ルリコノハドリ
ベトナムシリーズの続きで、今日はルリコノハドリをご紹介します。
ルリコノハドリ(Asian Fairy-bluebird)はインド、ネパール東部からインドシナ、マレー半島、スマトラ、ボルネオ、ジャワ、フィリピン西部にかけて分布する体長24.5~26.5cmのルリコノハドリ科ルリコノハドリ属の鳥で、分布域により6亜種に分かれており、今回目にしたのはインド、ネパール東部からインドシナにかけて分布する基亜種Irena puella puellaと思われます。
カッティエン国立公園で目にしたルリコノハドリ。全身深緑色で翼は濃紺であることから、メスあるいはオスの若い個体ではないかと思われます。(成鳥オスは顔から体下面は黒色)





今日はルリコノハドリ科ルリコノハドリ属のルリコノハドリをご紹介しましたが、和名は本種がかってはコノハドリ科(Chloropseidae)に属していたためで、現在はコノハドリ科から独立し、別科ルリコノハドリ科(Irenidae)になっています・・・
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ルリコノハドリ(Asian Fairy-bluebird)はインド、ネパール東部からインドシナ、マレー半島、スマトラ、ボルネオ、ジャワ、フィリピン西部にかけて分布する体長24.5~26.5cmのルリコノハドリ科ルリコノハドリ属の鳥で、分布域により6亜種に分かれており、今回目にしたのはインド、ネパール東部からインドシナにかけて分布する基亜種Irena puella puellaと思われます。
カッティエン国立公園で目にしたルリコノハドリ。全身深緑色で翼は濃紺であることから、メスあるいはオスの若い個体ではないかと思われます。(成鳥オスは顔から体下面は黒色)





今日はルリコノハドリ科ルリコノハドリ属のルリコノハドリをご紹介しましたが、和名は本種がかってはコノハドリ科(Chloropseidae)に属していたためで、現在はコノハドリ科から独立し、別科ルリコノハドリ科(Irenidae)になっています・・・
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アオゲラのカップル
昨日に続き、今日は同じく高原の森で目にしたアオゲラのカップルをご紹介します。
アオゲラ(Japanese Green Woodpecker)は英名のように日本の本州から四国、九州にかけて分布する体長29~30cmのキツツキ科アオゲラ属の日本の固有種で、分布域により以下の3亜種に分かれており、今回ご紹介するのは本州に分布する基亜種アオゲラです。
①アオゲラ(Picus awokera awokera)・・・本州に分布(まれに飛島、粟島、佐渡島、隠岐でも見られる)
②カゴシマアオゲラ(Picus awokera horii)・・・四国、九州に分布
③タネアオゲラ(Picus awokera takatsukasae)・・・種子島、屋久島に分布
子育てが終わった後なのか、カップルと思われる2羽のアオゲラがすぐ近くでお互いを意識しながら暫く佇んでいました。こちらは額から後頭にかけて赤色斑があるオス。



そしてこちらはオスの近くでじっとしていたメス。メスは後頭のみ赤いのが特徴です。



今日は高原の森で目にしたアオゲラのカップルと思われる2羽ををご紹介しましたが、一般にアオゲラの繁殖時期は4~6月と言われ、夫婦で協力して抱卵、育雛をするとされていますので、今回のこのカップルは子育てを終えた後、仲良く一休みをしていたのでしょうか・・・
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アオゲラ(Japanese Green Woodpecker)は英名のように日本の本州から四国、九州にかけて分布する体長29~30cmのキツツキ科アオゲラ属の日本の固有種で、分布域により以下の3亜種に分かれており、今回ご紹介するのは本州に分布する基亜種アオゲラです。
①アオゲラ(Picus awokera awokera)・・・本州に分布(まれに飛島、粟島、佐渡島、隠岐でも見られる)
②カゴシマアオゲラ(Picus awokera horii)・・・四国、九州に分布
③タネアオゲラ(Picus awokera takatsukasae)・・・種子島、屋久島に分布
子育てが終わった後なのか、カップルと思われる2羽のアオゲラがすぐ近くでお互いを意識しながら暫く佇んでいました。こちらは額から後頭にかけて赤色斑があるオス。



そしてこちらはオスの近くでじっとしていたメス。メスは後頭のみ赤いのが特徴です。



今日は高原の森で目にしたアオゲラのカップルと思われる2羽ををご紹介しましたが、一般にアオゲラの繁殖時期は4~6月と言われ、夫婦で協力して抱卵、育雛をするとされていますので、今回のこのカップルは子育てを終えた後、仲良く一休みをしていたのでしょうか・・・
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美しい囀りのクロツグミ
先日は子育て真っ最中のクロツグミをご紹介しましたが、今回はまだ繁殖期なのか、美しい囀りを聞かせてくれたクロツグミをご紹介します。
クロツグミ(Japanese Thrush)は夏季に主に日本の本州中部以北や中国の長江中流域などで繁殖し、冬季は中国南部や東南アジアに渡って越冬する体長21~22cmのヒタキ科ツグミ属の鳥ですが、今年もこの森に繁殖のためやって来ています。
高枝で美しい囀りを奏でていたクロツグミのオス。まだパートナーが見つからないのか、延々と囀り続けていました。




こちらはその近くの道路わきで餌を探していたクロツグミのメス。



今日はこの時期、まだ美しい囀りを聞かせてくれたクロツグミをご紹介しましたが、一般にクロツグミは5~7月に木の枝の上に、コケ類や枯れ枝、土を使って椀状の巣を作り、3-4卵を産むと言われていますが、この個体はこれからパートナーを見つけて繁殖活動に入るのでしょうか?うまく相手が見つかるといいのですが・・・
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クロツグミ(Japanese Thrush)は夏季に主に日本の本州中部以北や中国の長江中流域などで繁殖し、冬季は中国南部や東南アジアに渡って越冬する体長21~22cmのヒタキ科ツグミ属の鳥ですが、今年もこの森に繁殖のためやって来ています。
高枝で美しい囀りを奏でていたクロツグミのオス。まだパートナーが見つからないのか、延々と囀り続けていました。




こちらはその近くの道路わきで餌を探していたクロツグミのメス。



今日はこの時期、まだ美しい囀りを聞かせてくれたクロツグミをご紹介しましたが、一般にクロツグミは5~7月に木の枝の上に、コケ類や枯れ枝、土を使って椀状の巣を作り、3-4卵を産むと言われていますが、この個体はこれからパートナーを見つけて繁殖活動に入るのでしょうか?うまく相手が見つかるといいのですが・・・
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ルリオタイヨウチョウ
ベトナムシリーズの続きで、今日はルリオタイヨウチョウをご紹介します。
ルリオタイヨウチョウ(Mrs. Gould's Sunbird)はヒマラヤ東部からインド、バングラデシュ、ミャンマー、タイ北部、中国中南部、ラオス、ベトナムにかけて分布する体長11~16.5cmのタイヨウチョウ科アジアタイヨウチョウ属の鳥で、分布域により4亜種に分かれており、今回目にしたのはラオス南部、ベトナム南部に分布する亜種Aethopyga gouldiae annamensisと思われます。
ベトナム南部の山地で目にしたルリオタイヨウチョウの亜種Aethopyga gouldiae annamensisのメス。本亜種のメスは頭部から顔が
灰色(中国中南部からインドシナ北部に分布する亜種Aethopyga gouldiae dabryiiのメスは顔が黄白色)なのが特徴のようです。


細枝にとまり器用に花蜜を吸っていました・・・



今日はルリオタイヨウチョウのうち、ラオス南部、ベトナム南部に分布する亜種Aethopyga gouldiae annamensisのメスをご紹介しましたが、図鑑で見ると、本種のオスは和名のように瑠璃色の長い尾を持ち、上半身は赤く、頭部から喉がインク色と、大変カラフルで美しく、今度は是非オスのほうも見てみたいものです・・・
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ルリオタイヨウチョウ(Mrs. Gould's Sunbird)はヒマラヤ東部からインド、バングラデシュ、ミャンマー、タイ北部、中国中南部、ラオス、ベトナムにかけて分布する体長11~16.5cmのタイヨウチョウ科アジアタイヨウチョウ属の鳥で、分布域により4亜種に分かれており、今回目にしたのはラオス南部、ベトナム南部に分布する亜種Aethopyga gouldiae annamensisと思われます。
ベトナム南部の山地で目にしたルリオタイヨウチョウの亜種Aethopyga gouldiae annamensisのメス。本亜種のメスは頭部から顔が
灰色(中国中南部からインドシナ北部に分布する亜種Aethopyga gouldiae dabryiiのメスは顔が黄白色)なのが特徴のようです。


細枝にとまり器用に花蜜を吸っていました・・・



今日はルリオタイヨウチョウのうち、ラオス南部、ベトナム南部に分布する亜種Aethopyga gouldiae annamensisのメスをご紹介しましたが、図鑑で見ると、本種のオスは和名のように瑠璃色の長い尾を持ち、上半身は赤く、頭部から喉がインク色と、大変カラフルで美しく、今度は是非オスのほうも見てみたいものです・・・
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キバラタイヨウチョウ
ベトナムシリーズの続きで、今日はキバラタイヨウチョウをご紹介します。
キバラタイヨウチョウ(Olive-backed Sunbird)は中国南部、東南アジアからオーストラリアかけて広く分布する体長11.5cmのタイヨウチョウ科Cinnyris 属の鳥で、分布域により全部で21亜種に分類されていますが、今回目にしたのはミャンマー、タイ、インドシナ中南部、マレー半島北部に分布する亜種Cinnyris jugularis flammaxillarisと思われます。
カッティエン国立公園で目にしたキバラタイヨウチョウのオス。オス・メスともに英名のように背はオリーブ褐色で、腹部は和名のように明るい黄色ですが、オスでは額、喉、上胸が金属光沢のある暗青色である点が異なります。



こちらは花蜜を吸いにやって来たキバラタヨウチョウのメス。





今日は東南アジアを代表するタイヨウチョウ科の鳥、キバラタイヨウチョウをご紹介しましたが、この花蜜を主食とするタイヨウチョウの仲間は、分類や系統は異なりますが、形態的には同じく花蜜を主食とするアメリカ大陸のハチドリやオーストラリアのミツスイの仲間ともよく似ており、このような類似性は同じく系統の異なるツバメとアマツバメの関係同様、生物学的収斂進化の結果と思われます・・・
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キバラタイヨウチョウ(Olive-backed Sunbird)は中国南部、東南アジアからオーストラリアかけて広く分布する体長11.5cmのタイヨウチョウ科Cinnyris 属の鳥で、分布域により全部で21亜種に分類されていますが、今回目にしたのはミャンマー、タイ、インドシナ中南部、マレー半島北部に分布する亜種Cinnyris jugularis flammaxillarisと思われます。
カッティエン国立公園で目にしたキバラタイヨウチョウのオス。オス・メスともに英名のように背はオリーブ褐色で、腹部は和名のように明るい黄色ですが、オスでは額、喉、上胸が金属光沢のある暗青色である点が異なります。



こちらは花蜜を吸いにやって来たキバラタヨウチョウのメス。





今日は東南アジアを代表するタイヨウチョウ科の鳥、キバラタイヨウチョウをご紹介しましたが、この花蜜を主食とするタイヨウチョウの仲間は、分類や系統は異なりますが、形態的には同じく花蜜を主食とするアメリカ大陸のハチドリやオーストラリアのミツスイの仲間ともよく似ており、このような類似性は同じく系統の異なるツバメとアマツバメの関係同様、生物学的収斂進化の結果と思われます・・・
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ノドジロオウギビタキ
ベトナムシリーズの続きで、今日はノドジロオウギビタキをご紹介します。
ノドジロオウギビタキ(White-throated Fantail)はヒマラヤからインド、バングラデシュ、中国南部、ミャンマー、タイ、インドシナ、マレー半島、スマトラ、ボルネオに分布する体長17.5~20.5cmのオウギビタキ科オウギビタキ属の鳥で、分布域により9亜種に分かれており、今回目にしたのはタイ南東部とインドシナ南部に分布するRhipidura albicollis cinerascensと思われます。
ベトナム南部の山地で目にしたノドジロオウギビタキ。全身暗褐色で眉斑と喉が白く、尾羽は長く広げると扇状になるのが特徴です。


飛び出しました・・・

今日はオウギビタキ科オウギビタキ属のノドジロオウギビタキをご紹介しましたが、現在、IOC(国際鳥類学会議)の分類によれば、オウギビタキ科の鳥は生物地理区でいうところの東洋区からオーストラリア区にかけ51種(そのうちオウギビタキ属は48種)が知られており、まさにこのエリアでは代表的な鳥種であることが分かります・・・
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ノドジロオウギビタキ(White-throated Fantail)はヒマラヤからインド、バングラデシュ、中国南部、ミャンマー、タイ、インドシナ、マレー半島、スマトラ、ボルネオに分布する体長17.5~20.5cmのオウギビタキ科オウギビタキ属の鳥で、分布域により9亜種に分かれており、今回目にしたのはタイ南東部とインドシナ南部に分布するRhipidura albicollis cinerascensと思われます。
ベトナム南部の山地で目にしたノドジロオウギビタキ。全身暗褐色で眉斑と喉が白く、尾羽は長く広げると扇状になるのが特徴です。


飛び出しました・・・

今日はオウギビタキ科オウギビタキ属のノドジロオウギビタキをご紹介しましたが、現在、IOC(国際鳥類学会議)の分類によれば、オウギビタキ科の鳥は生物地理区でいうところの東洋区からオーストラリア区にかけ51種(そのうちオウギビタキ属は48種)が知られており、まさにこのエリアでは代表的な鳥種であることが分かります・・・
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コサメビタキ
ベトナムシリーズの続きで、今日は日本でもお馴染みのコサメビタキをご紹介します。
コサメビタキ(Asian brown Flycatcher)はシベリア、モンゴル北部、中国北部、朝鮮半島、日本、パキスタン、ブータン、インド、ミャンマー、タイ、ベトナムなどで繁殖し、冬季はユーラシア大陸南部、インドネシア、フィリピンへ南下し越冬する体長約13cmのヒタキ科サメビタキ属の鳥で、英名のごとく体上面は灰褐色で、白いアイリングがあるのが特徴です。なお、本種は分布域により3亜種に分かれており、今回目にしたのはミャンマー南東部からタイ北西部、ベトナム中南部にかけて分布する亜種Muscicapa dauurica siamensisと思われ、日本に渡来する基亜種Muscicapa dauurica dauuricaに比べ、上面がより褐色みが強く、下面も無地で、アイリングもはっきりしないのが特徴のようです。
カッティエン国立公園で目にしたコサメビタキ。



今日はミャンマー南東部からタイ北西部、ベトナム中南部にかけて留鳥として分布するコサメビタキの亜種Muscicapa dauurica siamensisと思われる個体をご紹介しましたが、一方で、シベリア、モンゴル北部、中国北部、朝鮮半島、日本などで繁殖し、冬季、大スンダ列島、フィリピンなどへ渡り越冬する基亜種Muscicapa dauurica dauuricaが渡りの途中、立ち寄った可能性もあり、亜種の特定は大変難しいと言えます・・・
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コサメビタキ(Asian brown Flycatcher)はシベリア、モンゴル北部、中国北部、朝鮮半島、日本、パキスタン、ブータン、インド、ミャンマー、タイ、ベトナムなどで繁殖し、冬季はユーラシア大陸南部、インドネシア、フィリピンへ南下し越冬する体長約13cmのヒタキ科サメビタキ属の鳥で、英名のごとく体上面は灰褐色で、白いアイリングがあるのが特徴です。なお、本種は分布域により3亜種に分かれており、今回目にしたのはミャンマー南東部からタイ北西部、ベトナム中南部にかけて分布する亜種Muscicapa dauurica siamensisと思われ、日本に渡来する基亜種Muscicapa dauurica dauuricaに比べ、上面がより褐色みが強く、下面も無地で、アイリングもはっきりしないのが特徴のようです。
カッティエン国立公園で目にしたコサメビタキ。



今日はミャンマー南東部からタイ北西部、ベトナム中南部にかけて留鳥として分布するコサメビタキの亜種Muscicapa dauurica siamensisと思われる個体をご紹介しましたが、一方で、シベリア、モンゴル北部、中国北部、朝鮮半島、日本などで繁殖し、冬季、大スンダ列島、フィリピンなどへ渡り越冬する基亜種Muscicapa dauurica dauuricaが渡りの途中、立ち寄った可能性もあり、亜種の特定は大変難しいと言えます・・・
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ヤマザキヒタキ
ベトナムシリーズの続きで、今日は日本には稀な迷鳥として飛来するヤマザキヒタキをご紹介します。
ヤマザキヒタキ(Grey bush Chat)はヒマラヤからインド北部、中国中南部、ミャンマー、タイ、インドシナにかけて分布する体長14~15.5cmのヒタキ科ノビタキ属の鳥で、分布域により次の2亜種に分かれています。
①基亜種Saxicola ferreus ferreus(ヒマラヤからミャンマー、タイ北部、ベトナム中部にかけて繁殖し、非繁殖期はインド北部、ミャンマー南部、インドシナ南部で越冬)
②亜種Saxicola ferreus harington(中国中部・南部で繁殖し、非繁殖期は中国南東部、インドシナ南部で越冬)
両亜種ともに非繁殖期はインドシナ南部で越冬するため、分布域からだけでは判断が難しいと考えましたが、今回目にした中に夏羽のオスが確認できたことから、①基亜種Saxicola ferreus ferreusの可能性が高いと思われました。
ベトナム南部の山岳地帯で目にしたヤマザキヒタキの夏羽のオス。額から背は黒く、灰白色の羽縁があり、これが英名の由来になったものと思われます。



こちらは額から背にかけて暗灰褐色で、腰から尾は橙褐色であることからメスと思われます。



こちらはメスのようにも見えますが、目先から頬がより黒みを帯び、腰から尾に橙褐色みが見られないことからオスの若い個体ではないかと思われます。



今日はヤマザキヒタキの基亜種Saxicola ferreus ferreusと思われる成鳥のオス、成鳥のメス、若オスと思われる3個体をご紹介しましたが、今回訪れたベトナム南部はヤマザキヒタキの2亜種がともに分布している可能性があり、亜種の資料が少ない中で亜種を特定する難しさを痛感しました・・・
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ヤマザキヒタキ(Grey bush Chat)はヒマラヤからインド北部、中国中南部、ミャンマー、タイ、インドシナにかけて分布する体長14~15.5cmのヒタキ科ノビタキ属の鳥で、分布域により次の2亜種に分かれています。
①基亜種Saxicola ferreus ferreus(ヒマラヤからミャンマー、タイ北部、ベトナム中部にかけて繁殖し、非繁殖期はインド北部、ミャンマー南部、インドシナ南部で越冬)
②亜種Saxicola ferreus harington(中国中部・南部で繁殖し、非繁殖期は中国南東部、インドシナ南部で越冬)
両亜種ともに非繁殖期はインドシナ南部で越冬するため、分布域からだけでは判断が難しいと考えましたが、今回目にした中に夏羽のオスが確認できたことから、①基亜種Saxicola ferreus ferreusの可能性が高いと思われました。
ベトナム南部の山岳地帯で目にしたヤマザキヒタキの夏羽のオス。額から背は黒く、灰白色の羽縁があり、これが英名の由来になったものと思われます。



こちらは額から背にかけて暗灰褐色で、腰から尾は橙褐色であることからメスと思われます。



こちらはメスのようにも見えますが、目先から頬がより黒みを帯び、腰から尾に橙褐色みが見られないことからオスの若い個体ではないかと思われます。



今日はヤマザキヒタキの基亜種Saxicola ferreus ferreusと思われる成鳥のオス、成鳥のメス、若オスと思われる3個体をご紹介しましたが、今回訪れたベトナム南部はヤマザキヒタキの2亜種がともに分布している可能性があり、亜種の資料が少ない中で亜種を特定する難しさを痛感しました・・・
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オオアオヒタキ
ベトナムシリーズの続きで、今日はオオアオヒタキをご紹介します。
オオアオヒタキ(Large Niltava)はヒマラヤ東部から中国南部、ミャンマー 、タイ、インドシナ、マレー半島、スマトラにかけて分布する体長約20~21.5cmのヒタキ科アオヒタキ属の鳥で、分布域により4亜種に分かれており、今回目にしたのはベトナム中南部だけに分布する亜種Niltava grandis decorataと思われます。
ベトナム南部の山岳地帯で目にしたオオアオヒタキのメス。同じメスでもヒマラヤ東部から中国南西部、ミャンマー中部、タイ北部・西部に分布する基亜種Niltava grandis grandisでは頸だけに青い斑があるのに対し、ベトナム中南部の亜種では頭頂から後頸にかけても青い斑があるのが特徴のようです。



今日はオオアオヒタキのベトナム中南部だけに分布する亜種Niltava grandis decorataをご紹介しましたが、本亜種に限らずベトナムには固有種あるいは固有亜種が多く分布していることが知られています。このことは同じ陸続きのインドシナの中でも、特にベトナムが地理的、生物環境的に隔離された環境にあるということなのでしょうか・・・。
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オオアオヒタキ(Large Niltava)はヒマラヤ東部から中国南部、ミャンマー 、タイ、インドシナ、マレー半島、スマトラにかけて分布する体長約20~21.5cmのヒタキ科アオヒタキ属の鳥で、分布域により4亜種に分かれており、今回目にしたのはベトナム中南部だけに分布する亜種Niltava grandis decorataと思われます。
ベトナム南部の山岳地帯で目にしたオオアオヒタキのメス。同じメスでもヒマラヤ東部から中国南西部、ミャンマー中部、タイ北部・西部に分布する基亜種Niltava grandis grandisでは頸だけに青い斑があるのに対し、ベトナム中南部の亜種では頭頂から後頸にかけても青い斑があるのが特徴のようです。



今日はオオアオヒタキのベトナム中南部だけに分布する亜種Niltava grandis decorataをご紹介しましたが、本亜種に限らずベトナムには固有種あるいは固有亜種が多く分布していることが知られています。このことは同じ陸続きのインドシナの中でも、特にベトナムが地理的、生物環境的に隔離された環境にあるということなのでしょうか・・・。
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クロノビタキ
ベトナムシリーズの続きで、今日は日本では稀な迷鳥として与那国島、久米島、宮古島、粟島などで記録があるクロノビタキをご紹介します。
クロノビタキ(Pied Bush Chat)はイラン東部からネパール、インド、東南アジア、フィリピン、ニューギニアにかけて広く分布する体長約14cmのヒタキ科ノビタキ属の鳥で、分布域により実に16亜種に分かれており、今回目にしたのはインド中部・南東部からミャンマー、中国南部、タイ、インドシナに分布する亜種Saxicola caprata burmanicusと思われます。
カッティエン国立公園で目にしたクロノビタキのオス。全身黒色で、雨覆の一部、腰から上尾筒、尻から下尾筒が白色なのが特徴です。





今日はベトナム南部で目にしたクロノビタキの亜種Saxicola caprata burmanicusと思われる個体をご紹介しましたが、以前、インド北部で目にしたクロノビタキは腹以下が白く、分布域から考えるとパキスタンからインド北部、ネパールにかけ分布する亜種Saxicola caprata bicolorと思われましたので、ご参考までにインドの記事を以下にご紹介させていただきます。
http://shumishan.blog.fc2.com/blog-entry-1242.html
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クロノビタキ(Pied Bush Chat)はイラン東部からネパール、インド、東南アジア、フィリピン、ニューギニアにかけて広く分布する体長約14cmのヒタキ科ノビタキ属の鳥で、分布域により実に16亜種に分かれており、今回目にしたのはインド中部・南東部からミャンマー、中国南部、タイ、インドシナに分布する亜種Saxicola caprata burmanicusと思われます。
カッティエン国立公園で目にしたクロノビタキのオス。全身黒色で、雨覆の一部、腰から上尾筒、尻から下尾筒が白色なのが特徴です。





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色鮮やかなロクショウヒタキ
ベトナムシリーズの続きで、今日はロクショウヒタキをご紹介します。
ロクショウヒタキ(Verditer Flycatcher)はヒマラヤから中国中部・南部、ミャンマー、タイ、インドシナ、マレー半島、スマトラ、ボルネオにかけて分布する体長15~17cmのヒタキ科アイイロヒタキ属の鳥で、分布域により2亜種に分かれており、今回目にしたのは分布域から考え、ヒマラから中国中部・南部、ミャンマー中部、タイ北部、インドシナに分布する基亜種Eumyias thalassinus thalassinus と思われます。
ベトナム南部の山岳地帯で目にしたロクショウヒタキ。目先が黒く、体全体も緑青色が濃いことからオスと思われます。


こちらは少し離れた小木にとまった別のオス。尾羽裏側が黒色なのもオスの特徴のようです。





しばらく様子を見ていると、突然小鳥がやって来ました。よく見ると当地で越冬中のキマユムシクイ(Yellow-browed Warbler)のようです。キマユムシクイは体長11~11.5cmと小さく、大きさの違いがよく分かります。

今日は名前の通り体全体が鮮やかな緑青色のロクショウヒタキをご紹介しましたが、今まで目にしたのは逆光や暗い木の中であり、本来の美しい色合いを目にしたのは今回が初めてでした。淡い光線の中で見るロクショウヒタキはこの世のものとは思えない美しさがありました・・・
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ロクショウヒタキ(Verditer Flycatcher)はヒマラヤから中国中部・南部、ミャンマー、タイ、インドシナ、マレー半島、スマトラ、ボルネオにかけて分布する体長15~17cmのヒタキ科アイイロヒタキ属の鳥で、分布域により2亜種に分かれており、今回目にしたのは分布域から考え、ヒマラから中国中部・南部、ミャンマー中部、タイ北部、インドシナに分布する基亜種Eumyias thalassinus thalassinus と思われます。
ベトナム南部の山岳地帯で目にしたロクショウヒタキ。目先が黒く、体全体も緑青色が濃いことからオスと思われます。


こちらは少し離れた小木にとまった別のオス。尾羽裏側が黒色なのもオスの特徴のようです。





しばらく様子を見ていると、突然小鳥がやって来ました。よく見ると当地で越冬中のキマユムシクイ(Yellow-browed Warbler)のようです。キマユムシクイは体長11~11.5cmと小さく、大きさの違いがよく分かります。

今日は名前の通り体全体が鮮やかな緑青色のロクショウヒタキをご紹介しましたが、今まで目にしたのは逆光や暗い木の中であり、本来の美しい色合いを目にしたのは今回が初めてでした。淡い光線の中で見るロクショウヒタキはこの世のものとは思えない美しさがありました・・・
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微笑ましいカルガモ親子
お散歩カメラを携え、早朝クラインガルテン近くを散歩しましたが、今日はその時目にしたカルガモ親子をご紹介します。
カルガモ(Eastern Spot-billed Duck)はロシア東部、中国北東部、朝鮮半島、日本で繁殖し、冬季は中国南部、台湾、フィリピンなどで越冬する体長58~63cmのカモ科マガモ属の鳥で、日本では北海道では夏鳥、本州以南には周年生息することが知られています。
そんなお馴染みのカルガモですが、繁殖を終えたこの時期、小さな雛を連れた親子を目にすることがあり、今回偶然にもそんな光景を目にすることができました。2羽の雛を見守っていたカルガモの親。


小さな雛も親鳥と同じように水中に顔を突っ込み、水草を食んでいました。

今日は小さな雛を連れ、暖かく見守っていたカルガモをご紹介しましたが、このような光景を見るとこちらも心なしか癒されます・・・
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カルガモ(Eastern Spot-billed Duck)はロシア東部、中国北東部、朝鮮半島、日本で繁殖し、冬季は中国南部、台湾、フィリピンなどで越冬する体長58~63cmのカモ科マガモ属の鳥で、日本では北海道では夏鳥、本州以南には周年生息することが知られています。
そんなお馴染みのカルガモですが、繁殖を終えたこの時期、小さな雛を連れた親子を目にすることがあり、今回偶然にもそんな光景を目にすることができました。2羽の雛を見守っていたカルガモの親。


小さな雛も親鳥と同じように水中に顔を突っ込み、水草を食んでいました。

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子育て真っ最中のコムクドリ
昨日の続きで、今日も高原の森で目にした子育て真っ最中のコムクドリをご紹介します。
コムクドリ(Chestnut-cheeked Starling)は千島列島、サハリン南部、日本で繁殖し、冬季はフィリピン、ボルネオ北部などに渡り越冬する体長約19cmのムクドリ科コムクドリ属の鳥で、日本では夏鳥として北海道、本州北部で繁殖し、渡りの時期には本州中部以南の地域でも見ることができます。
今年も繁殖のためこの森にやって来たコムクドリのオス。子育て真っ最中のようで、口いっぱいに虫を咥え、巣の近くで待機しているようでした・・・





こちらはその近くいたコムクドリのメス。

その後、虫を咥えてやって来ました・・・


昨日に続き、今日も子育て真っ最中のコムクドリをご紹介しましたが、この時期、森では至るところでこのようなシーンが見られ、親鳥たちにとっては最も忙しい時期を迎えています・・・
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コムクドリ(Chestnut-cheeked Starling)は千島列島、サハリン南部、日本で繁殖し、冬季はフィリピン、ボルネオ北部などに渡り越冬する体長約19cmのムクドリ科コムクドリ属の鳥で、日本では夏鳥として北海道、本州北部で繁殖し、渡りの時期には本州中部以南の地域でも見ることができます。
今年も繁殖のためこの森にやって来たコムクドリのオス。子育て真っ最中のようで、口いっぱいに虫を咥え、巣の近くで待機しているようでした・・・





こちらはその近くいたコムクドリのメス。

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子育て真っ最中のキビタキ
昨日に続き、今日は同じく高原の森で目にしたキビタキ(Narcissus Flycatcher)をご紹介します。
日本には基亜種キビタキ(Ficedula narcissina narcissina)が南西諸島を除く全土に夏鳥として渡来しますが、今年も繁殖のためこの森にやって来てくれました。
森の中を飛び回っていた美しいキビタキのオス。



こちらは雛に与える餌でしょうか? 別のオスが口いっぱいに餌を咥えていました。


今日は高原の森で目にした子育て真っ最中のキビタキをご紹介しましたが、キビタキにとってもこの時期、一年で最も忙しい時期を迎えています・・・
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日本には基亜種キビタキ(Ficedula narcissina narcissina)が南西諸島を除く全土に夏鳥として渡来しますが、今年も繁殖のためこの森にやって来てくれました。
森の中を飛び回っていた美しいキビタキのオス。



こちらは雛に与える餌でしょうか? 別のオスが口いっぱいに餌を咥えていました。


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子育て真っ最中のクロツグミ
夏鳥にとっては子育てに忙しいい時期を迎えていますが、今日は高原の森で目にしたクロツグミをご紹介します。
クロツグミ(Japanese Thrush)は夏季に主に日本の本州中部以北や中国の長江中流域などで繁殖し、冬季は中国南部や東南アジアに渡って越冬する体長21~22cmのヒタキ科ツグミ属の鳥ですが、今年もこの森に繁殖のためやって来ています。
森の中を飛び回っていたクロツグミのオスですが、ようやく枝にとまってくれました。

この個体はまだパートナーを見つけていないのでしょうか? 美しい歌声を奏でてくれました。

こちらはすでに繁殖中のオス。雛に与える餌を探して地面を歩き回っていました・・・



今日は高原の森で目にしたクロツグミをご紹介しましたが、夏鳥たちにとっては一年で最も忙しい時期を迎えています・・・
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クロツグミ(Japanese Thrush)は夏季に主に日本の本州中部以北や中国の長江中流域などで繁殖し、冬季は中国南部や東南アジアに渡って越冬する体長21~22cmのヒタキ科ツグミ属の鳥ですが、今年もこの森に繁殖のためやって来ています。
森の中を飛び回っていたクロツグミのオスですが、ようやく枝にとまってくれました。

この個体はまだパートナーを見つけていないのでしょうか? 美しい歌声を奏でてくれました。

こちらはすでに繁殖中のオス。雛に与える餌を探して地面を歩き回っていました・・・



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渡り途中のハチクマ
今日は山梨クラインガルテンで目にした渡り途中と思われるハチクマをご紹介します。
ハチクマ(Crested Honey Buzzard)はシベリア南部から中国北東部、日本にかけての地域とインドから東南アジア、スマトラ、ボルネオ、ジャワ、フィリピンで繁殖し、北方で繁殖した個体は冬季南下して、インドや東南アジア方面に渡り越冬する体長55~65cmのタカ科ハチクマ属の鳥で、分布域により6亜種に分かれており、日本には夏季、 シベリア南部から中国北東部、日本にかけて繁殖し、冬季、東南アジア、大スンダ列島、フィリピンにかけて越冬する亜種Pernis ptilorhynchus orientalisが夏鳥として渡来し、九州以北の各地で繁殖することが知られています。
カラスの大きな鳴き声がしたため外に出て上空を見上げると、カラスにモビングされている猛禽を目にしました。よく見ると渡り途中のハチクマで、どこかで羽根を傷めたのか三列風切が痛々しく抜けていました。この個体は体下面と下雨覆が白っぽく、尾羽には2本の太い黒帯があることから、淡色型のオスと思われます。

その後、カラスを振り切って、上空を旋回し始めました。




この個体はやがて北東の方向に飛び立っていきましたが、無事、目的地である繁殖地にたどり着き、子育てに励んでほしいものです・・・
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ハチクマ(Crested Honey Buzzard)はシベリア南部から中国北東部、日本にかけての地域とインドから東南アジア、スマトラ、ボルネオ、ジャワ、フィリピンで繁殖し、北方で繁殖した個体は冬季南下して、インドや東南アジア方面に渡り越冬する体長55~65cmのタカ科ハチクマ属の鳥で、分布域により6亜種に分かれており、日本には夏季、 シベリア南部から中国北東部、日本にかけて繁殖し、冬季、東南アジア、大スンダ列島、フィリピンにかけて越冬する亜種Pernis ptilorhynchus orientalisが夏鳥として渡来し、九州以北の各地で繁殖することが知られています。
カラスの大きな鳴き声がしたため外に出て上空を見上げると、カラスにモビングされている猛禽を目にしました。よく見ると渡り途中のハチクマで、どこかで羽根を傷めたのか三列風切が痛々しく抜けていました。この個体は体下面と下雨覆が白っぽく、尾羽には2本の太い黒帯があることから、淡色型のオスと思われます。

その後、カラスを振り切って、上空を旋回し始めました。




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クロラケットオナガ
ベトナムシリーズの続きで、今日はクロラケットオナガをご紹介します。
クロラケットオナガ(Racket-tailed Treepie)はミャンマー、タイ、インドシナ、スマトラ、ジャワ、バリなどに生息する体長30.5~32.5cmのカラス科ラケットオナガ属の鳥で、全身光沢のある黒色に覆われ、名前のようにラケット状の長い尾羽があるのが特徴です。
カッティエン国立公園で遠くの木にとまっていたクロラケットオナガ。それにしてもラケット状の尾羽が独特ですね・・・



その後、枝の先端に移動し・・・


巣材なのでしょうか? 葉の付いた細い枝を口に咥え、飛び出していきました・・・

今日はカラス科ラケットオナガ属のクロラケットオナガをご紹介しましたが、見た目には昨日までご紹介してきたオウチュウ科の仲間ともよく似ていますが、やはり長い尾羽を見ると、近縁のタイワンオナガなどに近いことが分かります・・・
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クロラケットオナガ(Racket-tailed Treepie)はミャンマー、タイ、インドシナ、スマトラ、ジャワ、バリなどに生息する体長30.5~32.5cmのカラス科ラケットオナガ属の鳥で、全身光沢のある黒色に覆われ、名前のようにラケット状の長い尾羽があるのが特徴です。
カッティエン国立公園で遠くの木にとまっていたクロラケットオナガ。それにしてもラケット状の尾羽が独特ですね・・・



その後、枝の先端に移動し・・・


巣材なのでしょうか? 葉の付いた細い枝を口に咥え、飛び出していきました・・・

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カザリオウチュウ
ベトナムシリーズの続きで、今日はカザリオウチュウをご紹介します。
カザリオウチュウ(Greater Racket-tailed Drongo)はインド、スリランカから中国南部、インドシナ、マレー半島、スマトラ、ボルネオ、
ジャワにかけ広く分布する体長30~37㎝(尾羽先端の飾り羽を入れると60~67㎝以上)のオウチュウ科オウチュウ属の鳥で、名前のように尾羽先端にラケット状の飾りがあるのが特徴です。なお、本種は分布域により13亜種に分かれており、今回目にしたのはインド南部からタイ南部、マレー半島北部、インドシナ南部にかけて分布する基亜種Dicrurus paradiseus paradiseusと思われます。
カッティエン国立公園で近くの枝にとまったカザリオウチュウ。額には独特の冠羽があり、尾羽先端の2本の飾り羽とあいまって独特の雰囲気を醸し出しています。




飾り羽が長いので、縦位置でも撮ってみました・・・


今日はラケット状の長い飾り羽に特徴があるカザリオウチュウをご紹介しましたが、今回訪れたベトナムではハイイロオウチュウをはじめ、ヒメオウチュウ、カンムリオウチュウ、ハシブトオウチュウ、カザリオウチュウと実に5種類のオウチュウを見ることができました。オウチュウの仲間を見るにはベトナムはお勧めの国と言えます・・・
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カザリオウチュウ(Greater Racket-tailed Drongo)はインド、スリランカから中国南部、インドシナ、マレー半島、スマトラ、ボルネオ、
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カッティエン国立公園で近くの枝にとまったカザリオウチュウ。額には独特の冠羽があり、尾羽先端の2本の飾り羽とあいまって独特の雰囲気を醸し出しています。




飾り羽が長いので、縦位置でも撮ってみました・・・


今日はラケット状の長い飾り羽に特徴があるカザリオウチュウをご紹介しましたが、今回訪れたベトナムではハイイロオウチュウをはじめ、ヒメオウチュウ、カンムリオウチュウ、ハシブトオウチュウ、カザリオウチュウと実に5種類のオウチュウを見ることができました。オウチュウの仲間を見るにはベトナムはお勧めの国と言えます・・・
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ハシブトオウチュウ
ベトナムシリーズの続きで、今日はハシブトオウチュウをご紹介します。
ハシブトオウチュウ(Crow-billed Drongo)はヒマラヤ東部から東南アジアにかけて分布する体長27~32cmのオウチュウ科オウチュウ属の鳥で、名前のように嘴はオウチュウの仲間では最も太く、尾羽もカンムリオウチュウに次いで太いのが特徴のようです。
カッティエン国立公園で目にしたハシブトオウチュウ。尾羽だけでなく、体もずんぐりと太って見えます。






今日は嘴の太いハシブトオウチュウをご紹介しましたが、本種は嘴だけでなく体もがっしりしており、昨日ご紹介したカンムリオウチュウ同様、存在感たっぷりのオウチュウでした・・・
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ハシブトオウチュウ(Crow-billed Drongo)はヒマラヤ東部から東南アジアにかけて分布する体長27~32cmのオウチュウ科オウチュウ属の鳥で、名前のように嘴はオウチュウの仲間では最も太く、尾羽もカンムリオウチュウに次いで太いのが特徴のようです。
カッティエン国立公園で目にしたハシブトオウチュウ。尾羽だけでなく、体もずんぐりと太って見えます。






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カンムリオウチュウ
ベトナムシリーズの続きで、今日は日本では迷鳥として舳倉島、トカラ列島、琉球諸島で記録があるカンムリオウチュウをご紹介します。
カンムリオウチュウ(Hair-crested Drongo)はインドから中国中部・南部、ミャンマー、インドシナ、ボルネオ、スラウェシ、ジャワ、バリ、、フィリピンなどに広く分布する体長約29~33cmのオウチュウ科オウチュウ属の鳥で、分布域により14亜種に分かれており、今回ベトナム南部で目にしたのはインドからミャンマー中部、インドシナ南部にかけて分布する基亜種Dicrurus hottentottus hottentottusと思われます。
カッティエン国立公園で高い木の枝にとまっていたカンムリオウチュウ。名前のごとく額に細い冠羽が見られ、後頸から側頸、喉と翼に緑色光沢があり美しく光って見えます・・・

オウチュウの仲間では尾羽が最も太いのもカンムリオウチュウの特徴です。





太い尾羽を扇形に広げてくれました・・・

今日は日本でも記録のあるカンムリオウチュウをご紹介しましたが、和名のカンムリオウチュウというと頭に冠羽があるイメージを持ってしまいますが、実際は額に細い冠羽があるだけであり、英名のHair-crestedのほうがよりその特徴を表しているように思われます・・・
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カンムリオウチュウ(Hair-crested Drongo)はインドから中国中部・南部、ミャンマー、インドシナ、ボルネオ、スラウェシ、ジャワ、バリ、、フィリピンなどに広く分布する体長約29~33cmのオウチュウ科オウチュウ属の鳥で、分布域により14亜種に分かれており、今回ベトナム南部で目にしたのはインドからミャンマー中部、インドシナ南部にかけて分布する基亜種Dicrurus hottentottus hottentottusと思われます。
カッティエン国立公園で高い木の枝にとまっていたカンムリオウチュウ。名前のごとく額に細い冠羽が見られ、後頸から側頸、喉と翼に緑色光沢があり美しく光って見えます・・・

オウチュウの仲間では尾羽が最も太いのもカンムリオウチュウの特徴です。





太い尾羽を扇形に広げてくれました・・・

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ヒメオウチュウ
ベトナムシリーズの続きで、今日はヒメオウチュウをご紹介します。
ヒメオウチュウ(Bronzed Drongo)はインド亜大陸から中国南部、東南アジア、台湾にかけて広く分布する体長22~25cmのオウチュウ科オウチュウ属の鳥で、分布域により3亜種に分かれており、今回目にしたのはインド、ヒマラヤ中部から、中国南部、ミャンマー、マレー半島北部にかけて分布する基亜種ヒメオウチュウ(Dicrurus aeneus aeneus)と思われます。和名のようにオウチュウ(27~29cm)よりやや小振りで、尾羽先端はオウチュウよりやや広く、浅く二又に分かれているほか、英名のように全身が金属光沢のブロンズ色に見えるのが特徴です。
カッティエン国立公園で目にした基亜種ヒメオウチュウと思われる個体。尾羽先端がオウチュウより広く浅く分かれているのがよく分かります。

光が当たるとブロンズ色に光り輝きますが、特に頭部から胸にかけての鱗模様の金属光沢が印象的です。




今日はヒマラヤ中部から、中国南部、ミャンマー、マレー半島北部にかけて分布する基亜種ヒメオウチュウ(Dicrurus aeneus aeneus)をご紹介しましたが、本種はオウチュウ科の中では最も小さく、全身が金属光沢のブロンズ色に輝いて見えることから、東南アジアで見られるオウチュウ科の中では最も可愛らしく見えます・・・
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ヒメオウチュウ(Bronzed Drongo)はインド亜大陸から中国南部、東南アジア、台湾にかけて広く分布する体長22~25cmのオウチュウ科オウチュウ属の鳥で、分布域により3亜種に分かれており、今回目にしたのはインド、ヒマラヤ中部から、中国南部、ミャンマー、マレー半島北部にかけて分布する基亜種ヒメオウチュウ(Dicrurus aeneus aeneus)と思われます。和名のようにオウチュウ(27~29cm)よりやや小振りで、尾羽先端はオウチュウよりやや広く、浅く二又に分かれているほか、英名のように全身が金属光沢のブロンズ色に見えるのが特徴です。
カッティエン国立公園で目にした基亜種ヒメオウチュウと思われる個体。尾羽先端がオウチュウより広く浅く分かれているのがよく分かります。

光が当たるとブロンズ色に光り輝きますが、特に頭部から胸にかけての鱗模様の金属光沢が印象的です。




今日はヒマラヤ中部から、中国南部、ミャンマー、マレー半島北部にかけて分布する基亜種ヒメオウチュウ(Dicrurus aeneus aeneus)をご紹介しましたが、本種はオウチュウ科の中では最も小さく、全身が金属光沢のブロンズ色に輝いて見えることから、東南アジアで見られるオウチュウ科の中では最も可愛らしく見えます・・・
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ハイイロオウチュウ
ベトナムシリーズの続きで、今日は日本でも記録のあるハイイロオウチュウをご紹介します。
ハイイロオウチュウ(Ashy Drongo)はヒマラヤ、インド、スリランカ、アフガニスタン、中国からミャンマー、タイ、インドシナ、マレー半島、スマトラ、ボルネオ、ジャワ、バリ、フィリピンにかけて広く分布する体長26~29cmのオウチュウ科オウチュウ属の鳥で、分布域により実に15亜種に分かれています。名前からすると体色はすべて灰色かと思いがちですが、亜種により黒色タイプもおり、識別には注意が必要です。
ベトナム南部のダラット近郊で目にしたハイイロオウチュウ。全身灰色で目の周囲に白色斑がないこと、分布域から考え、タイ中部からインドシナ南部にかけて分布する亜種Dicrurus leucophaeus bondiの可能性が高いと思われます。






こちらはカッティエン国立公園で目にしたハイイロオウチュウ。全身灰色で目の周りに大きな白斑があることから、中国北部・中部・東部で繁殖し、冬季、マレー半島やカンボジアに渡り越冬する亜種Dicrurus leucophaeus leucophaeusと 思われます。

今日は何れもベトナム南部で目にしたハイイロオウチュウの2亜種をご紹介しましたが、中でも最後にご紹介した亜種Dicrurus leucophaeus leucophaeusは日本で記録のある亜種でもあり、何となく親しみを感じさせてくれます・・・
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ハイイロオウチュウ(Ashy Drongo)はヒマラヤ、インド、スリランカ、アフガニスタン、中国からミャンマー、タイ、インドシナ、マレー半島、スマトラ、ボルネオ、ジャワ、バリ、フィリピンにかけて広く分布する体長26~29cmのオウチュウ科オウチュウ属の鳥で、分布域により実に15亜種に分かれています。名前からすると体色はすべて灰色かと思いがちですが、亜種により黒色タイプもおり、識別には注意が必要です。
ベトナム南部のダラット近郊で目にしたハイイロオウチュウ。全身灰色で目の周囲に白色斑がないこと、分布域から考え、タイ中部からインドシナ南部にかけて分布する亜種Dicrurus leucophaeus bondiの可能性が高いと思われます。






こちらはカッティエン国立公園で目にしたハイイロオウチュウ。全身灰色で目の周りに大きな白斑があることから、中国北部・中部・東部で繁殖し、冬季、マレー半島やカンボジアに渡り越冬する亜種Dicrurus leucophaeus leucophaeusと 思われます。

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旧称 チャバラキバシリ
ベトナムシリーズの続きで、今日は旧称チャバラキバシリ(Brown-throated Treecreepe)から分離独立したHume's Treecreeper(和名なし)をご紹介します。
Hume's Treecreeper(和名なし)はインド北西部から中国南西部、ミャンマー、タイ、ラオス、ベトナムにかけて分布する体長15~16cmのキバシリ科キバシリ属の鳥で、 分布域により4亜種に分かれており、今回目にしたのはベトナム中南部だけに分布する亜種Certhia manipurensis meridionalisと思われ、日本で見られるキバシリ(14cm)より一回り大きく、体下面は灰色なのが特徴のようです。



今日は旧称チャバラキバシリ(Brown-throated Treecreepe)から分離独立したHume's Treecreeper(和名なし)のうち、ベトナム中南部だけに分布する亜種Certhia manipurensis meridionalisと思われる個体をご紹介しましたが、和名が付けられていない種を調べるのはなかなか大変です・・・
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Hume's Treecreeper(和名なし)はインド北西部から中国南西部、ミャンマー、タイ、ラオス、ベトナムにかけて分布する体長15~16cmのキバシリ科キバシリ属の鳥で、 分布域により4亜種に分かれており、今回目にしたのはベトナム中南部だけに分布する亜種Certhia manipurensis meridionalisと思われ、日本で見られるキバシリ(14cm)より一回り大きく、体下面は灰色なのが特徴のようです。



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ハイガシラコゲラ
ベトナムシリーズの続きで、今日はハイガシラコゲラをご紹介します。
ハイガシラコゲラ(Grey-capped Pygmy Woodpecker)はシベリア南東部、中国、朝鮮半島、台湾、インド、ネパール、パキスタン、バングラデシュからインドシナ、マレー半島、スマトラ、ボルネオにかけて広く分布する体長約14cmのキツツキ科Yungipicus属の鳥で、分布域により11亜種に分かれており、今回目にしたのはタイ南東部、カンボジア、ベトナム南部に分布する亜種Yungipicus canicapillus delacouriと思われます。
カッティエン国立公園で目にしたハイガシラコゲラ。この個体は後頭側面に赤色斑がないことからメスと思われます。(オスは後頭側面に赤色斑がある)

上から見ると、和名のように頭部上面が灰色であることが分かります。




今日は東アジア、インド北部から東南アジア、スマトラ、ボルネオにかけ広く分布するハイガシラコゲラをご紹介しましたが、本種は以前はセグロコゲラと呼ばれていたものですが、亜種の違いにより体色が異なることからか、本種に共通する灰色の頭部にちなんで、英名と同じハイガシラコゲラになったものと思われます・・・
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ハイガシラコゲラ(Grey-capped Pygmy Woodpecker)はシベリア南東部、中国、朝鮮半島、台湾、インド、ネパール、パキスタン、バングラデシュからインドシナ、マレー半島、スマトラ、ボルネオにかけて広く分布する体長約14cmのキツツキ科Yungipicus属の鳥で、分布域により11亜種に分かれており、今回目にしたのはタイ南東部、カンボジア、ベトナム南部に分布する亜種Yungipicus canicapillus delacouriと思われます。
カッティエン国立公園で目にしたハイガシラコゲラ。この個体は後頭側面に赤色斑がないことからメスと思われます。(オスは後頭側面に赤色斑がある)

上から見ると、和名のように頭部上面が灰色であることが分かります。




今日は東アジア、インド北部から東南アジア、スマトラ、ボルネオにかけ広く分布するハイガシラコゲラをご紹介しましたが、本種は以前はセグロコゲラと呼ばれていたものですが、亜種の違いにより体色が異なることからか、本種に共通する灰色の頭部にちなんで、英名と同じハイガシラコゲラになったものと思われます・・・
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クロカレハゲラ
ベトナムシリーズの続きで、今日はクロカレハゲラをご紹介します。
クロカレハゲラ(Black-and-buff Woodpecker)はミャンマー、タイ、カンボジア、ラオス、ベトナムにかけて分布する体長17~19cmのキツツキ科カレハゲラ属の鳥で、和名のごとく体全体が黒く、後頸と肩にはバフ色の斑があり、喉は黒いのが特徴です。
カッティエン国立公園で目にしたクロカレハゲラ。よく見ると嘴後方にかすかに細長い赤斑が見られることからオスと思われます。(メスには赤斑がない)







今日はミャンマーからタイ、、カンボジア、ラオス、ベトナムにかけて分布するカレハゲラ属のクロカレハゲラをご紹介しましたが、クロカレハゲラはカンムリコゲラ属のクロカンムリコゲラ(喉が白く、胸以下の体下面は暗灰色)ともよく似ており、最初見たときはてっきりクロカンムリコゲラと思いましたが、後で図鑑で確認しクロカレハゲラであることが分かりました。初めて見る鳥の同定には注意が必要ですね・・・
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クロカレハゲラ(Black-and-buff Woodpecker)はミャンマー、タイ、カンボジア、ラオス、ベトナムにかけて分布する体長17~19cmのキツツキ科カレハゲラ属の鳥で、和名のごとく体全体が黒く、後頸と肩にはバフ色の斑があり、喉は黒いのが特徴です。
カッティエン国立公園で目にしたクロカレハゲラ。よく見ると嘴後方にかすかに細長い赤斑が見られることからオスと思われます。(メスには赤斑がない)







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サンショウクイ
ベトナムシリーズの続きで、今日は日本でもお馴染みのサンショウクイをご紹介します。
サンショウクイ(Ashy Minivet)は夏季にシベリア南東部、中国北東部、朝鮮半島、日本から台湾にかけて繁殖し、冬季は東南アジアへ南下し越冬する体長約20cmのサンショウクイ科サンショウクイ属の鳥で、日本鳥類目録改訂第7版では、①亜種サンショウクイ(夏季に繁殖のため本州以南に飛来)と、②亜種リュウキュウサンショウクイ(九州南部から南西諸島で周年生息)の2亜種に分類されていますが、近年、IOC(国際鳥類学会議)では亜種リュウキュウサンショウクイを別種として扱っています。
カッティエン国立公園で目にしたサンショウクイの冬羽のメスと思われる個体。メスは額の白色部が狭く、頭頂から後頸も灰色(オスは黒色)なのが特徴ですが、今回目にした個体は全体に褐色みがあることから第1回冬羽なのかもしれません。




後ろから見ると寸詰まりに見えます・・・


こちらは暗い場所に虫を咥えてやって来たサンショウクイ。

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今日は越冬地のサンショウクイをご紹介しましたが、国内で見るサンショウクイはほとんどが夏羽で、冬羽を見ることはあまりありませんが、越冬地ではほとんどが冬羽であり、ちょっと雰囲気的に異なって見えるようです・・・
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サンショウクイ(Ashy Minivet)は夏季にシベリア南東部、中国北東部、朝鮮半島、日本から台湾にかけて繁殖し、冬季は東南アジアへ南下し越冬する体長約20cmのサンショウクイ科サンショウクイ属の鳥で、日本鳥類目録改訂第7版では、①亜種サンショウクイ(夏季に繁殖のため本州以南に飛来)と、②亜種リュウキュウサンショウクイ(九州南部から南西諸島で周年生息)の2亜種に分類されていますが、近年、IOC(国際鳥類学会議)では亜種リュウキュウサンショウクイを別種として扱っています。
カッティエン国立公園で目にしたサンショウクイの冬羽のメスと思われる個体。メスは額の白色部が狭く、頭頂から後頸も灰色(オスは黒色)なのが特徴ですが、今回目にした個体は全体に褐色みがあることから第1回冬羽なのかもしれません。




後ろから見ると寸詰まりに見えます・・・


こちらは暗い場所に虫を咥えてやって来たサンショウクイ。

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今日は越冬地のサンショウクイをご紹介しましたが、国内で見るサンショウクイはほとんどが夏羽で、冬羽を見ることはあまりありませんが、越冬地ではほとんどが冬羽であり、ちょっと雰囲気的に異なって見えるようです・・・
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ヒタキサンショウクイ
ベトナムシリーズの続きで、今日はヒタキサンショウクイをご紹介します。
ヒタキサンショウクイ(Bar-winged Flycatcher-shrike)はヒマラヤからインド、スリランカ、ミャンマー、インドシナ、マレー半島、スマトラ、ボルネオにかけて分布する体長約13cmのモズサンショウクイ科ヒタキサンショウクイ属の鳥で、全部で4亜種に分かれていますが、何れも翼を閉じたときに英名のように翼に長い白斑が出るのが特徴のようです。
カッティエン国立公園で目にしたヒタキサンショウクイのオス。今回目にしたのは頭部から体上面が黒褐色であることからインドからミャンマー南部、インドシナ南部にかけて分布する亜種Hemipus picatus picatus と思われます。(ヒマラヤからタイ、ミャンマー、ラオスに分布する亜種Hemipus picatus capitalisは背が灰褐色)






今日はモズサンショウクイ科ヒタキサンショウクイ属のヒタキサンショウクイをご紹介しましたが、ヒタキサンショウクイ属の仲間は、かってはサンショウクイ科に分類されていましたが、近年モズサンショウクイ科に変更されており、注意が必要です・・・
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ヒタキサンショウクイ(Bar-winged Flycatcher-shrike)はヒマラヤからインド、スリランカ、ミャンマー、インドシナ、マレー半島、スマトラ、ボルネオにかけて分布する体長約13cmのモズサンショウクイ科ヒタキサンショウクイ属の鳥で、全部で4亜種に分かれていますが、何れも翼を閉じたときに英名のように翼に長い白斑が出るのが特徴のようです。
カッティエン国立公園で目にしたヒタキサンショウクイのオス。今回目にしたのは頭部から体上面が黒褐色であることからインドからミャンマー南部、インドシナ南部にかけて分布する亜種Hemipus picatus picatus と思われます。(ヒマラヤからタイ、ミャンマー、ラオスに分布する亜種Hemipus picatus capitalisは背が灰褐色)






今日はモズサンショウクイ科ヒタキサンショウクイ属のヒタキサンショウクイをご紹介しましたが、ヒタキサンショウクイ属の仲間は、かってはサンショウクイ科に分類されていましたが、近年モズサンショウクイ科に変更されており、注意が必要です・・・
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アサクラサンショウクイ
ベトナムシリーズの続きで、今日は日本でも迷鳥として舳倉島、宮崎県、南西諸島などで記録のあるアサクラサンショウクイをご紹介します。
アサクラサンショウクイ(Black-winged Cuckooshrike)はパキスタン北部、インド北東部からミャンマー、タイ、ラオス、ベトナム、中国南部、台湾にかけて分布する体長約23cmのサンショウクイ科アサクラサンショウクイ属の鳥で、分布域により4亜種に分かれており、今回目にしたのは分布域および体色が他の亜種より暗色であることなどから、ベトナム北東部・中部、海南島に分布する亜種Coracina melaschistos saturataの可能性が高いと思われます。
ベトナム中南部のダラット高原で一瞬、松の木にとまったアサクラサンショウクイのオス成鳥。以前、タイで目にした亜種Coracina melaschistos avensisと思われる個体に比べるとより暗色に見えます。

今日はベトナムで目にしたアサクラサンショウクイの亜種Coracina melaschistos saturataと思われる個体をご紹介しましたが、日本で記録されたものは中国中部・南東部、台湾に分布する亜種Coracina melaschistos intermediaとされており、近年、気候変動のせいか観察例が増えてきているそうです・・・
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アサクラサンショウクイ(Black-winged Cuckooshrike)はパキスタン北部、インド北東部からミャンマー、タイ、ラオス、ベトナム、中国南部、台湾にかけて分布する体長約23cmのサンショウクイ科アサクラサンショウクイ属の鳥で、分布域により4亜種に分かれており、今回目にしたのは分布域および体色が他の亜種より暗色であることなどから、ベトナム北東部・中部、海南島に分布する亜種Coracina melaschistos saturataの可能性が高いと思われます。
ベトナム中南部のダラット高原で一瞬、松の木にとまったアサクラサンショウクイのオス成鳥。以前、タイで目にした亜種Coracina melaschistos avensisと思われる個体に比べるとより暗色に見えます。

今日はベトナムで目にしたアサクラサンショウクイの亜種Coracina melaschistos saturataと思われる個体をご紹介しましたが、日本で記録されたものは中国中部・南東部、台湾に分布する亜種Coracina melaschistos intermediaとされており、近年、気候変動のせいか観察例が増えてきているそうです・・・
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ハイガシラモズ
ベトナムシリーズの続きで、今日はハイガシラモズをご紹介します。
ハイガシラモズ(Burmese Shrike)はインド北東部、ミャンマーからカンボジア東部、ベトナムにかけて分布する体長19~21cmのモズ科モズ属の鳥で、分布域により2亜種に分かれており、今回目にしたのはベトナム南部だけに分布する亜種Lanius collurioides nigricapillusと思われます。
カッティエン国立公園で目にした亜種Lanius collurioides nigricapillus。インド北東部、ミャンマーからカンボジア東部、ベトナム北部にかけて分布する基亜種Lanius collurioides collurioidesは頭部が灰色なのに対し、こちらは学名(nigricapillus)からも分かるように頭が黒いのが特徴のようです・・・







今日はベトナム南部にだけ分布するハイガシラモズの亜種Lanius collurioides nigricapillusをご紹介しましたが、本亜種は頭部が真っ黒で見た目にも美しく、大変魅力的なモズでした・・・
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ハイガシラモズ(Burmese Shrike)はインド北東部、ミャンマーからカンボジア東部、ベトナムにかけて分布する体長19~21cmのモズ科モズ属の鳥で、分布域により2亜種に分かれており、今回目にしたのはベトナム南部だけに分布する亜種Lanius collurioides nigricapillusと思われます。
カッティエン国立公園で目にした亜種Lanius collurioides nigricapillus。インド北東部、ミャンマーからカンボジア東部、ベトナム北部にかけて分布する基亜種Lanius collurioides collurioidesは頭部が灰色なのに対し、こちらは学名(nigricapillus)からも分かるように頭が黒いのが特徴のようです・・・







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クロアカヒロハシ
ベトナムシリーズの続きで、今日は広い嘴を持ったヒロハシの仲間、クロアカヒロハシをご紹介します。
クロアカヒロハシ(Black-and-red Broadbill)はミャンマー、タイ、カンボジア、ラオス、ベトナムからマレー半島、スマトラ、ボルネオにかけて分布する体長約23cmのヒロハシ科クロアカヒロハシ属の鳥で、分布域により4亜種に分かれており、今回目にしたのはミャンマー南部、タイ南部、カンボジア、ラオス南部、ベトナム南部に分布する亜種Cymbirhynchus macrorhynchos siamensisと思われます。
カッティエン国立公園で目にしたクロアカヒロハシ。空抜けで、なおかつ枝被りのためすっきりした写真は撮らせてくれませんでしたが、何とかその特徴である黒と赤の体色と鮮やかな水色の嘴は確認することができました。



今日はバーダーに人気の高いヒロハシの仲間、クロアカヒロハシをご紹介しましたが、以前、ボルネオで見た時も枝被りのためすっきりした写真は撮れず、私にとってはなかなか手ごわいクロアカヒロハシです・・・
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クロアカヒロハシ(Black-and-red Broadbill)はミャンマー、タイ、カンボジア、ラオス、ベトナムからマレー半島、スマトラ、ボルネオにかけて分布する体長約23cmのヒロハシ科クロアカヒロハシ属の鳥で、分布域により4亜種に分かれており、今回目にしたのはミャンマー南部、タイ南部、カンボジア、ラオス南部、ベトナム南部に分布する亜種Cymbirhynchus macrorhynchos siamensisと思われます。
カッティエン国立公園で目にしたクロアカヒロハシ。空抜けで、なおかつ枝被りのためすっきりした写真は撮らせてくれませんでしたが、何とかその特徴である黒と赤の体色と鮮やかな水色の嘴は確認することができました。



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