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ヨーロッパノビタキ

スペインシリーズの続きで、今日はヨーロッパノビタキをご紹介します。

従来、ノビタキ(Common Stonechat)はユーラシア大陸、アフリカで広く繁殖し、冬季はアフリカ北部、中近東、インド、東南アジアで越冬する体長約13cmのヒタキ科ノビタキ属の鳥として分類され、分布域により全部で24亜種に分かれていましたが、近年、IOC(国際鳥類学会議)では従来のノビタキ(Common Stonechat)を①European Stonechat(ヨーロッパノビタキ)、②Siberian Stonechat(和名なし)、③Stejneger's Stonechat(ノビタキ)、④African Stonechat(ニシノビタキ)、⑤Madagascan Stonechat(和名なし)の5種に分類しており、今回はIOC分類に従い記述することとしました。

そのうち、ヨーロッパノビタキ(European Stonechat)はヨーロッパ西部~南部、アフリカ北西部からからトルコ、コーカサスにかけて繁殖し、冬季、一部の個体はアフリカ北部、中東に渡り越冬する体長11.5~13cmのヒタキ科ノビタキ属の鳥で、分布域により2亜種に分かれており、今回目にしたのはヨーロッパ西部・中部・南部、アフリカ北東部、トルコからコーカサスにかけて繁殖し、冬季はアフリカ北部、中東に渡り越冬する基亜種Saxicola rubicola rubicolaと思われます。

スペイン南部で目にしたヨーロッパノビタキのオスの夏羽。日本で見られるノビタキにも似ていますが、背は暗褐色で淡色の縦斑があるほか、上尾筒には小さな黒色斑があり、胸から腹にかけ橙色である点が異なるようです。

ノビタキ7

ノビタキ8

ノビタキ9

ノビタキ10

こちらは別の草地で目にしたオス。この個体は夏羽に移行中なのか、体下面の橙色がまだあまり出ていません・・・

ノビタキ15

ノビタキ16

こちらは頭部からの体上面が暗褐色のメス。

ノビタキ11

ノビタキ3

今日はヨーロッパノビタキの基亜種Saxicola rubicola rubicolaと思われる個体をご紹介しましたが、今回、掲載にあたっていろいろ調べた結果、従来のノビタキが5種に分かれており、そのうち、シベリア東部、モンゴル東部から朝鮮半島、日本にかけて繁殖し、冬季、東南アジアに渡り越冬するノビタキは英名をStejneger's Stonechatと言い、亜種は存在しないことを知ったのは大きな収穫でした・・・


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