アジアヤシアマツバメ、マレーアナツバメ?
タイシリーズの続きで、今日はアジアヤシアマツバメとマレーアナツバメと思われる2種をご紹介します。
最初はアジアヤシアマツバメです。
アジアヤシアマツバメ(Asian Palm Swift)はインド、スリランカからインドシナ、マレー半島、スマトラ、ボルネオ、ジャワ、バリ、フィリピンにかけて広く分布する体長11~12cmのアマツバメ科Cypsiurus属の鳥で、分布域により4亜種に分かれており、今回目にしたのはインド北東部からインドシナ、マレー半島、スマトラ、ボルネオに分布する亜種Cypsiurus balasiensis infumatusと思われます。また、ちょっと変わった名前の由来ですが、ヤシの葉に巣を作り営巣することから名付けられたようです。
宿泊施設の上空で目にしたアジアヤシアマツバメ。翼は細長く、尾羽はかなり深く切れ込んでいます。




切れ込んだ尾羽が確認できます・・・

次はマレーアナツバメと思われる個体です。
マレーアナツバメ(Germain's Swiftlet)は東南アジア、ボルネオ、フィリピンに分布する体長11.5~12.5cmのアマツバメ科アナツバメ属の鳥で、全部で2亜種に分かれており、今回目にしたのはマレー半島南東に位置するアナンバス諸島を除くほぼ全域に分布する基亜種Aerodramus germani germaniと思われます。なお、アナツバメという和名の由来ですが、これは岸壁に開いた洞穴内に集団で営巣することから名付けられているようです。
宿泊施設の上空で目にしたマレーアナツバメと思われる個体です。腹側からしか見えていないため腰のバンドが確認できませんが、よく似たジャワアナツバメ(Edible-nest Swiftlet)は分布域がインド洋のアンダマン・ニコバル諸島とスマトラ、ボルネオ、ジャワ、小スンダ列島であることから、分布域から考え恐らくマレーアナツバメではないかと思われます。



今日はアジアヤシアマツバメとマレーアナツバメと思われる2種をご紹介しましたが、アマツバメの仲間は見た目にもよく似ているため識別はなかなか難しいですが、調べていくうちに今まで知らなかったことがいろいろ見えてきます・・・
ご訪問ありがとうございました。
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最初はアジアヤシアマツバメです。
アジアヤシアマツバメ(Asian Palm Swift)はインド、スリランカからインドシナ、マレー半島、スマトラ、ボルネオ、ジャワ、バリ、フィリピンにかけて広く分布する体長11~12cmのアマツバメ科Cypsiurus属の鳥で、分布域により4亜種に分かれており、今回目にしたのはインド北東部からインドシナ、マレー半島、スマトラ、ボルネオに分布する亜種Cypsiurus balasiensis infumatusと思われます。また、ちょっと変わった名前の由来ですが、ヤシの葉に巣を作り営巣することから名付けられたようです。
宿泊施設の上空で目にしたアジアヤシアマツバメ。翼は細長く、尾羽はかなり深く切れ込んでいます。




切れ込んだ尾羽が確認できます・・・

次はマレーアナツバメと思われる個体です。
マレーアナツバメ(Germain's Swiftlet)は東南アジア、ボルネオ、フィリピンに分布する体長11.5~12.5cmのアマツバメ科アナツバメ属の鳥で、全部で2亜種に分かれており、今回目にしたのはマレー半島南東に位置するアナンバス諸島を除くほぼ全域に分布する基亜種Aerodramus germani germaniと思われます。なお、アナツバメという和名の由来ですが、これは岸壁に開いた洞穴内に集団で営巣することから名付けられているようです。
宿泊施設の上空で目にしたマレーアナツバメと思われる個体です。腹側からしか見えていないため腰のバンドが確認できませんが、よく似たジャワアナツバメ(Edible-nest Swiftlet)は分布域がインド洋のアンダマン・ニコバル諸島とスマトラ、ボルネオ、ジャワ、小スンダ列島であることから、分布域から考え恐らくマレーアナツバメではないかと思われます。



今日はアジアヤシアマツバメとマレーアナツバメと思われる2種をご紹介しましたが、アマツバメの仲間は見た目にもよく似ているため識別はなかなか難しいですが、調べていくうちに今まで知らなかったことがいろいろ見えてきます・・・
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