カタグロトビ
スペインシリーズの続きで、今日はスペイン最南端のジブラルタル海峡を渡った先、アフリカのモロッコで目にしたカタグロトビをご紹介します。
カタグロトビ(Black-winged Kite)はアフリカからヨーロッパ南部、アラビア半島南部、パキスタン、インドから東南アジア、ニューギニアにかけて広く分布する体長31~35cmのタカ科カタグロトビ属の鳥で、分布域により3亜種に分かれており、今回目にしたのはイベリア半島南西部、アフリカ、アラビア半島南西部に分布する基亜種Elanus caeruleus caeruleus と思われます。なお、日本では迷鳥として、石垣島、与那国島、西表島、沖縄島などで記録があり、大スンダ列島から小スンダ列島、フィリピン、ニューギニアにかけて分布する亜種Elanus caeruleus. hypoleucusとされていますが、日本で撮影された各個体の特徴からパキスタンから中国東部、マレー半島、インドシナにかけて分布する亜種Elanus caeruleus vociferusである可能性もあるようです。
モロッコの田園地帯でホバリングしていたカタグロトビ。頭部から体の下面にかけて白灰色で、体の上面はやや銀色がかった灰色、白色の翼下面のうち初列風切は黒色、そして翼の肩の部分が黒く名前の由来ともなっています。また、虹彩は赤色で、目の周囲は黒く、離れて見ると眼が吊り上って見えます。







今日はアフリカ・モロッコで目にしたカタグロトビの基亜種Elanus caeruleus caeruleus と思われる個体をご紹介しましたが、同じ亜種については5年前に同じくアフリカのケニアで目にしていましたので、ご参考までに当時のブログをご紹介します・・・
http://shumishan.blog.fc2.com/blog-entry-379.html
ご訪問ありがとうございました。
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カタグロトビ(Black-winged Kite)はアフリカからヨーロッパ南部、アラビア半島南部、パキスタン、インドから東南アジア、ニューギニアにかけて広く分布する体長31~35cmのタカ科カタグロトビ属の鳥で、分布域により3亜種に分かれており、今回目にしたのはイベリア半島南西部、アフリカ、アラビア半島南西部に分布する基亜種Elanus caeruleus caeruleus と思われます。なお、日本では迷鳥として、石垣島、与那国島、西表島、沖縄島などで記録があり、大スンダ列島から小スンダ列島、フィリピン、ニューギニアにかけて分布する亜種Elanus caeruleus. hypoleucusとされていますが、日本で撮影された各個体の特徴からパキスタンから中国東部、マレー半島、インドシナにかけて分布する亜種Elanus caeruleus vociferusである可能性もあるようです。
モロッコの田園地帯でホバリングしていたカタグロトビ。頭部から体の下面にかけて白灰色で、体の上面はやや銀色がかった灰色、白色の翼下面のうち初列風切は黒色、そして翼の肩の部分が黒く名前の由来ともなっています。また、虹彩は赤色で、目の周囲は黒く、離れて見ると眼が吊り上って見えます。







今日はアフリカ・モロッコで目にしたカタグロトビの基亜種Elanus caeruleus caeruleus と思われる個体をご紹介しましたが、同じ亜種については5年前に同じくアフリカのケニアで目にしていましたので、ご参考までに当時のブログをご紹介します・・・
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