ニシオジロビタキ
飛島探鳥の続きで、今日はニシオジロビタキをご紹介します。
ニシオジロビタキ(Red-Breasted Flycatcher)はヨーロッパ北部、中部からロシア西部、イランにかけて繁殖し、冬季にインド、パキスタンなどに渡り越冬する体長11~12cmのヒタキ科キビタキ属の鳥ですが、日本では数少ない旅鳥または冬鳥として毎年各地で記録があり、その多くはメスのことが多いようです。なお、ニシオジロビタキはかってはロシアからモンゴル北部、中国北東部にかけて繁殖し、冬季に東南アジアからボルネオにかけて越冬し、日本には少数が渡来するオジロビタキ(Taiga Flycatcer)の別亜種とされていましたが、現在、IOC(国際鳥類学会議)では別種としています。
松の木の中を飛び回っていたニシオジロビタキ。この個体は大雨覆には幼羽が残り、喉から胸にかけてはオレンジ色が見られないことから第1回冬羽と思われます。別種オジロビタキの第1回冬羽も本種とよく似ていますが、体下面がやや暗い灰褐色で、下嘴も黒色(ニシオジロビタキは淡黄褐色)であることで識別できます。



こちらは別の場所で目にしたニシオジロビタキ。この個体も大雨覆には幼羽が残っていることから第1回冬羽と思われますが、腮ら胸にかけてうっすらとオレンジ色みが見られることからオスの可能性も考えられます。





今日は移動の途中、島に立ち寄ったニシオジロビタキの第1回冬羽と思われる個体をご紹介しましたが、ご参考までに以前、関西とインドで目にしたオス成鳥とモンゴルで目にした別種オジロビタキのオス成鳥をご紹介します。
ニシオジロビタキ(関西)
ニシオジロビタキ(インド)
オジロビタキ(モンゴル)
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ニシオジロビタキ(Red-Breasted Flycatcher)はヨーロッパ北部、中部からロシア西部、イランにかけて繁殖し、冬季にインド、パキスタンなどに渡り越冬する体長11~12cmのヒタキ科キビタキ属の鳥ですが、日本では数少ない旅鳥または冬鳥として毎年各地で記録があり、その多くはメスのことが多いようです。なお、ニシオジロビタキはかってはロシアからモンゴル北部、中国北東部にかけて繁殖し、冬季に東南アジアからボルネオにかけて越冬し、日本には少数が渡来するオジロビタキ(Taiga Flycatcer)の別亜種とされていましたが、現在、IOC(国際鳥類学会議)では別種としています。
松の木の中を飛び回っていたニシオジロビタキ。この個体は大雨覆には幼羽が残り、喉から胸にかけてはオレンジ色が見られないことから第1回冬羽と思われます。別種オジロビタキの第1回冬羽も本種とよく似ていますが、体下面がやや暗い灰褐色で、下嘴も黒色(ニシオジロビタキは淡黄褐色)であることで識別できます。



こちらは別の場所で目にしたニシオジロビタキ。この個体も大雨覆には幼羽が残っていることから第1回冬羽と思われますが、腮ら胸にかけてうっすらとオレンジ色みが見られることからオスの可能性も考えられます。





今日は移動の途中、島に立ち寄ったニシオジロビタキの第1回冬羽と思われる個体をご紹介しましたが、ご参考までに以前、関西とインドで目にしたオス成鳥とモンゴルで目にした別種オジロビタキのオス成鳥をご紹介します。
ニシオジロビタキ(関西)
ニシオジロビタキ(インド)
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