水場のキビタキ
昨日の続きで、今日は同じく近くの森の水場にやって来たキビタキ(Narcissus Flycatcher)をご紹介します。
雨水の溜まった大きな岩に突然やって来たキビタキのオス。

水辺では水飲みを終えたと思われるその子供と思われる若鳥が佇んでいました。

子供を見守るようにじっととまっていたオス。

もう今年は見られないかと思っていたキビタキのオスですが、まだその美しい姿を見せてくれました。そんなキビタキですが、秋の訪れとともに越冬地であるフィリピンやボルネオなど東南アジアへ渡っていくものと思われます・・・
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雨水の溜まった大きな岩に突然やって来たキビタキのオス。

水辺では水飲みを終えたと思われるその子供と思われる若鳥が佇んでいました。

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オオルリの若鳥
昨日の続きで、今日は同じく近くの森の水場で目にしたオオルリ(Blue-and-white Flycatcher)の若鳥をご紹介します。
陽も傾きやや薄暗くなったころ、突然水場近くの込み入った枝にやって来たオオルリ。よく見ると頭部はまだ暗褐色ですが、翼の一部は明るい青色のオスの若鳥(第1回冬羽)でした。




その後、水場に降りると思いきや、何故かそのまま飛び去ってしまいました。

今日はオオルリのオスの若鳥をご紹介しましたが、英名のように青色と白色の対比が鮮やかな成鳥のオスもいいものですが、翼の一部や尾が明るい青色の若鳥も捨てがたい魅力があります・・・
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その後、水場に降りると思いきや、何故かそのまま飛び去ってしまいました。

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イカルの幼鳥
昨日の続きで、今日は同じく近くの森の水場で目にしたイカル(Japanese Grosbeak)の幼鳥をご紹介します。
イカル特有のキョッ キョッという鳴き声とともに水場近くの枝にとまったイカル。よく見ると幼鳥のようで、成鳥に見られる頭部の青色光沢のある黒色は見られず、目の周りだけが暗色でした。


後ろを振り向き周りの様子を窺うイカル。



この後、水場に降りるかと思いきや、危険を感じたのかこのまま飛び去ってしまいました。

クラインガルテン周辺ではこの時期、たわわに実った木の実を食べにイカルたちが集まってきますが、何れも高木の中のため写真に捉えるのはなかなか難しい鳥でもありますが、このような水場ではたまには比較的近くにやって来てこのようなシャッターチャンスに恵まれることもあります・・・
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イカル特有のキョッ キョッという鳴き声とともに水場近くの枝にとまったイカル。よく見ると幼鳥のようで、成鳥に見られる頭部の青色光沢のある黒色は見られず、目の周りだけが暗色でした。


後ろを振り向き周りの様子を窺うイカル。



この後、水場に降りるかと思いきや、危険を感じたのかこのまま飛び去ってしまいました。

クラインガルテン周辺ではこの時期、たわわに実った木の実を食べにイカルたちが集まってきますが、何れも高木の中のため写真に捉えるのはなかなか難しい鳥でもありますが、このような水場ではたまには比較的近くにやって来てこのようなシャッターチャンスに恵まれることもあります・・・
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渡り途中のエゾビタキ
今日は近くの森の水場で目にした今シーズン初のエゾビタキをご紹介します。
エゾビタキ(Grey-streaked Flycatcher)は夏季にシベリア南部、サハリン、カムチャツカ半島南部等で繁殖し、冬季はフィリピン、セレベス島、ニューギニア等へ南下し越冬する体長14.5~15cmのヒタキ科サメビタキ属の鳥で、日本では旅鳥として春と秋の渡りの時期に飛来しますが、一般的に秋の方が通過数が多いようです。
水場近くにやって来たエゾビタキ。初列風切の突出が長く、英名のように体下面の縦斑が明瞭です。


水場に降りたエゾビタキ。


初列風切の突出が長いせいか、同じサメビタキ属のサメビタキやコサメビタキなどに比べ体全体が細長く見えます。




今日は渡りの途中、近くの森に立ち寄ったエゾビタキをご紹介しましたが、シベリア南部、サハリン、カムチャツカ半島南部等で繁殖した後、越冬地であるフィリピン、セレベス島、ニューギニア等へ南下するにはやはり日本列島を縦断するコースが最も合理的なように思われます・・・
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エゾビタキ(Grey-streaked Flycatcher)は夏季にシベリア南部、サハリン、カムチャツカ半島南部等で繁殖し、冬季はフィリピン、セレベス島、ニューギニア等へ南下し越冬する体長14.5~15cmのヒタキ科サメビタキ属の鳥で、日本では旅鳥として春と秋の渡りの時期に飛来しますが、一般的に秋の方が通過数が多いようです。
水場近くにやって来たエゾビタキ。初列風切の突出が長く、英名のように体下面の縦斑が明瞭です。


水場に降りたエゾビタキ。


初列風切の突出が長いせいか、同じサメビタキ属のサメビタキやコサメビタキなどに比べ体全体が細長く見えます。




今日は渡りの途中、近くの森に立ち寄ったエゾビタキをご紹介しましたが、シベリア南部、サハリン、カムチャツカ半島南部等で繁殖した後、越冬地であるフィリピン、セレベス島、ニューギニア等へ南下するにはやはり日本列島を縦断するコースが最も合理的なように思われます・・・
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目白押し
昨日の続きで、今日は同じく近くの山の水場で目にしたメジロをご紹介します。
メジロ(Japanese White-eye)は従来、東アジアから東南アジアにかけて分布する体長約12cmのメジロ科メジロ属の鳥で、分布域により全部で9亜種に分類されていましたが、近年、分類の見直しが行われおり、日本に分布する6亜種(メジロ、シチトウメジロ、イオウジマメジロ、ダイトウメジロ、シマメジロ、リュウキュウメジロ)と、スマトラ、フィリピン、スラウェシ、小スンダ列島に分布するヤマメジロ(Mountain White-eye)が一緒になり、Warbling White-eye(メジロ)・・・15亜種として再編されています。そんなメジロですが、ここ山梨ではサハリン南部から日本、朝鮮半島海岸線にかけて分布する基亜種メジロ(Zosterops japonicus japonicuss)が留鳥として生息しています。
水場にやって来たメジロの群れ。小さな枝に所狭しととまり、水浴びの順番を待っています。

そして、水浴びを終えたメジロたちの後にどんどん飛び込んでいきます。

こちらはその近くに集まって来たメジロたち。

気持ちよさそうに水浴びを楽しんでいました・・・

今日は小さな枝に所狭しととまり、水浴びの順番を待っていたメジロたちをご紹介しましたが、メジロが樹上に押し合うように並んでとまるところから「目白押し」という言葉が生まれたそうですが、今回の状態はまさに目白押し状態でした・・・
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メジロ(Japanese White-eye)は従来、東アジアから東南アジアにかけて分布する体長約12cmのメジロ科メジロ属の鳥で、分布域により全部で9亜種に分類されていましたが、近年、分類の見直しが行われおり、日本に分布する6亜種(メジロ、シチトウメジロ、イオウジマメジロ、ダイトウメジロ、シマメジロ、リュウキュウメジロ)と、スマトラ、フィリピン、スラウェシ、小スンダ列島に分布するヤマメジロ(Mountain White-eye)が一緒になり、Warbling White-eye(メジロ)・・・15亜種として再編されています。そんなメジロですが、ここ山梨ではサハリン南部から日本、朝鮮半島海岸線にかけて分布する基亜種メジロ(Zosterops japonicus japonicuss)が留鳥として生息しています。
水場にやって来たメジロの群れ。小さな枝に所狭しととまり、水浴びの順番を待っています。

そして、水浴びを終えたメジロたちの後にどんどん飛び込んでいきます。

こちらはその近くに集まって来たメジロたち。

気持ちよさそうに水浴びを楽しんでいました・・・

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水場にやって来たキビタキの親子
今日は近くの山の水場にやって来たキビタキ(Narcissus Flycatcher)の親子と思われる個体をご紹介します。
水場に降りて来たキビタキのメス。よく似たオオルリのメスとは異なり、体形は短く、上面はよりオリーブ褐色みが強く、下面は淡黄褐色で鱗模様があるのが特徴です。

いざ水浴びと思ったその時、メジロたちもやって来ました。

メジロに先を越されたキビタキ。

こちらはその近くに降りてきた雨覆、風切に幼羽が見られる若い個体。一緒に降りてきたことから親子の可能性が考えられます。



今日は近くの山の水場にやって来たキビタキの親子と思われる個体をご紹介しましたが、彼らは今しばらく当地にとどまり、秋の深まりとともに越冬地である東南アジアに渡っていくものと思われます・・・
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水場に降りて来たキビタキのメス。よく似たオオルリのメスとは異なり、体形は短く、上面はよりオリーブ褐色みが強く、下面は淡黄褐色で鱗模様があるのが特徴です。

いざ水浴びと思ったその時、メジロたちもやって来ました。

メジロに先を越されたキビタキ。

こちらはその近くに降りてきた雨覆、風切に幼羽が見られる若い個体。一緒に降りてきたことから親子の可能性が考えられます。



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ハチクマのメス
今日は高原の森を散策中目にしたハチクマ(Crested Honey Buzzard)のメスをご紹介します。
高原の森を散策している時、突然上空に白っぽい猛禽が現れました。急いでお散歩カメラを向けましたが、尾に3本程度のやや太い帯があり、翼下面の翼端は黒くない(幼鳥や若鳥は黒く見える)ことからどうやらハチクマのメス成鳥のようです。





その後ハチクマは上空を一度旋回した後、南の方向に飛び去っていきました。

既に移動がピークを迎えつつあるハチクマですが、全国各地から徐々に集結しながら、最終的には日本からの渡りのメインルートである長崎県福江島などを通過し、越冬地である東南アジア、大スンダ列島、フィリピンなどに渡っていくものと思われます・・・
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高原の森を散策している時、突然上空に白っぽい猛禽が現れました。急いでお散歩カメラを向けましたが、尾に3本程度のやや太い帯があり、翼下面の翼端は黒くない(幼鳥や若鳥は黒く見える)ことからどうやらハチクマのメス成鳥のようです。





その後ハチクマは上空を一度旋回した後、南の方向に飛び去っていきました。

既に移動がピークを迎えつつあるハチクマですが、全国各地から徐々に集結しながら、最終的には日本からの渡りのメインルートである長崎県福江島などを通過し、越冬地である東南アジア、大スンダ列島、フィリピンなどに渡っていくものと思われます・・・
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スリランカの固有種 キビタイゴシキドリ
スリランカシリーズの続きで、今日はスリランカの固有種キビタイゴシキドリをご紹介します。
キビタイゴシキドリ(Yellow-fronted Barbet)はスリランカ中南部に分布する体長約21cmのオオゴシキドリ科オオゴシキドリ属(アカフサゴシキドリ属?)のスリランカの固有種で、名前のように額が黄色で、顔、喉が青色、嘴基部に細長い黄色斑があるのが特徴です。
熱帯雨林の森で目にしたキビタイゴシキドリ。この木の実が好物のようで、頸を伸ばして身を食べていました。

頭部から頸にかけて淡黄色の縦斑があるのも特徴です。







今日はオゴシキドリ科オオゴシキドリ属(アカフサゴシキドリ属?)のスリランカの固有種キビタイゴシキドリをご紹介しましたが、昨日ご紹介したミドリオオゴシキドリもそうですが、従来オオゴシキドリ科はアカフサゴシキドリ属(Psilopogon属)1種、オオゴシキドリ属(Megalaima属)30種、チャイロゴシキドリ属(Caloramphus属)2種の3属に分類されていましたが、その後、分類が見直され、アカフサゴシキドリ属とオオゴシキドリ属が一緒になりPsilopogon属となっています。Psilopogon属の和名ですが、Psilopogonを生かすのであればアカフサゴシキドリ属が相応しいと思いますが、種数からするとオオゴシキドリ属とするほうが理にかなっており、当ブログではオオゴシキドリ属(アカフサゴシキドリ属?)とさせていただきました・・・
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キビタイゴシキドリ(Yellow-fronted Barbet)はスリランカ中南部に分布する体長約21cmのオオゴシキドリ科オオゴシキドリ属(アカフサゴシキドリ属?)のスリランカの固有種で、名前のように額が黄色で、顔、喉が青色、嘴基部に細長い黄色斑があるのが特徴です。
熱帯雨林の森で目にしたキビタイゴシキドリ。この木の実が好物のようで、頸を伸ばして身を食べていました。

頭部から頸にかけて淡黄色の縦斑があるのも特徴です。







今日はオゴシキドリ科オオゴシキドリ属(アカフサゴシキドリ属?)のスリランカの固有種キビタイゴシキドリをご紹介しましたが、昨日ご紹介したミドリオオゴシキドリもそうですが、従来オオゴシキドリ科はアカフサゴシキドリ属(Psilopogon属)1種、オオゴシキドリ属(Megalaima属)30種、チャイロゴシキドリ属(Caloramphus属)2種の3属に分類されていましたが、その後、分類が見直され、アカフサゴシキドリ属とオオゴシキドリ属が一緒になりPsilopogon属となっています。Psilopogon属の和名ですが、Psilopogonを生かすのであればアカフサゴシキドリ属が相応しいと思いますが、種数からするとオオゴシキドリ属とするほうが理にかなっており、当ブログではオオゴシキドリ属(アカフサゴシキドリ属?)とさせていただきました・・・
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ミドリオオゴシキドリ
スリランカシリーズの続きで、今日はミドリオオゴシキドリをご紹介します。
ミドリオオゴシキドリ(Brown-headed Barbet)はインド、ネパール、スリランカなどに分布する体長約27cmのオオゴシキドリ科オオゴシキドリ属(アカフサゴシキドリ属?)の鳥で、分布域により3亜種に分かれており、ここスリランカではインド南部、スリランカに分布する基亜種Psilopogon zeylanicus zeylanicusが留鳥として通年生息しています。名前のように頭は茶色で体は緑色をしていますが、頭部から背、胸にかけて黄褐色の縦斑があり、目の周囲が裸出しているため異様な雰囲気を醸し出しています。
ホテルの中庭で目にしたミドリオオゴシキドリ。

こちらは別の場所で少し低い場所に姿を見せてくれました。



今日はスリランカで目にしたミドリオオゴシキドリの基亜種Psilopogon zeylanicus zeylanicusをご紹介しましたが、ご参考までに以前、インド中北部で目にした亜種Psilopogon zeylanicus caniceps(基亜種より嘴の赤色みが強い)と思われる個体のブログをご紹介します・・・
ミドリオオゴシキドリ(インド北西部)・・・亜種Psilopogon zeylanicus caniceps
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ミドリオオゴシキドリ(Brown-headed Barbet)はインド、ネパール、スリランカなどに分布する体長約27cmのオオゴシキドリ科オオゴシキドリ属(アカフサゴシキドリ属?)の鳥で、分布域により3亜種に分かれており、ここスリランカではインド南部、スリランカに分布する基亜種Psilopogon zeylanicus zeylanicusが留鳥として通年生息しています。名前のように頭は茶色で体は緑色をしていますが、頭部から背、胸にかけて黄褐色の縦斑があり、目の周囲が裸出しているため異様な雰囲気を醸し出しています。
ホテルの中庭で目にしたミドリオオゴシキドリ。

こちらは別の場所で少し低い場所に姿を見せてくれました。



今日はスリランカで目にしたミドリオオゴシキドリの基亜種Psilopogon zeylanicus zeylanicusをご紹介しましたが、ご参考までに以前、インド中北部で目にした亜種Psilopogon zeylanicus caniceps(基亜種より嘴の赤色みが強い)と思われる個体のブログをご紹介します・・・
ミドリオオゴシキドリ(インド北西部)・・・亜種Psilopogon zeylanicus caniceps
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オオバンケン
スリランカシリーズの続きで、今日はオオバンケンをご紹介します。
オオバンケン(Greater Coucal)はパキスタンからインド、スリランカ、中国、バングラデシュ、インドシナ、マレー半島、スマトラ、ボルネオ、ジャワ、フィリピンにかけて分布する体長48~52cmのカッコウ科バンケン属の鳥で、全部で6亜種に分かれており、今回目にしたのはインド中部・南部、スリランカに分布する亜種Centropus sinensis parrotiと思われます。
早朝、ホテル中庭で目にしたオオバンケン。全身光沢のある暗藍色で、翼だけが茶褐色なのが特徴で、よく似たバンケン((Lesser Coucal:体長約38cm)は一回り小さく、頭部から胸、背から肩羽に淡黄褐色の細い縦斑があることで識別できます。


今日は6亜種に分類されているオオバンケンのうち、インド中部・南部、スリランカに分布する亜種Centropus sinensis parrotiをご紹介しましたが、オオバンケンについて以前、タイ、台湾で別亜種を目にしていますので、ご参考までに当時のブログをご紹介します・・・
オオバンケン(タイ)・・・亜種Centropus sinensis intermedius
オオバンケン(台湾・金門島)・・・基亜種Centropus sinensis sinensis
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オオバンケン(Greater Coucal)はパキスタンからインド、スリランカ、中国、バングラデシュ、インドシナ、マレー半島、スマトラ、ボルネオ、ジャワ、フィリピンにかけて分布する体長48~52cmのカッコウ科バンケン属の鳥で、全部で6亜種に分かれており、今回目にしたのはインド中部・南部、スリランカに分布する亜種Centropus sinensis parrotiと思われます。
早朝、ホテル中庭で目にしたオオバンケン。全身光沢のある暗藍色で、翼だけが茶褐色なのが特徴で、よく似たバンケン((Lesser Coucal:体長約38cm)は一回り小さく、頭部から胸、背から肩羽に淡黄褐色の細い縦斑があることで識別できます。


今日は6亜種に分類されているオオバンケンのうち、インド中部・南部、スリランカに分布する亜種Centropus sinensis parrotiをご紹介しましたが、オオバンケンについて以前、タイ、台湾で別亜種を目にしていますので、ご参考までに当時のブログをご紹介します・・・
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オオバンケン(台湾・金門島)・・・基亜種Centropus sinensis sinensis
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セグロカッコウ
スリランカシリーズの続きで、今日は日本でも稀な旅鳥として記録のあるセグロカッコウをご紹介します。
セグロカッコウ(Indian Cuckoo)はインドからシベリア南東部、中国北東部、タイ、ベトナム、マレー半島、スマトラ、ジャワ、ボルネオにかけて繁殖し、アジア東部の個体群は冬季、大スンダ列島に移動し越冬する体長約33cmのカッコウ科カッコウ属の鳥で、分布域により2亜種に分かれており、スリランカではインドからシベリア南東部、中国北東部、東南アジアにかけて繁殖する基亜種Cuculus micropterus micropterusが留鳥として周辺生息しているようです。
遥か彼方にとまっていたセグロカッコウ。肉眼では点のようにしか見えませんでしたが、大きくトリミングしています。背以下の体上面は和名のように暗褐色で、よく見ると尾には太いターミナルバンドを確認することができます。



今日は日本でも稀な旅鳥として記録のあるセグロカッコウをご紹介しましたが、日本で記録のある個体も今回の基亜種と同じCuculus micropterus micropterusとされており、今回遠く離れたスリランカにおいて、同じ亜種を見られたのは大変幸運でした・・・
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遥か彼方にとまっていたセグロカッコウ。肉眼では点のようにしか見えませんでしたが、大きくトリミングしています。背以下の体上面は和名のように暗褐色で、よく見ると尾には太いターミナルバンドを確認することができます。



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クロシロカンムリカッコウ
スリランカシリーズの続きで、今日はクロシロカンムリカッコウをご紹介します。
クロシロカンムリカッコウ(Jacobin Cuckoo)はサハラ砂漠以南のアフリカからインド、ネパール、スリランカ、、ミャンマーにかけて分布する体長約33cmのカッコウ科カンムリカッコウ属の鳥で、分布域により3亜種に分かれており、スリランカではインド南部、スリランカ、ミャンマー南部で繁殖し、冬季、一部個体群はアフリカ南東部に渡り越冬する基亜種Clamator jacobinus jacobinusが生息することが知られています。
湿地帯で目にしたクロシロカンムリカッコウの成鳥。和名のように、頭部から体上面の青みを帯びた黒色と、喉以下の体下面の白色部とのコントラスが鮮やかで、後頭部に冠羽があるのが特徴です。







今日はスリランカで目にしたカッコウ科カンムリカッコウ属のクロシロカンムリカッコウをご紹介しましたが、ご参考までに以前、台湾・金門島で目にした同じカンムリカッコウ属のカンムリカッコウのブログをご紹介します・・・
カンムリカッコウ(台湾・金門島)
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湿地帯で目にしたクロシロカンムリカッコウの成鳥。和名のように、頭部から体上面の青みを帯びた黒色と、喉以下の体下面の白色部とのコントラスが鮮やかで、後頭部に冠羽があるのが特徴です。







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貯水池堰堤のモズ
昨日の続きで、今日は同じく自宅近くの貯水池堰堤で目にしたモズをご紹介します。
モズ(Bull-headed Shrike)はロシア南東部、中国北東部・中部、朝鮮半島、日本、カラフトなどで繁殖し、冬季、北方の個体群は中国東部・南東部へ南下し越冬する体長約20cmのモズ科モズ属の鳥で、分布域により2亜種に分かれており、日本ではロシア南東部、中国北東部、朝鮮半島、日本、カラフトなどで繁殖する基亜種モズ(Lanius bucephalus bucephalus)が留鳥として周年生息し、北方や山地に生息する個体群は冬季に南下したり標高の低い場所へ移動することが知られています。
そんな当地では留鳥のモズですが、オスとメスの2羽が大きな声で鳴きながら貯水池堰堤を飛び回っていました。こちらは額から後頸が暗茶褐色で、過眼線が黒色のオス。



こちらは額から後頸は明るい茶褐色で、過眼線も褐色。胸から腹の羽縁が黒褐色で鱗模様に見えるメス。

大きな声で鳴いていたメス。





今日は縄張り争いなのか、互いに大きな声で鳴きながら飛び回っていたモズのオスとメスをご紹介しましたが、縄張りを確保した個体はこの先、単独で越冬するものと思われます・・・
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モズ(Bull-headed Shrike)はロシア南東部、中国北東部・中部、朝鮮半島、日本、カラフトなどで繁殖し、冬季、北方の個体群は中国東部・南東部へ南下し越冬する体長約20cmのモズ科モズ属の鳥で、分布域により2亜種に分かれており、日本ではロシア南東部、中国北東部、朝鮮半島、日本、カラフトなどで繁殖する基亜種モズ(Lanius bucephalus bucephalus)が留鳥として周年生息し、北方や山地に生息する個体群は冬季に南下したり標高の低い場所へ移動することが知られています。
そんな当地では留鳥のモズですが、オスとメスの2羽が大きな声で鳴きながら貯水池堰堤を飛び回っていました。こちらは額から後頸が暗茶褐色で、過眼線が黒色のオス。



こちらは額から後頸は明るい茶褐色で、過眼線も褐色。胸から腹の羽縁が黒褐色で鱗模様に見えるメス。

大きな声で鳴いていたメス。





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貯水池にやって来たセッカ
昨日の続きで、今日は同じく自宅近くの貯水池堰堤で目にしたセッカをご紹介します。
セッカ(Zitting Cisticola)はアフリカ北部、ヨーロッパ南部からインド、東南アジア、中国南部、台湾、日本、オーストラリア北部にかけて分布する体長約13cmのセッカ科セッカ属の鳥で、分布域により17亜種に分かれており、日本には朝鮮半島南部、日本、バタン島(フィリピン北部)に分布する亜種Cisticola juncidis brunnicepsが留鳥または漂鳥として本州以南に生息し、北方のものは冬季、暖地に移動することが知られています。
貯水池堰堤の遠くの小木にとまったセッカ。鳥までは距離があり鮮明な写真ではありませんが、上嘴が黒褐色で下嘴は淡褐色、口角に黒みが見られないことからメスと思われます。(オスは嘴は黒褐色で、口内は黒く、会合線、口角は黒ずんでいる)






今回目にしたセッカは1個体だけでしたが、定連さんの話ではペアで行動しているとのこと。当地では昨年も同時期に繁殖していたことから考えると、時期としては遅いですが、これから繁殖に入る可能性も考えられます・・・
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セッカ(Zitting Cisticola)はアフリカ北部、ヨーロッパ南部からインド、東南アジア、中国南部、台湾、日本、オーストラリア北部にかけて分布する体長約13cmのセッカ科セッカ属の鳥で、分布域により17亜種に分かれており、日本には朝鮮半島南部、日本、バタン島(フィリピン北部)に分布する亜種Cisticola juncidis brunnicepsが留鳥または漂鳥として本州以南に生息し、北方のものは冬季、暖地に移動することが知られています。
貯水池堰堤の遠くの小木にとまったセッカ。鳥までは距離があり鮮明な写真ではありませんが、上嘴が黒褐色で下嘴は淡褐色、口角に黒みが見られないことからメスと思われます。(オスは嘴は黒褐色で、口内は黒く、会合線、口角は黒ずんでいる)






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内陸で繁殖するイソヒヨドリ
今日は自宅近くの貯水池堰堤で目にしたイソヒヨドリをご紹介します。
イソヒヨドリ(Blue Rock Thrush)はアフリカ北西部、ヨーロッパ南西部から中東、中央アジア、ヒマラヤ、東南アジア、中国、日本にかけて繁殖し、冬季、一部個体はアフリカ北部、インド、大スンダ列島、インドネシアなどに渡り越冬する体長21~23cmのヒタキ科イソヒヨドリ属の鳥で、分布域により5亜種に分かれており、日本ではモンゴル東部から中国北東部、サハリン、日本、フィリピン北部で繁殖する亜種イソヒヨドリ(Monticola solitarius philippensis)が留鳥または漂鳥として主に全国の海岸、崖地、河口、港などに生息することが知られています。
貯水池の堰堤で目にしたイソヒヨドリ。堰堤周辺では見た目には同じような2羽が飛び回っていましたが、こちらはその中の1羽です。全身灰褐色で上面には青みがなく(成鳥は上面に青みがある)、雨覆、風切に幼羽が見られることからメスの若鳥ではないかと思われます。





従来、全国の海岸、崖地、河口、港などに生息することが知られているイソヒヨドリですが、近年、内陸ヘかなり入った川沿いや湖周辺で見られることも多く、今回、メスの若鳥と思われる2羽が堰堤周辺で飛び回っていたことから、どうやら内陸の当地においても繁殖しているのではないかと思われます・・・
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イソヒヨドリ(Blue Rock Thrush)はアフリカ北西部、ヨーロッパ南西部から中東、中央アジア、ヒマラヤ、東南アジア、中国、日本にかけて繁殖し、冬季、一部個体はアフリカ北部、インド、大スンダ列島、インドネシアなどに渡り越冬する体長21~23cmのヒタキ科イソヒヨドリ属の鳥で、分布域により5亜種に分かれており、日本ではモンゴル東部から中国北東部、サハリン、日本、フィリピン北部で繁殖する亜種イソヒヨドリ(Monticola solitarius philippensis)が留鳥または漂鳥として主に全国の海岸、崖地、河口、港などに生息することが知られています。
貯水池の堰堤で目にしたイソヒヨドリ。堰堤周辺では見た目には同じような2羽が飛び回っていましたが、こちらはその中の1羽です。全身灰褐色で上面には青みがなく(成鳥は上面に青みがある)、雨覆、風切に幼羽が見られることからメスの若鳥ではないかと思われます。





従来、全国の海岸、崖地、河口、港などに生息することが知られているイソヒヨドリですが、近年、内陸ヘかなり入った川沿いや湖周辺で見られることも多く、今回、メスの若鳥と思われる2羽が堰堤周辺で飛び回っていたことから、どうやら内陸の当地においても繁殖しているのではないかと思われます・・・
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エノキの実にやって来るイカル
今日はクラインガルテン近くのエノキにやって来たイカル(Japanese Grosbeak)をご紹介します。
クラインガルテン近くを散歩の途中、キッ キッというイカル特有の鳴き声のほうを探すと、遠くの大きなエノキの中で赤く熟した実を啄んでいるイカルを発見。急いでお散歩カメラを向けますが、距離がある上、込み入った枝の中のため鮮明な写真は撮ることができませんでした。
たわわに実ったエノキの実を盛んに啄んでいたイカル。




こちらはその近くの枯れ木にとまっていたイカルの幼鳥。



今日はたわわに実ったエノキの実を啄んでいたイカルをご紹介しましたが、アトリ科のイカルは木の実を嘴で廻したり転がしたりするため古くは「まめまわし」や「まめころがし」、木の実を好んで食べるため「まめうまし」、「まめ割り」などと呼ばれていたそうです・・・
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クラインガルテン近くを散歩の途中、キッ キッというイカル特有の鳴き声のほうを探すと、遠くの大きなエノキの中で赤く熟した実を啄んでいるイカルを発見。急いでお散歩カメラを向けますが、距離がある上、込み入った枝の中のため鮮明な写真は撮ることができませんでした。
たわわに実ったエノキの実を盛んに啄んでいたイカル。




こちらはその近くの枯れ木にとまっていたイカルの幼鳥。



今日はたわわに実ったエノキの実を啄んでいたイカルをご紹介しましたが、アトリ科のイカルは木の実を嘴で廻したり転がしたりするため古くは「まめまわし」や「まめころがし」、木の実を好んで食べるため「まめうまし」、「まめ割り」などと呼ばれていたそうです・・・
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庭先にやって来たキジの親子
クラインガルテン周辺では何個体かのキジ(Green Pheasan)が繁殖していますが、今日は庭先にやって来たキジの親子をご紹介します。
暑さもピークを越えた午後3時ころ、ふと窓を開けると、なんと庭先から突然キジのメスが大きな羽音とともに飛び出していきました。急いでお散歩カメラを手に道路を隔てて隣接する植え込みの中にを探すと、いました!! キジのメスです。

暫くじっとしていると、体こそ親鳥とあまり変わりませんが、まだ目の周りが赤くない幼鳥もやって来ました。どうやら子供たちを連れて採餌にやって来ていたようです。

子供たちは何羽かいるようで、親鳥は先頭に立って子供たちを誘導していきます。

少し先で子供たちがやって来るのを待っている親鳥。

暫くしてもう1羽の子供がやって来ました。この幼鳥は先ほどの幼鳥に比べ目の周りに赤みが出ています。

並んだ親子。左側の幼鳥は大きさ的には親鳥とほとんど変わりませんが、全体的にあどけなさが残っています。

まだ子供が残っていないかと後方を確認している親鳥。

そんな親鳥をけな気に待っている左側の子供。

今日はクラインガルテンの庭先にやって来たキジの親子をご紹介しましたが、人の住んでいるこのような場所にやって来るのは驚きではありますが、考えてみれば同じキジ科の家禽であるニワトリを思えば、それほど珍しいことではないのかも知れません・・・
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暑さもピークを越えた午後3時ころ、ふと窓を開けると、なんと庭先から突然キジのメスが大きな羽音とともに飛び出していきました。急いでお散歩カメラを手に道路を隔てて隣接する植え込みの中にを探すと、いました!! キジのメスです。

暫くじっとしていると、体こそ親鳥とあまり変わりませんが、まだ目の周りが赤くない幼鳥もやって来ました。どうやら子供たちを連れて採餌にやって来ていたようです。

子供たちは何羽かいるようで、親鳥は先頭に立って子供たちを誘導していきます。

少し先で子供たちがやって来るのを待っている親鳥。

暫くしてもう1羽の子供がやって来ました。この幼鳥は先ほどの幼鳥に比べ目の周りに赤みが出ています。

並んだ親子。左側の幼鳥は大きさ的には親鳥とほとんど変わりませんが、全体的にあどけなさが残っています。

まだ子供が残っていないかと後方を確認している親鳥。

そんな親鳥をけな気に待っている左側の子供。

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クラインガルテンのノスリ
昨日の続きで、今日は同じく散歩の途中目にしたノスリ(Eastern Buzzard)をご紹介します。
クラインガルテン近くの林道を歩いていると、遠くの枯れた松の樹上にとまっているノスリを発見。そっと近寄りお散歩カメラで撮影しました。どうやら見通しの良い場所で獲物を探していたようです。


こちらは同じ日、クラインガルテンのベランダから撮影したノスリです。窓の外を眺めていると突然1羽の猛禽が旋回を始めました。急いでお散歩カメラで撮影したのが以下のシーンです。








今日はクラインガルテン周辺に生息しているノスリをご紹介しましたが、散歩の途中や家に居ながらにしてこのような野鳥が見られるのは何とも嬉しいことです・・・
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クラインガルテン近くの林道を歩いていると、遠くの枯れた松の樹上にとまっているノスリを発見。そっと近寄りお散歩カメラで撮影しました。どうやら見通しの良い場所で獲物を探していたようです。


こちらは同じ日、クラインガルテンのベランダから撮影したノスリです。窓の外を眺めていると突然1羽の猛禽が旋回を始めました。急いでお散歩カメラで撮影したのが以下のシーンです。








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移動が始まったコムクドリ
今日は朝の散歩の途中、クラインガルテン近くの電線で目にしたコムクドリをご紹介します。
コムクドリ(Chestnut-cheeked Starling)は千島列島、サハリン南部、日本で繁殖し、冬季はフィリピン、スラウェシ、ボルネオ北部などに渡り越冬する体長約19cmのムクドリ科Agropsar属(コムクドリ属?)の鳥で、日本では夏鳥として北海道、本州中部以北で繁殖し、渡りの時期には他の地域でも見ることができます。
クラインガルテン近くを散歩していると、電線にとまっているムクドリの群れが目に入りました。ひょっとしてコムクドリが混じっていないかと探すと、群れから少し離れた場所にとまっているコムクドリのペアを発見。急いで空抜けにならないよう場所を移動し撮影しました。


オスを大きくトリミング。


こちらはメス。

その後、少し場所を変えました。左側はムクドリの幼鳥。並んでみるとやはりコムクドリは一回り小さく、嘴も短いのがよく分かります。


今日はクラインガルテン近くで目にしたコムクドリのペアをご紹介しましたが、繁殖地からの移動途中と思われ、この後、徐々に集団化し、越冬地であるフィリピン、スラウェシ、ボルネオ北部などに向け渡っていくものと思われます・・・
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コムクドリ(Chestnut-cheeked Starling)は千島列島、サハリン南部、日本で繁殖し、冬季はフィリピン、スラウェシ、ボルネオ北部などに渡り越冬する体長約19cmのムクドリ科Agropsar属(コムクドリ属?)の鳥で、日本では夏鳥として北海道、本州中部以北で繁殖し、渡りの時期には他の地域でも見ることができます。
クラインガルテン近くを散歩していると、電線にとまっているムクドリの群れが目に入りました。ひょっとしてコムクドリが混じっていないかと探すと、群れから少し離れた場所にとまっているコムクドリのペアを発見。急いで空抜けにならないよう場所を移動し撮影しました。


オスを大きくトリミング。


こちらはメス。

その後、少し場所を変えました。左側はムクドリの幼鳥。並んでみるとやはりコムクドリは一回り小さく、嘴も短いのがよく分かります。


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イカルの幼鳥
昨日の続きで、今日は同じく近くの山の水場で目にしたイカル(Japanese Grosbeak)の幼鳥をご紹介します。
イカルはロシア東部の沿海州方面から日本にかけて繁殖し、北方の個体は冬季に中国南部に渡り越冬する体長約23cmのアトリ科イカル属の鳥で、分布域により2亜種に分かれており、日本では北海道、本州、四国、九州の山林で繁殖する基亜種イカル(Eophona personata personata)が留鳥または漂鳥として分布し、北日本の個体は冬季、本州以南の暖地に移動するようです。
イカル特有のキョッ キョッという鳴き声とともに水場近くの灌木に降りてきたイカルですが、よく見ると幼鳥で、体色は鈍く、成鳥に見られる頭部の青色光沢のある黒色は見られず、目の周りだけが暗色で、嘴の黄色も鈍く、一部に暗色斑が見られました。




場所を変えた同個体。




今日は山の水場にやって来たイカルの幼鳥をご紹介しましたが、成鳥のイカルについては先日別の山の水場で目にしましたので、ご参考までにその時のブログをご紹介します。
イカル成鳥
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イカルはロシア東部の沿海州方面から日本にかけて繁殖し、北方の個体は冬季に中国南部に渡り越冬する体長約23cmのアトリ科イカル属の鳥で、分布域により2亜種に分かれており、日本では北海道、本州、四国、九州の山林で繁殖する基亜種イカル(Eophona personata personata)が留鳥または漂鳥として分布し、北日本の個体は冬季、本州以南の暖地に移動するようです。
イカル特有のキョッ キョッという鳴き声とともに水場近くの灌木に降りてきたイカルですが、よく見ると幼鳥で、体色は鈍く、成鳥に見られる頭部の青色光沢のある黒色は見られず、目の周りだけが暗色で、嘴の黄色も鈍く、一部に暗色斑が見られました。




場所を変えた同個体。




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水浴びにやって来たキビタキのメス
昨日の続きで、今日は同じく近くの山の水場に現れたキビタキ(Narcissus Flycatcher)のメスをご紹介します。
突然、水場近くの灌木にやって来たキビタキのメス。昨日ご紹介したオスのペアと思われますが、オスとは別行動で、ゆったりと水浴びに来たようです。


暫く周りの様子を窺っていましたが、安全が確認できたようで、水場に降りてきました。よく似たオオルリのメスとは異なり、体形は短く、上面はよりオリーブ褐色みが強く、下面は淡黄褐色で鱗模様があるのが特徴です。




ここでも暫く周りの様子を窺っていましたが、やがて水に浸かり水浴びを始めました。

今日はオスとは別行動で水浴びにやって来たキビタキのメスをご紹介しましたが、水浴びの表情からは、昨日のオス同様、子育てを終えた安堵感が感じられました・・・
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突然、水場近くの灌木にやって来たキビタキのメス。昨日ご紹介したオスのペアと思われますが、オスとは別行動で、ゆったりと水浴びに来たようです。


暫く周りの様子を窺っていましたが、安全が確認できたようで、水場に降りてきました。よく似たオオルリのメスとは異なり、体形は短く、上面はよりオリーブ褐色みが強く、下面は淡黄褐色で鱗模様があるのが特徴です。




ここでも暫く周りの様子を窺っていましたが、やがて水に浸かり水浴びを始めました。

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水浴びにやって来たキビタキのオス
昨日の続きで、今日は同じく近くの山の水場にやって来たキビタキ(Narcissus Flycatcher)のオスをご紹介します。
突然、水場近くの灌木にやって来た亜種キビタキのオス成鳥。繁殖期には美しい歌声を奏でていたキビタキですが、子育ても終えたこの時期、ひっそりと水浴びにやって来たようです。


暫く周りの様子を窺っていましたが・・・

安全を確認したのか、水場に舞い降りてきました。


そして、おもむろに水浴びを始めました・・・



野鳥たちの水浴びは羽根に付いた埃や寄生虫、積もった脂粉を落とすためと言われており、寒い冬でも日常的に行われているようですが、このうだるような暑さの中ではいかにも涼しげで、彼らにとっても特別なひと時のように見えます・・・
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突然、水場近くの灌木にやって来た亜種キビタキのオス成鳥。繁殖期には美しい歌声を奏でていたキビタキですが、子育ても終えたこの時期、ひっそりと水浴びにやって来たようです。


暫く周りの様子を窺っていましたが・・・

安全を確認したのか、水場に舞い降りてきました。


そして、おもむろに水浴びを始めました・・・



野鳥たちの水浴びは羽根に付いた埃や寄生虫、積もった脂粉を落とすためと言われており、寒い冬でも日常的に行われているようですが、このうだるような暑さの中ではいかにも涼しげで、彼らにとっても特別なひと時のように見えます・・・
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キクガシラコウモリ
あまりの暑さに近くの山の水場に行ってきましたが、今日はその時、偶然観察小屋で目にしたキクガシラコウモリをご紹介します。
キクガシラコウモリ(Greater Horseshoe Bat)はユーラシア大陸、イギリス、日本、モロッコ などに分布する体長体長6.3~8.2cm、尾長2.8~4.5cmのキクガシラコウモリ科キクガシラコウモリ属に分類されるコウモリで、鼻葉を菊の花に例えたことが和名の由来とされています。
昼間でも真っ暗な観察小屋の天井にぶら下がっていたキクガシラコウモリ。最初は名前が分かりませんでしたが、調べたところキクガシラコウモリと分かりました。写真で大きな目のように見えるのは耳で、耳の付け根の下にある小さな点のようなものが目です。また、目の下にある口のようなものが鼻で、これが菊の花のように見えることから和名が、また英名はこれが馬蹄(蹄鉄)のように見えることから名付けられているようです。

今日は観察小屋で偶然目にしたキクガシラコウモリをご紹介しましたが、中国国内に棲息するキクガシラコウモリが重症急性呼吸器症候群(SARS-コロナウイルス :SARS-CoV) に類似したウイルスを保有していることが分かり、SARS-CoVの大元の保有動物と考えられており、今回そんな危険性も考え、マスクとメガネをかけ慎重に撮影しました・・・
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キクガシラコウモリ(Greater Horseshoe Bat)はユーラシア大陸、イギリス、日本、モロッコ などに分布する体長体長6.3~8.2cm、尾長2.8~4.5cmのキクガシラコウモリ科キクガシラコウモリ属に分類されるコウモリで、鼻葉を菊の花に例えたことが和名の由来とされています。
昼間でも真っ暗な観察小屋の天井にぶら下がっていたキクガシラコウモリ。最初は名前が分かりませんでしたが、調べたところキクガシラコウモリと分かりました。写真で大きな目のように見えるのは耳で、耳の付け根の下にある小さな点のようなものが目です。また、目の下にある口のようなものが鼻で、これが菊の花のように見えることから和名が、また英名はこれが馬蹄(蹄鉄)のように見えることから名付けられているようです。

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ソウシチョウ
昨日に続き、今日は同じく山の水場にやって来たソウシチョウをご紹介します。
ソウシチョウ(Red-billed Leiothrix)はヒマラヤから中国東部、ベトナム北東部にかけて自然分布する体長約15cmのチメドリ科Leiothrix属の鳥で、日本では飼い鳥が野生化した個体が、ハワイでは鑑賞目的で放鳥した個体が各地で勢力範囲を広げているようです。なお、本種は分布域により5亜種に分かれており、その内、日本で繁殖している個体は亜種不明とされていますが、中国から持ち込まれたと考えると、中国中南部、東部に分布する基亜種Leiothrix lutea lutea、あるいは中国南東部とベトナム北部に分布する亜種Leiothrix lutea kwangtungensisの何れかと思われます。また、ソウシチョウの名前の由来ですが、番のオスとメスを分けてしまうとお互いに鳴き交わしをするため、相思鳥の名がついたと言われています。
水場に現れたソウシチョウ。嘴は赤く、風切基部外縁が赤色(メスはこの赤色部がないが、亜種により異なる)で風切外縁は黄色、喉は黄色で上胸はオレンジ色と大変カラフルです。



最初は警戒心の強いソウシチョウでしたが、周りの様子を確認してから徐々に水場に近づいてきました。



次々と集まって来たソウシチョウ。


日本では同じ外来種のガビチョウとともに敬遠されがちなソウシチョウですが、鳴き声はクロツグミに似て美しく、外見も大変カラフルであるため、ガビチョウと比べるとあまり憎めない感じがします・・・
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水場に現れたソウシチョウ。嘴は赤く、風切基部外縁が赤色(メスはこの赤色部がないが、亜種により異なる)で風切外縁は黄色、喉は黄色で上胸はオレンジ色と大変カラフルです。



最初は警戒心の強いソウシチョウでしたが、周りの様子を確認してから徐々に水場に近づいてきました。



次々と集まって来たソウシチョウ。


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ビンズイ
昨日の続きで、今日は同じく山の水場で目にしたビンズイをご紹介します。
ビンズイ(Olive-backed Pipit)はロシア北西部からカムチャッカ半島、モンゴル、中国北東部、日本北部にかけてと、ヒマラヤから中国中部、日本中部で繁殖し、冬季、東南アジアなどの温暖な地域に渡り越冬する体長14~15cmのセキレイ科タヒバリ属の鳥で、分布域により2亜種に分かれており、日本では①基亜種ビンズイ(Anthus hodgsoni hodgsoni)が漂鳥または夏鳥として本州、四国の山地で繁殖し冬季は暖地に移動するほか、②亜種カラフトビンズイ(Anthus hodgsoni yunnanensis)が主に北海道で繁殖しているようです。
水場に降りてきた亜種ビンズイ。亜種ビンズイは背の縦斑が比較的明瞭(亜種カラフトビンズイは背の縦斑が不明瞭で、脇の縦斑が細い)なのが特徴で、この個体は雨覆に幼羽が残ることから第1回夏羽と思われます。




そして水場に座り込み、水浴びを始めました・・・




初夏に山登りをしていると、木のてっぺんでよく囀っているビンズイですが、このような水場では警戒心も薄いようで、比較的じっくりと撮影することができます・・・
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水場に降りてきた亜種ビンズイ。亜種ビンズイは背の縦斑が比較的明瞭(亜種カラフトビンズイは背の縦斑が不明瞭で、脇の縦斑が細い)なのが特徴で、この個体は雨覆に幼羽が残ることから第1回夏羽と思われます。




そして水場に座り込み、水浴びを始めました・・・




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センダイムシクイ
昨日の続きで、今日は同じく山の水場で目にしたセンダイムシクイをご紹介します。
センダイムシクイ(Eastern Crowned Warbler)は夏季に中国北東部、日本、ロシア南東部、朝鮮半島で繁殖し、冬季は東南アジアへ南下し越冬する体長約13cmのメボソムシクイ科メボソムシクイ属の鳥で、日本には繁殖のため九州以北に夏鳥として渡来します。
突然、水場近くの枝にやって来たセンダイムシクイ。明瞭な淡黄色の頭央線と眉斑があり、大雨覆には淡黄色の斑紋が入り、上嘴は黒褐色で下嘴は橙黄色なのが特徴です。



その後、水場に降りてきましたが、ゴジュウカラが先に水浴びしており、順番待ちとなりました。


そして、ようやく水浴びができました。

夏鳥として渡来した直後は樹の高いところで動きながら囀っていることが多く、写真を撮るのがなかなか難しいセンダイムシクイですが、このような水場では動きもそれ程激しくなく、比較的容易に撮影することができます・・・
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センダイムシクイ(Eastern Crowned Warbler)は夏季に中国北東部、日本、ロシア南東部、朝鮮半島で繁殖し、冬季は東南アジアへ南下し越冬する体長約13cmのメボソムシクイ科メボソムシクイ属の鳥で、日本には繁殖のため九州以北に夏鳥として渡来します。
突然、水場近くの枝にやって来たセンダイムシクイ。明瞭な淡黄色の頭央線と眉斑があり、大雨覆には淡黄色の斑紋が入り、上嘴は黒褐色で下嘴は橙黄色なのが特徴です。



その後、水場に降りてきましたが、ゴジュウカラが先に水浴びしており、順番待ちとなりました。


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ミソサザイ
昨日の続きで、今日は同じく山の水場で目にしたミソサザイをご紹介します。
ヨーロッパ、アフリカ北部、西アジア、中央アジアからロシア極東部、東南アジア北部、中国、台湾、朝鮮半島、日本にかけて繁殖し、北方で繁殖した個体は冬季南方へ渡るとされるミソサザイ(Eurasian Wren)ですが、分布域により実に28亜種に分かれており、そのうち日本では①千島列島南部、樺太、日本に分布する亜種ミソサザイ(Troglodytes troglodytes fumigatus)のほか、②伊豆諸島に分布する亜種モスケミソサザイ(Troglodytes troglodytes mosukei)、③屋久島、種子島に分布する亜種Troglodytes troglodytes ogawae、 ④シベリア南東部、中国北東部、朝鮮半島、対馬に分布する亜種Troglodytes troglodytes dauricusの4亜種の存在が知られています。
水場近くに現れた亜種ミソサザイ。全身濃褐色で、全身に細かい小さな白斑があり、背から体上面、雨覆、風切、尾、体下部には黒褐色の横斑が見られます。



その後、軽く水浴びをし・・・


遠ざかっていきました。

今日は山の水場に現れたミソサザイをご紹介しましたが、普段は動きの速いこの鳥もこのような水場では比較的ゆっくりと撮影することができます・・・
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水場近くに現れた亜種ミソサザイ。全身濃褐色で、全身に細かい小さな白斑があり、背から体上面、雨覆、風切、尾、体下部には黒褐色の横斑が見られます。



その後、軽く水浴びをし・・・


遠ざかっていきました。

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キビタキのメスと幼鳥
昨日の続きで、今日は同じく山の水場に現れたキビタキ(Narcissus Flycatcher)のメスと幼鳥ご紹介します。
突然、水場にやって来たキビタキのメス。よく似たオオルリのメスとは異なり、体形が短く、上面はよりオリーブ褐色みが強く、下面は淡黄褐色で鱗模様があるのが特徴です。



こちらはキビタキの幼鳥。頭から背、胸にかけて黄褐色の斑が目立ちます・・・


こちらは月齢の進んだ幼鳥でしょうか? 仲良く水浴びにやって来たようです。




今日は水場にやって来たキビタキのメスと幼鳥をご紹介しましたが、この時期ならではのこのようなシーンを目にすると、この先しっかり成長し、来年また親子ともども元気な姿を見せてほしいと思わざるを得ません・・・
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突然、水場にやって来たキビタキのメス。よく似たオオルリのメスとは異なり、体形が短く、上面はよりオリーブ褐色みが強く、下面は淡黄褐色で鱗模様があるのが特徴です。



こちらはキビタキの幼鳥。頭から背、胸にかけて黄褐色の斑が目立ちます・・・


こちらは月齢の進んだ幼鳥でしょうか? 仲良く水浴びにやって来たようです。




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キビタキのオス
イカル
昨日の続きで、今日は同じく山の水場で目にしたイカルをご紹介します。
イカル(Japanese Grosbeak)はロシア東部の沿海州方面から日本にかけて繁殖し、北方の個体は冬季に中国南部に渡り越冬する体長約23cmのアトリ科イカル属の鳥で、分布域により2亜種に分かれており、日本では北海道、本州、四国、九州の山林で繁殖する基亜種イカル(Eophona personata personata)が留鳥または漂鳥として分布し、北日本の個体は冬季、本州以南の暖地に移動するようです。
先程まで美しい鳴き声を奏でていたイカルですが、ようやく水場近くに降りてきました。大きな黄色い嘴と、頭部の青色光沢のある黒色部との対比が鮮やかです。

その後、警戒しながら水場に降りてきました。





水浴びを終え、近くの枝で羽繕いをしていた同じ個体。


今日は山の水場にやって来たイカルをご紹介しましたが、普段なかなか近くでじっくり見れないこのような鳥たちも、このような水場では警戒心も薄らぐようで比較的ゆっくりと観察することができます・・・
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イカル(Japanese Grosbeak)はロシア東部の沿海州方面から日本にかけて繁殖し、北方の個体は冬季に中国南部に渡り越冬する体長約23cmのアトリ科イカル属の鳥で、分布域により2亜種に分かれており、日本では北海道、本州、四国、九州の山林で繁殖する基亜種イカル(Eophona personata personata)が留鳥または漂鳥として分布し、北日本の個体は冬季、本州以南の暖地に移動するようです。
先程まで美しい鳴き声を奏でていたイカルですが、ようやく水場近くに降りてきました。大きな黄色い嘴と、頭部の青色光沢のある黒色部との対比が鮮やかです。

その後、警戒しながら水場に降りてきました。





水浴びを終え、近くの枝で羽繕いをしていた同じ個体。


今日は山の水場にやって来たイカルをご紹介しましたが、普段なかなか近くでじっくり見れないこのような鳥たちも、このような水場では警戒心も薄らぐようで比較的ゆっくりと観察することができます・・・
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