亜種コカモメ
昨日の続きで、今日は同じくアラスカの港町、シトカで目にしたカモメのアメリカ亜種、コカモメをご紹介します。
カモメ(Mew Gull)はヨーロッパ西部からシベリア、北アメリカ北西部で繁殖し、冬季、ヨーロッパ、アフリカ北部からペルシャ湾、ヨーロッパ中南部、中東、アジア南東部、アメリカ西部などで越冬するカモメ科カモメ属の鳥で、分布域により4亜種に分かれており、今回目にしたのはアラスカ北部からカナダ西部にかけて繁殖し、冬季、アメリカ西部で越冬する亜種コカモメ(Larus canus brachyrhynchus)と思われます。なお、日本ではシベリア北東部で繁殖し、冬季、アジア南東部で越冬する亜種カモメ(Larus canus kamtschatschensis)が冬鳥として九州以北に渡来するほか、亜種コカモメが少数渡来、またこれとは別に、ロシア西部からシベリア中部で繁殖し、冬季、ヨーロッパ中南部から中東にかけて越冬する亜種ニシシベリアカモメ(Larus canus. heinei)の記録もあるようです。
海岸線で目にした亜種コカモメの冬羽に移行中と思われる個体。体長約41cmと亜種カモメ(体長約45cm)に比べ小振りで、嘴も小さく、足が短めなのが特徴です。

こちらは冬羽に換羽した亜種コカモメ。頭部の淡褐色斑がほぼ一様に見えるのが亜種コカモメの特徴だそうです。

こちらは第1回冬羽と思われる個体。尾羽の暗色部の幅が広く、嘴先端は黒色で、足はピンク色なのが特徴です。


今日はカモメのアメリカ亜種、コカモメをご紹介しましたが、亜種コカモメについては日本ではめったに見ることができないだけに、嬉しい出会いになりました・・・
ご訪問ありがとうございました。
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カモメ(Mew Gull)はヨーロッパ西部からシベリア、北アメリカ北西部で繁殖し、冬季、ヨーロッパ、アフリカ北部からペルシャ湾、ヨーロッパ中南部、中東、アジア南東部、アメリカ西部などで越冬するカモメ科カモメ属の鳥で、分布域により4亜種に分かれており、今回目にしたのはアラスカ北部からカナダ西部にかけて繁殖し、冬季、アメリカ西部で越冬する亜種コカモメ(Larus canus brachyrhynchus)と思われます。なお、日本ではシベリア北東部で繁殖し、冬季、アジア南東部で越冬する亜種カモメ(Larus canus kamtschatschensis)が冬鳥として九州以北に渡来するほか、亜種コカモメが少数渡来、またこれとは別に、ロシア西部からシベリア中部で繁殖し、冬季、ヨーロッパ中南部から中東にかけて越冬する亜種ニシシベリアカモメ(Larus canus. heinei)の記録もあるようです。
海岸線で目にした亜種コカモメの冬羽に移行中と思われる個体。体長約41cmと亜種カモメ(体長約45cm)に比べ小振りで、嘴も小さく、足が短めなのが特徴です。

こちらは冬羽に換羽した亜種コカモメ。頭部の淡褐色斑がほぼ一様に見えるのが亜種コカモメの特徴だそうです。

こちらは第1回冬羽と思われる個体。尾羽の暗色部の幅が広く、嘴先端は黒色で、足はピンク色なのが特徴です。


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