2羽のチョウゲンボウ
今日は互いに絡み合って上空を旋回していた2羽のチョウゲンボウをご紹介します。
チョウゲンボウ(Common Kestrel)はユーラシア大陸とアフリカ大陸に広く分布する体長33~39cmのハヤブサ科ハヤブサ属の猛禽で、分布域により11亜種に分類されており、寒冷地で繁殖した個体は冬季に南方へ渡り越冬することが知られています。日本では①ヒマラヤから日本、インドシナにかけて繁殖し、冬季、東アジア、南アジア、フィリンピンに渡り越冬する亜種チョウゲンボウ(Falco tinnunculus interstinctus)が主に北海道、本州中部以北で繁殖(西日本では主に冬鳥)しているほか、②シベリア北東部、中国北東部、朝鮮半島で繁殖する亜種チョウセンチョウゲンボウ(Falco tinnunculus perpallidus)が冬季、稀に渡来することが知られています。
散歩の帰り道、クラインガルテン上空で互いに絡み合って旋回していた2羽のチョウゲンボウ。

こちらはその1羽。よく見ると、尾羽下面には先端に太いバンドがあるだけでそれ以外は無斑であることからオスと思われます。


別の1羽。こちらは尾羽下面先端の太いバンド以外にも細い横斑が多数みられることからメスと思われます。


今回目にした2羽のチョウゲンボウは互いに絡み合って上空を旋回していたことからペアと思われますが、一般にチョウゲンボウの繁殖期は4~5月頃と言われていますので、この時期巣立ちを終えた雛たちに与える餌を探しにペアで一緒にやって来たのかも知れません・・・
ご訪問ありがとうございました。
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チョウゲンボウ(Common Kestrel)はユーラシア大陸とアフリカ大陸に広く分布する体長33~39cmのハヤブサ科ハヤブサ属の猛禽で、分布域により11亜種に分類されており、寒冷地で繁殖した個体は冬季に南方へ渡り越冬することが知られています。日本では①ヒマラヤから日本、インドシナにかけて繁殖し、冬季、東アジア、南アジア、フィリンピンに渡り越冬する亜種チョウゲンボウ(Falco tinnunculus interstinctus)が主に北海道、本州中部以北で繁殖(西日本では主に冬鳥)しているほか、②シベリア北東部、中国北東部、朝鮮半島で繁殖する亜種チョウセンチョウゲンボウ(Falco tinnunculus perpallidus)が冬季、稀に渡来することが知られています。
散歩の帰り道、クラインガルテン上空で互いに絡み合って旋回していた2羽のチョウゲンボウ。

こちらはその1羽。よく見ると、尾羽下面には先端に太いバンドがあるだけでそれ以外は無斑であることからオスと思われます。


別の1羽。こちらは尾羽下面先端の太いバンド以外にも細い横斑が多数みられることからメスと思われます。


今回目にした2羽のチョウゲンボウは互いに絡み合って上空を旋回していたことからペアと思われますが、一般にチョウゲンボウの繁殖期は4~5月頃と言われていますので、この時期巣立ちを終えた雛たちに与える餌を探しにペアで一緒にやって来たのかも知れません・・・
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