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ライチョウの親子

避暑を兼ね少しばかり足を伸ばし標高の高い山に行ってきましたので、今日はその時目にしたライチョウの親子をご紹介します。

ライチョウ(Rock Ptarmigan)は北極を中心とした周極地方に分布するキジ科ライチョウ属の鳥で、分布域により全部で23亜種に分類されており、その内、日本の本州だけに隔離分布する亜種ライチョウが留鳥として北アルプス、南アルプスなど標高2,500m以上の高山帯に分布し、冬季は亜高山帯に移動することが知られています。なお、北海道に留鳥として分布するエゾライチョウはキジ科エゾライチョウ属の一種で、ライチョウとは分類上も少し離れています。

標高約2,700mのお花畑に姿を見せた夏羽のライチョウのメス。メスの夏羽は体上面と胸が黒色、黄褐色、白色のまだら模様で、翼など他の部分は白色なのが特徴です。

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雛を連れているのか、暫く周りの様子を伺っていましたが・・・

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その後少し移動したと思ったら、右側から可愛い幼鳥が現れました。

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右側の幼鳥を大きくトリミングしてみました。体こそまだかなり小さいですが、しっかりした足取りで母鳥の後に続いていました。

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更に真ん中あたりにも草の中から別の幼鳥が出てきました。

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今日は高山帯のお花畑で目にしたライチョウの親子をご紹介しましたが、通常メスは卵を5~10個程度産むとされ、孵化後4ヵ月程度メスは幼鳥を保護し、親鳥と同じ程度まで成長した後、親離れするとされています。今回目にしたのは孵化してまだ2週間程度と思われますが、この日、幼鳥は2羽しか目にすることができず、繁殖、子育ての難しさを改めて痛感することとなりました・・・


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ラッコの親子

道東シリーズの最後に、今日は霧多布岬で目にしたラッコの親子をご紹介します。

ラッコ(Sea Otter)は北アメリカ大陸から千島列島の沿岸にかけて生息する体長100~130cmのイタチ科ラッコ属に分類される哺乳類で、分布域により3亜種に分かれており、日本では千島列島からコマンドル諸島にかけて生息する基亜種ラッコ(Enhydra lutris lutris)が20世紀初頭にいったん絶滅したと思われていましたが、1980年代から北海道東部(道東)で再び目撃されるようになり、モユルリ島(根室市)、霧多布岬(浜中町)では繁殖も確認されているそうです。

霧多布岬の先端で目にしたラッコの親子。仰向けの母親の上に2頭の子供が甘えて掴まっていました。

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今日は愛らしいラッコの親子をご紹介しましたが、このあどけない顔や仕草を見ると、何とも愛らしいラッコですが、実はイタチ科の海獣で、普段は貝類や甲殻類、ウニ類などを食べているそうですが、時には魚類や海面で海鳥を捕殺することもあり獰猛な一面も併せ持っているようです・・・


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カワアイサ

道東探鳥の続きで、今日はカワアイサをご紹介します。

カワアイサ(Common Merganser)はユーラシア大陸中北部と北アメリカ北部で繁殖し、冬季はヨーロッパ、中央アジア、インド東部、中国東部、朝鮮半島、北アメリカ中部などに渡り越冬する体長約65cmのカモ科ウミアイサ属の鳥で、分布域により3亜種に分かれており、日本にはユーラシア大陸北部で繁殖し、冬季ユーラシア大陸南部で越冬する基亜種カワアイサ(Mergus merganser merganser)が冬鳥として九州以北に渡来し、北海道では留鳥として少数が繁殖することが知られています。またこれとは別に、中央アジアで繁殖する別亜種コカワアイサ(Mergus merganser orientalis)が北海道、神奈川県、福岡県で記録されているようです。

北海道では留鳥として少数が繁殖することが知られているカワアイサですが、この時期すでに繁殖は終わっているのか、入江の砂浜で数羽のメスが休んでいました。逆光のため鮮明な写真ではありませんが、証拠写真としてご紹介します。

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暖かい日差しを受けてくつろぐカワアイサのメス。

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北海道では留鳥として通年暮らし、春先に産卵、子育てをする亜種カワアイサですが、子育てはメスのみで行い、オスはその後どこかへ行ってしまうようで、今回目にしたのもすべてメスばかりでした。数年前の9月初旬、アラスカの海岸で亜種オオカワアイサの群れを目にしましたが、その時もおよそ20羽すべてメスばかりが行動を共にしていましたので、カワアイサには共通する行動様式があるのではないかと勝手に推測してしまいました。ご参考までに当時のブログをご紹介します・・・

亜種オオカワアイサ(アラスカ)


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アマツバメ

道東探鳥の続きで、今日はアマツバメをご紹介します。

アマツバメ(Pacific Swift)は夏季にシベリア、チベットからカムチャッカ半島、中国、日本、台湾にかけて繁殖し、冬季は東南アジアやオセアニアで越冬する体長約20cmのアマツバメ科アマツバメ属の鳥で、分布域により2亜種に分かれており、日本には夏季にシベリアからカムチャッカ半島、中国北部、日本で繁殖し、冬季、インドネシア、メラネシア、オーストラリアにかけて越冬する基亜種アマツバメ(Apus pacificus pacificus)が夏鳥として九州以北に渡来し、渡りの時期には全国を通過し比較的よく見られることで知られています。

岬の先端を群れで飛んでいたアマツバメ。この日はたくさんの虫が湧いており、この虫を求めて群れになって飛んでいたものと思われます。

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近くを飛んだ1羽を大きくアップ。アマツバメは翼が細い三日月形の鎌形で、尾はやや長く尖った燕尾、腰は白く、体下面には黒褐色の鱗状斑があるのが特徴で、青空の中ではとても美しく見えます

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アマツバメの食性は動物食で空中の昆虫類を飛びながら食べるため、高速で長時間飛翔するのに適した体型となっており、逆に地面に降りると脚で歩いたり羽ばたいて飛び立ったりできないため、岸壁等にしがみ付いてぶら下がるように止まるほか、交尾や睡眠も飛びながら行なうこともあるなど、他の鳥類と比べかなり異なった行動パターンをとることが知られています・・・


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繁殖地のアリスイ

道東探鳥の続きで、今日はアリスイをご紹介します。

アリスイ(Eurasian Wryneck)はヨーロッパから極東アジアの中緯度地域で繁殖し、冬季、北東アジア、南アジア、東南アジア、アフリカに渡り越冬する体長約18cmのキツツキ科アリスイ属の鳥で、分布域により6亜種に分かれており、従来、日本では夏鳥として北海道と東北地方の一部に渡来し、冬季は本州中部以西で越冬する亜種アリスイ(Jynx torquilla japonica)のほか、亜種シベリアアリスイ(Jynx torquilla chinensis)も渡来するとされていましたが、現在、IOC(国際鳥類学会議)では亜種Jynx torquilla japonicaを亜種Jynx torquilla chinensisに吸収させ同一亜種としています。

草原の灌木の中でかすかに動いている小鳥を発見。よく見ると全身灰褐色で、体の模様が枝に溶け込み、肉眼ではなかなか見つけにくいアリスイでした。アリスイはペアと思われる2羽で一緒に行動しているようでしたが、写真に撮れたのはこの1羽だけでした。

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今日は日本では夏鳥として北海道と東北地方の一部に渡来する亜種アリスイ(旧)をご紹介しましたが、亜種が統一された今、和名としては従来の亜種シベリアアリスイが亜種アリスイに名称変更されるのでしょうか・・・


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亜種エゾアカゲラ?

道東探鳥の続きで、今日は亜種エゾアカゲラ?をご紹介します。

アカゲラ(Great spotted Woodpecker)はヨーロッパ、北アフリカの一部、ロシア、モンゴル、オホーツク、カムチャッカ半島、中国北東部、朝鮮半島、日本、ミャンマー、インドシナ半島北部に分布する体長約24cmのキツツキ科アカゲラ属の鳥ですが、最新の分類では24亜種に分類されており、日本では従来、①北海道に分布する亜種エゾアカゲラ、②本州、四国に分布する亜種アカゲラ、③シベリア西部から中国北東部、モンゴル北部に分布する亜種ハシブトアカゲラの3亜種の記録がありましたが、最新のIOC分類では②亜種アカゲラが①亜種エゾアカゲラに吸収され、学名はDendrocopos major japonicus、分布域もシベリア南東部から中国北東部、朝鮮半島、日本の北部、中部に分布となっています。

海岸線近くで目にした亜種エゾアカゲラのオス。雌雄ほぼ同色ですが、オスは後頭が赤いのが特徴で、亜種エゾアカゲラは体下面が本州、四国に分布する亜種アカゲラ(旧)より白っぽい傾向にあるとされています。

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今日は亜種エゾアカゲラのオスをご紹介しましたが、前述しましたように最新のIOC分類では亜種アカゲラが亜種エゾアカゲラ(Dendrocopos major japonicus)に吸収されていることから、今後、本州、四国に分布する従来の亜種アカゲラは亜種エゾアカゲラとなってしまいますが、今後、和名の変更はあるのでしょうか・・・


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亜種エゾオオアカゲラ

道東探鳥の続きで、今日は亜種エゾオオアカゲラをご紹介します。

オオアカゲラ(White-backed Woodpecker)はヨーロッパ東部、スカンジナビア南部、コーカサス、シベリア南部、モンゴル、中国東北部、ウスリー地方、朝鮮半島、樺太、日本、台湾、中国東南部などに幅広く生息する体長約28cmのキツツキ科アカゲラ属の鳥で、分布域により12亜種に分けられており、そのうち、日本では4亜種(エゾオオアカゲラ、オオアカゲラ、ナミエオオアカゲラ、オーストンオオアカゲラ)が 留鳥として周年生息し、北海道では固有亜種エゾオオアカゲラ(Dendrocopos leucotos subcirris)が分布していることが知られています。

ネイチャセンターの森で目にした亜種エゾオオアカゲラのオス。オオアカゲラは頭頂が赤く、嘴もアカゲラより少し長いのが特徴で、中でも亜種エゾオオアカゲラは頬や体下面は亜種オオアカゲラより白っぽく、背の白色斑はより大きいとされています。

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今日は当地で繁殖していると思われる北海道の固有亜種エゾオオアカゲラをご紹介しましたが、背の白色斑が亜種オオアカゲラに比べ少し大きい点を除いては、見た目には亜種オオアカゲラと大変よく似ていました・・・


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久し振りのチョウゲンボウ

今日は地元の貯水池にやって来たチョウゲンボウをご紹介します。

チョウゲンボウ(Common Kestrel)はユーラシア大陸とアフリカ大陸に広く分布する体長33~39cmのハヤブサ科ハヤブサ属の猛禽ですが、分布域により11亜種に分類されており、日本では①ヒマラヤから日本、インドシナにかけて繁殖し、冬季、東アジア、南アジア、フィリンピンに渡り越冬する亜種チョウゲンボウ(Falco tinnunculus interstinctus)が主に北海道、本州中部以北で繁殖(西日本では主に冬鳥)しているほか、②シベリア北東部、中国北東部、朝鮮半島で繁殖する亜種チョウセンチョウゲンボウ(Falco tinnunculus perpallidus)が冬季、稀に渡来することが知られています。

最近草刈りが行われた貯水池堰堤では餌の昆虫を食べに久し振りにチョウゲンボウが姿を見せてくれました。こちらは水を飲みに水辺にやって来たチョウゲンボウですが、眼瞼輪や蝋膜の黄色はまだ薄く、昨年生まれのメスの若鳥ではないかと思われます。

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水を飲み終えると、飛び上がり・・・

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飛び出していきました。

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秋から冬にかけよく姿を見せてくれていたチョウゲンボウですが、夏草が刈られたこの時期、久し振りに姿を見せてくれました。鳥枯れのこの時期、暫く楽しませてくれそうです・・・


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雛を見守るアオバズクの親鳥

昨日の続きで、今日は雛たちを見守っていたアオバズク(Northern Boobook)の親鳥たちをご紹介します。

こちらは雛たちの近くでそっと見守っていた母親と思われるアオバズク。

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時折、翼を少し広げストレッチしていました。

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こちらは雛たちの隣の木で少し離れて見守っていた親鳥。恐らく父親と思われます。

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今日は巣立ち雛たちを近くでそっと見守っていたアオバズクの親鳥をご紹介しましたが、この先、雛たちが自立できるようになるまで、彼らの子育ては続くものと思われます・・・


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アオバズクの巣立ち雛

アオバズクの雛が巣立ったとの情報をいただき、愛らしい雛たちを見に行ってきました。

アオバズクはかってはインド、スリランカから中国、シベリア、朝鮮半島、日本、台湾、東南アジア、スマトラ、ジャワ、ボルネオ、フィリピンなどにかけて広く分布するフクロウ科アオバズク属の旧称アオバズク(Brown Hawk-owl)の亜種として分類されていましたが、近年、シベリア北東部、中国東部、朝鮮半島、日本、台湾に分布する3亜種が別種アオバズク(Northern Boobook)として、また、フィリピンおよびフィリピン周辺に分布する複数の亜種がそれぞれ別種として分離されており、日本では①朝鮮半島南部、日本で繁殖する基亜種アオバズク(Ninox japonica japonica)が夏季に九州以北に繁殖のため飛来するほか、②南西諸島、台湾で繁殖する亜種リュウキュウアオバズク(Ninox japonica totogo)が奄美大島以南の南西諸島で留鳥として周年生息しています。

地元の神社で目にした2羽の亜種アオバズクの巣立ち雛。

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それぞれをアップしてみました(右側の雛)。雛はまだ体下面に綿羽が残っているのが分かります。

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左側の雛をアップ

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今日はかっての旧称アオバズク(Brown Hawk-owl)から分離したアオバズク(Northern Boobook)3亜種の一つ、基亜種アオバズク(Ninox japonica japonica)の巣立ち雛をご紹介しましたが、雛たちは当地で育てられた後、越冬地であるフィリピンやインドネシアに渡っていくものと思います・・・


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コヨシキリ

道東探鳥の続きで、今日はコヨシキリをご紹介します。

コヨシキリ(Black-browed reed warbler)は夏季はモンゴル東部、ロシア南東部から中国東部、日本にかけて繁殖し、冬季は東南アジアで越冬する体長約14cmのヨシキリ科ヨシキリ属の鳥で、日本には九州以北の高原などに夏鳥として飛来しますが、繁殖地は局地的であるようです。

湿原の灌木で独特の鳴き声で囀っていたコヨシキリ。鳴き声はオオヨシキリにも似ていますが、オオヨシキリほど大声ではなく、鳴き方もより複雑なため、あまりうるさいといった感じは受けません。なお、英名は眉斑の上部に黒い筋模様が入ることから名付けられたものと思われます。

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こちらは海岸線の草地で囀っていたコヨシキリ

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日本には夏鳥として渡来するコヨシキリですが、繁殖地は局地的で、地元近くでもごく限られた高原地帯でしか見るこができず、低地で見るのはほとんどがオオヨシキリです。一方、ここ北海道ではほとんどがコヨシキリであり、やはり彼らにとって北海道の気候風土が繁殖に適しているためと思われます・・・


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ノビタキの親子

道東探鳥の続きで、今日はノビタキをご紹介します。

従来、ノビタキ(Common Stonechat)はユーラシア大陸、アフリカで広く繁殖し、冬季はアフリカ北部、中近東、インド、東南アジアで越冬する体長約13cmのヒタキ科ノビタキ属の鳥として、分布域により全部で24亜種に分類されていましたが、現在、IOC(国際鳥類学会議)では①ヨーロッパノビタキ(European Stonechat:2亜種)、②シベリアノビタキ(仮称)(Siberian Stonechat:5亜種)、③ニシノビタキ(African Stonechat:13亜種)、④ノビタキ(Stejneger's Stonechat:亜種なし)などに別種として分離させており、日本にはシベリア南東部からモンゴル東部、中国北東部、朝鮮半島、日本で繁殖するノビタキ(Stejneger's Stonechat)が夏鳥として渡来し、繁殖を終えたあとは東南アジア(主にマレー半島)に渡り越冬するとされています。

海岸線の草地で目にしたノビタキのオス。子育て真っ最中のようで、幼鳥に餌を持ってきたようです。

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こちらは近くにいたメス

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こちらは巣立って間がないと思われる愛らしい幼鳥

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今日は子育て真っ最中のノビタキをご紹介しましたが、それにしても生まれて間がないと思われる幼鳥は愛らしく、見ていて微笑ましくなりました・・・


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繁殖地のオオジュリン

道東探鳥の続きで、今日はオオジュリンをご紹介します。

オオジュリン(Common Reed Bunting)は夏季にユーラシア大陸の中~高緯度地域で繁殖し、冬季はアフリカ大陸北部やユーラシア大陸南部へ南下し越冬する体長約16cmのホオジロ科ホオジロ属の鳥で、分布域により19亜種に分かれており、日本ではシベリア中南部、モンゴル北東部からカムチャッカ半島、千島列島、北日本、中国北東部にかけて繁殖し、冬季は南下し越冬する亜種オオジュリン(Emberiza schoeniclus pyrrhulina)が夏季に北海道と東北地方で繁殖し、冬季に本州以南に南下し越冬することが知られています。

そんなオジュリンですが、当地は繁殖地であり、頭部が真っ黒な夏羽のオスが海岸近くの草地で盛んに囀っていました。

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秋冬は地元近くでも渡り途中や越冬個体を目にするオオジュリンですが、繁殖地である北海道、頭の真っ黒な夏羽のオスの囀りをしっかり楽しむことができました・・・


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夏羽のベニマシコ

道東探鳥の続きで、今日はベニマシコをご紹介します。

ベニマシコ(Long-tailed Rosefinch)はロシアから中国、、北朝鮮、韓国、日本、モンゴル、カザフスタン、チベットにかけて分布する体長約15cmのアトリ科オオマシコ属(ベニマシコ属から移動)の鳥で、分布域により5亜種に分かれており、日本ではサハリン、千島列島、北海道、青森県下北半島で繁殖する亜種ベニマシコ(Carpodacus sibiricus sanguinolentus)が夏鳥として渡来し、冬季は本州以南へ渡り越冬することが知られています。

海岸線の草地で目にしたベニマシコの夏羽のオス。全身ほぼ深紅色ですが、頭頂、喉から頬は淡紅白色なのが特徴です。

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こちらは原生花園で目にした同じく夏羽のオス。

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今日は繁殖地のベニマシコをご紹介しましたが、当地で子育てを終えた後、秋の訪れとともに越冬地である本州以南に渡り、再び私たちの目を楽しませてくれるものと思われます・・・


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繁殖地のノゴマ

道東探鳥の続きで、今日はノゴマをご紹介します。

ノゴマ(Siberian Rubythroat)は夏季にシベリア、モンゴル北部、中国、ロシア、北朝鮮、韓国、日本でなどで繁殖し、冬季は東南アジア、フィリピンなどで越冬する体長15~16cmのヒタキ科ノゴマ属の鳥ですが、分布域により3亜種に分かれており、そのうち日本にやって来るのは、カムチャッカ半島、千島列島、北海道などで繁殖し、冬季は東南アジアやフィリピンなどで越冬する亜種Calliope calliope camtschatkensisとされています。

いつもはハマナスやエゾシシウドが咲き乱れている岬の草原ですが、今年は寒さで開花も遅れているようで、こちらは彩の無い大きなアキタブキの葉にとまって囀っていたノゴマのオス。英名のごとく腮から喉のルビー色が紅一点目を引きます。

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こちらは原生花園で目にしたノゴマ。ここでもハマナスはまだ花をつけていませんでした。

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地元では秋の渡りのシーズンに通過する個体を探すのが楽しみの一つになっているノゴマですが、このような繁殖地では夏の間はごく普通に見ることができるため、有難味が少し薄くなってしまいます・・・


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シマセンニュウ

道東探鳥の続きで、今日はシマセンニュウをご紹介します。

シマセンニュウ(Middendorff's Grasshopper Warbler)は夏季は日本やサハリン、オホーツク海西岸部、カムチャツカ半島等で繁殖し、冬季はフィリピンやボルネオ島で越冬する体長約16cmのセンニュウ科Helopsaltes属(センニュウ属から分離)の鳥で、日本では夏季に繁殖のため北海道に渡来することが知られています。

岬の草原で盛んに囀っていたシマセンニュウ。眉斑は淡褐色で細く短く、体上面はオリーブ色みを帯びた褐色で、背に暗褐色の不明瞭な軸斑がありますが、体下面は白っぽく、全体的にすっきり見えるのが特徴です。

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咲き始めたエゾシシウドにとまったシマセンニュウ。

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エゾセンニュウ、マキノセンニュウとともに夏の北海道を代表するシマセンニュウですが、従来はセンニュウ科センニュウ属(Locustella属)に分類されていましたが、IOCの最新分類ではエゾセンニュウ、サハリンセンニュウ、オオセッカ、シベリアセンニュウ、ウチヤマセンニュウとともに新たにHelopsaltes属として分類され、マキノセンニュウは従来通りセンニュウ属にとどまっています・・・


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マキノセンニュウ

道東探鳥の続きで、今日はマキノセンニュウをご紹介します。

マキノセンニュウ(Lanceolated Warbler)は夏季はヨーロッパ北部からシベリア東部、中国北東部、サハリン、千島列島南部、北海道などで繁殖し、冬季は東南アジア、フィリピン、大スンダ列島にかけて越冬する体長約12cmのセンニュウ科センニュウ属の鳥で、分布域により2亜種に分かれており、日本ではサハリン、千島列島南部、北海道などで繁殖し、冬季、東南アジアにかけて越冬する亜種マキノセンニュウ(Locustella lanceolata hendersonii)が繁殖のため北海道、北方領土に渡来することが知られています。

広大な湿原内の小さな灌木にとまったマキノセンニュウ。全身褐色で、額から背、頬、頸部、胸から脇に黒褐色の縦斑があるのが特徴です。なお、和名は牧野(牧草地)に生息することに由来するそうです。

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こちらは「チリチリチリチリ・・・」という独特な虫のような声で囀っていた同じ個体。

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夏の北海道にやって来るセンニュウ科の鳥、3種の中では①シマセンニュウが比較的見やすい鳥として知られており、②マキノセンニュウは鳴き声はすれどなかなか姿を見せない鳥、③そしてエゾセンニュウに至っては大きな声で近くで鳴いていてもほとんど姿が見られないという難易度の高い鳥として知られてます。そんな比較的難易度の高いマキノセンニュウですが、今回幸いにもその特徴ある姿を何度も見ることができました・・・


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近くにとまったカッコウ

道東探鳥の続きで、今日はカッコウをご紹介します。

カッコウ(Common Cuckoo)は夏季にユーラシア大陸とアフリカ北西部にかけて広く繁殖し、冬季、アフリカ南部や南アジア、東南アジアに渡り越冬する体長約35cmのカッコウ科カッコウ属の鳥で、分布域により4亜種に分かれており、日本にはヨーロッパから中東、カムチャッカ半島、中国北部、日本にかけて繁殖し、冬季アフリカ南部と南アジアに渡り越冬する基亜種カッコウ(Cuculus canorus canorus)が夏鳥として5月ごろに渡来することが知られています。なお、日本にやって来るカッコウ属の中では最も大きく、体上面は明るい青灰色でツツドリやホトトギスよりも淡く、腹部の黒褐色の横斑はツツドリやホトトギスよりも細く、間隔も狭いものが多いようです。

細く突き出た半島の草地にやって来たカッコウ。托卵相手の巣の偵察なのでしょうか、草地を低く飛び交っていました。この日は陽炎が立っており、なかなかピントが来ません・・・

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他のカッコウ類同様、托卵することにより他の鳥に子育てしてもらっているカッコウですが、日本ではオオヨシキリ、ヨヨシキリ、ホオジロ、モズ等の巣に托卵することが多いようですが、ここ北海道ではノビタキやコヨシキリ、アオジなどの巣を狙うことが多いそうです・・・


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オオジシギのディスプレイフライト

昨日の続きで、今日はオオジシギ(Latham's Snipe)のディスプレイフライトをご紹介します。

オオジシギのオスは縄張り内を鳴きながら飛翔した後、尾羽を広げて羽音を立てながら急降下するという独特の求愛行動を繰り返し行うことで知られています。そんなオオジシギが岬の草地で何度となくディスプレイフライト見せてくれました。「ズビャークズビャーク」と大声で鳴きながら上空を飛んでいたオオジシギ。

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20220613オオジシギ-9

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縄張り内で飛翔を繰り返した後、最後はこのように尾羽を広げ・・・

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ジェット機のような羽音を立てて急降下していきます。

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20220613オオジシギ-11

こちらはペアなのでしょうか、2羽で仲良く上空を飛んでいたオオジシギ。

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今日はオオジシギのディスプレイフライトをご紹介しましたが、地元の方々もこの賑やかな鳴き声やジェット機のような羽音を聞くといよいよ夏がやって来たことが実感できると話されていました・・・


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オオジシギ

道東探鳥の続きで、今日はオオジシギをご紹介します。

オオジシギ(Latham's Snipe)は夏季にシベリア東部と日本で繁殖し、冬季、オーストラリア東部へ南下し越冬する体長約30cmのシギ科タシギ属の鳥で、日本では北海道と九州以北の高原に夏鳥として渡来し、春秋の渡りの時期には各地で記録されています。

岬の草原で「ズビャーク、ズビャーク」と独特の大きな声で鳴いていたオオジシギ。日本で見られるタシギ属の中ではアオシギ(体長31cm)に次いで2番目の大きさで、夏羽では最も淡色に見える傾向にあるようです。

20220618オオジシギ20

20220618オオジシギ22

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20220618オオジシギ24

こちらは別の場所にとまっていたオオジシギ

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飛び出しました・・・

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今日は北海道の夏の風物詩とも言えるオオジシギをご紹介しましたが、岬の草原ではこの時期、至るところで「ズビャーク、ズビャーク」という独特の鳴き声を楽しむことが出来ました・・・・


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タンチョウ

道東探鳥の続きで、今日はタンチョウをご紹介します。

タンチョウ(Red-crowned Crane)は夏季にシベリア北東部、中国北東部、北海道などで繁殖し、冬季になると朝鮮半島、長江下流域ヘ南下し越冬する体長約145cmのツル科ツル属の鳥で、北海道とユーラシアの個体群があり、日本では主に北海道東部の釧路湿原などで繁殖し、留鳥として生息しています。

早朝、汽水湖の湖畔で目にした頭頂の裸出部が赤いタンチョウの成鳥。

20220613タンチョウ1

やがて去年生まれた子でしょうか、親のうしろにやって来ました。

20220613タンチョウ10

こちらは別の汽水湖畔で目にしたタンチョウの若鳥。一般に成熟期までは3~4年かかると言われていますが、こちらの個体は頭頂の赤色部や羽衣の黒色部がまだ鈍く、左側の個体は2年目、右側の個体も3年目ぐらいでしょうか・・・

20220614タンチョウ-1

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一般に子育て中のタンチョウは非常にナーバスで、なかなか近くにはやってこないと言われていますが、今回は昨年生まれの子供や生後2~3年目の若鳥たちであり、比較的近くで目にすることができました・・・


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残雪バックのオジロワシ

昨日に続き、今日は残雪の山バックのオジロワシ(White-tailed Eagle)をご紹介します。

野付半島の海岸線を車を走らせていた時、防波堤にとまっているオジロワシを発見。そっと近くの駐車スペースに停車し撮影したのが以下のシーンです。幸い遠くには知床半島の残雪の山々が聳え立っており、撮影場所を移動し何とか残雪の山バックを撮ることができました。

20220614オジロワシ-1

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20220614オジロワシ-2

20220614オジロワシ-3

今日は残雪の山バックのオジロワシをご紹介しましたが、初夏の日差しの強い中、残雪バックのオジロワシはなかなか絵になります・・・


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海岸線のオジロワシ

昨日に続き、今日は海岸線で目にしたオジロワシ(White-tailed Eagle)をご紹介します。

海岸近くの原生花園で探鳥していた時、遠くの海岸線を飛んでいるオジロワシを発見。急いでカメラを向けました。この個体は尾の先端などに黒斑が残ることから3~4年目ぐらいと思われます。

20220613オジロワシ-12

その後、海岸線の草地に着地するようで低く下りてきました。

20220613オジロワシ-13

20220613オジロワシ-14

直地した直後、もう1羽の別のオジロワシが近くを通過

20220613オジロワシ-15

こちらは直地したオジロワシ。頭部は淡褐色でクリーム色を帯びています。

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今日は海岸線を飛んでいたオジロワシをご紹介しましたが、海岸線とオジロワシはよく似合います・・・


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カレイを捕えたオジロワシ

道東探鳥の続きで、今日はオジロワシをご紹介します。

オジロワシ(White-tailed Eagle)はユーラシア大陸北部、グリーンランドなどで繁殖し、冬季になると中国東部、インド、ペルシャ湾周辺に南下し越冬するほか、東ヨーロッパや西アジア、中国北東部などでは周年生息する体長76~98cmのタカ科オジロワシ属の猛禽で、分布域により2亜種に分かれており、日本ではユーラシア大陸北部を中心に広く分布する基亜種オジロワシ(Haliaeetus albicilla albicilla)が冬季に冬鳥として北日本に飛来するほか、北海道北東部では周年生息する個体もいることが知られています。

潮の引いた汽水湖でカレイを掴んで近くにやって来た基亜種オジロワシ。オジロワシは6年目の冬でほぼ成鳥になるとされていますが、この個体は頭部から胸は淡褐色で、嘴も黄色みを帯びていますが、尾の先に黒斑が残ることから4~5年目の亜成鳥ではないかと思われます。

20220613オジロワシ1

20220613オジロワシ3

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20220613オジロワシ10

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離れた場所でゆっくりと食べるためか、カレイを口に咥え飛び出していきました・・・

20220613オジロワシ16

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今日は間近で目にしたオジロワシをご紹介しましたが、トビより一回り大きい大型猛禽はやはり迫力満点です・・・


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羽角を立てたシマフクロウ

昨日の続きで、今日はシマフクロウ(Blakiston's Fish Owl)が羽角(うかく)を立てたシーンをご紹介します。

フクロウ類では一般的に、①耳のように見える羽角(うかく)のない種をフクロウ、②羽角のある種をミミズクと呼ぶようですが、フクロウとミミズクの区別はまったく便宜的なものであり、この羽角は単なる飾羽で、近縁種の中でも発達していたり、していなかったりするものがあるようです。シマフクロウは名前からしても普段はあまり耳を立てないことからフクロウの名が付けられたものと思われますが、今回たまたま羽角を立てたシーンを目にしましたので、ご紹介したいと思います。

朝方近く、雛たちに与えるオショロコマを捕りにやって来たシマフクロウのオスですが・・・

20220615シマフクロウ50

カラスが近くの木にやって来たためか、急に羽角を立てカラスのほうを振り向きました。

20220615シマフクロウ54

ピント立てた羽角ですが、意外と長いのに驚かされます。

20220615シマフクロウ55

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20220615シマフクロウ65

そして、カラスに邪魔されないうちにオショロコマを捕ろうと思ったのか、生簀の中を覗き込み・・・

20220615シマフクロウ60

急いで飛び込みました。

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普段は何匹も捕った後、口と足の両方で獲物を運ぶシマフクロウですが、この時は余程カラスが気になっていたようで、1匹のオショロコマだけを足で掴み雛のもとに帰っていきました。

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普段はほとんど羽角を立てないシマフクロウですが、本来は警戒心が強く、このように危険が迫ったりした場合は羽角を立てるようで、今回偶然ではありましたが、このような貴重なシーンを目にすることができました・・・


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シマフクロウの飛び出し

昨日の続きで、今日はシマフクロウ(Blakiston's Fish Owl)の飛び出しシーンをご紹介します。

こちらは左足に金色の足環があるペアのオス。雛たちに魚を運ぶとき、通常は口や足に魚を掴んで飛び出すことが多いそうですが、この時は朝方でカラスが近くに来ていたため口に咥える余裕がなく、足で掴んだまま飛び出したようです。

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こちらは両足に足環がない若いメス。こちらは魚を口に咥えて飛び出しました。

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今日は雛に与えるオショロコマを持って飛び出していったシマフクロウのペアをご紹介しましたが、毎年繰り返されるシーンではありますが、雛たちには無事に育ってほしいものです・・・


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シマフクロウのペア

繁殖地の鳥たちに会いたくて、初夏の道東に出かけてきましたので、今日から暫くの間、当地で目にした鳥たちをご紹介します。最初は日本産フクロウ類最大のシマフクロウです。

シマフクロウ(Blakiston's Fish Owl)はシベリア北東部、中国北東部から日本の北海道にかけて分布する体長63~70cmのフクロウ科ワシミミズク属の鳥で、分布域により2亜種に分かれており、日本にはサハリン、千島列島から北海道にかけて分布する基亜種シマフクロウ(Bubo blakistoni blakistoni)が主に北海道東部、北方領土の森に留鳥として棲んでいます。英名からも分かるように魚を主食としていますが、数が少なく、現在その生息数は約70つがい160羽程度と言われ、絶滅のおそれが最も高い絶滅危惧ⅠA類に指定されています。

今日ご紹介するのは、当地で子育て中のペアで、周りがすっかり暗くなりかけたころ、獲物の魚を求めて川畔の生簀にやって来ました。左側は先にやって来たオスで、右側の翼を広げて降りてきたのはペアの若いメスです。

20220615シマフクロウ1

20220615シマフクロウ2

20220615シマフクロウ4

オスの方は先に魚を食べていたこともあり、後でやって来たメスに場所を譲りました。

20220615シマフクロウ8

20220615シマフクロウ12

その後、オスの方は再び生簀に飛び込み

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獲物のオショロコマを捕まえた後

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雛たちに与える魚を口と足に掴んで

20220615シマフクロウ18

飛び出して行きました・・・

20220615シマフクロウ21

絶滅危惧ⅠA類に指定されている希少種シマフクロウですが、これまでの数々の保護活動の結果、つがい数もここ数年で10つがい程増えてきたそうですが、巣立ちしても分散できる河畔林が少ないうえ、無事につがいになっても子育てできるほどの餌のある場所は限られており、繁殖に失敗するつがいも多いと言われています・・・


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子育て中のツミ

今日は地元の都市公園で子育てをしているツミをご紹介します。

ツミ(Japanese Sparrowhawk)は夏季にモンゴル、ロシア極東部、中国東部、朝鮮半島、日本で繁殖し、冬季は東南アジアやフィリピン、インドネシアに南下し越冬する体長27~30cmのタカ科ハイタカ属の鳥で、分布域により3亜種に分かれており、日本では①中国北東部、ロシア極東部、日本で繁殖し、冬季、フィリピン、インドネシアに渡り越冬(温暖な地域では留鳥)する基亜種ツミ(Accipiter gularis gularis)、②八重山諸島に留鳥として分布する亜種リュウキュウツミ(Accipiter gularis iwasakii)の2亜種が分布することが知られています。

親から餌をもらうためか、巣の近くの枝にとまっていたツミの幼鳥。虹彩は緑黄色で、頭頂から体上面は暗黒灰色で羽縁が橙褐色。胸は暗灰褐色の縦斑で、腹以下は横斑で、中央部はハート型なのが特徴です。

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幼鳥は最初4羽いたそうですが、そのうち1羽は落鳥し、もう1羽は最近姿を見かけないということで、現在は2羽が親から餌をもらうために巣の近くにいるということでした。こちらは別の幼鳥。

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こちらは幼鳥たちの様子を見にそっと近くにやって来た母親。

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その後、獲物を持って巣にやって来た母親(中央)。左の幼鳥は一人で獲物を引きちぎって食べていましたが、右側の幼鳥はまだ幼いようで、親から肉片をもらっていました。

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今日は地元の都市公園で子育て中のツミの親子をご紹介しましたが、都市部ではオオタカと同じく、公園等の緑化に伴い繁殖例も増加しているようで、比較的身近で見られる猛禽になっています・・・


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ヨシゴイの飛翔シーン

ヨシゴイ(Yellow Bittern)の飛翔シーンが見たくて久し振りに地元エリアの沼を訪れましたが、既に雛が孵っているようで、葦の周囲ではたくさんのヨシゴイが飛び回っていました。

水面近くを低空飛翔していたヨシゴイ。頭頂が黒っぽく、胸の縦斑は淡茶褐色であることからオスと思われます。

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雛のところに行くのか、体を起こし着地体勢に入りました。

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今日はヨシゴイの飛翔シーンをご紹介しましたが、この時期のヨシゴイはいろいろなところから次々に飛び出してくるため、瞬間的にどの個体にフォーカスを合わせるのか迷ってしまいます・・・


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侵入コチドリへの追撃

今日は自宅近くの貯水池で目にした侵入コチドリ(Little Ringed Plover)への追撃シーンをご紹介します。

4羽の雛を無事に育て上げたコチドリのペアですが、そんな矢先、1羽の別のオスが縄張りに侵入し、メスにちょっかいを出し始めました。

20220603コチドリs1

それを見たペアのオス(右側)は侵入オスを威嚇し・・・

20220603コチドリs2

ペアで侵入オスを追い払おうとしますが、相手も簡単には退散しません。

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なかなか諦めない侵入オスを追撃するペアのオス。

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なかなか諦めない侵入オスを追い払おうとペアのオスも懸命に追撃し、時間にして30分近く続いていましたが、ようやく相手も諦めたのか、長い長い戦いも終焉を迎えたようです・・・


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