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マミジロタヒバリ

韓国・離島シリーズの続きで、今日はマミジロタヒバリをご紹介します。

マミジロタヒバリ(Richard's Pipit)は夏季にロシア南東部からキルギス、中国中部・南東部にかけて繁殖し、冬季に東南アジアにかけて越冬する体長約18cmのセキレイ科タヒバリ属の鳥で、日本では旅鳥または冬鳥として全国各地で記録がありますが、特に西日本や日本海側の島嶼、南西諸島での記録が多いようです。

そんなマミジロタヒバリですが、今回の滞在中何度も目にすることができました。こちらは海岸近くの荒れ地で目にしたマミジロタヒバリです。やや小さいコマミジロタヒバリ(体長約17cm)ともよく似ていますが、眉斑は太くて明瞭で、嘴もやや太くて丸みがあり、跗蹠は長く、後趾の爪は長くて直線的なのが特徴です。

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こちらは別の場所で目にしたマミジロタヒバリ。後趾の爪が長くて直線的なのがよく分かります。

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日本でも特に西日本や日本海側の島嶼、南西諸島での記録が多いマミジロタヒバリですが、今回の韓国の離島も渡りのルートにあたるようで、滞在中何度もその姿を確認することができました・・・


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イワミセキレイ

韓国・離島シリーズの続きで、今日はイワミセキレイをご紹介します。

イワミセキレイ(Forest wagtail)はロシア南東部、中国北東部から中国南東部にかけて繁殖し、冬季、インドからインドネシア、フィリンピンにかけて越冬する体長約16cmのセキレイ科イワミセキレイ属の鳥で、日本では数少ない旅鳥または冬鳥として、主に春秋の渡りの時期に全国各地に渡来しますが、今回の韓国の離島も同様に渡り途中の立ち寄ってくれたようです。

今回、日帰りで訪れた別の離島で目にしたイワミセキレイ。斜面の開けた草地に突然姿を見せてくれました。黒味を帯びた雨覆と先端の白色、そして特徴ある胸の黒帯がとても印象的です。

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英名のようにいつもは樹木の生い茂った比較的薄暗い場所で見ることの多いイワミセキレイですが、今回は渡り途中の立ち寄りということで島の開けた明るい場所に突然現れ、瞬間ではありましたがその美しい姿を楽しむことができました・・・


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亜種マミジロツメナガセキレイ

昨日の続きで、今日は同じく韓国の離島で目にした亜種マミジロツメナガセキレイをご紹介します。

ツメナガセキレイの亜種として従来Motacilla flava simillimaとして分類されていた亜種マミジロツメナガセキレイですが、現在、IOC(国際鳥類学会議)ではzaissanensis, angarensis、simillimaの3亜種を統合し、基亜種Motacilla tschutschensis tschutschensisとしています。

昨日の亜種ツメナガセキレイ同様、滞在中何度も目にした亜種マミジロツメナガセキレイ。頭部が青灰色で和名のように白い眉斑が印象的です。

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こちらは別個体

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こちらは頭部の青灰色が薄いことから若い個体でしょうか・・・

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こちらも別個体で同じく若い個体でしょうか・・・

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今日は滞在中何度も目にした亜種マミジロツメナガセキレイをご紹介しましたが、日本鳥類目録改訂第8版では亜種マミジロツメナガセキレイは亜種名Motacilla tschutschensis simillimaとして検討されており、最終的にどのような亜種名になるのか注目されます・・・


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亜種ツメナガセキレイ

韓国・離島シリーズの続きで、今日は亜種ツメナガセキレイをご紹介します。

従来、ツメナガセキレイ(Yellow Wagtail)は夏季にユーラシア大陸中部以北、アラスカで繁殖し、冬季はアフリカ大陸、ユーラシア大陸南部、インドネシアなどへ渡り越冬するセキレイ科セキレイ属の鳥として知られてきましたが、近年、IOC(国際鳥類学会議)ではYellow WagtailをWestern Yellow Wagtail(ニシツメナガセキレイ:10亜種)とEastern Yellow Wagtail(ツメナガセキレイ:①亜種ツメナガセキレイ、②亜種キタツメナガセキレイ、③亜種マミジロツメナガセキレイ、④亜種シベリアツメナガセキレイの4亜種)の2種に分類しており、改訂第8版でも同様に分類されることが検討されています。なお、従来の亜種カオジロツメナガセキレイはWestern Yellow Wagtail(ニシツメナガセキレイ)の亜種ニシカオジロツメナガセキレイ(検討種)として検討されています。

そんなツメナガセキレイですが、今回訪れた南部の離島では①眉斑が黄色い亜種ツメナガセキレイと②頭部が青灰色で眉斑が白い亜種マミジロツメナガセキレイの2亜種を何度も目にすることができました。そのうち、今日ご紹介するのは海岸線で何度も目にした、シベリア南東部からサハリン、北海道にかけて繁殖し、冬季、琉球諸島からフィリピン、大スンダ列島にかけて越冬する眉斑が黄色い亜種ツメナガセキレイ(Motacilla tschutschensis taivana)です。

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こちらは別個体

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こちらも別の場所で目にした別個体と思われます。

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今日は滞在中何度も目にした亜種ツメナガセキレイをご紹介しましたが、当地は渡りのルートにあたるようで、北上の途中当地で羽根を休めていたものと思われます・・・


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木陰で休んでいたチョウゲンボウ

このところ毎日のように地元の貯水池にやって来るチョウゲンボウ(Common Kestrel)ですが、今日は木陰での休憩シーンをご紹介します。

先程まで好物のバッタを捕食していたチョウゲンボウですが、もう食べ飽きたのか、突然近くの木立の方に消えていきました。どうしているのかとそっと近くを探すと、目線の高さで休んでいるチョウゲンボウを発見。まだ若鳥のせいか警戒心は薄いようで飛び出す気配はありません。

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暫くすると、やおら小さな突起に嘴を当てかじるような仕草を始めました。どうやらバッタを食べて汚れた嘴を掃除しようとしたようです。

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その後も向きを変えながら木陰で休んでいたチョウゲンボウ。

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今日は食事のあと木陰で休んでいたチョウゲンボウをご紹介しましたが、今年はことのほか暑さが厳しく、チョウゲンボウにとっても暑さは苦手のようで、日陰を求めてこの木で休んでいたものと思われます・・・


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繫殖真っ最中のクロツグミ

先日もご紹介した地元の森で子育て中のクロツグミ(Japanese Thrush)ですが、繁殖もようやく終わったようですので、今日は子育て中の様子をご紹介します。

こちらは雛に給餌する餌を咥えてやって来たクロツグミのオス。

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その後、大木の上部に作った巣に入り雛の世話をしていました。雛はどうやら2羽いるようです。

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こちらは同様に餌を運んできたメス。

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巣の中に飛び込んだメスですが、残念ながら雛の姿は見えませんでした。

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今日は子育て真っ最中のクロツグミをご紹介しましたが、雛が巣立つまでには14日程度と言われており、その数日後訪れた時にはすでに巣立った後だったようで、森はすっかり元の静けさを取り戻していました・・・


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ブッポウソウ

韓国・離島シリーズの続きで、今日はブッポウソウをご紹介します。

ブッポウソウ(Oriental Dollarbird)は ネパールからスリランカ、北東アジア、フィリピン、ニューギニア、オーストラリア、ビスマルク諸島、ソロモン諸島にかけて繁殖する体長約30cmのブッポウソウ科ブッポウソウ属の鳥で、分布域により10亜種に分かれていますが、今回目にしたのは、ヒマラヤから中国、シベリア南東部、朝鮮半島、日本にかけて繁殖する亜種ブッポウソウ(Eurystomus orientalis cyanocollis)と思われ、越冬地である東南アジアから移動の途中、島に立ち寄ったものと思われます。

遥か遠くの電線にとまっていたブッポウソウですが、突然飛び出し再び電線にとまりました。鳥までは数百mはあり、大きくトリミングしており鮮明な写真ではありませんが、記録としてご紹介します。

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今日は韓国南部の離島で目にしたブッポウソウをご紹介しましたが、韓国には日本にもやって来る亜種ブッポウソウ(Eurystomus orientalis cyanocollis)が繁殖のため渡来するとされており、改めて隣国韓国の地理的近さを実感することとなりました・・・


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アカガシラサギ

韓国・離島シリーズの続きで、今日はアカガシラサギをご紹介します。

アカガシラサギ(Chinese Pond Heron)はインド北東部、ミャンマー北部から東南アジア、ロシア、中国南部にかけて繁殖し、冬季、アンダマン諸島から南西諸島、大スンダ列島にかけて越冬する体長約45cmのサギ科アカガシラサギ属の鳥で、日本では冬季に越冬のため主に南西諸島に少数が飛来するほか、他の地域でも渡りの途中に飛来することが知られています。

そんなアカガシラサギですが、繁殖地に移動する途中島に立ち寄ったようで、耕作地では獲物を探してゆっくりと歩いていました。ほぼ夏羽に換羽したアカガシラサギ。頭部から後頸が赤褐色で冠羽があり、嘴基部も婚姻色で青みを帯びています。

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今回訪れた韓国南部の離島はアカガシラサギの渡りのルートにあたるのか、滞在中何度か目にする機会があり、改めてこの島の地理的特異性を再認識することとなりました・・・


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ヒメコウテンシ

韓国・離島シリーズの続きで、今日はヒメコウテンシをご紹介します。

ヒメコウテンシ(Greater short-toed Lark)はヨーロッパ南部からトルコ、中央アジア、モンゴル、シベリア南部、中国北部にかけてと、アフリカ北部で繁殖し、冬季はアフリカ北部から地中海沿岸、アフリカ、アラビア半島、パキスタン、インドにかけて越冬する体長14~16cmのヒバリ科ヒメコウテンシ属の鳥で、分布域により8亜種に分かれており、今回目にしたのは、日本でも数少ない旅鳥または冬鳥として渡来するウクライナ、ロシア南部からシベリア中南部、モンゴル南部で繁殖し、冬季、南アジアに渡り越冬する亜種Calandrella brachydactyla longipennisと思われます。

ホテル近くの海岸線で目にしたヒメコウテンシ。全身灰色がかった淡褐色で、頭頂から背にかけて黒褐色の縦斑があるほか、胸に黒褐色の細い縦斑があり、三列風切は初列風切をほぼ覆うのが特徴のようです。

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地面に降りた同じ個体。

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今日は日本でも数少ない旅鳥または冬鳥として渡来し、特に日本海側の島嶼ではほぼ毎年観察されているヒメコウテンシをご紹介しましたが、今回訪れた韓国においても数少ない旅鳥または冬鳥として渡来するとされていますので、同じ亜種が移動の途中、韓国南部の離島に立ち寄ったものと思われます・・・


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ツバメチドリ

韓国・離島シリーズの続きで、今日はツバメチドリをご紹介します。

ツバメチドリ(Oriental Pratincole)は夏季にインド、スリランカ、東南アジアからマレー半島、シベリア東部、中国東部・北東部、台湾、日本などにかけて繁殖し、冬季になるとインド洋からインドネシア、オーストラリア北部に南下し越冬する体長約25cmのツバメチドリ科ツバメチドリ属の鳥で、日本では旅鳥または夏鳥として渡来し、関東以南では局地的に繁殖しているようです。

そんなツバメチドリですが、繁殖地に向かう途中、韓国の離島に立ち寄ってくれたようで、高台の牧草地でその美しい姿を見ることができました。すっかり夏羽に換羽しており、上面と胸は灰褐色で眼先は黒く、白い囲眼羽は眼の下だけになり、嘴基部が赤色になっています。

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今日は移動の途中、牧草地で羽根を休めていたツバメチドリをご紹介しましたが、この後、繁殖地である中国東部、シベリア東部に向け移動していくものと思われます・・・


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コムクドリ

韓国・離島シリーズの続きで、今日はコムクドリをご紹介します。

コムクドリ(Chestnut-cheeked Starling)は千島列島、サハリン南部、日本で繁殖し、冬季はフィリピン、スラウェシ、ボルネオなどに渡り越冬する体長約19cmのムクドリ科コムクドリ属の鳥で、日本では夏鳥として北海道、本州中部以北で繁殖し、渡りの時期には他の地域でも見ることができます。そんなコムクドリですが、繁殖地に向かう途中、この離島に立ち寄ったようです。

昨日のギンムクドリのいた耕作地で目にしたコムクドリ。コムクドリは全部で7~8羽いましたが、こちらはその中の3羽。中央下のオスは背、肩羽が紫色光沢のある黒色で、英名のように頬から耳羽後方にかけて茶色の斑があるのが特徴で、両側にいるメスは頭部から体下面が灰褐色で、背、肩羽は暗い灰褐色、頬に茶色の斑がないのが特徴です。

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こちらは近くの電線にとまっていた2羽のオス。

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こちらはメス3羽。

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コムクドリ属(Agropsar属)に分類されているのはコムクドリとシベリアムクドリの2種ですが、オスは一目でその違いが判るのですがメスはともによく似ており、フィールドでは識別に苦しむことがよくあります。最も分かりやすい識別ポイントはシベリアムクドリは肩羽外弁が淡褐色で白斑のように見えるほか、後頭に不明瞭な灰黒色の斑がある点のようです・・・


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ギンムクドリ

韓国・離島シリーズの続きで、今日はギンムクドリをご紹介します。

ギンムクドリ(Red-billed Starling)は中国南部・南東部に分布する体長約24cmのムクドリ科ムクドリ属の鳥で、一部はベトナム、ラオス、タイ、フィリピンにかけて越冬。日本では数少ない冬鳥または旅鳥として日本海側の島嶼、九州、南西諸島での記録が多いようです。

耕作地脇の草地で目にしたギンムクドリ。英名のように嘴は赤色で先端は黒ずんでいますが、この個体は頭部から胸が灰褐色で、背、腹以下の下面は茶褐色であることからメスと思われます。(オスは頭部から胸にかけて淡黄褐色で、背から上尾筒、腹が銀色がかった青灰色)

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ネットの上に乗った同じ個体。

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韓国においてギンムクドリは比較的珍しい鳥とされているようですが、やはり日本海側の島嶼同様、このような離島では渡りの途中一時的に立ち寄ってくれることがあるようです・・・


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オウチュウ

韓国・離島シリーズの続きで、今日は日本でも数少ない旅鳥として渡来するオウチュウをご紹介します。

オウチュウ(Black Drongo)はイラン北東部、アフガニスタン東部からインド、チベット、東南アジア、中国、台湾にかけて分布する体長27~29cmのオウチュウ科オウチュウ属の鳥で、分布域により7亜種に分かれており、韓国では中国中部・東部・南部からミャンマー東部、タイ北部、インドシナ北部にかけて繁殖する亜種Dicrurus macrocercus cathoecus が春の渡りの途中立ち寄ることが知られています。なお、日本では数少ない旅鳥として日本海側の島嶼や南西諸島での記録が多いようですが、亜種不明とされています。

今回、別の離島で目にしたオウチュウ。全身青みがかった黒色で羽根には光沢があり、尾は中央尾羽が短く、最外側尾羽は長く大きく外側に反るのが特徴です。

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こちらは同じ個体の飛び出しシーンです。

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今日は渡りの途中、韓国の離島に立ち寄ったオウチュウ(亜種Dicrurus macrocercus cathoecus)をご紹介しましたが、一方、日本に渡来するオウチュウは亜種不明とされていますが、やはり地理的状況を考えると、日本に渡来するオウチュウも同じ亜種Dicrurus macrocercus cathoecusではないかと想像をたくましくしてしまいます・・・


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コイカル

韓国・離島シリーズの続きで、今日は日本でも旅鳥または冬鳥として主に西日本を中心に渡来するコイカルをご紹介します。

コイカル(Chinese Grosbeak)はシベリア南東部から中国東部・中部、朝鮮半島などで繁殖し、冬季は中国南部から東南アジアに渡り越冬する体長約19cmのアトリ科イカル属の鳥で、分布域により2亜種に分かれており、韓国ではシベリア南東部から中国北東部、朝鮮半島にかけて繁殖し、冬季、東南アジアに渡り越冬する基亜種コイカル(Eophona migratoria migratoria:日本でも旅鳥または冬鳥として主に西日本を中心に渡来する)が渡来することが知られています。

ホテル近くの海岸べりに植えられた菜の花の種に集まっていたコイカル。こちらは頭部と翼、尾は青色光沢のある黒色で、初列風切の先端、初列雨覆の先端、次列風切の一部は白く、背は暗灰褐色、腰は灰色で脇は橙褐色、嘴は太く黄色ですが基部が青色であることからオスの第1回夏羽と思われます。

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こちらは頭部が灰褐色で、眼先は黒褐色、虹彩は暗赤色で、こちらも嘴基部が青いことからメスの第1回夏羽と思われます。

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今日は海岸線で菜の花の種を食べに集まっていたコイカルをご紹介しましたが、やはり繁殖地である韓国本土に近い離島、連日のようにまとまった数のコイカルを楽しむことができました・・・


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コウライウグイス

韓国・離島シリーズの続きで、今日は日本でも人気のあるコウライウグイスをご紹介します。

コウライウグイス(Black-naped Oriole)はインド、インドネシア、カンボジア、シンガポール、韓国、中国、台湾、北朝鮮、バングラデシュ、フィリピン、ベトナム、ミャンマー、ラオス、ロシアなどに分布する体長約26cmのコウライウグイス科コウライウグイス属の鳥で、分布域により全部で20亜種に分類されており、そのうち韓国では東アジアで繁殖する亜種コウライウグイス(Oriolus chinensis diffusus:日本にも数少ない旅鳥として主に日本海側の島嶼に渡来する)が繁殖のため渡来するとされています。

高台にある牧場横の松の木にとまったコウライウグイス。全身鮮やかな黄色で、]後頸にかけての過眼線の幅が広いことから成鳥のオス(メスはレモン色で翼には緑色みがあり、過眼線の幅が狭い)と思われます。

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こちらは別の離島で遠くの木にとまっていたコウライウグイス。

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今日は日本でも数少ない旅鳥として渡来し、主に日本海側の島嶼で記録の多いコウライウグイスをご紹介しましたが、さすが繁殖地である韓国本土に近い離島、渡りのコースにあたるのかその数は日本の離島よりは多いようです・・・


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キマユムシクイ

韓国・離島シリーズの続きで、今日はキマユムシクイをご紹介します。

キマユムシクイ(Yellow-browed Warbler)はロシア中部、カザフスタン北部からロシア東部、中国北東部、朝鮮半島北部にかけて繁殖し、冬季は東南アジア、スマトラにかけて越冬する体長約10.5cmのムシクイ科ムシクイ属の鳥で、日本では旅鳥または数少ない冬鳥として、主に日本海側の島嶼や南西諸島に渡来しますが、本州、四国、九州では冬季の記録があり、近年越冬例も増えているようです。

ホテル近くの開けた場所で目にしたキマユムシクイ。名前のように眉斑が淡黄白色で、大雨覆と中雨覆の先端が黄白色で2本の翼帯となって見えるほか、次列風切基部が暗色なのが特徴です。

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こちらは水路脇のブッシュで動き回っていたキマユムシクイ。

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今日は移動の途中、島に立ち寄ったキマユムシクイをご紹介しましたが、本種についても渡りのルートにあたるのか、その数は多いようで、連日にわたりその特徴ある鳴き声を確認することができました・・・


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ムジセッカ

韓国・離島シリーズの続きで、今日はムジセッカをご紹介します。

ムジセッカ(Dusky Warbler)はアジア北東部、中国中北部で繁殖し、冬季、南アジア、東南アジアに渡り越冬する体長約12cmのムシクイ科ムシクイ属の鳥で、分布域により2亜種に分かれており、日本にはシベリア中・東部から中国北東部、モンゴル北部で繁殖し、冬季、南アジア、東南アジアで越冬する基亜種Phylloscopus fuscatus fuscatusが数少ない旅鳥または冬鳥として各地に渡来しますが、特に日本海側の島嶼で記録が多く、八重山諸島では少数が越冬するようです。

海岸近くの水路脇でせわしなく動き回っていたムジセッカ。名前のように頭部や上面は一様な灰褐色で翼帯はなく、眉斑は眼の前方が淡色で、後方はぼやけた感じのバフ色なのが特徴です。

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今日は日本でも数少ない旅鳥または冬鳥として各地に渡来するムジセッカをご紹介しましたが、今回の離島はやはり渡りのコースにあたるのか、連日のように姿や声を確認しており、それなりの数が立ち寄っているものと思われました・・・


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盛んに鳴いていたセッカ

今日は地元の貯水池で目にしたセッカをご紹介します。

セッカ(Zitting Cisticola)はアフリカ北部、ヨーロッパ南部からインド、東南アジア、中国南部、台湾、日本、オーストラリア北部にかけて分布する体長約13cmのセッカ科セッカ属の鳥で、分布域により17亜種に分かれており、日本には朝鮮半島南部、日本、バタン島(フィリピン北部)に分布する亜種Cisticola juncidis brunnicepsが留鳥または漂鳥として本州以南に生息し、北方のものは冬季、暖地に移動することが知られています。

貯水池堰堤上空で盛んにディスプレイフライトをした後、草にとまったセッカ。この個体は上嘴・下嘴ともに黒褐色で、会合線、口角は黒ずんでいることからオスと思われます。(メスは上嘴が黒褐色で下嘴は淡褐色、口内は黒くなく、会合線、口角に黒みがない)

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メスを呼んでいるのか、草にとまっても盛んに囀っていました。

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口を開けるとオスの特徴である黒い口内を確認することができます。

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以前、NHK「ダーウィンが来た!」で放送されたように、セッカは繁殖にあたり、オスは草やススキの葉などをクモの糸で巧みに縫い合わせた巣を作り、囀りでメスを呼び寄せ、その巣を気に入ったメスはチガヤの穂などで巣の内壁を作って巣を完成させ卵を産みメスだけで子育てを行うという。オスの作業はここまでで更に新たな巣作りに入り最大20個もの巣を作るという驚きの世界でした。今回のオスも「ヒッヒッヒッヒッ・・・・ジャッジャッジャッ」と鳴きながら波状に飛翔しメスにアピールしていましたので、これからそんなドラマが始まるものと思われます・・・


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バッタを捕えたチョウゲンボウ

昨日に続き、今日は同じく地元の貯水池にやって来たチョウゲンボウ(Common Kestrel)をご紹介します。

この時期、急に増えてきたバッタを求めて貯水池堰堤にやって来たチョウゲンボウですが、いとも簡単にバッタを捕獲したあと飛び上がりました。

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バッタを掴んだまま飛翔するチョウゲンボウ

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そして近くの杭にとまり、バッタを食べ始めました・・・

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今日はバッタを捕えたチョウゲンボウをご紹介しましたが、夏草の生い茂る堰堤にはこの時期バッタがたくさん飛び交っており、暫くの間、バッタを目当てにやって来るチョウゲンボウを楽しむことができそうです・・・


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チョウゲンボウの飛び出し

今日は地元の貯水池にやって来たチョウゲンボウの飛び出しシーンをご紹介します。

チョウゲンボウ(Common Kestrel)はユーラシア大陸とアフリカ大陸に広く分布する体長33~39cmのハヤブサ科ハヤブサ属の猛禽ですが、分布域により11亜種に分類されており、日本では①ヒマラヤから日本、インドシナにかけて繁殖し、冬季、東アジア、南アジア、フィリンピンに渡り越冬する亜種チョウゲンボウ(Falco tinnunculus interstinctus)が主に北海道、本州中部以北で繁殖(西日本では主に冬鳥)しているほか、②シベリア北東部、中国北東部、朝鮮半島で繁殖する亜種チョウセンチョウゲンボウ(Falco tinnunculus perpallidus)が冬季、稀に渡来することが知られています。

暫く姿を見せなかった亜種チョウゲンボウですが、このところ増えてきたバッタを求めて久し振りに姿を見せてくれました。堰堤に隣接するグランドのフェンスにとまったチョウゲンボウ。眼瞼輪や蝋膜の黄色はまだ薄く、昨年生まれのメスの若鳥ではないかと思われます。

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暫く辺りを見回していましたが、獲物のバッタを見つけたのか飛び出しました。

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今日は久し振りに目にしたチョウゲンボウの飛び出しシーンをご紹介しましたが、夏鳥も繁殖を終えつつある鳥枯れのこの時期、バッタが増えてくれたお陰でチョウゲンボウが暫くの間楽しませてくれそうです・・・


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地元の森のクロツグミ

今日は地元の森で目にしたクロツグミをご紹介します。

クロツグミ(Japanese Thrush)は夏季に中国の長江中流域や日本の北海道から九州にかけて繁殖し、冬季は中国南東部、東南アジアに渡り越冬する体長21~22cmのツグミ科ツグミ属(IOC分類による)の鳥ですが、西日本では一部越冬する個体もいるようです。

林道を散策中、突然森の奥に姿を見せたクロツグミのオス。この時期、繁殖真っ最中のようで、雛に与える餌でしょうか口に何やら咥えて暫くの間枝にとまっていました。真っ黒な体に白地に黒の斑点が目立つ腹、黄色い嘴とのコントラストが何とも魅力的です。

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クロツグミは餌を咥えたまま暫くとまっていましたが、やがてどこかに飛び去ってしまいました。

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どこかに飛び去ってしまったクロツグミですが、暫くすると再び近くの木に姿を見せてくれました。どうやらまだ給餌が終わっていないようで、口には相変わらず餌を咥えていました。

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鳴き声はすれどなかなか姿を見せてくれないクロツグミですが、今回は幸運にも給餌のため餌を咥えた成鳥のオスを目にすることができました。久し振りに見たクロツグミは実に美しく魅力たっぷりでした・・・


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大きくなったツミの雛

地元の公園で孵化したツミ(Japanese Sparrowhawk)ですが、その後しばらく見ないうちに随分大きくなりました。。

公園に到着すると、大きく育った2羽の雛のうち1羽はすでに巣の外に出ているようで、残る1羽が母親から餌をもらっていました。先日はまだ真っ白だった雛ですが、ずいぶん色が濃くなってきたようです。

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給餌が終わり母親が飛び去った後、すっかり大きくなった雛が全身を見せてくれました。すっかり羽が生え変わったようで、頭頂から体上面は暗黒灰色でいわゆる幼鳥の姿に変身していました。

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その後、巣から飛び上がり・・・

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巣の上部で体を休めていました。

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今日はすっかり大きくなったツミの雛をご紹介しましたが、一般に雛とは孵化後、幼羽が生え揃うまでの状態を指していますので、今回の状態であれば幼鳥と言っても差し支えないのかも知れません・・・


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シベリアジュリン

韓国・離島シリーズの続きで、今日はシベリアジュリンをご紹介します。

シベリアジュリン(Pallas's Reed Bunting)はロシア北西部からシベリア、モンゴル、中国北東部にかけて繁殖する体長約14cmのホオジロ科ホオジロ属の鳥で、分布域により4亜種に分かれており、日本には①ロシア北西部から、カムチャッカ半島にかけて繁殖する亜種シベリアジュリン(Emberiza pallasi polaris)、②シベリア中南部、モンゴル北部、中国北東部で繁殖する基亜種オオシベリアジュリン(Emberiza pallasi pallas)の2亜種が数少ない旅鳥または冬鳥として飛来するとされています。

そんなシベリアジュリンですが、越冬地であるウスリー南部、朝鮮半島、中国中東部からの移動の途中、島に立ち寄ってくれたようで、海岸線の崖の草地で盛んに草の実を啄んでいました。この個体は尾に幼羽が見られることからオスの第1回夏羽と思われます。

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ひとしきり草の実を啄んだ後、近くの岩に移動したシベリアジュリン。特徴である灰色の小雨覆を確認することができます。

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今日は移動の途中、島に立ち寄ったシベリアジュリンの夏羽をご紹介しましたが、シベリアジュリンには分布域により4亜種の存在が知られておリ、今回の個体がどの亜種でどのようなルートで移動していくのか興味が尽きません・・・


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シベリアアオジ

韓国・離島シリーズの続きで、今日は亜種シベリアアオジをご紹介します。

アオジ(Black-faced Bunting)は夏季に.ロシア中南部、モンゴル北部から中国中北部、朝鮮半島中北部、日本などで繁殖し、冬季、中国南部、台湾、インドシナ半島などへ南下し越冬する体長約16cmのホオジロ科ホオジロ属の鳥で、3亜種に分れており、日本では①亜種アオジ(Emberiza spodocephala personata)が北海道や本州中部以北で繁殖し中部以西で越冬するほか、②.ロシア中南部、モンゴル北部からオホーツク海、中国北東部、朝鮮半島中北部にかけて繁殖し、冬季、中国南東部、台湾、琉球諸島にかけて越冬する亜種シベリアアオジ(Emberiza spodocephala spodocephala)が数少ない旅鳥として主に日本海側の島嶼などで記録があります。

そんな亜種シベリアアオジですが韓国南部の離島は渡りのメインコースにあたるようで、滞在中、島の至るところで目にすることができました。こちらは耕作地近くの草地で目にした亜種シベリアアオジのオス。頭部から胸が暗緑灰色で、眼先、腮は黒色、腹以下は淡い黄色で、その境界は明瞭なのが特徴です。

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こちらは頭部から胸にかけての暗緑灰色部が淡いことからオスの若い個体と思われます。

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こちらは頭部に緑色みがなく、喉からの体下面に黄色みがほとんど見られないことから亜種シベリアアオジのメスと思われます。

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今回の滞在中、島の至るところで目にした亜種シベリアアオジですが、IOC(国際鳥類学会議)ではアオジ3亜種のうち亜種アオジを独立種Masked Bunting(Emberiza personata)として分離しており、日本鳥類目録改訂第8版でも同様とすることが検討されています。今回離島で目にしたアオジはほとんどがシベリアアオジと考えられますが、見た目にはアオジとよく似た個体も散見されており、第8版が出た際にはその識別がよりシビアに求められることになると思われます・・・


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コホオアカ

韓国・離島シリーズの続きで、今日はコホオアカをご紹介します。

コホオアカ(Little Bunting)はスカンジナビア半島北部からロシア、シベリア、カムチャッカ半島にかけて繁殖し、冬季はネパール東部、インド北東部からインドシナ北部、中国南部、台湾に渡り越冬する体長約12.5cmのホオジロ科ホオジロ属の鳥で、日本では数少ない旅鳥または冬鳥として全国で記録があり、特に日本海側の島嶼や南西諸島では春秋の渡りの時期に毎年記録されています。

今回訪れた韓国南部の離島は渡りのルートにあたるようで、滞在中、たくさんのコホオアカを目にすることができました。こちらは枝にとまって休んでいたコホオアカ。よく似たホオアカは全長約16cmと大きく、頬だけが赤褐色であるのに対し、コホオアカは全長約12.5cmと小さく、顔全体が橙褐色である点が異なります。

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こちらは海岸沿いに植えられた菜の花の実を食べに集まっていたコホオアカ。

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こちらは海岸近くの草地で目にしたコホオアカ。この日は大挙してやって来た様で、数十羽の群れが草の実を啄んでいました。

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コホオアカは今回の滞在中最も多かった鳥の一つですが、やはりこれも当地が渡りのメインコースにあたっているためと思われます・・・


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キマユホオジロ

韓国・離島シリーズの続きで、今日はキマユホオジロをご紹介します。

キマユホオジロ(Yellow-browed Bunting)はロシア中南部、中東部で繁殖し、冬季は中国中南部や東部に渡り越冬する体長約15.5cmのホオジロ科ホオジロ属の鳥で、日本では数少ない旅鳥として主に西日本に渡来し、日本海側の島嶼部や南西諸島では春秋の渡りの時期に毎年記録されています。

そんなキマユホオジロですが、韓国南部の離島は渡りのコースにあたるようで、数十羽の群れが海岸近くの草地で羽根を休めていました。こちらは頭側線、耳羽が黒褐色のオス。名前のように黄色い眉斑がひときわ目立ちます・・・

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こちらは枝にとまって休んでいた別個体。この個体は頭側線や耳羽がオスより褐色みが強いことからメスではないかと思われます。

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今日は渡りの途中、韓国南部の離島に立ち寄ったキマユホオジロをご紹介しましたが、やはりこの島は渡りのコースにあたるのか、日本で見られるより多くの個体を確認することができました・・・


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ノジコ

韓国の離島シリーズの続きで、今日はノジコをご紹介します。

ノジコ(Yellow Bunting)は夏季に日本の本州中部以北の山地から亜高山帯で繁殖し、冬季、中国南東部、フィリピン北部へ南下し越冬する体長約14cmのホオジロ科ホオジロ属の鳥で、アオジにもよく似ていますが、ノジコは頭部から体上面は灰黄緑色で、白いアイリングがあるのが特徴です。

そんな日本だけで繁殖するノジコですが、渡りの途中島に立ち寄ったようで、海岸近くの草地で盛んに草の実を啄んでいました。

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今日は渡りの途中、韓国南部の離島に立ち寄ったノジコをご紹介しましたが、この後、繁殖地である日本の中部以北の山地から亜高山帯に向け移動していくものと思われます・・・


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シマノジコ

韓国・離島シリーズの続きで、今日は日本では数少ない旅鳥シマノジコをご紹介します。

シマノジコ(Chestnut Bunting)は夏季にロシア中南部、モンゴル中北部からオホーツク海南部、ウスリー、内モンゴル北東部、中国北東部にかけて繁殖し、冬季、インド北東部からインドシナ、中国南部にかけて越冬する体長約13.5cmのホオジロ科ホオジロ属の鳥で、日本では渡りの途中に主に日本海側の島嶼に渡来することが知られています。

滞在中、何度も目にしたシマノジコのオスの成鳥。英名のように赤褐色の上面と黄色い腹部の対比が鮮やかで、完全な成鳥では風切の外縁すべてが赤褐色になるようです。

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こちらは別の場所で目にした同じくオスの成鳥。

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こちらは頭央線、眉斑、頬側線、腮から喉は淡黄褐色で、胸以下の体下面は淡黄色、腰は赤褐色のメス。

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今日は滞在中、何度も目にしたシマノジコをご紹介しましたが、やはり渡りの本流、韓国の離島、その数は日本の離島よりはるかに多い印象でした・・・


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シマアオジ

韓国・離島シリーズの続きで、今日はシマアオジをご紹介します。

シマアオジ(Yellow-breasted bunting)は夏季にロシア北西部からカムチャッカ半島、サハリン、千島列島、北海道、南はカザフスタンからモンゴル、中国北部にかけて繁殖し、冬季、ネパールからアジア南部(マレー半島を除く)および中国南部にかけて越冬する体長14~16cmのホオジロ科ホオジロ属の鳥で。分布域により2亜種に分かれており、日本ではシベリア中南部、モンゴル北東部、内モンゴル、中国北東部、日本で繁殖する亜種シマアオジ(Emberiza aureola ornata)が北海道(青森県、秋田県でも繁殖記録あり)に飛来するほか、春秋の渡りの時期には日本海側の島嶼や南西諸島を通過することが知られています。

海岸近くの草地脇の灌木で目にしたシマアオジのオス。頭上から背にかけての赤褐色と黄色いお腹、黒い顔の対比が鮮やかです。

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こちらは同じ木にとまっていたシマアオジのメスとコホオアカ。

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メスの方を少しアップしてみました。頭央線、眉斑、耳羽は淡褐色で、頭側線、頬を囲む線は黒褐色、喉以下の体下面は黄色で、よく似たアオジのメスは頭部から腰に緑色みがあり、頭央線、頭側線がはっきりしないことからその違いが分かります。

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近年、日本では目にすることが少なくなったシマアオジですが、今回の韓国の離島では滞在中他の場所でも目にする機会があり、やはり渡りのコースである大陸との近さを痛感させられました・・・


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地元のキビタキ

今日は自宅近くの里山で目にしたキビタキをご紹介します。

キビタキ(Narcissus Flycatcher)はサハリンから日本列島全土とその近隣、中国の一部地域で繁殖し、冬季はフィリピンやボルネオなど東南アジアへ渡り越冬するヒタキ科キビタキ属の鳥として、分布域により以下の3亜種に分類されていますが、現在、IOC(国際鳥類学会議)では3亜種をそれぞれ以下の独立種として分類しており、日本鳥類目録改訂第8版でもリュウキュウキビタキは亜種のままですが、キムネビタキは別種とすることが検討されています。
①夏鳥としてサハリンや日本全土で繁殖する基亜種キビタキ(Ficedula narcissina narcissina)
                              →キビタキ(Narcissus Flycatcher:Ficedula narcissina )
②屋久島から南西諸島にかけて分布する亜種リュウキュウキビタキ(Ficedula narcissina owstoni)
                              →リュウキュウキビタキ(Ryukyu Flycatcher:Ficedula owstoni)
③夏鳥として中国東北部の河北省で繁殖し、タイやマレー半島で越冬する亜種キムネビタキ (Ficedula narcissina elisae)
                              →チャイニーズヒタキ(Green-backed Flycatcher:Ficedula elisae)

地元の里山を散歩しているとき姿を見せたキビタキのオス。この個体は腮から喉の橙色みが強く実に鮮やかでした。

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しばらくすると頭を枝にこすりつけ、面白いポーズをしてくれました。

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今日は散歩の途中目にしたキビタキをご紹介しましたが、自宅近くでこのようにキビタキが見られるのは何とも嬉しい限りです・・・


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