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大きな獲物をゲットしたコモンシギ

昨日の続きで、今日は同じく休耕田で目にしたコモンシギ(Buff-Breasted Sandpiper)の採餌シーンをご紹介します。

水深の浅い休耕田で何やら大きな水生昆虫をゲットしたコモンシギの幼鳥。

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体長19cmとそれ程大きくないコモンシギにとってはかなり大きな獲物のようで、一気には飲み込めません・・・

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何度も咥え直したあと、ようやく嘴の根元まで持ってきました・・・

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今日は渡りの途中、迷って日本に来てしまったと思われるコモンシギの幼鳥をご紹介しましたが、この後、本来の越冬地である南アメリカ南東部に無事移動できるのかが心配です・・・


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迷鳥 コモンシギ

昨日の続きで、今日は同じく休耕田にやって来た迷鳥 コモンシギをご紹介します。

コモンシギ(Buff-Breasted Sandpiper)はシベリア北東部から北アメリカ極北部で繁殖し、冬季、南アメリカ南東部に渡り越冬する体長約19cmのシギ科オバシギ属(以前はコモンシギ属)の鳥で、日本では迷鳥として水田、干潟、草地、河口などに渡来しますが、ほとんどが秋の幼鳥の記録で、常に単独で渡来するようです。

水深の浅い休耕田で餌を探して歩き回っていたコモンシギ。全体に淡いバフ色で、頭頂と背、側胸は黒褐色斑が明瞭で、肩羽や雨覆には黒褐色のサブターミナルバンドがあることから幼鳥と思われます。

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頭を上げたコモンシギ。このような姿勢を見るとエリマキシギの幼鳥ともよく似ていますが、エリマキシギに比べ体が小さく、嘴も短い点が異なります。

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かってのコモンシギ属から2012年にオバシギ属に編入された迷鳥コモンシギですが、今回コモンシギの分類を調べていた中で、
同様に2012年にオバシギ属に編入された種があることが分かりましたので、ご参考までにご紹介します。
・エリマキシギ・・・エリマキシギ属→オバシギ属
・キリアイ・・・キリアイ属→オバシギ属
・ヘラシギ・・・ヘラシギ属→オバシギ属
・アライソシギ・・・アライソシギ属→オバシギ属
 

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休耕田のアオアシシギ

昨日の続きで、今日は同じく休耕田で目にしたアオアシシギをご紹介します。

アオアシシギ(Common Greenshank)はユーラシア大陸北部で広く繁殖し、冬季はアフリカ、インド、東南アジア、オーストラリアへ渡り越冬する体長約35cmのシギ科クサシギ属の鳥で、日本では旅鳥として春と秋の渡りの時期に全国的に渡来し、本州中部以南では一部越冬することが知られています。

水深の浅い休耕田で餌を探して歩き回っていたアオアシシギ。類似のシギ類と比べて細身でスマートな体形をしているアオアシシギですが、この個体は上面が黒褐色で白い羽縁が明瞭であり、足も黄色みを帯びていることから幼鳥と思われます。

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和名の由来は足が青色みを帯びた緑青色であることから名付けられたアオアシシギですが、黄色みを帯びた個体もおり、特に幼鳥の場合はほぼ黄色みを帯びているようです・・・


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休耕田のアメリカウズラシギ

今日は少し足を延ばして訪れた休耕田で目にしたアメリカウズラシギをご紹介します。

アメリカウズラシギ(Pectoral Sandpiper)はシベリア北部から北アメリカ北部の北極圏で繁殖し、冬季はオーストラリア東南部、南アメリカ南部に渡り越冬する体長約22cmのシギ科オバシギ属の鳥で、日本では数少ない旅鳥として水田、干潟、埋立地、湿地に渡来することが知られています。

休耕田で餌を啄ばんでいたアメリカウズラシギの成鳥夏羽。ウズラシギにもよく似ていますが、本種は赤みが少なく、より黒っぽく見え、胸の縦斑が濃く、腹との境界が明瞭で、アイリングも不明瞭なのが特徴です。

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正面を向いたアメリカウズラシギ。黒褐色の胸の縦斑は濃く、腹との境界が明瞭なのがよく分かります。

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今日は休耕田で目にしたアメリカウズラシギをご紹介しましたが、この個体はシベリア北部から北アメリカ北部のなどの北極圏で繁殖し、越冬地であるオーストラリア東南部などに移動する途中に立ち寄ったものと思われますが、コースの途中にあたる日本は彼らにとっても安心して羽根を休ませることのできる貴重な中継地であるようです・・・


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ソリハシシギ、メダイチドリ

フィリピンシリーズの続きで、今日は同じくオランゴ島の野生動物保護区で目にしたソリハシシギとメダイチドリをご紹介します。

干潟で盛んに採餌していたソリハシシギとメダイチドリ。

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こちらは単独で採餌していたソリハシシギ。

ソリハシシギ(Terek sandpiper)はヨーロッパ東部からシべりア北東部で繁殖し、冬季アフリカ大陸から、インド、東南アジア、オーストラリアの沿岸部で越冬する体長約23cmのシギ科ソリハシシギ属の鳥で、日本では旅鳥として春と秋に全国各地に飛来しますが、秋の方が多く見られるようです。

和名のように嘴は長く上に反っており、橙黄色の足が目を引きます。

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次はメダイチドリです。

メダイチドリ(Lesser Sand Plover)です。メダイチドリはユーラシア大陸中東部で局地的に繁殖し、冬季はアフリカ東部、中東、東南アジア、オーストラリアへ渡り越冬する体長約20cmのチドリ科チドリ属の鳥で、分布域により5亜種に分かれており、当地では分布域から考えると、シべりア南東部で繁殖し、冬季、台湾からオーストラリアにかけて越冬する亜種モウコメダイチドリ(Charadrius mongolus mongolus)の可能性が高いと思われます。なお、日本ではシベリア北東部で繁殖し、冬季、オーストラリアにかけて越冬する亜種メダイチドリ(Charadrius mongolus stegmanni)が旅鳥として春と秋の渡りの時期に全国的に渡来し、関東地方以西では少数が越冬するようです。

こちらは過眼線の黒色と胸に赤褐色みが僅かに残ることから、夏羽から冬羽に移行中の個体と思われます。

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こちらは別個体で、眉斑や胸は淡色みを帯び、上面に淡色の羽縁があることから幼鳥と思われます。

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今日までフィリピン観光の合間にセブ島およびマクタン島、オランゴ島で目にした鳥たちをご紹介してきましたが、今度また訪れる機会があれば、渡り鳥が本格的に渡来する秋~冬にかけて訪れてみたいと思います・・・


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チュウシャクシギ

フィリピンシリーズの続きで、今日は同じくオランゴ島の野生動物保護区で目にしたチュウシャクシギをご紹介します。

チュウシャクシギ(Whimbrel)はユーラシア大陸と北アメリカの寒帯から亜寒帯にかけての地域で繁殖し、冬季はアフリカ、中東、インド、東南アジア、南太平洋、オーストラリア、中央アメリカ、南アメリカなどへ渡り越冬する体長約42cmのシギ科ダイシャクシギ属の鳥で、分布域により7亜種に分かれており、当地では日本でも旅鳥として渡来し、南西諸島では少数が越冬するシベリア北東部で繁殖し、冬季、インドからオーストラリアにかけて越冬する亜種チュウシャクシギ(Numenius phaeopus variegatus)が同じく旅鳥として渡来し、ほぼ通年見ることが出来るようです。

干潟で地面近くを低空飛翔していたチュウシャクシギ。独特の湾曲した嘴が魅力的です・・・

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今日はオランゴ島の野生動物保護区で目にしたチュウシャクシギをご紹介しましたが、今回ブログ掲載に当たり、いろいろ調べた結果、チュウシャクシギは7亜種に分かれており、そのうち日本には亜種Numenius phaeopus variegatusが旅鳥として渡来することを知ったのは大きな収穫でした・・・


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カラシラサギ

フィリピンシリーズの続きで、今日はカラシラサギと思われる個体をご紹介します。

カラシラサギ(Chinese Egret)は夏季に朝鮮半島西岸や黄河河口域で繁殖し、冬季になると台湾や東南アジアに南下し越冬する体長約65cmのサギ科コサギ属の鳥で、日本には数少ない旅鳥として渡来する世界的希少種として知られています。

フィリピンでは有数の水鳥の越冬地であるオランゴ島の野生動物保護区で目にしたカラシラサギの冬羽と思われる個体。まだこの時期、当地に渡来している水鳥は数少なかったのですが、そんな中、はるか遠くの干潟にこの1羽を確認することができました。眼先の裸出部に若干青みがあり、嘴も黒みが強くなっており、コサギの幼鳥の特徴にもよく似ていますが、眼先の裸出部の上辺が凹んで見えることからカラシラサギの冬羽の可能性が高いと判断しました。

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今日はフィリピンでは有数の水鳥の越冬地であるオランゴ島の野生動物保護区で目にしたカラシラサギの冬羽と思われる個体をご紹介しましたが、当地は世界的絶滅危惧種であるシベリアオオハシシギやカラシラサギの有数の越冬地として知られており、もし次回チャンスがあれば越冬本番の冬季に訪れてみたいと思います・・・


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キンパラ

フィリピンシリーズの続きで、今日はキンパラをご紹介します。

キンパラ(Chestnut Munia)はインドから中国南部、インドシナ、マレー半島、スマトラ、ボルネオ、スラウェシ、台湾、フィリピンにかけて広く分布する体長約11cmのカエデチョウ科キンパラ属の鳥で、分布域により7亜種に分かれており、今回目にしたのはフィリピン(ルソン島北部を除く)、ボルネオ、スラウェシなどに分布する亜種Lonchura atricapilla jagorと思われます。

セブ島の植物園で目にしたキンパラ。頭部は黒色で、嘴は青灰色。体色は英名のように全身栗色なのが特徴で、よく似たギンパラ(Tricolored Munia)は脇腹部が白色であることで識別できます。

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日本では外来種で、1910年頃に東京都で野生化した群れが見つかって以降、各地で見つかっているキンパラですが、今回セブ島で目にしたのは自然分布であり、同じ種とは言え何となく有難味を感じさせられます・・・


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フィリピンシロハラアナツバメ

フィリピンシリーズの続きで、今日はフィリピンシロハラアナツバメと思われる個体をご紹介します。

フィリピンシロハラアナツバメ(Grey-rumped Swiftlet)はフィリピン中北部に分布する体長約10cmのアマツバメ科Collocalia属の鳥で、分布域により2亜種に分かれており、今回目にしたのはルソン島中部からフィリピン中部にかけて分布する基亜種Collocalia marginata marginataと思われます。なお、本種は以前は東南アジアからスラウェシ、ニューギニア、ソロモン諸島にかけて分布するシロハラアナツバメ(Glossy Swiftlet)の亜種として分類されていましたが、近年シロハラアナツバメから分離され別種となったものです。

セブ島で目にしたフィリピンシロハラアナツバメと思われる個体。フィリピンに分布するアマツバメの仲間では最も小さく、和名のように腹は白く、腰は灰色なのが特徴です。

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こちらはマクタン島の海岸線で目にしたフィリピンシロハラアナツバメと思われる個体。

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2017年にシロハラアナツバメ(Glossy Swiftlet)から分離され別種となったフィリピンシロハラアナツバメですが、この時は東南アジアから小スンダ列島、フィリピンにかけて分布する別の5亜種が同様に別種になっており、分類の世界の目まぐるしさに驚かされます・・・


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チャムネヒヨドリ、メグロヒヨドリ

フィリピンシリーズの続きで、今日はチャムネヒヨドリの幼鳥と思われる個体とメグロヒヨドリをご紹介します。

最初はセブ島の植物園で目にしたチャムネヒヨドリの幼鳥と思われる個体です。

チャムネヒヨドリ(Philippine Bulbul)はフィリピンに分布する体長約22cmのヒヨドリ科Hypsipetes属の鳥で、分布域により3亜種に分かれており、今回目にしたのはフィリピン中東部、南部に分布する亜種Hypsipetes philippinus saturatiorの幼鳥と思われます。

成鳥は頭部が灰褐色で、頭部や頬に白色の細い縞模様があり、和名のように喉から胸にかけて茶色なのが特徴ですが、今回目にしたのは頭部全体が黒色で、胸の茶色みもまだ淡く、巣立って間もない幼鳥と思われます。

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次はオランゴ島のホテル中庭で目にしたメグロヒヨドリです。

メグロヒヨドリ(Yellow-vented Bulbul)はミャンマー南部、タイ南部からインドシナ、マレー半島、スマトラ、ジャワ、ボルネオ、フィリピンにかけて分布する体長20~20.5cmのヒヨドリ科シロガシラっ属の鳥で、分布域により6亜種に分かれており、今回目にしたのはフィリピン中部に分布する亜種Pycnonotus goiavier samarensisと思われます。

突然中庭にやって来た2羽のメグロヒヨドリ。和名のごとく目の周りと目先が黒く、ちょっと悪役の雰囲気を携えています。

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上の1羽を大きくトリミングしてみました。

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今日はフィリピン滞在中目にしたチャムネヒヨドリの幼鳥と思われる個体とメグロヒヨドリをご紹介しましたが、特に前者については幼鳥であるため同定が難しく、嘴の形、喉から胸にかけての茶褐色部、上腹部の白色斑などを基に推測したものであり、確証はあまりないことを付け加えておきます・・・


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チョウショウバト

フィリピンシリーズの続きで、今日はチョウショウバトをご紹介します。

チョウショウバト(Zebra Dove)はタイ南部、マレーシア、シンガポールから、インドネシアのスマトラ島、ジャワ島、バリ島などの島々に自然分布する体長約21cmのハト科チョウショウバト属の小型のハトですが、近年、かご抜けあるいは意図的な放鳥により、タイ中部、ラオス、ボルネオ島、スラウェシ島、ハワイ、ニューカレドニアなど、広い範囲で見ることができるようで、今回フィリピンで目にしたのもかご抜けあるいは意図的な放鳥により分布を広げたものではないかと思われます。

マクタン島のホテル中庭で目にしたチョウショウバト。上面は褐色みのある灰色で黒の縞模様があり、下面は桃色みを帯び、頸、胸、腹の両側に黒い縞があるのが特徴で、顔は青灰色で目の周りに青い皮膚が裸出しています。

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こちらはオランゴ島のホテル中庭で目にしたチョウショウバト。

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今日は愛らしい小型のハト、チョウショウバトをご紹介しましたが、英名は上面の縞模様がシマウマに似ていることから、また、聞き慣れない和名は長嘯鳩(長くうなるハトの意)から名付けられたものと思われます・・・


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ミドリカラスモドキ

フィリピンシリーズの続きで、今日はミドリカラスモドキをご紹介します。

ミドリカラスモドキ(Asian Glossy Starling)はインド、バングラデシュ、ミャンマー、タイ、マレー半島からアンダマン諸島、ニコバル諸島、スマトラ、ジャワ、ボルネオ、スラウェシ、フィリピンなどにかけて分布する体長約20cmのムクドリ科カラスモドキ属の鳥で、分布域により13亜種に分かれており、今回目にしたのはスラウェシからフィリピンにかけて分布する基亜種Aplonis panayensis panayensisと思われます。

セブ島と陸続きのマクタン島からボートで15分ほどのところにあるオランゴ島の海岸線で目にしたミドリカラスモドキの成鳥。雌雄同色であり、成鳥は和名のように全体が光沢のある緑色みを帯びた黒色で、虹彩が赤色なのが特徴です。

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左側にやって来たのは上面が褐色みを帯び、下面は白くて黒褐色の縦斑があることから若い個体と思われます。

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こちらはマクタン島のホテルにとまっていたミドリカラスモドキの若鳥。

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今日は滞在中あちこちで見かけたミドリカラスモドキをご紹介しましたが、果物や種子、昆虫など何でも食べると言われるミドリカラスモドキはカラスのいない当地においては、まさにカラスのような生物学的位置を占めているようで、我が物顔であちこちを飛び回っていました・・・


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シロガシラトビ

フィリピンシリーズの続きで、今日は日本でも2014年に石垣島で初めて確認されたシロガシラトビをご紹介します。

シロガシラトビ(Brahminy Kite)はインドから中国南部、東南アジア、オーストラリア、ソロモン諸島にかけて広く分布する体長44~52cmのタカ科シロガシラトビ属の猛禽で、全部で4亜種に分かれており、今回目にしたのはマレー半島から大スンダ列島、小スンダ列島、フィリピン、スラウェシにかけて分布する亜種Haliastur indus intermediusと思われます。

セブ島南部の海岸線で上空を旋回していたシロガシラトビ。成鳥では和名のように頭部から腹にかけて白色で、翼から尾羽が鮮やかな茶色であり、見た目にも大変美しく見えます。

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今日はセブ島南部で目にしたシロガシラトビの亜種Haliastur indus intermediusと思われる個体をご紹介しましたが、以前タイ中部で目にしたシロガシラトビは頭部から腹にかけての白色部に暗褐色の縦斑がより顕著にあったことから基亜種Haliastur indus indusであった可能性が高いと思われます。 ご参考までに以前のブログをご紹介します。

シロガシラトビ(タイ中部)


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フィリピンムナオビオウギビタキ(仮称)

フィリピンシリーズの続きで、今日はフィリピンムナオビオウギビタキ(仮称)をご紹介します。

フィリピンムナオビオウギビタキ(仮称)(Philippine Pied Fantail)はかってはインドシナからマレー半島、スマトラ、ボルネオ、ジャワ、バリ、フィリピンにかけて分布するオウギビタキ科オウギビタキ属のムナオビオウギビタキ(Malaysian Pied Fantail)の亜種として分類されていましたが、現在、IOC(国際鳥類学会議)では本種をムナオビオウギビタキから分離させ、フィリピンの固有種として扱っており、本ブログもIOC分類に従い記載しています。

セブ島の寺院で目にしたフィリピンムナオビオウギビタキ(仮称)。頭頂から顔にかけて黒色ではっきりとした白い眉斑があり、胸には太い帯状の斑があり、尾羽を扇状に広げることが和名の由来となっています。

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このように長い尾羽を立てるのもオウギビタキの仲間の特徴です。

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その後、遠くの木にとまり・・・

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飛び上がりました。尾羽先端の白斑が目立ちます・・・

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今日はムナオビオウギビタキ(Malaysian Pied Fantail)から分離独立したフィリピンの固有種、フィリピンムナオビオウギビタキ(仮称)をご紹介しましたが、形態的にはムナオビオウギビタキとよく似ており、最も大きな違いはフィリピンムナオビオウギビタキのほうが白い眉斑がはっきりしていることです。ご参考までに、以前タイで目にしたムナオビオウギビタキのブログをご紹介します。

ムナオビオウギビタキ(タイ)


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渡り途中のコムクドリ幼鳥

昨日の続きで、今日は同じく山梨クラインガルテンで目にしたコムクドリの幼鳥をご紹介します。

コムクドリ(Chestnut-cheeked Starling)は千島列島、サハリン南部、日本で繁殖し、冬季はフィリピン、スラウェシ、ボルネオ北部などに渡り越冬する体長約19cmのムクドリ科コムクドリ属の鳥で、日本では夏鳥として北海道、本州中部で繁殖し、渡りの時期には他の地域でも見ることができます。

庭仕事をしているとき、近くの電線に突然ムクドリの群れがやって来ました。コムクドリでも混じっていないかとムクドリの群れに目をやると、いました。ムクドリより一回り小さいコムクドリです。

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そのうち、近くにいたもう1羽がやって来ました。

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何れも頭頸部に赤褐色部がないことから最初はメスかと思いましたが、よく見ると嘴基部が淡色であることから幼鳥であることが分かりました。

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上の電線に飛び移ったコムクドリ幼鳥。

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今日はムクドリの群れに混じっていた渡り途中と思われるコムクドリの幼鳥をご紹介しましたが、この先、徐々に集団の数を増やしながら越冬地であるフィリピン、スラウェシ、ボルネオ北部などに渡っていくものと思われます・・・


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渡り途中のハチクマ

フィリピンシリーズの途中ですが、今日は山梨クラインガルテンで目にした渡り途中と思われるハチクマをご紹介します。

ハチクマ(Crested Honey Buzzard)はシベリア南部から中国北東部、日本にかけての地域とインドから東南アジア、スマトラ、ボルネオ、ジャワ、フィリピンで繁殖し、北方で繁殖した個体は冬季南下して、インドや東南アジア方面に渡り越冬する体長55~65cmのタカ科ハチクマ属の鳥で、分布域により6亜種に分かれており、日本には夏季、 シベリア南部から中国北東部、日本にかけて繁殖し、冬季、東南アジア、大スンダ列島、フィリピンにかけて越冬する亜種Pernis ptilorhynchus orientalisが夏鳥として渡来し、九州以北の各地で繁殖することが知られています。

庭の手入れをしているとき、ピーヨーという猛禽特有の鳴き声がしました。ひょっとするとハチクマかなと思いながら鳴き声のほうを探すと、遠くの空で1羽の猛禽が旋回しています。どうやら渡り途中のハチクマのようです。急いでカメラを取りに走り撮影しましたが、幸いこちらに向かってやって来てくれました。

ハチクマは羽衣の変化が多い猛禽として知られていますが、この個体は下雨覆と体下面が黒褐色の暗色型で、風切と尾の横帯が太いことからオスの成鳥と思われます。

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ハチクマは上空を通過したあと向きを変え、南のほうに飛び去って行きました。

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今日は渡り途中と思われるハチクマをご紹介しましたが、この先、日本からの渡りのメインルートである長崎県福江島などを通過し、越冬地である東南アジア、大スンダ列島、フィリピンなどに渡っていくものと思われます・・・


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キバラタイヨウチョウの若鳥とメス

昨日の続きで、今日は同じくキバラタイヨウチョウ(Olive-backed Sunbird)の若鳥と思われる個体とメスをご紹介します。

最初は昨日のオスと同じ植物園で目にしたオスの若鳥と思われる個体です。昨日のオス成鳥は額、喉、上胸全体が金属光沢のある暗青色であるのに比べ、こちらは喉から上胸にかけてストライプ状の暗青色斑があるだけです。

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上面から見るとメスと区別がつきません・・・

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こちらは体下面全体が明るい黄色のメス。

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今日はキバラタイヨウチョウの若鳥と思われる個体とメスをご紹介しましたが、 昨日の成鳥のオスを含め、一度に3タイプを目にすることができたのは幸運でした・・・


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キバラタイヨウチョウのオス

フィリピンシリーズの続きで、今日は東南アジアではよく見られるキバラタイヨウチョウをご紹介します。

キバラタイヨウチョウ(Olive-backed Sunbird)は中国南部、東南アジアからオーストラリアかけて広く分布する体長11.5cmのタイヨウチョウ科Cinnyris 属の鳥で、分布域により全部で21亜種に分類されていますが、今回目にしたのはフィリピン北部のルソン島と西部・南西部の島々を除くフィリピン全土に分布する基亜種Cinnyris jugularis jugularisと思われます。

セブ島の植物園で目にしたキバラタイヨウチョウのオス。オス・メスともに英名のように背はオリーブ褐色で、腹部は和名のように明るい黄色ですが、オスでは額、喉、上胸が金属光沢のある暗青色である点が異なります。

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忙しく動き回り、細く湾曲した嘴で器用に花蜜を吸っていたキバラタイヨウチョウ。

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今日は東南アジアを代表するタイヨウチョウ科の鳥、キバラタイヨウチョウをご紹介しましたが、この花蜜を主食とするタイヨウチョウの仲間は分類や系統は異なりますが、形態的には同じく花蜜を主食とするアメリカ大陸のハチドリやオーストラリアのミツスイの仲間とよく似ており、このような類似性は生物学的収斂進化の結果と思われます・・・


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ナンヨウショウビン

先日、フィリピン・セブ島を訪れましたので、その際、観光の合間に目にした鳥たちをご紹介します。

最初はナンヨウショウビンです。

ナンヨウショウビン(Collared Kingfisher)はアフリカ北東部、紅海西岸からアラビア半島、インド沿岸部、東南アジア、小スンダ列島にかけて分布する体長約24cmのカワセミ科ナンヨウショウビン属の鳥で、分布域により14亜種に分かれており、今回、当地で目にしたのはフィリピンに分布する亜種Todiramphus chloris collarisと思われます。なお、日本では迷鳥として南西諸島(宮古島、石垣島、西表島、与那国島)で記録がありますが、渡来する亜種は今回と同じ亜種Todiramphus chloris collarisとされています。

セブ島と陸続きのマクタン島からボートで15分ほどのところにあるオランゴ島の干潟で目にしたナンヨウショウビン。頭部、背、肩羽は青緑色で、翼、尾羽は青く、黒い過眼線と眼の前方に白く細い眉斑があるのが特徴です。

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こちらは飛び出しです・・・

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今日はフィリピンで目にしたナンヨウショウビンをご紹介しましたが、当地の亜種は日本に渡来する亜種と同じTodiramphus chloris collarisとのことですが、光線の関係でしょうか、日本で撮影された写真に比べより緑色が強いように感じられます・・・


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移動途中のセッカ

今日は移動途中、自宅近くの貯水池に立ち寄ったセッカをご紹介します。

セッカ(Zitting Cisticola)はアフリカ北部、ヨーロッパ南部からインド、東南アジア、中国南部、台湾、日本、オーストラリア北部にかけて分布する体長約13cmのセッカ科セッカ属の鳥で、分布域により17亜種に分かれており、日本には朝鮮半島南部、日本、バタン島(フィリピン北部)に分布する亜種Cisticola juncidis brunnicepsが留鳥または漂鳥として本州以南に生息し、北方のものは冬季、暖地に移動することが知られています。

貯水池の堰堤で葛のつるにとまっていたセッカ。

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ヒッヒッという独特の鳴き声で鳴いていましたが、この個体は口角と口内が黒色であることからオスと思われます。(メスは口内は黒くならない)

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今日は移動途中、自宅近くの貯水池に立ち寄ったセッカをご紹介しましたが、今回、ブログ掲載に当たり亜種等を調べた結果、分布域により実に17亜種に分類されていることが分かったのは大きな収穫でした・・・


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ヒガラ幼鳥の水浴び

昨日の続きで、今日は山麓の水場で目にしたヒガラの幼鳥をご紹介します。

ヒガラ(Coal Tit)はヨーロッパから極東に至るユーラシア大陸とアフリカ北部に分布する体長10~12cmのシジュウカラ科ヒガラ属の鳥で、分布域により21の亜種に分類されており、日本では千島南部から日本にかけて分布する亜種ヒガラ(Periparus ater insularis)が留鳥または漂鳥として屋久島以北に分布することが知られています。

水場にやって来た亜種ヒガラの幼鳥。全体に体色が淡く、頬が淡黄色(成鳥は白色)なのが特徴です。

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その後、水の中に入り、水浴びを始めました・・・

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昨日のホオジロの幼鳥に続き、今日はヒガラの幼鳥をご紹介しましたが、この時期これら幼鳥との出会いに、このような水場は最も適したポイントの一つと言えます・・・


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ホオジロの幼鳥

昨日の続きで、今日は同じく山麓の水場で目にしたホオジロの幼鳥をご紹介します。

ホオジロ(Meadow Bunting)はシベリア南部、モンゴル、中国から沿海地方、朝鮮半島、日本まで、東アジアに広く分布する体長15~18cmのホオジロ科ホオジロ属の鳥で、分布域により5亜種に分かれており、日本ではサハリン、千島列島、日本に分布する亜種ホオジロ(Emberiza cioides ciopsis)が留鳥または漂鳥として北海道から九州、屋久島にかけて分布し、北海道などの寒冷地では夏鳥として渡来し、冬季は暖地や南方へ移動することが知られています。

水場にやって来た亜種ホオジロの幼鳥と思われる個体。メスの成鳥のようにも見えますが、全体的に体色が鈍く、顔も過眼線や頬、顎線が成鳥のようにはっきりしていません。

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水場に降り・・・

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水浴びを始めました。

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今日は山麓の水場にやって来た亜種ホオジロ(Emberiza cioides ciopsis)の幼鳥と思われる個体をご紹介しましたが、普段見慣れたホオジロも幼鳥を目にする機会は少なく、幼鳥を見るにはこのような水場は絶好のポイントと言えます・・・


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自然の中で息づく野鳥たちとの出会いに、年も忘れて心ときめかせています。


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