日本の「国鳥」キジ
今日は日本の「国鳥」であり、また多くの自治体で「市町村の鳥」に指定しているキジをご紹介します。
キジは日本鳥類目録改訂第7版ではユーラシア大陸に分布するキジ科キジ属のコウライキジ(英名:Common Pheasant、学名:Phasianus colchicus)34亜種の中の4亜種(①東北地方・佐渡に生息するキジ、②本州・四国の大部分に生息するトウカイキジ、③紀伊半島などに局地的に生息するシマキジ、④主に九州に生息するキュウシュウキジ)として分類されていますが、IOC(国際鳥類学会議)では従来のコウライキジから日本産の個体群(4亜種)を独立させ、独立種キジ(英名:Green Pheasan、学名:Phasianus versicolor)として分類しています。
自然観察公園の湿原で餌を探しながら歩き回っていたキジのオス。オスは体長約81cmと大きく、英名のように翼と尾羽を除く体色が全体的に美しい緑色をしており、頭部の羽毛は青緑色で、眼の周りに赤い肉垂があるのが特徴です。なお、この個体は分布域から考えると亜種トウカイキジなのでしょうが、近年は放鳥により亜種間の交配が進み差異が不明瞭になってきているそうです。





今日は日本鳥類目録改訂第7版ではキジ科キジ属のコウライキジ(Common Pheasant)の亜種として分類され、IOC(国際鳥類学会議)では独立種キジ(Green Pheasan)として分類されている日本の「国鳥」キジをご紹介しましたが、日本のキジは英名のように体色が緑色なのに対し、コウライキジは体色が茶褐色で頸には白く目立つ輪模様があり、やはり両者は別種とするほうが妥当のようにも思われます・・・
ご参考までに以前、石垣島で目にしたコウライキジのブログをご紹介します。
http://shumishan.blog.fc2.com/blog-entry-606.html
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キジは日本鳥類目録改訂第7版ではユーラシア大陸に分布するキジ科キジ属のコウライキジ(英名:Common Pheasant、学名:Phasianus colchicus)34亜種の中の4亜種(①東北地方・佐渡に生息するキジ、②本州・四国の大部分に生息するトウカイキジ、③紀伊半島などに局地的に生息するシマキジ、④主に九州に生息するキュウシュウキジ)として分類されていますが、IOC(国際鳥類学会議)では従来のコウライキジから日本産の個体群(4亜種)を独立させ、独立種キジ(英名:Green Pheasan、学名:Phasianus versicolor)として分類しています。
自然観察公園の湿原で餌を探しながら歩き回っていたキジのオス。オスは体長約81cmと大きく、英名のように翼と尾羽を除く体色が全体的に美しい緑色をしており、頭部の羽毛は青緑色で、眼の周りに赤い肉垂があるのが特徴です。なお、この個体は分布域から考えると亜種トウカイキジなのでしょうが、近年は放鳥により亜種間の交配が進み差異が不明瞭になってきているそうです。





今日は日本鳥類目録改訂第7版ではキジ科キジ属のコウライキジ(Common Pheasant)の亜種として分類され、IOC(国際鳥類学会議)では独立種キジ(Green Pheasan)として分類されている日本の「国鳥」キジをご紹介しましたが、日本のキジは英名のように体色が緑色なのに対し、コウライキジは体色が茶褐色で頸には白く目立つ輪模様があり、やはり両者は別種とするほうが妥当のようにも思われます・・・
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キクイタダキ
今日は湖畔で偶然目にしたキクイタダキをご紹介します。
キクイタダキ(Goldcrest)はヨーロッパから極東に至るユーラシア大陸の高緯度から中緯度の地域に広く分布する体長約10cmのキクイタダキ科キクイタダキ属の鳥で、分布域により14亜種に分かれており、日本ではシベリア南東部から中国北東部、朝鮮半島、日本にかけて分布する亜種キクイタダキ(Regulus regulus japonensis)が留鳥または漂鳥として北海道から本州中部の山地から亜高山帯に生息し、冬季は低山帯から平地に移動することが知られています。
カラ類の混群に混じっていたキクイタダキ。頭頂は名前のように黄色で、額、背以下の体上面は淡黄緑色。顔は灰褐色で、眼先から眼の周囲は白っぽく、風切基部は黒く、中・大雨覆、三列風切先端が白色のため2本の翼帯となって目立ちます。




正面を向いたキクイタダキ。確かに名前のように頭頂の黄色い冠羽が王冠を戴いているように見えますね・・・




今日は予期せず目にしたキクイタダキをご紹介しましたが、キクイタダキは主に針葉樹で忙しく動き回り、蛾の幼虫や昆虫、クモ類などを捕食するほか、ホバリングして枝先の虫を捕食することもあるそうで、そんなことから平安時代には「松むしり」とも呼ばれていたそうです・・・
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キクイタダキ(Goldcrest)はヨーロッパから極東に至るユーラシア大陸の高緯度から中緯度の地域に広く分布する体長約10cmのキクイタダキ科キクイタダキ属の鳥で、分布域により14亜種に分かれており、日本ではシベリア南東部から中国北東部、朝鮮半島、日本にかけて分布する亜種キクイタダキ(Regulus regulus japonensis)が留鳥または漂鳥として北海道から本州中部の山地から亜高山帯に生息し、冬季は低山帯から平地に移動することが知られています。
カラ類の混群に混じっていたキクイタダキ。頭頂は名前のように黄色で、額、背以下の体上面は淡黄緑色。顔は灰褐色で、眼先から眼の周囲は白っぽく、風切基部は黒く、中・大雨覆、三列風切先端が白色のため2本の翼帯となって目立ちます。




正面を向いたキクイタダキ。確かに名前のように頭頂の黄色い冠羽が王冠を戴いているように見えますね・・・




今日は予期せず目にしたキクイタダキをご紹介しましたが、キクイタダキは主に針葉樹で忙しく動き回り、蛾の幼虫や昆虫、クモ類などを捕食するほか、ホバリングして枝先の虫を捕食することもあるそうで、そんなことから平安時代には「松むしり」とも呼ばれていたそうです・・・
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青空バックに飛翔するクマタカ
クマタカの飛翔
森林内の飛翔に適応したクマタカ
昨日に続き、今日は森林内の飛翔に適応したクマタカ(Mountain Hawk-eagle)をご紹介します。
込み入った樹の中にとまっていましたが・・・


突然、大きく羽を広げて飛び出しました・・・

込み入った樹々の間を枝にもぶつからずうまく飛んでいきます・・・



クマタカは翼の幅が広く、翼長は日本に生息する他のタカ科の大型種に比べ相対的に短いことが知られています。これは障害物の多い森林内での飛翔に適応した結果と言われています。今回、偶然にも込み入った樹木の中から飛び出していったクマタカを見ることができましたが、枝などにもぶつからず実にうまく飛んでいきました・・・
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突然、大きく羽を広げて飛び出しました・・・

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クマタカの「飛び付き」から「飛び出し」
クマタカの飛び出し
枯れ木のクマタカ
バーダーに人気のクマタカ(Mountain Hawk-eagle)ですが、先日のフィールドでは運よく枯れ木にとまってくれましたので、今日はそんなクマタカをご紹介します。
枯れ木にとまったクマタカ。特徴である黒色の頭部、後頭部の白い羽毛が混じる独特の冠羽、橙色の虹彩、灰褐色の体上面、腮から胸にかけて縦斑がある白色の体下面などを確認することができます。




正面を向くと、黒いお面を被ったような顔にも見えます・・・


今日は運よく枯れ木にとまってくれたクマタカをご紹介しましたが、独特の冠羽を持つこの大型猛禽クマタカは何とも魅力的です・・・
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枯れ木にとまったクマタカ。特徴である黒色の頭部、後頭部の白い羽毛が混じる独特の冠羽、橙色の虹彩、灰褐色の体上面、腮から胸にかけて縦斑がある白色の体下面などを確認することができます。




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集結するオシドリ
今日はドライブの途中立ち寄ったダム湖で目にしたオシドリをご紹介します。
オシドリ(Mandarin Duck)はシベリア南東部、中国東部、朝鮮半島、日本などで繁殖し、冬季は中国南東部などに移動し越冬する体長約45cmのカモ科オシドリ属の鳥で、日本では主に北海道や本州中部以北で繁殖し、冬季になると西日本などに南下し越冬することが知られています。
当ダム湖では200羽近くのオシドリたちが湖上で休んでいましたが、この時期既にペアリングが始まっているようで、メスをめぐってオスたちが盛んに牽制しあっていました。





大きくトリミングしてみました。生殖羽のオスは大変カラフルで、カモ科の中では最も美しく色鮮やかではないかと思われます。

仲が良い夫婦を「おしどり夫婦」と呼びますが、これはオシドリのペアがいつも寄り添っている様子から付けられた言葉ですが、実際は交尾後、メスが産卵し雛が孵るまでの話で、雛が孵るとオスはメスのもとを去り、他のオスたちと一緒に群れを作って生活し、毎年新たなメスを見つけるそうで、呼称と実態は大きく異なるようです・・・
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オシドリ(Mandarin Duck)はシベリア南東部、中国東部、朝鮮半島、日本などで繁殖し、冬季は中国南東部などに移動し越冬する体長約45cmのカモ科オシドリ属の鳥で、日本では主に北海道や本州中部以北で繁殖し、冬季になると西日本などに南下し越冬することが知られています。
当ダム湖では200羽近くのオシドリたちが湖上で休んでいましたが、この時期既にペアリングが始まっているようで、メスをめぐってオスたちが盛んに牽制しあっていました。





大きくトリミングしてみました。生殖羽のオスは大変カラフルで、カモ科の中では最も美しく色鮮やかではないかと思われます。

仲が良い夫婦を「おしどり夫婦」と呼びますが、これはオシドリのペアがいつも寄り添っている様子から付けられた言葉ですが、実際は交尾後、メスが産卵し雛が孵るまでの話で、雛が孵るとオスはメスのもとを去り、他のオスたちと一緒に群れを作って生活し、毎年新たなメスを見つけるそうで、呼称と実態は大きく異なるようです・・・
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久し振りのクマタカ
バーダーに人気の高いクマタカですが、鳥までの距離はありましたが、久し振りに目にすることができましたので、今日はそんなクマタカをご紹介します。
クマタカ(Mountain Hawk-eagle)はインド、ネパールからタイ、中国、台湾、日本に至るユーラシア大陸南東部に分布する体長66~84cmのタカ科クマタカ属の猛禽で、分布域により2亜種に分かれており、日本では亜種クマタカ(Nisaetus nipalensis orientalis)が留鳥として北海道、本州、四国、九州の山地に生息しているほか、日本以外のエリアでは基亜種Nisaetus nipalensis nipalensisが分布しています。頭部は黒く、後頭部には白い羽毛が混じる冠羽があり、体上面は灰褐色で、体下面は白く、腮から胸にかけて縦斑があり、翼は幅広いのが特徴です。
遠くの稜線から突然姿を見せ、その後どんどん上昇していった成鳥のクマタカ。鳥までかなり距離があり大きくトリミングしています。




大きく翼を広げたクマタカ。なお、この個体は翼後縁の膨らみが少ないことからオスではないかと思われます。



バーダーに絶大な人気のあるクマタカですが、やはり久し振りに目にすると、その魅力に改めて気付かされます。今回は鳥までの距離があり、背景も絡んでいない単調な写真しか撮れませんでした、次回はもう少し魅力的な写真を撮ってみたいものです・・・
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クマタカ(Mountain Hawk-eagle)はインド、ネパールからタイ、中国、台湾、日本に至るユーラシア大陸南東部に分布する体長66~84cmのタカ科クマタカ属の猛禽で、分布域により2亜種に分かれており、日本では亜種クマタカ(Nisaetus nipalensis orientalis)が留鳥として北海道、本州、四国、九州の山地に生息しているほか、日本以外のエリアでは基亜種Nisaetus nipalensis nipalensisが分布しています。頭部は黒く、後頭部には白い羽毛が混じる冠羽があり、体上面は灰褐色で、体下面は白く、腮から胸にかけて縦斑があり、翼は幅広いのが特徴です。
遠くの稜線から突然姿を見せ、その後どんどん上昇していった成鳥のクマタカ。鳥までかなり距離があり大きくトリミングしています。




大きく翼を広げたクマタカ。なお、この個体は翼後縁の膨らみが少ないことからオスではないかと思われます。



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久し振りのコチョウゲンボウ
今日は久し振りに目にした日本では冬鳥のコチョウゲンボウをご紹介します。
コチョウゲンボウ(Merlin)はユーラシア大陸北部、北アメリカ大陸北部で繁殖し、冬季はヨーロッパ南部からアフリカ北部、インド、中国東南部、北アメリカ大陸中部から南部、西インド諸島にかけて越冬する体長26~33cmのハヤブサ科ハヤブサ属の鳥で、分布域により9亜種に分かれており、日本にはアジア北東部で繁殖し、冬季、中国東部から日本にかけて越冬するする亜種コチョウゲンボウ(Falco columbarius pacificus)が、冬鳥として北海道から九州の各地に渡来しますが数はそれほど多くなく、南西諸島では稀であるようです。
運動公園で込み入った枝にとまっていたコチョウゲンボウのオス。オスは頭頂部と背、翼の上面が鮮やかな青灰色で、喉以下の体下面は橙褐色で褐色の縦斑があるのが特徴です。





その後、少し移動し別の場所にとまったコチョウゲンボウ。頭頂部と背、翼の上面は鮮やかな青灰色で、尾羽先端は黒色であることが分かります。


日本では冬鳥として全国各地に渡来するハヤブサ科ハヤブサ属のコチョウゲンボウですが、一般にハヤブサ属の成鳥は薄く先の細い翼を持ち、それによって速い速度で飛行しながらも急激に方向転換することができると言われており、このハヤブサ属(学名:Falco、英名 falcon)の名前の由来は、その翼の形による連想からラテン語のfalx (鎌)から転じたのではないかと考えられているそうです・・・
ご訪問ありがとうございました。
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コチョウゲンボウ(Merlin)はユーラシア大陸北部、北アメリカ大陸北部で繁殖し、冬季はヨーロッパ南部からアフリカ北部、インド、中国東南部、北アメリカ大陸中部から南部、西インド諸島にかけて越冬する体長26~33cmのハヤブサ科ハヤブサ属の鳥で、分布域により9亜種に分かれており、日本にはアジア北東部で繁殖し、冬季、中国東部から日本にかけて越冬するする亜種コチョウゲンボウ(Falco columbarius pacificus)が、冬鳥として北海道から九州の各地に渡来しますが数はそれほど多くなく、南西諸島では稀であるようです。
運動公園で込み入った枝にとまっていたコチョウゲンボウのオス。オスは頭頂部と背、翼の上面が鮮やかな青灰色で、喉以下の体下面は橙褐色で褐色の縦斑があるのが特徴です。





その後、少し移動し別の場所にとまったコチョウゲンボウ。頭頂部と背、翼の上面は鮮やかな青灰色で、尾羽先端は黒色であることが分かります。


日本では冬鳥として全国各地に渡来するハヤブサ科ハヤブサ属のコチョウゲンボウですが、一般にハヤブサ属の成鳥は薄く先の細い翼を持ち、それによって速い速度で飛行しながらも急激に方向転換することができると言われており、このハヤブサ属(学名:Falco、英名 falcon)の名前の由来は、その翼の形による連想からラテン語のfalx (鎌)から転じたのではないかと考えられているそうです・・・
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里山のアオゲラ
昨日の続きで、今日は同じく自宅近くの里山で目にしたアオゲラをご紹介します。
アオゲラ(Japanese Green Woodpecker)は英名のように日本の本州から四国、九州にかけて分布する体長29~30cmのキツツキ科アオゲラ属の日本の固有種で、分布域により以下の3亜種に分かれてますが、今回ご紹介するのは本州に分布する基亜種アオゲラです。
・アオゲラ(Picus awokera awokera)・・・本州に分布(まれに飛島、粟島、佐渡島、隠岐でも見られる)
・カゴシマアオゲラ(Picus awokera horii)・・・四国、九州に分布
・タネアオゲラ(Picus awokera takatsukasae)・・・種子島、屋久島に分布
キョッ、キョッという大きな鳴き声とともに姿を見せたアオゲラ。雌雄同色ですが、こちらは後頭の羽衣のみ赤く、顎線にある赤色部の面積が小さいメス。




そして、こちらは額から後頭にかけての羽衣が赤く、顎線にある赤色部の面積がより大きいオス。


今日は日本の本州から四国、九州にかけて分布するアオゲラ(Japanese Green Woodpecker)をご紹介しましたが、ヨーロッパ全域から西アジアにかけて分布するよく似たヨーロッパアオゲラ(European Green Woodpecker)については、以前訪れたプラハで目にしていますので、ご参考までにその時のブログをご紹介させていただきます・・・
http://shumishan.blog.fc2.com/blog-entry-1462.html
ご訪問ありがとうございました。
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・アオゲラ(Picus awokera awokera)・・・本州に分布(まれに飛島、粟島、佐渡島、隠岐でも見られる)
・カゴシマアオゲラ(Picus awokera horii)・・・四国、九州に分布
・タネアオゲラ(Picus awokera takatsukasae)・・・種子島、屋久島に分布
キョッ、キョッという大きな鳴き声とともに姿を見せたアオゲラ。雌雄同色ですが、こちらは後頭の羽衣のみ赤く、顎線にある赤色部の面積が小さいメス。




そして、こちらは額から後頭にかけての羽衣が赤く、顎線にある赤色部の面積がより大きいオス。


今日は日本の本州から四国、九州にかけて分布するアオゲラ(Japanese Green Woodpecker)をご紹介しましたが、ヨーロッパ全域から西アジアにかけて分布するよく似たヨーロッパアオゲラ(European Green Woodpecker)については、以前訪れたプラハで目にしていますので、ご参考までにその時のブログをご紹介させていただきます・・・
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水場にやって来たシメ
昨日の続きで、今日は同じく自宅近くの里山の水場にやって来たシメをご紹介します。
先日もご紹介したシメ(Hawfinch)ですが、日本ではカムチャッカ半島、サハリン、千島列島、日本で繁殖する亜種シメ(Coccothraustes coccothraustes japonicus)が本州の中部以北で繁殖するほか、冬鳥として本州以南に渡来することが知られており、今年はことのほか個体数が多いようで、行く先々で目にすることができました。
突然、水場にやって来たシメ。眼先は灰黒色で、次列風切の外縁が灰白色。虹彩が暗褐色(成鳥は赤褐色)であることからメスの第1回冬羽と思われます。


食事をした後なのか、美味しそうに水を飲んでいました・・・



昨日に続き、自宅近くの里山の水場にやって来たシメをご紹介しましたが、このような水場には何処からともなく突然やって来るため、眼を凝らしていないとついつい見逃してしまいます・・・
ご訪問ありがとうございました。
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突然、水場にやって来たシメ。眼先は灰黒色で、次列風切の外縁が灰白色。虹彩が暗褐色(成鳥は赤褐色)であることからメスの第1回冬羽と思われます。


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水場にやって来たルリビタキ
昨日は大きなミミズに悪戦苦闘していたルリビタキ(Red-flanked Bluetail)をご紹介しましたが、今日はその後、水場にやって来た同じ個体をご紹介します。
先ほどまで大きなミミズに悪戦苦闘していましたが、ようやく食事が終わったのか、 しばらくしてから突然水場にやって来たルリビタキ。

そして、いきなり水浴びを始めました・・・





今日は里山の水場にやって来たルリビタキをご紹介しましたが、このような水場には思いがけない鳥がいきなりやって来ることがあり、そういう意味では緊張感があり、時間があっという間に過ぎていきます・・・
ご訪問ありがとうございました。
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悪戦苦闘するルリビタキ
先日もご紹介したルリビタキ(Red-flanked Bluetail)ですが、今日は自宅近くの里山で目にしたルリビタキをご紹介します。
里山を散策中、突然大きなミミズを咥えて飛んできたルリビタキ。一見メスのようにも見えますが、小雨覆にわずかに青みが見られることからオスの第1回冬羽の可能性もあるかと思います。大きなミミズを何とか食べようと悪戦苦闘していましたが・・・


なかなか思うようにいかず、いったんミミズを地面に置きました。

そして、再びミミズを咥え直し、藪の奥に消えていきました・・・

今日は大きなミミズに悪戦苦闘していたルリビタキをご紹介しましたが、この後、場所を変え、時間をかけてゆっくりと食事をしたものと思われます・・・
ご訪問ありがとうございました。
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なかなか思うようにいかず、いったんミミズを地面に置きました。

そして、再びミミズを咥え直し、藪の奥に消えていきました・・・

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亜種オオカワラヒワ?
昨日の続きで、今日は同じく山の水場で目にした亜種オオカワラヒワと思われる個体をご紹介します。
カワラヒワ(Grey-capped Greenfinch)はシベリア東部、中国北東部、朝鮮半島、日本からベトナム中部にかけて分布する体長14.5~16cmのアトリ科カワラヒワ属の鳥で、分布域により5亜種に分かれていますが、日本には①北海道南部から九州にかけて繁殖する亜種カワラヒワ(Chloris sinica minor)のほか、②小笠原群島に留鳥として分布する亜種オガサワラカワラヒワ(Chloris sinica kittlitzi )、③カムチャッカ半島から千島列島、北海道北東部で繁殖し、冬季は中国南東部、日本、台湾などに渡り越冬する亜種オオカワラヒワ(Chloris sinica kawarahiba)の3亜種が知られています。
山の水場にやって来た亜種オオカワラヒワのオス成鳥と思われる個体。三列風切の白色部が亜種カワラヒワより幅広く、頭頂から後頸も灰色みが強いように思われます。




こちらは水場近くの灌木にとまっていた別の個体。全体的に体色が淡く、大雨覆に幼羽が見られることから亜種オオカワラヒワのメスの第1回冬羽ではないかと思われます。


今日は山の水場にやって来た亜種オオカワラヒワと思われる個体をご紹介しましたが、亜種オオカワラヒワは亜種カワラヒワより体が少し大きく、三列風切の白色部が亜種カワラヒワより幅広く、頭頂から後頸も灰色みが強いという特徴があるとされていますが、見た目にはよく似ており、確信をもって断定することはなかなか難しいと思われます・・・
ご訪問ありがとうございました。
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カワラヒワ(Grey-capped Greenfinch)はシベリア東部、中国北東部、朝鮮半島、日本からベトナム中部にかけて分布する体長14.5~16cmのアトリ科カワラヒワ属の鳥で、分布域により5亜種に分かれていますが、日本には①北海道南部から九州にかけて繁殖する亜種カワラヒワ(Chloris sinica minor)のほか、②小笠原群島に留鳥として分布する亜種オガサワラカワラヒワ(Chloris sinica kittlitzi )、③カムチャッカ半島から千島列島、北海道北東部で繁殖し、冬季は中国南東部、日本、台湾などに渡り越冬する亜種オオカワラヒワ(Chloris sinica kawarahiba)の3亜種が知られています。
山の水場にやって来た亜種オオカワラヒワのオス成鳥と思われる個体。三列風切の白色部が亜種カワラヒワより幅広く、頭頂から後頸も灰色みが強いように思われます。




こちらは水場近くの灌木にとまっていた別の個体。全体的に体色が淡く、大雨覆に幼羽が見られることから亜種オオカワラヒワのメスの第1回冬羽ではないかと思われます。


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水場にやって来たアトリ
昨日の続きで、今日は同じく山の水場で目にしたアトリをご紹介します。
先日もご紹介したアトリ(Brambling)ですが、日本には冬鳥としてシベリア方面から越冬のため渡来するとされていますが、渡来する個体数は年による変化が大きいと言われています。
水場にやって来たアトリのオス。夏羽では頭部から体上面が青色光沢のある黒色ですが、冬羽では黒みを帯びたバフ色になっています。



こちらは水場近くの灌木にとまった冬羽のメス。頬から側頸は灰色で、黒褐色の頭側線は後頸まで伸び、腮から胸は淡褐色なのが特徴です。


水場に降りたメス。



今日は山の水場にやって来たアトリをご紹介しましたが、アトリが水場に降りている間は偶然かも知れませんが、同じアトリ科のシメやカワラヒワも一緒でした。やはり同じ科の鳥が一緒だと安心できるのでしょうか・・・
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先日もご紹介したアトリ(Brambling)ですが、日本には冬鳥としてシベリア方面から越冬のため渡来するとされていますが、渡来する個体数は年による変化が大きいと言われています。
水場にやって来たアトリのオス。夏羽では頭部から体上面が青色光沢のある黒色ですが、冬羽では黒みを帯びたバフ色になっています。



こちらは水場近くの灌木にとまった冬羽のメス。頬から側頸は灰色で、黒褐色の頭側線は後頸まで伸び、腮から胸は淡褐色なのが特徴です。


水場に降りたメス。



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水場にやって来たシメ
昨日の続きで、今日は同じく山の水場にやって来たシメをご紹介します。
先日もご紹介したシメ(Hawfinch)ですが、ユーラシア大陸中部域に広く分布(6亜種)し、日本ではカムチャッカ半島、サハリン、千島列島、日本で繁殖する亜種シメ(Coccothraustes coccothraustes japonicus)が本州の中部以北で繁殖するほか、冬鳥として本州以南に渡来することが知られており、今年はことのほか個体数が多いようで、行く先々で目にすることができました。
こちらは山の水場にやって来たシメ。頭部は淡茶褐色で、背、肩羽は暗褐色、眼先が黒色であることからオスと思われます。


その後、近くの枝で休んでいたシメ。



今日は山の水場にやって来たシメをご紹介しましたが、この「シメ」というちょっと変わった和名ですが、「チッ」「ツィ」「シー」と聞こえる地鳴きから「シ」で、「メ」はスズメ、カモメの「メ」と同じく、鳥を意味する接尾語である「メ」が由来となっているそうです・・・
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先日もご紹介したシメ(Hawfinch)ですが、ユーラシア大陸中部域に広く分布(6亜種)し、日本ではカムチャッカ半島、サハリン、千島列島、日本で繁殖する亜種シメ(Coccothraustes coccothraustes japonicus)が本州の中部以北で繁殖するほか、冬鳥として本州以南に渡来することが知られており、今年はことのほか個体数が多いようで、行く先々で目にすることができました。
こちらは山の水場にやって来たシメ。頭部は淡茶褐色で、背、肩羽は暗褐色、眼先が黒色であることからオスと思われます。


その後、近くの枝で休んでいたシメ。



今日は山の水場にやって来たシメをご紹介しましたが、この「シメ」というちょっと変わった和名ですが、「チッ」「ツィ」「シー」と聞こえる地鳴きから「シ」で、「メ」はスズメ、カモメの「メ」と同じく、鳥を意味する接尾語である「メ」が由来となっているそうです・・・
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水場にやって来たトラツグミ
昨日の続きで、今日はクラインガルテン近くの山の水場にやって来たトラツグミをご紹介します。
トラツグミ(White's Thrush)はロシア中部からシベリア、モンゴル北部、朝鮮半島、サハリン、千島列島、日本にかけて繁殖し、冬季は東南アジア、フィリピン、中国東部に渡り越冬する体長約29.5cmのツグミ科トラツグミ属の鳥で、IOC(国際鳥類学会議)では現在2亜種に分けており、日本にはロシア南東部、朝鮮半島、サハリン、千島列島、日本で繁殖し、冬季は中国東部、日本で越冬する亜種トラツグミ(Zoothera aurea toratugumi)が留鳥または漂鳥として本州、四国、九州の低山から亜高山帯で繁殖するほか、北海道では夏鳥として渡来することが知られています。なお、IOCでは従来、トラツグミの亜種としていた奄美大島、加計呂島に分布する亜種オオトラツグミを別種オオトラツグミ(Amami Thrush)としているほか、西表島に分布する亜種コトラツグミをヒマラヤからスマトラ、ジャワにかけて分布するカッショクトラツグミ(Scaly Thrush)3亜種の中の亜種コトラツグミ(Zoothera dauma iriomotensis)としています。
突然、山の水場にやって来たトラツグミ。夏季には比較的標高の高い山地で繁殖するトラツグミですが、冬のこの時期はこのような低山や公園などに降りてきます。

頭部からの体上面は黄褐色で黒い鱗状の斑が密にあるため、落ち葉の中ではカモフラージュされ見つけにくくなります。




今日は山の水場にやって来たトラツグミをご紹介しましたが、食性は雑食で、雑木林などの地面で積もる落ち葉などをかき分けながら歩き、土中のミミズや昆虫類などを捕食することが多いそうですが、冬季には木の実も食べるそうです・・・
ご訪問ありがとうございました。
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トラツグミ(White's Thrush)はロシア中部からシベリア、モンゴル北部、朝鮮半島、サハリン、千島列島、日本にかけて繁殖し、冬季は東南アジア、フィリピン、中国東部に渡り越冬する体長約29.5cmのツグミ科トラツグミ属の鳥で、IOC(国際鳥類学会議)では現在2亜種に分けており、日本にはロシア南東部、朝鮮半島、サハリン、千島列島、日本で繁殖し、冬季は中国東部、日本で越冬する亜種トラツグミ(Zoothera aurea toratugumi)が留鳥または漂鳥として本州、四国、九州の低山から亜高山帯で繁殖するほか、北海道では夏鳥として渡来することが知られています。なお、IOCでは従来、トラツグミの亜種としていた奄美大島、加計呂島に分布する亜種オオトラツグミを別種オオトラツグミ(Amami Thrush)としているほか、西表島に分布する亜種コトラツグミをヒマラヤからスマトラ、ジャワにかけて分布するカッショクトラツグミ(Scaly Thrush)3亜種の中の亜種コトラツグミ(Zoothera dauma iriomotensis)としています。
突然、山の水場にやって来たトラツグミ。夏季には比較的標高の高い山地で繁殖するトラツグミですが、冬のこの時期はこのような低山や公園などに降りてきます。

頭部からの体上面は黄褐色で黒い鱗状の斑が密にあるため、落ち葉の中ではカモフラージュされ見つけにくくなります。




今日は山の水場にやって来たトラツグミをご紹介しましたが、食性は雑食で、雑木林などの地面で積もる落ち葉などをかき分けながら歩き、土中のミミズや昆虫類などを捕食することが多いそうですが、冬季には木の実も食べるそうです・・・
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ミコアイサ
久し振りに山梨クラインガルテンを訪れましたが、今日はガルテン近くの湖で目にしたミコアイサをご紹介します。
ミコアイサ(Smew)はユーラシア大陸亜寒帯のタイガで繁殖し、冬季になるとヨーロッパ、黒海、カスピ海、インド北部、中国南部・東部などへ南下し越冬する体長約42cmのカモ科ミコアイサ属の鳥で、日本では冬季に九州以北に越冬のため飛来するほか、北海道では少数が繁殖することが知られています。
山間の湖で目にしたミコアイサ。オスは眼の周囲や後頭に黒い斑紋が入り、胸部側面には2本の黒い筋模様があり、背の羽衣が黒いのが特徴で、和名はオスの羽衣が巫女の白装束のように見えることに由来するそうですが、眼の周りが黒いため、見ようによってはギャングのようにも見えてしまいます・・・

後ろのメスは頭部から後頸にかけて褐色で、喉から頸部側面にかけては白色なのが特徴です。



こちらはペアリングしていた2羽。


通称「パンダガモ」の愛称のあるミコアイサですが、これはオスの羽衣が一見「パンダ風」であることから名付けられていますが、異名に「イタチアイサ」や「キツネアイサ」というのがあり、これらはメスの褐色の頭部を見て付けられたもののようで、そんな目線で見ると確かにそんな風にも見えてきます・・・
ご訪問ありがとうございました。
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ミコアイサ(Smew)はユーラシア大陸亜寒帯のタイガで繁殖し、冬季になるとヨーロッパ、黒海、カスピ海、インド北部、中国南部・東部などへ南下し越冬する体長約42cmのカモ科ミコアイサ属の鳥で、日本では冬季に九州以北に越冬のため飛来するほか、北海道では少数が繁殖することが知られています。
山間の湖で目にしたミコアイサ。オスは眼の周囲や後頭に黒い斑紋が入り、胸部側面には2本の黒い筋模様があり、背の羽衣が黒いのが特徴で、和名はオスの羽衣が巫女の白装束のように見えることに由来するそうですが、眼の周りが黒いため、見ようによってはギャングのようにも見えてしまいます・・・

後ろのメスは頭部から後頸にかけて褐色で、喉から頸部側面にかけては白色なのが特徴です。



こちらはペアリングしていた2羽。


通称「パンダガモ」の愛称のあるミコアイサですが、これはオスの羽衣が一見「パンダ風」であることから名付けられていますが、異名に「イタチアイサ」や「キツネアイサ」というのがあり、これらはメスの褐色の頭部を見て付けられたもののようで、そんな目線で見ると確かにそんな風にも見えてきます・・・
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亜種カワラヒワ
昨日の続きで、今日は自宅近くの里山で目にした亜種カワラヒワをご紹介します。
カワラヒワ(Grey-capped Greenfinch)はシベリア東部、中国北東部、朝鮮半島、日本からベトナム中部にかけて分布する体長14.5~16cmのアトリ科カワラヒワ属の鳥で、分布域により5亜種に分かれており、日本には①北海道南部から九州にかけて繁殖する亜種カワラヒワ(Chloris sinica minor)のほか、②小笠原群島に留鳥として分布する亜種オガサワラカワラヒワ(Chloris sinica kittlitzi )、③カムチャッカ半島から千島列島、北海道北東部で繁殖し、冬季は中国南東部、日本、台湾などに渡り越冬する亜種オオカワラヒワ(Chloris sinica kawarahiba)の3亜種が知られています。
自宅近くの里山で目にした亜種カワラヒワ。眼先が黒っぽく、頭部は黄緑褐色であることからオスと思われます。(メスは眼先の黒みがなく、頭部が灰褐色)




今日は地元の里山で目にした当地では留鳥の亜種カワラヒワをご紹介しましたが、冬のこの時期には亜種オオカワラヒワ(Chloris sinica kawarahiba)も渡来しますので、ご参考までに以前、掲載した亜種オオカワラヒワ(三列風切の白色部が亜種カワラヒワより幅広く、頭頂から後頸も灰色みが強い)の記事をご紹介させていただきます・・・
http://shumishan.blog.fc2.com/blog-entry-2044.html
ご訪問ありがとうございました。
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カワラヒワ(Grey-capped Greenfinch)はシベリア東部、中国北東部、朝鮮半島、日本からベトナム中部にかけて分布する体長14.5~16cmのアトリ科カワラヒワ属の鳥で、分布域により5亜種に分かれており、日本には①北海道南部から九州にかけて繁殖する亜種カワラヒワ(Chloris sinica minor)のほか、②小笠原群島に留鳥として分布する亜種オガサワラカワラヒワ(Chloris sinica kittlitzi )、③カムチャッカ半島から千島列島、北海道北東部で繁殖し、冬季は中国南東部、日本、台湾などに渡り越冬する亜種オオカワラヒワ(Chloris sinica kawarahiba)の3亜種が知られています。
自宅近くの里山で目にした亜種カワラヒワ。眼先が黒っぽく、頭部は黄緑褐色であることからオスと思われます。(メスは眼先の黒みがなく、頭部が灰褐色)




今日は地元の里山で目にした当地では留鳥の亜種カワラヒワをご紹介しましたが、冬のこの時期には亜種オオカワラヒワ(Chloris sinica kawarahiba)も渡来しますので、ご参考までに以前、掲載した亜種オオカワラヒワ(三列風切の白色部が亜種カワラヒワより幅広く、頭頂から後頸も灰色みが強い)の記事をご紹介させていただきます・・・
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自宅近くのルリビタキのメス
先日もご紹介したルリビタキ(Red-flanked Bluetail)ですが、今日は自宅裏の里山に飛来しているルリビタキのメスをご紹介します。
地面にいる虫を捕りながら森の中を動き回っていたルリビタキ。体上面がオリーブ褐色で、腰と尾羽だけに青色みがあることからメスと思われます。(オスの若鳥もメスに似ていますが、側頸や小雨覆に青みが出る)






今日は自宅裏の里山に飛来しているルリビタキのメスをご紹介しましたが、頭部から上面にかけて鮮やかな青色のオスもいいものですが、英名(Red-flanked Bluetail)のごとく、体側面(flanked)がオレンジ色(赤色)で、尾羽だけが青いメスも なかなか魅力的です・・・
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地面にいる虫を捕りながら森の中を動き回っていたルリビタキ。体上面がオリーブ褐色で、腰と尾羽だけに青色みがあることからメスと思われます。(オスの若鳥もメスに似ていますが、側頸や小雨覆に青みが出る)






今日は自宅裏の里山に飛来しているルリビタキのメスをご紹介しましたが、頭部から上面にかけて鮮やかな青色のオスもいいものですが、英名(Red-flanked Bluetail)のごとく、体側面(flanked)がオレンジ色(赤色)で、尾羽だけが青いメスも なかなか魅力的です・・・
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公園のムクドリ
今日は散歩の途中、公園で目にしたムクドリをご紹介します。
ムクドリ(White-cheeked Starling)はロシア東南部、日本から中国中部、朝鮮半島にかけて繁殖し、冬季、北方の個体は中国東南部に渡り越冬する体長約24cmのムクドリ科ムクドリ属の鳥で、日本では留鳥または漂鳥として全国各地の平地から山地の村落、市街地などに生息し、特に都市部においては鳴き声による騒音や糞害などがしばしば問題になる鳥でもあります。
地面に降り立ち、好物の昆虫などを探していたムクドリ。頭部から胸にかけて黒褐色で、英名のように額から頬が白く、黒褐色の縦斑が入るのが特徴です。




こちらは樹上で休んでいたムクドリ。


今日は日本ではごく普通に見られるムクドリをご紹介しましたが、ちなみに日本で記録のあるムクドリ科の鳥を調べてみますと、①ムクドリ属(ムクドリ、ギンムクドリ)、②コムクドリ属(コムクドリ、シベリアムクドリ)、③カラムクドリ属(カラムクドリ)、④バライロムクドリ属(バライロムクドリ)、⑤ホシムクドリ属(ホシムクドリ)、⑥ハッカチョウ属(ハッカチョウ、外来種:インドハッカ、ジャワハッカ)に分類され、同属であれば遺伝子的にも近縁であることが推察されます。かねてよりムクドリとギンムクドリ(Red-billed Starling)の交雑個体と考えられるものが観察されていたそうですが、2009年5月、高知県宿毛市でムクドリのメスとギンムクドリのオスが交雑したことが報告されており、こんなところからも両者の近縁性がうかがわれます・・・
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ムクドリ(White-cheeked Starling)はロシア東南部、日本から中国中部、朝鮮半島にかけて繁殖し、冬季、北方の個体は中国東南部に渡り越冬する体長約24cmのムクドリ科ムクドリ属の鳥で、日本では留鳥または漂鳥として全国各地の平地から山地の村落、市街地などに生息し、特に都市部においては鳴き声による騒音や糞害などがしばしば問題になる鳥でもあります。
地面に降り立ち、好物の昆虫などを探していたムクドリ。頭部から胸にかけて黒褐色で、英名のように額から頬が白く、黒褐色の縦斑が入るのが特徴です。




こちらは樹上で休んでいたムクドリ。


今日は日本ではごく普通に見られるムクドリをご紹介しましたが、ちなみに日本で記録のあるムクドリ科の鳥を調べてみますと、①ムクドリ属(ムクドリ、ギンムクドリ)、②コムクドリ属(コムクドリ、シベリアムクドリ)、③カラムクドリ属(カラムクドリ)、④バライロムクドリ属(バライロムクドリ)、⑤ホシムクドリ属(ホシムクドリ)、⑥ハッカチョウ属(ハッカチョウ、外来種:インドハッカ、ジャワハッカ)に分類され、同属であれば遺伝子的にも近縁であることが推察されます。かねてよりムクドリとギンムクドリ(Red-billed Starling)の交雑個体と考えられるものが観察されていたそうですが、2009年5月、高知県宿毛市でムクドリのメスとギンムクドリのオスが交雑したことが報告されており、こんなところからも両者の近縁性がうかがわれます・・・
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外来種のガビチョウ
昨日は台湾・金門島で目にした自然分布のガビチョウ(Chinese Hwamei)をご紹介しましたが、今日は自宅近くの里山で目にした外来種のガビチョウをご紹介します。
自宅近くの里山で目にしたガビチョウ。ガビチョウは①中国中東部・南部からベトナム中部にかけて分布する基亜種Garrulax canorus canorusと、②海南島に分布する亜種Garrulax canorus owstoniの2亜種の存在が知られており、日本に持ち込まれ、分布を広げているガビチョウは亜種不明とされていますが、分布域から考えると①の基亜種が持ち込まれたものではないかと思われます。



こちらは水場にやって来たガビチョウ。


今日は日本では同属のカオグロガビチョウ、カオジロガビチョウとともに外来生物法で特定外来生物に指定されており、日本の侵略的外来種ワースト100選定種にもなっているガビチョウをご紹介しましたが、日本以外にもハワイ諸島にも侵入しており、その侵入の経緯はソウシチョウと同じくホノルルの中華街の火事だそうです・・・
ご訪問ありがとうございました。
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こちらは水場にやって来たガビチョウ。


今日は日本では同属のカオグロガビチョウ、カオジロガビチョウとともに外来生物法で特定外来生物に指定されており、日本の侵略的外来種ワースト100選定種にもなっているガビチョウをご紹介しましたが、日本以外にもハワイ諸島にも侵入しており、その侵入の経緯はソウシチョウと同じくホノルルの中華街の火事だそうです・・・
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自然分布のガビチョウ
台湾シリーズの続きで、今日は日本では外来種として分布を広げているガビチョウをご紹介します。
ガビチョウ(Chinese Hwamei)は中国中東部・南部からベトナム中部にかけてと海南島に分布する体長24~25cmのガビチョウ科ガビチョウ属の鳥で、分布域により2亜種に分かれており、今回、台湾・金門島で目にしたのは中国中東部・南部からベトナム中部にかけて分布する基亜種Garrulax canorus canorusと思われます。
金門島のホテル近くで目にしたガビチョウ。日本に持ち込まれたガビチョウは亜種不明とされていますが、見た目にはほとんど同じでした・・・



今日は日本でも外来種として分布を広げているガビチョウをご紹介しましたが、今回目にしたのは中国とは目と鼻の先の金門島であり、大陸と同じ亜種が留鳥として自然分布しており、一方、台湾本島では珍鳥として稀に飛来することがあるようです・・・
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ガビチョウ(Chinese Hwamei)は中国中東部・南部からベトナム中部にかけてと海南島に分布する体長24~25cmのガビチョウ科ガビチョウ属の鳥で、分布域により2亜種に分かれており、今回、台湾・金門島で目にしたのは中国中東部・南部からベトナム中部にかけて分布する基亜種Garrulax canorus canorusと思われます。
金門島のホテル近くで目にしたガビチョウ。日本に持ち込まれたガビチョウは亜種不明とされていますが、見た目にはほとんど同じでした・・・



今日は日本でも外来種として分布を広げているガビチョウをご紹介しましたが、今回目にしたのは中国とは目と鼻の先の金門島であり、大陸と同じ亜種が留鳥として自然分布しており、一方、台湾本島では珍鳥として稀に飛来することがあるようです・・・
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タイワンキンバネガビチョウ
台湾シリーズの続きで、今日は台湾の固有種・タイワンキンバネガビチョウをご紹介します。
タイワンキンバネガビチョウ(White-whiskered Laughingthrush)は台湾にのみ分布する体長約26cmのガビチョウ科ガビチョウ属(アメリカ鳥学会ではチメドリ科ガビチョウ亜科ガビチョウ属)の台湾の固有種で、名前のように黄色い(金色の)翼と、白い眉斑と頬ひげのような白斑に特徴があります。
高山帯で目にしたタイワンキンバネガビチョウ。この鳥は人をあまり恐れず、比較的近くにもやって来てくれます。




今日は別名キンバネホイビイとも呼ばれる、台湾の固有種・タイワンキンバネガビチョウをご紹介しましたが、台湾ではガビチョウのことをホイビイとも呼ぶためこのような別名が付けられているようです・・・
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タイワンキンバネガビチョウ(White-whiskered Laughingthrush)は台湾にのみ分布する体長約26cmのガビチョウ科ガビチョウ属(アメリカ鳥学会ではチメドリ科ガビチョウ亜科ガビチョウ属)の台湾の固有種で、名前のように黄色い(金色の)翼と、白い眉斑と頬ひげのような白斑に特徴があります。
高山帯で目にしたタイワンキンバネガビチョウ。この鳥は人をあまり恐れず、比較的近くにもやって来てくれます。




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ミミジロチメドリ
台湾シリーズの続きで。今日はミミジロチメドリをご紹介します。
ミミジロチメドリ(White‐eared Sibia)は台湾の中海抜の山地に広く生息し、冬季は低海抜の山地に移動する体長22~24cmの台湾の固有種で、かってはチメドリ科ウタイチメドリ属に分類されていましたが、現在はガビチョウ科ウタイチメドリ属に分類されています。なお、日本においても2006年に与那国島で観察例があるようです。
山岳地帯で目にしたミミジロチメドリ。名前のように耳羽にかけて白い過眼線があり、尾羽が長いのが特徴です。








今日はかってのチメドリ科ウタイチメドリ属からガビチョウ科ウタイチメドリ属に変更になった台湾の固有種・ミミジロチメドリをご紹介しましたが、IOC(国際鳥類学会議)では、分類の見直しを頻繁に行っており、常に最新版のリストをチェックしておく必要があります・・・
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ミミジロチメドリ(White‐eared Sibia)は台湾の中海抜の山地に広く生息し、冬季は低海抜の山地に移動する体長22~24cmの台湾の固有種で、かってはチメドリ科ウタイチメドリ属に分類されていましたが、現在はガビチョウ科ウタイチメドリ属に分類されています。なお、日本においても2006年に与那国島で観察例があるようです。
山岳地帯で目にしたミミジロチメドリ。名前のように耳羽にかけて白い過眼線があり、尾羽が長いのが特徴です。








今日はかってのチメドリ科ウタイチメドリ属からガビチョウ科ウタイチメドリ属に変更になった台湾の固有種・ミミジロチメドリをご紹介しましたが、IOC(国際鳥類学会議)では、分類の見直しを頻繁に行っており、常に最新版のリストをチェックしておく必要があります・・・
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ヤブドリ
台湾シリーズの続きで、今日も台湾の固有種ヤブドリをご紹介します。
ヤブドリ(Steere's liocichla)は台湾の中海抜の山地に分布する体長約17cmのガビチョウ科ヤブドリ属の台湾の固有種で、和名のごとく主に樹林の下層や藪の中などで活動していることが多いようです。
山岳地帯で目にしたヤブドリ。全身オリーブ黄色で、頭頂は灰色、頬は灰褐色で、目の前方に黄色の斑紋があるため、遠目で見るとちょっと目付きが悪く見えます。





昨日に続き、今日もガビチョウ科の台湾の固有種ヤブドリをご紹介しましたが、AOU(アメリカ鳥学会)では、IOC(国際鳥類学会議)分類によるアカガシラチメドリ科、チメドリ科、ガビチョウ科の3科をまとめてチメドリ科とし、アカガシラチメドリ科、チメドリ科、ガビチョウ科をそれぞれ亜科としています。これら3科は何れにしても近縁であり、どちらが正しいということではありませんが、分類の世界はなかなか複雑です・・・
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ヤブドリ(Steere's liocichla)は台湾の中海抜の山地に分布する体長約17cmのガビチョウ科ヤブドリ属の台湾の固有種で、和名のごとく主に樹林の下層や藪の中などで活動していることが多いようです。
山岳地帯で目にしたヤブドリ。全身オリーブ黄色で、頭頂は灰色、頬は灰褐色で、目の前方に黄色の斑紋があるため、遠目で見るとちょっと目付きが悪く見えます。





昨日に続き、今日もガビチョウ科の台湾の固有種ヤブドリをご紹介しましたが、AOU(アメリカ鳥学会)では、IOC(国際鳥類学会議)分類によるアカガシラチメドリ科、チメドリ科、ガビチョウ科の3科をまとめてチメドリ科とし、アカガシラチメドリ科、チメドリ科、ガビチョウ科をそれぞれ亜科としています。これら3科は何れにしても近縁であり、どちらが正しいということではありませんが、分類の世界はなかなか複雑です・・・
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