一瞬だけ目にしたオオトウゾクカモメとクロトウゾクカモメ

昨日の続きで、今日は往きの航路で一瞬だけ目にしたオオトウゾクカモメとクロトウゾクカモメと思われる個体をご紹介します。

最初はオオトウゾクカモメです。

オオトウゾクカモメ(South polar skua)は南極大陸沿岸部で繁殖し、非繁殖期は北半球の北太平洋や北大西洋にまで渡りますが、日本では旅鳥として、主に春から夏にかけて北海道から本州中部の太平洋側海域で観察され、日本近海に生息する個体が実際に南極から飛来していることが、標識調査によって確認されているそうhです。

また、近縁種として、南米大陸南部に繁殖分布するCatharacta chilensis(和名なし)、亜南極地方に繁殖分布するCatharacta antarcticus(和名なし) 、北大西洋の島嶼部に繁殖分布するキタオオトウゾクカモメCatharacta skua があるようです。

船の前方を横切って行ったオオトウゾクカモメ。最初見た時は一瞬セグロカモメの若い個体かと思いましたが、念のため写真を撮ったところ、初列風切基部に白斑があり、嘴は黒く先端が鉤状に曲がっていることから初見のオオトウゾクカモメと分かりました。なお、オオトウゾクカモメは淡色型から暗色型まで様々なパターンがあるようですが、この個体は頭部から頸、体下面が淡褐色であることから淡色型と思われます。

オオトウゾクカモメ1

オオトウゾクカモメ2

次はクロトウゾクカモメと思われる個体です。

クロトウゾクカモメ(Parasitic jaeger)はユーラシア大陸から北アメリカ、グリーンランドの北極圏で繁殖し、非繁殖期には北半球、南半球の外洋に広く分布。日本では旅鳥または冬鳥として、北海道から本州の海上で観察されますが数はそれ程多くなく、ごく稀に内陸で観察されることもあるようです。

一瞬だけ目にしたクロトウゾクカモメと思われる個体。クロトウゾクカモメはよく似たトウゾクカモメより嘴と体が細く、トウゾクカモメほど太って見えないほか、翼下面の初列風切基部のみが白く、トウゾクカモメのように初列風切基部と雨覆の2ヵ所に淡色部分が見られないのが特徴です。

クロトウゾクカモメ1

鮮明ではありませんが、翼下面は初列風切基部のみに白色部分が見られ、体型もトウゾクカモメより少し細く見えます。

クロトウゾクカモメ2

クロトウゾクカモメ3

今日は往きの航路で一瞬だけ目にしたオオトウゾクカモメとクロトウゾクカモメと思われる個体をご紹介しましたが、次回チャンスがあれば、もう少し鮮明な写真を撮りたいものです・・・



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