オシドリ
この時期になるとオシドリが見たくなり、いつものダム湖を訪れました。
オシドリ(Mandarin duck)は中国、ロシア南東部、朝鮮半島、台湾、日本などの東アジアのみに分布するカモで、日本では北海道や本州中部以北で繁殖し、冬季になると西日本へ南下し越冬します。
そんなオシドリですが、100羽を超えると思われるオシドリたちが陸で休んだり、水上で泳いだりしていました。
雪がらみのオシドリたち。




仲良しペアのオシドリ・・・



今日はダム湖のオシドリをご紹介しましたが、人間社会では仲が良い夫婦を「おしどり夫婦」と呼びますが、鳥類のオシドリは冬ごとにパートナーを替え、抱卵はメスのみが行い、育雛も夫婦で協力することはないそうです。和名のオシは「雌雄相愛し」に由来するそうですが、見た目と実態がかけ離れていることはどんな世界にもあるようです・・・
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オシドリ(Mandarin duck)は中国、ロシア南東部、朝鮮半島、台湾、日本などの東アジアのみに分布するカモで、日本では北海道や本州中部以北で繁殖し、冬季になると西日本へ南下し越冬します。
そんなオシドリですが、100羽を超えると思われるオシドリたちが陸で休んだり、水上で泳いだりしていました。
雪がらみのオシドリたち。




仲良しペアのオシドリ・・・



今日はダム湖のオシドリをご紹介しましたが、人間社会では仲が良い夫婦を「おしどり夫婦」と呼びますが、鳥類のオシドリは冬ごとにパートナーを替え、抱卵はメスのみが行い、育雛も夫婦で協力することはないそうです。和名のオシは「雌雄相愛し」に由来するそうですが、見た目と実態がかけ離れていることはどんな世界にもあるようです・・・
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イヌワシ
今日は憧れの猛禽 イヌワシを幸運にも目にすることができましたのでご紹介します。
イヌワシ(Golden eagle)はアフリカ大陸北部、北アメリカ大陸北部、ユーラシア大陸に分布し、日本では亜種イヌワシが留鳥として周年生息していますが、その数は少なく、1965年に種として国の天然記念物に、1993年に種の保存法施行に伴い国内希少野生動植物種に指定されている大変貴重な野鳥でもあります。
そんなイヌワシですが、幸運にも先日訪れたダム湖上空で目にすることができました。突然上空に現れたイヌワシの幼鳥。幼鳥は全身黒色で、翼に白斑が見られることから識別することができます。


上空で旋回を始めましたが、鳥までの距離が相当あり、画像は今一つです・・・







今日は偶然目にした希少種イヌワシの幼鳥をご紹介しましたが、まさかこのような場所で目にするとは思ってもいなく、なんだか得をした思いでこの場を後にしました・・・
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イヌワシ(Golden eagle)はアフリカ大陸北部、北アメリカ大陸北部、ユーラシア大陸に分布し、日本では亜種イヌワシが留鳥として周年生息していますが、その数は少なく、1965年に種として国の天然記念物に、1993年に種の保存法施行に伴い国内希少野生動植物種に指定されている大変貴重な野鳥でもあります。
そんなイヌワシですが、幸運にも先日訪れたダム湖上空で目にすることができました。突然上空に現れたイヌワシの幼鳥。幼鳥は全身黒色で、翼に白斑が見られることから識別することができます。


上空で旋回を始めましたが、鳥までの距離が相当あり、画像は今一つです・・・







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トラツグミ
昨日の続きで、今日はヤマシギと同じ場所で目にした亜種トラツグミをご紹介します。
トラツグミ(Scaly Thrush、White's Thrush)はシベリア東南部から中国東北部、朝鮮半島などで繁殖し、冬季はインド東部からインドシナ半島、フィリピンなどに渡り越冬するほか、オーストラリア、ニュージーランドにも分布。日本では留鳥または漂鳥として周年生息し、本州、四国、九州の低山から亜高山帯で繁殖し、北海道には夏鳥として渡来します。日本国内では基亜種トラツグミのほかに、奄美大島に生息する 亜種オオトラツグミ、西表島から台湾にかけて分布する亜種コトラツグミの3亜種が確認されているようです。
雪に覆われた山麓のせせらぎで餌を探していた亜種トラツグミ。落ち葉の中では見つけにくいトラツグミですが、このような場所では比較的簡単に見つけることができます。







今日は雪がらみの亜種トラツグミをご紹介しましたが、、和名のように体表には黄褐色に黒い鱗状の斑が密にあり、冬の落葉の中ではカモフラージュの役割を果たしています・・・
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トラツグミ(Scaly Thrush、White's Thrush)はシベリア東南部から中国東北部、朝鮮半島などで繁殖し、冬季はインド東部からインドシナ半島、フィリピンなどに渡り越冬するほか、オーストラリア、ニュージーランドにも分布。日本では留鳥または漂鳥として周年生息し、本州、四国、九州の低山から亜高山帯で繁殖し、北海道には夏鳥として渡来します。日本国内では基亜種トラツグミのほかに、奄美大島に生息する 亜種オオトラツグミ、西表島から台湾にかけて分布する亜種コトラツグミの3亜種が確認されているようです。
雪に覆われた山麓のせせらぎで餌を探していた亜種トラツグミ。落ち葉の中では見つけにくいトラツグミですが、このような場所では比較的簡単に見つけることができます。







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今年も会えたヤマシギ
雪がらみのヤマシギが見たくて山麓のせせらぎを訪れましたが、運よく目的のヤマシギに出会うことができました。
ヤマシギ(Eurasian Woodcock)は夏にユーラシア大陸の中緯度地域で繁殖し、冬季はヨーロッパやアフリカの地中海沿岸やインド、東南アジアなどに渡って越冬。日本では北海道では夏鳥、本州中部以北と伊豆諸島で留鳥、西日本では冬鳥として知られています。
そんなヤマシギですが、寒波の到来とともにようやく当地にもやって来てくれました。
雪の積もった水路に姿を見せてくれたヤマシギ。全身の羽毛は灰色、黒色、赤褐色などの細かいまだら模様の保護色ですが、水の中では比較的よく分かります。


全身を見せてくれたヤマシギ。

こちらを横目で見ながら移動するヤマシギ。




今日は今年も目にすることができたヤマシギをご紹介しましたが、雪がらみのヤマシギはやはり年に一度は会いたい魅力ある野鳥です・・・
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ヤマシギ(Eurasian Woodcock)は夏にユーラシア大陸の中緯度地域で繁殖し、冬季はヨーロッパやアフリカの地中海沿岸やインド、東南アジアなどに渡って越冬。日本では北海道では夏鳥、本州中部以北と伊豆諸島で留鳥、西日本では冬鳥として知られています。
そんなヤマシギですが、寒波の到来とともにようやく当地にもやって来てくれました。
雪の積もった水路に姿を見せてくれたヤマシギ。全身の羽毛は灰色、黒色、赤褐色などの細かいまだら模様の保護色ですが、水の中では比較的よく分かります。


全身を見せてくれたヤマシギ。

こちらを横目で見ながら移動するヤマシギ。




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ブッポウソウ、インドブッポウソウ
今日まで長々とタイで出会った野鳥たちをご紹介してきましたが、シリーズの最後にブッポウソウとインドブッポウソウをご紹介します。
最初は日本でもお馴染みのブッポウソウです。
ブッポウソウ(Oriental dollarbird)はユーラシア大陸東部とオーストラリアで繁殖するほか、インドから東南アジアでは留鳥として周年生息。日本には夏鳥として飛来し、本州、四国、九州で繁殖した後、冬季は東南アジアに渡りますが、光沢のある青色の胴体に群青色の喉、嘴と脚は鮮やかな赤橙色、飛翔している時には初列風切の白い斑紋が目立つ大変美しい鳥として人気があります。
夕闇迫るなかカオヤイ国立公園で目にしたブッポウソウの成鳥。暗くて本来の美しい色が出ませんが、特徴である赤い嘴を確認することができます。


こちらは別の場所にいたブッポウソウ。こちらも暗いうえ空抜けで本来の色が出ません・・・



次はインドブッポウソウです。
インドブッポウソウ(Indian Roller)はイラク、インド、タイ、ミャンマーなどに生息するブッポウソウの仲間で、背面は褐色で冠羽と尾羽は明るい青緑色、嘴は黒くて細長いのが特徴です。
ラチャブリー県の田園地帯で目にしたインドブッポウソウ。上記のブッポウソウ(体長約30cm)に比べるとやや大型(体長約33cm)で、羽衣の色もかなり異なります。


タイシリーズの最後にブッポウソウとインドブッポウソウをご紹介しましたが、今回訪れたタイ中部は山野の鳥から水鳥まで、実に多様な鳥たちが生息しており、野鳥観察、撮影を楽しむことができました。また、当エリアは冬季には越冬のため多くの冬鳥が渡来することで知られており、今度はそんな冬鳥を目当てに訪れてみたいと思いながらタイを後にしました・・・
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最初は日本でもお馴染みのブッポウソウです。
ブッポウソウ(Oriental dollarbird)はユーラシア大陸東部とオーストラリアで繁殖するほか、インドから東南アジアでは留鳥として周年生息。日本には夏鳥として飛来し、本州、四国、九州で繁殖した後、冬季は東南アジアに渡りますが、光沢のある青色の胴体に群青色の喉、嘴と脚は鮮やかな赤橙色、飛翔している時には初列風切の白い斑紋が目立つ大変美しい鳥として人気があります。
夕闇迫るなかカオヤイ国立公園で目にしたブッポウソウの成鳥。暗くて本来の美しい色が出ませんが、特徴である赤い嘴を確認することができます。


こちらは別の場所にいたブッポウソウ。こちらも暗いうえ空抜けで本来の色が出ません・・・



次はインドブッポウソウです。
インドブッポウソウ(Indian Roller)はイラク、インド、タイ、ミャンマーなどに生息するブッポウソウの仲間で、背面は褐色で冠羽と尾羽は明るい青緑色、嘴は黒くて細長いのが特徴です。
ラチャブリー県の田園地帯で目にしたインドブッポウソウ。上記のブッポウソウ(体長約30cm)に比べるとやや大型(体長約33cm)で、羽衣の色もかなり異なります。


タイシリーズの最後にブッポウソウとインドブッポウソウをご紹介しましたが、今回訪れたタイ中部は山野の鳥から水鳥まで、実に多様な鳥たちが生息しており、野鳥観察、撮影を楽しむことができました。また、当エリアは冬季には越冬のため多くの冬鳥が渡来することで知られており、今度はそんな冬鳥を目当てに訪れてみたいと思いながらタイを後にしました・・・
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ムナグロタイヨウチョウ、ヤナギムシクイ
タイシリーズの続きで、今日はムナグロタイヨウチョウと、ヤナギムシクイと思われる個体をご紹介します。
最初はムナグロタイヨウチョウです。
ムナグロタイヨウチョウ( Black‐throated Sunbird)はパキスタンからインド、ネパール、ブータン、バングラデシュ、中国、ミャンマー、タイ、マレーシア、ラオス、カンボジア、ベトナムなどに分布するタイヨウチョウの仲間で、名前のように頭部から喉、胸にかけて黒色で、背中は濃赤褐色であるのが特徴です。
カオヤイ国立公園で目にしたムナグロタイヨウチョウのオス。動きが早くなかなかじっとしてくれませんでしたが、何とか写真に収めることができました。



次はヤナギムシクイと思われる個体です。
ヤナギムシクイ(Two-barred warbler)は夏季にロシア、中国北西部、中央アジアで繁殖し、冬季はインドシナ半島などに渡るムシクイ科の鳥で、日本には稀な旅鳥として日本海側の島嶼に渡来することが知られています。ヤナギムシクイは英名からも分かるように2本の明瞭な白い翼帯があるのが特徴です。
同じくカオヤイ国立公園で目にしたヤナギムシクイと思われる個体です。この写真でははっきりしませんが、ガイド氏によれば2本の明瞭な翼帯が見えたことからヤナギムシクイで間違いないということでした。


今日はカオヤイ国立公園で目にしたムナグロタイヨウチョウと、ヤナギムシクイと思われる個体をご紹介しましたが、今回、残念ながらヤナギムシクイについては、その特徴である2本の明瞭な翼帯を写真に収めることができませんでした。次回は是非、確たる証拠写真をゲットしたいものです・・・
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最初はムナグロタイヨウチョウです。
ムナグロタイヨウチョウ( Black‐throated Sunbird)はパキスタンからインド、ネパール、ブータン、バングラデシュ、中国、ミャンマー、タイ、マレーシア、ラオス、カンボジア、ベトナムなどに分布するタイヨウチョウの仲間で、名前のように頭部から喉、胸にかけて黒色で、背中は濃赤褐色であるのが特徴です。
カオヤイ国立公園で目にしたムナグロタイヨウチョウのオス。動きが早くなかなかじっとしてくれませんでしたが、何とか写真に収めることができました。



次はヤナギムシクイと思われる個体です。
ヤナギムシクイ(Two-barred warbler)は夏季にロシア、中国北西部、中央アジアで繁殖し、冬季はインドシナ半島などに渡るムシクイ科の鳥で、日本には稀な旅鳥として日本海側の島嶼に渡来することが知られています。ヤナギムシクイは英名からも分かるように2本の明瞭な白い翼帯があるのが特徴です。
同じくカオヤイ国立公園で目にしたヤナギムシクイと思われる個体です。この写真でははっきりしませんが、ガイド氏によれば2本の明瞭な翼帯が見えたことからヤナギムシクイで間違いないということでした。


今日はカオヤイ国立公園で目にしたムナグロタイヨウチョウと、ヤナギムシクイと思われる個体をご紹介しましたが、今回、残念ながらヤナギムシクイについては、その特徴である2本の明瞭な翼帯を写真に収めることができませんでした。次回は是非、確たる証拠写真をゲットしたいものです・・・
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タイカンチョウ
タイシリーズの続きで、今日はタイカンチョウをご紹介します。
タイカンチョウ(Black-throated laughingthrush)はミャンマー、タイ、カンボジア、ラオス、、ベトナム、中国などに分布する体長約28cmのチメドリ科の鳥で、灰褐色の羽色をもち、頬が白く、喉から胸にかけて黒く、これが英名の由来となっているようです。
カオヤイ国立公園で目にしたタイカンチョウ。体型や動きは日本では外来種のガビチョウやカオグロガビチョウにも似ていますが、鳴き声が美しいため、飼い鳥として輸入されることもあるようです。


藪の中を動き回っていましたが、どうやら虫を捕えたようです。


フェンスにとまったタイカンチョウ。体型はカオグロガビチョウによく似ていますね・・・

今日は中国から東南アジアにかけて分布するチメドリ科ガビチョウ属のタイカンチョウをご紹介しましたが、聞き慣れない和名は漢字の「戴冠鳥」から来ていると思われますが、これは額に黒い冠羽があることからと名付けられたものなのでしょうか・・・
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タイカンチョウ(Black-throated laughingthrush)はミャンマー、タイ、カンボジア、ラオス、、ベトナム、中国などに分布する体長約28cmのチメドリ科の鳥で、灰褐色の羽色をもち、頬が白く、喉から胸にかけて黒く、これが英名の由来となっているようです。
カオヤイ国立公園で目にしたタイカンチョウ。体型や動きは日本では外来種のガビチョウやカオグロガビチョウにも似ていますが、鳴き声が美しいため、飼い鳥として輸入されることもあるようです。


藪の中を動き回っていましたが、どうやら虫を捕えたようです。


フェンスにとまったタイカンチョウ。体型はカオグロガビチョウによく似ていますね・・・

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シマキンパラ
タイシリーズの続きで、今日は日本でも南西諸島に生息するシマキンパラをご紹介します。
シマキンパラ(Scaly-breasted Munia)はインドから中国南部、台湾、東南アジアにかけて広く分布する体長約11cmのカエデチョウ科の鳥で、本来日本では全くいなかった種ですが、近年、日本でも沖縄諸島をはじめ、奄美諸島以南の多くの島で観察されています。
バンコク近郊のドライブインの植え込みで目にしたシマキンパラの成鳥。白い体下面には名前のように(Scalyは鱗状の意)、羽縁に茶褐色のU字模様があり、全体的に鱗模様となって見えるのが特徴です。


こちらはカオヤイ国立公園近くのホテル付近で目にしたシマキンパラの幼鳥。幼羽では全身淡茶褐色で、体下面に鱗模様は見られません。





今日はバンコク近郊で目にしたシマキンパラをご紹介しましたが、シマキンパラは生息域により12亜種に分類されており、当地で目にしたのはミャンマー南部、 タイ、ラオス、カンボジア、ベトナム、中国南部、海南島、台湾島、奄美諸島、沖縄諸島などに分布する亜種シマキンパラ(Lonchura punctulata topela)と思われます・・・
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シマキンパラ(Scaly-breasted Munia)はインドから中国南部、台湾、東南アジアにかけて広く分布する体長約11cmのカエデチョウ科の鳥で、本来日本では全くいなかった種ですが、近年、日本でも沖縄諸島をはじめ、奄美諸島以南の多くの島で観察されています。
バンコク近郊のドライブインの植え込みで目にしたシマキンパラの成鳥。白い体下面には名前のように(Scalyは鱗状の意)、羽縁に茶褐色のU字模様があり、全体的に鱗模様となって見えるのが特徴です。


こちらはカオヤイ国立公園近くのホテル付近で目にしたシマキンパラの幼鳥。幼羽では全身淡茶褐色で、体下面に鱗模様は見られません。





今日はバンコク近郊で目にしたシマキンパラをご紹介しましたが、シマキンパラは生息域により12亜種に分類されており、当地で目にしたのはミャンマー南部、 タイ、ラオス、カンボジア、ベトナム、中国南部、海南島、台湾島、奄美諸島、沖縄諸島などに分布する亜種シマキンパラ(Lonchura punctulata topela)と思われます・・・
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セアカスズメ
タイシリーズの続きで、今日はセアカスズメをご紹介します。
セアカスズメ(Plain-backed sparrow)はニャンマー、タイ、カンボジア、ラオス、ベトナム、マレーシアなどに分布する体長13.5~15cmのスズメの仲間で、オスでは名前のように側頭と背中が無地の赤茶色をしているのが特徴です。
バンコク郊外の農村地帯で目にしたセアカスズメ。

近くの枝にとまったセアカスズメのオス。側頭と背中の赤茶色がなかなか魅力的です・・・


正面を向くと喉の黒斑が目立ちます。

こちらはケチャブリー県の湿地で目にしたセアカスズメのペア。奥のバフ色の個体はメス。


日本で目にすることのできるスズメ科の鳥としては、ごく身近で見られるスズメのほか、ニュウナイスズメ、そして迷鳥として記録のあるイエスズメの3種が知られています。今回タイで目にしたのは同じスズメ科のセアカスズメでしたが、名前通りオスの背中の色合いがとても印象的でした・・・
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セアカスズメ(Plain-backed sparrow)はニャンマー、タイ、カンボジア、ラオス、ベトナム、マレーシアなどに分布する体長13.5~15cmのスズメの仲間で、オスでは名前のように側頭と背中が無地の赤茶色をしているのが特徴です。
バンコク郊外の農村地帯で目にしたセアカスズメ。

近くの枝にとまったセアカスズメのオス。側頭と背中の赤茶色がなかなか魅力的です・・・


正面を向くと喉の黒斑が目立ちます。

こちらはケチャブリー県の湿地で目にしたセアカスズメのペア。奥のバフ色の個体はメス。


日本で目にすることのできるスズメ科の鳥としては、ごく身近で見られるスズメのほか、ニュウナイスズメ、そして迷鳥として記録のあるイエスズメの3種が知られています。今回タイで目にしたのは同じスズメ科のセアカスズメでしたが、名前通りオスの背中の色合いがとても印象的でした・・・
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ムナグロウズラ
タイシリーズの続きで、今日はムナグロウズラをご紹介します。
ムナグロウズラ(Rain quail)はインドから東南アジアにかけて分布する体長16.5~18.5cmのウズラの仲間で、日本でみられるウズラに大変よく似ていますが、オスでは胸に黒い縦斑が見られるのが特徴です。
ケチャブリー県の湿地で目にしたムナグロウズラのメスと思われる個体。左側はチョウショウバト。


遠くの裸地で餌を啄んでいましたが、車が近づいてきたため草むらに逃げこもうと移動を始めました。

車に轢かれそうになりましたが、何とか無事に草むらに逃げ込みました・・・

今日はタイ中南部の湿原で目にしたムナグロウズラをご紹介しましたが、メスのムナグロウズラは日本で見られるウズラ(タイ北西部にも分布)にもよく似ており、識別には注意が必要のようです・・・
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ケチャブリー県の湿地で目にしたムナグロウズラのメスと思われる個体。左側はチョウショウバト。


遠くの裸地で餌を啄んでいましたが、車が近づいてきたため草むらに逃げこもうと移動を始めました。

車に轢かれそうになりましたが、何とか無事に草むらに逃げ込みました・・・

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アジアヘビウ、インドヒメウ
昨日の続きで、今日は同じくタイで目にしたアジアヘビウとインドヒメウをご紹介します。
最初はアジアヘビウです。
アジアヘビウ(Oriental Darter)はインド亜大陸から東南アジアにかけて分布するヘビウ科の鳥で、和名のように蛇のように細長い首と細く尖った嘴を持っており、魚などを槍のように突き刺して仕留めるのに適した形になっているようです。
ケチャブリー県の湿地で目にしたアジアヘビウ(右から2番目)。インドヒメウの中に1羽だけ交じっていました。確かに首は蛇のように細長く、嘴も細く尖っていますね・・・


こちらは同じ場所で目にしたインドヒメウ。
インドヒメウ(Indian Cormorant)はインド亜大陸からタイ、カンボジアなどにかけて分布する体長約63cmのウ科の鳥で、和名のごとくカワウ(体長約82cm)より小さく、小さな頭と細長い嘴に特徴があります。



今日はケチャブリー県の湿地で目にしたでアジアヘビウ(ヘビウ科)とインドヒメウ(ウ科)をご紹介しましたが、昨日のアジアコビトウ(ウ科)もそうですが、彼らは何れもカツオドリと同じくカツオドリ目カツオドリ亜目に属しており、そういう目で見ると何となくカツオドリにも似ているような気がしてきます・・・
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最初はアジアヘビウです。
アジアヘビウ(Oriental Darter)はインド亜大陸から東南アジアにかけて分布するヘビウ科の鳥で、和名のように蛇のように細長い首と細く尖った嘴を持っており、魚などを槍のように突き刺して仕留めるのに適した形になっているようです。
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こちらは同じ場所で目にしたインドヒメウ。
インドヒメウ(Indian Cormorant)はインド亜大陸からタイ、カンボジアなどにかけて分布する体長約63cmのウ科の鳥で、和名のごとくカワウ(体長約82cm)より小さく、小さな頭と細長い嘴に特徴があります。



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アジアコビトウ
タイシリーズの続きで、今日はアジアコビトウをご紹介します。
アジアコビトウ(Little cormorant)はインドから東南アジア、中国南部にかけて広く分布する体長51~55cmの小型のウ科の鳥で、よく似たインドヒメウ(体長61~68cm)に比べ、やや小さく、頭が尖っておらず、嘴も短いのが特徴です。
ケチャブリー県の浄水場で目にした非繁殖羽のアジアコビトウ。繁殖期では頭上に縞状の白斑がでるほか、嘴も黒くなってくるようです。



羽根を乾かしていたアジアコビトウ。


浄水場の上を飛翔するアジアコビトウ。



今日はアジアでは最小のアジアコビトウをご紹介しましたが、ほぼ同じエリアに分布するインドヒメウや日本で見られるヒメウに比べ、体は一回り小さく嘴も短いことから、とても可憐な鵜という感じに見えました・・
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アジアコビトウ(Little cormorant)はインドから東南アジア、中国南部にかけて広く分布する体長51~55cmの小型のウ科の鳥で、よく似たインドヒメウ(体長61~68cm)に比べ、やや小さく、頭が尖っておらず、嘴も短いのが特徴です。
ケチャブリー県の浄水場で目にした非繁殖羽のアジアコビトウ。繁殖期では頭上に縞状の白斑がでるほか、嘴も黒くなってくるようです。



羽根を乾かしていたアジアコビトウ。


浄水場の上を飛翔するアジアコビトウ。



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カノコバト、ヤマミカドバト
カノコバト
タイシリーズの続きで、今日は同じくハトの仲間で、カノコバトとヤマミカドバトをご紹介します。
最初は近年日本でも記録のあるカノコバトです。
カノコバト(Spotted dove)はインド、スリランカから中国南部と東南アジアまでの南アジアに自然分布していますが、北アメリカやオーストラリア、ニュージーランドなどにも移入され、なかでもオーストラリアやハワイ諸島では野生化しその数を増やしているようです。
夕闇迫る中、カオヤイ国立公園で目にしたカノコバト。頸に白黒の数珠模様があり、英名、和名ともにこの模様から名付けられています。



次はヤマミカドバトです。
ヤマミカドバト(Mountain imperial pigeon)はインドから東南アジア、中国南部にかけて広範囲に分布する体長約43~51cmという大型のハトで、名前からも推察されるように、体が大きく帝王のような風格があります。
同じくカオヤイ国立公園で目にしたヤマミカドバト。こちらも空抜けでかなり露出補正していますが、顔から頸、胸、体下面の灰白色と、背中以降の赤褐色とのコントラストを何とか確認することができます。



なお、ご参考までに、以前ボルネオで撮影した同じ仲間のミカドバトの写真を添付します。ヤマミカドバトは背中以降が赤褐色なのに対し、ミカドバトは美し緑色です。

今日はカオヤイ国立公園で目にしたカノコバトとヤマミカドバトをご紹介しましたが、中でもヤマミカドバトはインペリアルピジョンというだけあり、存在感たっぷりでした・・・
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タイシリーズの続きで、今日は同じくハトの仲間で、カノコバトとヤマミカドバトをご紹介します。
最初は近年日本でも記録のあるカノコバトです。
カノコバト(Spotted dove)はインド、スリランカから中国南部と東南アジアまでの南アジアに自然分布していますが、北アメリカやオーストラリア、ニュージーランドなどにも移入され、なかでもオーストラリアやハワイ諸島では野生化しその数を増やしているようです。
夕闇迫る中、カオヤイ国立公園で目にしたカノコバト。頸に白黒の数珠模様があり、英名、和名ともにこの模様から名付けられています。



次はヤマミカドバトです。
ヤマミカドバト(Mountain imperial pigeon)はインドから東南アジア、中国南部にかけて広範囲に分布する体長約43~51cmという大型のハトで、名前からも推察されるように、体が大きく帝王のような風格があります。
同じくカオヤイ国立公園で目にしたヤマミカドバト。こちらも空抜けでかなり露出補正していますが、顔から頸、胸、体下面の灰白色と、背中以降の赤褐色とのコントラストを何とか確認することができます。



なお、ご参考までに、以前ボルネオで撮影した同じ仲間のミカドバトの写真を添付します。ヤマミカドバトは背中以降が赤褐色なのに対し、ミカドバトは美し緑色です。

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チョウショウバト
タイシリーズの続きで、今日は同じく小型のハト、チョウショウバトをご紹介します。
チョウショウバト(Zebra dove)はタイ南部、マレーシア、シンガポールから、インドネシアのスマトラ島、ジャワ島、バリ島などの島々に自然分布する体長約21cmの小型のハトですが、近年、かご抜けあるいは意図的な放鳥により、タイ中部、ラオス、ボルネオ島、スラウェシ島、ハワイ、ニューカレドニアなど、広い範囲で見ることができるようです。
バンコク郊外の林縁で目にしたチョウショウバト。上面は褐色みのある灰色で黒の縞模様があり、下面は桃色みを帯び、頸、胸、腹の両側に黒い縞があるのが特徴で、顔は青灰色で目の周りに青い皮膚が裸出しています。




こちらはペチャブリー県のホテル近くで目にしたチョウショウバト。背中の模様は確かにシマウマのように見えなくもないですね・・・




今日は小型のハト、チョウショウバトをご紹介しましたが、その名前の由来ですが、英名は上面の縞模様がシマウマに似ていることからと思われますが、聞き慣れない和名はどんな由来で付けられたのでしょうか? チョウショウバトは漢字では「長嘯鳩」(長くうなるハトの意)となっていることから考えると、断続的にクークーという調子で鳴く、そんな鳴き声から付けられたのでしょうか・・・
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チョウショウバト(Zebra dove)はタイ南部、マレーシア、シンガポールから、インドネシアのスマトラ島、ジャワ島、バリ島などの島々に自然分布する体長約21cmの小型のハトですが、近年、かご抜けあるいは意図的な放鳥により、タイ中部、ラオス、ボルネオ島、スラウェシ島、ハワイ、ニューカレドニアなど、広い範囲で見ることができるようです。
バンコク郊外の林縁で目にしたチョウショウバト。上面は褐色みのある灰色で黒の縞模様があり、下面は桃色みを帯び、頸、胸、腹の両側に黒い縞があるのが特徴で、顔は青灰色で目の周りに青い皮膚が裸出しています。




こちらはペチャブリー県のホテル近くで目にしたチョウショウバト。背中の模様は確かにシマウマのように見えなくもないですね・・・




今日は小型のハト、チョウショウバトをご紹介しましたが、その名前の由来ですが、英名は上面の縞模様がシマウマに似ていることからと思われますが、聞き慣れない和名はどんな由来で付けられたのでしょうか? チョウショウバトは漢字では「長嘯鳩」(長くうなるハトの意)となっていることから考えると、断続的にクークーという調子で鳴く、そんな鳴き声から付けられたのでしょうか・・・
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ベニバト
タイシリーズの続きで、今日は日本でも毎年記録のあるベニバトをご紹介します。
ベニバト(Red turtle dove)はインドから中央アジア東部、中国中南部、東南アジア、台湾などに広く分布する全長約23cmの小型のハトで、日本には数少ない旅鳥または冬鳥として西日本に渡来し、南西諸島ではほぼ毎年記録があり、日本産のハト類では最小だそうです。
バンコクの南に位置するペチャブリー県のホテル前の電線にとまっていたベニバトのオス。オスは頭部と頸が青灰色で、頸の後部に黒い帯があり、翼と背中は赤味のある灰褐色をしています。


こちらは2羽で並んでいたベニバトのペア。右側は全身灰褐色であることからメスと思われます。




今日はペチャブリー県の市街地で目にしたベニバトをご紹介しましたが、ベニバトは生息エリアにより2亜種に分類されており、当地で目にしたのはチベット、ネパール、インド南東部、ミャンマー、タイ、インドシナ、中国、台湾、フィリピンなどに分布する亜種 Streptopelia tranquebarica humilis で、日本に渡来するのもこの亜種と思われます・・・
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ベニバト(Red turtle dove)はインドから中央アジア東部、中国中南部、東南アジア、台湾などに広く分布する全長約23cmの小型のハトで、日本には数少ない旅鳥または冬鳥として西日本に渡来し、南西諸島ではほぼ毎年記録があり、日本産のハト類では最小だそうです。
バンコクの南に位置するペチャブリー県のホテル前の電線にとまっていたベニバトのオス。オスは頭部と頸が青灰色で、頸の後部に黒い帯があり、翼と背中は赤味のある灰褐色をしています。


こちらは2羽で並んでいたベニバトのペア。右側は全身灰褐色であることからメスと思われます。




今日はペチャブリー県の市街地で目にしたベニバトをご紹介しましたが、ベニバトは生息エリアにより2亜種に分類されており、当地で目にしたのはチベット、ネパール、インド南東部、ミャンマー、タイ、インドシナ、中国、台湾、フィリピンなどに分布する亜種 Streptopelia tranquebarica humilis で、日本に渡来するのもこの亜種と思われます・・・
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ミミジロヒヨドリ
タイシリーズの続きで、今日は同じくヒヨドリの仲間、ミミジロヒヨドリをご紹介します。
ミミジロヒヨドリ(Streak-eared bulbul)はミャンマー、タイ、マレーシア、ラオス、カンボジア、ベトナムなどに分布するヒヨドリの仲間で、名前のごとく耳羽に線状の白斑が見られるのが特徴です。
ケチャブリー県の水辺で目にしたミミジロヒヨドリ。全身褐色ですが、よく見ると耳の辺りに線状の白斑を確認することができます。



こちらはブッシュの中にいた別個体。




昨日に続き、同じくじくヒヨドリの仲間、ミミジロヒヨドリをご紹介しましたが、ミミジロヒヨドリは生息域により2亜種に分類されており、当地で目にしたのはタイ、マレーシア、ラオス、カンボジア、ベトナムなどに分布する亜種 Pycnonotus blanfordi conradi と思われます・・・
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ミミジロヒヨドリ(Streak-eared bulbul)はミャンマー、タイ、マレーシア、ラオス、カンボジア、ベトナムなどに分布するヒヨドリの仲間で、名前のごとく耳羽に線状の白斑が見られるのが特徴です。
ケチャブリー県の水辺で目にしたミミジロヒヨドリ。全身褐色ですが、よく見ると耳の辺りに線状の白斑を確認することができます。



こちらはブッシュの中にいた別個体。




昨日に続き、同じくじくヒヨドリの仲間、ミミジロヒヨドリをご紹介しましたが、ミミジロヒヨドリは生息域により2亜種に分類されており、当地で目にしたのはタイ、マレーシア、ラオス、カンボジア、ベトナムなどに分布する亜種 Pycnonotus blanfordi conradi と思われます・・・
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コシジロヒヨドリ
タイシリーズの続きで、今日は同じくヒヨドリ科の仲間、コシジロヒヨドリをご紹介します。
コシジロヒヨドリ(Sooty-headed Bulbul)は中国南部、東南アジア、ジャワ島などに分布するヒヨドリ科の鳥で、スマトラ島やスラウェシ島などにも移入されており、林縁や薮地、開けた林などを好み、公園や庭園にもよく現れるようです。
バンコクの西方に位置するケチャブリー県の水辺で目にしたコシジロヒヨドリ。留鳥性の強いコシジロヒヨドリは生息域により9亜種に分かれていますが、当地の個体は尾羽基部に黄色斑があることから、タイ中・南東部からラオスにかけて分布する亜種Pycnonotus aurigaster thaisと思われます。

なお名前の由来ですが、和名は腰が白いことから、英名は頭がすすけた黒色(Sooty-headed)であることから名付けられたものと思われます。



番でしょうか? 仲良く並んでいた2羽。


今日はタイ中・南東部からラオスにかけて分布する尾羽基部に黄色斑があるコシジロヒヨドリの亜種Pycnonotus aurigaster thais と思われる個体をご紹介しましたが、昨年訪れたタイ北部では、ミャンマー南東部からタイ北部にかけて分布する尾羽基部が赤色の亜種Pycnonotus aurigaster klossi (次の写真)を目にしました。南北に長いタイではこのようにエリアにより別亜種が分布しており、改めてタイの魅力を感じさせられました・・・
タイ北部の別亜種 Pycnonotus aurigaster klossi

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コシジロヒヨドリ(Sooty-headed Bulbul)は中国南部、東南アジア、ジャワ島などに分布するヒヨドリ科の鳥で、スマトラ島やスラウェシ島などにも移入されており、林縁や薮地、開けた林などを好み、公園や庭園にもよく現れるようです。
バンコクの西方に位置するケチャブリー県の水辺で目にしたコシジロヒヨドリ。留鳥性の強いコシジロヒヨドリは生息域により9亜種に分かれていますが、当地の個体は尾羽基部に黄色斑があることから、タイ中・南東部からラオスにかけて分布する亜種Pycnonotus aurigaster thaisと思われます。

なお名前の由来ですが、和名は腰が白いことから、英名は頭がすすけた黒色(Sooty-headed)であることから名付けられたものと思われます。



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今日はタイ中・南東部からラオスにかけて分布する尾羽基部に黄色斑があるコシジロヒヨドリの亜種Pycnonotus aurigaster thais と思われる個体をご紹介しましたが、昨年訪れたタイ北部では、ミャンマー南東部からタイ北部にかけて分布する尾羽基部が赤色の亜種Pycnonotus aurigaster klossi (次の写真)を目にしました。南北に長いタイではこのようにエリアにより別亜種が分布しており、改めてタイの魅力を感じさせられました・・・
タイ北部の別亜種 Pycnonotus aurigaster klossi

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エボシヒヨドリ
タイシリーズの続きで、今日はヒヨドリの仲間、エボシヒヨドリをご紹介します。
エボシヒヨドリ(Black-crested Bulbul)はインドから東南アジアに広く分布する山地性のヒヨドリ科の鳥で、鮮やかな黄色の体に、名前のように黒い烏帽子状の冠羽があるのが特徴です。
カオヤイ国立公園で目にしたエボシヒヨドリの成鳥。留鳥性の強いエボシヒヨドリは生息域により8亜種に分かれており、当地で目にした個体は喉に赤斑があることから、タイ中部・東南部からインドシナ南部にかけて分布する亜種Pycnonotus flaviventris johnsoniと思われます。


最初は少し離れてとまっていましたが、見ていると2羽が仲良く体を寄せ合っていました・・・



その後、再び離れた2羽。


こちらは別の枝にとまっていた2羽。

今日はタイ・カオヤイ国立公園で目にしたエボシヒヨドリをご紹介しましたが、一般にヒヨドリ科の鳥というとあまり人気がありませんが、エボシヒヨドリについては鮮やかな黄色の体に、真っ黒な烏帽子状の冠羽、白い眼瞼輪、そして真っ赤な喉が色鮮やかで、とてもインパクトがあり魅力的な鳥でした・・・
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エボシヒヨドリ(Black-crested Bulbul)はインドから東南アジアに広く分布する山地性のヒヨドリ科の鳥で、鮮やかな黄色の体に、名前のように黒い烏帽子状の冠羽があるのが特徴です。
カオヤイ国立公園で目にしたエボシヒヨドリの成鳥。留鳥性の強いエボシヒヨドリは生息域により8亜種に分かれており、当地で目にした個体は喉に赤斑があることから、タイ中部・東南部からインドシナ南部にかけて分布する亜種Pycnonotus flaviventris johnsoniと思われます。


最初は少し離れてとまっていましたが、見ていると2羽が仲良く体を寄せ合っていました・・・



その後、再び離れた2羽。


こちらは別の枝にとまっていた2羽。

今日はタイ・カオヤイ国立公園で目にしたエボシヒヨドリをご紹介しましたが、一般にヒヨドリ科の鳥というとあまり人気がありませんが、エボシヒヨドリについては鮮やかな黄色の体に、真っ黒な烏帽子状の冠羽、白い眼瞼輪、そして真っ赤な喉が色鮮やかで、とてもインパクトがあり魅力的な鳥でした・・・
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シキチョウ
タイシリーズの続きで、今日は東南アジアではお馴染みのシキチョウをご紹介します。
シキチョウ(Oriental magpie-robin)はインドから東南アジア、中国南部、台湾にかけて留鳥として分布する体長約19cmのヒタキ科の鳥で、翼に大きな白色斑があり、この羽色がカササギ(magpieはカササギを示す)に似ていることが英名の由来ともなっています。
バンコク南部の海岸線の樹林帯で目にしたシキチョウのオス。人馴れしているようですぐ近くまでやってきたため、思わず後ずさりして撮影しました。頭から胸、背、尾羽は特徴のある青味を帯びた黒色で、美しい金属光沢を放っていました。



横から見ると確かにカササギの羽色に似ていますね・・・


インドから東南アジア、中国南部、台湾にかけて留鳥として分布するシキチョウですが、分布域により亜種に分かれており、当地で目にした個体はミャンマー以南に分布する亜種 Copsychus saularis musicusと思われます・・・
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シキチョウ(Oriental magpie-robin)はインドから東南アジア、中国南部、台湾にかけて留鳥として分布する体長約19cmのヒタキ科の鳥で、翼に大きな白色斑があり、この羽色がカササギ(magpieはカササギを示す)に似ていることが英名の由来ともなっています。
バンコク南部の海岸線の樹林帯で目にしたシキチョウのオス。人馴れしているようですぐ近くまでやってきたため、思わず後ずさりして撮影しました。頭から胸、背、尾羽は特徴のある青味を帯びた黒色で、美しい金属光沢を放っていました。



横から見ると確かにカササギの羽色に似ていますね・・・


インドから東南アジア、中国南部、台湾にかけて留鳥として分布するシキチョウですが、分布域により亜種に分かれており、当地で目にした個体はミャンマー以南に分布する亜種 Copsychus saularis musicusと思われます・・・
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サメビタキ
タイシリーズの続きで、今日は日本でもお馴染みのサメビタキをご紹介します。
サメビタキ(Dark-sided flycatcher)は夏季にアフガニスタン、ヒマラヤ山脈、シベリア東部、サハリン、カムチャツカ半島などで繁殖し、冬季はユーラシア大陸南部、インドネシア、フィリピンへ南下して越冬。日本では基亜種が夏季に北海道、本州中部以北で繁殖し、本州西部以南では渡りの途中に旅鳥として飛来します。
カオヤイ国立公園で目にしたサメビタキ。この個体は胸や脇に縦斑が比較的強く出ていますが、サメビタキの特徴である白いアイリング、暗灰褐色の上面、暗灰褐色の顎線を確認することができます。


やはりフライキャッチャー、空中の虫を追いかけながら枝から枝へと飛び移ります・・・



お腹側から見ると、サメビタキの特徴である下尾筒の暗灰褐色の軸斑を確認することができます。


今日はタイ・カオヤイ国立公園で目にしたサメビタキをご紹介しましたが、日本では夏鳥あるいは旅鳥として渡来するサメビタキもここタイでは越冬のため訪れており、そのようことを考えると急に親しみが湧いてきました・・・
ご訪問ありがとうございました。
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サメビタキ(Dark-sided flycatcher)は夏季にアフガニスタン、ヒマラヤ山脈、シベリア東部、サハリン、カムチャツカ半島などで繁殖し、冬季はユーラシア大陸南部、インドネシア、フィリピンへ南下して越冬。日本では基亜種が夏季に北海道、本州中部以北で繁殖し、本州西部以南では渡りの途中に旅鳥として飛来します。
カオヤイ国立公園で目にしたサメビタキ。この個体は胸や脇に縦斑が比較的強く出ていますが、サメビタキの特徴である白いアイリング、暗灰褐色の上面、暗灰褐色の顎線を確認することができます。


やはりフライキャッチャー、空中の虫を追いかけながら枝から枝へと飛び移ります・・・



お腹側から見ると、サメビタキの特徴である下尾筒の暗灰褐色の軸斑を確認することができます。


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インドハッカ、ジャワハッカ、キュウカンチョウ
タイシリーズの続きで、今日は昨日に続き同じくムクドリの仲間、インドハッカとジャワハッカ、キュウカンチョウの3種をご紹介します。
最初はインドハッカです。
インドハッカ(Common Myna)はインド、中国南部、タイ、インドネシア、マレーシアなどに自然分布するムクドリ科ハッカチョウ属の鳥ですが、自然分布域以外にもオーストラリア、南アフリカ、ニュージーランド、マレーシア、ハワイ、東南アジアなど各地に移入されています。日本では本州、四国、九州、南西諸島で記録があり、その多くは篭脱けと考えられていますが、近年は移入された台湾で二次的に増加した個体が八重山諸島にも及んでいると考えられています。
バンコク郊外の寺院の境内で目にしたインドハッカ。和名(別名カバイロハッカ)のごとく全体的に樺色(赤みを帯びた黄色)で、眼の周囲から頬は濃黄色の皮膚が露出し、独特の風貌を醸し出しています。なお、インドハッカは2亜種に分類されており、スリランカの固有亜種を除き、インドから中国南部、東南アジア、その他移入されたエリアの種はすべて基亜種のAcridotheres tristis tristis だそうです。





次はジャワハッカです。
ジャワハッカ(White-vented Myna)はジャワ、バリに自然分布し、その後、シンガポール、スマトラなどに移入され、現在は東南アジアで幅広く見られるムクドリ科の鳥ですが、、ここタイでも普通に見られるようで、農村部や平地で何度も目にすることができました。
ケチャブリー県のホテルの前の電柱にとまったジャワハッカ。真っ黒な体に黄色い嘴、額のカールした冠羽が印象的です

バナナの木にとまったジャワハッカとインドハッカ。

亜種チュウダイサギと一緒のジャワハッカ。

最後はキュウカンチョウです。
キュウカンチョウ(Common hill myna)はインドから東南アジアにかけて分布するムクドリ科の鳥で、体長約30cmと大きく、嘴はオレンジ色で、眼下部から後頭部にかけて黄色い肉垂れがあるのが特徴です。
カオヤイ国立公園で遠くにとまっていたキュウカンチョウ。黄色い肉垂れが印象的です。なお、キュウカンチョウは生息域により8亜種に分類されており、当地で目にしたのは黄色い肉垂れの形と分布域から見て、タイ南部からマレーシア、インドネシアにかけて分布する亜種Gracula religiosa religiosaと思われます。


今日はインドハッカとジャワハッカ、キュウカンチョウの3種をご紹介しましたが、昨日のクビワムクドリ同様、これらムクドリ科の鳥たちは何故か東南アジアの風景によく似合う気がします・・・
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最初はインドハッカです。
インドハッカ(Common Myna)はインド、中国南部、タイ、インドネシア、マレーシアなどに自然分布するムクドリ科ハッカチョウ属の鳥ですが、自然分布域以外にもオーストラリア、南アフリカ、ニュージーランド、マレーシア、ハワイ、東南アジアなど各地に移入されています。日本では本州、四国、九州、南西諸島で記録があり、その多くは篭脱けと考えられていますが、近年は移入された台湾で二次的に増加した個体が八重山諸島にも及んでいると考えられています。
バンコク郊外の寺院の境内で目にしたインドハッカ。和名(別名カバイロハッカ)のごとく全体的に樺色(赤みを帯びた黄色)で、眼の周囲から頬は濃黄色の皮膚が露出し、独特の風貌を醸し出しています。なお、インドハッカは2亜種に分類されており、スリランカの固有亜種を除き、インドから中国南部、東南アジア、その他移入されたエリアの種はすべて基亜種のAcridotheres tristis tristis だそうです。





次はジャワハッカです。
ジャワハッカ(White-vented Myna)はジャワ、バリに自然分布し、その後、シンガポール、スマトラなどに移入され、現在は東南アジアで幅広く見られるムクドリ科の鳥ですが、、ここタイでも普通に見られるようで、農村部や平地で何度も目にすることができました。
ケチャブリー県のホテルの前の電柱にとまったジャワハッカ。真っ黒な体に黄色い嘴、額のカールした冠羽が印象的です

バナナの木にとまったジャワハッカとインドハッカ。

亜種チュウダイサギと一緒のジャワハッカ。

最後はキュウカンチョウです。
キュウカンチョウ(Common hill myna)はインドから東南アジアにかけて分布するムクドリ科の鳥で、体長約30cmと大きく、嘴はオレンジ色で、眼下部から後頭部にかけて黄色い肉垂れがあるのが特徴です。
カオヤイ国立公園で遠くにとまっていたキュウカンチョウ。黄色い肉垂れが印象的です。なお、キュウカンチョウは生息域により8亜種に分類されており、当地で目にしたのは黄色い肉垂れの形と分布域から見て、タイ南部からマレーシア、インドネシアにかけて分布する亜種Gracula religiosa religiosaと思われます。


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クビワムクドリ
タイシリーズの続きで、今日は東南アジアでは比較的ポピュラーなクビワムクドリをご紹介します。
クビワムクドリ(Black-collared Starling)は中国南東部から東南アジアにかけて広く分布するムクドリ科の鳥で、名前のように首に太くて黒い首輪状の帯があることから名付けられています。
バンコク郊外の陸軍士官学校の敷地で目にしたクビワムクドリ。体長約28cmとムクドリなどより一回り大きく、眼の周囲は露出した黄色い皮膚で縁どられ、黒いマフラーを巻いたような首の輪が目を引きます。



芝生などの根元にいる虫が好物のようで、盛んに嘴を土の中に差し込んでいました・・・



今日は中国南東部や東南アジアでは比較的ポピュラーなクビワムクドリをご紹介しましたが、日本ではまだ記録のない鳥ではありますが、気候の温暖化や亜熱帯化に伴い、今後日本でも記録される可能性のある鳥とも言われています。いつの日か日本でもそんなクビワムクドリを見てみたいいものです・・・
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クビワムクドリ(Black-collared Starling)は中国南東部から東南アジアにかけて広く分布するムクドリ科の鳥で、名前のように首に太くて黒い首輪状の帯があることから名付けられています。
バンコク郊外の陸軍士官学校の敷地で目にしたクビワムクドリ。体長約28cmとムクドリなどより一回り大きく、眼の周囲は露出した黄色い皮膚で縁どられ、黒いマフラーを巻いたような首の輪が目を引きます。



芝生などの根元にいる虫が好物のようで、盛んに嘴を土の中に差し込んでいました・・・



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ツメナガセキレイ
タイシリーズの続きで、今日は同じくセキレイ科の鳥、ツメナガセキレイをご紹介します。
ツメナガセキレイ(Yellow wagtail)は夏季にユーラシア大陸中部以北、アラスカで繁殖し、冬季はアフリカ大陸、ユーラシア大陸南部、インドネシアなどへ渡り越冬。日本では5亜種(ツメナガセキレイ、キタツメナガセキレイ、シベリアツメナガセキレイ、マミジロツメナガセキレイ、カオジロツメナガセキレイ)の記録があり、渡りの時期に日本海側の島嶼や南西諸島で比較的よく見られるほか、亜種ツメナガセキレイが北海道で繁殖し、冬季に亜種キタツメナガセキレイが越冬のため主に沖縄県に飛来することが知られています。
昨日ご紹介したマミジロタヒバリやヒメマミジロタヒバリと同じ湿地帯で目にした冬羽の亜種ツメナガセキレイ。






今日は夏季には北海道でも繁殖している亜種ツメナガセキレイをご紹介しましたが、当地では冬鳥であり、ユーラシア中部以北で繁殖した個体が越冬のため渡ってきたと思われ、そう考えるとなおさら愛着が湧いてきます・・・
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ツメナガセキレイ(Yellow wagtail)は夏季にユーラシア大陸中部以北、アラスカで繁殖し、冬季はアフリカ大陸、ユーラシア大陸南部、インドネシアなどへ渡り越冬。日本では5亜種(ツメナガセキレイ、キタツメナガセキレイ、シベリアツメナガセキレイ、マミジロツメナガセキレイ、カオジロツメナガセキレイ)の記録があり、渡りの時期に日本海側の島嶼や南西諸島で比較的よく見られるほか、亜種ツメナガセキレイが北海道で繁殖し、冬季に亜種キタツメナガセキレイが越冬のため主に沖縄県に飛来することが知られています。
昨日ご紹介したマミジロタヒバリやヒメマミジロタヒバリと同じ湿地帯で目にした冬羽の亜種ツメナガセキレイ。






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マミジロタヒバリ、ヒメマミジロタヒバリ
タイシリーズの続きで、今日は何れもセキレイ科タヒバリ属であるマミジロタヒバリとヒメマミジロタヒバリをご紹介します。
最初は日本でもお馴染みのマミジロタヒバリです。
マミジロタヒバリ(Richard's pipit)は夏季にロシア、モンゴル、中国などの北東アジアで繁殖し、冬季にインドから東南アジアにかけて越冬する体長約18cmのタヒバリの仲間で、日本では旅鳥または冬鳥として全国各地で記録がありますが、特に西日本や日本海側の島嶼、南西諸島での記録が多いようです。
ケチャブリー県の湿地で目にしたマミジロタヒバリ。後述のヒメマミジロタヒバリ(Paddyfield pipit)ともよく似ていますが、体長15~16cmのヒメマミジロタヒバリより一回り大きく、嘴がやや太くて上嘴は丸みがあるのが特徴です。



次は同じ場所で目にしたヒメマミジロタヒバリです。
ヒメマミジロタヒバリ(Paddyfield pipit)はインドから東南アジアにかけて分布するタヒバリの仲間で、マミジロタヒバリに比べやや小型で、マミジロタヒバリが渡りを行うのに対しヒメマミジロタヒバリは留鳥性が強く、生息域により6亜種に分類されています。
マミジロタヒバリに比べやや小型で、体下面はより褐色みが強く出ていました。なお、当地のヒメマミジロタヒバリはインドから中国南部、タイ、インドシナにかけて分布する亜種Anthus rufulus rufulusと思われます。






今日は何れもセキレイ科タヒバリ属のマミジロタヒバリとヒメマミジロタヒバリをご紹介しましたが、大きさの違いはあるものの両者は極めてよく似ており、研究者によってはヒメマミジロタヒバリをマミジロタヒバリの亜種とする考えもあるようです・・・
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最初は日本でもお馴染みのマミジロタヒバリです。
マミジロタヒバリ(Richard's pipit)は夏季にロシア、モンゴル、中国などの北東アジアで繁殖し、冬季にインドから東南アジアにかけて越冬する体長約18cmのタヒバリの仲間で、日本では旅鳥または冬鳥として全国各地で記録がありますが、特に西日本や日本海側の島嶼、南西諸島での記録が多いようです。
ケチャブリー県の湿地で目にしたマミジロタヒバリ。後述のヒメマミジロタヒバリ(Paddyfield pipit)ともよく似ていますが、体長15~16cmのヒメマミジロタヒバリより一回り大きく、嘴がやや太くて上嘴は丸みがあるのが特徴です。



次は同じ場所で目にしたヒメマミジロタヒバリです。
ヒメマミジロタヒバリ(Paddyfield pipit)はインドから東南アジアにかけて分布するタヒバリの仲間で、マミジロタヒバリに比べやや小型で、マミジロタヒバリが渡りを行うのに対しヒメマミジロタヒバリは留鳥性が強く、生息域により6亜種に分類されています。
マミジロタヒバリに比べやや小型で、体下面はより褐色みが強く出ていました。なお、当地のヒメマミジロタヒバリはインドから中国南部、タイ、インドシナにかけて分布する亜種Anthus rufulus rufulusと思われます。






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ハイイロモリツバメ、アジアヤシアマツバメ
再びタイシリーズに戻ります。今日はハイイロモリツバメとアジアヤシアマツバメをご紹介します。
最初はハイイロモリツバメです。
ハイイロモリツバメ(Ashy woodswallow)はインド、ネパール、スリランカ、タイ、ミャンマー、ラオス、マレーシア、中国などに広く分布する体長16~18cmのモリツバメ科の鳥で、名前のように全身暗灰色で、短くカーブした嘴と短く角ばった尾羽が特徴の地味系の鳥ですが、いぶし銀のような魅力があります。
カオヤイ国立公園で目にしたハイイロモリツバメ。以前ボルネオで目にした日本でも迷鳥として記録のあるモリツバメと同じように、体型的にはずんぐりしています。


上空で羽ばたくハイイロモリツバメ。全身暗灰色ですが、尾羽基部だけが白色です。

体下面はすべて灰色です・・・


次はアジアヤシアマツバメです。
アジアヤシアマツバメ(Asian palm swift)はインドからフィリピンに至るアジア南部に分布する体長11~12cmのアマツバメ科の鳥で、名前のようにヤシの葉に巣を作り営巣することが知られています。
バンコク西方に位置するケチャブリー県の農村地帯で目にしたアジアヤシアマツバメ。翼は細長く、尾羽はかなり深く切れ込んでいます。


今日はタイで目にしたハイイロモリツバメとアジアヤシアマツバメをご紹介しましたが、名前こそツバメの名前がついていますが、それぞれモリツバメ科、アマツバメ科の鳥ということで、ツバメ科の鳥とは全く別物です・・・
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最初はハイイロモリツバメです。
ハイイロモリツバメ(Ashy woodswallow)はインド、ネパール、スリランカ、タイ、ミャンマー、ラオス、マレーシア、中国などに広く分布する体長16~18cmのモリツバメ科の鳥で、名前のように全身暗灰色で、短くカーブした嘴と短く角ばった尾羽が特徴の地味系の鳥ですが、いぶし銀のような魅力があります。
カオヤイ国立公園で目にしたハイイロモリツバメ。以前ボルネオで目にした日本でも迷鳥として記録のあるモリツバメと同じように、体型的にはずんぐりしています。


上空で羽ばたくハイイロモリツバメ。全身暗灰色ですが、尾羽基部だけが白色です。

体下面はすべて灰色です・・・


次はアジアヤシアマツバメです。
アジアヤシアマツバメ(Asian palm swift)はインドからフィリピンに至るアジア南部に分布する体長11~12cmのアマツバメ科の鳥で、名前のようにヤシの葉に巣を作り営巣することが知られています。
バンコク西方に位置するケチャブリー県の農村地帯で目にしたアジアヤシアマツバメ。翼は細長く、尾羽はかなり深く切れ込んでいます。


今日はタイで目にしたハイイロモリツバメとアジアヤシアマツバメをご紹介しましたが、名前こそツバメの名前がついていますが、それぞれモリツバメ科、アマツバメ科の鳥ということで、ツバメ科の鳥とは全く別物です・・・
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オオマシコ
今日は先日訪れた山の林道で目にしたオオマシコをご紹介します。
オオマシコ(Pallas's Rosefinch)は中央シベリアから東シベリアにかけての寒帯域で繁殖し、冬季はモンゴル、中国東部、朝鮮半島などに渡り越冬。日本では冬鳥として本州中部以北に渡来しますが数はそれほど多くなく、冬の赤い鳥の一つとして人気があります。
そんなオオマシコが今年も山にやって来てくれました。林道わきで落ちたヤマハギの実を盛んに食べていたオオマシコのオス。頭部と背中、胸から腹にかけて鮮やかな紅色で、額と喉に銀白色が入っています。





正面を向くと、額と喉の銀白色が目立ちます・・・

こちらは全身淡褐色で紅色みを帯びておりメスのように見えますが、紅色が少し強いことからオスの若い個体の可能性も考えられます。



こちらは別個体で、上の個体に比べ紅色が薄いことからメスと思われます。


今日は山の林道で目にしたオオマシコをご紹介しましたが、全身が深紅色のオスもいいものですが、全身淡褐色で紅色みを帯びたメスあるいは若いオスも捨てがたい魅力があります・・・
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オオマシコ(Pallas's Rosefinch)は中央シベリアから東シベリアにかけての寒帯域で繁殖し、冬季はモンゴル、中国東部、朝鮮半島などに渡り越冬。日本では冬鳥として本州中部以北に渡来しますが数はそれほど多くなく、冬の赤い鳥の一つとして人気があります。
そんなオオマシコが今年も山にやって来てくれました。林道わきで落ちたヤマハギの実を盛んに食べていたオオマシコのオス。頭部と背中、胸から腹にかけて鮮やかな紅色で、額と喉に銀白色が入っています。





正面を向くと、額と喉の銀白色が目立ちます・・・

こちらは全身淡褐色で紅色みを帯びておりメスのように見えますが、紅色が少し強いことからオスの若い個体の可能性も考えられます。



こちらは別個体で、上の個体に比べ紅色が薄いことからメスと思われます。


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オジロワシ
昨日の続きで、今日は同じく新潟県朝日池で目にしたオジロワシをご紹介します。
オジロワシ(White-tailed eagle)はユーラシア大陸北部で繁殖し、冬季になると中国東部、ペルシャ湾周辺に南下し越冬するほか、東ヨーロッパや西アジア、中国北東部などでは周年生息。日本では主に基亜種が冬季に北日本に飛来しますが、北海道北部や東部では周年生息する個体もいます。
今年も朝日池にやって来たオジロワシ。対岸の樹にとまっていましたが、集まって来たカラスに追われついに飛び出しました・・・

水面近くを泳いでいる魚を狙っているのか、低空飛翔していたオジロワシ。




獲物を見つけたのか、ホバリングしながら狙いをつけるオジロワシ。

執拗なカラスの追撃を受け、逃げ回るオジロワシ。群れで飛んでいる小さなカモはコガモでしょうか・・・




今日はたくさんのカモやガンが集結する新潟県朝日池に今年もやって来たオジロワシをご紹介しましたが、一般にオジロワシの食性は動物食で、魚類、鳥類、哺乳類、動物の死骸などを食べることが知られており、水面付近にいる獲物は急降下して捕らえる習性があるようです。今回、狩りは失敗したようですが、これだけ多くの鳥類や魚類がいれば、餌にありつけるチャンスは多いものと思われます・・・
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オジロワシ(White-tailed eagle)はユーラシア大陸北部で繁殖し、冬季になると中国東部、ペルシャ湾周辺に南下し越冬するほか、東ヨーロッパや西アジア、中国北東部などでは周年生息。日本では主に基亜種が冬季に北日本に飛来しますが、北海道北部や東部では周年生息する個体もいます。
今年も朝日池にやって来たオジロワシ。対岸の樹にとまっていましたが、集まって来たカラスに追われついに飛び出しました・・・

水面近くを泳いでいる魚を狙っているのか、低空飛翔していたオジロワシ。




獲物を見つけたのか、ホバリングしながら狙いをつけるオジロワシ。

執拗なカラスの追撃を受け、逃げ回るオジロワシ。群れで飛んでいる小さなカモはコガモでしょうか・・・




今日はたくさんのカモやガンが集結する新潟県朝日池に今年もやって来たオジロワシをご紹介しましたが、一般にオジロワシの食性は動物食で、魚類、鳥類、哺乳類、動物の死骸などを食べることが知られており、水面付近にいる獲物は急降下して捕らえる習性があるようです。今回、狩りは失敗したようですが、これだけ多くの鳥類や魚類がいれば、餌にありつけるチャンスは多いものと思われます・・・
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亜種オオヒシクイ
昨日の続きで、今日は同じく新潟県朝日池で目にした亜種オオヒシクイと思われる個体をご紹介します。
ヒシクイ(Bean goose)は夏季にユーラシア大陸北部で繁殖し、冬季になるとヨーロッパや中央アジア、朝鮮半島、黄河や長江流域へ南下し越冬しますが、日本では3亜種の記録があり、主に亜種オオヒシクイと亜種ヒシクイが渡来し、前者が渡来数の約8割を占めると言われています。また少数ながら亜種ヒメヒシクイの記録もあります。
遠くの山をバックに飛翔する亜種オオヒシクイと思われる群れ。亜種ヒシクイに比べ体がやや大きく、頸と嘴も長いのが特徴です。

飛翔時、腹からの体下面が白く見えるのもヒシクイの特徴の一つです。



昨日に続き、新潟県朝日池で目にした亜種オオヒシクイをご紹介しましたが、雪を被った山をバックに飛翔する亜種オオヒシクイは何とも魅力的でした・・・
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ヒシクイ(Bean goose)は夏季にユーラシア大陸北部で繁殖し、冬季になるとヨーロッパや中央アジア、朝鮮半島、黄河や長江流域へ南下し越冬しますが、日本では3亜種の記録があり、主に亜種オオヒシクイと亜種ヒシクイが渡来し、前者が渡来数の約8割を占めると言われています。また少数ながら亜種ヒメヒシクイの記録もあります。
遠くの山をバックに飛翔する亜種オオヒシクイと思われる群れ。亜種ヒシクイに比べ体がやや大きく、頸と嘴も長いのが特徴です。

飛翔時、腹からの体下面が白く見えるのもヒシクイの特徴の一つです。



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ハクガン
昨日の続きで、今日はマガンの群れに交じっていたハクガンをご紹介します。
ハクガン(Snow goose)はカナダ北部、アラスカ州、シベリア東部などで繁殖し、冬季になると北アメリカ大陸西部へ南下し越冬する亜種ハクガン(Lesser snow goose:日本には数少ない冬鳥として渡来)と、カナダ北東部やグリーンランド西部で繁殖し、冬季になると北アメリカ大陸東部へ南下し越冬するオオハクガン(Greater snow goose:日本では北海道、東北など で数例記録があるのみ)の2亜種が存在します。今回当地では成鳥1羽と若鳥1羽を目にしましたが、大きさや嘴の大きさ、長さなどから亜種ハクガンと思われました。
新潟県朝日池でマガンの群れに交じって飛翔していた亜種ハクガン成鳥と思われる個体。


どんどんこちらに近づいてきました・・・




上空を横切って行った亜種ハクガン。初列風切の黒色と他の白色部とのコントラストが鮮やかです。



こちらは遥か遠くの田圃で二番穂を啄んでいた亜種ハクガンの第1回冬羽と思われる個体。頭部から頸にかけてはかなり灰色みが強く見られます。


今日は亜種ハクガンの成鳥と第1回冬羽と思われる個体をご紹介しましたが、多くのマガンの群れに交じっている数少ないハクガンを目にすると思わず嬉しくなってしまいます・・・
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ハクガン(Snow goose)はカナダ北部、アラスカ州、シベリア東部などで繁殖し、冬季になると北アメリカ大陸西部へ南下し越冬する亜種ハクガン(Lesser snow goose:日本には数少ない冬鳥として渡来)と、カナダ北東部やグリーンランド西部で繁殖し、冬季になると北アメリカ大陸東部へ南下し越冬するオオハクガン(Greater snow goose:日本では北海道、東北など で数例記録があるのみ)の2亜種が存在します。今回当地では成鳥1羽と若鳥1羽を目にしましたが、大きさや嘴の大きさ、長さなどから亜種ハクガンと思われました。
新潟県朝日池でマガンの群れに交じって飛翔していた亜種ハクガン成鳥と思われる個体。


どんどんこちらに近づいてきました・・・




上空を横切って行った亜種ハクガン。初列風切の黒色と他の白色部とのコントラストが鮮やかです。



こちらは遥か遠くの田圃で二番穂を啄んでいた亜種ハクガンの第1回冬羽と思われる個体。頭部から頸にかけてはかなり灰色みが強く見られます。


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冬の使者 マガン
昨日に続き、今日はマガンをご紹介します。
マガン(Greater white-fronted goose)はカナダ、アラスカ、シベリア東部で繁殖し、冬季になるとアメリカ、韓国、中国、日本、メキシコなどへ南下し越冬。日本では冬鳥として主に北日本に局地的に渡来し、東北地方北部以北では旅鳥(北海道では少数が越冬)で、東北地方南部より南では日本海側に多いことが知られています。
有数のマガンの越冬地、新潟県朝日池の上空で目にしたマガン。特徴である胸から腹にかけての黒色の横斑を確認することができます。

英名のごとく額から嘴基部にかけての白色部が目立ちます・・・


V字飛行をするマガン。



遠くの山をバックに編隊飛行するマガン。




関東周辺ではめったに見ることができないマガンですが、昨年の山陰・斐伊川流域以来、久し振りにマガンの群れを楽しむことができました。冬の風物詩であるマガンはやはり年に一度は見てみたい鳥です・・・
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マガン(Greater white-fronted goose)はカナダ、アラスカ、シベリア東部で繁殖し、冬季になるとアメリカ、韓国、中国、日本、メキシコなどへ南下し越冬。日本では冬鳥として主に北日本に局地的に渡来し、東北地方北部以北では旅鳥(北海道では少数が越冬)で、東北地方南部より南では日本海側に多いことが知られています。
有数のマガンの越冬地、新潟県朝日池の上空で目にしたマガン。特徴である胸から腹にかけての黒色の横斑を確認することができます。

英名のごとく額から嘴基部にかけての白色部が目立ちます・・・


V字飛行をするマガン。



遠くの山をバックに編隊飛行するマガン。




関東周辺ではめったに見ることができないマガンですが、昨年の山陰・斐伊川流域以来、久し振りにマガンの群れを楽しむことができました。冬の風物詩であるマガンはやはり年に一度は見てみたい鳥です・・・
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