残雪のトラツグミ

タイシリーズの途中ですが、今日はまだ雪の残る自宅近くの丘陵で目にしたトラツグミをご紹介します。

トラツグミ(White's Thrush)はロシア中部からシベリア、モンゴル北部、朝鮮半島、サハリン、千島列島、日本にかけて繁殖し、冬季は東南アジア、フィリピン、中国東部に渡り越冬する体長約29.5cmのツグミ科トラツグミ属の鳥で、IOC(国際鳥類学会議)では現在2亜種に分けており、日本にはロシア南東部、朝鮮半島、サハリン、千島列島、日本で繁殖し、冬季は中国東部、日本で越冬する亜種トラツグミ(Zoothera aurea toratugumi)が留鳥または漂鳥として本州、四国、九州の低山から亜高山帯で繁殖するほか、北海道では夏鳥として渡来することが知られています。なお、IOCでは従来、トラツグミの亜種としていた奄美大島、加計呂島に分布する亜種オオトラツグミを別種オオトラツグミ(Amami Thrush)としているほか、西表島に分布する亜種コトラツグミをヒマラヤからスマトラ、ジャワにかけて分布するカッショクトラツグミ(Scaly Thrush)3亜種の中の亜種コトラツグミ(Zoothera dauma iriomotensis)としています。

まだ雪の残る丘陵で目にしたトラツグミ。落ち葉の中では見つけにくいトラツグミですが、このような場所では比較的簡単に見つけることができます。

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木の根元で土を掘り返し、餌を探していたトラツグミ。

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今日はまだ雪の残る丘陵で目にしたトラツグミをご紹介しましたが、やはり雪が絡むと鳥たちも動きも新鮮に見えてきます・・・


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オオアジサシ、ベンガルアジサシ

タイシリーズの続きで、今日はオオアジサシとベンガルアジサシをご紹介します。

最初はオオアジサシです。

オオアジサシ(Greater Crested Tern)はアフリカ東部から南太平洋の海岸線にかけ広く分布する体長43~53cmのカモメ科アジサシ属(IOCではThalasseus属に分類)の鳥で、分布域により4亜種に分かれており、日本では亜種オオアジサシ(Thalasseus bergi cristatusi)が夏季に小笠原諸島や琉球列島に飛来し西之島と尖閣諸島北小島で繁殖していますが、今回目にしたのは紅海、ソマリア北西部からミャンマー、スマトラ西部にかけて繁殖する亜種Thalasseus bergi veloxと思われます。  

河口の中洲でチャガシラカモメと一緒に休んでいた冬羽に換羽中のオオアジサシ。名前のように大型で、後頭がやや伸長(冠羽)した黒い羽毛で被われることから英名(crested=冠のある)の由来にもなっています。

オオアジサシ13

潮が満ちてきて海上を飛び始めたオオアジサシ。

オオアジサシ3

嘴が黄色なのがオオアジサシの特徴です。

オオアジサシ4

オオアジサシ5

オオアジサシ6

オオアジサシ7

オオアジサシ10

オオアジサシ11

次はベンガルアジサシです。

ベンガルアジサシ(Lesser Crested Tern)は紅海からオーストラリア北部で繁殖し、非繁殖期にはアフリカから東南アジア、オーストラリア北部の熱帯、亜熱帯地域で過ごす体長35~43cmのカモメ科アジサシ属(IOCではThalasseus属に分類)の鳥で、全部で3亜種に分かれており、今回目にしたのは紅海からインド洋にかけて繁殖する基亜種Thalasseus bengalensis bengalensisと思われます。なお、日本では迷鳥として1998年に静岡県で記録(亜種不明)されただけという珍鳥です。

オオアジサシの後を追いかけるように突然現れたベンガルアジサシ。英名のようにオオアジサシより一回り小さく、嘴がオオアジサシに比べ若干赤色みを帯びているのが何とか確認できます。

ベンガルアジサシ1

ベンガルアジサシ2

今日は河口の中洲で目にしたオオアジサシとベンガルアジサシをご紹介しましたが、まさか両者を一緒に見られるとは思ってもいなかっただけに、なんだか得をした思いでした・・・


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オニアジサシ

タイシリーズの続きで、今日はオニアジサシをご紹介します。

オニアジサシ(Caspian Tern)はヨーロッパ、中央アジア、中近東、アフリカ、北アメリカ、オーストラリアなど、南アメリカを除く熱帯から温帯で繁殖する体長46~56cmのカモメ科アジサシ属(IOCではオニアジサシ属に分離)の鳥で、日本では稀な旅鳥または冬鳥として、本州、四国、九州、南西諸島で記録があるようです。和名は日本で観察されるアジサシ類では最大であることから、「鬼」と表現されたようです。

ヘラシギのいた塩田で目にした冬羽に移行中のオニアジサシの群れ。一緒にいるのはチャガシラカモメ。

オニアジサシ1

更にトリミング・・・

オニアジサシ2

比較的近くにいたオニアジサシ。冬羽に移行中のようで、夏羽に見られる真っ黒な冠羽は見られません・・・

オニアジサシ3

オニアジサシ4

今日はタイの塩田で目にしたオニアジサシの群れをご紹介しましたが、日本では稀な旅鳥または冬鳥として単独で飛来することが多いようであり、今回ように群れで見られたことは大変幸運でした・・・


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いぶし銀のオカヨシガモ

昨日の続きで、今日は同じく自宅近くの湖にやって来たオカヨシガモをご紹介します。

オカヨシガモ(Gadwall)は北アメリカ北部、ヨーロッパ北部、シベリアなどで繁殖し、冬季になるとアフリカ北部、ヨーロッパ南部、インド、中国東部などへ南下し越冬する体長約50cmのカモ科Mareca属(日本鳥類目録改定第7版ではマガモ属)のカモで、2亜種の存在が知られていますが、かって中央太平洋のキリバス・タワイエラン島に分布していた亜種ファニングオカヨシガモ(Mareca strepera couesi)はすでに絶滅しており、現在は亜種オカヨシガモ(Mareca strepera strepera)のみということです。日本では亜種オカヨシガモが冬季に越冬のため少数が飛来しますが、北海道東部ではごく少数が繁殖することが知られています。

マガモの群れに混じっていたオカヨシガモのオス。他のカモ類に比べ地味な色合いですが、見ようによっては「いぶし銀」のような魅力があります・・・

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昼寝の時間帯なのか、ほとんど目を閉じた状態で泳いでいましたが・・・

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時々、このように瞬膜を出して寝ていました。

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頸を伸ばすと意外にも頸が細いことが分かります。

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今日は同じMareca属でも緑色光沢の美しいヨシガモとは異なり、いぶし銀のように渋い色合いのオカヨシガモをご紹介しましたが、種小名のstreperaは「騒々しい」の意味だそうで、見た目に似合わず鳴き声は大きく、騒々しいカモなのかも知れません・・・


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ホオジロガモのオス、メス、エクリプスあるいは幼鳥

今日は自宅近くの湖にやって来たホオジロガモをご紹介します。

ホオジロガモ(Common Goldeneye)はユーラシア北部と北アメリ北部で繁殖し、冬季はヨーロッパ南部、アジア南東部、北アメリカ南部で越冬するカモ科ホオジロガモ属のカモで、分布域により2亜種に分かれており、日本にはユーラシア北部で繁殖する基亜種ホオジロガモ(Bucephala clangula clangula)が冬鳥として九州以北に渡来することが知られています。

湖面をゆったりと泳いでいたホオジロガモのオス。オスは頭部に緑色光沢(光の具合ではこのように紫色にも見える)があり、頭頂が出っ張りおむすび型で、和名のように嘴基部には丸い白斑があり、虹彩は英名のように金色なのが特徴です。

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羽繕いするホオジロガモのオス。

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こちらは頭部が暗褐色で、白い頸輪があり、上面は暗灰褐色。黒い嘴の先端は橙色で、虹彩が黄白色のメス。

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こちらは成鳥のオスと一緒に泳いでいたエクリプスあるいは幼鳥と思われる個体。メスにもよく似ていますが、嘴先端の橙色はなく、虹彩はオス成鳥と同じく金色です。

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今日は自宅近くの湖にやって来たホオジロガモのオス、メス、エクリプスあるいは幼鳥と思われる個体をご紹介しましたが、一度にこのような鳥たちを見ると、その違いがよく分かります・・・


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クラインガルテンの鳥たち・・・アオゲラ、アカゲラ

昨日の続きで、今日は同じく山梨・クラインガルテン近くで目にしたアオゲラとアカゲラをご紹介します。

最初はアオゲラです。

アオゲラ(Japanese Green Woodpecker)は本州から九州にかけて分布する体長約29cmのキツツキ科アオゲラ属の日本固有のキツツキで、分布域により3亜種(本州に分布する基亜種アオゲラ、四国、九州に分布する亜種カゴシマアオゲラ、種子島、屋久島に分布する亜種タネアオゲラ)に分類されています。和名は背から肩羽が緑褐色で、腰から尾、風切の一部が黄緑褐色(緑も含めた古い意味での青)であることから、英名は日本固有の緑色のキツツキということから名付けられています。

クラインガルテン内の込み入った枝の中で鳴いていた亜種アオゲラのメス。メスは後頭と顎線だけが赤いことから識別することができます。(オスは額から後頸にかけてと顎線が赤色)

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次はアカゲラです。

アカゲラ(Great spotted Woodpecker)はヨーロッパ、北アフリカの一部、ロシア、モンゴル、オホーツク、カムチャッカ半島、中国北東部、朝鮮半島、日本、ミャンマー、インドシナ半島北部に分布する体長約24cmのキツツキ科アカゲラ属の鳥で、最新の分類では実に24亜種に分類されており、日本では従来、①北海道に分布する亜種エゾアカゲラ、②本州、四国に分布する亜種アカゲラ、③シベリア西部から中国北東部、モンゴル北部に分布する亜種ハシブトアカゲラの3亜種の記録があるとされていましたが、最新のIOC分類では①亜種エゾアカゲラと②亜種アカゲラが一緒になり、Dendrocopos major japonicus(シベリア南東部から中国北東部、朝鮮半島、日本の北部、中部に分布)として統一されているようです。

込み入った枝の中にいた後頭部が黒色の亜種アカゲラ(旧名称)のメス。

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今日は山梨・クラインガルテン近くで目にしたアオゲラとアカゲラをご紹介しましたが、中でもアカゲラについては、近年のIOC(国際鳥類学会議)分類では、従来の亜種アカゲラが亜種エゾアカゲラに統一されており、今後、和名についても見直しが必要になってくるものと思われます・・・


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クラインガルテンの鳥たち・・・イカル、シメ

今日は山梨・クラインガルテン近くで目にしたイカルとシメをご紹介します。

最初は先日もご紹介したイカルです。

イカル(Japanese Grosbeak)はロシア東部の沿海州方面から日本にかけて繁殖し、北方の個体は冬季に中国南部に渡り越冬する体長約23cmのアトリ科イカル属の鳥で、分布域により2亜種に分かれており、日本では北海道、本州、四国、九州の山林で繁殖する亜種イカル(Eophona personata personata)が留鳥または漂鳥として分布し、北日本の個体は冬季、本州以南の暖地に移動するようです。

早朝、近くの運動公園に群れでやって来たイカル。いつもながら黒色の頭巾と黄色の大きな嘴が印象的です・・・

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次は同じく運動公園で目にしたシメです。

シメ(Hawfinch)はヨーロッパ中部および南部からロシア南部を経て中国東北部、サハリン、カムチャツカ半島までのユーラシア大陸中部域に広く分布し、北方で繁殖した個体は冬季南方へ渡り越冬する体長約19cmのアトリ科シメ属の鳥で、全部で6亜種に分かれており、日本ではカムチャッカ半島、サハリン、千島列島、日本で繁殖する亜種シメ(Coccothraustes coccothraustes japonicus)が本州の中部以北で繁殖するほか、冬鳥として本州以南に渡来することが知られています。

そんなシメが今年も当地にやって来てくれました。公園の木の洞にとまったシメ。頭部は淡茶褐色で、背、肩羽は暗褐色、眼先が黒色であることからオスと思われます。

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いろいろなポーズでサービスしてくれました・・・

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今日は山梨・クラインガルテン近くで目にしたイカルとシメをご紹介しましたが、冬の間、当地ではお馴染みの鳥ではありますが、彼らの姿を見るとついついレンズを向けてしまいます・・・


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緑色光沢が美しいヨシガモ

昨日の続きで、オシドリのいたダム湖には美しいヨシガモの姿も見ることができました。

ヨシガモ(Falcated Duck)は中国北東部、モンゴル、ウスリー、シベリアなどで繁殖し、冬季になるとインド北部から中国南部・東部、朝鮮半島、日本などへ南下し越冬する体長約48cmのカモ科Mareca属(日本鳥類目録改定第7版ではマガモ属)のカモで、日本では冬季に越冬のため全国各地に飛来するほか、北海道では少数が繁殖することが知られています。

オシドリやオオバンに混じって泳いでいた3羽のヨシガモのオス。光が当たると眼から後頭にかけ緑色の羽衣が美しく光り輝きます。

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オシドリのメス、オオバンと一緒に

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今日はオシドリの群れに混じっていた緑色光沢が美しいヨシガモをご紹介しましたが、近年、IOC(国際鳥類学会議)ではヨシガモ、オカヨシガモ、ヒドリガモ、アメリカヒドリ、ワキアカヒドリ、Amsterdam Wigeonの6種をマガモ属から分離しMareca属としており、次期改訂版では属の見直しが行われるものと思われます・・・


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オシドリの低空飛翔

昨日に続きで、今日はオシドリ(Mandarin Duck)の飛翔をご紹介します。

結氷していない湖面に集結していたオシドリですが・・・

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突然飛び出し始めました。このように集団でいる場合、1羽が飛び出すと周りもつられて飛び出すようです・・・

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さすが日本一美しいカモと言われるオシドリ、飛翔姿も美しいですね・・・

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今日は湖面を低空飛翔するオシドリをご紹介しましたが、陽を浴びて羽ばたくオシドリは実に見ごたえがあります・・・


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まだ居てくれたオシドリ

正月明け、いつものオシドリ(Mandarin Duck)に会いたくてダム湖を訪れましたが、いつもいる場所は全面結氷で鳥影が全くなく、今日は駄目かと思いながら他の場所を探したところ、結氷していない場所に集結しているオシドリの群れを発見。今日はそんなオシドリをご紹介します。

凍っていない湖面に集結していたオシドリ。メスに比べ、何故かオスが圧倒的に多いようです。

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お決まりの羽繕い・・・

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今日は結氷していない湖面に集結していたオシドリをご紹介しましたが、一般にオシドリは北海道や本州中部以北の山地の渓流や湖沼周辺の大木の樹洞(稀に地表)で繁殖し、冬季になると本州以南で越冬するとされていますが、当地のオシドリは繁殖期もこの近くで繁殖しているのか、あるいは何処かから越冬のためやって来ているのか興味が持たれます・・・


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ハシボソカモメ

タイシリーズの続きで、今日は日本では迷鳥として福岡でのみ記録のあるハシボソカモメをご紹介します。

ハシボソカモメ(Slender-billed Gull)は地中海西部から中央アジア、ペルシャ湾沿岸からパキスタンにかけての地域で繁殖し、冬季は繁殖地付近にとどまるものと、地中海や紅海沿岸に渡り越冬するものに分かれる体長約43cmのカモメ科カモメ属の鳥で、日本では迷鳥として福岡県で数例の記録があるだけという珍鳥です。

バンコク近郊の海で、チャガシラカモメの大群に混じっていたハシボソカモメの成鳥冬羽。名前のように嘴が細く長いほか、額が低く、脚、頸、尾羽が長めで、成鳥冬羽では虹彩が淡色なのが特徴です。

ハシボソカモメ6

ハシボソカモメ26

こちらは別個体の成鳥冬羽。虹彩が淡色のためか、目つきが鋭く見えます・・・

ハシボソカモメ29

ハシボソカモメ30

こちらは第1回冬羽でしょうか? 嘴は若干肉色で、雨覆と三列風切に黒褐色斑が見られます。

ハシボシカモメ42

ハシボシカモメ43

少し羽を広げたハシボソカモメ。

ハシボソカモメ23

飛び出しました。翼下面の初列風切外側2枚が白色なのもハシボソカモメの特徴です。

ハシボソカモメ24

この個体は尾羽先端に黒帯があることから第1回冬羽と思われます。

ハシボソカモメ25

今日はチャガシラカモメの群れに混じっていたハシボソカモメをご紹介しましたが、冬季は繁殖地付近にとどまるものと、地中海や紅海沿岸で越冬するものに分かれるされていますが、今回目にしたのは確認できただけでも4個体ほどあり、越冬地は東南アジアまで広がっていることが推察されました・・・


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チャガシラカモメ

タイシリーズの続きで、今日は日本でも迷鳥として記録のあるチャガシラカモメをご紹介します。

チャガシラカモメ(Brown-headed Gull)はアジア中南部から中国西部、チベットの高原地帯などで繁殖し、冬季はインド、東南アジア、中国南部へ渡り越冬する体長約42cmのカモメ科カモメ属の鳥で、日本では迷鳥として2002年茨城県と千葉県で記録があるほか、沖縄県でも観察例があるようです。

バンコク近郊の海で目にしたチャガシラカモメ冬羽の大群。当地は観光客が餌をあげていることもあり、たくさんのチャガシラカモメが集まっており、タイ有数の越冬地であるようでした。よく似たユリカモメに比べ、体は一回り大きく、嘴は太く、翼先端の黒色部が大きいことで区別できます。

チャガシラカモメ30

嘴先端が黒いのは成鳥、第1回冬羽、第2回冬羽ともに一緒ですが、成鳥の嘴が赤いのに対し、第1回冬羽、第2回冬羽ではオレンジ色であることで区別できます。

チャガシラカモメ34

チャガシラカモメ33

上空を飛翔する成鳥のチャガシラカモメ。翼先端の黒色部の中に白斑があるのも成鳥の特徴のようです。

チャガシラカモメ42

こちらは河口沖合の中洲で休んでいたチャガシラカモメ。その中に混じっているアジサシはオニアジサシ。

チャガシラカモメ3

徐々に潮が満ちてきて、動きが活発になってきました。翼を広げている個体は翼先端に白色斑があることから成鳥と思われます。

チャガシラカモメ7

こちらの翼を広げている個体は翼先端に白色斑がないことから第1回冬羽と思われます。

チャガシラカモメ11

近くの上空を飛翔する第1回冬羽のチャガシラカモメ。翼上面にはまだ幼羽が残るほか、翼先端が三角状に黒く、白斑がないことで区別できます。

チャガシラカモメ25

チャガシラカモメ24

今日は日本ではめったに見ることができないチャガシラカモメをご紹介しましたが、まさかこのような大群が見られるとは思ってもいなく、数百羽という大群を目にした時には我が目を疑うほどでした・・・


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カラフトアオアシシギ

昨日の続きで、今日は同じくタイの塩田で目にした世界的な希少種カラフトアオアシシギをご紹介します。

カラフトアオアシシギ(Nordmann's Greenshank)は夏季にサハリン(樺太)で繁殖し、冬季になるとインドやバングラデシュ、マレー半島へ南下し越冬する体長約30cmのシギ科クサシギ属の鳥で、日本では稀な旅鳥として主に秋の渡りの途中に渡来することが知られています。推定個体数は500~1,000羽ともいわれ、ヘラシギ同様、絶滅が危惧されている希少種です。

上面が淡灰色で、頭部には細かな淡褐色の縦斑があり、体下面が白い冬羽のカラフトアオアシシギ。残念ながらこの時は陽炎が立っており、鮮明な写真は撮れませんでしたが、よく似たオアアシシギに比べ、嘴基部が太く、脚が短い特徴は確認することができました。

カラフトアオアシシギ5 (2)

カラフトアオアシシギ10

カラフトアオアシシギ5

冬羽のアカエリヒレアシシギと一緒にいたカラフトアオアシシギ。

カラフトアオアシシギ5 (3)

カラフトアオアシシギ7

カラフトアオアシシギ8

カラフトアオアシシギ9

カラフトアオアシシギ11

今日は和名のごとく、サハリン(樺太)でのみ繁殖しているカラフトアオアシシギをご紹介しましたが、昨日のヘラシギ同様、この世界的な希少種についても絶滅することがないことを祈りたいものです・・・


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世界的な希少種ヘラシギ

昨年の暮れ、タイ中部の探鳥ツアーに行ってきましたので、今日からしばらくの間、当地で目にした鳥たちをご紹介します。

最初は今回最も見たかった世界的な希少種ヘラシギです。

ヘラシギ(Spoon-billed Sandpiper)はチュクチ半島からカムチャツカ半島にかけてのロシア北東部で繁殖し、冬季になるとタイ、中国南部、バングラデシュ、ベトナム、ミャンマーなどへ南下し越冬する体長約15cmのシギ科ヘラシギ属(IOCではオバシギ属に編入)の鳥で、日本では数少ない旅鳥として渡りの途中に渡来しますが、沖縄では越冬した例もあるようです。名前のようにヘラ状の嘴が大きな特徴で、頭を左右に振りながら独特の採餌方法をとることでも知られています。

海岸近くの塩田でトウネンの群れに混じって採餌していた冬羽のヘラシギ。ヘラ状の嘴が何とも魅力的です・・・

ヘラシギ11

ヘラシギ63

ヘラシギ65

ヘラシギ66

ヘラシギ28

ヘラシギ29

いつの間にか2羽が一緒になっていました・・・

ヘラシギ24

こちらはサルハマシギとトウネンの間に入って採餌していたヘラシギ。

ヘラシギ34

今日は、現在の生息数が数百羽ともいわれる世界的な希少種ヘラシギをご紹介しましたが、主な越冬地の一つであるタイにおいても越冬個体は減少しているようで、その絶滅が危惧されています。日本では国内希少野生動植物種に指定されているほか、繁殖地であるロシアでは卵を採取して、飼育下で孵化させ放鳥する試みが進められているそうです。この試みが功を奏し、是非生息数を増やしてほしいものです・・・


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ラッコ

北太平洋クルーズの最後に、今日はラッコをご紹介します。

ラッコ(Sea Otter)は北太平洋沿岸に分布する体長1.2~1.5mのネコ目(食肉目)イタチ科カワウソ亜科ラッコ属に分類される中型の海棲哺乳類で、石を使って貝を割ることで知られています。分布域により次の3亜種に分かれており、今回ご紹介するのは千島列島に入ってから目にした個体であることからアジアラッコの可能性が高いと思われます。

①アラスカラッコ(アリューシャン列島、アラスカに生息)・・・他の2種の中間ぐらいの外観で、下顎骨が長い
②アジアラッコ(チシマラッコ)(千島列島、コマンドルスキー諸島、太平洋西部に生息)・・・亜種の中で最も体長が大きく、頭部が広く、鼻が小さいことが特徴
③カリフォルニアラッコ(カリフォルニア州中部沿岸に生息)・・・頭部が狭く長い。口吻が長く、歯が小さい

貝のようなものを抱いて上向きに浮かんでいたアジアラッコと思われる個体。

ラッコ1

ラッコ2

ラッコ3

ラッコ4

北太平洋クルーズの最後に、今日はイタチの仲間、ラッコをご紹介しましたが、海が荒れているとき以外はほぼ一生を海で暮らすと言われ、そのため、毛が2層に分かれており、ふわふわの下層に空気をためて体を浮かし、石を使って岩からアワビをはがしたり、貝を割って食べるなど、実に見事に海上生活に適応しています。こんな生き物を見るにつけ生命の不思議さを感じざるを得ません・・・


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イシイルカ、シャチ、カリフォルニアアシカ

北太平洋クルーズの続きで、今日はクルーズ中、目にしたイシシルカとシャチ、カリフォルニアアシカをご紹介します。

最初はイシイルカです。

イシイルカ(Dall's Porpoise)は北太平洋とその周辺に分布する体長約2.3mのクジラ目ハクジラ亜目ネズミイルカ科イシイルカ属の海獣で、ずんぐりとした体形で腹と背びれの先が白いのが特徴です。

イシイルカ2

背びれの先が白いのが分かります・・・

イシイルカ1

次は海のギャングと言われているシャチです。

シャチ(Killer Whale、 Orca)は世界中の海に生息する体長5.7~8mのクジラ目ハクジラ亜目マイルカ科シャチ属の海獣で、日本でも北海道の根室海峡から北方四島にかけてや、和歌山県太地町などで度々目撃されているようです。ほかのクジラを襲うこともあることから英名の由来ともなっていますが、ほかにも魚やアザラシ、アシカ、イルカ、ペンギンなど、いろいろなものを食べることが知られています。

海鳥を観察中、たまたま目にしたシャチ。この個体は背びれが三角形であることからオスと思われます(メスは背びれが鎌型)。なお、シャチはアイパッチ(眼の辺りの大きな白斑)の形により4タイプに分類されていますが、今回遭遇したシャチはあいにくアイパッチを見ることができませんでした・・・

シャチ1

最後はカリフォルニアアシカと思われる個体です。

カリフォルニアアシカ(California Sea Lion)は北東太平洋および北アメリカ大陸西岸に分布する体長2~2.4mのネコ目アシカ科アシカ属の海獣で、水族館のショーの人気者でもありますが、英名からも分かるようにネコ目の海獣であることが伺えます。

凪の海に突然を顔を出したカルフォルニアアシカと思われる個体。

アシカ1

アシカ2

今日はクルーズ中、目にしたイシイルカとシャチ、カリフォルニアアシカをご紹介しましたが、何れも海獣である点は同じですが、イシイルカとシャチはクジラ目、カリフォルニアアシカはネコ目(食肉目)ということで、分類上は大きく異なっています。普段何気なく目にしているこれら海獣ですが、改めて分類などを調べてみると新たな発見があります・・・


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マッコウクジラ

北太平洋クルーズの続きで、今日はクルーズ中、何度も目にしたマッコウクジラをご紹介します。

マッコウクジラ(Sperm Whale)はすべての大洋に分布する体長11~15mのクジラ目ハクジラ亜目マッコウクジラ科マッコウクジラ属に分類されるハクジラ亜目では最大のクジラで、深さ3,000mまで、1時間もの間潜ることができると言われています。

水面に上がり左前方斜めにブロー(噴気)をあげるマッコウクジラ。ブローを左前方斜めにあげるのは噴気孔(鼻の穴)が鼻先の左上にあるためだそうです。

マッコウクジラ1

マッコウクジラ5

マッコウクジラ6

マッコウクジラ7

この写真では噴気孔が左側にあることが分かります。

マッコウクジラ8

マッコウクジラ9

潜る前、尾びれを見せてくれたマッコウクジラ。

マッコウクジラ10

今日はクルーズ中、何度も目にしたマッコウクジラをご紹介しましたが、高さ5mにもなるというマッコウクジラのブローは何とも迫力がありました・・・


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トドに群がるカモメたち

北太平洋クルーズの続きで、今日はアラスカの港町、シトカで目にしたトドとそれに群がるカモメたちをご紹介します。

トド(Steller Sea Lion)は北太平洋、オホーツク海、日本海、ベーリング海などで生息する体長290~330cmのネコ目アシカ科トド属の海棲哺乳類で、繁殖地は千島列島やアリューシャン列島、カムチャツカ半島東部、カリフォルニア州にかけての地域に点在し、日本には千島列島の個体群が10月~5月にかけ北海道沿岸域へ回遊することが知られています。

そんなトドですが、入り江の中で漁をしているのでしょうか、水面に顔を出して獲物の魚を追いかけているようでした。そして、そんなトドの周りには魚にありつこうとたくさんのアメリカセグロカモメ(American Herring Gull)やカナダカモメ(Thayer's Gull)と思われるカモメ達が群がっていました。

キタオットセイ1

キタオットセイ2

キタオットセイ3

キタオットセイ4

キタオットセイ5

キタオットセイ6

キタオットセイ7

キタオットセイ8

今日はアシカの仲間では最大のトドとそれに群がるカモメ達をご紹介しましたが、このような海棲哺乳類と海鳥たちが身近に見られるアラスカは、実に自然豊かで魅力的な場所と言えます・・・


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オオハヤブサとハヤブサ

昨日の続きで、今日は同じく北太平洋クルーズで目にした亜種オオハヤブサと亜種ハヤブサと思われる個体をご紹介します。

ハヤブサ(Peregrine Falcon)は南極大陸をのぞく全世界に分布する体長42~49cmのハヤブサ科ハヤブサ属の鳥で、現在IOC(国際鳥類学会議)では分布域により16亜種に分類しており、日本では①シベリア北東部から日本にかけて分布する亜種ハヤブサ(Falco peregrinus japonensis)のほか、②アリューシャン列島からアラスカ南部、カナダ北西部にかけて分布する亜種オオハヤブサ(Falco peregrinus pealei)、③アメリカ北部からメキシコにかけて分布する亜種アメリカハヤブサ(Falco peregrinus anatum)、④ラップランドからシベリア北東部にかけて分布する亜種ウスハヤブサ(Falco peregrinus calidus)、⑤1937年を最後に記録がなく、北硫黄島、硫黄島で繁殖するとされていた亜種シマハヤブサ(Falco peregrinus furuitii )の5種が分布するとされています。

アリューシャン列島近海で目にした亜種オオハヤブサと思われる個体。頭部の黒色部が広く、頬ひげ斑もあまり目立ちません。

オオハヤブサ1

オオハヤブサ2

こちらは亜種オオハヤブサの幼鳥と思われる個体。体上面は黒褐色で、体下面も黒褐色の縦斑が密に見られます・・・

オオハヤブサ5

オオハヤブサ6

オオハヤブサ7

オオハヤブサ8

こちらは千島列島近海で目にした亜種ハヤブサの幼鳥と思われる個体。

ハヤブサ10

ハヤブサ11

ハヤブサ12

ハヤブサ13

今日はアリューシャン列島から千島列島にかけて目にした亜種オオハヤブサと亜種ハヤブサと思われる個体をご紹介しましたが、亜種ハヤブサでも亜種オオハヤブサと同じような羽衣を持つ個体もいるとされ、亜種の識別はなかなか難しいようです・・・


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シロエリオオハム

昨日の続きで、今日は同じく北太平洋クルーズで目にしたシロエリオオハムをご紹介します。

シロエリオオハム(Pacific Loon)はシベリア東北部からアラスカ、カナダで繁殖し、冬季は北アメリカ北部から西部の沿岸、アリューシャン列島、千島列島を経由し、日本、中国の東シナ海まで南下して越冬する体長約65cmのアビ科アビ属の水鳥で、日本では冬鳥として九州以北に飛来します。

クルーズ船に向かってどんどん近づいてきたシロエリオオハム。よく似たオオハムに比べ、体はやや小さく、嘴は直線的で、冬羽では喉と下尾筒に黒褐色の帯があるのが特徴で、この個体は喉や前頸に黒褐色みが残ることから冬羽に移行中の個体と思われますが、下尾筒には黒褐色の帯をはっきりと確認することができます。

シロエリオオハム10

シロエリオオハム11

シロエリオオハム12

シロエリオオハム13

こちらは別の日、クルーズ船の真横を通過していったシロエリオオハム。この個体も喉や前頸に黒褐色みが残ることから冬羽に移行中の個体と思われます。

シロエリオオハム32

シロエリオオハム33

シロエリオオハム34

今日は北太平洋クルーズで目にしたシロエリオオハムをご紹介しましたが、この時期、アラスカからカナダにかけて繁殖した個体がアリューシャン列島、千島列島を経由し、日本、中国の東シナ海に向け南下する移動途中だったのではないかと思われます・・・


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アメリカセグロカモメ

昨日の続きで、今日は同じく北太平洋クルーズで目にしたアメリカセグロカモメをご紹介します。

アメリカセグロカモメ(American Herring Gull)はアラスカ北部からカナダ・ニューファンドランド島、五大湖 周辺にかけて繁殖する体長53~65cmのカモメ科カモメ属の海鳥で、日本では冬季、関東以北を中心に少数が渡来することが知られています。なお、日本鳥類目録改訂第7版ではセグロカモメのアメリカ産亜種(Larus argentatus smithsonianus)として分類されていますが、現在IOC(国際鳥類学会議)では別種Larus smithsonianusとして扱っています。

海上で休んでいたアメリカセグロカモメ。背の灰色は淡く、セグロカモメとシロカモメの中間程度と言われています。

アメリカセグロカモメ9

アメリカセグロカモメ8

上空を飛翔する夏羽の成鳥。夏羽では頭部から胸は真っ白です。

アメリカセグロカモメ20

アメリカセグロカモメ21

こちらは頭部から胸にかけて淡褐色斑が見られる冬羽の成鳥。

アメリカセグロカモメ7

アメリカセグロカモメ6

こちらは第1回冬羽と思われる個体。体全体が灰褐色で、上・下尾筒も縞が多いため暗色に見えるほか、尾羽の黒帯の幅も広く、セグロカモメの第1回冬羽に比べ、全体的に暗色に見えるようです。

アメリカセグロカモメ10

アメリカセグロカモメ11

アメリカセグロカモメ12

今日は北太平洋クルーズで目にしたアメリカセグロカモメをご紹介しましたが、近年、IOC(国際鳥類学会議)ではカモメの仲間について大きく分類を変えており、日本鳥類目録次期改訂版ではどのような改訂が行われるのか注目されます・・・


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フルマカモメを追い払うミツユビカモメ

昨日の続きで、今日は同じく北太平洋クルーズで目にした、フルマカモメ(Northern Fulmar)を追い払っていたミツユビカモメ(Black-legged Kittiwake)をご紹介します。

獲物である魚を邪魔されずに獲りたいのか、着水していたフルマカモメに攻撃をかけ、追い払っていたミツユビカモメ。

ミツユビカモメ5

ミツユビカモメ6

自分よりも小さなミツユビカモメ(約41cm)に追い出されて逃げ始めた体長約49cmのフルマカモメ。

ミツユビカモメ7

ミツユビカモメ8

執拗に追い払おうとするミツユビカモメ。

ミツユビカモメ9

ミツユビカモメ10

ミツユビカモメ11

ミツユビカモメ13

今日は自分よりも大きなフルマカモメを追い出したミツユビカモメをご紹介しましたが、比較的俊敏なミツユビカモメに比べると、フルマカモメは翼が幅広くて短く、羽ばたきもしなやかではないため逃げるのも苦手のようですが、危険を感じると悪臭のする液体を口から吐き出すという奥の手があるようで、意外に善戦しているのかも知れません・・・


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クビワカモメ

昨日の続きで、今日は同じく北太平洋クルーズで目にしたクビワカモメをご紹介します。

クビワカモメ(Sabine's Gull)は北極圏で広く繁殖し、非繁殖期は南アメリカや南アフリカの外洋まで渡る体長約34cmのカモメ科クビワカモメ属の海鳥で、日本では迷鳥として秋に北海道、宮城県、石川県、愛知県で記録があるようです。

クルーズの途中、はるか彼方の海上を飛んでいた成鳥夏羽のクビワカモメの群れ。大きくトリミングしているため鮮明な写真ではありませんが、頭は頭巾上に暗灰色で、その下端が首輪状に黒く、和名の由来になっているほか、初列風切が黒く、先端に白斑があり、黒い嘴の先端は黄色いのが特徴だそうです。

クビワカモメ13

翼上面は黒、白、灰色の3色に分割された独特のパターンなのもクビワカモメの特徴だそうです。

クビワカモメ9

クビワカモメ10

クビワカモメ11

クビワカモメ20

今日は初見のクビワカモメをご紹介しましたが、今回はあまりにも遠く、証拠写真しか撮ることができませんでした。次回チャンスがあれば、もう少し近くで見てみたいものです・・・


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ミツユビカモメ

再び北太平洋クルーズで目にした鳥のご紹介で、今日はミツユビカモメをご紹介します。

ミツユビカモメ(Black-legged Kittiwake)は北アメリカ大陸やユーラシア大陸、グリーンランドの海岸部で繁殖し、冬季になると北大西洋や北太平洋、北極海で越冬する体長約41cmのカモメ科ミツユビカモメ属の海鳥で、分布域により2亜種に分かれており、今回目にしたのはシベリア東部からアラスカ西部にかけて繁殖し、冬季は日本からアラスカ、カリフォルニアにかけて越冬する亜種ミツユビカモメ(Rissa tridactyla. pollicaris)と思われます。なお、日本では冬季に越冬のため九州以北に渡来しますが、北海道では一部非繁殖個体が越夏することが知られています。

海上で羽根を休めていたミツユビカモメの群。

ミツユビカモメ40

ミツユビカモメ43

船が近づくと一斉に飛び出していきます・・・

ミツユビカモメ42

こちらは成鳥夏羽。アカアシミツユビカモメに比べやや大きく、嘴と足は長めで、英名のように足が黒く、上面の色はやや薄いのが特徴です。

ミツユビカモメ22

ミツユビカモメ20

ミツユビカモメ21

この個体は頭頂から眼の後ろに大きな黒斑があることから成鳥冬羽と思われます。

ミツユビカモメ30

こちらの個体は嘴の付け根に黒色部が残ることから第2回冬羽と思われます。

ミツユビカモメ15

ミツユビカモメ16

昨日のアカアシミツユビカモメに続き、今日は日本でも普通に見られるミツユビカモメをご紹介しましたが、和名の由来は学名(Rissa tridactyla)のtridactyla が「3つ指の」の意味で、第1趾が痕跡的で趾が3本しかないように見えることから、英名は足の色が黒いことから名付けられたようです・・・


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イカルもやって来ました

昨日の続きで、今日は同じく自宅近くの森で目にしたイカルをご紹介します。

イカル(Japanese Grosbeak)はロシア東部の沿海州方面から日本にかけて繁殖し、北方の個体は冬季に中国南部に渡り越冬する体長約23cmのアトリ科イカル属の鳥で、分布域により2亜種に分かれており、日本では北海道、本州、四国、九州の山林で繁殖する基亜種イカル(Eophona personata personata)が留鳥または漂鳥として分布し、北日本の個体は冬季、本州以南の暖地に移動すると考えられています。

10羽ほどの群れで移動していたイカル。額から頭頂、腮から目先は青色光沢のある黒色で、ひときわ大きな嘴は黄色でインパクトがあります。

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この木の実が好物のようで、盛んに実を啄んでいました・・・

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帰り際、水路で水を飲んでいた2羽のイカル。片方が水を飲んでいるとき、もう一方は天敵が来ないか警戒しているようでした・・・

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山梨のほうでは昨年の秋から何度も姿を見せてくれたイカルですが、寒さとともに自宅近くの森でもようやく姿を見せてくれました。アトリ科の鳥が増えてくると冬の深まりを感じさせられます・・・


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今年も来てくれたルリビタキ

正月明け、久し振りに自宅近くの森を散策しましたが、今日はその時目にしたルリビタキをご紹介します。

ルリビタキ(Red-flanked Bluetail)は夏季はユーラシア大陸の亜寒帯やヒマラヤ山脈で繁殖し、冬季はユーラシア大陸南部で越冬する体長約14cmのヒタキ科ルリビタキ属の鳥で、日本では留鳥または漂鳥として北海道、本州、四国の平地から亜高山帯で繁殖し、冬季は本州以南の平地から山地の常緑広葉樹林、公園などで越冬することが知られています。

そんなルリビタキですが、寒さとともに今年も自宅近くの森に来てくれました。オスは風切外弁すべてが青色になるには4年以上かかると言われていますが、この個体は何年目ぐらいでしょうか?

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ヒタキの仲間は一般に人懐っこいと言われますが、ルリビタキも例外ではなく、動きや表情に愛嬌があります・・・

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こちらは別個体のルリビタキ。先ほどの個体より全体的に褐色みが強いようです・・・

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今日は今年も自宅近くの森にやってきたルリビタキをご紹介しましたが、年が明け、寒さとともに冬鳥たちの姿も増えてきました・・・


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アカアシミツユビカモメ

再び北太平洋クルーズで目にした鳥たちをご紹介します。今日は日本では憧れの鳥、アカアシミツユビカモメです。

アカアシミツユビカモメ(Red-legged Kittiwake)はアリューシャン列島、コマンドル諸島、プリビロフ諸島などの限られた場所(6ヵ所)で繁殖し、アラスカ湾やベーリング海周辺の北太平洋で越冬する体長約37cmのカモメ科ミツユビカモメ属の海鳥で、日本では稀な冬鳥として、秋を中心に北海道や関東以北の太平洋沿岸から沖合で記録があるようです。

クルーズ船の比較的近くを並翔してくれたアカアシミツユビカモメの成鳥夏羽。同じ仲間のミツユビカモメによく似ていますが、やや小さく、成鳥では上面の色が濃いほか、名前のごとく足が赤く、額は高く頭頂が平らで、嘴は小さく上嘴先端のカーブが大きいのが特徴です。

アカアシミツユビカモメ4

アカアシミツユビカモメ5

アカアシミツユビカモメ6

アカアシミツユビカモメ8

アカアシミツユビカモメ9

さらに近くを飛んでくれました・・・

アカアシミツユビカモメ14

アカアシミツユビカモメ15

今日は日本では稀な冬鳥として記録のあるアカアシミツユビカモメをご紹介しましたが、アリューシャン列島など、ごく限られた場所でしか繁殖していないため全体的な個体数も少なく、今回のクルーズでも目にする機会は少なかったのですが、今日ご紹介したこの日に限り、幸運にも何度も目にすることができ、しっかりその愛らしい姿を目に焼き付けることができました・・・


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ウミアイサ

昨日の続きで、同じく小樽漁港で目にしたウミアイサをご紹介します。

ウミアイサ(Red-breasted Merganser)はユーラシア大陸中北部と北アメリカ中北部で繁殖し、冬季はヨーロッパ南部、小アジア、カスピ海沿岸、中国東部、朝鮮半島、北アメリカ西海岸、メキシコ湾などに渡り越冬する体長約55cmのカモ科ウミアイサ属のカモで、。日本へは冬鳥として、九州以北に渡来することで知られています。雌雄ともに嘴、虹彩、脚が赤く、オスは頭部が緑色光沢のある黒色で、後頭にボサボサした冠羽があり、胸は茶褐色で黒色斑があり、腹は白く、脇には細かい黒い波状斑があるのが特徴で、メスは頭部が茶褐色で、短めの冠羽があり、胸からの体下面は白く、側胸から脇は灰褐色なの特徴です。

遠くの岸壁近くを泳いでいたウミアイサのオスとメス(左端)。大きくトリミングしているため鮮明ではありませんが、何とかその特徴を確認することができます。

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こちらは近くを泳いでいたオスのウミアイサ。上記特徴をはっきり確認することができます。

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昨日に続き、同じく北海道観光ツアーで目にしたウミアイサをご紹介しましたが、普段は海のない県に住んでいるため、このような海鳥を目にするととても嬉しくなります・・・


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シノリガモ

初めての北海道新幹線に乗りたくて、年の瀬、2泊3日の北海道観光ツアーに行ってきましたが、その時、目にしたシノリガモをご紹介します。

シノリガモ(Harlequin Duck)はシベリア北東部、北アメリカ北西部、カナダ北東部、グリーンランド、アイスランドで繁殖し、冬季は北太平洋沿岸部、北大西洋沿岸部で越冬する体長約43cmのカモ科シノリガモ属のカモで、日本では冬鳥として主に北日本の岩礁の多い海岸に渡来しますが、北海道と東北の山地渓流では少数が繁殖することが知られています。

小樽の漁港で目にしたシノリガモのオス。オスは英名(道化師の意)のように、特徴のある独特の色彩をしており、嘴は鉛色なのが特徴です。

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こちらは地味系のメス(左側)と一緒に泳いでいたオス。メスは全体に灰黒褐色で、目先の上下と耳羽に白斑があるのが特徴です。

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単独で泳いでいたオス。

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こちらはメス。

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こちらは一見メスのように見えますが、耳羽の後ろに白斑があることからオスのエクリプスと思われます。

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今日は北海道観光ツアーの途中で目にしたシノリガモをご紹介しましたが、今回のツアーは観光・食事がメインのツアーだったこともあり、予期せずシノリガモを目にしたときには思わず嬉しくなりました・・・


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増えてきたオシドリ

今日は先日もご紹介したダム湖のオシドリをご紹介します。

オシドリ(Mandarin Duck)はロシア南東部、中国東部、朝鮮半島、台湾、日本などの東アジアのみに分布する体長約45cmのカモ科オシドリ属の鳥で、日本では北海道や本州中部以北で繁殖し、冬季になると西日本へ南下し越冬しますが、今回、久し振りに当ダムを訪れましたが、寒さとともに数も増えているようで、数100羽を超えると思われるオシドリたちが陸で休んだり、湖上で泳いだりしていました。

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今日は寒さとともに数を増やしてきたオシドリをご紹介しましたが、当地は開けたダム湖で天敵の猛禽なども見つけやすく、周囲の森林には餌のドングリも豊富にあると思われ、彼らにとっては絶好の越冬地であるように思われます。当地でしっかり冬を越し、また来年も可憐な姿を見せてほしいものです・・・


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プロフィール

shumishan

Author:shumishan
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自然の中で息づく野鳥たちとの出会いに、年も忘れて心ときめかせています。


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