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ヤツガシラ

台湾・金門島シリーズの続きで、今日は日本でも大変人気のあるヤツガシラをご紹介します。

ヤツガシラ(Eurasian Hoopoe)はヨーロッパ南部・中部、アフリカ、南アジアから、東南アジア、中国、沿海州にかけて広く分布する体長26~28cmのヤツガシラ科ヤツガシラ属の鳥で、北方で繁殖した個体は冬季は南方へ渡り越冬。分布域により6亜種に分かれており,、今回当地で目にしたのはインド北東部から中国南部、インドシナ、マレー半島北部に分布する亜種Upupa epops longirostrisとされています。なお、日本では数少ない旅鳥として全国に渡来しますが、特に日本海側の島嶼や南西諸島では毎年多くが通過するようです。

金門島の廃屋で営巣していたヤツガシラ。小さな昆虫のような虫を咥えて、2羽が揃って営巣場所にやてきました。独特の冠羽と背から尾にかけての白黒の縞模様が独特の存在感を漂わせています。

ヤツガシラ4

瓦の隙間の中で営巣しているのか、先頭の親鳥が覗き込んで・・・

ヤツガシラ5

雛に餌を与えていました。

ヤツガシラ6

餌を与えた後、隙間から出て・・・

ヤツガシラ10

飛び出していきました・・・

ヤツガシラ14

こちらは逆サイドから緑バックで撮影したヤツガシラ。

ヤツガシラ1

ヤツガシラ16

ヤツガシラ17

今日は台湾・金門島で営巣しているヤツガシラの亜種Upupa epops longirostrisをご紹介しましたが、ちなみに日本にやって来るヤツガシラは日本鳥類目録改訂第7版ではUpupa epops saturataとなっていますが、現在、IOC(国際鳥類学会議)では基亜種Upupa epops epops として扱っているようです・・・


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