コサメビタキ、サメビタキ、エゾビタキ

舳倉島シリーズの続きで、今日は日本でよく見られるサメビタキの仲間、コサメビタキ、サメビタキ、エゾビタキの3種をご紹介します。

最初はコサメビタキです。

コサメビタキ(Asian brown flycatcher)は夏季にシベリア南部、朝鮮半島、日本、ヒマラヤ山脈などで繁殖し、冬季はユーラシア大陸南部、インドネシア、フィリピンへ南下し越冬。日本では基亜種が夏季に九州以北に繁殖のため飛来し、秋になると南に渡って行きます。

そんなコサメビタキが移動の途中、島に立ち寄ってくれました。英名のごとく体上面は灰褐色で、白いアイリングに特徴があります。

コサメビタキ10

コサメビタキ1

コサメビタキ13

コサメビタキ14

コサメビタキ11

次はサメビタキと思われる個体です。

サメビタキ(Dark-sided flycatcher)は夏季にアフガニスタン、ヒマラヤ山脈、シベリア東部、サハリン、カムチャツカ半島などで繁殖し、冬季はユーラシア大陸南部、インドネシア、フィリピンへ南下して越冬。日本では基亜種が夏季に北海道、本州中部以北で繁殖し、本州西部以南では渡りの途中に旅鳥として飛来するようです。

この個体は胸から脇にかけ灰褐色の縦斑があるため、最初はエゾビタキかと思いましたが、アイリングがはっきりとした白で、見た目にもサメビタキの体形をしています。図鑑によればエゾビタキのような縦斑が脇に出る個体もいるとのことから、サメビタキの可能性が高いと思い掲載しました。

サメビタキ10

サメビタキ11

サメビタキ12

次はエゾビタキと思われる個体です。

エゾビタキ(Grey-streaked flycatcher)は夏季にシベリア南部、サハリン、カムチャツカ半島南部等で繁殖し、冬季はフィリピン、セレベス島、ニューギニア等へ南下し越冬。日本では旅鳥として春と秋の渡りの時期に飛来しますが、一般的に秋の方が通過数が多いようです。

水場にやって来たエゾビタキと思われる個体。初列風切の突出や下尾筒の軸斑の有無が分かればもっとはっきりすると思いますが、英名のように腹面の縦縞がはっきりしているうえ、アイリングもサメビタキほどはっきりしていなく、立ち姿勢に見えることからエゾビタキの可能性が高いように思われます。

エゾビタキ1

エゾビタキ2

エゾビタキ3

エゾビタキ4

今日はサメビタキの仲間と思われる3種をご紹介しましたが、サメビタキの仲間では他にもヨーロッパから中央アジアにかけて繁殖しているムナフヒタキや、中国南部や台湾などで繁殖しているミヤマヒタキが日本でも記録されており、次回は是非そんな珍し系の鳥たちにも出会いたいものです・・・


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