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サンドイッチアジサシ

ブルガリアシリーズの続きで、今日はサンドイッチアジサシをご紹介します。

サンドイッチアジサシ(Sandwich Tern)はヨーロッパ北部から地中海、黒海、カスピ海にかけて繁殖し、冬季はヨーロッパ南部からアフリカ北部、ペルシャ湾、インドなどで越冬する体長37~43cmのカモメ科Thalasseus属(オオアジサシ属?)の鳥で、繁殖羽では後頭がやや伸長(冠羽)した黒い羽毛で被われ、黒色の嘴は細長く先端は黄色で、脚は黒色で短いのが特徴です。

湖岸で目にしたサンドイッチアジサシ。中央左の嘴先端が黄色で、前頭部が白く、後頭部も白髪交じりのような個体は成鳥冬羽。その右側の嘴が黒色で、体上面が灰色の個体は第1回冬羽と思われます。

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右から二番目は成鳥の冬羽。その右側の赤い嘴に黒点があり、脚も赤い個体はニシズグロカモメ(Mediterranean Gull)の成鳥冬羽と思われます。サンドイッチアジサシの左側の個体はアジサシ(Common Tern)。アジサシは4亜種に分かれており、ヨーロッパでは北アメリカから南アメリカ北部、アフリカ北部・西部、ヨーロッパ、シベリア北西部、中国西部にかけて分布する基亜種Sterna hirundo hirundoの成鳥夏羽は嘴が赤く(先端は黒色)、脚も赤いのが特徴です。

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右からサンドイッチアジサシ、アジサシ、ニシズグロカモメ。

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杭にとまる沢山のサンドイッチアジサシ、アジサシ、ニシズグロカモメたち。

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飛翔するサンドイッチアジサシの成鳥冬羽。

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今日は主にヨーロッパからアフリカ北部、ペルシャ湾、インドなどに分布するサンドイッチアジサシをご紹介しましたが、今回、サンドイッチアジサシの分類を調べていて分かったことは、従来のアジサシ属(Sterna属)から多くの種が分離し、①オオアジサシやベンガルアジサシ、アメリカオオアジサシ、ヒガシシナアジサシ、サンドイッチアジサシなどはThalasseus属(オオアジサシ属?)に、②コアジサシやアメリカコアジサシなどがSternula属(コアジサシ属?)に、③オニアジサシがHydroprogne属(オニアジサシ属?)に、④コシジロアジサシ、マミジロアジサシ、ナンヨウマミジロアジサシ、セグロアジサシがOnychoprion属に分かれていることでした・・・


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