇のように細長い首と細く尖った嘴を持っており、魚などを槍のように突き刺して仕留めるのに適した形になっているようです。

水辺の枯れ木にとまり羽根を乾かしていたアジアヘビウ。羽根を広げるととてもきれいですね・・・





次はインドヒメウです。
インドヒメウ(Indian Cormorant)はインド亜大陸からタイ、カンボジアなどにかけて分布する体長約63cmのウ科の鳥で、和名のごとくカワウ(体長約82cm)より小さく、小さな頭と細長い嘴に特徴があります。

羽根を乾かしていたインドヒメウ。

今日はケオラディオ国立公園で目にしたアジアヘビウ(ヘビウ科)とインドヒメウ(ウ科)をご紹介しましたが、両者は何れもカツオドリと同じくカツオドリ目カツオドリ亜目に属しており、そういう目で見ると何となく似ているような気がしてきます・・・
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満開を迎えた甲斐の桜と桃
満開を迎えた甲斐の桜や桃の花を見たいと思い、日本三大巨桜の1つである「神代桜」とその近くにある眞原桜並木、新府城周辺を訪れました。
最初にご紹介するのは日本五大桜または日本三大巨桜の一つである神代桜(じんだいざくら)です。神代桜は山梨県北杜市武川町山高の実相寺境内にあるエドヒガンザクラの老木で、樹齢は1800年とも2000年ともいわれ、国指定の天然記念物となっています。日本最古と言われるこの桜は老齢化により枯死の危険性も危惧されていましたが、計画的な土壌改良や枝のせん定などにより樹勢が回復し、今では毎年美しい花を咲かせ訪れる人たちを楽しませています。
幹周り11.3mと言われる巨木の神代桜。今年は例年より開花時期が早く、残念ながら少し散り始めていましたが・・・

実相寺境内から見た桜と南アルプス


実相寺の近くからみた南アルプスと桜

こちらは武田信玄の子、武田勝頼が築城した新府城跡近くの桃畑からみた南アルプス




八ヶ岳と満開の桜

こちらは眞原(さねはら)桜並木近くの枝垂れ桜

草地にもムスカリがいっぱい咲いていました・・・

今日は日本三大巨桜の1つである「神代桜」とその近くの眞原桜並木、新府城跡周辺を訪れましたが、いずれも見頃を迎えた満開状態で、久し振りに甲斐の名物桜や桃の花を堪能することができました・・・
ご訪問ありがとうございました。
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最初にご紹介するのは日本五大桜または日本三大巨桜の一つである神代桜(じんだいざくら)です。神代桜は山梨県北杜市武川町山高の実相寺境内にあるエドヒガンザクラの老木で、樹齢は1800年とも2000年ともいわれ、国指定の天然記念物となっています。日本最古と言われるこの桜は老齢化により枯死の危険性も危惧されていましたが、計画的な土壌改良や枝のせん定などにより樹勢が回復し、今では毎年美しい花を咲かせ訪れる人たちを楽しませています。
幹周り11.3mと言われる巨木の神代桜。今年は例年より開花時期が早く、残念ながら少し散り始めていましたが・・・

実相寺境内から見た桜と南アルプス


実相寺の近くからみた南アルプスと桜

こちらは武田信玄の子、武田勝頼が築城した新府城跡近くの桃畑からみた南アルプス




八ヶ岳と満開の桜

こちらは眞原(さねはら)桜並木近くの枝垂れ桜

草地にもムスカリがいっぱい咲いていました・・・

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オナガサイホウチョウ、チュウヨシキリ
インド探鳥記の続きで、今日はオナガサイホウチョウとチュウヨシキリをご紹介します。
最初はサリスカ野生動物保護区近くの湖畔で目にしたオナガサイホウチョウです。
オナガサイホウチョウ(Common Tailorbird)はインド亜大陸から東南アジアにかけて分布するセッカ科の鳥で、尾羽が長く、大きな葉の縁に嘴で穴をあけ、クモの糸や植物の繊維などで縫い合わせて巣を作りることから、尾の長いTailorbird(裁縫する鳥)の名前が付けられたようです。
灌木の中を動き回っていたオナガサイホウチョウ。細長い嘴と立てた尾羽が印象的です・・・




次は世界遺産・ケオラディオ国立公園で目にしたチュウヨシキリです。
チュウヨシキリ(Clamorous Reed Warbler)はインド亜大陸、東南アジアからアフリカ、オーストラリアにかけて広く分布する体長約17cmのヨシキリ科の鳥で、和名はオオヨシキリ(体長約18cm)とコヨシキリ(約14cm)の中間の大きさであることから、英名は鳴き声が騒がしいことから名付けられたようです。
騒がしい声で鳴いていたチュウヨシキリ。



今日はオナガサイホウチョウとチュウヨシキリをご紹介しましたが、オナガサイホウチョウについては、姿形が以前ボルネオで見たアカガオサイホウチョウやキバラサイホウチョウと大変よく似ており、初めての鳥とは思えない親しみを感じました・・・
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最初はサリスカ野生動物保護区近くの湖畔で目にしたオナガサイホウチョウです。
オナガサイホウチョウ(Common Tailorbird)はインド亜大陸から東南アジアにかけて分布するセッカ科の鳥で、尾羽が長く、大きな葉の縁に嘴で穴をあけ、クモの糸や植物の繊維などで縫い合わせて巣を作りることから、尾の長いTailorbird(裁縫する鳥)の名前が付けられたようです。
灌木の中を動き回っていたオナガサイホウチョウ。細長い嘴と立てた尾羽が印象的です・・・




次は世界遺産・ケオラディオ国立公園で目にしたチュウヨシキリです。
チュウヨシキリ(Clamorous Reed Warbler)はインド亜大陸、東南アジアからアフリカ、オーストラリアにかけて広く分布する体長約17cmのヨシキリ科の鳥で、和名はオオヨシキリ(体長約18cm)とコヨシキリ(約14cm)の中間の大きさであることから、英名は鳴き声が騒がしいことから名付けられたようです。
騒がしい声で鳴いていたチュウヨシキリ。



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コブガモ、アカボシカルガモ
インド探鳥記の続きで、今日はカモの仲間2種をご紹介します。
最初はコブガモです。
コブガモ(Knob-billed duck)はサハラ以南のアフリカやマダガスカル、インド、バングラデシュ、ミャンマー、タイ、南アメリカ北東部などに広く分布するカモで、名前のようにオスの上嘴基部に大きな黒い肉冠があるのが特徴です。
世界遺産・ケオラディオ国立公園の湿原で泳いでいたコブガモのオス。特徴である上嘴基部の黒く大きな肉冠を確認することができます。

遠くを泳いでいたコブガモ。

この写真には8羽いますが、よく見るとすべて嘴に肉冠があるオスばかりでした。メスはどうしたのでしょうね・・・

こちらは別のグループ。光が当たると黒色の翼上面には青色の金属光沢があり、とても美しく見えます。

羽ばたいてくれました。翼下面も青みのある淡い黒色で、頭から体下面の白色との対比が鮮やかです。



次はアカボシカルガモです。
アカボシカルガモ(Indian Spot-billed duck)はインド、スリランカに分布するカモで、以前はカルガモの亜種として分類されていましたが、日本産鳥類目録改訂第7版より別種として取り扱われています。名前のようにオスでは上嘴基部に赤い隆起があるほか、翼鏡は緑紫色(カルガモは青紫色)で、羽縁の白色部が明瞭なのが特徴です。
コブガモと同じく、ケオラディオ国立公園の湿原で目にしたアカボシカルガモ。上嘴基部の赤い隆起と、羽縁の白色部がはっきり確認できます。




今日はケオラディオ国立公園で目にしたコブガモとアカボシカルガモをご紹介しましたが、両者何れも日本での記録はありません。この理由としては、日本にやってくるカモたちの多くが渡り鳥であるのに対し、この2種は何れも生息域では留鳥であり、渡りをしないことから日本への渡来がないものと考えられます・・・
ご訪問ありがとうございました。
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最初はコブガモです。
コブガモ(Knob-billed duck)はサハラ以南のアフリカやマダガスカル、インド、バングラデシュ、ミャンマー、タイ、南アメリカ北東部などに広く分布するカモで、名前のようにオスの上嘴基部に大きな黒い肉冠があるのが特徴です。
世界遺産・ケオラディオ国立公園の湿原で泳いでいたコブガモのオス。特徴である上嘴基部の黒く大きな肉冠を確認することができます。

遠くを泳いでいたコブガモ。

この写真には8羽いますが、よく見るとすべて嘴に肉冠があるオスばかりでした。メスはどうしたのでしょうね・・・

こちらは別のグループ。光が当たると黒色の翼上面には青色の金属光沢があり、とても美しく見えます。

羽ばたいてくれました。翼下面も青みのある淡い黒色で、頭から体下面の白色との対比が鮮やかです。



次はアカボシカルガモです。
アカボシカルガモ(Indian Spot-billed duck)はインド、スリランカに分布するカモで、以前はカルガモの亜種として分類されていましたが、日本産鳥類目録改訂第7版より別種として取り扱われています。名前のようにオスでは上嘴基部に赤い隆起があるほか、翼鏡は緑紫色(カルガモは青紫色)で、羽縁の白色部が明瞭なのが特徴です。
コブガモと同じく、ケオラディオ国立公園の湿原で目にしたアカボシカルガモ。上嘴基部の赤い隆起と、羽縁の白色部がはっきり確認できます。




今日はケオラディオ国立公園で目にしたコブガモとアカボシカルガモをご紹介しましたが、両者何れも日本での記録はありません。この理由としては、日本にやってくるカモたちの多くが渡り鳥であるのに対し、この2種は何れも生息域では留鳥であり、渡りをしないことから日本への渡来がないものと考えられます・・・
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オオバンケン
インド探鳥記の続きで、今日はオオバンケンをご紹介します。
オオバンケン(Greater Coucal)はネパールからインド、中国、インドネシアにかけて分布するカッコウ科の鳥で、名前のようにバンケン(日本でも迷鳥として南西諸島などで記録がある)より一回り大きく(全長約48cm)、ハシボソガラスほどの大きさがあります。
世界遺産・ケオラディオ国立公園で目にしたオオバンケン。全身青みがかった黒色で、背から翼は茶褐色、大きくてとてもカッコウの仲間とは思えません。

オオバンケンはとても用心深く、少しでも人の気配がするとすぐにブッシュの中に隠れてしまいます。


こちらはデリー郊外の湖畔で目にしたオオバンケン。上半身しか見えませんが、赤色の虹彩を確認することができます。

葉が被って鮮明ではありませんが、上尾筒と尾羽の横紋が唯一カッコウの仲間と思わせてくれます。

今日は滞在中、何度も目にしたオオバンケンをご紹介しましたが、日本でも記録のあるバンケン(Lesser coucal)については、かってボルネオで見ただけで写真に撮ることはできず、今度は是非バンケンについても写真を撮ってみたいものです・・・
ご訪問ありがとうございました。
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オオバンケン(Greater Coucal)はネパールからインド、中国、インドネシアにかけて分布するカッコウ科の鳥で、名前のようにバンケン(日本でも迷鳥として南西諸島などで記録がある)より一回り大きく(全長約48cm)、ハシボソガラスほどの大きさがあります。
世界遺産・ケオラディオ国立公園で目にしたオオバンケン。全身青みがかった黒色で、背から翼は茶褐色、大きくてとてもカッコウの仲間とは思えません。

オオバンケンはとても用心深く、少しでも人の気配がするとすぐにブッシュの中に隠れてしまいます。


こちらはデリー郊外の湖畔で目にしたオオバンケン。上半身しか見えませんが、赤色の虹彩を確認することができます。

葉が被って鮮明ではありませんが、上尾筒と尾羽の横紋が唯一カッコウの仲間と思わせてくれます。

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シリアカヒヨドリ
インド探鳥記の続きで、今日はシリアカヒヨドリをご紹介します。
シリアカヒヨドリ(Red-vented bulbul)はパキスタン、インド、ネパール、中国南部、バングラデシュ、ブータン、ミャンマー、タイ北部などに分布するヒヨドリの仲間で、体全体は暗褐色気味ですが、頭から顔は頭巾を被ったように黒く、立派な冠羽があります。また、尻と下尾筒には赤色部分があり、これが名前の由来ともなっているようです。また、自然分布域以外にも太平洋諸島(ハワイ、フィジーなど)や東アラブ(クウェート、カタールなど)などには外来種として定着しているようです。
デリー近郊の湖畔で目にしたシリアカヒヨドリ。尻と下尾筒辺りにかすかに赤色部分を確認することができます。


この写真では赤色部分をはっきり確認することができます。




こちらはサリスカ野生動物保護区で目にしたシリアカヒヨドリ。黒い冠羽が特徴的です・・・



こちらは水溜りに水を飲みにきたシリアカヒヨドリ。こんな濁った水でも平気で飲んでいました・・・


今日はインドではごく普通に見られるシリアカヒヨドリをご紹介しましたが、一般的にヒヨドリの仲間は人間の生活圏に近いところで生息するものが多く、その鳴き声もうるさく感じられるものが多いせいか、どの国でもあまり人気がないようです。こういったことは鳥には責任がないのですが、致し方ないですね・・・
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シリアカヒヨドリ(Red-vented bulbul)はパキスタン、インド、ネパール、中国南部、バングラデシュ、ブータン、ミャンマー、タイ北部などに分布するヒヨドリの仲間で、体全体は暗褐色気味ですが、頭から顔は頭巾を被ったように黒く、立派な冠羽があります。また、尻と下尾筒には赤色部分があり、これが名前の由来ともなっているようです。また、自然分布域以外にも太平洋諸島(ハワイ、フィジーなど)や東アラブ(クウェート、カタールなど)などには外来種として定着しているようです。
デリー近郊の湖畔で目にしたシリアカヒヨドリ。尻と下尾筒辺りにかすかに赤色部分を確認することができます。


この写真では赤色部分をはっきり確認することができます。




こちらはサリスカ野生動物保護区で目にしたシリアカヒヨドリ。黒い冠羽が特徴的です・・・



こちらは水溜りに水を飲みにきたシリアカヒヨドリ。こんな濁った水でも平気で飲んでいました・・・


今日はインドではごく普通に見られるシリアカヒヨドリをご紹介しましたが、一般的にヒヨドリの仲間は人間の生活圏に近いところで生息するものが多く、その鳴き声もうるさく感じられるものが多いせいか、どの国でもあまり人気がないようです。こういったことは鳥には責任がないのですが、致し方ないですね・・・
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アジアマミハウチワドリ、シロハラハウチワドリ
インド探鳥記の続きで、今日はハウチワドリの仲間2種をご紹介します。
最初はアジアマミハウチワドリです。
アジアマミハウチワドリ(Plain prinia)はパキスタン、インドから中国、ジャワ、東南アジアにかけて広く分布する体長約13cmのセッカ科の鳥で、和名のマミは眉斑が青白くて目立つことから、ハウチワドリは長い尾羽を扇型のように広げることから名付けられたようです。
デリー郊外の湖畔で目にしたアジアマミハウチワドリ。長い尾羽が特徴的です。




水辺に降りてきたアジアマミハウチワドリ。

次は同じくデリー郊外の湖畔で目にしたシロハラハウチワドリです。
シロハラハウチワドリ(Ashy prinia)はインド、ネパール、バングラデシュ、ブータン、スリランカ、ミャンマー西部など、インド亜大陸に広く分布するハウチワドリの仲間で、英名のように頭部から背中にかけて独特の灰色が美しい印象的な鳥でした。なお、和名ではシロハラとなっていますが、実際に見てみると喉から胸にかけては若干白っぽい印象はありますが、お腹のあたりは淡褐色のように見えました。


今日はハウチワドリの仲間2種をご紹介しましたが、いずれも動きが早く、ブッシュの中をせわしなく動き回るため撮影にはずいぶん苦労しました・・・
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最初はアジアマミハウチワドリです。
アジアマミハウチワドリ(Plain prinia)はパキスタン、インドから中国、ジャワ、東南アジアにかけて広く分布する体長約13cmのセッカ科の鳥で、和名のマミは眉斑が青白くて目立つことから、ハウチワドリは長い尾羽を扇型のように広げることから名付けられたようです。
デリー郊外の湖畔で目にしたアジアマミハウチワドリ。長い尾羽が特徴的です。




水辺に降りてきたアジアマミハウチワドリ。

次は同じくデリー郊外の湖畔で目にしたシロハラハウチワドリです。
シロハラハウチワドリ(Ashy prinia)はインド、ネパール、バングラデシュ、ブータン、スリランカ、ミャンマー西部など、インド亜大陸に広く分布するハウチワドリの仲間で、英名のように頭部から背中にかけて独特の灰色が美しい印象的な鳥でした。なお、和名ではシロハラとなっていますが、実際に見てみると喉から胸にかけては若干白っぽい印象はありますが、お腹のあたりは淡褐色のように見えました。


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スジカブリヤブチメドリ、ツチイロヤブチメドリ
インド探鳥記の続きで、今日は同じくチメドリの仲間2種をご紹介します。
最初はツチイロヤブチメドリです。
ツチイロヤブチメドリ(Jungle babbler)はネパール、インド、ブータンなどインド亜大陸に広く分布するチメドリで、昨日ご紹介したオジロヤブチメドリよりやや小型(体長約25cm)で尾も短く、体色は和名のように地面の色に大変よく似ています。
サリスカ野生動物保護区近くのホテル中庭にやってきたツチイロヤブチメドリ。


こちらはサリスカ国立公園出口近くで体を寄せ合っていたツチイロヤブチメドリ。大変人慣れしており、近づいても全く逃げようとしません。




次はサリスカ野生動物保護区で目にしたスジカブリヤブチメドリです。
スジカブリヤブチメドリ(Common babbler)はインド、パキスタン南部、ネパール、バングラデシュなどインド亜大陸に広く分布する体長約23cmのチメドリで、英名は普通に見られることから、和名は上面に暗色の縦縞がみられることから名付けられたようです。
ブッシュの細い枝にとまっていたスジカブリヤブチメドリ。体自体はそれほど大きくなく、細く長い尾羽が印象的です。




昨日に続きチメドリの仲間2種をご紹介しましたが、一般的にチメドリの仲間は飛翔能力はあまり高くなく、そのため渡りはほとんどしないようで、そんなことから分布域も比較的狭い範囲に限定されているようです・・・
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最初はツチイロヤブチメドリです。
ツチイロヤブチメドリ(Jungle babbler)はネパール、インド、ブータンなどインド亜大陸に広く分布するチメドリで、昨日ご紹介したオジロヤブチメドリよりやや小型(体長約25cm)で尾も短く、体色は和名のように地面の色に大変よく似ています。
サリスカ野生動物保護区近くのホテル中庭にやってきたツチイロヤブチメドリ。


こちらはサリスカ国立公園出口近くで体を寄せ合っていたツチイロヤブチメドリ。大変人慣れしており、近づいても全く逃げようとしません。




次はサリスカ野生動物保護区で目にしたスジカブリヤブチメドリです。
スジカブリヤブチメドリ(Common babbler)はインド、パキスタン南部、ネパール、バングラデシュなどインド亜大陸に広く分布する体長約23cmのチメドリで、英名は普通に見られることから、和名は上面に暗色の縦縞がみられることから名付けられたようです。
ブッシュの細い枝にとまっていたスジカブリヤブチメドリ。体自体はそれほど大きくなく、細く長い尾羽が印象的です。




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オジロヤブチメドリ
インド探鳥記の続きで、今日はオジロヤブチメドリをご紹介します。
オジロヤブチメドリ(Large grey babbler)はインド中西部、ネパールに分布するチメドリ科の鳥で、英名は体全体が灰色みを帯びた大型のチメドリから、和名は外側尾羽が乳白色であることから名付けられたようです。
サリスカ野生動物保護区で目にしたオジロヤブチメドリ。体長約28cmとかなり大型のチメドリです。


上面は灰色みを帯びた褐色で、外側尾羽が乳白色であることが分かります。


こちらは近くの枝に止まっていたオジロヤブチメドリ。黄色の虹彩が印象的です・・・



図鑑を見ますとインドにはチメドリの仲間が数多く分布しているようですが、その大部分は分布域が狭く、ごく限られたエリアにしか生息していないようです。そんな中、今日ご紹介したオジロヤブチメドリは、ネパールからインド中西部にかけてのかなり広域に分布するインドを代表するチメドリのようです・・・
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オジロヤブチメドリ(Large grey babbler)はインド中西部、ネパールに分布するチメドリ科の鳥で、英名は体全体が灰色みを帯びた大型のチメドリから、和名は外側尾羽が乳白色であることから名付けられたようです。
サリスカ野生動物保護区で目にしたオジロヤブチメドリ。体長約28cmとかなり大型のチメドリです。


上面は灰色みを帯びた褐色で、外側尾羽が乳白色であることが分かります。


こちらは近くの枝に止まっていたオジロヤブチメドリ。黄色の虹彩が印象的です・・・



図鑑を見ますとインドにはチメドリの仲間が数多く分布しているようですが、その大部分は分布域が狭く、ごく限られたエリアにしか生息していないようです。そんな中、今日ご紹介したオジロヤブチメドリは、ネパールからインド中西部にかけてのかなり広域に分布するインドを代表するチメドリのようです・・・
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キアシアオバト、ワライバト
インド探鳥記の続きで、今日はハトの仲間2種をご紹介します。
最初は見た目にも大変美しいキアシアオバトです。
キアシアオバト(Yellow-legged Green Pigeon)はインド亜大陸に広く分布し、名前のように足が特徴的な黄色であるだけでなく、後頭部から頸、胸にかけた羽衣も実に鮮やかな黄色をしたとても美しいアオバトです。
サリスカ野生動物保護区で目にしたキアシアオバト。この木の実が好物のようで盛んに実を啄ばんでいました。



ようやくその特徴的な黄色い足を見せてくれました。



頸をすぼめると、なんだか頸の周りが襟巻のように見え、ハトのようには見えません・・・

次はケオラディオ国立公園に隣接するホテル中庭で目にしたワライバトです。
ワライバト(Laughing Dove )はサハラ砂漠以南のアフリカと中東からインド亜大陸にかけて分布する体長約27cmのハトで、名前のようにその鳴き声が笑っているように聞こえることから名付けられたようです。
早朝、ホテル中庭で目の前にとまっていたワライバト。朝の日差しが強く、本来の色合いははっきり出ていませんが、胸は濃い茶色で腹部にかけてピンク色に近づき、背中は光の当たり具合で茶色から青味を帯びた色に変化するそうです。

今日はインド滞在中、目にしたハトの仲間2種をご紹介しましたが、特にワライバトについては、以前訪れたアフリカでも目にしており、大変懐かしく感じられました・・・
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最初は見た目にも大変美しいキアシアオバトです。
キアシアオバト(Yellow-legged Green Pigeon)はインド亜大陸に広く分布し、名前のように足が特徴的な黄色であるだけでなく、後頭部から頸、胸にかけた羽衣も実に鮮やかな黄色をしたとても美しいアオバトです。
サリスカ野生動物保護区で目にしたキアシアオバト。この木の実が好物のようで盛んに実を啄ばんでいました。



ようやくその特徴的な黄色い足を見せてくれました。



頸をすぼめると、なんだか頸の周りが襟巻のように見え、ハトのようには見えません・・・

次はケオラディオ国立公園に隣接するホテル中庭で目にしたワライバトです。
ワライバト(Laughing Dove )はサハラ砂漠以南のアフリカと中東からインド亜大陸にかけて分布する体長約27cmのハトで、名前のようにその鳴き声が笑っているように聞こえることから名付けられたようです。
早朝、ホテル中庭で目の前にとまっていたワライバト。朝の日差しが強く、本来の色合いははっきり出ていませんが、胸は濃い茶色で腹部にかけてピンク色に近づき、背中は光の当たり具合で茶色から青味を帯びた色に変化するそうです。

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インドコキンメフクロウ、インドオオコノハズク
インド探鳥記の続きで、今日はフクロウの仲間2種をご紹介します。
最初はインドコキンメフクロウです。
インドコキンメフクロウ(Spotted Owlet)はイラン、パキスタン、インドからミャンマー、タイ、カンボジア、ベトナムにかけて分布する体長約21cmの小型のフクロウで、英名は体に白斑が見られることから名付けられたようです。
世界遺産・ケオラディオ国立公園の古木の洞で休んでいたインドコキンメフクロウ。




こちらはサリスカ国立公園で目にしたインドコキンメフクロウ。洞から少しだけ顔を出してくれました。黄色い虹彩が確認できます・・・

次はケオラディオ国立公園に隣接するホテルの中庭で目にしたインドオオコノハズクです。
インドオオコノハズク(Indian scops owl)はアラビア半島東部からインド亜大陸、インドネシアにかけてのアジア南部に分布する体長23~25cmのフクロウで、日本に生息するオオコノハズクとは異なり、体全体がバフ色をしており、虹彩も暗褐色だそうです。
早朝、ホテルの中庭で休んでいたインドオオコノハズク。夜間の狩りを終えた後なのか、しっかり休んでいました。

今日はインド滞在中に出会ったフクロウの仲間2種をご紹介しましたが、最近、各地でブームになっているフクロウカフェなどでは、これらフクロウも簡単に見られるようで、ちょっと複雑な気持ちになってしまいます・・・
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インドコキンメフクロウ(Spotted Owlet)はイラン、パキスタン、インドからミャンマー、タイ、カンボジア、ベトナムにかけて分布する体長約21cmの小型のフクロウで、英名は体に白斑が見られることから名付けられたようです。
世界遺産・ケオラディオ国立公園の古木の洞で休んでいたインドコキンメフクロウ。




こちらはサリスカ国立公園で目にしたインドコキンメフクロウ。洞から少しだけ顔を出してくれました。黄色い虹彩が確認できます・・・

次はケオラディオ国立公園に隣接するホテルの中庭で目にしたインドオオコノハズクです。
インドオオコノハズク(Indian scops owl)はアラビア半島東部からインド亜大陸、インドネシアにかけてのアジア南部に分布する体長23~25cmのフクロウで、日本に生息するオオコノハズクとは異なり、体全体がバフ色をしており、虹彩も暗褐色だそうです。
早朝、ホテルの中庭で休んでいたインドオオコノハズク。夜間の狩りを終えた後なのか、しっかり休んでいました。

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タイワンショウドウツバメ
インド探鳥記の続きで、今日は日本でも記録のあるタイワンショウドウツバメをご紹介します。
タイワンショウドウツバメ(Brown-throated martin)はインド北西部、ミャンマー、中国南部、台湾、アフリカの中部から南部、マダガスカルなどに分布し、日本では迷鳥として沖縄島、与那国島、波照間島で記録があるようです。よく似たショウドウツバメは胸に明確な暗褐色の帯があり、胸中央から腹中央にかけて暗褐色の縦斑があることで識別できます。
サリスカ野生動物保護区の池で水面近くを飛んでいたタイワンショウドウツバメ。

池の上空を飛ぶタイワンショウドウツバメ。


下から見ると、胸は淡褐色で帯はなく不明瞭であることが分かります。





今日は日本では珍鳥のタイワンショウドウツバメをご紹介しましたが、今回訪れたインド北西部はタイワンショウドウツバメの分布域でもあり、滞在中各地でその姿を目にすることができました・・・
ご訪問ありがとうございました。
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タイワンショウドウツバメ(Brown-throated martin)はインド北西部、ミャンマー、中国南部、台湾、アフリカの中部から南部、マダガスカルなどに分布し、日本では迷鳥として沖縄島、与那国島、波照間島で記録があるようです。よく似たショウドウツバメは胸に明確な暗褐色の帯があり、胸中央から腹中央にかけて暗褐色の縦斑があることで識別できます。
サリスカ野生動物保護区の池で水面近くを飛んでいたタイワンショウドウツバメ。

池の上空を飛ぶタイワンショウドウツバメ。


下から見ると、胸は淡褐色で帯はなく不明瞭であることが分かります。





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