山麓のベニマシコ

今年もいよいよ最後の日を迎えましたが、この一年間、稚拙なブログにお付き合いいただきありがとうございました。
本年最後にご紹介するのは、先日、クラインガルテンを訪れた際、近くの山麓の林道で目にしたベニマシコ(Long-tailed Rosefinch)です。

早朝、林道を散策中、林道わきのブッシュで目にしたベニマシコの冬羽のオスです。灌木の実を盛んに啄んでいました・・・

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こちらは別の個体。このような立ち姿ですと、和名の猿子のようにサルの顔のようにも見えてきます・・・

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こちらも別個体のベニマシコ。結局、この日は4羽ほどのオスの個体を目にすることができました。

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本年最後にクラインガルテン近くの林道で目にしたベニマシコをご紹介しましたが、ベニマシコはそれ程珍しい鳥とは言えませんが、それでも目にした時にはなんだか嬉しくなる不思議な鳥でもあります・・・

それでは皆様、よいお年をお迎えください!!


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シロハラトウゾクカモメ

昨日の続きで、今日は同じく北太平洋クルーズで目にしたシロハラトウゾクカモメをご紹介します。

シロハラトウゾクカモメ(Long-tailed Jaeger)はユーラシア大陸から北アメリカ大陸の北極圏で繁殖し、非繁殖期は南半球まで渡る体長約51cmのトウゾクカモメ科トウゾクカモメ属の海鳥で、日本では旅鳥として、主に3~6月頃に太平洋側の海上で観察されることが多いようです。

船と並行して海面近くを飛んでいたシロハラトウゾクカモメ。クロトウゾクカモメにも似ていますが、体や嘴は小さく細いほか、上面は灰色みを帯び、翼の幅が狭く、英名のように中央尾羽が長く突出しているのが特徴です。

シロハラトウゾクカモメ20

シロハラトウゾクカモメ21

和名のように、喉からの体下面はすべて白いのもシロハラトウゾクカモメの特徴です。

シロハラトウゾクカモメ22

シロハラトウゾクカモメ24

シロハラトウゾクカモメ23

今日までクルーズで目にしたトウゾクカモメの仲間、4種をご紹介してきましたが、大型カモメの幼鳥によく似たオオトウゾクカモメを除くトウゾクカモメ、クロトウゾクカモメ、シロハラトウゾクカモメ3種は見た目にもよく似ており、識別には慎重さが求められます・・・


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クロトウゾクカモメ

昨日の続きで、今日は同じく北太平洋クルーズで目にしたクロトウゾクカモメをご紹介します。

クロトウゾクカモメ(Parasitic Jaeger)はユーラシア大陸から北アメリカ、グリーンランドの北極圏で繁殖し、非繁殖期には北半球、南半球の外洋に広く分布する体長約44cmのトウゾクカモメ科トウゾクカモメ属の海鳥で、日本では旅鳥または冬鳥として、北海道から本州の海上で観察されますが、数はそれ程多くなく、ごく稀に内陸で観察されることもあるようです。

船の進行方向に向け海面近くを飛んでいたクロトウゾクカモメと思われる個体。よく似たトウゾクカモメより嘴と体が細く、トウゾクカモメほど太って見えないほか、翼下面の初列風切基部のみが白く、中央尾羽が突出し先端が細く尖るのが特徴です。

クロトウゾクカモメ1

クロトウゾクカモメ2

クロトウゾクカモメ3

翼下面の初列風切基部のみ白いことが確認できます。

クロトウゾクカモメ4

クロトウゾクカモメ5

昨日のトウゾクカモメに続き、今日はクロトウゾクカモメをご紹介しましたが、それにしても見た目にはトウゾクカモメに酷似しており、識別には神経を使います・・・


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トウゾクカモメ

昨日の続きで、今日は同じく北太平洋クルーズで目にしたトウゾクカモメをご紹介します。

トウゾクカモメ(Pomarine Skua、Pomarine Jaeger)はユーラシアと北アメリカの北極海沿岸で繁殖する体長約49cmのトウゾクカモメ科トウゾクカモメ属の海鳥で、日本では旅鳥または冬鳥として主に太平洋側の海上で観察され、特に春と秋には数が多いようです。

船を追い越しながら一直線で飛んで行ったトウゾクカモメと思われる個体。クロトウゾクカモメともよく似ていますが、クロトウゾクカモメに比べ、体はやや大きく、体型はずんぐり型で、翼や嘴が太く、成鳥繁殖羽では中央尾羽は長く突出し、先端が丸くスプーン状になっているのが特徴です。また、本種には淡色型から暗色型まで様々なパターンがありますが、、この個体は喉や頸が白色であることから淡色型と思われます。

トウゾクカモメ5

トウゾク6

トウゾクカモメ1

トウゾクカモメ2

トウゾクカモメ3

ユーラシア大陸や北アメリカ大陸の北極圏で繁殖し、非繁殖期には赤道付近の熱帯地域から南半球まで南下するトウゾクカモメですが、繁殖期は通常6~9月と言われており、今回のクルーズが9月であったことからすると、恐らく繁殖を終えた個体が移動を始める頃だったのかと思われます・・・


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オオトウゾクカモメ

昨日の続きで、今日は同じく北太平洋クルーズで目にしたオオトウゾクカモメをご紹介します。

オオトウゾクカモメ(South Polar Skua)は南極大陸沿岸部で繁殖し、非繁殖期は北半球の北太平洋にまで渡る体長約53cmのトウゾクカモメ科トウゾクカモメ属の海鳥で、日本では旅鳥として、主に春から夏にかけて北海道から本州中部の太平洋側海域で観察され、日本近海に生息する個体が実際に南極から飛来していることが標識調査によって確認されているそうです。なお、このトウゾクカモメというちょっと不名誉な名前の由来ですが、トウゾクカモメはカモメやアジサシの仲間などを執拗に追いかけ回し、恐れをなして吐き出した食べ物を空中で咥え取ることから、このような名前が付けられたようです。

船と並行して飛んでいたオオトウゾクカモメ。初列風切基部に白斑があり、嘴は黒色で太く、先端が鉤状に曲がっています。なお、オオトウゾクカモメは淡色型から暗色型まで様々なパターンがあるようですが、この個体は全体に暗褐色で、後頸がやや淡色であることから暗色型の成鳥と思われます。

オオトウゾクカモメ2

ぐんぐん近づいてきました・・・

オオトウゾクカモメ5

オオトウゾクカモメ6

オオトウゾクカモメ10

オオトウゾクカモメ11

オオトウゾクカモメ16

今日は日本にも飛来するオオトウゾクカモメの暗色型をご紹介しましたが、IOC(国際鳥類学会議)では本種の和名をナンキョクオオトウゾクカモメとし、本種によく似た近縁種として、①南米大陸南部で繁殖するチリオオトウゾクカモメ(Chilean Skua)、②亜南極地方で繁殖するミナミオオトウゾクカモメ(Brown Skua)、③北大西洋の島嶼部で繁殖するオオトウゾクカモメ(Great Skua)の名前を充てており、和名の混乱のもととなっています。やはり、日本で観察されるSouth Polar Skuaについては和名はオオトウゾクカモメにし、北大西洋の島嶼部で繁殖するGreat Skuaについてはキタオオトウゾクカモメなどの和名にしたほうが混乱がないように思うのですが・・・


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エトピリカ

昨日の続きで、今日は同じく北太平洋クルーズで目にしたエトピリカをご紹介します。

エトピリカ(Tufted Puffin)はオホーツク海とベーリング海沿岸、千島列島、アリューシャン列島等の島嶼で繁殖し、冬季はやや南側の海域で越冬する体長約39cmのウミスズメ科ツノメドリ属の海鳥で、日本では北海道ユルリ島、モユルリ島、霧多布小島で少数が繁殖し周辺海域で見られるほか、冬季は本州北部以北の海上で見られ、ツノメドリ同様、早春の能登沖でも少数が観察されているようです。

アリューシャン列島に入り何度も目にするようになった冬羽に換羽中のエトピリカ。この個体はまだ夏羽がかなり残っていますが、眼の上から垂れ下がる黄白色の房状の飾り羽はかなり短くなっています。

エトピリカ30

こちらはかなり冬羽になってきた個体。眼の周辺がまだら状に褐色みを帯び、飾り羽もなくなっています。

エトピリカ37

エトピリカ35

エトピリカ14

エトピリカ17

エトピリカ18

エトピリカ19

エトピリカ21

こちはエトピリカの幼鳥。体上面は暗褐色で、眼の周囲と体下面はやや淡色。嘴は細く、黒みを帯びたオレンジ色をしています。

エトピリカ40

エトピリカ41

エトピリカ43

今日はクルーズ中、何度も目にしたエトピリカをご紹介しましたが、冬羽に移行中のこの時期はいろいろな段階の個体を見ることができ、そういう意味では貴重な体験をすることができました。なお、繁殖地のエトピリカについては、以前訪れたアラスカ・セントポール島の記事をご参考までにご紹介します・・・

http://shumishan.blog.fc2.com/blog-entry-1068.html


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エトロフウミスズメ

昨日の続きで、今日は同じく北太平洋クルーズで目にしたエトロフウミスズメをご紹介します。

エトロフウミスズメ(Crested Auklet)はオホーツク海とベーリング海沿岸、千島列島とアリューシャン列島などの島嶼で繁殖し、周辺海域で越冬する体長約24cmのウミスズメ科エトロフウミスズメ属の海鳥で、日本では冬鳥として北海道から本州北部に渡来し、ときには数千羽の大群が観察されることもあるようです。

オホーツク海が近づくにつれ目にすることが多くなったエトロフウミスズメの冬羽。全身黒褐色で下面はやや灰色みを帯びていますが、額には前方にカーブする黒褐色の冠羽があり、眼の後方には細い白色の線が入り、嘴は鈍いオレンジ色(繁殖羽ではオレンジ色)で、虹彩は白色なのが特徴です。

エトロフウミスズメ7

エトロフウミスズメ8

こちらは遠くを飛んでいたエトロフウミスズメ。

エトロフウミスズメ2

エトロフウミスズメ3

エトロフウミツスズメ

エトロフウミスズメ5

今日はオホーツク海が近づくにつれ目にすることが多くなったエトロフウミスズメの冬羽をご紹介しましたが、冠羽も長く、色鮮やかな夏羽については、以前訪れたアラスカ・セントポール島の記事をご参考までにご紹介します・・・

http://shumishan.blog.fc2.com/blog-entry-1072.html


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ハイイロウミツバメ

昨日の続きで、今日は同じく北太平洋クルーズで目にしたハイイロウミツバメをご紹介します。

ハイイロウミツバメ(Fork-tailed Storm Petrel)は千島列島、コマンドル諸島、アリューシャン列島、北アメリカ西岸の島嶼などで繁殖し、非繁殖期は周辺海域に分布する体長約21cmのウミツバメ科ウミツバメ属の海鳥で、日本では北海道から本州北部の海上でほぼ周年見られ、冬季には本州中部の漁港等で見られることもあるようです。なお、本種は2亜種に分かれており、今回目にしたのは千島列島、コマンドル諸島、アリューシャン列島で繁殖し、日本でも見られる基亜種ハイイロウミツバメ(Oceanodroma furcata furcata)と思われます。

クルーズ中、何度も目にしたハイイロウミツバメ。和名のごとく全体に青灰色で、眼の周りや嘴、脚は黒色。翼上面には不明瞭な褐色のM字模様と白い逆ハの字模様が見られ、尾は英名のように浅い切れ込みの凹型になっています。

ハイイロウミツバメ31

翼下面は灰褐色で、下雨覆が黒褐色なのもハイイロウミツバメの特徴です。

ハイイロウミツバメ35

ハイイロウミツバメ30

ハイイロウミツバメ2

ハイイロウミツバメ3

ハイイロウミツバメ4

ハイイロウミツバメ5

ハイイロウミツバメ6

ハイイロウミツバメ7

今日はクルーズ中、何度も目にしたハイイロウミツバメをご紹介しましたが、日本でも北海道から本州北部の海上でほぼ周年見られるとはいえ、それ程簡単に出会えるわけでもなく、今回そんなハイイロウミツバメを何度も見られたのは大変幸運でした・・・


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コシジロウミツバメ

昨日の続きで、今日は同じく北太平洋クルーズで目にしたコシジロウミツバメをご紹介します。

コシジロウミツバメ(Leach's Storm Petrel)は夏季に千島列島、アリューシャン列島、北アメリカ西岸、北ヨーロッパ、コマンドル諸島(メキシコ西部)などで繁殖し、非繁殖期は太平洋、大西洋に広く分布する体長21cmのウミツバメ科オーストンウミツバメ属の海鳥で、分布域により2亜種に分かれており、今回目にしたのは千島列島、アリューシャン列島、北アメリカ西岸、北ヨーロッパなどで繁殖する基亜種コシジロウミツバメ(Oceanodroma leucorhoa leucorhoa)と思われます。

ひらひらとした羽ばたきで海面近くを飛んでいたコシジロウミツバメ。全身黒褐色ですが、和名のごとく上尾筒と下尾筒側部が白く、長い翼の上面には淡褐色の逆ハの字の翼帯があるのが特徴です。

コシジロウミツバメ1

コシジロウミツバメ2

コシジロウミツバメ3

コシジロウミツバメ4

コシジロウミツバメ6

コシジロウミツバメ7

コシジロウミツバメ8

コシジロウミツバメ9

腹側から見たコシジロウミツバメ。全体的に黒褐色ですが、わずかに下尾筒側部だけが白色です。

コシジロウミツバメ10

コシジロウミツバメ11

今日は日本でも北海道大黒島・友知島、岩手県日出島・三貫島などで繁殖し、冬季には太平洋沿岸でも少数見ることができるコシジロウミツバメをご紹介しましたが、今回は繁殖地であるアリューシャン列島沿いのクルーズでもあり、航海中何度もその魅力的な姿を目にすることができました・・・


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フルマカモメ白色型

昨日の続きで、今日は同じく北太平洋クルーズで目にしたフルマカモメ(Northern Fulmar)の白色型をご紹介します。

クルーズの途中、目にしたフルマカモメの大部分は全身黒褐色の暗色型でしたが、そんな中、時折、頭部から体下面が白色で、上面や翼は淡青灰色の白色型が姿を見せてくれました。

海面で休んでいた白色型のフルマカモメ。

フルマカモメ53

海面からの飛び出しです・・・

フルマカモメ40

フルマカモメ41

フルマカモメ43

海面近くをゆったりと飛翔する白色型。翼形は暗色型よりも幅が広く短めだそうで、ずんぐりと見えます・・・

フルマカモメ60

フルマカモメ61

フルマカモメ62

フルマカモメ49

フルマカモメ48

昨日に続き、今日はフルマカモメの白色型をご紹介しましたが、一般に低緯度地域では褐色みが強いタイプが多く、高緯度では褐色みが少ないタイプが多いと言われています。今回のクルーズはアリューシャン列島沿いのコースであり、そんなことから白色型が多かったのかも知れません・・・


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フルマカモメ暗色型

昨日の続きで、今日は同じく北太平洋クルーズで目にしたフルマカモメをご紹介します。

フルマカモメ(Northern Fulmar)は北大西洋、北太平洋、北極海の島々や海岸で繁殖し、非繁殖期には北大西洋、北太平洋の亜寒帯で生息する体長約49cmのミズナギドリ科フルマカモメ属の海鳥で、全部で3亜種に分かれており、今回目にしたのはシベリア東部からアラスカにかけて繁殖し、非繁殖期は北太平洋に分布する亜種フルマカモメ(Fulmarus glacialis rodgersii)と思われます。日本では本州中部以北から北海道の太平洋側沖合でほぼ一年中見られますが、特に夏の方が多く観察されているようです。
なお、フルマカモメはミズナギドリ科の鳥ですが、和名のように見た目にはカモメによく似た体形をしており、羽衣の変化も多様で、白色型と暗色型、そしてその中間型もあるようです。日本近海では暗色型が多く見られ、今回のクルーズでも大部分は暗色型でしたが、そんな中、白色型も何度も姿見せてくれました。

海面で羽を休めていた全身が黒褐色のフルマカモメ暗色型の群れ。

フルマカモメ92

船が近づき、驚いて飛び立つフルマカモメ。

フルマカモメ1

フルマカモメ2

フルマカモメ4

海面すれすれに低空飛翔するフルマカモメ。

フルマカモメ21

フルマカモメ22

フルマカモメ23

フルマカモメ24

近くで見ると、上嘴基部にある太いチューブ状の管鼻を確認することができます。

フルマカモメ81

フルマカモメ82

フルマカモメ80

今日は今回のクルーズでは最も多く見られ、多い日には実に一日で数千羽もの数を見ることができたフルマカモメをご紹介しましたが、このちょっと変わった名前の由来ですが、和名のフルマ、英名の fulmar はノルウェー語で「悪臭のするカモメ」を意味する fulma (英語の foul と mew)からきているそうで、ミズナギドリ科の鳥たちは一般に危険を感じると口から液体を吐き出す防御行動を取ることに由来しているようです・・・


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ミナミオナガミズナギドリ

昨日の続きで、今日は同じく北太平洋クルーズで目にしたミナミオナガミズナギドリをご紹介します。

ミナミオナガミズナギドリ(Buller's Shearwater)はニュージーランド北部のプア・ナイツ諸島で繁殖し、非繁殖期は北太平洋を南千島からアラスカ南部まで北上する体長約42cmのミズナギドリ科ハイイロミズナギドリ属の海鳥で、日本では数少ない旅鳥として、本州中部以北の太平洋上や小笠原諸島近海で観察されています。

船が近づいたため、急いで海面から飛び出したミナミオナガミズナギドリ。体形はオナガミズナギドリにもよく似ていますが、額から頭頂、後頸、腰は黒褐色で、背と上尾筒は灰色で、翼上面にははっきりとした黒褐色のM字模様が出るのが特徴です。

ミナミオナガミズナギドリ6

ミナミオナガミズナギドリ8

ミナミオナガミズナギドリ9

体下面は白く、翼下面も一様に白いのもミナミオナガミズナギドリの特徴です。(淡色型のオナガミズナギドリも翼下面は白色ですが、黒褐色の縁取りが前縁まであり)

ミナミオナガミズナギドリ12

ミナミオナガミズナギドリ13

海面近くを低空飛翔するミナミオナガミズナギドリ。翼上面にははっきりとした黒褐色のM字模様を確認することができます。

ミナミオナガミズナギドリ1

ミナミオナガミズナギドリ2

2羽のミナミオナガミズナギドリとミツユビカモメ。

ミナミオナガミズナギドリ20

ミナミオナガミズナギドリ21

今日は日本では数少ない旅鳥として、本州中部以北の太平洋上や小笠原諸島近海で観察されているミナミオナガミズナギドリをご紹介しましたが、それにしてもニュージーランド北部のプア・ナイツ諸島でのみ繁殖するこの海鳥が、はるか離れたアリューシャン列島近海まで来てくれたことを考えると、「お疲れさま」と言いたくなります・・・


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シロハラアカアシミズナギドリ

昨日の続きで、今日は同じく北太平洋クルーズで目にしたシロハラアカアシミズナギドリをご紹介します。

シロハラアカアシミズナギドリ(Pink-footed Shearwater)はチリ沖の島嶼で繁殖し、非繁殖期には太平洋東部に広く分布する体長約48cmのミズナギドリ科ハイイロミズナギドリ属の海鳥で、日本では2008年に千葉県銚子沖で1羽が観察されているほか、東京-釧路航路で観察記録があるようです。よく似たアカアシミズナギドリと同じく嘴(先端は黒色)と脚はピンク色ですが、アカアシミズナギドリが体下面、翼下面が黒褐色なのに対し、本種は白色で、翼下面には黒褐色の小斑が散在するのが特徴のようです。

海面近くを飛翔していたシロハラアカアシミズナギドリ。

シロハラアカアシミズナギドリ1

シロハラアカアシミズナギドリ2

お腹側から見ると、特徴である白色の体下面、翼下面と、ピンク色の嘴、脚を確認することができます・・・

シロハラアカアシミズナギドリ3

シロハラアカアシミズナギドリ4

シロハラアカアシミズナギドリ6

シロハラアカアシミズナギドリ7

シロハラアカアシミズナギドリ8

シロハラアカアシミズナギドリ9

シロハラアカアシミズナギドリ10

今日は日本ではごく稀にしか見られないシロハラアカアシミズナギドリをご紹介しましたが、この魅力的なミズナギドリを見た時には思わず興奮し、息を殺してシャッターを押していました・・・


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マダラシロハラミズナギドリ

昨日の続きで、今日は同じく北太平洋クルーズで目にしたマダラシロハラミズナギドリをご紹介します。

マダラシロハラミズナギドリ(Mottled Petrel)はニュージーランド周辺の島嶼で繁殖し、非繁殖期には太平洋からインド洋にかけて広く分布し、7~9月にはベーリング海まで北上する体長約35cmのミズナギドリ科シロハラミズナギドリ属の海鳥で、日本では過去数例の記録しかないようです。名前のごとく腹部がまだら状の灰褐色で、尾の下面は白く、翼の下面は白色で黒褐色の太い帯が入るのが特徴で、体の上面には背中と両翼にかけて黒褐色のM文字模様が見られます。

遠くの海面近くを飛翔していたマダラシロハラミズナギドリ。飛翔速度が速く、ファインダーに入れるのが大変です。

マダラシロハラミズナギドリ29

翼下面の黒褐色の太い帯と、腹部のまだら状の灰褐色斑がよく分かります。

マダラシロハラミズナギドリ28

マダラシロハラミズナギドリ2

マダラシロハラミズナギドリ4

こちらは比較的近くを飛んでくれたマダラシロハラミズナギドリ。

マダラシロハラミズナギドリ11

マダラシロハラミズナギドリ12

マダラシロハラミズナギドリ13

マダラシロハラミズナギドリ14

マダラシロハラミズナギドリ18

今日は日本ではめったに見ることのできないマダラシロハラミズナギドリをご紹介しましたが、初めてその姿を目にした時には何とか写真に収めたいと思い、夢中でシャッターを押していました・・・


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ハシボソミズナギドリ

昨日の続きで、今日は同じく北太平洋クルーズで目にしたハシボソミズナギドリをご紹介します。

ハシボソミズナギドリ(Short-tailed Shearwater)はオーストラリア南東部の島嶼で繁殖し、非繁殖期には北太平洋に渡る体長約42cmのミズナギドリ科ハイイロミズナギドリ属の海鳥で、日本近海では周年見られ、特に5~6月に太平洋側で多く見られるようですが、この時期の個体はほとんどが幼羽だそうです。

アリューシャン列島沿いの海域でよく目にしたハシボソミズナギドリ。ハイイロミズナギドリとよく似ていますが、下雨覆はほぼ一様に灰色で、近距離でも軸斑が目立たなく、嘴は灰黒色で細く短く、嘴から額にかけては盛り上がった輪郭に見えることが多いようです。

ハシボソミズナギドリ32

ハシボソミズナギドリ33

翼下面も全体的に灰色ではっきりした軸斑は見られません。

ハシボソミズナギドリ34

ハシボソミズナギドリ35

ハシボソミズナギドリ21

ハシボソミズナギドリ24

ハシボソミズナギドリ25

昨日に続き、同じくハイイロミズナギドリ属のハシボソミズナギドリをご紹介しましたが、それにしてもハイイロミズナギドリとよく似ており、識別には神経を使います・・・


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ハイイロミズナギドリ

昨日の続きで、今日は同じく北太平洋クルーズで目にしたハイイロミズナギドリをご紹介します。

ハイイロミズナギドリ(Sooty Shearwater)はオーストラリア南東部~ニュージーランド周辺、南アメリカ大南端付近の島嶼で繁殖し、非繁殖期には北太平洋のベーリング海付近、北大西洋のグリーンランド南部まで北上する体長約43cmのミズナギドリ科ハイイロミズナギドリ属の海鳥で、日本近海では周年見られ、特に4~6月には太平洋側で北上のため通過する個体が多く見られることで知られています。

そんなハイイロミズナギドリですが、非繁殖期ということでベーリング海に入ってからは数多くの群れを見かけました。全身ほぼ黒褐色で、嘴は灰黒色でやや長く、嘴から額にかけての輪郭はなだらかな形に見えることが多く、下雨覆は灰白色で近距離では軸斑が太くはっきり見えるのが特徴です。

ハイイロミズナギド10

ハイイロミズナギド11

ハイイロミズナギド1

ハイイロミズナギド2

ハイイロミズナギド3

比較的近くを飛んでくれたハイイロミズナギドリ。下雨覆の灰白色の軸斑をはっきり見ることができます。

ハイイロミズナギドリ31

ハイイロミズナギドリ30

今日は日本近海でも周年見られるハイイロミズナギドリをご紹介しましたが、本種はハシボソミズナギドリともよく似ており、距離があったり、光線の状態によっては識別が難しく注意が必要なようです・・・


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クロアシアホウドリ

昨日の続きで、今日は同じく北太平洋クルーズで目にしたクロアシアホウドリをご紹介します。

クロアシアホウドリ(Black-footed Albatross)は留鳥または漂鳥として、夏季はベーリング海やアラスカ湾、アリューシャン列島周辺に渡り、冬季になるとハワイ諸島、マーシャル諸島などで繁殖する体長約70cmのアホウドリ科アホウドリ属の海鳥で、全身黒褐色ですが、嘴基部周辺から眼の下、初列風切基部の羽軸の白色が唯一のポイントになっています。なお、日本では伊豆諸島・鳥島、小笠原諸島・聟島(むこじま)列島、尖閣諸島・北小島などで繁殖し、日本海側を除く日本近海ではほぼ一年中観察でき、特に初夏に多く見られるようです。

そんなクロアシアホウドリですが、コアホウドリほど多くはありませんでしたが、それでもクルーズの途中、時折その独特の飛翔姿を見せてくれました。

クロアシアホウドリ20

クロアシアホウドリ21

クロアシアホウドリ1

クロアシアホウドリ2

クロアシアホウドリ3

クロアシアホウドリ5

小笠原航路では何度も目にするクロアシアホウドリですが、今回の北太平洋クルーズは9月ということもあり、目にする回数はそれほど多くはありませんでしたが、それでもこの全身黒褐色で体長の大きい海鳥は何回見ても見ごたえがあります・・・


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コアホウドリ

昨日の続きで、今日は同じく北太平洋クルーズで目にしたコアホウドリをご紹介します。

コアホウドリ(Laysan Albatross)は留鳥または漂鳥として北太平洋の亜熱帯以北の外洋に広く分布する体長約80㎝のアホウドリ科アホウドリ属の海鳥で、9月のこの時期、南で繁殖した個体は北上が始まっており、今回のクルーズでは航行中、何度となく目にすることができました。なお、本種は日本では小笠原諸島の聟島(むこじま)列島で繁殖しており、本州以北の太平洋側の沖合に通年生息し、特に冬と初夏には多く見られるようです。

凪の海面で休んでいたコアホウドリ。頭部が白く、眼のまわりが黒いのが特徴で、黒褐色の翼と淡いピンク色の嘴がアクセントになっています。

コアホウドリ1

コアホウドリ2

突然飛び出しました。翼下面は白く、黒褐色の縁取りが特徴的です・・・

コアホウドリ3

コアホウドリ8

コアホウドリ9

コアホウドリ10

コアホウドリ35

コアホウドリ37

コアホウドリ40

今日はクルーズ中、何度となく目にしたコアホウドリをご紹介しましたが、コアホウドリは繁殖を終えた後も番で仲良く生活しているのでしょうか、目にするのは大抵2羽が一緒で、仲良く連れ添っているように見受けられました・・・


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ウミガラス

今日まで北太平洋クルーズの乗船前に立ち寄ったカナダ・バンクーバーと、航海途中に寄港したアラスカの港町シトカで目にした鳥たちをご紹介してきましたが、今日からはいよいよクルーズ中、船のデッキから目にした鳥たちをご紹介します。

最初はウミガラスです。

ウミガラス(Common Murre)は北太平洋と北大西洋、北極海に広く分布する体長約43cmのウミスズメ科ウミガラス属の海鳥で、分布域により5亜種に分かれており、今回のクルーズで目にしたのは朝鮮半島東部、日本からベーリング海、アラスカ西部、カナダ南西部にかけて分布する亜種ウミガラス(Uria aalge inornata)と思われます。

アラスカ沖で目にしたウミガラス。既に冬羽への換羽が始まっており、右から2番目の個体を除き冬羽に移行中で、頬から胸にかけて白色みが出ており、眼の後ろには暗色線が出始めています。

ウミガラス11

真ん中の個体を除き、両側の個体はいずれも冬羽に移行中・・・

ウミガラス12

こちらは別の場所で目にしたウミガラス。こちらはかなり冬羽に移行しています。

ウミガラス1

ウミガラス4

ウミガラス5

こちらは別の日に撮影したウミガラス。この個体はまだ換羽があまり見られません・・・

ウミガラス20

ウミガラス21

今日は日本周辺では樺太の海豹島、海馬島、ハバロフスク周辺、北方領土の歯舞群島などに分布し、日本には冬鳥として九州以北の海上に渡来するほか、かって大コロニーを形成していた天売島では現在ごく少数のみが繁殖している亜種ウミガラスをご紹介しましたが、今回のクルーズは9月ということもあり、夏羽から冬羽に換羽中の各段階を目にすることができました。なお、夏羽の美しい個体については、ご参考までに2年前に訪れたアラスカ・セントポール島での記事をご紹介します。

http://shumishan.blog.fc2.com/blog-entry-1075.html


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ワタリガラス、アメリカガラス

昨日の続きで、今日は同じくアラスカの港町、シトカで目にしたワタリガラスとアメリカガラスをご紹介します。

最初はワタリガラスです。

ワタリガラス(Northern Raven)はユーラシア大陸全域、アフリカ北部、北米、中米に広く分布する体長54~67cmのカラス科カラス属の鳥で、分布域により全部で11亜種に分かれており、今回目にしたのはアラスカ、カナダ、グリーンランド、アメリカ北部・東部に分布する亜種Corvus corax principalisと思われます。ちなみに日本に渡来するのはモンゴル西部からシベリア東部、中国北東部、北海道などに分布する亜種ワタリガラス(Corvus corax kamtschaticus)とされています。

海岸線で目にしたワタリガラス。嘴は太くて大きく、嘴の大きさと比較すると頭部が小さく見えます。

ワタリガラス1

ワタリガラス2

ワタリガラス5

ワタリガラス6

ワタリガラス7

次はアメリカガラスです。

アメリカガラス(American Crow)はカナダ、アメリカからメキシコ北西部にかけて分布する体長約44cmのカラス科カラス属の鳥で、分布域により4亜種に分かれており、今回目にしたのはカナダ南西部からアメリカ西部、メキシコ北西部にかけて分布する亜種Corvus brachyrhynchos hesperisと思われます。

ワタリガラスと同じくシトカの海岸線で目にしたアメリカガラス。嘴は大きく足が長いのが特徴で、見た目には日本で見られるハシボソガラス(Carrion Crow)に大変よく似ていました。

アメリカガラス1

アメリカガラス2

今日はカナダ、アメリカでは最も普通に見られるワタリガラスとアメリカガラスをご紹介しましたが、ワタリガラスがユーラシア、北アメリカ中北部のほぼ全域に分布しているのに対し、アメリカガラスは北アメリカだけに分布しており、分布域から見るとユーラシアだけに分布するハシボソガラスと同じような位置づけになるものと思います・・・


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亜種コカモメ

昨日の続きで、今日は同じくアラスカの港町、シトカで目にしたカモメのアメリカ亜種、コカモメをご紹介します。

カモメ(Mew Gull)はヨーロッパ西部からシベリア、北アメリカ北西部で繁殖し、冬季、ヨーロッパ、アフリカ北部からペルシャ湾、ヨーロッパ中南部、中東、アジア南東部、アメリカ西部などで越冬するカモメ科カモメ属の鳥で、分布域により4亜種に分かれており、今回目にしたのはアラスカ北部からカナダ西部にかけて繁殖し、冬季、アメリカ西部で越冬する亜種コカモメ(Larus canus brachyrhynchus)と思われます。なお、日本ではシベリア北東部で繁殖し、冬季、アジア南東部で越冬する亜種カモメ(Larus canus kamtschatschensis)が冬鳥として九州以北に渡来するほか、亜種コカモメが少数渡来、またこれとは別に、ロシア西部からシベリア中部で繁殖し、冬季、ヨーロッパ中南部から中東にかけて越冬する亜種ニシシベリアカモメ(Larus canus. heinei)の記録もあるようです。

海岸線で目にした亜種コカモメの冬羽に移行中と思われる個体。体長約41cmと亜種カモメ(体長約45cm)に比べ小振りで、嘴も小さく、足が短めなのが特徴です。

コカモメ5

こちらは冬羽に換羽した亜種コカモメ。頭部の淡褐色斑がほぼ一様に見えるのが亜種コカモメの特徴だそうです。

コカモメ6

こちらは第1回冬羽と思われる個体。尾羽の暗色部の幅が広く、嘴先端は黒色で、足はピンク色なのが特徴です。

コカモメ7

コカモメ8

今日はカモメのアメリカ亜種、コカモメをご紹介しましたが、亜種コカモメについては日本ではめったに見ることができないだけに、嬉しい出会いになりました・・・


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亜種オオカワアイサ

昨日の続きで、今日は同じくアラスカの港町、シトカで目にしたカワアイサをご紹介します。

カワアイサ(Common Merganser)はユーラシア大陸中北部と北アメリカ北部で繁殖し、冬季はヨーロッパ、中央アジア、インド東部、中国東部、朝鮮半島、北アメリカ中部などに渡り越冬する体長約65cmのカモ科ウミアイサ属の鳥で、分布域により3亜種に分かれており、今回目にしたのはアラスカ南東部、カナダ、アメリカ北部で繁殖する亜種オオカワアイサ(Mergus merganser americanus)と思われます。なお、日本にはユーラシア大陸北部で繁殖し、冬季ユーラシア大陸南部で越冬する基亜種カワアイサ(Mergus merganser merganser)が冬鳥として九州以北に渡来し、北海道では留鳥として少数が繁殖することが知られています。またこれとは別に、中央アジアで繁殖する別亜種コカワアイサ(Mergus merganser orientalis)が北海道、神奈川県、福岡県で記録されているようです。

シトカの海岸で休んでいた亜種オオカワアイサの冬羽のメス。

カワアイサ1

その後、一緒になって移動し始めました。

カワアイサ2

カワアイサまでは距離があったので、少しトリミングしてみました。茶褐色の独特の冠羽が印象的です・・・

カワアイサ3

カワアイサ5

今日はカワアイサのアメリカ亜種をご紹介しましたが、それにしても今回目にしたのは何れもメスばかりでした。非繁殖期にあたるこの時期は雌雄別々に行動しているのでしょうか?興味が持たれます・・・


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ユキヒメドリ

昨日の続きで、今日は同じくアラスカの港町、シトカで目にしたユキヒメドリをご紹介します。

ユキヒメドリ(Dark-eyed Junco)はアラスカ、カナダ、アメリカ北部で繁殖し、冬季はアメリカ南部からメキシコにかけて越冬する体長約14cmのホオジロ科ユキヒメドリ属の鳥で、分布域により全部で15亜種に分かれており、今回目にしたのはアラスカ南東部からカナダ・ブリティッシュ・コロンビア州中西部にかけて分布する亜種Junco hyemalis oreganusと思われました。なお、日本では迷鳥として2004年に埼玉県で観察されていますが、一部で輸入されていることから籠脱けの可能性も指摘されているようです。

海岸線で目にしたユキヒメドリ。頭部から胸は灰黒色で、胸の脇に褐色みがあることから、オスの淡色型ではないかと思われます。

ユキヒメドリ4

ユキヒメドリ1

ユキヒメドリ2

ユキヒメドリ3

今日は日本でも記録のあるユキヒメドリをご紹介しましたが、日本で記録されたのは羽衣の特徴からアラスカからカナダ北部・中部・東部、アメリカ中北部・東北部にかけて分布する基亜種ユキヒメドリ(Junco hyemalis hyemalis)とされています。 地図で見るとアラスカと日本は意外に近く、迷鳥として渡来することも十分考えられることから、是非、近い将来、日本で再び姿を見せてほしいものです・・・


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サバンナシトド

昨日の続きで、今日は同じくアラスカの港町、シトカで目にしたサバンナシトドをご紹介します。

サバンナシトド(Savannah Sparrow)はアラスカ、カナダ、アメリカ、メキシコからグアテマラ南西部にかけて繁殖し、北アメリカ中部以北で繁殖した個体は冬季、アメリカ西部からメキシコ、中央アメリカ、西インド諸島などに渡り越冬する体長約14~15cmのホオジロ科サバンナシトド属の鳥で、分布域により17亜種に分かれており、日本にはアリューシャン列島東部からアラスカ半島にかけた島々に分布する基亜種サバンナシトド(Passerculus sandwichensis sandwichensis)が稀な冬鳥あるいは旅鳥として北海道、本州、舳倉島、四国、九州、沖縄で記録があるようです。

海岸線で目にしたサバンナシトド。全身淡褐色で、頭側線、過眼線、頬線は黒褐色で、眉斑はやや黄色味を帯びています。

サバンナシトド10

サバンナシトド11

サバンナシトド12

サバンナシトド13

サバンナシトド14

今日は日本にも稀な冬鳥あるいは旅鳥として記録のあるサバンナシトドをご紹介しましたが、日本にやってくる基亜種サバンナシトドは夏季にはアラスカ半島以西の島々からアリューシャン列島東部までのエリアで繁殖しているだけあり、他の北米の野鳥に比べ、日本への渡来記録は多いようです・・・


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アメリカイソシギ

昨日の続きで、今日は同じくアラスカの港町、シトカで目にしたアメリカイソシギをご紹介します。

アメリカイソシギ(Spotted Sandpiper)は北アメリカ北部、中部で繁殖し、冬季は北アメリカ南部から中央アメリカ、南アメリカに渡って越冬する体長約19cmのシギ科イソシギ属の鳥で、日本では迷鳥として2003年に北海道で記録された1例のみです。

こちらはバンクーバーの海岸線で目にしたアメリカイソシギの冬羽。鳥までに距離があり、この写真でははっきりしませんが、成鳥夏羽では英名のように胸から下尾筒にかけて丸い黒斑があり、嘴がオレンジ色なのに対し、冬羽では体下面に黒斑がなく、嘴の色は鈍く、上嘴が黒みを帯びているそうです。

アメリカイソシギ1

アメリカイソシギ2

アメリカイソシギ3

こちらはアラスカのシトカの海岸線で目にしたアメリカイソシギの冬羽。冬羽のアメリカイソシギは日本で普通に見られるイソシギに大変よく似ています・・・


アメリカイソシギ10

アメリカイソシギ11

今日は日本のイソシギによく似た冬羽のアメリカイソシギをご紹介しましたが、まだ夏羽が残っている個体については以前訪れたコスタリカで目にしていますので、ご参考までにその時のブログを紹介しておきます。

http://shumishan.blog.fc2.com/blog-entry-598.html

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フタオビチドリ

昨日の続きで、今日は同じくアラスカの港町、シトカで目にしたフタオビチドリをご紹介します。

フタオビチドリ(Killdeer)はアラスカ、カナダ、アメリカからペルー、チリ北西部にかけて広く分布する体長約27cmのチドリ科チドリ属の鳥で、分布域により3亜種に分かれており、今回、当地で目にしたのはアラスカ、カナダ、アメリカ、メキシコで繁殖し、冬季は南アメリカ北西部に渡り越冬する基亜種Charadrius vociferus vociferusと思われます。

海岸線の干潟に姿を見せたフタオビチドリ。和名のように頸と胸の2本の黒いバンドが印象的です。

フタオビチドリ2

フタオビチドリ4

フタオビチドリ5

フタオビチドリ1

フタオビチドリ6

フタオビチドリ10

今日は北米ではごく普通に見ることのできるフタオビチドリをご紹介しましたが、このちょっと変わった英名の由来ですが、その鳴き声がkil-deeah and dee-dee-dee・・・・と聞こえるからだそうです。今度出会ったときには是非そんな鳴き声も聞いてみたいものだと思います・・・


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アメリカヤマセミ

昨日の続きで、今日は同じくアラスカの港町、シトカで目にしたアメリカヤマセミをご紹介します。

アメリカヤマセミ(Belted Kingfisher)はアラスカ、カナダ、アメリカなどで繁殖し、冬季、北部の個体は南に移動し、アメリカ南部、メキシコから中央アメリカ、南アメリカ北部にかけて越冬する体長約33㎝のカワセミ科ヤマセミ属の鳥で、冠羽があるところは日本で見られるヤマセミにも似ていますが、頭部から尾にかけた白黒の鹿の子模様はなく、英名のように胸に暗灰色の太いベルトがあるのが特徴です。

シトカの海岸線で目にしたアメリカヤマセミのオス。(メスは胸の暗灰色のベルトの下に、更に橙褐色のベルトと脇腹斑がある)

アメリカヤマセミ21

アメリカヤマセミ22

獲物を見つけたのか、突然、海に向かって飛び出しました・・・

アメリカヤマセミ24

アメリカヤマセミ25

アメリカヤマセミ26

今日は日本で見られるヤマセミによく似た北米のヤマセミ、アメリカヤマセミをご紹介しましたが、この鳥はヤマセミなどと同じように川岸などに長い横穴を掘り、その中で営巣するそうですが、この横穴は上り斜面が多く、その理由の1つとして、洪水がおきた場合、雛が横穴上部の空気ポケットで生き残ることができるためと考えられているそうです。日本のヤマセミの巣も同様なのでしょうか?興味jが持たれます・・・


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ハクトウワシ

昨日の続きで、今日は北太平洋クルーズの途中で立ち寄ったアラスカ州アレキサンダー諸島バラノフ島西岸に位置する港町、シトカで目にしたハクトウワシをご紹介します。

ハクトウワシ(Bald Eagle)はアラスカ、カナダ、アメリカ、メキシコ北西部にかけて分布する体長約79cmのタカ科オジロワシ属の鳥で、分布域により2亜種に分かれており、今回目にしたのはアラスカ、カナダ、アメリカ北部に分布する亜種Haliaeetus leucocephalus washingtoniensisと思われます。なお、日本では迷鳥として2001年に南千島、国後島で幼鳥1羽が記録されています。

海岸線で目にしたハクトウワシ。和名のごとく頭から頸にかけて白く、精悍な雰囲気を醸し出しています・・・

ハクトウワシ9

ハクトウワシ8

ハクトウワシ10

ハクトウワシ11

ハクトウワシ12

何度も辺りを見回していましたが・・・

ハクトウワシ13

突然、飛び出しました。

ハクトウワシ14

ハクトウワシ15

今日はアメリカ合衆国の国鳥であり、国章にも描かれているハクトウワシをご紹介しましたが、アメリカでは乱獲や森林伐採、農薬やPCB による汚染などで一時、分布域が縮小し個体数も激減していたそうですが、その後、継続的な保護活動により個体数も順調に回復しているそうで、今回も短い滞在期間でしたが、間近でその雄姿を見ることができました・・・


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ツバメ(アメリカ亜種)

昨日の続きで、今日はバンクーバーで目にしたツバメのアメリカ亜種をご紹介します。

ツバメ(Barn Swallow)は北半球の広い範囲で繁殖し、冬季は東南アジアや南アジア、アフリカ、南アメリカなどに渡り越冬する体長約17cmのツバメ科ツバメ属の鳥で、分布域により8亜種に分かれており、今回目にしたのはアラスカ、カナダ、アメリカからメキシコにかけて繁殖し、冬季はアルゼンチンに渡り越冬する亜種Hirundo rustica erythrogasterと思われました。なお、日本では亜種ツバメと亜種アカハラツバメの2亜種が繁殖しており、冬季は台湾、フィリピン、ボルネオ島北部、マレー半島、ジャワ島などに渡って越冬することが知られています。

海岸線近くで目にしたツバメのアメリカ亜種。大きくトリミングしているため鮮明な写真ではありませんが、額、頬から体下面は淡い橙褐色で、日本で繁殖するアカハラツバメより橙褐色みが薄いように思われました。

ツバメ1

ツバメ2

ツバメ3

ツバメ4

今日はバンクーバーで目にしたツバメのアメリカ亜種(Hirundo rustica erythrogaster)をご紹介しましたが、アメリカの亜種は、日本のように家の外壁に巣を作ることはめったになく、多くの場合、納屋や家畜小屋のような建物の内側や橋の下などに集団で巣を作るそうで、亜種の違いにより営巣形態も大きく異なるようです・・・


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オオアオサギ、アメリカコガラ

昨日の続きで、今日は同じくバンクーバーで目にしたオオアオサギとアメリカコガラをご紹介します。

最初はオオアオサギです。

オオアオサギ(Great Blue Heron)はカナダ、アメリカから西インド諸島にかけての地域とガラパゴス諸島に分布する体長約112cmのサギ科アオサギ属の鳥で、全部で5亜種に分かれており、今回目にしたのはカナダ南部からアメリカ中北部・東部からノースカロライナ州にかけて分布する基亜種Ardea herodias herodiasと思われました。

海岸線で目にしたオオアオサギ。日本で見られるアオサギ(Grey Heron:体長約93cm)より一回り大きく、体上面もより青色がかった濃灰色をしていました。

オオアオサギ2

こちらは全体に褐色みを帯びており、幼鳥と思われる個体です。

オオアオサギ1

次はアメリカコガラです。

アメリカコガラ(Black-capped Chickadee)はアラスカ、カナダ、アメリカ中部以北に分布する体長約13.5cmのシジュウカラ科コガラ属の鳥で、分布域により9亜種に分かれており、今回目にしたのはカナダ南西部とアメリカ北西部の海岸沿いに分布する亜種Poecile atricapillus occidentalisと思われます。英名のように頭のてっぺんはコガラと同じく黒色のベレー帽をかぶったような形ですが、喉の黒色部分が大きく、中でもアメリカ西海岸に分布するこの亜種は腹部がバフ色である点が特徴のようです。

ライフェル保護区で目にしたアメリカコガラの西海岸亜種。

アメリカコガラ1

アメリカコガラ2

今日は何れも北アメリカに分布するオオアオサギとアメリカコガラをご紹介しましたが、両者はそれぞれ日本におけるアオサギ、コガラと同じ科、属に属しており、改めて地理的に隔離された場所における種の分化(異所的種分化)について考えさせられます・・・


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プロフィール

shumishan

Author:shumishan
自然大好き人間です。
自然の中で息づく野鳥たちとの出会いに、年も忘れて心ときめかせています。


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