カザリショウビン

ベトナムシリーズの続きで、今日はカザリショウビンをご紹介します。

カザリショウビン(Banded Kingfisher)はミャンマー、タイ、ベトナム、マレーシア、スマトラ、ジャワ、ボルネオなどに分布する体長21.5~24.5cmのカワセミ科カザリショウビン属の唯一の種で、全部で3亜種に分かれており、今回目にしたのはミャンマー南部、タイ、ベトナム南部に分布する亜種Lacedo pulchella amabilisと思われます。

カッティエン国立公園で目にしたカザリショウビンのメス。オスは頭から体上面が美しい藍色、淡青色の横縞がありますが、メスのほうは上面が赤褐色で暗色の縞模様があり、英名の由来ともなっています。

カザリショウビン1

カザリショウビンは時々冠羽を立てる仕草を見せますが、こちらは少し冠羽を立てたところ。

カザリショウビン2

カザリショウビン4

カザリショウビン5

カザリショウビン8

カザリショウビン9

カザリショウビンのオスについては以前訪れたタイ南部で高い木の上にとまった姿を一度目にしていますが、今回はそのメスを目にすることができました。上面の藍色が美しいオスもいいものですが、上面が赤褐色のメスも捨てがたい魅力があります・・・


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コハゲコウ

ベトナムシリーズの続きで、今日はコハゲコウをご紹介します。

コハゲコウ(Lesser Adjutant)はインド、ネパールから東南アジア、大スンダ列島にかけて分布する体長122.5~129cmのコウノトリ科ハゲコウ属の鳥で、インド北部に分布するよく似たオオハゲコウ(Greater Adjutant)より一回り小さく、頭部から頸部にかけて羽毛がまばらで、オレンジ色の皮膚が露出しているのが和名の由来ともなっています。

カッティエン国立公園の上空を旋回していたコハゲコウ。下面は白色であり、昨日ご紹介したエンビコウとは見た目にも大きく異なります。

コハゲコウ1

コハゲコウ3

コハゲコウ4

コハゲコウ5

コハゲコウ11

コハゲコウ12

コハゲコウ13

コハゲコウ14


今日はインドから東南アジアにかけて分布するコハゲコウをご紹介しましたが、以前訪れた東アフリカでは、よく似た
アフリカハゲコウ(Marabou Stork)を目にしましたので、ご参考までに当時のブログを以下にご紹介します・・・

http://shumishan.blog.fc2.com/blog-entry-361.html


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エンビコウ

ベトナムシリーズの続きで、今日はエンビコウをご紹介します。

エンビコウ(Woolly-necked Stork)はサハラ以南のアフリカ、インドからマレー半島、スマトラ、ジャワ、小スンダ列島、スラウェシ、フィリピンにかけて分布する体長75~91cmのコウノトリ科コウノトリ属の鳥で、分布域により3亜種に分かれており、今回目にしたのはインドからインドネシア、マレー半島、スマトラ北部、フィリピンにかけて分布する基亜種Ciconia episcopus episcopusと思われます。

カッティエン国立公園で目にしたエンビコウ。体は緑紫の光沢のある黒色で、白色の頸の羽毛は短く綿状になっており、英名の由来にもなっています。

エンビコウ6


エンビコウ8

エンビコウ11

エンビコウ14

エンビコウ16

こちらは上空を横切って行ったエンビコウ。白色の頸が印象的です。

エンビコウ1

エンビコウ2

エンビコウ3

今日はコウノトリの仲間、エンビコウをご紹介しましたが、本種は別名シロエリコウとも呼ばれており、逆にエンビコウの名前は南アメリカに生息するシロエンビコウ(Maguari Stork)の別名にもなっており、和名でいう場合は注意が必要です・・・


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マクジャク

またまた海外もので恐縮ですが、今日から暫くの間、先日初めて訪れたベトナムで目にした鳥たちをご紹介します。

最初はクジャクの仲間マクジャクです。

マクジャク(Green Peafowl)はインド北東部、バングラデシュからミャンマー、タイ、インドシナ、中国南部、マレーシア、ジャワなどに分布する体長180~250cmのキジ科クジャク属の鳥で、分布域により3亜種に分かれており、今回目にしたのはミャンマー東部からタイ、インドシナ、中国南部にかけて分布する亜種Pavo muticus imperatorと思われます。

ベトナム南部のカッティエン国立公園で目にしたマクジャクのオス。キジ科の中では最大の大きさで、英名のように全身美しい緑色の羽衣に覆われていますが、青色の頭部には長い冠羽があり、尾羽基部の上面を被う羽毛(上尾筒)が発達し、優雅な容姿を形作っています。

マクジャク1

全身を現わしてくれました。ぴんと立った長い冠羽と、長い上尾筒が何とも優雅です・・・

マクジャク3

マクジャク4

マクジャク6

マクジャク7

後ろを振り向いたマクジャク。手前はインドトサカゲリ。

マクジャク8

マクジャク9

マクジャク10

インドクジャクと並び優雅で美しいマクジャクですが、開発による生息地の破壊やペット用の乱獲などにより生息数は減少しているそうで、当地においてもその数は大きく減少しているとのことでした。この美しく貴重な種が絶えることがないよう手厚く保護をしてほしいものです・・・


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カノコバト

今日まで長々とタイシリーズにお付き合いいただきありがとうございました。シリーズの最後は近年日本でも記録のあるカノコバトです。

カノコバト(Spotted Dove)はパキスタン、インド、スリランカから中国、台湾、東南アジアに広く分布する体長27.5~30cmのハト科Spilopelia属の鳥で、分布域により5亜種に分かれており、今回目にしたのはインド北東部、バングラデシュからインドシナ、スンダ列島、フィリピンにかけ分布する亜種Spilopelia chinensis tigrinaと思われます。なお、本種は北アメリカやオーストラリア、ニュージーランドなどにも移入され、なかでもオーストラリアやハワイ諸島では野生化しその数を増やしているようです。

タイ中部の浄水場で目にしたカノコバト。頸に白黒の数珠模様があり、英名、和名ともにこの模様から名付けられています。

カノコバト1

カノコバト2

こちらはケンガチャン国立公園近くのハイドで目にしたカノコバト。側頸部の鹿の子模様が鮮やかです。

カノコバト5

カノコバト6

カノコバト7

今日は近年日本でも記録のあるカノコバトをご紹介しましたが、カノコバト従来、キジバトやシラコバト、ベニバトと同じキジバト属に分類されていましたが、近年、IOC(国際鳥類学会議)では同じ属に分類されていたワライバトとともに、この2種を新たにSpilopelia属として分類しています・・


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ベニバト

タイシリーズの続きで、今日はベニバトをご紹介します。

ベニバト(Red Turtle Dove)はパキスタン、インドからネパール、チベット、中国、東南アジア、台湾、フィリピンにかけ広く分布する全長約23cmのハト科キジバト属の鳥で、全部で2亜種に分かれており、今回目にしたのはネパール東部、インド北東部、チベット北東部から中国、台湾、日本の南西諸島、フィリピンにかけて分布する亜種ベニバト(Streptopelia tranquebarica humilis)と思われます。

タイ中部の田園地帯で目にした亜種ベニバトのオス。ベニバトのオスは頭から頸が青灰色で、頸の後部に黒い帯があり、翼と背中は赤味のある灰褐色なのが特徴です。

ベニバト1

ベニバト2

ベニバト3

ベニバト6

メス(左側)とのツーショット。メスは赤みの少ない灰褐色で、一見シラコバトにも似ています・・・

ベニバト11

ベニバト12

ベニバト13

今日は日本でも数少ない旅鳥または冬鳥として西日本に渡来し、南西諸島ではほぼ毎年記録があるベニバトをご紹介しましたが、名前のようにオスでは全身紅色で体長も約23cmと小さく、何とも可愛らしいハトです・・・


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キンバト

タイシリーズの続きで、今日は日本でも先島諸島に分布するキンバトをご紹介します。

キンバト(Common Emerald Dove)はインド、スリランカから中国南部、マレーシア、フィリピン、インドネシア、パプア諸島、アンダマン島、ニコバル島、クリスマス島などに分布する体長約25cmのハト科キンバト属の鳥で、分布域により5亜種に分かれており、今回目にしたのはインドから中国南部、マレーシア、フィリピン、インドネシア、パプア諸島などに分布する亜種Chalcophaps indica indicaと思われます。なお、日本では宮古島以南の先島諸島に留鳥として分布しており、日本鳥類目録改訂第7版では亜種Chalcophaps indica yamashinaiとされていますが、現在IOC(国際鳥類学会議)では基亜種Chalcophaps indica indicaに含めているようです。

ケンガチャン国立公園近くのハイドで目にしたキンバトのメス。雌雄ほぼ同色ですが、メスでは額の灰色部が狭く、嘴や足の赤色が鈍く、体下面もブドウ褐色でオスよりも鈍いのが特徴のようです。

キンバト1

キンバト2

キンバト3

キンバト4

ようやく明るいところに出てきたキンバト。

キンバト5

従来、キンバト(Emerald Dove)はインドからアジア東南部、フィリピン、インドネシア、パプア諸島、オーストラリア北東部にかけて広く分布する種として分類されていましたが、現在、IOC(国際鳥類学会議)ではインドからアジア東南部、フィリピン、インドネシア、パプア諸島西部に分布する個体群をキンバト(Common Emerald Dove)、小スンダ列島からオーストラリアにかけて分布する個体群をオーストラリアキンバト(Pacific Emerald Dove)として分離させているほか、日本の亜種Chalcophaps indica yamashinaiについても基亜種Chalcophaps indica indicaに吸収させており、日本鳥類目録次期改訂版においては分類の見直しが行われるものと思われます・・・


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ヒメマミジロタヒバリ

タイシリーズの続きで、今日はヒメマミジロタヒバリご紹介します。

ヒメマミジロタヒバリ(Paddyfield Pipit )はインド亜大陸から東南アジア、フィリピンなどかけて分布する体長15cm程のセキレイ科タヒバリ属の鳥で、分布域により5亜種に分かれており、今回目にしたのはインド、スリランカから中国南部、インドシナにかけて分布する基亜種Anthus rufulus rufulusと思われます。

タイ中部の浄水場で目にしたヒメマミジロタヒバリ。マミジロタヒバリやコマミジロタヒバリにも似ていますが、マミジロタヒバリより小型で嘴は細く、コマミジロタヒバリに比べると眉斑がはっきりしており、上嘴の鼻孔付近の凹は見られません。

ヒメマミジロタヒバリ1

ヒメマミジロタヒバリ3

ヒメマミジロタヒバリ2

ヒメマミジロタヒバリ4

ヒメマミジロタヒバリ5

ヒメマミジロタヒバリ7

今日はインド亜大陸から東南アジア、フィリピンなどかけて分布するヒメマミジロタヒバリをご紹介しましたが、当地には冬季、マミジロタヒバリ(Richard's Pipit)も越冬にやってくるようですので、識別には注意が必要です・・・


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キムネコウヨウジャク

タイシリーズの続きで、今日はキムネコウヨウジャクをご紹介します。

キムネコウヨウジャク(Baya Weaver)はパキスタン、インド、スリランカ、ネパールから中国南西部、インドシナ、マレー半島、スマトラ、ボルネオ、ジャワ、バリにかけて広く分布する体長約15cmのハタオリ科ハタオリ属の鳥で、分布域により5亜種に分かれており、今回目にしたのはタイ、ラオス南部に分布する亜種Ploceus philippinus angelorumと思われます。

タイ中部の田園地帯ではるか彼方の電線にとまっていたキムネコウヨウジャクと思われる群れ。

キムネコウヨウジャク5

大きくトリミング・・・

キムネコウヨウジャク6

草の上に出てきた冬羽のキムネコウヨウジャク。夏羽では頭部から頸は鮮やかな黄色で、頬は黒褐色になりますが、冬羽では頭部から頸は黒褐色の縦斑が見られます。

キムネコウヨウジャク1

キムネコウヨウジャク2

キムネコウヨウジャク3

今日はハタオリ科ハタオリ属の鳥、キムネコウヨウジャクをご紹介しましたが、この聞きなれないハタオリ(機織)の名前は、草などを編んで枝から垂れ下がる袋状の巣を作ることから名付けられており、以前訪れたアフリカでもハタオリ科の鳥を多く目にしました。サバクヒタキの仲間もそうですが、アフリカとユーラシアには共通する種の存在が知られており、こんなことからも生物分布におけるアフリカとユーラシアの繋がりを考えさせられます・・・


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アジアマミハウチワドリ

タイシリーズの続きで、今日はアジアマミハウチワドリをご紹介します。

アジアマミハウチワドリ(Plain Prinia)はアフガニスタン東部、パキスタン、インドから中国、東南アジアにかけて広く分布する体長13.5~15cmのセッカ科ハウチワドリ属の鳥で、分布域により10亜種に分かれており、今回目にしたのはミャンマー南部からインドシナ中南部にかけて分布する亜種Prinia inornata herbertiと思われます。和名のマミは眉斑が青白くて目立つことから、ハウチワドリは長い尾羽を扇型のように広げることから名付けられたようです。

タイ中部の草原で目にしたアジアマミハウチワドリ。

アジアマミハウチワドリ5

アジアマミハウチワドリ6

アジアマミハウチワドリ7

こちらの個体は嘴の色が淡く、体上面も淡褐色であることから幼鳥と思われます。

アジアマミハウチワドリ1

アジアマミハウチワドリ2

アジアマミハウチワドリ3

アジアマミハウチワドリはかってはアフリカのサハラ砂漠以南に生息する(アフリカ)マミハウチワドリ(Tawny-flanked Prinia)と同種と考えらえていたため、単にマミハウチワドリと呼ばれていましたが、現在はそれぞれが別種とされ、アジアに生息する種はアジアマミハウチワドリとなっています。それにしても分類が変わると特に和名はややこしくなりますね・・・


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ホオアカコバシタイヨウチョウ

タイシリーズの続きで、今日は同じくタイヨウチョウの仲間、ホオアカコバシタイヨウチョウをご紹介します。

ホオアカコバシタイヨウチョウ(Ruby-cheeked Sunbird)はネパール、バングラデシュから中国南部、インドシナ、マレー半島、スマトラ、ジャワ、ボルネオにかけ広く分布する体長10.5~11cmのタイヨウチョウ科ホオアカコバシタイヨウチョウ属の鳥で、分布域により11亜種に分かれており、今回目にしたのはミャンマー南部からマレー半島北部にかけて分布する亜種Chalcoparia singalensis internotaと思われます。オス・メスともに喉から胸がオレンジ色ですが、オスは頭部からの上面が緑色で、頬がルビーのような赤色であることが名前の由来になっています。

ケンガチャン国立公園で目にしたホオアカコバシタイヨウチョウのメス。光が当たると喉から胸にかけてのオレンジ色が美しく輝いて見えます。

ホオアカコバシタイヨウチョウ1

ホオアカコバシタイヨウチョウ2

ホオアカコバシタイヨウチョウ4

ホオアカコバシタイヨウチョウ5

ホオアカコバシタイヨウチョウ7

ホオアカコバシタイヨウチョウ8

今日は、かってはコバシタイヨウチョウ属に属し、現在はホオアカコバシタイヨウチョウ属(1属1種)に変更になったホオアカコバシタイヨウチョウのメスをご紹介しましたが、本種のオスは頭部から上面が緑色で、頬がルビー色の美しい鳥として知られており、次回は是非この美しいオスを見てみたいものです・・・


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キバラタイヨウチョウ

タイシリーズの続きで、今日はキバラタイヨウチョウをご紹介します。

キバラタイヨウチョウ(Olive-backed Sunbird)は中国南部、東南アジアからオーストラリアかけて広く分布する体長11.5cmのタイヨウチョウ科Cinnyris 属の鳥で、分布域により全部で21亜種に分類されていますが、今回目にしたのはミャンマー、タイ、カンボジア、マレー半島北部に分布する亜種Cinnyris jugularis flammaxillarisと思われます。

ロッジの庭に花蜜を吸いにやって来たキバラタイヨウチョウのオス。オス・メスともに英名のように背はオリーブ褐色で、腹部は和名のように明るい黄色ですが、オスでは額、喉、上胸が金属光沢のある暗青色である点が異なります。

キバラタイヨウチョウ1

キバラタイヨウチョウ2

キバラタイヨウチョウ3

キバラタイヨウチョウ4

光が当たると喉から胸にかけての暗青色が美しく光り輝きます・・・

キバラタイヨウチョウ5

キバラタイヨウチョウ6

今日は東南アジアを代表するタイヨウチョウ科の鳥、キバラタイヨウチョウをご紹介しましたが、この花蜜を主食とするタイヨウチョウの仲間は、分類や系統は異なりますが、形態的には同じく花蜜を主食とするアメリカ大陸のハチドリやオーストラリアのミツスイの仲間ともよく似ており、このような類似性は同じく系統の異なるツバメとアマツバメの関係同様、生物学的収斂進化の結果と思われます・・・


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ズアカミユビゲラ

タイシリーズの続きで、今日はズアカミユビゲラをご紹介します。

ズアカミユビゲラ(Common Flameback)はインドから中国南部、東南アジアのほぼ全域にかけて分布する体長28~30cmのキツツキ科ズアカミユビゲラ属の鳥で、全部で5亜種に分かれており、今回目にしたのはインド北西部、バングラデシュから中国中南部、ミャンマー、インドシナにかけて分布する亜種Dinopium javanense intermediumと思われます。

ケンガチャン国立公園で一瞬目にしたズアカミユビゲラのオス。名前のように頭頂が燃えるような赤色で、黒い縞模様の顔と黄金色の背中がとても印象的です。

ズアカミユビゲラ6

今日はズアカミユビゲラの亜種Dinopium javanense intermedium(インド北西部、バングラデシュから中国中南部、ミャンマー、インドシナにかけて分布)のオスをご紹介しましたが、メスについては以前シンガポールで撮影した亜種Dinopium javanense javanense(マレー半島からスマトラ、ジャワ西部、ボルネオに分布)の写真がありますので、ご参考までにご紹介します。

ズアカミユビゲラ2


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亜種ウスアカモズ

タイシリーズの続きで、今日はアカモズの亜種、ウスアカモズをご紹介します。

アカモズ(Brown Shrike)は夏季に中国や日本、ロシア東部、朝鮮半島、日本などで繁殖し、冬季になるとインドから中国南部、東南アジアにかけて越冬するモズ科モズ属の鳥で、分布域により4亜種(ウスアカモズ、カラアカモズ、シマアカモズ、アカモズ)に分かれており、今回目にしたのはモンゴル東部、ロシア南東部、中国北東部で繁殖し、冬季マレー半島とスマトラで越冬する亜種ウスアカモズ(Lanius cristatus confusus)と思われました。なお、日本では亜種アカモズが北海道、本州、四国で局所的に繁殖するほか、亜種シマアカモズが九州南部や南西諸島の一部で繁殖すると言われ、渡りの時期には日本海の島嶼、南西日本、南西諸島で多数通過するほか、亜種カラアカモズが稀な旅鳥として日本海の島嶼などで記録されています。

タイ中部の田園地帯で目にした亜種ウスアカモズのオスと思われる個体。亜種アカモズに比べ上面が淡く、額の白色部も狭いのが特徴です。

ウスアカモズ2

ウスアカモズ1

ウスアカモズ4

ウスアカモズ5

ウスアカモズ6

ウスアカモズ10

今日はタイ中部で目にした亜種ウスアカモズと思われる個体をご紹介しましたが、東南アジアには上記4亜種すべてが越冬のため渡来しているため亜種の識別には注意が必要です・・・


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アジアコビトウ

タイシリーズの続きで、今日はアジアコビトウをご紹介します。

アジアコビトウ(Little Cormorant)はインドから中国南部、東南アジアにかけて広く分布する体長51~55cmのウ科コビトウ属の鳥で、よく似たインドヒメウ(体長61~68cm)に比べ、やや小さく、頭が尖っておらず、嘴も短いのが特徴です。

タイ中部の河口で目にした全身ほぼ黒色の非繁殖羽のアジアコビトウの成鳥。繁殖期では頭上に縞状の白斑がでるほか、嘴も黒くなってくるそうです。

アジアコビトウ10

アジアコビトウ12

アジアコビトウ13

内陸の貯水池土手で休んでいたアジアコビトウ。

アジアコビトウ3

アジアコビトウ4

上空を横切っていったアジアコビトウ。

アジアコビトウ5

今日は鵜の仲間ではアジアで最小のアジアコビトウをご紹介しましたが、ほぼ同じエリアに分布するインドヒメウや日本で見られるヒメウに比べ体が一回り小さく嘴も短いことから、とても可愛く見えます・・・


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シロハラクイナ

タイシリーズの続きで、今日は近年、日本でも観察例の増えているシロハラクイナをご紹介します。

シロハラクイナ(White-breasted Waterhen)はインドから東南アジア全域、中国南部、台湾、日本にかけて留鳥として分布する体長約32cmのクイナ科シロハラクイナ属の鳥で、分布域により3亜種に分かれており、今回目にしたのはインドから中国南部、インドシナ、マレー半島、台湾、日本、フィリピンにかけて分布する基亜種Amaurornis phoenicurus phoenicurusと思われます。なお、日本では奄美諸島と琉球諸島に分布するほか、その他の地域でも稀に飛来し繁殖の記録も複数あるようです。

タイ中部の浄水場で目にしたシロハラクイナ。上面のオリーブ色みのある黒色と顔から腹までの白色のコントラストが明瞭で、嘴基部の赤色が鮮やかなことからオスと思われます。(メスは嘴基部の赤色に鮮やかさがない)

シロハラクイナ1

シロハラクイナ2

シロハラクイナ3

今日は上面の黒色と、顔から体下面の白色とのコントラストが鮮やかでよく目立つシロハラクイナをご紹介しましたが、本種はじっとしていることが少なく動きも速いため、遠くにいても比較的見つけやすい鳥でもあります・・・


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識別の難しい冬羽のアカガシラサギ、ジャワアカガシラサギ

タイシリーズの続きで、今日はアカガシラサギかジャワアカガシラサギか識別困難な冬羽個体についてご紹介します。

アカガシラサギ(Chinese Pond Heron)は夏季に中国中東部で繁殖し、冬季になると台湾、日本、東南アジアへ南下し越冬する体長約45cmのサギ科アカガシラサギ属の鳥ですが、一方、ジャワアカガシラサギ(Javan pond Heron )はタイ南部、カンボジア中部からベトナム南部、フィリピン南部、インドネシアに留鳥として分布するサギ科アカガシラサギ属の鳥で、夏羽ではアカガシラサギの頭部から胸が赤褐色なのに対し、ジャワアカガシラサギではクリーム色を帯びた淡いバフ色であり容易に識別することができますが、冬羽や幼鳥はアカガシラサギに酷似しており野外での識別は困難とされています。

そんなよく似た冬羽のアカガシラサギあるいはジャワアカガシラサギですが、タイ中部の浄水場で冬季には両者が混在しているとのことで、複数の個体を撮影してきましたが、結局どちらなのかははっきりしませんでした。

浄水場の土手にたたずむ個体。

B51O4734.jpg

B51O4736.jpg

こちらは獲物を狙って低い姿勢をとっていた個体。

アカガシラサギ2

アカガシラサギ3

枝にとまった個体。

KX0A3989.jpg

この個体は上面がやや淡い灰色みを帯びていることからジャワアカガシラサギの可能性もあると思われます。

アカガシラサギ8

手前の個体は奥の個体に比べ、上面の灰色みが強いことから、ジャワアカガシラサギの可能性も考えられます・・・

B51O4757.jpg

今日はよく似たアカガシラサギとジャワアカガシラサギの冬羽個体についてご紹介しましたが、CRAIG ROBSONの「BIRDS of SOUTH-EAST ASIA」によれば、飛翔時、ジャワアカガシラサギは翼全体が白色の個体が多いのに対し、アカガシラサギでは初列風切先端に淡褐色みのある個体が多いとの記載がありますので、識別の参考になるかと思います・・・


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インドトサカゲリ

タイシリーズの続きで、今日はインドトサカゲリをご紹介します。

インドトサカゲリ(Red-wattled Lapwing)はトルコ南東部からインド亜大陸、東南アジアにかけて広く分布する体長31.5~35cmのチドリ科タゲリ属の鳥で、分布域により4亜種に分かれており、今回目にしたのはインド北東部から中国南部、東南アジア、スマトラ北部にかけて分布する亜種Vanellus indicus atronuchalisと思われ、英名のように眼の周りから前方にかけて赤く細長い肉垂(にくすい)があるのが特徴です。

タイ中部の浄水場で目にしたインドトサカゲリ。パキスタンからネパール、インド北東部、バングラデシュにかけて分布する基亜種Vanellus indicus indicusが目の後ろの白斑が大きく、頸から胸の白色部に繫がっているのに対し、こちらは白斑が小さく、繫がっていないのが特徴です。

インドトサカゲリ3

インドトサカゲリ1

インドトサカゲリ8

インドトサカゲリ9

インドトサカゲリ5

インドトサカゲリ10

今日はインド北東部から中国南部、東南アジア、スマトラ北部にかけて分布する亜種Vanellus indicus atronuchalisをご紹介しましたが、ご参考までに、以前インド北西部で撮影した目の後ろの白斑が頸から胸の白色部に繫がっている基亜種Vanellus indicus indicusの写真をご紹介します。

インドトサカゲリ1


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アジアレンカク

タイシリーズの続きで、今日はアジアレンカクをご紹介します。

アジアレンカク(Bronze-winged Jacana)はインドから東南アジアにかけて分布する体長27~30cmのレンカク科アジアレンカク属の鳥で、英名のように頭から頸、体下面は光沢のあるブロンズ色で、後頭部にかけた白色の眉斑が目立つほか、翼を広げるとブロンズ色の翼が光り輝いて見えます。

タイ中部の田園地帯で目にしたアジアレンカクのオス成鳥。水路脇の深い草の中を歩いていたため上半身しか見えませんが、特徴あるブロンズ色の上半身と白色の太い眉斑を確認することができます。

アジアレンカク3

少し振り向きました。嘴基部がわずかに赤く、青灰色の額板が確認できます。

アジアレンカク1

その後、向きを変え

アジアレンカク4

ゆっくりと草の中に消えていきました・・・

アジアレンカク5

今日はインドから東南アジアにかけて留鳥として分布するアジアレンカクをご紹介しましたが、このアジアレンカクは日本ではまだ記録がありませんが、インドからインドシナ、中国南東部、スリランカ、台湾、フィリピンなどで繁殖する同じ仲間のレンカク(Pheasant-tailed Jacana)は、北方の個体が越冬のためインドネシアやマレーシアなどに渡る途中、日本にも稀な旅鳥または冬鳥として渡来することが知られています。日本に渡来するかどうかは、やはりこの渡りの有無が決め手になるようです・・・


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ミミジロヒヨドリ

タイシリーズの続きで、今日は同じくヒヨドリの仲間、ミミジロヒヨドリをご紹介します。

ミミジロヒヨドリ(Streak-eared Bulbul)はタイ、マレーシア、ラオス、カンボジア、ベトナムなどに分布する体長17.5~19.5cmのヒヨドリ科シロガシラ属の鳥で、名前のごとく耳羽に線状の白斑が見られるのが特徴です。余談ですが、ミャンマーに分布する別亜種については2016年、別種として分離独立し、現在英名はAyeyarwady Bulbulとなっています。

ケンガチャン国立公園で目にしたミミジロヒヨドリ。全身褐色ですが、よく見ると耳の辺りに線状の白斑を確認することができます。

ミミジロヒヨドリ5

こちらはロッジに置かれたバナナを食べにやってきたミミジロヒヨドリ。やはりヒヨドリの仲間、甘い果実は大好物のようです。

ミミジロヒヨドリ10

ミミジロヒヨドリ11

ミミジロヒヨドリ12

ミミジロヒヨドリ13

ハイドで水浴びを終えたミミジロヒヨドリ。

ミミジロヒヨドリ20

今日までタイで出会ったヒヨドリ科の仲間をご紹介してきましたが、ヒヨドリ科の鳥はアフリカからユーラシア南部にかけて広く分布しており、生物分布におけるアフリカとユーラシアの繋がりを考えさせれます・・・


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ズグロヒヨドリ

タイシリーズの続きで、今日はズグロヒヨドリをご紹介します。

ズグロヒヨドリ(Black-headed Bulbul)はインド北東部、バングラデシュから大スンダ列島、フィリピン西部にかけ東南アジアに広く分布する体長約18cmのヒヨドリ科シロガシラ属の鳥で、分布域により4亜種に分かれており、今回目にしたのは上記分布域のほぼ全域に分布する基亜種Pycnonotus atriceps atricepsと思われます。名前のとおり黄色い体に黒い頭部が印象的で、先日ご紹介したエボシヒヨドリの冠羽を無くしたような鳥ですが、ちょっと見にはズグロコウライウグイスにも似ています。

ズグロヒヨドリ2

ズグロヒヨドリ1

今日はインド北東部から東南アジアにかけ広く分布するズグロヒヨドリをご紹介しましたが、エボシヒヨドリが山地性のヒヨドリであるのに対し、本種は森林性のヒヨドリだそうです・・・


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キビタイヒヨドリ

タイシリーズの続きで、今日は同じくヒヨドリの仲間、キビタイヒヨドリをご紹介します。

キビタイヒヨドリ(Stripe-throated Bulbul)はミャンマー西部・中南部、中国南部、タイ、インドシナ南部、マレー半島に分布する体長19~20cmのヒヨドリ科シロガシラ属の鳥で、分布域により3亜種に分かれており、今回目にしたのは中国南部、タイ、インドシナ南部に分布する亜種Pycnonotus finlaysoni eousと思われます。

ケンガチャン国立公園近くのハイドで目にしたキビタイヒヨドリ。額、顔、喉が鮮やかな黄色で黒褐色の縦斑があり、和名は額が黄色であることから、また英名は喉に縦斑があることから名付けられたものと思われます。

キビタイヒヨドリ1

キビタイヒヨドリ2

キビタイヒヨドリ3

キビタイヒヨドリ4

キビタイヒヨドリ5

今日は初見のキビタイヒヨドリをご紹介しましたが、額と顔、喉の黄色がひときわ鮮やかであり、ヒヨドリの仲間とは思えない魅力がありました・・・


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エボシヒヨドリ

タイシリーズの続きで、今日はエボシヒヨドリをご紹介します。

エボシヒヨドリ(Black-crested Bulbul)はインド北東部から東南アジアの山地にかけて広く分布する体長18.5~19.5cmのヒヨドリ科シロガシラ属の鳥で、名前のように鮮やかな黄色の体に黒い烏帽子状の冠羽があるのが特徴です。

ケンガチャン国立公園で目にしたエボシヒヨドリの成鳥。留鳥性の強いエボシヒヨドリは生息域により8亜種に分かれており、当地で目にした個体は喉に赤斑がないことから、ミャンマー南部、タイ南西部に分布する亜種Pycnonotus flaviventris negatusと思われます。

エボシヒヨドリ10

エボシヒヨドリ11

エボシヒヨドリ12

エボシヒヨドリ3

エボシヒヨドリ2

こちらはケンガチャン国立公園近くのハイドで目にしたエボシヒヨドリ。

エボシヒヨドリ20

エボシヒヨドリ24

エボシヒヨドリ21

今日はミャンマー南部、タイ南西部に分布する喉に赤斑がない亜種Pycnonotus flaviventris negatusをご紹介しましたが、ご参考までに、以前タイ中部のカオヤイ国立公園で目にした喉に赤斑がある亜種Pycnonotus flaviventris johnsoniを紹介しておきます・・・

エボシヒヨドリ1


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アムールムシクイ(ウスリームシクイ)

タイシリーズの続きで、今日は日本でも記録のあるアムールムシクイ(ウスリームシクイ)をご紹介します。

アムールムシクイ(Pale-legged Leaf Warbler)はロシア東部から中国北東部、朝鮮半島北部にかけて繁殖し、冬季は東南アジアに渡り越冬する体長12.5~13cmのメボソムシクイ科メボソムシクイ属の鳥で、日本でも主に春に九州北・西部や日本海側の島嶼を少数が通過することが知られています。なお、和名はアムールムシクイ、ウスリームシクイの両者があり混乱しますが、日本鳥学会ではアムールムシクイ、IOC(国際鳥類学会議)ではウスリームシクイを採用しているようです。

ケンガチャン国立公園近くのハイドで目にしたアムールムシクイ。エゾムシクイに酷似していますが、頭部の灰色みが弱く、上面のコントラストも少なく、囀りは「フィリリリ・・・」「フィリフィリ・・・」という虫のような声で鳴くとされています。

アムールムシクイ1

アムールムシクイ2

日本鳥類目録改訂第7版では目録掲載の根拠となる出版物がないため検討種とされているアムールムシクイ(ウスリームシクイ)すでが、今回の訪問地タイは有数の越冬地であり、冬季であれば比較的見つけやすい鳥の一つであるようです・・・


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キマユムシクイ

タイシリーズの続きで、今日はキマユムシクイをご紹介します。

キマユムシクイ(Yellow-browed Warbler)はロシア中部、カザフスタン北部からロシア東部、中国北東部、朝鮮半島北部にかけて繁殖し、冬季は東南アジアなどに渡り越冬する体長約10.5cmのメボソムシクイ科メボソムシクイ属の鳥で、日本では旅鳥または数少ない冬鳥として、主に日本海側の島嶼や南西諸島に渡来しますが、本州、四国、九州では冬季の記録があり、近年越冬例も増えているようです。

ケンガチャン国立公園で目にしたキマユムシクイ。地鳴きは「チュイーッ」と尻上がりに鳴くことから比較的見つけやすい鳥であり、名前のように眉斑が淡黄白色で、大雨覆と中雨覆の先端が黄白色で2本の翼帯となって見えます。

キマユムシクイ1

次列風切基部が暗色であることもキマユムシクイの特徴です。

キマユムシクイ2

キマユムシクイ3

今日は日本でも旅鳥または数少ない冬鳥として渡来するキマユムシクイをご紹介しましたが、今回滞在中、何度もその特徴ある鳴き声を聞くことができたことから、越冬地であるタイには多数のキマユムシクイが渡来しているものと思われます・・・


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ヤナギムシクイ

タイシリーズの続きで、今日は日本でも稀な旅鳥として渡来するヤナギムシクイをご紹介します。

ヤナギムシクイ(Two-barred Warbler)はロシア中部、モンゴル北東部からロシア東部・南部、中国北東部、朝鮮半島北部で繁殖し、冬季は中国南部、東南アジアに渡り越冬する体長10~11cmのメボソムシクイ科メボソムシクイ属の鳥で、上面はオリーブ色で、英名のように明瞭な2本の白い翼帯があり、翼帯の間と次列風切基部は上面と同色でコントラストがないのが特徴です。

ケンガチャン国立公園で目にしたヤナギムシクイ。スズメによく似た「チュィリッ」というような感じのよく通る声で鳴いていました。

ヤナギムシクイ7

動きが速く、なかなかじっとしてくれませんが・・・

ヤナギムシクイ9

何とか2本の白い翼帯を確認することができました。

ヤナギムシクイ13

ヤナギムシクイ8

ヤナギムシクイ12

ヤナギムシクイ14

ヤナギムシクイ15

日本でも稀な旅鳥として日本海側の島嶼に渡来するヤナギムシクイですが、昨年訪れたタイ・カオヤイ国立公園でもその姿を目にすることはできましたが、白い2本の翼帯ははっきり確認できず、いつかはしっかり見たいものだと思っていました。今回は幸いにもその念願の2本の翼帯を確認することができました・・・


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ハシブトムジチメドリ、ムナフムシクイチメドリ

タイシリーズの続きで、今日はハシブトムジチメドリとムナフムシクイチメドリをご紹介します。

最初はハシブトムジチメドリです。

ハシブトムジチメドリ(Abbott's Babble)はヒマラヤ東部、インド東部からインドシナ、マレー半島、スマトラ、ボルネオにかけて分布する体長15~16.5cmのチメドリ科Malacocincla属の鳥で、分布域により8亜種に分かれており、今回目にしたのはヒマラヤ東部からマレー半島中部にかけて分布する基亜種Malacocincla abbotti abbottiと思われます。

ケンガチャン国立公園近くのハイドで目にしたハシブトムジチメドリ。和名のように嘴が太く、存在感たっぷりです。

ハシブトムジチメドリ1

ハシブトムジチメドリ2

ハシブトムジチメドリ3

ハシブトムジチメドリ4

次はムナフムシクイチメドリです。

ムナフムシクイチメドリ(Pin-striped Tit-Babbler)はインドから中国南西部、東南アジア、スマトラ、ワラセア(インドネシアの島嶼の一群)、フィリピン南東部にかけて分布する体長12.5~14cmのアカガシラチメドリ科ムシクイチメドリ属の鳥で、分布域により13亜種に分かれており、今回目にしたのはミャンマー南東部からタイ湾沿岸、マレー半島中部にかけて分布する亜種Macronus gularis connectensと思われます。

同じくケンガチャン国立公園近くのハイドで目にしたムナフムシクイチメドリ。頭部は鮮やかな赤褐色で、黄白色の眉斑があり、名前のごとく胸に褐色の縦斑があるのが特徴です。

ムナフムシクイチメドリ1

今日はチメドリ科のハシブトムジチメドリとアカガシラチメドリ科のムナフムシクイチメドリをご紹介しましたが、チメドリ科の範囲については諸説あり、アメリカ鳥学会 (AOU) ではアカガシラチメドリ科、チメドリ科、ガビチョウ科の3科をチメドリ科としており、何れにしてもこの3科は系統分類上、近縁な科であるようです・・・


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ハイガシラチメドリ

タイシリーズの続きで、今日はハイガシラチメドリをご紹介します。

ハイガシラチメドリ(Brown-cheeked Fulvetta)はインドから中国南部、インドシナ、マレー半島北部にかけて分布する体長15.5~16.5cmのチメドリ科チメドリ属の鳥で、分布域により8亜種に分かれており、今回目にしたのはミャンマー南部とタイ西部に分布する亜種Alcippe poioicephala karenniと思われました。

ケンガチャン国立公園近くのハイドで目にしたハイガシラチメドリ。全身褐色みを帯びた地味系の鳥ですが、和名のように頭部から顔にかけて灰色なのがポイントになっています。

ハイガシラチメドリ2

ハイガシラチメドリ3

ハイガシラチメドリ5

ハイガシラチメドリ6

ハイガシラチメドリ1

こちらは頭部の灰色が淡く、体下面の褐色みが強いことから若い個体でしょうか・・・

ハイガシラチメドリ11

ハイガシラチメドリ12

今日は昨日に続き、同じくチメドリ科のハイガシラチメドリをご紹介しましたが、チメドリ科の仲間は雛には斑点がなく、季節による羽毛の生え変わりはなく、かかとに鱗があり、嘴の基部にヒゲがあるのが特徴だそうです・・・


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ムナフジチメドリ

タイシリーズの続きで、今日はムナフジチメドリをご紹介します。

ムナフジチメドリ(Puff-throated Babble)はインドからヒマラヤ、ネパール、中国南部、インドシナにかけて広く分布する体長16~18㎝のチメドリ科ジチメドリ属の鳥で、分布域により実に28亜種に分かれており、今回目にしたのはタイ南西部からマレー半島北部にかけて分布する亜種Pellorneum ruficeps acrumの可能性が高いと思われます。

ケンガチャン国立公園近くのハイドで目にしたムナヒジチメドリ。頭部は栗色で、胸には和名のように暗褐色の縦斑があるのが特徴です。

ムナフジチメドリ3

ムナフジチメドリ2

喉を膨らませたムナフジチメドリ。英名はこの喉を膨らませる仕草から付けたものと思われます。

ムナフジチメドリ4

ムナフジチメドリ5

ムナフジチメドリ6

ムナフジチメドリ7

ムナフジチメドリ8

今日はチメドリ科ジチメドリ属のムナフジチメドリをご紹介しましたが、一般にチメドリの仲間は留鳥性が強く、そのため28亜種という多数の亜種に分化したものと思われます・・・


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足が暗灰色のミヤマハッカン

昨日の続きで、今日は足が暗灰色のミヤマハッカン(Kalij Pheasant)をご紹介します。

ケンガチャン国立公園近くの別のハイドで目にした足が暗灰色タイプのミヤマハッカン(亜種Lophura leucomelanos crawfurdi )のオス。上面には褐色の羽衣が多く見られることからまだ若い個体と思われます。

ミヤマハッカン1

ミヤマハッカン5

ミヤマハッカン6

後ろの個体はセキショクヤケイのメス。

ミヤマハッカン7

ミヤマハッカン8

ミヤマハッカン9

今日は昨日の赤足タイプとは別のハイドで目にした足が暗灰色タイプのミヤマハッカン(亜種Lophura leucomelanos crawfurdi) をご紹介しましたが、タイにはミャンマー中東部、タイ西部に分布する別亜種Lophura leucomelanos lineataも分布しており、最初は亜種の違いによるものかとも考えましたが、いろいろ調べた結果、亜種Lophura leucomelanos crawfurdiには足が赤いタイプと暗灰色タイプの2タイプいることが分かりました。ということで、このような足の色の違いは遺伝子的には亜種間の違いほど大きくはないようです・・・


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Author:shumishan
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自然の中で息づく野鳥たちとの出会いに、年も忘れて心ときめかせています。


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