オオフクロウ

タイシリーズの続きで、今日はオオフクロウをご紹介します。

オオフクロウ(Brown Wood Owl)はインド、ネパール、バングラデシュから中国、台湾、東南アジア、スマトラ、ジャワ、ボルネオなどに広く分布する体長47~53cmのフクロウ科フクロウ属の鳥で、英名のように全身褐色みが強く、目の周りも濃褐色で独特の存在感を発しています。なお、オオフクロウは分布域により14亜種に分かれており、今回目にしたのはマレー半島に分布する亜種Strix leptogrammica maingayiと思われます。

暗くなってから林縁に姿を見せたオオフクロウ。ライトを当てているため赤眼になってしまいました・・・

オオフクロウ1

日本のフクロウより顔が小さいのか、その分、体が細長く見えます・・・

オオフクロウ2

オオフクロウ3

オオフクロウ4

オオフクロウ6

オオフクロウ7

昨日に続き、同じくフクロウ属の鳥、オオフクロウをご紹介しましたが、明るいうちには姿を見せず、ようやく目にしたのは陽も落ち暗くなってから、しかも遠くの樹木の中という悪条件でしたが、それでも見られただけでも感謝しないといけません・・・


ご訪問ありがとうございました。

鳥写真ブログランキングに参加しています。応援クリックいただけると励みになります。
  ↓ ↓

鳥写真 ブログランキングへ
スポンサーサイト

テーマ : 野鳥の写真
ジャンル : 写真

マレーモリフクロウ

タイシリーズの続きで、今日はマレーモリフクロウをご紹介します。

マレーモリフクロウ(Spotted Wood Owl)は東南アジア、スマトラ、ジャワ、フィリピンに分布する体長44.5~48cmのフクロウ科フクロウ属の鳥で、全部で3亜種に分かれており、今回目にしたのはミャンマーからインドシナ、マレー半島、ジャワに分布する基亜種Strix seloputo seloputoと思われます。

小さな森で目にしたマレーモリフクロウの成鳥。やはりフクロウ属に属するだけあり、日本で見られるフクロウにも似ていますが、顔は赤褐色で体全体も褐色みが強く、英名のごとく体上面には小さな白色斑がたくさん見られます。

マレーモリフクロウ3

マレーモリフクロウ4

マレーモリフクロウ7

マレーモリフクロウ8

マレーモリフクロウ9

マレーモリフクロウ5

マレーモリフクロウ6

こちらは同じ森で目にしたマレーモリフクロウの幼鳥。成鳥に比べると、全体的に白っぽく、フクロウの幼鳥にもよく似ています・・・

マレーモリフクロウ21

マレーモリフクロウ22

マレーモリフクロウ23

マレーモリフクロウ25

マレーモリフクロウ26

今日は日本で見られるフクロウと同じフクロウ科フクロウ属の仲間、マレーモリフクロウをご紹介しましたが、やはりフクロウ属の鳥、羽角はなく顔もハート形で、特に幼鳥は見た目にも日本のフクロウに大変よく似ていました・・・


ご訪問ありがとうございました。

鳥写真ブログランキングに参加しています。応援クリックいただけると励みになります。
  ↓ ↓

鳥写真 ブログランキングへ

テーマ : 野鳥の写真
ジャンル : 写真

マレーワシミミズク

タイシリーズの続きで、今日はマレーワシミミズクをご紹介します。

マレーワシミミズク(Barred Eagle-Owl)はミャンマー南部からタイ南西部、マレー半島、スマトラ、ジャワ、バリ、ボルネオなどに分布する体長45.5~46.5cmのフクロウ科ワシミミズク属の鳥で、分布域により3亜種に分かれており、今回目にしたのはミャンマー南部からタイ南西部、マレー半島、スマトラ島、バンカ島に分布する基亜種Bubo sumatranus sumatranusと思われます。

熱帯雨林の森で休んでいたマレーワシミミズクの成鳥。この写真でははっきりしませんが、英名の由来でもある胸から腹にかけ細い横斑があるのが特徴です。

マレーワシミミズク1

マレーワシミミズク2

こちらは別の森で目にしたマレーワシミミズクの幼鳥。成鳥に比べると全体に白っぽく、体上面は暗色斑で覆われ、何となく幼い感じがします。

マレーワシミミズク21

腹側から見ると、胸から腹にかけ細い横斑が確認できます・・・

マレーワシミミズク23

マレーワシミミズク24

マレーワシミミズク25 (2)

マレーワシミミズク27

マレーワシミミズク28

マレーワシミミズク29

今日はマレー半島から大スンダ列島にかけて分布するマレーワシミミズクをご紹介しましたが、ワシミミズクの仲間は全世界に広く分布し全部で19種の存在が知られており、そのうち日本にはユーラシアに広く分布するワシミミズク(全部で16亜種)のうち亜種ワシミミズク(Bubo bubo borissowi)が北海道、南千島で留鳥として分布するほか、中国東部、朝鮮半島に分布する亜種タイリクワシミミズク(Bubo bubo kiautschensis)の記録が三宅島、五島列島、奄美大島であるようです。今度はそんな日本で見られるワシミミズクを目にしたいものです・・・


ご訪問ありがとうございました。

鳥写真ブログランキングに参加しています。応援クリックいただけると励みになります。
  ↓ ↓

鳥写真 ブログランキングへ

テーマ : 野鳥の写真
ジャンル : 写真

コガマグチヨタカ

タイシリーズの続きで、今日はコガマグチヨタカをご紹介します。

コガマグチヨタカ(Blyth's Frogmouth)はタイ北部、ミャンマー南部、ベトナム中部からマレー半島、スマトラ、ボルネオにかけて分布する体長23~24cmのガマグチヨタカ科ガマグチヨタカ属の鳥で、従来、ジャワガマグチヨタカ(Javan Frogmouth)の亜種の一つとして位置づけられていましたが、近年、Palawan Frogmouth(パラワン島、バンギ島に分布)とともに別種として分離独立したものです。なお、コガマグチヨタカは2亜種に分かれており、今回目にしたのはタイ南部、マレー半島南部、スマトラ、ボルネオに分布する基亜種Batrachostomus affinis affinisと思われました。

熱帯雨林の森で目にしたコガマグチヨタカのオスと思われる個体。(メスは全体的に体色が赤褐色)

コガマグチヨタカ11

コガマグチヨタカ12

今日はタイ南部からスマトラ、ボルネオにかけて分布するコガマグチヨタカの基亜種Batrachostomus affinis affinisをご紹介しましたが、それにしても近年のDNAの解析による分類上の研究が進むにつれ、種、亜種などの分類上の変更が多く、常にIOC(国際鳥類学会議)などの最新リストをチェックしておく必要がありそうです・・・


ご訪問ありがとうございました。

鳥写真ブログランキングに参加しています。応援クリックいただけると励みになります。
  ↓ ↓

鳥写真 ブログランキングへ

テーマ : 野鳥の写真
ジャンル : 写真

アオタケゲラ、ヒメカレハゲラ

タイシリーズの続きで、今日は同じくキツツキの仲間2種をご紹介します。

最初はアオタケゲラです。

アオタケゲラ(Bamboo Woodpecke)はミャンマーからマレー半島にかけて分布する体長25~26cmのキツツキ科タケゲラ属の鳥で、よく似たタケゲラ(Pale-headed Woodpecker)ではオスの頭頂の赤色部分に白斑があり、翼も赤褐色なのに対し、アオタケゲラでは頭頂の白斑はなく、翼も青灰色である点が異なります。また、本種には2亜種が認められており、今回目にしたのはタイ南部であることからマレー半島に分布する亜種Gecinulus viridis robinsoniではないかと推察されます。

熱帯雨林の森で目にしたアオタケゲラのオス。

アオタケゲラ3

アオタケゲラ1

アオタケゲラ2

次はヒメカレハゲラです。

ヒメカレハゲラ(Buff-rumped Woodpecke)はマレー半島からスマトラ、ボルネオ、ジャワにかけて分布する体長約17cmのキツツキ科カレハゲラ属の鳥で、頭には冠羽があり、オスでは頬に赤色斑が入っているのが特徴です。また、本種には2亜種が認められており、今回目にしたのはマレー半島からスマトラ、ボルネオにかけて分布する亜種Meiglyptes tristis grammithoraxと思われます。

同じく熱帯雨林の森で目にしたヒメカレハゲラ。頬に赤色斑が見られないことからメスと思われます。

ヒメカレハゲラ3

ヒメカレハゲラ2

ヒメカレハゲラ1

昨日に続き、今日も同じくキツツキの仲間をご紹介しましたが、IOC(国際鳥類学会議)の分類によれば、現在キツツキ科は35属236種に分類されていますが、そのうち東南アジアには約40種のキツツキが分布しており、今度はそんなことも考えながらキツツキを探してみたいと思います・・・


ご訪問ありがとうございました。

鳥写真ブログランキングに参加しています。応援クリックいただけると励みになります。
  ↓ ↓

鳥写真 ブログランキングへ

テーマ : 野鳥の写真
ジャンル : 写真

タケアオゲラ

タイシリーズの続きで、今日はタケアオゲラをご紹介します。

タケアオゲラ(Laced Woodpecker)はミャンマー東部、中国南部、タイ、インドシナから スマトラ、ジャワ、バリにかけて分布する体長27~33cmのキツツキ科アオゲラ属の鳥で、日本で留鳥として生息するアオゲラにも似ていますが、顎線は黒色で、腹には縦斑があり、尾羽は暗色なのが特徴です。

熱帯雨林の森で目にしたタケアオゲラのオス。同じアオゲラ属でミャンマーからインドシナに分布するスジムネアオゲラ(Streak-breasted Woodpecker)にもよく似ていますが、タケアオゲラは縦斑が胸にはなく腹だけにあることで識別できるようです。

タケアオゲラ1

タケアオゲラ2

タケアオゲラ3

タケアオゲラ5

タケアオゲラ6

タケアオゲラ7

タケアオゲラ8

今日は東南アジアでは比較的よく見かけるタケアオゲラをご紹介しましたが、このちょっと変わった和名の由来ですが、主に竹林の周りや二次林で生息しており、繁殖の際には竹に穴を開けて営巣するためこのような名前が付けられたものと思われます・・・


ご訪問ありがとうございました。

鳥写真ブログランキングに参加しています。応援クリックいただけると励みになります。
  ↓ ↓

鳥写真 ブログランキングへ

テーマ : 野鳥の写真
ジャンル : 写真

スミレテリカッコウ

タイシリーズの続きで、今日はスミレテリカッコウをご紹介します。

スミレテリカッコウ(Violet Cuckoo)はインド、東南アジアからフィリピンにかけて広く分布する体長16~17cmの小型のカッコウ科の鳥で、オスでは名前のように頭から上面は濃い紫色で、嘴が鮮やかな赤色なのが特徴です。なお、本種には2亜種が認められており、今回目にしたのはフィリピン以外の全域で見られる基亜種Chrysococcyx xanthorhynchus xanthorhynchusと思われます。

熱帯雨林の林縁で目にしたスミレテリカッコウのオス。まだ若い個体なのか、顔から胸にかけては完全な紫色ではなく横縞が混じっていました。

スミレテリカッコウ1

スミレテリカッコウ2

スミレテリカッコウ3

スミレテリカッコウ4

スミレテリカッコウ5

近くにメスがいるのか、盛んに鳴いていました・・・

スミレテリカッコウ6

スミレテリカッコウ7

スミレテリカッコウ8

今日は東南アジアに広範囲に分布するスミレテリカッコウをご紹介しましたが、本種はタイヨウチョウやクモカリドリの巣に托卵することが知られており、このようなカッコウ類の鳥を見つけるにはその托卵相手が営巣するような場所を探すのが最も手っ取り早い方法かと思われます・・・


ご訪問ありがとうございました。

鳥写真ブログランキングに参加しています。応援クリックいただけると励みになります。
  ↓ ↓

鳥写真 ブログランキングへ

テーマ : 野鳥の写真
ジャンル : 写真

ムネアカゴシキドリ、ノドアカゴシキドリ

タイシリーズの続きで、今日はムネアカゴシキドリとノドアカゴシキドリをご紹介します。

最初はムネアカゴシキドリです。

ムネアカゴシキドリ(Coppersmith Barbet)はインド亜大陸から東南アジア全域に分布する体長約17cmのオオゴシキドリ科オオゴシキドリ属の鳥で、和名のように胸や前頭部に鮮やかな赤斑があり、眼の周りは黄色で背面は緑色、腹には緑色の縦斑があるのが特徴です。なお、本種は分布域により全部で9亜種に分かれており、今回目にしたのはインド亜大陸から中国南部、インドシナ、マレーシアにかけて分布する亜種Psilopogon haemacephalus indicusと思われます。

開けた場所に突然やって来たムネアカゴシキドリ。

ムネアカゴシキドリ10

ムネアカゴシキドリ9

次はノドアカゴシキドリです。

ノドアカゴシキドリ(Red-throated Barbet)はマレー半島からスマトラ、ボルネオにかけて分布する体長約23cmのオオゴシキドリ科オオゴシキドリ属の鳥で、オスでは名前のように喉や後頭部に鮮やかな赤斑があるのが特徴です。なお、本種には2亜種が認められており、今回目にしたのはマレー半島からスマトラ、ボルネオにかけて分布する基亜種Psilopogon mystacophanos mystacophanosと思われます。(他の1亜種はスマトラ沖のバトゥ諸島に分布するPsilopogon mystacophanos ampalus)

熱帯雨林の森で目にしたノドアカゴシキドリのオス。やはりキツツキ目の鳥、巣穴を作っているのか、夢中で幹を突いていましたた。

ノドアカゴシキドリ2

ノドアカゴシキドリ3

ノドアカゴシキドリ5

ノドアカゴシキドリ7

ノドアカゴシキドリ8

今日は何れもよく似たオオゴシキドリ科オオゴシキドリ属のムネアカゴシキドリとノドアカゴシキドリをご紹介しましたが、東洋区(南アジア、東南アジア、中国南部)に生息するオオゴシキドリ科の鳥は種類が多く、現在2属34種が認められています。そのうち、今までに目にしたのはゴシキドリ、キエリゴシキドリ、シロボシオオゴシキドリ、ミドリオオゴシキドリ、クロヒゲゴシキドリ、ムネアカゴシキドリ、ノドアカゴシキドリの7種ですが、今後はそんなことを考えながら見ていきたいと思います・・・


ご訪問ありがとうございました。

鳥写真ブログランキングに参加しています。応援クリックいただけると励みになります。
  ↓ ↓

鳥写真 ブログランキングへ

テーマ : 野鳥の写真
ジャンル : 写真

カザリショウビン

タイシリーズの続きで、今日はカザリショウビンをご紹介します。

カザリショウビン(Banded Kingfisher)はミャンマー、タイ、ベトナム、マレーシア、スマトラ、ジャワ、ボルネオなどに分布する体長21.5~24.5cmのカワセミ科カザリショウビン属に属する唯一の種で、全部で3亜種に分かれており、今回目にしたのは分布域から考え、マレー半島(北緯7°以南)、スマトラ、ジャワなどに分布するLacedo pulchella pulchellaと思われます。

熱帯雨林の森で目にしたカザリショウビンのオス。かなり高い木の上で鳴いていたため、お腹側しか撮れませんでしたが、それでも何とかオスの特徴である頭から尾にかけて藍色に淡青色の横縞がある羽衣を確認することができました。(メスは頭から尾にかけて赤褐色)

カザリショウビン1

カザリショウビン2

カザリショウビン3

カザリショウビン4

カザリショウビン5

今日は東南アジアでは人気のカザリショウビンをご紹介しましたが、今度はもう少し低い位置でその美しい姿を見てみたいものです・・・


ご訪問ありがとうございました。

鳥写真ブログランキングに参加しています。応援クリックいただけると励みになります。
  ↓ ↓

鳥写真 ブログランキングへ

テーマ : 野鳥の写真
ジャンル : 写真

ミツユビカワセミ赤色型(セアカミツユビカワセミ)?

タイシリーズの続きで、今日はミツユビカワセミの赤色型と思われる個体をご紹介します。

ミツユビカワセミ(Oriental Dwarf Kingfisher)はインド、スリランカから中国南東部、インドシナ、スマトラ、ジャワ、スマトラ、フィリッピンにかけて広く分布する体長12.5~14cmのカワセミ科ミツユビカワセミ属の鳥で、分布域により3亜種に分かれており、今回当地で目にした個体はインド、スリランカから中国南東部、インドシナ、スマトラに分布する基亜種Ceyx erithaca erithacaと思われます。なお、ミツユビカワセミには黒色型(Black-backed morphs)と赤色型(Rufous-backed morphs)の存在が知られており、黒色型をミツユビカワセミ(Black-backed Kingfisher)、赤色型をセアカミツユビカワセミ(Rufous-backed Kingfisher)として別種扱いする考えもありますが、IOC(国際鳥類学会議)ではそれぞれを暗色型、赤色型としており、本ブログもそれに従いました。

これから営巣に入るのか、熱帯雨林の森で巣穴を掘りにやって来たミツユビカワセミの赤色型?と思われる個体。アカショウビンを小型にしたようなカワセミですが、この個体は翼上面が暗赤色であり、一部黒色型の特徴も有しているような感じで、ちょっと疑問の残る個体です。

セアカミツユビカワセミ1

セアカミツユビカワセミ4

セアカミツユビカワセミ6

セアカミツユビカワセミ7

セアカミツユビカワセミ8

セアカミツユビカワセミ9

セアカミツユビカワセミ11

こちらは入れ替わりにやって来た個体。翼上面は赤色で、こちらは明らかに赤色型といった個体でした。

セアカミツユビカワセミ25

セアカミツユビカワセミ21

セアカミツユビカワセミ22

セアカミツユビカワセミ23

セアカミツユビカワセミ26

今日はミツユビカワセミの赤色型?と思われる番をご紹介しましたが、その中の1個体は一部黒色型の特徴を持っているようにも見え、ちょっと疑問を感じました。黒色型と赤色型は何れも同一亜種内での表現形であることを考えると、両者の交雑、あるいは中間型の可能性も考えられ、勝手に妄想をたくましくしています・・・


ご訪問ありがとうございました。

鳥写真ブログランキングに参加しています。応援クリックいただけると励みになります。
  ↓ ↓

鳥写真 ブログランキングへ

テーマ : 野鳥の写真
ジャンル : 写真

カワリサンコウチョウ 

タイシリーズの続きで、今日はカワリサンコウチョウをご紹介します。

カワリサンコウチョウ(Asian Paradise Flycatcher)はアフガニスタン北部、インドから中国、ロシア、北朝鮮、東南アジアにかけて分布するサンコウチョウ科の鳥で全部で14亜種に分かれていましたが、近年、IOC(国際鳥類学会議)ではカワリサンコウチョウを①Indian Paradise Flycatcher(3亜種)、②Blyth's Paradise Flycatcher(10亜種)、③Amur Paradise Flycatcherの3種に分離独立させており、今回、当地で目にした個体はネパール東部、インド北東部からボルネオ、ジャワ、小スンダ列島にかけて分布する②Blyth's Paradise Flycatcher(Terpsiphone affinis)で、10亜種のうち、マレー半島からスマトラ島にかけて分布する基亜種Terpsiphone affinis affinisと思われます。

熱帯雨林の森で目にしたカワリサンコウチョウ・オスの白色型。オスは白色型(White Morph)と栗色型(Rufous Morph)の2タイプがあり、白色型では頭部以外は全身真っ白で、ひらひらと舞うさまはこの世のものとは思えない美しさがあります・・・

カワリサンコウチョウ1

鳴き声は日本にも夏鳥としてやてくるサンコウチョウとよく似て、最後はホイホイホイと美しい声で鳴いていました。

カワリサンコウチョウ3

カワリサンコウチョウ4

カワリサンコウチョウ5

カワリサンコウチョウ6

カワリサンコウチョウ9

カワリサンコウチョウ10

カワリサンコウチョウ11

長い尾羽をひるがえし飛ぶ姿はサンコウチョウと一緒です・・・

カワリサンコウチョウ12

こちらはオスの近くにやってきたカワリサンコウチョウのメス。メスのほうは日本にやってくるサンコウチョウのメスにも非常によく似ています・・・

カワリサンコウチョウ22

カワリサンコウチョウ23

カワリサンコウチョウ20

今日はかってはカワリサンコウチョウと呼ばれていたBlyth's Paradise Flycatcherをご紹介しましたが、他の種についても言えることですが、従来の種から分離独立する場合、和名が付けられていないケースが多く、このような場合は英名あるいは学名で呼ぶしか方法がないようです・・・


ご訪問ありがとうございました。

鳥写真ブログランキングに参加しています。応援クリックいただけると励みになります。
  ↓ ↓

鳥写真 ブログランキングへ

テーマ : 野鳥の写真
ジャンル : 写真

ミドリヒロハシ

タイシリーズの続きで、今日も同じくヒロハシの仲間、ミドリヒロハシをご紹介します。

ミドリヒロハシ(Green Broadbill)はマレー半島、スマトラ島、ボルネオ島に分布する体長15~17cmのヒロハシ科ミドリヒロハシ属の鳥で、分布域により3亜種に分かれており、今回当地で目にしたのはミャンマー南部、タイ南西部、マレー半島に分布する亜種.Calyptomena viridis caudacutaです。

熱帯雨林の森で遠くの枝にとまったミドリヒロハシのオス。オスは全身鮮やかな緑色で顔や翼に黒斑があることで識別できます。
(メスは体色が鈍く、顔や翼に黒斑がない)

ミドリヒロハシ7

ミドリヒロハシ4

ミドリヒロハシ3

ミドリヒロハシ5

最初の写真を大きくトリミングしてみました。この写真では広い嘴がよく分かりませんが、嘴の上まで緑色の羽毛で覆われているためこのように見えるようです・・・

ミドリヒロハシ11

今日は「緑の宝石」とも言われるミドリヒロハシをご紹介しましたが、光を浴びたミドリヒロハシは美しい緑色の金属光沢で光り輝いており、まさにこの世のものとは思えない美しさでした・・・


ご訪問ありがとうございました。

鳥写真ブログランキングに参加しています。応援クリックいただけると励みになります。
  ↓ ↓

鳥写真 ブログランキングへ

テーマ : 野鳥の写真
ジャンル : 写真

クビワヒロハシ

タイシリーズの続きで、今日はクビワヒロハシをご紹介します。

クビワヒロハシ(Black-and-yellow Broadbill)はマレー半島、スマトラ島、ボルネオ島に分布する体長約15cmのヒロハシ科の鳥で、英名のように頭から体上面は黒色で、黄色のアイリングと背から翼にかけて黄色斑があり、幅広の大きな嘴は鮮やかな空色で大変インパクトがあります。また、和名は頸の周りが白いリングに覆われていることに由来しています。

熱帯雨林の森で目にしたクビワヒロハシ。体長15cmと小さいのですが、存在感たっぷりです。

クビワヒロハシ14

クビワヒロハシは愛嬌たっぷりで、色々なポーズをとってくれました・・・

クビワヒロハシ15

クビワヒロハシ16

クビワヒロハシ17

クビワヒロハシ18

クビワヒロハシ19

違う枝にとまり・・・

クビワヒロハシ1

クビワヒロハシ2

尾を上げてくれました。

クビワヒロハシ3

クビワヒロハシ6

東南アジアにはヤイロチョウの仲間をはじめ、サイチョウ類、キヌバネドリ類、カワセミ類など、大変魅力的な鳥が多いことで知られていますが、今日ご紹介したヒロハシの仲間も大変魅力があり、見るものをどきどきさせてくれます・・・


ご訪問ありがとうございました。

鳥写真ブログランキングに参加しています。応援クリックいただけると励みになります。
  ↓ ↓

鳥写真 ブログランキングへ

テーマ : 野鳥の写真
ジャンル : 写真

マングローブヤイロチョウ

タイシリーズの続きで、今日は同じくヤイロチョウの仲間、マングローブヤイロチョウをご紹介します。

マングローブヤイロチョウ(Mangrove Pitta)はバングラデッシュからマレー半島、スマトラ島にかけて分布する体長18~21cmのヤイロチョウ科ヤイロチョウ属の鳥で、名前のようにマングローブを主な棲み処としており、見た目には日本にも夏鳥として渡来するヤイロチョウ(Fairy Pitta)とよく似ていますが、ヤイロチョウより一回り大きく、嘴も太く長く、白い眉斑がないのが特徴です。

海岸近くのマングローブ林で目にしたマングローブヤイロチョウ。背景が抜けたいい場所にとまってくれました。体下面はヤイロチョウより褐色みが少し強いようです・・・

マングローブヤイロチョウ4

マングローブヤイロチョウ7

マングローブヤイロチョウ6

マングローブヤイロチョウ9

マングローブヤイロチョウ10

マングローブヤイロチョウ14

マングローブヤイロチョウ20

昨日に続き、同じくヤイロチョウの仲間、マングローブヤイロチョウをご紹介しましたが、ヤイロチョウ科の鳥はアフリカ大陸、ユーラシア大陸南部から東南アジア、日本、台湾、オーストラリア大陸北部・東部にかけて世界に広く分布しており、IOC(国際鳥類学会議)の分類によれば、Hydrornis属13種、Erythropitta属15種、ヤイロチョウ属14種の計42種からなっています。そのうち、日本には夏鳥として渡来するヤイロチョウのほか、一度だけ記録のあるズグロヤイロチョウの2種しか渡来していません。しかし、世界にはこれほど多くの仲間がいることを考えると、生きている間にもう少し他のヤイロチョウも見てみたいという欲望に駆られてきます・・・


ご訪問ありがとうございました。

鳥写真ブログランキングに参加しています。応援クリックいただけると励みになります。
  ↓ ↓

鳥写真 ブログランキングへ

テーマ : 野鳥の写真
ジャンル : 写真

マレーキマユシマヤイロチョウ(2)

昨日に続き、今日は同じくマレーキマユシマヤイロチョウ(Malayan Banded Pitta)を縦位置で撮影した写真をご紹介します。

最初は色鮮やかなオスです。ヤイロチョウの仲間に共通した人間のような立ち姿が独特です・・・

マレーキマユシマヤイロチョウ106

マレーキマユシマヤイロチョウ104

淡い光が当たると実に色鮮やかです・・・

マレーキマユシマヤイロチョウ157

マレーキマユシマヤイロチョウ156

マレーキマユシマヤイロチョウ102

マレーキマユシマヤイロチョウ107
こちらは体色がやや鈍く、胸以下の体下面に藍色が見られないメス。

マレーキマユシマヤイロチョウ154

マレーキマユシマヤイロチョウ155

マレーキマユシマヤイロチョウ151

マレーキマユシマヤイロチョウ152

昨日に続き、同じくマレーキマユシマヤイロチョウ(Malayan Banded Pitta)をご紹介しましたが、今回のタイツアーで出会った鳥の中では最もインパクトが強く、生涯忘れられない嬉しい出会いとなりました・・・


ご訪問ありがとうございました。

鳥写真ブログランキングに参加しています。応援クリックいただけると励みになります。
  ↓ ↓

鳥写真 ブログランキングへ

テーマ : 野鳥の写真
ジャンル : 写真

マレーキマユシマヤイロチョウ(1)

かなり前になりますが、今年の3月、タイ南部の探鳥ツアーに参加してきましたので、今日からしばらくの間、当地で目にした鳥たちをご紹介します。

最初は世界一美しいヤイロチョウと言われるマレーキマユシマヤイロチョウです。

マレーキマユシマヤイロチョウ(Malayan Banded Pitta)はマレー半島、スマトラ島に分布する体長21~24cmのヤイロチョウ科Hydrornis属の鳥で、かってはジャワ島に分布するジャワキマユシマヤイロチョウ、ボルネオ島に分布するボルネオキマユシマヤイロチョウを合わせた3亜種がキマユシマヤイロチョウとされていましたが、近年、3亜種がそれぞれ分離独立し、別種となったものです。

ジャングルのハイドに現れたマレーキマユシマヤイロチョウのオス。和名のごとく眉斑が黄色から橙色で、胸には細い横縞がありますが、オスは胸から腹にかけて鮮やかな藍色をしており、見た目にも大変美しいヤイロチョウです。

マレーキマユシマヤイロチョウ3

あまり人を恐れていないようで、色々なポーズをとってくれました。

マレーキマユシマヤイロチョウ5
マレーキマユシマヤイロチョウ6

マレーキマユシマヤイロチョウ9

マレーキマユシマヤイロチョウ12

マレーキマユシマヤイロチョウ11

正面から見たところ。体下面の藍色が実に鮮やかです・・・

マレーキマユシマヤイロチョウ1

マレーキマユシマヤイロチョウ2

こちらは同じ場所に現れたマレーキマユシマヤイロチョウのメス。メスのほうは全体的に体色が鈍く、体下面には藍色が見られませんが、それでもメスとは思えないほど美しさを備えていました。

マレーキマユシマヤイロチョウ71

マレーキマユシマヤイロチョウ63

マレーキマユシマヤイロチョウ69

今日は世界一美しいヤイロチョウと言われるマレーキマユシマヤイロチョウをご紹介しましたが、初めて見るこのヤイロチョウはこの世のものとは思えないほどインパクトがあり、最初目にした時には息を飲んで夢中でシャッターを押していました・・・


ご訪問ありがとうございました。

鳥写真ブログランキングに参加しています。応援クリックいただけると励みになります。
  ↓ ↓

鳥写真 ブログランキングへ

テーマ : 野鳥の写真
ジャンル : 写真

タイワンカケス

今日まで長々と台湾シリーズにお付き合いいただきありがとうございました。シリーズの最後にカケスの台湾亜種、タイワンカケスをご紹介します。

カケス(Eurasian Jay)はアフリカ大陸北部、ユーラシア大陸の中部から南部にかけて分布するカラス科カケス属の留鳥で、現在、IOC(国際鳥類学会議)では分布域により34亜種に分類しており、そのうち台湾では固有亜種タイワンカケス(Garrulus glandarius taivanus)が分布しています。

山地にある公園で目にした亜種タイワンカケス。日本の本州から九州にかけて見られる亜種カケス(Garrulus glandarius japonicus)の頭はごま塩頭ですが、亜種タイワンカケスは北海道に分布する亜種ミヤマカケス(Garrulus glandarius brandtii)と同じく茶色で、背中の色は亜種ミヤマカケスが灰色なのに対し亜種タイワンカケスは灰褐色なのが特徴です。

カケス1

カケス2

カケス3

カケス8

カケス9

地面に降りた亜種タイワンカケス。巣材なのでしょうか、細い枝を咥えていました・・・

カケス4

カケス5

カケス6

カケス7

台湾シリーズの最後に、今日はカケスの台湾亜種、タイワンカケスをご紹介しましたが、台湾ではJayのことを「松鴉」と書くことから、当地ではタイワンカケスのことをマツガラスと呼ぶ人もいるようです・・・


ご訪問ありがとうございました。

鳥写真ブログランキングに参加しています。応援クリックいただけると励みになります。
  ↓ ↓

鳥写真 ブログランキングへ

テーマ : 野鳥の写真
ジャンル : 写真

プロフィール

shumishan

Author:shumishan
自然大好き人間です。
自然の中で息づく野鳥たちとの出会いに、年も忘れて心ときめかせています。


    ↑ ↑
鳥写真ブログランキングに参加しています。応援クリック宜しくお願いします。

カレンダー
07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
最新記事
月別アーカイブ
検索フォーム
カテゴリ
リンク
QRコード
QR
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる