世界的希少種 ホオアカトキ
スペインシリーズの続きで、今日は世界的な希少種、ホオアカトキをご紹介します。
ホオアカトキ(Northern Bald Ibis)はモロッコ、アルジェリア、中東などに分布する体長約80cmのトキ科ハゲトキ属の鳥で、全身の羽衣は金属光沢がある紫がかった緑色で、英名のように頭部には羽毛がなく、赤や橙、黒などの斑紋が入り、嘴は暗赤色で、虹彩は橙赤色、頸には襟巻のような羽毛があり、特に後頸では長く伸びているのが特徴です。
スイペイン南部の断崖の岩棚にコロニーを作っていたホオアカトキ。頭部には羽毛がなく、顔や嘴が赤く、何とも異様な雰囲気を携えています。



1羽が起き上がりました。よく見ると脚には標識が付けられています。







今日は世界的な希少種、ホオアカトキをご紹介しましたが、かっては北アフリカとヨーロッパに広く分布していたそうですが、開発による生息地の破壊や狩猟、殺虫剤の使用などにより生息数を大きく減らし、現在は二つに分断された個体群(①トルコのビレジクで半捕獲されモロッコの最東端に生息する個体群と、②シリアのパルミラで生息する少数の残存個体群)として生き残っているようで、今回、我々が目にしたスペインのコロニーはモロッコとスペインのパートナーシップのもと保護管理されているものと思われます・・・
ご訪問ありがとうございました。
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ホオアカトキ(Northern Bald Ibis)はモロッコ、アルジェリア、中東などに分布する体長約80cmのトキ科ハゲトキ属の鳥で、全身の羽衣は金属光沢がある紫がかった緑色で、英名のように頭部には羽毛がなく、赤や橙、黒などの斑紋が入り、嘴は暗赤色で、虹彩は橙赤色、頸には襟巻のような羽毛があり、特に後頸では長く伸びているのが特徴です。
スイペイン南部の断崖の岩棚にコロニーを作っていたホオアカトキ。頭部には羽毛がなく、顔や嘴が赤く、何とも異様な雰囲気を携えています。



1羽が起き上がりました。よく見ると脚には標識が付けられています。







今日は世界的な希少種、ホオアカトキをご紹介しましたが、かっては北アフリカとヨーロッパに広く分布していたそうですが、開発による生息地の破壊や狩猟、殺虫剤の使用などにより生息数を大きく減らし、現在は二つに分断された個体群(①トルコのビレジクで半捕獲されモロッコの最東端に生息する個体群と、②シリアのパルミラで生息する少数の残存個体群)として生き残っているようで、今回、我々が目にしたスペインのコロニーはモロッコとスペインのパートナーシップのもと保護管理されているものと思われます・・・
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