シマシャコとミフウズラ
インド探鳥記の続きで、今日は見た目にはよく似たシマシマシャコとミフウズラをご紹介します。
最初はシマシャコです。
シマシャコ(Grey Francolin)はイラン、パキスタン、インド、スリランカなどに分布する体長33cmほどのキジ目キジ科の鳥ですが、自然分布域以外にもアメリカ・ネバダ州やハワイ州などに移入されているようです。
世界遺産・ケオラディオ国立公園で目にしたシマシャコ。藪の中で盛んに餌を探していました。




時々道路に出てきますがかなりナーバスで、少しでも近付くとすぐに足早に逃げてしまいます。

次はシマシャコと姿形がよく似たミフウズラです。
ミフウズラ(Barred buttonquail)は中国南部から台湾、東南アジア、インドに分布するチドリ目ミフウズラ科の鳥で、日本では奄美大島と琉球諸島に留鳥として分布し、草丈の低い草地やサトウキビ畑などの農耕地に生息しています。そんなミフウズラですが、思いがけずサリスカ国立公園近くの湖畔で目にすることができました。
湖畔の藪の中を歩いていたミフウズラ。この個体は喉から胸にかけての黒みが薄く、全体に淡色であることからオスと思われます。



今日は見た目にはよく似たシマシマシャコとミフウズラをご紹介しましたが、シマシマシャコはキジ目キジ科、ミフウズラはチドリ目ミフウズラ科と、分類上ではかなり離れた位置づけになっています。同じように、見た目にもよく似たツバメとアマツバメもそれぞれスズメ目ツバメ科、アマツバメ目アマツバメ科と分類上はまったく異なっています。このように生息環境や食性などが近いと形態的にも似通ってくるようで、自然界の不思議さを考えさせられます・・・
ご訪問ありがとうございました。
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シマシャコ(Grey Francolin)はイラン、パキスタン、インド、スリランカなどに分布する体長33cmほどのキジ目キジ科の鳥ですが、自然分布域以外にもアメリカ・ネバダ州やハワイ州などに移入されているようです。
世界遺産・ケオラディオ国立公園で目にしたシマシャコ。藪の中で盛んに餌を探していました。




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ミフウズラ(Barred buttonquail)は中国南部から台湾、東南アジア、インドに分布するチドリ目ミフウズラ科の鳥で、日本では奄美大島と琉球諸島に留鳥として分布し、草丈の低い草地やサトウキビ畑などの農耕地に生息しています。そんなミフウズラですが、思いがけずサリスカ国立公園近くの湖畔で目にすることができました。
湖畔の藪の中を歩いていたミフウズラ。この個体は喉から胸にかけての黒みが薄く、全体に淡色であることからオスと思われます。



今日は見た目にはよく似たシマシマシャコとミフウズラをご紹介しましたが、シマシマシャコはキジ目キジ科、ミフウズラはチドリ目ミフウズラ科と、分類上ではかなり離れた位置づけになっています。同じように、見た目にもよく似たツバメとアマツバメもそれぞれスズメ目ツバメ科、アマツバメ目アマツバメ科と分類上はまったく異なっています。このように生息環境や食性などが近いと形態的にも似通ってくるようで、自然界の不思議さを考えさせられます・・・
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