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水場のヤマガラ

昨日の続きで、今日は同じく山の水場にやって来たヤマガラをご紹介します。

ヤマガラ(Varied Tit)はかっては千島列島南部から日本、朝鮮半島、中国北東部、台湾に分布する体長約14cmのシジュウカラ科コガラ属の鳥として、全部で8亜種に分類されていましたが、現在、IOC(国際鳥類学会議)では、コガラ属から独立させSittiparus属(ヤマガラ属?)とするとともに、8亜種のうち①亜種オーストンヤマガラ (八丈島、御蔵島、三宅島)、②亜種イリオモテヤマガラ(西表島)、③亜種タイワンヤマガラ(台湾)の3亜種をそれぞれ別種として独立させ、その結果、現在のヤマガラは以下の5亜種に分類しています。
①基亜種ヤマガラ(千島列島南部から日本、朝鮮半島、中国北東部)、②亜種タネヤマガラ(種子島、屋久島)、③亜種ナミエヤマガラ (神津島、新島、利島)、④亜種アマミヤマガラ(奄美大島)、⑤亜種ダイトウヤマガラ(大東島)

水場近くにやって来た基亜種ヤマガラ。

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そして水場に降り、水浴びを始めました・・・

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こちらは全体に体色の淡い幼鳥。

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今日は、近年分類が大きく変わったヤマガラをご紹介しましたが、ヤマガラ自体は何も変わっておらず、これはあくまで分類上のお話でした・・・


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水場のコガラ

昨日の続きで、今日は同じく山の水場で目にしたコガラをご紹介します。

コガラ(Willow Tit)はヨーロッパから東アジアにかけてユーラシア大陸中緯度地域を中心に広くに分布する体長約13cmのシジュウカラ科コガラ属の鳥で、分布域により実に14亜種に分かれており、日本では日本の固有亜種コガラ(Poecile montanus restrictus)が留鳥として九州以北の低山から亜高山の林に周年生息し、北海道では平地の林でも目にすることができます。

突然水場にやって来たコガラ。頭頂部と咽頭部が黒く、側頭部から胸にかけては白い羽毛で覆われるため、ベレー帽を被ったように見えます。

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そして、水の中に入り・・・

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気持ちよさそうに水浴びを始めました・・・

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今日は日本では九州以北の低山から亜高山の林に周年生息し、北海道では平地の林でも目にすることができる亜種コガラをご紹介しましたが、普段何気なく見るコガラも実は日本だけに生息する固有亜種であり、そんなことを考えると、より貴重な存在に思えてきます・・・


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水場のアオゲラ

昨日の続きで、今日は同じく山の水場で目にしたアオゲラをご紹介します。

アオゲラ(Japanese Green Woodpecker)は英名のように日本の本州から四国、九州にかけて分布する体長29~30cmのキツツキ科アオゲラ属の日本の固有種で、分布域により3亜種に分かれており、今回ご紹介するのは本州に分布する基亜種アオゲラです。
・アオゲラ(Picus awokera awokera)・・・本州に分布(まれに飛島、粟島、佐渡島、隠岐でも見られる)
・カゴシマアオゲラ(Picus awokera horii)・・・四国、九州に分布
・タネアオゲラ(Picus awokera takatsukasae)・・・種子島、屋久島に分布

キョッキョッという独特の鳴き声とともに、水場近くの枯れ木にやって来た基亜種アオゲラのオス。雌雄同色ですが、オスは額から後頭、顎線が赤く、メスはに後頸、顎線の一部のみ赤いことで識別できます。

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今日は山の水場にやって来たアオゲラをご紹介しましたが、普段は鳴き声を頼りに居場所を突き止め撮影するアオゲラですが、このような水場では先方からやって来てくれるため、何だか得をしたような気分になります・・・


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水場のビンズイ

昨日の続きで、今日は同じく山の水場で目にしたビンズイをご紹介します。

ビンズイ(Olive-backed Pipit)はロシア北西部からカムチャッカ半島、モンゴル、中国北東部、日本北部にかけてと、ヒマラヤから中国中部、日本中部で繁殖し、冬季、東南アジアなどの温暖な地域に渡り越冬する体長14~15cmのセキレイ科タヒバリ属の鳥で、分布域により2亜種に分かれており、日本では①基亜種ビンズイ(Anthus hodgsoni hodgsoni)が漂鳥または夏鳥として本州、四国の山地で繁殖し冬季は暖地に移動するほか、②亜種カラフトビンズイ(Anthus hodgsoni yunnanensis)が主に北海道で繁殖しているようです。

水場に降りてきた亜種ビンズイ。亜種ビンズイは背の縦斑が比較的明瞭(亜種カラフトビンズイは背の縦斑が不明瞭で、脇の縦斑が細い)なのが特徴で、この個体は雨覆に幼羽が残ることから第1回夏羽と思われます。

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今日は山の水場にやって来た亜種ビンズイをご紹介しましたが、日本で越冬するビンズイの中に亜種カラフトビンズイと思われる個体を見ることも多いと言われていますので、冬場目にしたビンズイにはそんな点にも注意して観察したいと思います・・・


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水場のゴジュウカラ

昨日の続きで、今日は同じく山の水場で目にしたゴジュウカラをご紹介します。

ユーラシアに広く分布するゴジュウカラ(Eurasian Nuthatch)ですが、分布域により実に21亜種に分かれており、そのうち日本には①亜種ゴジュウカラ(本州、隠岐、四国、九州北部)、②亜種シロハラゴジュウカラ(ロシア東部からシベリア、北海道に分布)、③亜種キュウシュウゴジュウカラ(九州南部)の3亜種が分布し、高地で繁殖した個体は冬季には低地に移動することが知られています。

そんなゴジュウカラですが、当地では亜種ゴジュウカラが生息しており、繁殖を終えたと思われる成鳥が水浴びにやって来ました。体上面は青灰色で、顔、喉から腹部にかけ体下面は白色、脇と下尾筒の赤褐色が印象的です。

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日本には3亜種が分布するゴジュウカラですが、そのうち亜種キュウシュウゴジュウカラについては未だ見たことがなく、もし機会があれば九州南部を訪れ探してみたいと考えています・・・


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水場のミソサザイ

昨日の続きで、今日は同じく山の水場で目にしたミソサザイをご紹介します。

ヨーロッパ、アフリカ北部、西アジア、中央アジアからロシア極東部、東南アジア北部、中国、台湾、朝鮮半島、日本にかけて繁殖し、北方で繁殖した個体は冬季南方へ渡るとされるミソサザイ(Eurasian Wren)ですが、分布域により実に28亜種に分かれており、そのうち日本では①千島列島南部、樺太、日本に分布する亜種ミソサザイ(Troglodytes troglodytes fumigatus)のほか、②伊豆諸島に分布する亜種モスケミソサザイ(Troglodytes troglodytes mosukei)、③屋久島、種子島に分布する亜種Troglodytes troglodytes ogawae、 ④シベリア南東部、中国北東部、朝鮮半島、対馬に分布する亜種Troglodytes troglodytes dauricusの4亜種の存在が知られています。

水場近くに現れた亜種ミソサザイ。全身濃褐色で、全身に細かい小さな白斑があり、背から体上面、雨覆、風切、尾、体下部には黒褐色の横斑が見られます。

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ミソサザイは尾羽をよく立てることで知られていますが、この個体も尾羽を立てながら餌を探して動き回っていました。

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こちらは水場に降りてきたミソサザイ。地表の色と酷似しており、ちょっと目を離すと見つけるのが難しくなります・・・

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今日は山の水場で目にした亜種ミソサザイをご紹介しましたが、今後もし機会があれば、未だ見たことのない亜種Troglodytes troglodytes ogawae(屋久島、種子島)や、亜種Troglodytes troglodytes dauricus(シベリア南東部、中国北東部、朝鮮半島、対馬)にも会ってみたいものです・・・


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水場のセンダイムシクイ

昨日の続きで、今日は同じく山の水場で目にしたセンダイムシクイをご紹介します。

センダイムシクイ(Eastern Crowned Warbler)は夏季に中国北東部、日本、ロシア南東部、朝鮮半島で繁殖し、冬季になると東南アジアへ南下し越冬する体長約13cmのメボソムシクイ科メボソムシクイ属の鳥で、日本には繁殖のため九州以北に夏鳥として渡来します。

突然、水場にやって来たセンダイムシクイ。明瞭な淡黄色の頭央線と眉斑があり、大雨覆には淡黄色の斑紋が入り、上嘴は黒褐色で下嘴は橙黄色なのが特徴です。

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この写真では最大の特徴である淡黄色の頭央線を確認することができます・・・

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夏鳥として渡来した直後は樹の高いところで動きながら囀っていることが多く、写真を撮るのがなかなか難しいセンダイムシクイですが、このような水場では動きもそれ程激しくなく、比較的容易に撮影することができます・・・


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キビタキのメスと幼鳥

昨日の続きで、今日は同じく山の水場に現れたキビタキ(Narcissus Flycatcher)のメスをご紹介します。

突然、水場にやって来たキビタキのメス。よく似たオオルリのメスとは異なり、体形が短く、上面はよりオリーブ褐色みが強く、下面は淡黄褐色で鱗模様があるのが特徴です。

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その後、水場に降り・・・

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水浴びを始めました・・・

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こちらはキビタキの幼鳥。頭から背、胸にかけて黄褐色の斑が目立ちます・・・

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その後、こちらも水場に降り、水浴びを始めました・・・

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今日はキビタキのメスと幼鳥の水浴びシーンをご紹介しましたが、この時期ならではのこのようなシーンを目にすると、この先しっかり成長し、来年また親子ともども元気な姿を見せてほしいと思わざるを得ません・・・


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水場のキビタキ

昨日の続きで、今日は同じく山の水場に現れたキビタキ(Narcissus Flycatcher)をご紹介します。

突然、水場にやって来た亜種キビタキのオス。この個体は風切の一部には褐色の幼羽が見られますが、雨覆、小翼羽などには幼羽が見られないことから成鳥と思われます。

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こちらは別個体のオス。この個体は雨覆、小翼羽、風切に褐色の幼羽が見られることから第1回夏羽と思われます。

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今日は水場に現れた亜種キビタキのオス2羽をご紹介しましたが、第1回夏羽と成鳥との識別ポイントについて詳しくは分かりませんが、一般的にキビタキの羽衣が完全な成鳥羽に換羽するには3年以上かかるとも言われており、そう考えると最初の個体は第2回夏羽の可能性が高いのではと思われます・・・


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コルリのメス

昨日の続きで、今日は同じく山の水場に現れたコルリ(Siberian Blue Robin)のメスをご紹介します。

突然、水場にやって来たコルリのメス。最初に見た時はオオルリのメスかと思いましたが、よく見ると、コルリ特有の頭を下げた姿勢、長い足などから、コルリのメスであることが分かりました。

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今日は山の水場に現れたコルリのメスをご紹介しましたが、この時期、既に子育てを終えていると思われ、昨日のオオルリ同様、心なしか一仕事を終えたという安堵感が漂ってきます・・・


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オオルリのメス

昨日の続きで、今日は同じく山の水場にやって来たオオルリ(Blue-and-white Flycatcher)のメスをご紹介します。

突然、水場にやって来たオオルリのメス。キビタキのメスにもよく似ていますが、体が一回り大きく、全体に赤褐色みが強く、特に尾で顕著で、喉は褐色みが強く、下面はより淡色なのが特徴です。

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暫くすると水場に降り立ち・・・

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ゆっくりと水浴びを始めました・・・

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昨日のオスと幼鳥に続き、今日は同じく水浴びにやって来たオオルリのメスを紹介しましたが、子育てを終えた安堵感からか、心なしか余裕が感じられました・・・


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水場のオオルリ

昨日の続きで、今日は同じく山の水場で目にしたオオルリ(Blue-and-white Flycatcher)をご紹介します。

突然水場にやって来た基亜種オオルリのオス。顔から胸は青色光沢のある黒色ですが、頭頂から体上面は青紫色で、額のコバルトブルーが鮮やかです。

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オオルリのオスを撮影していると下方にもう1羽現れました。よく見るとオオルリの幼鳥のようです。

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水場に降り立ったオオルリ。

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こちらは先ほどのオオルリの幼鳥。

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こちらも水浴びに降りてきました。

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今日は水場にやって来たオオルリのオスと幼鳥をご紹介しましたが、この時期、幼鳥も順調に育っているようで、親子で行動を共にしていました・・・


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水場のアカハラ

昨日の続きで、今日は同じく山の水場で目にしたアカハラをご紹介します。

アカハラ(Brown-headed Thrush)はサハリン、千島、日本で繁殖し、冬季は日本、台湾、中国南東部、フィリピンに渡り越冬する体長約24cmのツグミ科ツグミ属(IOC分類による)の鳥で、分布域により次の2亜種に分かれています。①基亜種アカハラ(Turdus chrysolaus chrysolaus):北海道から本州中部で繁殖し、冬季は本州中部以西や中国南東部、台湾、フィリピン北東部へ南下し越冬。②亜種オオアカハラ(Turdus chrysolaus orii):サハリン、南千島で繁殖し留鳥とされていますが、冬季、本州や南西諸島でも越冬。

突然水場の近くにやって来た亜種アカハラのメスと思われる個体。額から体上面はオリーブ褐色で不明瞭な眉斑があり、腮から喉は淡褐色で顎線はオリーブ褐色。雨覆に幼羽が残ることから第1回夏羽と思われます。

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こちらは突然水場に降りてきた別個体と思われる亜種アカハラのメス。

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今日は繁殖のため亜高山帯にやって来た基亜種アカハラのメスをご紹介しましたが、冬季には別亜種オオアカハラが本州や南西諸島に越冬のため飛来することがあり、冬に見られるアカハラについてはどちらの亜種なのか識別が必要となります・・・


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マミジロのメス

昨日の続きで、今日は同じく山の水場で目にしたマミジロのメスをご紹介します。

マミジロ(Siberian Thrush)はシベリア中東部からモンゴル北部、中国北東部、サハリン、千島列島南部、日本で繁殖し、冬季、大スンダ列島にかけて越冬する体長約23cmのツグミ科ジツグミ属(IOC分類による)の鳥で、分布域により2亜種に分かれており、日本にはサハリン、千島列島南部、日本で繁殖し、冬季、大スンダ列島にかけて越冬する亜種マミジロ(Geokichla sibirica davisoni)が夏鳥として渡来します。

そんなマミジロですが、メスと思われる個体が突然、山の水場に姿を見せてくれました。嘴は黒褐色で、額から体上面はオリーブ褐色で眉斑、腮から喉は淡褐色。胸から腹、脇は濃褐色で淡褐色の斑があります。この個体は雨覆に幼羽が見られることから第1回夏羽と思われます。

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こちらは上記個体とよく似ていますが、眉斑があまりはっきりしていません。この個体も雨覆に幼羽が見られることから第1回夏羽と思われます。


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今日は山の水場にやって来たマミジロのメスをご紹介しましたが、マミジロの分類については日本鳥類目録改訂第7版ではヒタキ科トラツグミ属となっていますが、現在、IOC(国際鳥類学会議)では日本でも記録のあるオレンジジツグミと同じツグミ科ジツグミ属に分類し、亜種についても2亜種に分けており、次期改訂版では変更が行われるものと思われます・・・


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クロツグミのメス

昨日の続きで、今日は同じく山の水場に現れたクロツグミ(Japanese Thrush)のメスをご紹介します。

水場近くに舞い降りてきたクロツグミのメス。メスは頭部から体上面はオリーブ褐色、腮から体下面は白色で顎線、喉に黒褐色の細い縦斑が、胸以下の下面には黒褐色の丸い斑があり、脇は橙褐色で、嘴、眼瞼輪はオスよりやや鈍い黄色なのが特徴です。

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その後、水場に降り・・・

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水浴びを始めました・・・

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昨日に続き、今日はクロツグミのメスをご紹介しましたが、見た目に美しい真っ黒なオスもいいものですが、褐色系のメスも捨てがたい魅力があります・・・


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水場のクロツグミ

涼を求めて山の水場を訪れましたが、今日はそんな中からクロツグミをご紹介します。

クロツグミ(Japanese Thrush)は英名からも分かるように、夏季には主に日本の本州中部以北や中国の長江中流域などで繁殖し、冬季は中国南部や東南アジアに渡って越冬する体長21~22cmのツグミ科ツグミ属(IOC分類による)の鳥で、西日本では一部越冬する個体もいるようです。

水場に突然降りてきたクロツグミの成鳥オス。水浴びをすると思いきや警戒心が強いようで、すぐに飛び立ってしまいました。

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こちらは見えない場所で水浴びをした後、羽繕いしていた別のオス。頭部から体上面が灰色みを帯び、大雨覆に幼羽が残ることから第1回夏羽と思われます。

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今日は山の水場で目にしたクロツグミのオスをご紹介しましたが、ツグミ類の分類については、日本鳥類目録改訂第7版ではヒタキ科ツグミ属となっていますが、現在、IOC(国際鳥類学会議)ではツグミ類をヒタキ科から分離し、ツグミ科ツグミ属に分類しており、次期改訂版では変更になるものと思われます・・・


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オニカッコウ

台湾・金門島シリーズの続きで、今日は日本でも迷鳥として記録のあるオニカッコウをご紹介します。

オニカッコウ(Asian Koel)はパキスタン、インド、ネパールから中国南部、インドシナ、スマトラ、ボルネオ、小スンダ列島、フィリピンにかけて分布する体長39~46cmのカッコウ科オニカッコウ属の鳥で、分布域により5亜種に分かれており、今回目にしたのは中国南部からインドシナにかけて繁殖し、冬季、ボルネオに渡り越冬する亜種Eudynamys scolopaceus chinensisと思われます。なお、日本では迷鳥として愛知県、大阪府、飛島、九州、与那国島で記録があるようですが、亜種は不明とされています。

金門島で目にしたオニカッコウのオス。込み入った灌木の中で全身が見えませんが、何とか特徴である全身が黒色で、尾は長く、嘴は緑色がかった黄白色で、赤い虹彩を確認することができます。

オニカッコウ7

オニカッコウ8

こちらはオスの近くにいたメス。メスは全身濃褐色で、体上面は白または淡褐色の横斑があり、喉から胸にかけては暗褐色の縦斑、腹部には暗褐色の横斑があり、嘴は黄白色または淡青灰色で、虹彩は赤いのが特徴です。

オニカッコウ4

オニカッコウ6

英名はコーエル、コーエルと大声で鳴くことから名付けられたオニカッコウ(Asian Koel)ですが、声はすれども姿は見えずという忍者のような鳥でもあり、今回も込み入った灌木の中で身を隠すように潜んでいました・・・


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バンケン

台湾シリーズの続きで、今日は日本でも迷鳥として記録のあるバンケンをご紹介します。

バンケン(Lesser Coucal)はインド、ネパールからミャンマー、タイ、インドシナ、中国、台湾、マレー半島、スマトラ、ジャワ、ボルネオ、スラウェシ、小スンダ列島、フィリピンにかけて分布する体長31~34cmのカッコウ科バンケン属の鳥で、分布域により6亜種に分かれており、今回、台湾本島で目にしたのは中国南部・東南部、台湾に分布する亜種Centropus bengalensis lignatorと思われます。

台湾本島の草地で朝露に濡れた羽根を乾かしていたバンケン。昨日ご紹介したオオバンケンにもよく似ていますが、体は一回り小さく、茶褐色の背から翼には淡黄褐色の軸斑が目立ち、虹彩は暗褐色なのが特徴です。

バンケン4

バンケン2

バンケン5

バンケン6

バンケン9

バンケン10

飛び出したところ。

バンケン7

背や雨覆の淡黄褐色の軸斑が目立ちます・・・

バンケン8

一般的にバンケンはオオバンケンに比べ神経質な印象が強く、今までにもタイやベトナム、ボルネオ、台湾などで何度も姿を見ることはありましたが、撮影となるとなかなか難しく、ゆっくり撮ることができませんでしたが、今回の個体は比較的人馴れしているようで、遠くからではありましたが、何とかその姿をファインダーに入れることができました・・・


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オオバンケン

台湾・金門島シリーズの続きで、今日はオオバンケンをご紹介します。

オオバンケン(Greater Coucal)はパキスタンからインド、中国、バングラデシュ、インドシナ、マレー半島、スマトラ、ボルネオ、ジャワ、フィリピンにかけて分布する体長48~52cmのカッコウ科バンケン属の鳥で、全部で6亜種に分かれており、今回、金門島で目にしたのはパキスタン、インド北部から中国東南部にかけて分布する基亜種Centropus sinensis sinensisと思われます。

金門島のホテル近くで目にしたオオバンケン。全身青みがかった黒色で、よく似たバンケン(Lesser Coucal:体長約38cm)に比べて一回り大きく、背から翼は茶褐色で黄褐色の軸斑は細く、虹彩が赤いのが特徴です。

オオバンケン1

オオバンケン2

食べ物を探して道路わきを歩いていたオオバンケン。

オオバンケン3

オオバンケン4

オオバンケン5

オオバンケン6

今日は台湾・金門島で目にしたオオバンケンをご紹介しましたが、台湾本島ではほとんど見ることのできない本種も中国本土に近い金門島では留鳥として分布しており、比較的簡単に見ることが出来ます・・・


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ベニサンショウクイ

台湾シリーズの続きで、今日はベニサンショウクイをご紹介します。

ベニサンショウクイ(Grey-chinned Minivet)はヒマラヤ、中国南部から台湾、マレー半島、スマトラ西部、ボルネオ北部に分布する体長17~19cmのサンショウクイ科サンショウクイ属の鳥で、分布域により8亜種に分かれており、台湾で見られるのは中国南東部、台湾、海南島、ラオス、ベトナムに分布する亜種Pericrocotus solaris griseogularisとされています。夏場は標高600m以上の山地の林縁部に生息していますが、冬季には少し標高の低いところに降りてくるようです。

亜高山帯で目にしたベニサンショウクイのオスとメス。和名はオスの鮮やかな橙紅色から、英名は喉の辺りが灰色であることから名付けられています。

ベニサンショウクイ4

ベニサンショウクイ5

ベニサンショウクイ1

ベニサンショウクイ2

こちらは体色がレモンイエローのメス。一般にメスは地味な保護色をまとったものが多いのですが、ベニサンショウクイでは美しさが際立っています・・・

ベニサンショウクイ10

ベニサンショウクイ11

ベニサンショウクイ12

ベニサンショウクイ13

今日は台湾の亜高山帯で目にしたベニサンショウクイをご紹介しましたが、体色のよく似たScarlet Minivet(旧称:ヒイロサンショウクイ、現在和名なし)などとの識別には英名の喉が灰色というのは大きな識別ポイントになります。
ご参考までに、以前タイで目にしたScarlet Minivetをご紹介します・・・

http://shumishan.blog.fc2.com/blog-entry-1527.html


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ズアカエナガ

台湾シリーズの続きで、今日はズアカエナガをご紹介します。

ズアカエナガ(Black-throated Bushtit)はヒマラヤからインド、東南アジア、中国、台湾に分布する体長10~11cmのエナガ科エナガ属の鳥で、分布域により7亜種に分類されており、台湾に分布するのは中国東部、ベトナム北西部、台湾に分布する基亜種Aegithalos concinnus concinnusとされています。

亜高山帯で群れで動いていたズアカエナガ。鳥までの距離がありますが、その特徴である赤茶色の頭部と喉の黒斑を確認することができます。

ズアカエナガ1

ズアカエナガ3

ズアカエナガ4

こちらは近くにやって来たズアカエナガ。

ズアカエナガ7

トリミングしてみました・・・

ズアカエナガ6

今日は台湾で目にしたズアカエナガの基亜種Aegithalos concinnus concinnusをご紹介しましたが、亜種によっては体色が随分異なるようで、ご参考までに以前ベトナム南部で目にした、頭部が鈍い灰色で、胸から脇も灰色みを帯びた亜種Aegithalos concinnus annamensisと思われる個体をご紹介します・・・

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ダルマエナガ

台湾シリーズの続きで、今日はダルマエナガをご紹介します。

ダルマエナガ(Vinous-throated Parrotbill)はロシア北東部から中国東部・南部、朝鮮半島、台湾、ベトナム北部にかけて分布する体長12~13cmのダルマエナガ科ダルマエナガ属の鳥で、分布域により6亜種に分かれており、台湾では台湾だけに分布する固有亜種Sinosuthora webbiana bulomachaが分布するとされています。なお、日本では1984年に粟島で1例だけ記録されている珍鳥でもあります。

台湾本島で目にしたダルマエナガ。丸い頭で尾は長く、全身ほぼ赤褐色で、嘴は英名のようにオウムのように短いのが特徴です。

ダルマエナガ1

込み入った草の中で動き回っており、簡単には撮影させてくれません・・・

ダルマエナガ2

ダルマエナガ4

今日は日本では1例のみ記録のあるダルマエナガをご紹介しましたが、日本で記録された個体は亜種不明とされていますが、分布域から、中国河北省から朝鮮半島にかけて分布する亜種チョウセンダルマエナガ(Sinosuthora webbiana fulvicauda)と考えられているようです・・・


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タイワンシジュウカラ

台湾シリーズの続きで、今日は台湾の固有種タイワンシジュウカラをご紹介します。

タイワンシジュウカラ(Yellow Tit)は台湾の山岳地帯に分布する体長12~13cmのシジュウカラ科Machlolophus属の台湾の固有種で、英名のように顔から体下面は鮮やかな黄色で、頭頂には黒藍色の冠羽があるのが特徴です。

亜高山帯のロッジ周辺で目にしたタイワンシジュウカラ。三角形の大きな冠羽が何とも魅力的です・・・

タイワンシジュウカラ6

タイワンシジュウカラ7

タイワンシジュウカラ8

タイワンシジュウカラ9

こちらは顔から体下面の黄色みが淡く、下腹に黒色斑が見られないことからメスと思われます。

タイワンシジュウカラ12

タイワンシジュウカラ14

タイワンシジュウカラ10

タイワンシジュウカラ11

今日は台湾でも人気のあるタイワンシジュウカラをご紹介しましたが、本種はかっては日本のシジュウカラと同じくシジュウカラ属(Parus属)に分類されていましたが、その後の遺伝子解析の結果、新しい属であるMachlolophus属に移されています・・・


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コシジロムシクイ

しばらく日本の鳥をご紹介していましたが、再び台湾シリーズに戻り、今日はコシジロムシクイをご紹介します。

コシジロムシクイ(Rufous-faced Warbler)はヒマラヤから東南アジア、中国、台湾にかけて分布する体長約8cmのウグイス科マミジロムシクイ属の鳥で、分布域により3亜種に分かれており、台湾では中国南東部・南部、台湾からインドシナ北部・中部にかけて分布する亜種Abroscopus albogularis fulvifaciesが分布するとされています。

亜高山帯のロッジの前に姿を見せたコシジロムシクイの成鳥。英名のように顔は赤褐色で、黒色の頭側線と喉に黒斑があるのが特徴です。

コシジロムシクイ10

コシジロムシクイ9

小さな体に似合わず大きな声で鳴いていたコシジロムシクイ。

コシジロムシクイ1

コシジロムシクイ2

翼を広げると和名のように、白い腰を確認することができます・・・

コシジロムシクイ4

コシジロムシクイ5

コシジロムシクイ6

今日は小さな体に似合わず特徴ある大きな声で鳴くコシジロムシクイをご紹介しましたが、やはりウグイス科の鳥、とにかく動きが早く簡単には撮影させてくれません・・・


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今日も飛ばなかったクマタカ幼鳥

一昨日もご紹介したクマタカ(Mountain Hawk-eagle)の幼鳥ですが、営巣木からの飛び出しを期待して再び当地を訪れましたが、この日も飛び出しは見られず不発に終わってしまいました。

近くにやって来た親鳥に反応し、営巣木の中に姿を見せたクマタカの幼鳥。

A27I0481.jpg

A27I0482.jpg

餌をねだって盛んに鳴いていた幼鳥。

A27I0485.jpg

こちらは営巣木から飛び出していったクマタカの親鳥。翼の特徴からメスと思われます。

A27I0459.jpg

獲物を食べた直後なのか、素嚢が大きく膨らんでいました。

A27I0463-2.jpg

クマタカ幼鳥はこの1~2日前には営巣木の周りを少し飛んだとの話ですが、残念ながらこの日は一度も飛び出しませんでした。やはり幼鳥にとって未知の世界に飛び出すことは勇気が要ることであり、なかなか一気にことは進まないようです・・・


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