カラフトムジセッカ
飛島探鳥の続きで、今日はカラフトムジセッカと思われる個体をご紹介します。
カラフトムジセッカ(Radde's Warbler)はカザフスタン東部、ロシア南部から東南部、北朝鮮にかけて繁殖し、冬季は東南アジアで越冬する体長約13cmのメボソムシクイ科メボソムシクイ属の鳥で、日本では数少ない旅鳥として北海道、本州、九州に渡来し、特に日本海側の島嶼での記録が多いようです。ムジセッカによく似ていますが、上面はオリーブ褐色で、翼帯はなく、眉斑が眼の前方がバフ色で太くぼやけ気味で、後方では白っぽいのが特徴です。
高台の道路脇で目にしたカラフトムジセッカと思われる個体。まだ到着したばかりなのか、夢中で餌を探しているようでした。


横顔を見ると眉斑の前方がバフ色で、後方では白っぽい本種の特徴が分かります。




今日は日本では数少ない旅鳥のカラフトムジセッカと思われる個体をご紹介しましたが、ちょっと見にはムジセッカともよく似ていますので、ご参考までに以前モンゴルで撮影したムジセッカをご紹介します。
ムジセッカ(モンゴル)
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カラフトムジセッカ(Radde's Warbler)はカザフスタン東部、ロシア南部から東南部、北朝鮮にかけて繁殖し、冬季は東南アジアで越冬する体長約13cmのメボソムシクイ科メボソムシクイ属の鳥で、日本では数少ない旅鳥として北海道、本州、九州に渡来し、特に日本海側の島嶼での記録が多いようです。ムジセッカによく似ていますが、上面はオリーブ褐色で、翼帯はなく、眉斑が眼の前方がバフ色で太くぼやけ気味で、後方では白っぽいのが特徴です。
高台の道路脇で目にしたカラフトムジセッカと思われる個体。まだ到着したばかりなのか、夢中で餌を探しているようでした。


横顔を見ると眉斑の前方がバフ色で、後方では白っぽい本種の特徴が分かります。




今日は日本では数少ない旅鳥のカラフトムジセッカと思われる個体をご紹介しましたが、ちょっと見にはムジセッカともよく似ていますので、ご参考までに以前モンゴルで撮影したムジセッカをご紹介します。
ムジセッカ(モンゴル)
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ニシオジロビタキ
飛島探鳥の続きで、今日はニシオジロビタキをご紹介します。
ニシオジロビタキ(Red-Breasted Flycatcher)はヨーロッパ北部、中部からロシア西部、イランにかけて繁殖し、冬季にインド、パキスタンなどに渡り越冬する体長11~12cmのヒタキ科キビタキ属の鳥ですが、日本では数少ない旅鳥または冬鳥として毎年各地で記録があり、その多くはメスのことが多いようです。なお、ニシオジロビタキはかってはロシアからモンゴル北部、中国北東部にかけて繁殖し、冬季に東南アジアからボルネオにかけて越冬し、日本には少数が渡来するオジロビタキ(Taiga Flycatcer)の別亜種とされていましたが、現在、IOC(国際鳥類学会議)では別種としています。
松の木の中を飛び回っていたニシオジロビタキ。この個体は大雨覆には幼羽が残り、喉から胸にかけてはオレンジ色が見られないことから第1回冬羽と思われます。別種オジロビタキの第1回冬羽も本種とよく似ていますが、体下面がやや暗い灰褐色で、下嘴も黒色(ニシオジロビタキは淡黄褐色)であることで識別できます。



こちらは別の場所で目にしたニシオジロビタキ。この個体も大雨覆には幼羽が残っていることから第1回冬羽と思われますが、腮ら胸にかけてうっすらとオレンジ色みが見られることからオスの可能性も考えられます。





今日は移動の途中、島に立ち寄ったニシオジロビタキの第1回冬羽と思われる個体をご紹介しましたが、ご参考までに以前、関西とインドで目にしたオス成鳥とモンゴルで目にした別種オジロビタキのオス成鳥をご紹介します。
ニシオジロビタキ(関西)
ニシオジロビタキ(インド)
オジロビタキ(モンゴル)
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ニシオジロビタキ(Red-Breasted Flycatcher)はヨーロッパ北部、中部からロシア西部、イランにかけて繁殖し、冬季にインド、パキスタンなどに渡り越冬する体長11~12cmのヒタキ科キビタキ属の鳥ですが、日本では数少ない旅鳥または冬鳥として毎年各地で記録があり、その多くはメスのことが多いようです。なお、ニシオジロビタキはかってはロシアからモンゴル北部、中国北東部にかけて繁殖し、冬季に東南アジアからボルネオにかけて越冬し、日本には少数が渡来するオジロビタキ(Taiga Flycatcer)の別亜種とされていましたが、現在、IOC(国際鳥類学会議)では別種としています。
松の木の中を飛び回っていたニシオジロビタキ。この個体は大雨覆には幼羽が残り、喉から胸にかけてはオレンジ色が見られないことから第1回冬羽と思われます。別種オジロビタキの第1回冬羽も本種とよく似ていますが、体下面がやや暗い灰褐色で、下嘴も黒色(ニシオジロビタキは淡黄褐色)であることで識別できます。



こちらは別の場所で目にしたニシオジロビタキ。この個体も大雨覆には幼羽が残っていることから第1回冬羽と思われますが、腮ら胸にかけてうっすらとオレンジ色みが見られることからオスの可能性も考えられます。





今日は移動の途中、島に立ち寄ったニシオジロビタキの第1回冬羽と思われる個体をご紹介しましたが、ご参考までに以前、関西とインドで目にしたオス成鳥とモンゴルで目にした別種オジロビタキのオス成鳥をご紹介します。
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ニシオジロビタキ(インド)
オジロビタキ(モンゴル)
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ヤマヒバリ
飛島探鳥の続きで、今日はヤマヒバリをご紹介します。
ヤマヒバリ(Siberian Accentor)はシベリア東部から極東の高山帯や寒帯で繁殖し、冬季は中国北東部、朝鮮半島などで越冬する体長14~15cmのイワヒバリ科カヤクグリ属の鳥で、日本には数少ない冬鳥または旅鳥として飛来しますが、特に日本海側の島嶼では秋に比較的よく見られるようです。
旅館近くの民家周辺で目にしたヤマヒバリ。陽も傾き始めた夕刻のため鮮明な写真ではありませんが、頭頂、過眼線から頬が黒褐色で、眉斑、体下面はやや赤みを帯びた褐色という特徴を何とか確認することができました。


民家の屋根に上ったヤマヒバリ。



翌日早朝に撮った同じ個体。この状態でずっと固まっていました。

英名からも分かるようにシベリア東部から極東の高山帯や寒帯で繁殖するヤマヒバリは、冬季は越冬地である中国北東部や朝鮮半島などに渡ることが知られていますが、日本海側の島嶼は渡りのルートにあたるようで毎年複数個体が観察されており、ここ飛島でもこの秋、数個体が立ち寄ってくれたようです・・・
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ヤマヒバリ(Siberian Accentor)はシベリア東部から極東の高山帯や寒帯で繁殖し、冬季は中国北東部、朝鮮半島などで越冬する体長14~15cmのイワヒバリ科カヤクグリ属の鳥で、日本には数少ない冬鳥または旅鳥として飛来しますが、特に日本海側の島嶼では秋に比較的よく見られるようです。
旅館近くの民家周辺で目にしたヤマヒバリ。陽も傾き始めた夕刻のため鮮明な写真ではありませんが、頭頂、過眼線から頬が黒褐色で、眉斑、体下面はやや赤みを帯びた褐色という特徴を何とか確認することができました。


民家の屋根に上ったヤマヒバリ。



翌日早朝に撮った同じ個体。この状態でずっと固まっていました。

英名からも分かるようにシベリア東部から極東の高山帯や寒帯で繁殖するヤマヒバリは、冬季は越冬地である中国北東部や朝鮮半島などに渡ることが知られていますが、日本海側の島嶼は渡りのルートにあたるようで毎年複数個体が観察されており、ここ飛島でもこの秋、数個体が立ち寄ってくれたようです・・・
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キレンジャク&ヒレンジャク
飛島探鳥の続きで、今日はキレンジャクとヒレンジャクをご紹介します。
キレンジャク(Bohemian Waxwing)はヨーロッパ北部からアジア北部、北アメリカ北部で繁殖し、冬季、木の実を求めて南下する体長19~20cmのレンジャク科レンジャク属の鳥で、分布域により2亜種に分かれており、日本ではヨーロッパ北部からアジア北部で繁殖する基亜種キレンジャク(Bombycilla garrulus garrulus)が冬鳥として主に本州中部以北に渡来しますが、木の実を求めてどの程度南下するかは途中の木の実の量に影響するとされています。
一方のヒレンジャク(Japanese Waxwing)ですが、シベリア東部、中国北東部のアムール川、ウスリー川流域で繁殖し、冬季、サハリン、日本、朝鮮半島、中国南部、台湾などに南下する体長17~18cmのレンジャク科レンジャク属の鳥で、日本では冬鳥として全国の平地から山地の林、河畔林、公園などに渡来し、東日本に多いキレンジャクに対し、ヒレンジャクは西日本に多く渡来し、年によって渡来数の変動が多いことが知られています。
そんなキレンジャクとヒレンジャクですが、島の高台の灌木に10羽程の群れがとまってくれました。数えてみると全部で9羽の群れで、8羽がキレンジャクで、ヒレンジャク(一番下)が1羽だけ混じっていました。




キレンジャク(上)とヒレンジャク(下)を大きくトリミングしてみました。キレンジャクは体長17~18cmのヒレンジャクに比べ若干大きく、過眼線は冠羽に達せず、尾の先端は黄色で、下尾筒は橙褐色、腹は一様に灰褐色である点がヒレンジャクとの違いです。また、次列風切の羽軸先端には赤い蝋状の突起物があり、この蝋状の物質がレンジャク科の英名(Waxwing)の由来となっています。

今日は冬鳥として全国各地に飛来するキレンジャクとヒレンジャクをご紹介しましたが、関東周辺への渡来時期は比較的遅いため、この時期に出会えると何となく嬉しくなります・・・
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キレンジャク(Bohemian Waxwing)はヨーロッパ北部からアジア北部、北アメリカ北部で繁殖し、冬季、木の実を求めて南下する体長19~20cmのレンジャク科レンジャク属の鳥で、分布域により2亜種に分かれており、日本ではヨーロッパ北部からアジア北部で繁殖する基亜種キレンジャク(Bombycilla garrulus garrulus)が冬鳥として主に本州中部以北に渡来しますが、木の実を求めてどの程度南下するかは途中の木の実の量に影響するとされています。
一方のヒレンジャク(Japanese Waxwing)ですが、シベリア東部、中国北東部のアムール川、ウスリー川流域で繁殖し、冬季、サハリン、日本、朝鮮半島、中国南部、台湾などに南下する体長17~18cmのレンジャク科レンジャク属の鳥で、日本では冬鳥として全国の平地から山地の林、河畔林、公園などに渡来し、東日本に多いキレンジャクに対し、ヒレンジャクは西日本に多く渡来し、年によって渡来数の変動が多いことが知られています。
そんなキレンジャクとヒレンジャクですが、島の高台の灌木に10羽程の群れがとまってくれました。数えてみると全部で9羽の群れで、8羽がキレンジャクで、ヒレンジャク(一番下)が1羽だけ混じっていました。




キレンジャク(上)とヒレンジャク(下)を大きくトリミングしてみました。キレンジャクは体長17~18cmのヒレンジャクに比べ若干大きく、過眼線は冠羽に達せず、尾の先端は黄色で、下尾筒は橙褐色、腹は一様に灰褐色である点がヒレンジャクとの違いです。また、次列風切の羽軸先端には赤い蝋状の突起物があり、この蝋状の物質がレンジャク科の英名(Waxwing)の由来となっています。

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オオモズ(旧名称)の幼鳥
飛島探鳥の続きで、今日はオオモズ(旧名称)の幼鳥をご紹介します。
従来、オオモズ(Great grey shrike)はユーラシア大陸北部やインド中部、アフリカの中部で繁殖し、冬季、南方に渡って越冬する体長24~25cmのモズ科モズ属の鳥として18亜種に分類されていましたが、近年IOC(国際鳥類学会議)では、オオモズ(Great grey shrike)から①Northern Shrike(和名なし:5亜種)、②Iberian Grey Shrike(ミナミオオモズ:亜種なし)を別種として分類しています。その結果、サハリン、千島列島で繁殖し、冬季、日本には冬鳥または旅鳥として渡来する従来の亜種オオモズはNorthern Shrikeの1亜種(Lanius borealis bianchii)となっています。
そんな亜種オオモズ(旧名称)ですが、渡りの途中島に立ち寄ってくれたようで、海岸線の灌木周辺を動き回っていました。この個体は全体に体色が鈍く、大雨覆、三列風切が幼羽で、体下面には鱗模様が見られることから第1回冬羽と思われます。





今日は渡りの途中島に立ち寄った亜種オオモズ(旧名称)の第1回冬羽と思われる個体をご紹介しましたが、従来のGreat grey shrikeの和名はオオモズのままで、亜種オオモズの属する別種Northern Shrikeは和名なしとなっており、種と亜種名が食い違うという不整合がおきています。早くすっきりとした和名を付けてほしいと願うものです・・・
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従来、オオモズ(Great grey shrike)はユーラシア大陸北部やインド中部、アフリカの中部で繁殖し、冬季、南方に渡って越冬する体長24~25cmのモズ科モズ属の鳥として18亜種に分類されていましたが、近年IOC(国際鳥類学会議)では、オオモズ(Great grey shrike)から①Northern Shrike(和名なし:5亜種)、②Iberian Grey Shrike(ミナミオオモズ:亜種なし)を別種として分類しています。その結果、サハリン、千島列島で繁殖し、冬季、日本には冬鳥または旅鳥として渡来する従来の亜種オオモズはNorthern Shrikeの1亜種(Lanius borealis bianchii)となっています。
そんな亜種オオモズ(旧名称)ですが、渡りの途中島に立ち寄ってくれたようで、海岸線の灌木周辺を動き回っていました。この個体は全体に体色が鈍く、大雨覆、三列風切が幼羽で、体下面には鱗模様が見られることから第1回冬羽と思われます。





今日は渡りの途中島に立ち寄った亜種オオモズ(旧名称)の第1回冬羽と思われる個体をご紹介しましたが、従来のGreat grey shrikeの和名はオオモズのままで、亜種オオモズの属する別種Northern Shrikeは和名なしとなっており、種と亜種名が食い違うという不整合がおきています。早くすっきりとした和名を付けてほしいと願うものです・・・
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亜種アカウソ
飛島探鳥の続きで、今日はサハリンで繁殖し、冬季、冬鳥として九州以北に渡来する亜種アカウソ(Pyrrhula pyrrhula rosacea)と思われる個体をご紹介します。
道路脇の枯れ草の中で休んでいた亜種アカウソのオスと思われる2羽。亜種ウソのオスは胸から腹が灰色なのに対し、亜種アカウソは淡い紅色が入っているのが特徴です。





こちらは亜種ウソのメスともよく似ていますが、体下面はブドウ褐色みが強く、外側尾羽に白い軸斑が見られることから亜種アカウソのメスではないかと思われます。

こちらは亜種アカウソのオスと一緒に採餌していたことから亜種アカウソのメスと思われます。

今日は冬鳥として九州以北に渡来する亜種アカウソと思われる個体をご紹介しましたが、オスについては体下面に淡い紅色が入っていることから識別は比較的容易と思われますが、メスについては極めてよく似ており、外側尾羽の白い軸斑の有無が決め手になるものと思われます・・・
ご訪問ありがとうございました。
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道路脇の枯れ草の中で休んでいた亜種アカウソのオスと思われる2羽。亜種ウソのオスは胸から腹が灰色なのに対し、亜種アカウソは淡い紅色が入っているのが特徴です。





こちらは亜種ウソのメスともよく似ていますが、体下面はブドウ褐色みが強く、外側尾羽に白い軸斑が見られることから亜種アカウソのメスではないかと思われます。

こちらは亜種アカウソのオスと一緒に採餌していたことから亜種アカウソのメスと思われます。

今日は冬鳥として九州以北に渡来する亜種アカウソと思われる個体をご紹介しましたが、オスについては体下面に淡い紅色が入っていることから識別は比較的容易と思われますが、メスについては極めてよく似ており、外側尾羽の白い軸斑の有無が決め手になるものと思われます・・・
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亜種ウソ
飛島探鳥の続きで、今日は亜種ウソをご紹介します。
ウソ(Eurasian Bullfinch)はヨーロッパからアジアの北部にかけて広く分布する体長15.5~16cmのアトリ科ウソ属の鳥で、分布域により10亜種に分かれており、日本では①千島列島から日本の北部で繁殖する亜種ウソ(Pyrrhula pyrrhula griseiventris)が本州中部以北の亜高山帯などで繁殖し冬季は九州以北の低地に移動し越冬するほか、②サハリンで繁殖する亜種アカウソ(Pyrrhula pyrrhula rosacea)が冬鳥とて飛来、③また、稀な冬鳥として、シベリア東部で繁殖する亜種ベニバラウソ(Pyrrhula pyrrhula cassinii)の記録があります。
道路脇で草の見を啄んでいた亜種ウソのオス。オスは額から頭頂、腮が黒く、頬から喉は赤色、後頸から背、胸から腹が灰色なのが特徴です。




こちらは別の場所でセンダングサの実を啄んでいた亜種ウソのメス。メスは頬から喉は赤くなく、頬から体下面、背が灰褐色なのが特徴です。



今日は移動の途中、飛島に立ち寄った亜種ウソをご紹介しましたが、この後、越冬地である九州以北の低地に移動していくものと思われます・・・
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ウソ(Eurasian Bullfinch)はヨーロッパからアジアの北部にかけて広く分布する体長15.5~16cmのアトリ科ウソ属の鳥で、分布域により10亜種に分かれており、日本では①千島列島から日本の北部で繁殖する亜種ウソ(Pyrrhula pyrrhula griseiventris)が本州中部以北の亜高山帯などで繁殖し冬季は九州以北の低地に移動し越冬するほか、②サハリンで繁殖する亜種アカウソ(Pyrrhula pyrrhula rosacea)が冬鳥とて飛来、③また、稀な冬鳥として、シベリア東部で繁殖する亜種ベニバラウソ(Pyrrhula pyrrhula cassinii)の記録があります。
道路脇で草の見を啄んでいた亜種ウソのオス。オスは額から頭頂、腮が黒く、頬から喉は赤色、後頸から背、胸から腹が灰色なのが特徴です。




こちらは別の場所でセンダングサの実を啄んでいた亜種ウソのメス。メスは頬から喉は赤くなく、頬から体下面、背が灰褐色なのが特徴です。



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ベニマシコ
飛島探鳥の続きで、今日はベニマシコをご紹介します。
ベニマシコ(Long-tailed Rosefinch)はロシアから中国、、北朝鮮、韓国、日本、モンゴル、カザフスタン、チベットにかけて分布する体長約15cmのアトリ科ベニマシコ属の鳥で、分布域により5亜種に分かれており、日本ではサハリン、千島列島、北海道、青森県下北半島で繁殖する亜種ベニマシコ(Carpodacus sibiricus sanguinolentus)が夏鳥として渡来し、冬季は本州以南へ渡り越冬することが知られています。
この時期、島では渡りの最盛期を迎えているようで、島内の至るところで草の実を啄むベニマシコを目にすることができました。こちらは夏羽に比べると全体的に赤色みが薄くなっているオスの冬羽。



別の場所で目にした同じくオスの冬羽。


こちらは全身が淡褐色のメスの冬羽。



今日は渡りの途中、飛島に立ち寄ったベニマシコをご紹介しましたが、この先、越冬地である本州以南に渡っていくものと思われます・・・
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ベニマシコ(Long-tailed Rosefinch)はロシアから中国、、北朝鮮、韓国、日本、モンゴル、カザフスタン、チベットにかけて分布する体長約15cmのアトリ科ベニマシコ属の鳥で、分布域により5亜種に分かれており、日本ではサハリン、千島列島、北海道、青森県下北半島で繁殖する亜種ベニマシコ(Carpodacus sibiricus sanguinolentus)が夏鳥として渡来し、冬季は本州以南へ渡り越冬することが知られています。
この時期、島では渡りの最盛期を迎えているようで、島内の至るところで草の実を啄むベニマシコを目にすることができました。こちらは夏羽に比べると全体的に赤色みが薄くなっているオスの冬羽。



別の場所で目にした同じくオスの冬羽。


こちらは全身が淡褐色のメスの冬羽。



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オオマシコ
飛島探鳥の続きで、今日は滞在中、何度も目にしたオオマシコをご紹介します。
オオマシコ(Pallas's Rosefinch)はカザフスタン北東部からシベリア中部・東部、サハリンにかけての寒帯域で繁殖し、冬季は中国東部、朝鮮半島、日本などに渡り越冬する体長15~17cmのアトリ科オオマシコ属の鳥で、分布域により2亜種に分かれており、日本にはサハリンで繁殖し、冬季、朝鮮半島や日本に渡り越冬する亜種オオマシコ(Carpodacus roseus portenko)が冬鳥として本州の平地から山地にかけて渡来しますが、数はそれほど多くなく、冬の赤い鳥の一つとして人気があります。
そんなオオマシコですが、移動の途中、当地に立ち寄ってくれたようで、数羽の群れが何度もその美しい姿を見せてくれました。こちらは早朝、道路脇で草の実を食べていたオオマシコとアトリです。



こちらは畑の脇で草の実を啄んでいたオオマシコ。オオマシコのオスは成鳥羽になるには3~4年かかるとされており、特に若い個体はメス(全身淡褐色で紅色みを帯びる)に大変よく似ており、識別が困難とされています。この2羽は何れも第1回冬羽と思われますが、左側の個体は頭頂、上尾筒の紅色みが比較的はっきりしていることからオスの若い個体ではないかと思われます。



オスの若い個体と思われるオオマシコ。



今日は一足早く目にしたオオマシコをご紹介しましたが、当地で体力をつけた後、越冬地である本州の平地から山地にかけて移動していくものと思われます・・・
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オオマシコ(Pallas's Rosefinch)はカザフスタン北東部からシベリア中部・東部、サハリンにかけての寒帯域で繁殖し、冬季は中国東部、朝鮮半島、日本などに渡り越冬する体長15~17cmのアトリ科オオマシコ属の鳥で、分布域により2亜種に分かれており、日本にはサハリンで繁殖し、冬季、朝鮮半島や日本に渡り越冬する亜種オオマシコ(Carpodacus roseus portenko)が冬鳥として本州の平地から山地にかけて渡来しますが、数はそれほど多くなく、冬の赤い鳥の一つとして人気があります。
そんなオオマシコですが、移動の途中、当地に立ち寄ってくれたようで、数羽の群れが何度もその美しい姿を見せてくれました。こちらは早朝、道路脇で草の実を食べていたオオマシコとアトリです。



こちらは畑の脇で草の実を啄んでいたオオマシコ。オオマシコのオスは成鳥羽になるには3~4年かかるとされており、特に若い個体はメス(全身淡褐色で紅色みを帯びる)に大変よく似ており、識別が困難とされています。この2羽は何れも第1回冬羽と思われますが、左側の個体は頭頂、上尾筒の紅色みが比較的はっきりしていることからオスの若い個体ではないかと思われます。



オスの若い個体と思われるオオマシコ。



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ベニヒワ
秋の渡りの鳥たちを求め山形県・飛島に行ってきましたので、今日からしばらくの間、当地で出会った鳥たちをご紹介します。
最初は滞在中、何度も目にしたベニヒワです。
ベニヒワ(Common Redpoll)は夏季にヨーロッパ北部、シベリア、アラスカ、カナダ、グリーンランド、アイスランドで繁殖し、冬季、ヨーロッパ南部、イギリス諸島、アジア中央部、アメリカ北部にかけて越冬する体長13~14cmのアトリ科Acanthis属(ベニヒワ属?)の鳥で、分布域により2亜種に分かれており、日本にはヨーロッパ北部、シベリア、アラスカ、カナダで繁殖し、冬季、ヨーロッパ南部、アジア中央部、アメリカ北部にかけて越冬する亜種ベニヒワ(Acanthis flammea flammea)が主に北海道、本州北部に越冬のため飛来しますが、イスカやレンジャクなどと同様、年によって飛来数の変動が大きいことが知られています。
そんなベニヒワですが、今年は飛来数が多いのか滞在中何度も目にすることができました。ススキの穂にとまったベニヒワ。右側の個体は大雨覆に幼羽があり、胸に紅色みがないことからメスの第一回冬羽と思われます。


左側の個体も大雨覆に幼羽が見られることからメスの第一回冬羽と思われます。

右側の個体をトリミング



今日は関東以西では比較的珍しい冬鳥のベニヒワをご紹介しましたが、従来、ベニヒワはマヒワ属(Carduelis属)に分類されていましたが、現在、IOC(国際鳥類学会議)ではコベニヒワ(Arctic Redpoll)などとともにAcanthis属(ベニヒワ属?)として分類しています。また、同様にマヒワ属(Carduelis属)に分類されていたマヒワ(Eurasian Siskin)については北アメリカのヒワ類とともにSpinus属に分類されていますので注意が必要です・・・
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ベニヒワ(Common Redpoll)は夏季にヨーロッパ北部、シベリア、アラスカ、カナダ、グリーンランド、アイスランドで繁殖し、冬季、ヨーロッパ南部、イギリス諸島、アジア中央部、アメリカ北部にかけて越冬する体長13~14cmのアトリ科Acanthis属(ベニヒワ属?)の鳥で、分布域により2亜種に分かれており、日本にはヨーロッパ北部、シベリア、アラスカ、カナダで繁殖し、冬季、ヨーロッパ南部、アジア中央部、アメリカ北部にかけて越冬する亜種ベニヒワ(Acanthis flammea flammea)が主に北海道、本州北部に越冬のため飛来しますが、イスカやレンジャクなどと同様、年によって飛来数の変動が大きいことが知られています。
そんなベニヒワですが、今年は飛来数が多いのか滞在中何度も目にすることができました。ススキの穂にとまったベニヒワ。右側の個体は大雨覆に幼羽があり、胸に紅色みがないことからメスの第一回冬羽と思われます。


左側の個体も大雨覆に幼羽が見られることからメスの第一回冬羽と思われます。

右側の個体をトリミング



今日は関東以西では比較的珍しい冬鳥のベニヒワをご紹介しましたが、従来、ベニヒワはマヒワ属(Carduelis属)に分類されていましたが、現在、IOC(国際鳥類学会議)ではコベニヒワ(Arctic Redpoll)などとともにAcanthis属(ベニヒワ属?)として分類しています。また、同様にマヒワ属(Carduelis属)に分類されていたマヒワ(Eurasian Siskin)については北アメリカのヒワ類とともにSpinus属に分類されていますので注意が必要です・・・
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稜線を飛ぶクマタカ
紅葉とクマタカ
堰堤のオオジュリン
昨日の続きで、今日は同じく自宅近くの貯水池に立ち寄ったオオジュリンをご紹介します。
オオジュリン(Common Reed Bunting)は夏季にユーラシア大陸の中~高緯度地域で繁殖し、冬季はアフリカ大陸北部やユーラシア大陸南部へ南下し越冬する体長約16cmのホオジロ科ホオジロ属の鳥で、分布域により19亜種に分かれており、日本ではシベリア中南部、モンゴル北東部からカムチャッカ半島、千島列島、北日本、中国北東部にかけて繁殖し、冬季は南下し越冬する亜種オオジュリン(Emberiza schoeniclus pyrrhulina)が夏季に北海道と東北地方で繁殖し、冬季に本州以南に南下し越冬することが知られています。
そんな亜種オオジュリンですが、南下の途中、自宅近くの貯水池堰堤に立ち寄ってくれたようで、植え込みの上に2羽が姿を見せてくれました。何れも頭部から体上面が淡褐色で、背、雨覆に黒褐色の縦斑があり、雨覆には幼羽が見られることからメスの第1回冬羽と思われます。

その直後、左からもう1羽がやって来ました。この個体も頭部が淡褐色で、雨覆に幼羽が見られることからメスの第1回冬羽と思われます。




しばらく3羽が一緒にとまっていましたが、やがて真ん中の1羽が飛び出していきました・・・

今日は渡りの途中、自宅近くの貯水池堰堤に立ち寄った亜種オオジュリンをご紹介しましたが、しばらくの間、当地で逗留した後、越冬地に向け移動していくものと思われます・・・
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オオジュリン(Common Reed Bunting)は夏季にユーラシア大陸の中~高緯度地域で繁殖し、冬季はアフリカ大陸北部やユーラシア大陸南部へ南下し越冬する体長約16cmのホオジロ科ホオジロ属の鳥で、分布域により19亜種に分かれており、日本ではシベリア中南部、モンゴル北東部からカムチャッカ半島、千島列島、北日本、中国北東部にかけて繁殖し、冬季は南下し越冬する亜種オオジュリン(Emberiza schoeniclus pyrrhulina)が夏季に北海道と東北地方で繁殖し、冬季に本州以南に南下し越冬することが知られています。
そんな亜種オオジュリンですが、南下の途中、自宅近くの貯水池堰堤に立ち寄ってくれたようで、植え込みの上に2羽が姿を見せてくれました。何れも頭部から体上面が淡褐色で、背、雨覆に黒褐色の縦斑があり、雨覆には幼羽が見られることからメスの第1回冬羽と思われます。

その直後、左からもう1羽がやって来ました。この個体も頭部が淡褐色で、雨覆に幼羽が見られることからメスの第1回冬羽と思われます。




しばらく3羽が一緒にとまっていましたが、やがて真ん中の1羽が飛び出していきました・・・

今日は渡りの途中、自宅近くの貯水池堰堤に立ち寄った亜種オオジュリンをご紹介しましたが、しばらくの間、当地で逗留した後、越冬地に向け移動していくものと思われます・・・
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カンムリカイツブリの飛翔
堰堤のタヒバリ
昨日の続きで、今日は同じく自宅近くの貯水池で目にしたタヒバリをご紹介します。
タヒバリ(Buff-bellied Pipit)はユーラシア大陸東部の亜寒帯地方やサハリン、千島列島、アラスカ、北アメリカのツンドラ地帯、グリーンランド西部、アメリカ北東部、ロッキー山脈等で繁殖し、冬季は朝鮮半島、日本、メキシコ、中央アメリカなどに渡り越冬する体長約16cmのセキレイ科タヒバリ属の鳥で、分布域により3亜種に分かれており、日本ではユーラシア大陸東部の亜寒帯地方やサハリン、千島列島などで繁殖する亜種タヒバリ(Anthus rubescens japonicus)が冬鳥として本州以南に渡来し、北海道では春秋の渡りの時期に通過する旅鳥として知られています。
自宅近くの貯水池堰堤にやって来た亜種タヒバリ。頭頂から体上面は褐色で、嘴基部、足は橙褐色、眉斑と体下面は淡褐色で黒褐色の縦斑が明瞭で、この個体は雨覆に幼羽が残ることから第1回冬羽と思われます。


近くにやって来た同じ個体。この個体は人慣れしているようで、人がいても気にする様子がありません・・・


羽繕いでしょうか?大きく羽根を広げてくれました。



当地では冬鳥として毎年渡来するタヒバリですが、今年も秋の深まりとともにやって来てくれました。この先、春の旅立ちまで当地でのんびり過ごしてほしいものです・・・
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タヒバリ(Buff-bellied Pipit)はユーラシア大陸東部の亜寒帯地方やサハリン、千島列島、アラスカ、北アメリカのツンドラ地帯、グリーンランド西部、アメリカ北東部、ロッキー山脈等で繁殖し、冬季は朝鮮半島、日本、メキシコ、中央アメリカなどに渡り越冬する体長約16cmのセキレイ科タヒバリ属の鳥で、分布域により3亜種に分かれており、日本ではユーラシア大陸東部の亜寒帯地方やサハリン、千島列島などで繁殖する亜種タヒバリ(Anthus rubescens japonicus)が冬鳥として本州以南に渡来し、北海道では春秋の渡りの時期に通過する旅鳥として知られています。
自宅近くの貯水池堰堤にやって来た亜種タヒバリ。頭頂から体上面は褐色で、嘴基部、足は橙褐色、眉斑と体下面は淡褐色で黒褐色の縦斑が明瞭で、この個体は雨覆に幼羽が残ることから第1回冬羽と思われます。


近くにやって来た同じ個体。この個体は人慣れしているようで、人がいても気にする様子がありません・・・


羽繕いでしょうか?大きく羽根を広げてくれました。



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ハジロカイツブリも到着
今日は自宅近くの貯水池に今年もやって来たハジロカイツブリをご紹介します。
ハジロカイツブリ(Black-necked Grebe)はヨーロッパ、アフリカ、東アジア、北アメリカ中部、南アメリカ北東部等で繁殖し、非繁殖期には海上や温暖な地域へ移動する体長31cmのカイツブリ科カンムリカイツブリ属の鳥で、分布域により3亜種に分かれており、日本にはヨーロッパ、東アジアに分布する基亜種Podiceps nigricollis nigricollisが冬鳥として全国の湖沼や沿岸に渡来することが知られています。
そんなハジロカイツブリですが、寒さの訪れとともに今年も当地の貯水池にやって来てくれました。夏羽では英名のように頭部、頸、胸、上面が黒色で、眼の後方に金栗色の飾り羽があり、脇は赤褐色のハジロカイツブリですが、冬羽では頭部からの上面は黒く、体下面は和名のように白色であるのが特徴です。

最初は2羽で泳いでいましたが、しばらくすると1羽が合流し3羽になっていました。この3羽はともに虹彩が赤色であることから成鳥の冬羽と思われます。(第1回冬羽は嘴がやや淡色で、虹彩は橙色みを帯びる)





今日は今年も自宅近くの貯水池にやって来てくれたハジロカイツブリをご紹介しましたが、この先、春の訪れまでの間、当地に逗留してくれるものと思われます・・・
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ハジロカイツブリ(Black-necked Grebe)はヨーロッパ、アフリカ、東アジア、北アメリカ中部、南アメリカ北東部等で繁殖し、非繁殖期には海上や温暖な地域へ移動する体長31cmのカイツブリ科カンムリカイツブリ属の鳥で、分布域により3亜種に分かれており、日本にはヨーロッパ、東アジアに分布する基亜種Podiceps nigricollis nigricollisが冬鳥として全国の湖沼や沿岸に渡来することが知られています。
そんなハジロカイツブリですが、寒さの訪れとともに今年も当地の貯水池にやって来てくれました。夏羽では英名のように頭部、頸、胸、上面が黒色で、眼の後方に金栗色の飾り羽があり、脇は赤褐色のハジロカイツブリですが、冬羽では頭部からの上面は黒く、体下面は和名のように白色であるのが特徴です。

最初は2羽で泳いでいましたが、しばらくすると1羽が合流し3羽になっていました。この3羽はともに虹彩が赤色であることから成鳥の冬羽と思われます。(第1回冬羽は嘴がやや淡色で、虹彩は橙色みを帯びる)





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仲良く採餌していた2羽のジョウビタキ
今日は自宅近くの草地で目にしたジョウビタキをご紹介します。
ジョウビタキ(Daurian Redstart)はシベリア、モンゴル、ヒマラヤ東部から中国、朝鮮半島で繁殖し、冬季、中国南東部、日本からインドシナにかけて越冬する体長約14cmのヒタキ科ジョウビタキ属の鳥で、分布域により2亜種に分かれており、日本にはシベリア、モンゴルから中国北東部、朝鮮半島で繁殖し、冬季、中国南東部、日本などで越冬する基亜種ジョウビタキ(Phoenicurus auroreus auroreus)が全国各地にやって来ます。
草刈りを終えた草地で仲良く採餌していた2羽のジョウビタキのメス。メスは頭部から体上面は灰褐色で、腮以下の体下面は淡褐色で脇は褐色みが強く、メスも風切の一部に小さな白斑があり、紋付のように見えるのが特徴です。







普段は縄張り意識が強く、バトルシーンを見ることの多いいジョウビタキですが、今回目にしたこの2羽は姉妹なのか親子なのか、何故か仲良く地面で採餌していました・・・
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ジョウビタキ(Daurian Redstart)はシベリア、モンゴル、ヒマラヤ東部から中国、朝鮮半島で繁殖し、冬季、中国南東部、日本からインドシナにかけて越冬する体長約14cmのヒタキ科ジョウビタキ属の鳥で、分布域により2亜種に分かれており、日本にはシベリア、モンゴルから中国北東部、朝鮮半島で繁殖し、冬季、中国南東部、日本などで越冬する基亜種ジョウビタキ(Phoenicurus auroreus auroreus)が全国各地にやって来ます。
草刈りを終えた草地で仲良く採餌していた2羽のジョウビタキのメス。メスは頭部から体上面は灰褐色で、腮以下の体下面は淡褐色で脇は褐色みが強く、メスも風切の一部に小さな白斑があり、紋付のように見えるのが特徴です。







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上空を通過していったオオタカ
昨日の続きで、今日は同じく自宅近くの貯水池で目にしたオオタカをご紹介します。
オオタカ(Northern Goshawk)はユーラシア大陸と北アメリカ大陸に広く分布する体長50~58.5cmのタカ科ハイタカ属の猛禽で、分布域により10亜種に分かれており、そのうち日本では①亜種オオタカ(Accipiter gentilis fujiyamae)が九州北部以北に留鳥として分布(その他の地域では冬鳥)するほか、②シベリア北東部に分布する亜種シロオオタカ(Accipiter gentilis albidus)が稀に飛来し、北海道、青森県、山形県、新潟県などで記録があるようです。
貯水池堰堤上空に現れた亜種オオタカの成鳥。成鳥は腮以下の体下面は白色で、下雨覆まで黒褐色の横斑があるのが特徴で、見た目によく似たハイタカは一回り小さく、橙褐色の横斑である点が異なります。





オオタカはぐんぐんとこちらに近づき、上空を通過していきました。


今日は自宅近くの貯水池で目にしたオオタカをご紹介しましたが、当貯水池では秋の深まりとともに水浴びにやって来るカラスが増えてきますが、そのカラスを狙ってオオタカがやって来ることが多く、冬場の楽しみの一つになっています・・・
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オオタカ(Northern Goshawk)はユーラシア大陸と北アメリカ大陸に広く分布する体長50~58.5cmのタカ科ハイタカ属の猛禽で、分布域により10亜種に分かれており、そのうち日本では①亜種オオタカ(Accipiter gentilis fujiyamae)が九州北部以北に留鳥として分布(その他の地域では冬鳥)するほか、②シベリア北東部に分布する亜種シロオオタカ(Accipiter gentilis albidus)が稀に飛来し、北海道、青森県、山形県、新潟県などで記録があるようです。
貯水池堰堤上空に現れた亜種オオタカの成鳥。成鳥は腮以下の体下面は白色で、下雨覆まで黒褐色の横斑があるのが特徴で、見た目によく似たハイタカは一回り小さく、橙褐色の横斑である点が異なります。





オオタカはぐんぐんとこちらに近づき、上空を通過していきました。


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今年もやって来たカンムリカイツブリ
今日は自宅近くの貯水池に今年もやって来たカンムリカイツブリをご紹介します。
カンムリカイツブリ(Great crested Grebe)はアフリカ大陸の一部、ユーラシア大陸の中部以南、オーストラリア、ニュージーランドなどに分布する体長56cmのカイツブリ科カンムリカイツブリ属の鳥で、分布域により3亜種に分かれており、日本にはユーラシア大陸の中部以南に分布する基亜種Podiceps cristatus cristatusが主に冬鳥として九州以北に渡来し、青森県、茨城県、滋賀県では少数が繁殖しているようです。
当地では例年冬鳥として集団で渡来するカンムリカイツブリですが、この時期かなり数も増えてきたようで、晩秋の柔らかい日差しの中、その中の数羽が近くにやって来てくれました。夏羽に比べると短くなった冠羽ですが、それでも名前のように独特の存在感を放っています。







今日は今年も自宅近くの貯水池にやって来てくれた冬羽のカンムリカイツブリをご紹介しましたが、艶やかな飾り羽の夏羽もいいものですが、このすっきりとした冬羽もよくよく見るとなかなか魅力があります・・・
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カンムリカイツブリ(Great crested Grebe)はアフリカ大陸の一部、ユーラシア大陸の中部以南、オーストラリア、ニュージーランドなどに分布する体長56cmのカイツブリ科カンムリカイツブリ属の鳥で、分布域により3亜種に分かれており、日本にはユーラシア大陸の中部以南に分布する基亜種Podiceps cristatus cristatusが主に冬鳥として九州以北に渡来し、青森県、茨城県、滋賀県では少数が繁殖しているようです。
当地では例年冬鳥として集団で渡来するカンムリカイツブリですが、この時期かなり数も増えてきたようで、晩秋の柔らかい日差しの中、その中の数羽が近くにやって来てくれました。夏羽に比べると短くなった冠羽ですが、それでも名前のように独特の存在感を放っています。







今日は今年も自宅近くの貯水池にやって来てくれた冬羽のカンムリカイツブリをご紹介しましたが、艶やかな飾り羽の夏羽もいいものですが、このすっきりとした冬羽もよくよく見るとなかなか魅力があります・・・
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ミソサザイ
今日は先日訪れた高原の森で目にしたミソサザイをご紹介します。
ヨーロッパ、アフリカ北部、西アジア、中央アジアからロシア極東部、東南アジア北部、中国、台湾、朝鮮半島、日本にかけて繁殖し、北方で繁殖した個体は冬季南方へ渡るとされるミソサザイ(Eurasian Wren)ですが、分布域により実に28亜種に分かれており、そのうち日本では①千島列島南部、樺太、日本に分布する亜種ミソサザイ(Troglodytes troglodytes fumigatus)のほか、②伊豆諸島に分布する亜種モスケミソサザイ(Troglodytes troglodytes mosukei)、③屋久島、種子島に分布する亜種Troglodytes troglodytes ogawae、 ④シベリア南東部、中国北東部、朝鮮半島、対馬に分布する亜種Troglodytes troglodytes dauricusの4亜種の存在が知られています。
森の湿地帯の木道で目にした亜種ミソサザイ。全身濃褐色で、全身に細かい小さな白斑があり、背から体上面、雨覆、風切、尾、体下部には黒褐色の横斑が見られます。





ここでは木道周辺を5~6羽のミソサザイが動き回っていましたが、こちらはその中の1羽。


今日は高原の森の湿地帯で目にした亜種ミソサザイをご紹介しましたが、この時期、今年生まれの子供たちも親鳥と変わりなく活発に動き回っていました・・・
ご訪問ありがとうございました。
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ヨーロッパ、アフリカ北部、西アジア、中央アジアからロシア極東部、東南アジア北部、中国、台湾、朝鮮半島、日本にかけて繁殖し、北方で繁殖した個体は冬季南方へ渡るとされるミソサザイ(Eurasian Wren)ですが、分布域により実に28亜種に分かれており、そのうち日本では①千島列島南部、樺太、日本に分布する亜種ミソサザイ(Troglodytes troglodytes fumigatus)のほか、②伊豆諸島に分布する亜種モスケミソサザイ(Troglodytes troglodytes mosukei)、③屋久島、種子島に分布する亜種Troglodytes troglodytes ogawae、 ④シベリア南東部、中国北東部、朝鮮半島、対馬に分布する亜種Troglodytes troglodytes dauricusの4亜種の存在が知られています。
森の湿地帯の木道で目にした亜種ミソサザイ。全身濃褐色で、全身に細かい小さな白斑があり、背から体上面、雨覆、風切、尾、体下部には黒褐色の横斑が見られます。





ここでは木道周辺を5~6羽のミソサザイが動き回っていましたが、こちらはその中の1羽。


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2羽で絡んでいたクマタカ
昨日の続きで、今日は同じく近くのダム湖で目にしたクマタカ(Mountain Hawk-eagle)をご紹介します。
オシドリを撮っている時、突然、遠くの稜線付近を飛んでいる豆粒ほどの猛禽を発見。どうやらクマタカのようです。急いでカメラを向けました。

よく見ると、この個体は次列風切に欠損があります。顔や体下面は白っぽいことからまだ若い個体と思われます。

しばらくすると更に別のもう1羽が近づいて来ました。こちらもまだ顔が白っぽく、若い個体のようです。

輪を描くように上空で旋回を始めた2羽のクマタカ。


上方の個体は親鳥を呼んでいるのか、鳴き声を上げながら旋回していました。


今日は先日に続き近くのダム湖で目にしたクマタカをご紹介しましたが、今回、同時に複数の個体が見られたことから、いよいよ猛禽の季節が近づいたことを実感し嬉しさがこみ上げてきました・・・
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オシドリを撮っている時、突然、遠くの稜線付近を飛んでいる豆粒ほどの猛禽を発見。どうやらクマタカのようです。急いでカメラを向けました。

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しばらくすると更に別のもう1羽が近づいて来ました。こちらもまだ顔が白っぽく、若い個体のようです。

輪を描くように上空で旋回を始めた2羽のクマタカ。


上方の個体は親鳥を呼んでいるのか、鳴き声を上げながら旋回していました。


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増えてきたオシドリ
カケスの飛翔
昨日の続きで、今日は近くのダム湖で目にしたカケス(Eurasian Jay)の飛翔シーンをご紹介します。
オシドリを撮影している時、近くにやって来たカケス。

少し枝にとまったと思った瞬間すぐに飛び出し、込み入った枝の中に入り込んでしまいます。





こちらは上方に飛び上がったカケス。翼を広げると初列雨覆と次列風切基部の美しい青色が目を引きます。


今日は忙しく樹の中を動き回っていたカケスをご紹介しましたが、鳴き声こそ英名のようにジェーイ ジェーイとうるさいカケスですが、翼を広げると雨覆の青色が美しく、なかなか魅力的な鳥でもあります・・・
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オシドリを撮影している時、近くにやって来たカケス。

少し枝にとまったと思った瞬間すぐに飛び出し、込み入った枝の中に入り込んでしまいます。





こちらは上方に飛び上がったカケス。翼を広げると初列雨覆と次列風切基部の美しい青色が目を引きます。


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ダム湖のヤマセミ
昨日の続きで、今日は同じく近くのダム湖で目にしたヤマセミをご紹介します。
ヤマセミ(Crested Kingfisher)はアフガニスタン北東部から中国中部、インドシナ北部、千島列島南部、日本にかけて分布する体長約38cmのカワセミ科ヤマセミ属の鳥で、分布域により4亜種に分かれており、日本では千島列島南部、北海道に分布する亜種エゾヤマセミ(Megaceryle lugubris pallida)と本州以南に分布する亜種ヤマセミ(Megaceryle lugubris lugubris)の2亜種の分布が知られています。
オシドリを探していたところ、突然、湖面近くを低空飛翔しながら飛び去る白い鳥を発見。どうやらヤマセミのようです。急いでカメラを向けましたが、捉えたのはどんどん遠ざかっていく後ろ姿だけでした。





湖に沿って左カーブしていくヤマセミ。



今日は近くのダム湖で偶然目にした亜種ヤマセミをご紹介しましたが、次回はもう少し近くからその魅力的な姿を撮影したいものです・・・
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ヤマセミ(Crested Kingfisher)はアフガニスタン北東部から中国中部、インドシナ北部、千島列島南部、日本にかけて分布する体長約38cmのカワセミ科ヤマセミ属の鳥で、分布域により4亜種に分かれており、日本では千島列島南部、北海道に分布する亜種エゾヤマセミ(Megaceryle lugubris pallida)と本州以南に分布する亜種ヤマセミ(Megaceryle lugubris lugubris)の2亜種の分布が知られています。
オシドリを探していたところ、突然、湖面近くを低空飛翔しながら飛び去る白い鳥を発見。どうやらヤマセミのようです。急いでカメラを向けましたが、捉えたのはどんどん遠ざかっていく後ろ姿だけでした。





湖に沿って左カーブしていくヤマセミ。



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ダム湖のクマタカ
昨日の続きで、今日は同じく近くのダム湖で目にしたクマタカ(Mountain Hawk-eagle)をご紹介します。
オシドリを撮っている時、突然、遠くの稜線付近を飛んでいる猛禽を発見。よく見るとクマタカです。急いでカメラを向けますが、あいにくこの時は600mmのズームレンズ。豆粒ほどの大きさでしたが、それでもこの地で見たのは初めてであり、思わず興奮してしまいました。


その後、徐々に高度を上げ稜線の上で旋回を始めました。よく見ると顔や体下面は白っぽく、まだ若い個体と思われます。




更に高度を上げ旋回していましたが、やがて稜線の彼方に消えていきました。


今日は久し振りに目にしたクマタカをご紹介しましたが、当地で見るのは初めてであり、訪れる楽しみが増えた喜びで現地を後にしました・・・
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その後、徐々に高度を上げ稜線の上で旋回を始めました。よく見ると顔や体下面は白っぽく、まだ若い個体と思われます。




更に高度を上げ旋回していましたが、やがて稜線の彼方に消えていきました。


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オシドリの飛翔
昨日の続きで、今日は同じく近くのダム湖で目にしたオシドリ(Mandarin Duck)の飛翔シーンをご紹介します。
湖面から飛び出し、こちらに向かってきたオシドリ。右側は成鳥のオスで、左側はメスのようにも見えますが、嘴が紅色であることからエクリプスでしょうか。


目の前を横切っていった成鳥のオス。飛んでいるときは何故か瞳孔が小さくなっているようで、少しユーモラスに見えます。


オスの後ろ姿


こちらはメス。こちらも瞳孔が小さくなっているように見えます。


今日は近くのダム湖で目にしたオシドリの飛翔シーンをご紹介しましたが、今回、偶然かも知れませんが、飛翔時の瞳孔が普段より小さくなっているように見えるためか、何となくユーモラスな感じがしました・・・
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湖面から飛び出し、こちらに向かってきたオシドリ。右側は成鳥のオスで、左側はメスのようにも見えますが、嘴が紅色であることからエクリプスでしょうか。


目の前を横切っていった成鳥のオス。飛んでいるときは何故か瞳孔が小さくなっているようで、少しユーモラスに見えます。


オスの後ろ姿


こちらはメス。こちらも瞳孔が小さくなっているように見えます。


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ダム湖のオシドリ
今日はクラインガルテン近くのダム湖で目にしたオシドリをご紹介します。
オシドリ(Mandarin Duck)はシベリア南東部、中国東部、朝鮮半島、日本などで繁殖し、冬季は中国南東部などに移動し越冬する体長約45cmのカモ科オシドリ属の鳥で、日本では留鳥または冬鳥として主に北海道や本州中部以北で繁殖し、冬季は西日本などで越冬するものが多いことが知られています。
久し振りに訪れたダム湖で目にしたオシドリ。既に繁殖羽への換羽は終えているようで、 美しい羽衣を身に着けたオスと地味ではあるものの魅力的なメスとが仲良く湖の縁を泳いでいました。







今日は既に繁殖羽に換羽していたオシドリをご紹介しましたが、一般に多くの野鳥は春頃になると非繁殖羽(冬羽)から繁殖羽(夏羽)に換羽しますが、カモの場合は換羽時期が早く、秋の終盤には非繁殖羽から繁殖羽に換羽するものが多く、今回のオシドリも同様に既に繁殖羽への換羽を終えていたようです・・・
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久し振りに訪れたダム湖で目にしたオシドリ。既に繁殖羽への換羽は終えているようで、 美しい羽衣を身に着けたオスと地味ではあるものの魅力的なメスとが仲良く湖の縁を泳いでいました。







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セッカの幼鳥
今日は自宅近くの貯水池堰堤で目にしたセッカ(Zitting Cisticola)の幼鳥をご紹介します。
突然、遊歩道近くのススキにとまったセッカ。よく見ると、まだ巣立って間がないようで、尾が短く、先端の灰白色部の割合も大きく、翼もまだ生え揃っていないようでした。






こちらはその近くにいた別個体。背中側は見えませんが、尾が長く、先端の灰白色部の割合も小さいことから成鳥ではないかと思われます。


今日は自宅近くの貯水池堰堤で目にしたセッカの幼鳥をご紹介しましたが、当地では毎年、草丈が伸びる秋口に子育てが行われており、今回目にした幼鳥も当地で繁殖した個体と思われます。漂鳥であるセッカはこののち寒さの深まりとともに、親子ともども暖かい場所に移動していくものと思われます・・・
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突然、遊歩道近くのススキにとまったセッカ。よく見ると、まだ巣立って間がないようで、尾が短く、先端の灰白色部の割合も大きく、翼もまだ生え揃っていないようでした。






こちらはその近くにいた別個体。背中側は見えませんが、尾が長く、先端の灰白色部の割合も小さいことから成鳥ではないかと思われます。


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ルリビタキの幼鳥
ルリビタキのメス
昨日の続きで、今日は同じく高原の森で目にしたルリビタキ(Red-flanked Bluetail)のメスと思われる個体をご紹介します。
昨日のオスと同じ遊歩道脇で目にしたルリビタキのメスと思われる個体。オスは額から体上面が美しい青色なのに対し、メスは腰から尾だけが青色で、脇の橙色もオスに比べやや鈍いのが特徴と言われています。




こちらは上記個体より尾の青色が薄いことからメスの若い個体と思われます。


今日はルリビタキのメスと思われる個体をご紹介しましたが、メスとオスの若い個体は外見上、非常によく似ているため、識別が大変難しい鳥の一つと言えます・・・
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昨日のオスと同じ遊歩道脇で目にしたルリビタキのメスと思われる個体。オスは額から体上面が美しい青色なのに対し、メスは腰から尾だけが青色で、脇の橙色もオスに比べやや鈍いのが特徴と言われています。




こちらは上記個体より尾の青色が薄いことからメスの若い個体と思われます。


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