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オオモズ(旧名称)の幼鳥

飛島探鳥の続きで、今日はオオモズ(旧名称)の幼鳥をご紹介します。

従来、オオモズ(Great grey shrike)はユーラシア大陸北部やインド中部、アフリカの中部で繁殖し、冬季、南方に渡って越冬する体長24~25cmのモズ科モズ属の鳥として18亜種に分類されていましたが、近年IOC(国際鳥類学会議)では、オオモズ(Great grey shrike)から①Northern Shrike(和名なし:5亜種)、②Iberian Grey Shrike(ミナミオオモズ:亜種なし)を別種として分類しています。その結果、サハリン、千島列島で繁殖し、冬季、日本には冬鳥または旅鳥として渡来する従来の亜種オオモズはNorthern Shrikeの1亜種(Lanius borealis bianchii)となっています。

そんな亜種オオモズ(旧名称)ですが、渡りの途中島に立ち寄ってくれたようで、海岸線の灌木周辺を動き回っていました。この個体は全体に体色が鈍く、大雨覆、三列風切が幼羽で、体下面には鱗模様が見られることから第1回冬羽と思われます。

オオモズ20201112-2

オオモズ20201112-10

オオモズ20201112-11

オオモズ20201112-12

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今日は渡りの途中島に立ち寄った亜種オオモズ(旧名称)の第1回冬羽と思われる個体をご紹介しましたが、従来のGreat grey shrikeの和名はオオモズのままで、亜種オオモズの属する別種Northern Shrikeは和名なしとなっており、種と亜種名が食い違うという不整合がおきています。早くすっきりとした和名を付けてほしいと願うものです・・・


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