コキンメフクロウ(スペイン、モロッコ)
スペイン・アフリカシリーズの続きで、今日はコキンメフクロウをご紹介します。
コキンメフクロウ(Little Owl)はヨーロッパ西部から中東、南アジア、中央アジア、ロシア、東アジアにかけたユーラシアとアフリカ北部、北東部に分布する体長23~27.5cmのフクロウ科コキンメフクロウ属の鳥で、分布域により13亜種に分かれており、今回目にしたのはヨーロッパ中部・南部・南東部からロシア北西部にかけて分布する基亜種Athene noctua noctuaと、モロッコからエジプト西部、アラビア半島にかけて分布する亜種Athene noctua saharaeの2亜種と思われます。
スペイン南部の草原で目にしたコキンメフクロウの基亜種Athene noctua noctuaと思われる個体。頭部からの上面は白いまだら模様の入った茶色で、体下面は白色で茶色の縦斑があり、身体の割に頭や足は大きく、虹彩は和名のように黄色(金色)であるのが特徴です。


擬態なのでしょうか? 地面にいると土の色に溶け込んで見つけにくくなります・・・

こちらは別の草原で目にしたコキンメフクロウ。




こちらはモロッコの田園地帯で目にしたコキンメフクロウの亜種Athene noctua saharaeと思われる個体。体上面の白いまだら模様が少ないように思われます。


今日はスペインとモロッコで目にしたコキンメフクロウのそれぞれ別亜種をご紹介しましたが、本種はギリシア神話の女神アテナの使いとされており、学名の属名"Athene" はアテナに由来すると言われているそうです・・・
ご訪問ありがとうございました。
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コキンメフクロウ(Little Owl)はヨーロッパ西部から中東、南アジア、中央アジア、ロシア、東アジアにかけたユーラシアとアフリカ北部、北東部に分布する体長23~27.5cmのフクロウ科コキンメフクロウ属の鳥で、分布域により13亜種に分かれており、今回目にしたのはヨーロッパ中部・南部・南東部からロシア北西部にかけて分布する基亜種Athene noctua noctuaと、モロッコからエジプト西部、アラビア半島にかけて分布する亜種Athene noctua saharaeの2亜種と思われます。
スペイン南部の草原で目にしたコキンメフクロウの基亜種Athene noctua noctuaと思われる個体。頭部からの上面は白いまだら模様の入った茶色で、体下面は白色で茶色の縦斑があり、身体の割に頭や足は大きく、虹彩は和名のように黄色(金色)であるのが特徴です。


擬態なのでしょうか? 地面にいると土の色に溶け込んで見つけにくくなります・・・

こちらは別の草原で目にしたコキンメフクロウ。




こちらはモロッコの田園地帯で目にしたコキンメフクロウの亜種Athene noctua saharaeと思われる個体。体上面の白いまだら模様が少ないように思われます。


今日はスペインとモロッコで目にしたコキンメフクロウのそれぞれ別亜種をご紹介しましたが、本種はギリシア神話の女神アテナの使いとされており、学名の属名"Athene" はアテナに由来すると言われているそうです・・・
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