ハシグロヒタキ
スペインシリーズの続きで、今日はハシグロヒタキをご紹介します。
ハシグロヒタキ(Northern Wheatear)はヨーロッパ、アフリカ北西部から中東、中央アジア、ロシア、中国北西部、アラスカ、カナダ北部にかけて繁殖し、冬季はアラビア半島やアフリカ北東部や西部に渡り越冬する体長14~16.5cmのヒタキ科サバクヒタキ属の鳥で、分布域により4亜種に分かれており、今回目にしたのはヨーロッパ南部から中東、西南アジア、モンゴル、中国北西部にかけて繁殖し、冬季はアフリカ北部、西南アジアに渡って越冬する亜種Oenanthe oenanthe libanoticaと思われます。なお、日本へはヨーロッパ北部・中部からアジア北部、シベリア東部、北アメリカ北西部にかけて繁殖し、冬季はアフリカ北部・中部で越冬する基亜種Oenanthe oenanthe oenantheが稀な旅鳥として渡りの時期に観察され、北海道、本州、日本海側の島嶼、九州、西表島、南西諸島で記録があるようです。
スペイン南部の草地で目にした夏羽に移行中のハシグロヒタキのオスと思われる個体。頭頂から背は青灰色で、過眼線、頬の一部、翼は黒褐色をしています。

こちらも夏羽に移行中のオスと思われる個体。喉からの体下面はまだ褐色みを帯びています。

こちらも夏羽に移行中のオスと思われる個体。


こちらも頭部から背は褐色みが残っていますが、過眼線、頬の一部に黒色みがあることからまだ冬羽に近いオスと思われます。


そしてこちらは頬に黒色みが見られないことから夏羽に移行中のメスと思われます。



今日はヨーロッパ南部から中東、西南アジア、モンゴル、中国北西部にかけて繁殖し、冬季はアフリカ北部、西南アジアに渡って越冬するハシグロヒタキの亜種Oenanthe oenanthe libanoticaと思われる個体をご紹介しましたが、訪れた4月初旬はまだ完全な夏羽にはなっておらず、繁殖期を迎えるこの先、夏羽に換羽していくものと思われます・・・
ご訪問ありがとうございました。
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ハシグロヒタキ(Northern Wheatear)はヨーロッパ、アフリカ北西部から中東、中央アジア、ロシア、中国北西部、アラスカ、カナダ北部にかけて繁殖し、冬季はアラビア半島やアフリカ北東部や西部に渡り越冬する体長14~16.5cmのヒタキ科サバクヒタキ属の鳥で、分布域により4亜種に分かれており、今回目にしたのはヨーロッパ南部から中東、西南アジア、モンゴル、中国北西部にかけて繁殖し、冬季はアフリカ北部、西南アジアに渡って越冬する亜種Oenanthe oenanthe libanoticaと思われます。なお、日本へはヨーロッパ北部・中部からアジア北部、シベリア東部、北アメリカ北西部にかけて繁殖し、冬季はアフリカ北部・中部で越冬する基亜種Oenanthe oenanthe oenantheが稀な旅鳥として渡りの時期に観察され、北海道、本州、日本海側の島嶼、九州、西表島、南西諸島で記録があるようです。
スペイン南部の草地で目にした夏羽に移行中のハシグロヒタキのオスと思われる個体。頭頂から背は青灰色で、過眼線、頬の一部、翼は黒褐色をしています。

こちらも夏羽に移行中のオスと思われる個体。喉からの体下面はまだ褐色みを帯びています。

こちらも夏羽に移行中のオスと思われる個体。


こちらも頭部から背は褐色みが残っていますが、過眼線、頬の一部に黒色みがあることからまだ冬羽に近いオスと思われます。


そしてこちらは頬に黒色みが見られないことから夏羽に移行中のメスと思われます。



今日はヨーロッパ南部から中東、西南アジア、モンゴル、中国北西部にかけて繁殖し、冬季はアフリカ北部、西南アジアに渡って越冬するハシグロヒタキの亜種Oenanthe oenanthe libanoticaと思われる個体をご紹介しましたが、訪れた4月初旬はまだ完全な夏羽にはなっておらず、繁殖期を迎えるこの先、夏羽に換羽していくものと思われます・・・
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