夏羽のハジロクロハラアジサシ

モンゴルシリーズの続きで、今日は日本でも旅鳥として渡来するハジロクロハラアジサシをご紹介します。

ハジロクロハラアジサシ(White-winged Black Tern)はヨーロッパ南東部から中央アジアにかけてと中国東北部で繁殖し、冬季はアフリカ、東南アジア、ニューギニア、オーストラリアなどに渡り越冬。日本には旅鳥として全国各地で記録がありますが、稀に越冬記録もあるようです。

そんなハジロクロハラアジサシですが、ここモンゴルは繁殖地のようで、訪れた各地でその姿を目にすることができました。

オラーンゴム近郊の大きな池の上空を飛んでいたハジロクロハラアジサシ。被写体まではかなり距離があり、目いっぱいトリミングしています。

ハジロクロハラアジサシ2

ハジロクロハラアジサシ3

こちらはウランバートル近郊の大きな池で目にしたハジロクロハラアジサシ。こちらも大きくトリミングしていますが、何とか夏羽の特徴である頭部から体上面、体下面、下雨覆の黒色部分を確認することができます。

ハジロクロハラアジサシ5

ハジロクロハラアジサシ6

ハジロクロハラアジサシ7

ハジロクロハラアジサシ8

ハジロクロハラアジサシ10

獲物を見つけたのか、飛び込む姿勢を見せました・・・

ハジロクロハラアジサシ9

日本でも大変人気のあるハジロクロハラアジサシですが、さすが繁殖地であるモンゴル、遠くではありましたがその特徴ある夏羽を目にすることができました。でき得れば次回はもう少し間近でその美しい夏羽を見てみたいものです・・・


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繁殖地のアジサシ

再びモンゴルシリーズに戻ります。今日は日本でもお馴染みのアジサシをご紹介します。

アジサシ(Common tern)はユーラシア大陸中部以北と北アメリカ大陸中部から東部の広い地域で繁殖し、冬季はアフリカや南アジア、オーストラリア、南アメリカなどの熱帯から南半球にかけての沿岸部で越冬。日本では旅鳥として全国の海岸、干潟、河口などに渡来しますが、稀に越夏する個体もあり、富山県、群馬県、東京都などでは少数が繁殖していることが確認されています。

そんなアジサシですが、モンゴルは繁殖地でもあり、訪れた各地でその姿を見ることができました。

ウランバートル近郊の池で目にしたアジサシ。よく見ると先頭のアジサシは魚を口に咥えています・・・


アジサシ1

アジサシ2

池の中洲に降り立つアジサシ。どうやらここはアジサシのコロニーのようで、雛たちにせっせと餌を運んでいました。

アジサシ5

アジサシ6

こちらは上空でトビを威嚇していたアジサシです。恐らく雛などを狙ってやって来たトビを威嚇したものと思われます・・・

アジサシ10

アジサシ11

アジサシ12

最後は近くを通過していったアジサシです。

アジサシ4

アジサシ3

今日は日本でもお馴染みのアジサシをご紹介しましたが、さすが繁殖地であるモンゴル、雛たちに餌を運んだり、外敵であるトビを威嚇すなど、親鳥たちは忙しそうに飛び回っていました・・・


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キビタキ、ホトトギス

昨日の続きで、今日はキムネビタキのいた場所で目にしたキビタキとホトトギスをご紹介します。

最初はキビタキです。

キビタキ(Narcissus flycatcher)はサハリンから日本列島全土とその近隣、中国の一部地域で繁殖し、冬季はフィリピンやボルネオなど東南アジアへ渡り越冬することが知られていますが、そんなキビタキがキムネビタキの飛来している森にも来ていました。

すでに子育てが終わったのか、少し前までは換羽中だったというキビタキのオスですが、すっかり羽根が生え揃ったようで美しい姿を見せてくれました。

キビタキ1

キビタキ2

キビタキ3

キビタキ4

キビタキ5

次はその近くにやって来たホトトギスです。

ホトトギス(Lesser cuckoo)はアフリカ東部およびインドから極東にかけて広く分布し、5月頃になるとインドから中国南部で越冬する個体群が中国北部、朝鮮半島、日本まで渡ってくることが知られています。

そんなホトトギスですが、ようやく子育てが終わったようで、番と思われる2羽が大きな声を出して飛び交っていました。
近くの木にとまったホトトギス。胸の横斑はカッコウやツツドリより間隔が広く、眼瞼輪と足が黄色で、虹彩はあずき色に見えます。

ホトトギス6

ホトトギス7

ホトトギス5

ホトトギス4

ホトトギス1

ホトトギス3

今日はキムネビタキの飛来した場所で目にしたキビタキとホトトギスをご紹介しましたが、これら夏鳥も無事繁殖を終え、やがて南の越冬地に向け飛び立っていくものと思われます・・・


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亜種キムネビタキ

キビタキの亜種、キムネビタキが飛来しているとの情報をいただき現地を訪れました。

キビタキ(Narcissus flycatcher)はサハリンから日本列島全土とその近隣、中国の一部地域で繁殖し、冬季はフィリピンやボルネオ島など東南アジアへ渡り越冬。日本では夏鳥としてサハリンや日本全土で繁殖する基亜種キビタキ(Ficedula narcissina narcissina)のほか、屋久島から南西諸島にかけて分布する亜種リュウキュウキビタキ(F.n. owstoni)、夏鳥として中国東北部の河北省で繁殖し、タイやマレー半島で越冬する亜種キムネビタキ (F.n. elisae)の3亜種が知られています。

そんなキビタキの亜種、キムネビタキですが、日本では2006年5月に島根県で記録(標識放鳥)されて以降、舳倉島などでも記録があるようです。

早朝、薄暗い森から姿を見せたキムネビタキのメス(オスは三列風切の羽縁が白く、下面の黄色みがメスより強い)と思われる個体。地元のバーダー氏の話では、この個体は5月頃から見られており、夏場に入り換羽が始まり、現在ようやく生え揃ってきたそうです。上面は亜種キビタキや亜種リュウキュウキビタキより緑色みを帯びていることが分かります。


キムネビタキ1

キムネビタキ2

こちらを向いてくれました、キムネビタキの特徴である下面の黄色みが少しばかり確認できます。

キムネビタキ10

キムネビタキ3

キムネビタキ9

キムネビタキ11

キムネビタキ12

後ろから見たキムネビタキ。風切と尾羽はかなり青みがかって見えます。この辺りも亜種キビタキや亜種リュウキュウキビタキとの違いでしょうか?

キムネビタキ6

キムネビタキ7

今日は日本では珍鳥のキムネビタキのメスと思われる個体をご紹介しましたが、キムネビタキについては、島根県や舳倉島以外でも観察されているとの話もあり、確認されている以外にも日本に飛来している可能性があるかも知れません。ちょっと怪しいキビタキ系の鳥がいたら、キムネビタキを疑ってみる必要がありそうです・・・


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イカルチドリの幼鳥

鳥友より自宅近くの湖にイカルチドリの幼鳥が来ているとの連絡をいただき、さっそく行ってみました。

イカルチドリ(Long-billed plover)は夏季に中国北部、ウスリー、朝鮮半島などで繁殖し、冬季になると中国南部や東南アジアへ南下し越冬。日本では九州以北に留鳥として分布し、北海道では夏鳥で一部留鳥、沖縄県では少数が越冬しているようです。

そんなイカルチドリですが、繁殖の終わったこの時期、1羽の幼鳥が移動途中に自宅近くの湖に立ち寄ってくれたようです。幼鳥のため、顔の黒色部はほとんど出ていませんが、胸の黒色部は少し出始めているようです。よく似たコチドリに比べ、体が大きく(体長約21cm)、英名のように嘴や足が長く、アイリングがコチドリのようにはっきりしていない点などイカルチドリの特徴ははっきり確認することができます。

イカルチドリ9

イカルチドリ8

イカルチドリ5

イカルチドリ6

イカルチドリ2

イカルチドリ3

イカルチドリ1

イカルチドリ4

今日は移動途中に立ち寄ったと思われるイカルチドリの幼鳥をご紹介しましたが、昨日のレンカクもそうですが、鳥の少ないこの時期、思いがけず訪れるこのような鳥たちに出会うのは何とも嬉しいものです・・・


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夏羽のレンカク

モンゴルシリーズの途中ですが、夏羽のレンカクが地元に飛来していると聞き、遅まきながら出かけてきました。

レンカク(Pheasant-tailed Jacana)はユーラシア大陸南東部(インドから中国まで)、スリランカ、台湾、フィリピンで繁殖し、北方の個体はインドネシア、マレーシア等に渡って越冬。日本では稀な旅鳥または冬鳥として本州以南に渡来しますが、南西諸島ではほぼ毎年記録されているようです。

夜明けとともにハスのお花畑に姿を見せてくれたレンカク。夏羽の特徴である白い顔と金色の後頸、黒く長い尾羽が印象的です・・・

レンカク1

浮草の上を歩くのに適応したのか、趾(足の指)が長いですね・・・

レンカク2

レンカク4

その後、明るい場所に出てきたレンカク。手前のハスが邪魔をしすっきりとは撮らせてくれません。

レンカク7

レンカク8

レンカク9

レンカク10

レンカク11

レンカク12

しばらくハスの上で歩き回っていましたが、突然飛び出しました。

レンカク14

そして、その先の中洲に向け飛び立っていきました・・・

レンカク16

レンカク17

レンカクの和名はハスやスイレンが覆う沼地に棲み、翼角に角質の突起があることから名付けられたそうですが、この写真では翼角の角質の突起らしきものが確認できます。

レンカク18

レンカク19

今日は地元に飛来している夏羽のレンカクをご紹介しましたが、渡り途中に立ち寄りが期待できるこの時期はバーダーにとって楽しみな時期と言えます・・・


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腹が真っ赤なツバメ

モンゴルシリーズの続きで、今日は腹が真っ赤なツバメをご紹介します。

ツバメ(Barn swallow)は北半球の広い範囲で繁殖し、冬季は東南アジアや南アジア、アフリカ、南アメリカなどに渡り越冬するお馴染みの鳥で、全体で8亜種に分けられるようですが、その内、日本では亜種ツバメと亜種アカハラツバメの2亜種が繁殖しており、冬季は台湾、フィリピン、ボルネオ島北部、マレー半島、ジャワ島などにわたって越冬することが知られています。

今回、モンゴルで出会ったツバメはシベリア中部からモンゴル北部で繁殖し、冬季はベンガル東部からタイ、マレーシアにかけて越冬するHirundo rustica tytleriという亜種と思われ、日本で繁殖するアカハラツバメよりお腹の橙赤色みがより強く、胸には不完全な胸帯があるのが特徴のようです。

ウランバートル近郊のキャンプ地で目にした亜種Hirundo rustica tytleri。確かに日本で見られるアカハラツバメよりは下面が赤いですね・・・

アカハラツバメ1

アカハラツバメ2

アカハラツバメ3

お腹側から見ると、胸の胸帯とそこから伸びる縦斑がよく分かります。

アカハラツバメ4

今日はウランバートル近郊のキャンプ地で目にしたツバメの亜種である亜種Hirundo rustica tytleriをご紹介しましたが、最初に見た時には日本で繁殖するアカハラツバメと思いましたが、後日、分布域等を調べた結果、別亜種であるHirundo rustica tytleriであることが分かりました。それにしても亜種は難しいですね・・・


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ショウドウツバメ、チャイロツバメ

昨日の続きで、今日は同じくツバメの仲間、ショウドウツバメとチャイロツバメをご紹介します。

最初は日本でもお馴染みのショウドウツバメです。

ショウドウツバメ(Sand martin)は夏季は北アメリカ大陸北部やユーラシア大陸北部で繁殖し、冬季はアフリカ大陸や南アメリカ大陸、ユーラシア大陸南部で越冬。日本には夏鳥として主に北海道、南千島などに飛来し集団で営巣しますが、本州以南では渡りの時期に各地を通過していくことが知られています。

昨日のニシイワツバメと同じオブス湖近くの池で目にしたショウドウツバメ。体上面は暗灰褐色で、白色の体下面には胸に暗灰褐色の明瞭な帯と、この帯から腹中央に細い縦斑があるのが特徴です。

ショウドウツバメ3

ショウドウツバメ1

ショウドウツバメ2

ショウドウツバメ7

ショウドウツバメ4

ショウドウツバメ6

次はショウドウツバメによく似たチャイロツバメです。

チャイロツバメ(Crag martin)はヨーロッパ南部、アフリカ北部から中東、ヒマラヤを経て中国西南部で繁殖し、冬季は地中海沿岸とインド西部、中国南部で越冬することが知られています。日本では2008年に山口県見島での観察情報があるようですが、目録掲載の根拠となる出版物がないため、鳥類目録改訂第7版では検討種扱いとなっています。

ショウドウツバメと同じ池で目にしたチャイロツバメ。ショウドウツバメによく似ていますが、体下面が淡い灰褐色であること、尾羽に白斑がある点が大きな相違点だそうです。

チャイロツバメ1

今日は日本でもお馴染みのショウドウツバメと、一度だけ観察情報があるチャイロツバメをご紹介しましたが、チャイロツバメについては、ショウドウツバメと思って撮影していた写真を後日整理した中でたまたま発見できたもので、現地ではてっきりショウドウツバメと思っていました・・・


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ニシイワツバメ

モンゴルシリーズの続きで、今日はニシイワツバメをご紹介します。

ニシイワツバメ(Common House Martin)はヨーロッパからユーラシア大陸北部一帯で繁殖し、冬季はアフリカ南西部、東南アジア
にわたり越冬。日本では稀な旅鳥として、主に春の渡りの時期に日本海の島嶼を中心に記録があるようです。そんなニシイワツバメですが、今回訪れたモンゴルは繁殖地であり、オブス湖近くの池では多くのツバメ類に混じって飛翔するニシイワツバメを目にすることができました。

水面近くにいる虫を捕食するため飛び交っていたニシイワツバメ。よく似たイワツバメに比べ、紺色の光沢があり、腰や体下面が白色で、尾の切れ込みも深いのが特徴のようです。

ニシイワツバメ1

特徴である白色の腰、体下面がよく分かります・・・

ニシイワツバメ2

ニシイワツバメ3

ニシイワツバメ4

ニシイワツバメ5

今日は日本では稀な旅鳥ニシイワツバメをご紹介しましたが、実は日本に渡来するのは亜種ニシイワツバメ(Delichon urbicum lagopodum)とされており、今回、我々がモンゴルで目にした亜種Delichon urbicum urbicumは尾の切れ込みがより深く、上尾筒はやや光沢のある黒色をしているそうです。次回は是非、日本で記録のある亜種ニシイワツバメに出会ってみたいものです・・・


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夏羽のハジロカイツブリ、カンムリカイツブリ

モンゴルシリーズの続きで、今日は夏羽のハジロカイツブリとカンムリカイツブリをご紹介します。

最初はハジロカイツブリです。

ハジロカイツブリ(Black-necked grebe)はヨーロッパ、アフリカ、東アジア、北アメリカ中部、南アメリカ北東部等で繁殖し、非繁殖期には海上や温暖な地域へ移動するものもあるようです。日本では冬鳥として全国の湖沼や沿岸に渡来しますが、移動前には夏羽に換羽中の個体を目にすることもあります。そんなハジロカイツブリですが、今回訪れたオラーンゴム周辺は繁殖地であるようで、美しい夏羽を目にすることができました。

昨日のオオハムと同じオラーンゴム近郊の池で目にした夏羽のハジロカイツブリ。頭部から胸、上面が黒く、眼の後方の金栗色の飾り羽と、真っ赤な虹彩が目立ちます・・・

ハジロカイツブリ1

ハジロカイツブリ2

ハジロカイツブリ3

ハジロカイツブリ4

次は夏羽のカンムリカイツブリです。

カンムリカイツブリ(Great crested grebe)はアフリカ大陸の一部、ユーラシア大陸の中部以南、イギリス、オーストラリア、日本、ニュージーランドなどに分布し、北半球のものは冬に一部南下することが知られていますが、日本では主に冬鳥として九州以北に渡来し、青森県、茨城県、滋賀県では少数が繁殖しているようです。

ウランバートル近郊の池で目にした夏羽のカンムリカイツブリ。夏羽では頭頂の黒く伸びた冠羽と顔後方の赤褐色と黒色の飾り羽に特徴があります。

カンムリカイツブリ1

カンムリカイツブリ2

昨日のオオハム同様、モンゴルはハジロカイツブリとやカンムリカイツブリにとっても繁殖地であるようで、それぞれ美しい夏羽を目にすることができました。どんな鳥でもそうですが、繁殖期のオスたちは実に魅惑的に変身するものですね・・・


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夏羽のオオハム

モンゴルシリーズの続きで、今日は夏羽のオオハムをご紹介します。

オオハム(Black-throated loon)は北ヨーロッパからシベリア、カムチャツカ、アラスカ西部、南はバイカル湖、アムール川で繁殖し、冬季はやや南下してヨーロッパの大西洋沿岸や、黒海沿岸、沿海州から中国東部にかけての日本海、東シナ海沿岸に渡り越冬。日本では冬鳥として九州以北の沿岸に渡来し、春秋の渡りの時期には比較的よく見られるようです。そんなオオハムですが、国内で見られるのはほとんどが冬羽あるいは換羽中の個体ばかりで、美しい夏羽はバーダーの憧れでもあります。

オラーンゴム近郊の大きな池で目にした夏羽のオオハム。鳥までの距離があるため大きくトリミングしてみました。よく見ると夏羽の特徴である、前頸の金属光沢のある黒斑と、その横にある白と黒の縦縞、頭部から後頸は灰色で、光沢のある黒色の上面には格子模様があり、脇後方には楕円形の白斑を確認することができます。

オオハム2

オオハム3

オオハム4

ちょっと翼を浮かせたオオハム。胸から腹はきれいな白色です。

オオハム1

オオハム5

何か獲物を見つけたのか、水中に顔を突っ込んでいました・・・

オオハム6

オオハム7

今まで国内で出会ったオオハムはすべて冬羽であり、いつかはきれいな夏羽を見たいと思っていました。今回、外国ではありますが、ようやく念願の夏羽との出会いを果たすことができ、心の中では「やったー」と叫んでいました・・・


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カオジロオタテガモ

モンゴルシリーズの続きで、今日は日本では記録がないカオジロオタテガモをご紹介します。

カオジロオタテガモ(White-headed duck)は夏季にアフガニスタン、アルジェリア、イラン、ウズベキスタン、カザフスタン、モンゴル、スペイン、チュニジアなどで繁殖し、冬季になるとイスラエル、イラン北部、インド、エジプト、シリア、トルクメニスタン、パキスタンなどへ移動し越冬するカモだそうですが、オスは英名のように頭が白く(頭頂部は黒)、水色の嘴との対比が鮮やかなカモでした。

オブス湖周辺の湖で目にしたカオジロオタテガモのオス。和名は顔が白く、尾を立てることから命名したものと思われます。

カオジロオタテガモ1

カオジロオタテガモ2

カオジロオタテガモ4

カオジロオタテガモ5

カオジロオタテガモ9

ホシハジロのそばにいたカオジロオタテガモ。

カオジロオタテガモ6

カオジロオタテガモ7

水色の大きな嘴が美しいですね・・・

カオジロオタテガモ8

今日は水色の嘴がとても印象的なカオジロオタテガモをご紹介しましたが、近年、カオジロオタテガモは干ばつや干拓による生息地の減少、水質汚染、漁業による混獲、狩猟などにより生息数が激減しているほか、人為的に移入されたアカオタテガモ(北米から南米にかけて分布)との競合や、交雑による遺伝子汚染が懸念されているそうです。何とかこの美しい絶滅危惧種を守っていきたいものですね・・・


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アカハシハジロの大群

モンゴルシリーズの続きで、今日はこちらも日本では大変人気のあるアカハシハジロをご紹介します。

アカハシハジロ(Red-crested pochard)はヨーロッパ西部の局所および黒海周辺から中国北西部にかけて繁殖し、冬季は中近東、インド、北アフリカに渡り越冬。日本には稀な冬鳥として渡来しますが、ほとんどがオスの記録で、メスの記録はごくわずかだそうです。

モンゴル西部のオブス湖で目にしたアカハシハジロの大群。被写体までは距離がありあまりはっきりとはしませんが、頭部が赤褐色で独特の形をしたたくさんのオスを確認することができます。

アカハシハジロ5

アカハシハジロ4

しばらくすると、この大きな群れが一斉に飛び出しました。よく見ると嘴が赤く、赤褐色の頭をしたオスが大部分ですが、その中に体全体が灰褐色で、頭部が黒っぽく見えるメスが混じっているのが確認できます。

アカハシハジロ1

アカハシハジロ2

さらにトリミングしてみました。ここに写っているのは全部オスのようです・・・

アカハシハジロ3

今日はオブス湖で目にしたアカハシハジロの大群をご紹介しましたが、当地は繁殖地であるようで、たくさんのアカハシハジロが集結していました。日本には稀な冬鳥として少数が渡来するアカハシハジロですが、さすが繁殖地、いるところにはいるものだと改めて思い知らされました・・・


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アカツクシガモ

再びモンゴルシリーズに戻ります。今日は日本でも人気のあるアカツクシガモをご紹介します。

アカツクシガモ(Ruddy shelduck)はユーラシア大陸中部で繁殖し、冬季になるとアフリカ大陸北部、ユーラシア大陸南部、中国、朝鮮半島などへ南下し越冬。日本では数少ない冬鳥として各地に渡来しますが、東北地方以北では稀なようです。

ウランバートル郊外の池で目にしたアカツクシガモ。全体が鮮やかな橙褐色をしておりとても美しいカモです。左の個体は頸に黒い頸輪があることからオス。右側は頸輪が見られないことからメスと思われます。

アカツクシガモ1

左側の個体は不鮮明な頸輪が見られることから夏羽に換羽中のオスと思われます・・・

アカツクシガモ10

アカツクシガモ12

アカツクシガモ13

池の畔で休んでいたアカツクシガモ。

アカツクシガモ11

こちらは遠くの山をバックに飛翔するアカツクシガモ。被写体が遠く、あまり鮮明ではありませんが、翼を広げると、橙赤色の上・下面に、黒色の風切、緑色光沢の翼鏡、白色の雨覆などを確認することができます・・・

アカツクシガモ2

アカツクシガモ3

アカツクシガモ4

アカツクシガモ5

日本では数少ない冬鳥として渡来するアカツクシガモですが、さすが繁殖地であるモンゴル、訪れた先々では至るところでその美しい羽色を楽しむことができました・・・


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繁殖のためやって来たカヤクグリ

昨日の続きで、今日は同じくハイマツ帯で目にしたカヤクグリをご紹介します。

カヤクグリ(Japanese accentor)は英名のように日本(北海道、本州中部以北、四国、九州)、ロシア(南千島)に分布する漂鳥で、夏季に南千島や北海道、本州、四国の亜高山帯から高山帯で繁殖し、冬季になると低地や本州、四国、九州の暖地へ南下し越冬することが知られています。そんなカヤクグリですが、夏のこの時期、繁殖のため飛来しているのか、ライチョウやホシガラスのいたハイマツ帯を歩いているとき、運よく目にすることができました。

チリリリ チリリリという独特の鳴き声のほうを探すとハイマツの樹上にとまっていたカヤクグリ。逆光のため鮮明ではありませんが、その特徴ある地味系の姿を確認することができました。

カヤクグリ4

カヤクグリ1

カヤクグリ2

カヤクグリ3

こちらは別のハイマツ帯で目にしたカヤクグリ。胸以下の下面には暗褐色の縦斑があることから幼鳥と思われます。

カヤクグリ10

カヤクグリ11

カヤクグリ12

カヤクグリ13

冬季は山麓などで時々目にするカヤクグリですが、夏のこの時期は繁殖のため高山帯に来ているようで、今回は運よく成鳥と幼鳥の両者を目にすることができました。夏山の楽しみはその展望や高山植物など色々ありますが、野鳥観察もその一つといえます・・・


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ハイマツ帯のホシガラス

昨日の続きで、今日は同じくハイマツ帯で目にしたホシガラスをご紹介します。

ホシガラス(Spotted nutcracker)はスカンジナビアから北部ヨーロッパを経てシベリアから日本を含む東アジアに至る幅広い帯状の地域に分布し、日本では留鳥または標鳥として北海道、本州、四国、九州の亜高山帯から高山帯に生息し、冬季は群れで行動し、低山へ移動しているようです。名前の由来は顔から背、腹にかけての白斑が縞をなし星空のように見えることから名付けられたようで、その独特の縞模様が存在感を放っています。

昨日のライチョウがいた場所近くの岩にやって来たホシガラス。この時はあいにくガスがかかりモノトーンになってしまいました。

ホシガラス1

よく見ると喉が大きく膨らんでいます。好物のハイマツの実を食べているのでしょうか・・・

ホシガラス2

突然飛び出しました。喉が大きく膨らんでいます。

ホシガラス3

ホシガラス4

ホシガラス5

ホシガラス6

こちらは別の場所で近くを通過していったホシガラス。急いでカメラを向けたため、ブレブレの写真ですが・・・

ホシガラス10

ホシガラス11

ホシガラス12

ユーラシアの幅広い地域に分布するホシガラスは9種類の亜種に分類されるそうで、日本では千島列島や日本本土で繁殖する亜種ホシガラス(N. c. japonica)が留鳥として生息しています。他の亜種ですが、50年以上前に中国や朝鮮半島に分布する亜種ハシナガホシガラス(N. c.macrorhynchos)が福岡県で記録されているほか、お隣の台湾には固有亜種(N. c. owstoni)が生息しており、ホシガラスも調べてみるとなかなか面白いものです・・・


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ライチョウの親子

モンゴルシリーズの途中ですが、日ごろの運動不足解消と涼を求め、少しばかり足を伸ばし標高3,000mの山に行ってきましたので、その時目にした野鳥のいくつかをご紹介します。

最初はライチョウの親子です。

ライチョウ(Rock ptarmigan)はキジ科ライチョウ属の一種で、北極を中心とした周極地方に分布していますが、全部で25亜種に分類され、その内、日本の本州だけに隔離分布する亜種ライチョウが、留鳥として北アルプス、南アルプスなど標高2,500m以上の高山帯に分布し、冬季は亜高山帯に移動することが知られています。なお、北海道に留鳥として分布するエゾライチョウはキジ科エゾライチョウ属の一種であり、ライチョウとは分類上も少し離れています。

標高2,800m弱の場所で目にした夏羽のライチョウのメス。メスの夏羽では体上面と胸が黒色、黄褐色、白色のまだら模様で、翼など他の部分は白色です。

ライチョウ1

よく見ると足には足環が付けられています・・・

ライチョウ3

周りには子供たちがいるはずと思い探すと、いました!! この時期かなり大きく育った3羽の子供たちがめいめいに高山植物の新芽などを食べていました。

ライチョウ20

ライチョウ23

子供たちが食事を終えるのをじっと待っていたライチョウの母親ですが、そろそろ帰ろうと子供たちを促しながらハイマツのほうに歩いていきました。

ライチョウ4

ライチョウ5

ライチョウ7

母親(手前右側)の動きに誘われ、集まって来たライチョウの子供。並んでみると体は一回り小さいですが、見た目には母親とあまり変わりません・・・

ライチョウ9

母親を先頭に移動する子供たち。

ライチョウ10

ライチョウ12

ライチョウ13

もう1羽の子供のほうを振り向き、ついてくるように促していた母親。

ライチョウ14

ライチョウ16

今日は高山帯で目にしたライチョウの親子をご紹介しましたが、特別天然記念物であるライチョウは2005年の調査によれば、国内では合わせて約3,000羽程度いたとされますが、年々その数を減らし、現在その絶滅が危惧されています。減少の原因は様々あるようですが、登山者の増加に伴うハイマツ帯の減少や登山者の残した残飯を求め飛来するハシブトガラスの増加、温暖化に伴うニホンジカやキツネ、ニホンザルなどの増加も要因として挙げられており、その保護に向けた取り組みが求められています・・・


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ハリオシギ

モンゴルシリーズの続きで、今日はハリオシギと思われる個体をご紹介します。

ハリオシギ(Pintail snipe )はロシアのシベリア地方からからモンゴル北部にかけて繁殖し、冬季ははインド、東南アジア方面に渡り越冬。日本では旅鳥として各地の農耕地、湿地に渡来しますが、特に南西諸島では9月中~下旬、本種の渡来が多く、琉球諸島では稀に越冬することが知られています。そんなハリオシギですが、今回訪れたオラーンゴム周辺は繁殖地であるようで、ハリオシギと思われる個体を何個体か見ることができました。

耕作地の水路周辺で目にしたハリオシギと思われる個体。ジシギ類(タシギ、オオジシギ、チュウジシギ、ハリオシギなど)は識別が難しく、帰国後、知人のベテランバーダー氏に教えを請いましたが、それによると、ハリオシギは他のジシギに比べ、①体に対して頭部が大きく、②体の後部と尾が短いため寸詰まりに見えるほか、③眼も大きく見えることが多く、④嘴は他のジシギに比べ最も短めで、付け根が太目で淡色に見えるほか、⑤頭側線は他のジシギほど黒くなく、褐色味がある点も特徴のようです。

ハリオシギ1

ハリオシギ2

この写真ではあまり寸詰まりには見えず、一見チュウジシギのようにも見えますが、嘴の付け根が太目で淡色であり、やはりハリオシギの特徴が出ています・・・

ハリオシギ3

ハリオシギ4

この写真ではかなり寸詰まりに見え、やはりハリオシギと思わせてくれます・・・

ハリオシギ5

ハリオシギ6

今日はハリオシギと思われる個体をご紹介しましたが、今までジシギというと識別が難しく少し諦め気味でしたが、今回の同定にあたり、いろいろ教えていただいた結果、チャレンジすれば何とかなりそうな気がしてきました。ジシギ類の同定には形態的な特徴だけでなく、鳴き声、生息環境などを含め、総合的に判断することが重要で、面倒であることは確かですが、それだけにチャレンジし甲斐があるともいえそうです・・・


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チュウシャクシギ

モンゴルシリーズの続きで、今日はチュウシャクシギをご紹介します。

チュウシャクシギ(Whimbrel)はユーラシア大陸と北アメリカの寒帯から亜寒帯にかけての地域で繁殖し、冬季はアフリカ、中東、インド、オーストラリア、中央アメリカ、南アメリカへ渡り越冬。日本では旅鳥として干潟、海岸の岩場、農耕地、河川などに渡来しますが、南西諸島では少数が越冬することが知られています。

ウランバートル近郊の池の中洲にいたチュウシャクシギ。鳥までの距離があり鮮明な画像ではありませんが、独特の湾曲した嘴が確認できます・・・

チュウシャクシギ1

よく見ると4羽ほどの群れが採餌していました・・・

チュウシャクシギ2

チュウシャクシギ3

1羽を更にトリミングしてみました・・・

チュウシャクシギ4

チュウシャクシギ5

今日は渡り途中と思われるチュウシャクシギをご紹介しましたが、彼らの繁殖地はさらに北の寒帯から亜寒帯にかけての地域とされており、この先の旅に備えしっかりと体力をつけているようでした・・・


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夏羽のオグロシギ

モンゴルシリーズの続きで、今日は夏羽のオグロシギをご紹介します。

オグロシギ(Black-tailed godwit)はユーラシア大陸の中部から北部で繁殖し、冬季はアフリカ、インド、マレーシア、インドネシア、フィリピン、オーストラリアなどで越冬。日本では北海道から沖縄までの各地で旅鳥として春と秋に渡来しますが、春より秋の方が飛来数が多いようです。

そんなオグロシギですが、渡り途中に立ち寄ったのか、ウランバートル近郊の湖では10羽ほどの夏羽の群れが浅瀬で採餌していました。

オグロシギ1

そして、しばらく採餌していましたが、その後一斉に飛び出しました。頭部から胸が夏羽特有の鮮やかな赤褐色なのが印象的です・・・

オグロシギ2

オグロシギ3

オグロシギ4

オグロシギ5

そして湖面近くを低空飛翔しながら遠ざかっていきました・・・

オグロシギ6

オグロシギ8

オグロシギ9

大きくトリミングしてみました。飛翔時は白い翼帯と上尾筒、尾羽の黒帯がよく目立ちます・・・

オグロシギ11

オグロシギ10

日本では春よりも秋に見られることが多く、夏羽の美しい姿を見ることが少ないオグロシギですが、今回は偶然にもその美しい夏羽の群れを見ることができ、なんだか得をしたような気分になりました・・・


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夏羽のセイタカシギ

モンゴルシリーズの続きで、今日は日本でもお馴染みのセイタカシギです。

セイタカシギ(Black-winged stilt)はヨーロッパ、アフリカ、中央アジア、アジア南部、オセアニア、北米南部から南米にかけて広く分布し、日本では亜種セイタカシギが旅鳥として渡来し、東京湾周辺では留鳥で、愛知県、三重県、沖縄島などでは繁殖例もあるようです。また、これとは別に、亜種オーストラリアセイタカシギが迷鳥として稀に渡来するようです。

そんなセイタカシギですが、モンゴルは繁殖地のようで、夏羽に換羽した亜種セイタカシギがウランバートル近郊の溜池の中州に姿を見せてくれました。右側の頭部が黒色の個体がオスで、左側の頭部が白っぽい個体がメスと思われます。

セイタカシギ2

ペアの様子から見ると、ひょっとするとここで営巣しているのかもしれません・・・

セイタカシギ1

中州に向かって低空を飛んできたセイタカシギ。黒い翼に、真っ白な下面、そして赤い足の対比が実に鮮やかです・・・

セイタカシギ3

セイタカシギ4

セイタカシギ5

セイタカシギ6

セイタカシギ7

今日は日本でもお馴染みのセイタカシギをご紹介しましたが、さすが繁殖地であるモンゴル、繁殖中と思われる夏羽の美しい個体を見ることができました・・・



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ソリハシセイタカシギ

モンゴルシリーズの続きで、今日は日本でも大変人気のあるソリハシセイタカシギをご紹介します。

ソリハシセイタカシギ(Pied avocet)はヨーロッパ、中央アジア、アフリカ中南部で局地的に繁殖し、冬季はヨーロッパ南部、アフリカ、インド西部、中国南部などに渡り越冬。日本へは稀な旅鳥または冬鳥として、干潟、海岸に近い湿地、河口、池などに渡来しますが、数は少なく1~2羽で飛来することが多いようです。

モンゴル西部のオブス湖に向かう途中の湿地で目にしたソリハシセイタカシギ。当地は繁殖地のようで、数羽が群れになって行動していました。

ソリハシセイタカシギ3

ソリハシセイタカシギの英名はイタリア語のavocetta(優雅な鳥)から来ているそうですが、特に飛翔時にはそんな言葉が似合いますね・・・

ソリハシセイタカシギ1

陸地の白いものは塩の結晶です。この辺り一帯は岩塩が多く、池や湖はほとんどが塩水です。

ソリハシセイタカシギ2

ソリハシセイタカシギ12

ソリハシセイタカシギ14

ソリハシセイタカシギ4

ソリハシセイタカシギ5

ソリハシセイタカシギ6

飛び上がると、青灰色の長い足がよく分かります・・・

ソリハシセイタカシギ7

ソリハシセイタカシギ8

ソリハシセイタカシギ9

ソリハシセイタカシギ11

日本では滅多に見ることができず、バーダー憧れの鳥となっているソリハシセイタカシギですが、さすが繁殖地であるモンゴル、何度もその美しい姿を目にすることができました。avocetという名に相応しいこの貴婦人のようなこの鳥は何度見ても飽きることがありません・・・


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モウコアカモズ

モンゴルシリーズの続きで、今日は日本でも迷鳥として記録のあるモウコアカモズをご紹介します。

モウコアカモズ(‪Isabelline Shrike)は 中東からモンゴルにかけて繁殖し、アフリカ中部からアラビア半島南部、インド北西部で越冬。日本では迷鳥として舳倉島、宮崎県、沖縄島などで記録があるようです。

オラーンゴム郊外の草原地帯を車で移動しているとき目にしたモウコアカモズのオス。モズよりやや小型(体長17~19cm)で、オスは頭部から上面が灰褐色、腰から尾はやや赤褐色で、初列風切基部に白斑があり、過眼線が黒色なのが特徴です。

モウコアカモズ1

モウコアカモズ8

こちらは上面が淡い灰褐色で、眼先が淡褐色、過眼線がオスよりも薄く褐色がかったモウコアカモズのメス。

モウコアカモズ6

モウコアカモズ7

モウコアカモズ2

モウコアカモズ4

モウコアカモズ5

別の場所で目にしたメス。オスに比べると表情が優しいですね・・・

モウコアカモズ9

モウコアカモズ10

モウコアカモズ11

日本鳥類目録改訂第7 版で新たに追加されたモウコアカモズですが、分布域により4 亜種に分けられるそうで、日本にやってくるモウコアカモズ(かってオリイモズと呼ばれていた)については正式な報告がないため亜種不明となっています。今回、私たちがモンゴルで見たものは通称アカオモズと呼ばれていますが、果たして日本にやってくる亜種と同じなのでしょうか?研究成果が待たれるところです・・・


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ヤツガシラ

モンゴルシリーズの続きで、今日は日本では大変人気のあるヤツガシラをご紹介します。

ヤツガシラ(Hoopoe)はヨーロッパ南部・中部、アフリカ、南アジアから、東南アジア、中国、沿海州にかけて分布する世界でただ1種のヤツガシラ科の鳥で、北方で繁殖した個体は冬季は南方へ渡り越冬。 日本では数少ない旅鳥として全国に渡来しますが、特に日本海側の島嶼や南西諸島では毎年多くが通過するようです。そんなヤツガシラですが、当地では繁殖のためかなりの個体が渡来しているようで、滞在中何度も目にすることができました。

車で移動中、道路際のフェンスにとまっていたヤツガシラ。この独特の姿は何度見ても見飽きることがありません・・・

ヤツガシラ5

ヤツガシラ6

ヤツガシラ7

こちらは草原の中の牛舎の屋根にいたヤツガシラ。ヤツガシラは土中にいる蛾の幼虫やケラなどの昆虫類を好んで捕食するようですが、このような牛舎の近くには餌となる昆虫類が多いのでしょうね・・・

ヤツガシラ8

ヤツガシラ9

ヤツガシラ10

ヤツガシラ11

ヤツガシラ12

その独特な姿で人気のあるヤツガシラですが、ヤツガシラは近年のDNA解析により日本では生息していないサイチョウと同じサイチョウ目のヤツガシラ科の鳥として分類されています。見た目にはサイチョウのように嘴上部にサイの角のような突起はありませんが、そのような目で見ると、雰囲気的には何となくサイチョウの仲間のようにも見えてきます・・・


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コアカゲラ

モンゴルシリーズの続きで、今日は同じくキツツキの仲間、コアカゲラをご紹介します。

コアカゲラ(Lesser spotted woodpecker)はユーラシア大陸の亜寒帯から温帯にかけての地域に生息し、日本では留鳥として北海道に周年生息していますが、分布は局地的で数はあまり多くありません。

昨日までご紹介したクマゲラやオオアカゲラ、ハシブトアカゲラと同じ森で目にしたコアカゲラのメス。最初見たときにはコゲラかと思いましたが、よく見ると体上面が黒く、コゲラのような褐色みがないことからコアカゲラであることが分かりました。

コアカゲラ10

コアカゲラ11

コアカゲラ12

コアカゲラ13

コアカゲラ14

まさかモンゴルで見るとは思ってもみなかったコアカゲラですが、コアカゲラは留鳥性が強く、全部で13亜種に分けられるようです。日本の北海道には中国東北部、シベリア、朝鮮半島などに分布する亜種コアカゲラ(Dendrocopos minor amurensis)が生息していますが、当地で出会ったのは分布域から考えると、ロシアのウラル山脈からモンゴル北部、オホーツク海にかけて分布するDendrocopos minor kamtschatkensisと思われます。いずれにしても亜種のことまでを考えるとややこしくなってきます・・・


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亜種ハシブトアカゲラ

モンゴルシリーズの続きで、今日はアカゲラの亜種、ハシブトアカゲラをご紹介します。

アカゲラ(Great spotted woodpecker)はヨーロッパ、北アフリカの一部、ロシア、モンゴル、中国北東部、朝鮮半島、日本、ミャンマー、インドシナ半島北部などに広く分布しますが、日本では北海道に亜種エゾアカゲラが、本州、四国に亜種アカゲラが留鳥として周年生息するほか、シベリアからアムール川、モンゴル、満州、オホーツク海沿岸に分布する亜種ハシブトアカゲラが春秋の渡りの時期に日本海の離島で観察されることがあります。

日本では珍鳥の亜種ハシブトアカゲラですが、モンゴルでは留鳥のようで、クマゲラやオオアカゲラのいたウランバートル近郊の森で目にすることができました。

太い枝にやって来た亜種ハシブトアカゲラのオス。亜種アカゲラに比べて、額から頬、下面はより白く、肩羽の白色斑は大型で、三列風切先端に白い斑紋がなく、嘴は太く短いのが特徴です。

ハシブトアカゲラ4

ハシブトアカゲラ5

太い幹で穴を掘っていた亜種ハシブトアカゲラ。

ハシブトアカゲラ6

ハシブトアカゲラ7

ハシブトアカゲラ8

その後、地面に降りました・・・

ハシブトアカゲラ9

ハシブトアカゲラ1

ハシブトアカゲラ3

こちらは頭部に赤色斑がない亜種ハシブトアカゲラのメス。

ハシブトアカゲラ12

ハシブトアカゲラ13

ハシブトアカゲラ15

飛び出しました。肩羽の大きな白斑が目立ちます・・・

ハシブトアカゲラ16

亜種ハシブトアカゲラについては2年前に舳倉島で目にしたのが初めての出会いでしたが、今回訪れたモンゴルでは留鳥として周年生息しているようであり、幸運にも恵まれオス・メスの両者を撮影することができました。海外とは言え、珍し系の鳥に出会うのは嬉しいものです・・・


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オオアカゲラ

モンゴルシリーズの続きで、今日は同じくキツツキの仲間、オオアカゲラをご紹介します。

オオアカゲラ(White-backed woodpecker)はヨーロッパ東部、スカンジナビア南部、コーカサス、シベリア南部、モンゴル、中国東北部、ウスリー地方、朝鮮半島、樺太、日本、台湾、中国東南部などに幅広く生息し、全部で10亜種に分けられていますが、その内、日本では4亜種(エゾオオアカゲラ、オオアカゲラ、ナミエオオアカゲラ、オーストンオオアカゲラ)が 留鳥として周年生息することが知られています。

ウランバートル近郊の森で出会ったオオアカゲラのオス。当地のオオアカゲラは分布域から見てヨーロッパからアジア北東にかけて分布するDendrocopos leucotos leucotos と思われます。背の白色斑は亜種エゾオオアカゲラと同じように大きく、体下面は亜種エゾオオアカゲラより更に白っぽいようです。

オオアカゲラ1

盛んに木をつついていたオオアカゲラ。

オオアカゲラ2

オオアカゲラ3

オオアカゲラ4

オオアカゲラ5

オオアカゲラ6

オオアカゲラ7

切り株にやって来たオオアカゲラ。好物の蟻を探しているようでした・・・

オオアカゲラ8

オオアカゲラ9

オオアカゲラ10

昨日のクマゲラ同様、森を探索中思いがけず目にすることができたオオアカゲラですが、本州で時々目にする亜種オオアカゲラに比べると、背の白色斑は大きく、体下面もかなり白っぽく、やはり大陸型のオオアカゲラと思わせるものがありました・・・


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クマゲラ

モンゴルシリーズの続きで、今日は日本でも人気のあるクマゲラをご紹介します。

クマゲラ(Black woodpecker)はヨーロッパ、イラン北部、トルコの一部、モンゴル北部、ロシア、中国北東部および南西部、、日本などに分布するキツツキの仲間で、日本では留鳥として北海道、青森県、秋田県、岩手県の平地から山地の森林に分布しています。そんなクマゲラですが、思いがけずここモンゴルでも目にすることができました。

ウランバートル近郊の森を探索中、突然やって来たクマゲラのオス。思わぬ出会いに緊張が走ります。

クマゲラ5

英名のごとく全身黒色で、額から後頭が赤く、嘴、虹彩は淡黄色です。また、和名の由来ですが、日本産キツツキでは最大種であることから、クマ(特大の意)の名が付けられたようです。

クマゲラ6

クマゲラ7

クマゲラ8

クマゲラ1

クマゲラ2

クマゲラ3

クマゲラ4

今日は思いがけずモンゴルで目にすることができたクマゲラをご紹介しましたが、クマゲラというと北海道のイメージが強かっただけに、大変嬉しい出会いとなりました・・・


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ニシシジュウカラ(仮称)、亜種バイカルコガラ(仮称)

モンゴルシリーズの続きで、今日は何れも当地で見られたシジュウカラ科の鳥、2種をご紹介します。

最初は各地で目にしたニシシジュウカラ(仮称)とも言うべきシジュウカラです。

シジュウカラ(分離前の旧名)(Great tit:Parus major)はユーラシア中部・西部、北アフリカに生息するシジュウカラ科の鳥で、かっては日本や韓国を含む東アジア、ロシア極東に分布するシジュウカラ(Japanese tit:Parus minor )や、南アジア、東南アジア、西アジアの一部に分布するParus cinereusを含むシジュウカラから分離独立した3種のうちの1種です。そのため、まだ日本名は付けられていないようですが、日本などで見られるシジュウカラが腹部が白いのに対し、このユーラシア中部・西部、北アフリカに生息するGreat titは腹部が黄色いのが特徴です。

ウランバートル近郊の疎林で目にしたニシシジュウカラ(仮称)とも言うべきシジュウカラ。なお、このニシシジュウカラは中国西北部、モンゴル、シベリアなどに生息するParus major kapustini という亜種と思われます。

シジュウカラ2

シジュウカラ3

シジュウカラ4

シジュウカラ5

シジュウカラ6

シジュウカラ9

シジュウカラ10

次は同じくウランバートル近郊の疎林で目にした亜種バイカルコガラ(仮称)とも言うべきコガラの亜種です。

コガラ(Willow tit)はユーラシア大陸中緯度地域を中心に広くに分布し、日本では基亜種コガラ(Parus montanus restrictus)が九州以北の低山から亜高山の林に周年生息し、北海道では平地の林にも生息していますが、当地で見られたのはロシア東部から朝鮮半島にかけて分布するParus montanus baicalensisという亜種と思われます。

芽吹き始めたカラマツにやって来た亜種バイカルコガラ(仮称)。日本で見られるコガラに比べると尾羽が少し長いように感じられます。

コガラ5

コガラ6

コガラ7

コガラ2

コガラ3

コガラ8

コガラ4

今日は当地で見られたシジュウカラ科の鳥、2種をご紹介しましたが、彼らは何れも現時点では正式な和名が付けられていないようであり、厳密に区別するにはやはり学名で呼ぶしかないようです・・・


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亜種シラガツリスガラ

モンゴルシリーズの続きで、今日はツリスガラの亜種とされる亜種シラガツリスガラをご紹介します。

ツリスガラ(Eurasian penduline tit)はヨーロッパから中央アジア、中国北東部まで広く分布しており、日本では基亜種ツリスガラが冬鳥として本州中部以南の平地の葦原に渡来しますが、アフガニスタン、中国、インド、カザフスタン、モンゴル、パキスタン、ロシア、タジキスタンなどには頭部が白色の亜種シラガツリスガラ(White-crowned penduline tit)が、スペイン、イタリア、トルコ等の地中海沿岸やイランにはニシツリスガラが分布しているとされています。

ウランバートル郊外の河川敷で目にした亜種シラガツリスガラ。柳の花芽が好物のようで、盛んに花芽を食べていました。

シラガツリスガラ3

図鑑等では亜種シラガツリスガラは亜種ツリスガラに比べ頭頂部が白く、目の後方の過眼線の黒色部が広いようですが、確かにそのように見れば見えなくもありません・・・

シラガツリスガラ2

シラガツリスガラ1

シラガツリスガラ4

シラガツリスガラ5

シラガツリスガラ6

シラガツリスガラ7

今日はツリスガラの亜種とされる亜種シラガツリスガラをご紹介しましたが、このツリスガラという和名の由来ですが、ツリスガラの仲間は一夫多妻だそうで、繁殖地ではオスはメスを呼び込むため、低木の枝に植物性繊維を使って袋状の巣を作って吊るすことから名付けられたようで、メスが抱卵を始めると、オスは次のメスを呼び込むため次の巣づくりにとりかかると言われています。一夫多妻のオスは少しばかり羨ましい気もしますが、でもオスはオスで結構大変ですよね・・・


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