オジロビタキ、ムギマキ

舳倉島シリーズの続きで、今日は渡り途中のオジロビタキとムギマキをご紹介します。

最初はオジロビタキです。

オジロビタキ(Taiga flycatcher)はヨーロッパ東部からロシア、シベリア、カムチャッカ半島までのユーラシア大陸の亜寒帯で繁殖し、冬期はインドや東南アジア方面に渡り越冬。日本では数少ない旅鳥または冬鳥として渡来するもののその数は少ないようです。

水場に現れたオジロビタキ・オスの第1回夏羽と思われる個体。光が当たってはっきりしませんが腮から喉に淡い橙色を見ることができます。

オジロビタキ4

オジロビタキ5

オジロビタキ6

こちらは別の日に目にしたやはりオジロビタキと思われる個体です。

オジロビタキ7

胸は灰白色で腹から尾筒にかけてはやや汚れた白色、翼には幼羽が見られ、喉に若干赤みが見られることから第1回夏羽に換羽中のオジロビタキのオスと思われます。

オジロビタキ4

オジロビタキ6

オジロビタキ5

次はムギマキです。

ムギマキ(Mugimaki flycatcher)はロシア東部からオホーツク海沿岸、サハリン、アムール、中国北東部で繁殖し、冬期は中国南部、東南アジア方面に渡り越冬。日本では春と秋の渡りの時期に数少ない旅鳥として全国各地を通過しますが、特に日本海側の島嶼では比較的よく観察されることで知られています。

島内の水場にやって来たムギマキのメス。メスのほうは上面がオリーブ褐色で眉斑は不明瞭。喉から腹はオスに比べると淡い橙褐色をしています。

ムギマキ1

ムギマキ2

ムギマキ3

今日は渡り途中のオジロビタキと思われる個体とムギマキをご紹介しましたが、彼らは何れもヒタキ科キビタキ属の仲間であり、特に若い個体は非常によく似ており、識別にはなかなか難しいものがあります・・・


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