夏羽のホシムクドリ

モンゴルシリーズの続きで、今日は日本でもお馴染みのホシムクドリをご紹介します。

ホシムクドリ(Common starling)はヨーロッパ東部、スカンジナビア半島、ロシア西部からバイカル湖周辺までの広い地域で繁殖し、冬季は中央アジアやイラン、アラビア半島、アフリカの地中海沿岸の地域に渡り越冬しますが、北アメリカやハワイ、オーストラリア、ニュージーランド、南アフリカ共和国等には、他の地域から持ち込まれた個体が外来種として生息し、その数を増やしているようです。日本では数少ない冬鳥として主に西日本に多くが単独で渡来しますが、島根県、鹿児島県など少数の群れが越冬する地域もあるようです。

そんなホシムクドリですが、今回訪れたモンゴルは繁殖地であり、日本では見られない夏羽の個体を見ることができました。
オラーンゴム市内の空き地で目にした夏羽のホシムクドリ。夏羽では名前の由来ともなっている頭頸部から体下面の星をちりばめたような斑が少なくなり、紫や緑色光沢のある黒色になるほか、嘴は黄色、足は橙褐色になっています。

ホシムクドリ2

朝陽を浴びて光り輝いて見えるホシムクドリ。

ホシムクドリ3

ホシムクドリ4

ホシムクドリ5

フェンスに乗ったホシムクドリ。

ホシムクドリ1

今日は日本ではほとんど目にすることのない夏羽のホシムクドリをご紹介しましたが、ホシムクドリは全部で12亜種に分けられ、そのうち日本に渡来するのはウラル山脈東部からバイカル湖、カザフスタン、モンゴル西部などで繁殖する亜種ホシムクドリ(Sturnus vulgaris poltaratskyi)だそうです。そういう意味では、今回目にしたのは亜種ホシムクドリと思われ、何となく親しみが湧いてきます・・・


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